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#俺たちのれいこ が月組トップになった日。congratulations!!月城かなと~月組・博多座「川霧の橋/Dream Chaser」感想

「もう…どこにも行くな…!」に真顔で「うん、絶対行かない。」ってうなずく全国民。(うみちゃんの幸せそうな顔に決壊)

 

 …はい!というわけで、みなさまお元気でしょうか!毎度おなじみ、れいこゴリゴリ推しで有名のあくるです。今回もご来店ありがとうございまーす!!この1週間…脳内でれいこさんの映像ばかりが再生されるという病気月組公演配信後にありがち)が…今も尾を引いてます…(もう1週間経つというのに)

 ということでね!!みなさま!!クラッカーはお持ちになって!?部屋を暗くした!?ケーキの準備はOK!?

 …せーのっ!!!

れいこちゃーーーん!!!トップ就任お披露おめでとうございまーーーす!!!!!

本当にね。この日を待っておりました。待ちわびてた!!

どうしても、この姿を見たかったの。

 れいこちゃんが真ん中で歌って、踊って、一番強いライトを浴びながらセリフをいう。群舞で先頭で踊って、いっちゃんいい(関西弁)生地の毎回違う衣装を着て、ふっとはにかみながらの「ドヤァァ」っていう顔。美しい所作や佇まい。それを真ん中で見れる日がくる、この日。

 大羽根を背負って最後に現れたれいこちゃんを見た瞬間「ア"ーーー」ってなんかもう久々にこういう声出たな!!!っていう声をあげてしまったほど、感動した。(っていうか燕尾で泣いてたんですけどねすでに…)(ちょっと目も当てられない姿で号泣してましたけどね)(ほろよい片手に)←のんでたんかい!(祝杯だよ!)

 と、いうわけで早速参りましょう!今回ほど「誰もあんたのれいこに対する重い思入れ聞いとらんわ」っていう感想もないかもしれない!(でもこれからそんな月組感想ばっかりかもしれない!←それはやだ!)

 おめでとう新トップ月城かなと!「川霧の橋/Dream Chaser」感想スタートです!

 

月組博多座「川霧の橋/Dream Chaser」

 私はこの「川霧の橋」の初演がビデオでしか見れなかったんですけど、剣幸さんの幸さんだいっすきで。(そしてこだま愛さんのおみっちゃんに毎回恋してた(私が))

 がっと手首掴んでの「もうどこにも行くな」の破壊力。これで一気に陥落でございます。それからというもの、毎年夏に行くキャンプではホタルを見る度飽きもせず「あ、幸さん…ホタル…!」というこだま愛さんのモノマネをするのも恒例行事に(どんな夏やねん)

 …のわりに結構まじで忘れてたけどいろんな設定…。(そんなもんやで、あくるさんの好きなんて…(いつもの病気「すっごい好き、でも詳しいことは全然覚えてない」

 なんか、「川霧の橋って何回も再演の話が出るんだけどそのたびに剣幸さんファンが再演阻止してる」っていう嘘かホントかわからないエピソードまでが好きで(笑)でもそれもわかる~って思うし、そうやって今でもファンに大事にされる、愛される作品があるスターって、うらやましいなって思う。ファンの方もファン冥利に尽きるというか。タカラヅカのいいところだよな~って。

 で、その月組ファンと剣幸さんファンが大事に大事に守ってきた作品をれいこちゃんがやるって知ったときはもうね、歓喜ですよ。頭の中で雪組「fff」最後の「歓喜の歌」が鳴り響きましたよ!!(そこで雪組なぜぶっこむ)(元雪んこだから…(小声))

 月城版幸さんに会える人生に乾杯!!

 今になって柴田ドラマの再演が何かと熱いんですが、ここまで濃厚で練り上げた作品を何十年も前にちゃんと作り上げてた柴田巨匠の素晴らしさに舌を巻くと同時に、毎回嫌になるほど「人間ってここまで人を愛せるのか?」っていう柴田ドラマあるあるを思い知る(苦笑)。それくらい、恋愛に対して熱くてめんどくさい人間のオンパレードだなと。だから見てて「あ”ーーー!!なんで今!?」っていうすれ違いにヤキモキするし、複雑になれば複雑になるほど面白い!!って思う。…けど、まあ正直なところ、見てるだけでいい世界ではある。(本音)もう絶対巻き込まれたくない。絶対NO。(断固拒否)

 だって清さんの「おみつ、ずっと俺を待っててくれよ」(通称「清さんの呪い」なんか妙にリアルなんですよ。エコーがかかる暁千星さんの声…あれは呪いだよぉ怖すぎるよ!でも実生活でもあるよね!こういう呪い!!相手が何気なくいったひとことで人間動けなくなるの、あるある!柴田ドラマのリアルなところよ。オーコワ。

 幸さんの棟梁になりたての若い20代から、火事に遭って、生き延びたけど愛する人と生き別れた(おそらく)30代。仕事に邁進して、若くてかわいい奥さんをもらって(結愛かれんちゃんが天才的に可愛かった…何事!?って出てくるたびに二度見する)、もうその初恋の悲しみも薄れてきた。そして人生で二度目の悲しい別れに、終わってなかった恋しい人との再会。その間に、友人の裏切りや別れもあった。

 ひとりの男の人生。地味だけれども「その時その時を一生懸命生きていた」と思える深さ。人生って楽しい嬉しいハッピーだけじゃない。だけど、後から振り返って「そんなときもあったよね」としみじみ思えたらいい。

 …というか…お披露目からこの完成度の高さに声が出ない。れいこ何者やねん。お披露目で人生振り返っちゃってる月城かなとさんのレベルの高さよ。ありがたい。本当に、ありがとう!!!(これしかいえねえ)

 

 「もうどこにも行くな…!」   幸次郎/月城かなと

 ド頭から何なんですけど。れいこちゃんて本当にすごいな~って思うのがセリフのように心にドン!って響く歌い方をするところ。そしてセリフ歌のように軽やかで、すとんって腑に落ちるような言い方をする。

 歌の歌い方とセリフの言い方が抜群にうまい。

 今までこんな人いなかったな、って毎回思うんだけど全然違和感がない。見たことない演技をする人、聞いたことない歌い方する人、セリフの言い方する人。だけど、全部わかる。全部伝わってくる。これすごいことだし、だからこそれいこちゃんには(もちろん「月城かなとによる月城かなとのための作品」もたくさん見たいけど)タカラヅカの古き良き名作」をやってほしい。れいこちゃんの類まれな才能で、眠ってた名作が光り輝く。また「タカラヅカ」のいい作品に出会える気がするんです。これもすごい才能だよね。そして絶対、タカラヅカらしさを忘れない。これがすごい!!!(大絶賛)(何度も申し訳ないんだけど、当方ゴリゴリのれいこ推しでございます…何卒…)

 あたし、本当にびっくりするほど歌詞を聞き取れない人なんですけど(まじで世間一般の「歌詞がいいよね」がわからない人だったりする)(なので初めてエリザ見た時本当に話の筋がなんにもわかんなかったよね…(どうなんそれ)

 れいこちゃんの歌詞はちゃんと理解できて、その耳馴染みのよさに酔いしれて、なんていい歌なんだと反芻できる。キャラクターの心情が手にとるようにわかって、心から共感し、喜んで、心を痛め、涙できる。

 でも歌だけじゃない。セリフの言い方ひとつでこんなに違うんだってくらい、れいこちゃんの生きる役はそのキャラクターの人生が見える。

 「ずっとお前を…!」という一言で、幸さんがずっとおみつを好きだったということがわかる。一途さにきゅんとくる。

 「こういうこと、あらたまっていえねえんだよ」っていうバツの悪い顔でいう不器用さ。わかるわかるって思う。

 「もう、どこにも行くな…!」の最後の幸さんの言葉に、この人の言うことは信じられる、っていう信頼。私おみっちゃんじゃないけど、それまじで思う(無言でうなずく)ヅカヲタ一同。みたいな。(おみっちゃんの幸せそうな笑顔に「れーこうみおめでとーーーーー!!!」っていうまでがワンセットです。)

 れいこちゃんだから、幸さんの人生の「楽しい時もつらい時もあった」がすっごく「そうだよなあ」って腑に落ちる。人それぞれ、いろいろあるよね。れいこちゃんの重くなりすぎず、かといって軽くもない絶妙なさじ加減の演技で、私達観客がずっと幸さんの人生を見てきた、って思える感覚。すっごいいいドラマを今回も見させてもらいました。

 …でも冗談抜きに江戸っ子れいこちゃんのふと目を伏せた表情とか、何気ない所作とかを見ると「早霧さんっ…!」って涙するし、燕尾見ると「壮さんっ…!!」って涙する雪担なわたしを許してくれ。(←重すぎる)情緒不安定すぎるだろ。いやいや、雪担にとって本当に愛でてきた大事な子なんです。そして、これからは月組ファンにとっても大事なトップさん。なので…あああもうトップ本当におめでとおおおおお(…今気づいたんですけど、これ、今回感想になってないね?)

 衣装の話。当たり前の話なんですけど、ショーで「一番いい衣装を着ている」れいこちゃんを見るだけで目頭が熱くなる現象が3時間続くわけで…自分でもショーの終盤には「…もういいかげんあたし慣れてよ!?」ってツッコミいれてましたよね。それでも大羽根。…大羽根…!!!こんなに嬉しい大羽根…!!!(激重)れいこちゃん本当におめで(あくるさん、そろそろいいだろ?)(もういいかげん、いいだろ?)いいえ、何度でもいいたい。「おめでとう、ありがとう」!!!(誰やねん)

 ショーの冒頭で、白っぽいキラキラ衣装にスパンのラインで裏地がエンジの衣装が「THE月城かなと」ですごい好きでした。珠様は真っ赤なイメージ(戦隊モノのアカレンジャー的な)だけど、れいこちゃんはエンジ。大人っぽい、渋い色が似合いますね。ワインレッドもいいよな~。あとショーの紫のスーツが思いの外似合ってて…すてきでした…!(ここ、雪担の友人と話してて「中村A先生なのにここだけB先生のパリが入る」って話題になり、「うちのれいこがぁぁぁぁ」ってまた泣く(未練たらたらな)雪担の俺たち…)(もういいかげんにしなよ)

 私、ふと気づいたんですけど、れいこちゃんの新公主演した「前田慶次」が私の初めて生で見た新公だったんです。生観劇した新公主演の方がトップになる、っていうのは初めての経験で。もうなんか、れいこちゃんの今までの活躍が走馬灯のように駆け巡って…私そろそろ死ぬのかなって(情緒不安定すぎるだろ(二回目))。まあそれは冗談として(冗談になってないよ!)、すっごい感慨深いというか「あーーーサイコーだなー!!」って思っちゃったんです。ほろよい飲みながら。(まだ飲んでたんかい)

 なんて幸せな3時間。ありがとうございました。そしておめでとうございます!「ロマンス劇場」のハンチングれいこちゃん可愛すぎるだろ…!!

 

…ただ、なぜ、れいこにSTAND BY ME?(中村Aさん恒例の!!謎選曲やってまいりました!!)いやめっちゃいい曲だし大好きだけど、…なんでれいこにSTAND BY ME?(問うな…)(許してやれ…)

 

 ひとりの少女がひとりの女性になる美しさ お光/海乃美月

 れいこちゃんばっかりおめでとうおめでとう(with情緒不安定)いってましたがうみちゃんもです!うみちゃん~~娘役トップ就任おめでとうございます!!!

 いやーーー…ダルレークでも散々語ったけど、やっぱりうみちゃんの(若干不幸体質的な)薄幸さがれいこちゃんの神がかった演技の才能を高めてると思うんだよなあ。どっちも月的な落ち着きと神秘的な美しさが同種で、並んでて統一感のある(インテリアみたいな言い方だな…)やっぱり見てて「しっくりくる」んだよね。何回も組んでるっていう安定感もあるし、でも新鮮さがないわけでもなく。

 そうそう、新鮮さといえばショーのデュエットダンス。あれすっごい好きでした。かわいい~~~え~~~かわいーーーー!!って。正直れいこうみに「可愛い」っていう感情は期待してなかったので(笑)(「美しい」とか「上手い」は言わずもがなめいっぱい期待度100%ですけども)思わぬ収穫。

 でもさ、おみっちゃんの記憶喪失の場面の顔はほんとちょっと心配になるほど魂が抜けてて、今までのうみちゃんの演じてきた役がすごく生きてるなあって。

 やっぱり何度も狂ったり病んだり死んだりしてきてさ(だから言い方よ)人の悲しみ、つらみに対しての演技の経験値が違うんだなって。人間が弱くなるときの演技の表現がずば抜けてるなあと思う。ハッピー!楽しー!!っていう演技は結構上辺だけでも楽しそうにしてればなんとかなるのかな?と思うんだけど(実生活でも「カラ元気」っていう言葉があるくらいだし)悲しい、とか、つらい、とかのマイナス表現って難しいんじゃないかなあって。いや全く演技経験ゼロの私が何やねんって話ですけど(ただほんとに見てるだけ)。

 話が戻るけど、冒頭の幸さんに対する「こんちは!」がもうちょっと本当にアラレちゃんみたいで(笑)めちゃくちゃ可愛かった~。

 この「川霧の橋」って、幸さんの人生でもあり、おみっちゃんの人生でもある。

 幸さんひとりが大変じゃなくて、おみっちゃんもなかなかの波乱万丈。荒波の人生で、おみっちゃんもどんどん成長し、美しくなって。人を愛し、愛されて、もうだめかもって何度も思ったけど(そして「清さんの呪い」に苦しめられるおみっちゃん…ありちゃん(←違う、清さんだよ!)ほんとなんてことしてくれたんや)それでもその先には幸さんがいる。

 「もう…どこにも行くな」のセリフでおみっちゃんの人生がすべて救われたんだと思う。大げさじゃなく、「生きててよかった!!」って。それはうみちゃんだからできる、おみっちゃんの表現。

 勝手な思入れで申し訳ないんだけど、うみちゃん自身がここまで「絶対トップ娘役になる!」っていうど真ん中シンデレラロードを走ってきたわけじゃないからこそ、なんだか感慨深くて。

 ああ、本当にれいこちゃんに巡り会えてよかったな。

 これかられいこちゃんにたっくさん幸せをもらってね。そして、狂ったり病んだり死んだりせずに(まだいう)幸せになるんやで…っていう…心境はみとさんかなっちゃんかっていうところまできた(笑)母…なんにもしてないけど…(⌒▽⌒)(※何度も言うけど、見てただけです)

 王道だけがヒロインじゃない。人より何倍も悔しい思いをしてきたから、人の心により伝わる演技ができるトップ娘役にうみちゃんはなれると思う。幸せになるんだぞー!!次はモノクロ世界の王女様!期待してます!

 

 …もうなんか、すでにみなさんお腹いっぱいだと思いますけど(あくるさんの愛情過多すぎる熱論ここまでよくぞ読んでくださりました…ありがとう!!)まだ続きます。

♫ちなつさんがうますぎて好きすぎる♪(月組恒例)(思わず鼻歌)

 

身分差の恋に焦がれる騎士 半次/鳳月杏

 私、92期男役にはとことん思春期女子感情が発令しちゃうんだけども(顔を真赤にしてうつむきながら相手の目を見れない、アレです)特段凪様ちなつさんにはその現象が顕著に現れてしまうんですね。ってお前30も半ばになって何いってんの?ってドン引き案件ですけど。はい、そんなちなつさんターンです。

 前公演で誠実100%(料理好きの愛妻家)の好感度ナンバーワンを10年くらい死守してる芸能人みたいな位置づけをキープしているちなつさん。この人やっぱりオバケですよ。とんでもない最強二番手(あくるさん比)!!

 ここに来て(私大好物の)身分差恋キターーーーーーー!!!!

 ちょ…っちょっと、あの目を見て下さいよ。あのお組ちゃんを想い続ける目。ええええあれでお組ちゃん恋に落ちないの?天紫珠李ちゃんつっよっ…ってお組ちゃんもそれどころじゃない人生なのかもしれないけどそれにしてもちなつさん…

 …あれはお姫様を守る騎士(ナイト)の目でした…。(赤面、のち沈黙)

 ちなつさん、それはあかん。

全世界の少女マンガ脳が恋に落ちる目や。

 なんだろう、でもちなつさんって報われない恋とか実らない恋やっててほしいと思うのは私だけでしょうか?←ひどい 

 悲恋っていうより、片思いとか誰も許してくれない禁断の恋とか。そういうのがいいです。半次がね、必死になってお組ちゃんを探し回る姿とか、もうきゅんきゅんきてしまって。

 あとあの声で「お嬢さん」は超いいです。

 「お嬢さん」時計作らない?目覚まし代わりに「お嬢さん…」ってアラームしてくれるやつ。え?いらない?もうなんかアラームなる度心臓おかしくなりそうだけど(あくるさんの頭がおかしいだけだよ)。

 もうちょっと最後の方よくわかんなくて、ちなつさん!!!それは反則ですよ!!って最後の方ちょっとキレてたもんな…(なんで?)…いや…あまりにかっこよくてさ…。(かっこよすぎると人間ってキレるみたい★)

 半次兄さんはさ~、人一倍優しくて強いからあれだけお組ちゃんを愛せるんだよな~きっと。幸さん、半次、清さんの中で誰が一番優しくて強いかと言えば絶対半次兄さんだと思う。恋人としてももちろんだけど、人間としてすごい信頼できる人。最初から、一緒に後見人になった清さんとの心持ちが全然違うのがすっごく面白い。人間いろんな人いるよね。

 それをにじみ出せる演技っていうのはやっぱり生半可な演技力じゃできないし、いろいろここまで苦労してきたちなつさんだからできることなんだと思う。それにしても着物まくって走る姿の色っぽいこと!!脚めっちゃ見てました。えへ。ながっ!!ほそっ!!!きれいーーー!!!(※リアルな三段階感想)

 あと私はちなつさんの流し目に弱いです。もう激弱。最後、清さん殺すってナイフを懐から出すシーンでちなつさん、さぁーっと上手に流し目送ったんだけど、死ぬかと思った。かっこよすぎて。こればっかやん。

 

清さんの呪い 清吉/暁千星

 …いやね、誤解してほしくないんですけどあたしありちゃんに毎回かなり救われてるんですよね。正直、れいこ政権に何に困るってれいこ・ちなつ・ありちゃんっていうメインメンツで1人として休憩時間がないことなんですよね…!3人ともガン見させて!!っていう。オペラ上げっぱなしやで。これからは腕が痛い月組公演が予測されます★(オペラ筋肉痛)

 で、今回のありちゃん。っていうか清さんがね、なんつーかちょっと中途半端な悪役な気がして…。いやこれ、全然ありちゃんの責任じゃないんだけど。(確か初演の天海さんもそう言われてたよーな)

 極悪人でもないんだけど、「まあ清さんもいろいろつらいよね、わかるわ」っていう情状酌量を許されるような「悪魔のお面を借りた本当は善人」っていうわけでもない、っていう難しい役でもあるな~と思いながら見てました。

 ただ、私は「呪い」に関してはちょっと厳しくいきますよ。あのひとことでどんだけ…どんだけおみっちゃんが苦しんだかと思うとね…!ちょっと清さん廊下立ってなさい!!(昭和)とは思うよね。

 ただなんだろう、清さんが「そういう人間」ということをありちゃんはすっごいうまく表現してるな~と思う。こう…うまくいえないんだけど、そういうこといいそうなんだよな、清さんって。気軽に「待っててくれ」っていいそうなんです。まだ新幹線も電話もLINEもない時代に。っていうリアル。「もう待たなくていいから、俺のことは忘れて」っていうことをすぐに伝えられない時代に、さっとこういうこと言う。

 おみっちゃんの性格からして待ってるに決まってるじゃないですか。それがわかんないのよあの男ー!!!(電話口でぷんすかする親友役あくる登場←また出てきた)

 だから、清さんに誠実さとか、真面目さとかは皆無でいいのでありちゃんのいいところが出てる悪役なのかも。私はありちゃんの軽さがありちゃんの魅力だと思ってるので。(っていうかれいこちなつ上二人が結構重めだからありちゃんで救われてます、いつもありがとう)

 ショーの方で相変わらず走って撃ちもせず退場するありさんですけど(まだ言う)K-POPキラキラシーンが!!れいこちゃんからありちゃんに変わってた!!!

 …やだ、相当A先生突っ込まれたんですかね?(⌒▽⌒)(そういう私が一番突っ込んでた)そう、簡単にありちゃんウチワ振っちゃうやつ。コレコレー★って思いながらも…ラップを歌うれいこちゃん、あれはあれでサイコーじゃったと振り返る身勝手なヅカヲタです。(でも別箱でやってくれる意味があって嬉しい!ありちゃんかっこよかった!!バージョン違い大好き!)

 

■今回の気になる人々■(寿命が伸びるしかない案件)

 

(専科)梨花ますみ(お常)■31年前の初演にも出てたオバケ女優みとさん。つっよっ…。でもうみちゃんのことを気にかけている姿すごい好き。みとさんは艶やかな派手な着物より江戸時代町民の地味な着物をきちんときれいに着てる感じが好きです。あと秋鯖食べたくなる。

夢奈瑠音(巳之吉)■この学年で渋い親分役。年のいった渋い親父がいい!!かと思えばショーではキラッキラのソロ場面あり。月組公演の楽しみ。

お組(天紫珠李)■半次に「お嬢さん」(ええ声)と思い慕われるこの世で一番うらやましい役。前半のきれいな色の着物を着てるときが「THE天紫珠李」で可愛かった。

結愛かれん(およし)■出てくるたびに「かっ…わっ…」って二度見するという。もう、月組で可愛い子だなと思ったら結愛かれんちゃんだと思ってほぼ間違いない。(個人的感想)

 全体的に月組は娘役が強めのイメージなので、火事のあとの東京で強い口調でなじってくるお姉さん方がリアルに怖いんだけど(笑)でもそこが月組らしさでいいな~と思って見てました。舞台における京都の花街の派手な着物も大好きなんですが、江戸っ子町民の質素だけど粋な縞模様の着物をしゃんと背筋を伸ばして着てる娘役を見るとこの時代の女性もかっこいいな!!と思います。

 

 以上です~!!いやあ、たくさん書いたけど全っ然足りない!!(いい笑顔)(ええーーーー!?)

 とにかく、これからの月組が楽しみでならない。本当に、れいこちゃんトップおめでとう。もう、また書き始めると長くなるからこれだけは言わせて。

 私が生観劇に復帰するまで、絶対に辞めないで下さい。(大マジトーン)

 れいこちゃんの大羽根見ないと死んでも死にきれんから。いや超大真面目です。いやそれどころか私れいちゃんの大羽根もまだ生で見てないからね!?うおおおいいつまでいるんだよコロナのやつ!!

 

 ここまでお読み頂きありがとうございました!また次回、なにかの配信でお会いしましょう。ええええれいちゃんがリスト?しかも生田?最高やないかい。(マジトーン)

 …毎回思うけど、タカラヅカって発表のたびに「今年の一番の目玉公演だなこれ!!絶対見たい!!」更新されるの…ほんとに毎回そう思うの、「今年一番」って…つらい…けど楽しい…私めっちゃちょろい…。