2023年師走 界隈全員大変でした
MOST OF THE YEAR受賞(ヨナスれいこのヘトヘト顔でどうぞ)。
というわけで…みなさんお元気ですか。って元気なわけないよね全く。
どうにか生きてますかーーーーーーーーーー!!!!!(メガホン)
2023年ヅカヲタ全員もはや心穏やかとは…なんぞや…?状態、え?もう年末?仕事納め?そんなことしてる場合じゃっ…なのも全員一緒(というかもう全部が底辺より下)
思うことはいろいろあるし、これから思うこともたくさんあるでしょう。ネガティブなことは捉え方が人それぞれ違うし、見え方も違う。私がどうこういう権利もないし、たぶん誰にも望まれてないので(苦笑)そこは深くは書きません。
まあただ今年はほんとーーーーに大変だった。どこのファンも、沼も、組織も大変すぎて記憶にございません★って走って逃げ出したい。そんなとこまできた感じはしますけど、それでも2023年もたくさんの作品に出会えて、笑って、泣いて、感動してきました。
それは消えない、消せない。私にとって大事な出会いなのです。
…正直、総括を書くことはできるけど世間の目が厳しすぎる今年に浮かれた記事をあげるのもいかがなものか。「自意識過剰かw」と思いながらもやっぱりちょっとためらわれたり、自信をなくしたり躊躇したり。でも決めた。
書くも書かないも、私の都合。
読んでも読まなくても、あなたの自由。
現実の嫌なものから全力で目を背けて、好きなものを愛でることで生きてきたから、だからいつも通り書いて思い残すことなく今年を終えよう。(ここまで書いてもったいないしな!←所詮貧乏性が勝つ性分)
正直、いつもどおりには程遠いイレギュラーな一年だった。けど、そんな1年でも感動で号泣して、もうこの景色忘れたくない、って心から思う公演も、私はだけど、いつも通りあったんだよね。
誰もが悔しく、誰もが大変。そんな1年だったから、せめて「あくるさんのブログ」くらい、最強に浮かれポンチのお花畑ブログ(しつこく言うけどそれが悲しいほど通常運転)で一年まとめてもいいかな…って思ったりなんかして(舞空瞳の最強上目遣いで)。
だから今年もいきますよ!
\みーーーーーーんなオツカレ!!!/
宝塚歌劇1年総括2023 STARTです(プロースト!!!(ベックスビールで乾杯)
…うん、そう、ここまで読んでお察しだとは思いますが。あくるさんの2023年。
ご報告いたします。
「まさかのフリューゲル万華鏡に両手以上通うの年」。
えぇ~…「幕末」以来?幕末…以来…(何年ぶり?)
■花組 古典からハリー、ロマンチックレビュー~古き良きタカラヅカ満喫の年
公演が終わるたびに「私は柚香光が大好きだ!!!!!」と酔っていた気がする2023年。(それ2022年も言ってた)(※月組月間になると「私は月城かなとが大好きだ!!!」に変わります)相変わらず節操が皆無で申し訳。…はい。白状します。
2023年も引き続き、花と月に夢中でございました。(知ってる~~~~!!!!)
なんなら「なんで花と月は続いて公演するの!?(忙しいし幸せすぎるし終わってほしくないし!!!)」とさえ嘆いていた気がする。そう…2024年「忙しいし幸せすぎるし終わってほしくない」期間がまさかのね…
連続サヨナラ公演月間でございますよ。(ちーん)
ねえ…お二人さんよ…相談とか…してくれなかった?相談とか…さ…?※しません。(今回だけは私のためにしてほしかったよ…←?)
はい。そんなこんなでまずは~年明け元旦、あけましておめでとう!「うたかたの恋」(演出/小柳奈穂子)「ENCHANTEMENT(アンシャントマン)-華麗なる香水(パルファン)-」(作・演出/野口幸作)。
「うたかた」はとにかく柚香光の軍服姿に「ありがとう」と拝む公演。なにあれ?なんなの?なおこのあんたの夢かなえたろかスペシャル…?
どうした!!!お年玉すぎるぞ花組!!!
…そんな気持ちで毎回れいちゃんの軍服から覗く鎖骨を拝んでおりました。もう10ヶ月前の話なのにいまだに昨日の話のようにしちゃうんだけど、
鎖骨の威力すごかったよね。(荒れる柚香光プライスレス)
私にとってうたかたとは、再演するたびに「今回はどんなルドルフとマリーなんだろう」と思いながら行って、結末に一族の圧と虚しさ、「今回もルドルフとマリーは可哀想だったな」と同情してきた。
どのうたかたも、悲しくて寂しい恋人たちの悲劇だった。
れいまどのルドルフとマリーは「悲しくて寂しい恋人たち」なのは変わりない事実だけども、見終わった後残ったのは「可哀想」ではなくて「諦め」と「願い」。
こうなるしかなかった。これがルドルフとマリーにとって一番幸せな道だった。
だからどうか、このふたりが天国ではいつまでも幸せに過ごせますように。
れいルドが「マリー…しずかに…」とマリーを寝かすシーンに最期が近づく悲しさと、絵画のような美しさに息を呑み、そしてパタンと本が閉じるように終わる美しく悲しいストーリーに毎回心震わせておりました。
ゴーゴー泣きました。
…ただ、「今のれいちゃんの「静かに」アレクサに覚えさせたい声色No.1!!」と心のなかで絶叫してぐっと拳を握りしめる私はそろそろびっくさん(花組老舗)のフリードリヒ公爵に圧かけられればいいと思う。
だから「静かに」っていってるじゃん。(圧)
幸せを作ると書いて幸作のレビューは正月にふさわしい楽しさでした…!!今年一年寂しかったよ、全然こっちきてくれないんだもん!とウザ彼女気取りで幸作の帰還を待つ我々。
「アンシャントマン」ただもう言わせてください。
鹿 最 高 。
(…それ?)(絶賛して、それ?)
いや、正しくは鹿に映える中詰の花男たちね!凄まじかったよ、
「ナニコレ?(けどもうなんか最高に楽しいからどうでもいい!!!!)」
っていうタカラヅカのショーに一番大切なアレね!!!!私、あれをお正月に見れたから今年一年なんとかやってこれたんじゃないかと思うほどに楽しかった。特に鹿を背景にした聖乃ほのかさんのオールバックに夢中でございました。昔から好きなんだよねシケなしオールバック(今年はれいこちゃんも目抜き通りでやってくれたので書き残しておきます(未来の自分へのメモ)。
あ!あともうひとつ、れいまいのムスク!!これでいわゆる「花組のれいまい」見納めだったわけですけど、これがれいまい最後のショーでよかったな~と思わずにはいられなかったです。ただあきらくんから度々出てくる「れいまいクソガキエピソード」「れいまいチプデエピソード」は三度の飯より大好きなだけの私ですが(あと「しょみちゃん姉によるれいまいのやんちゃ弟エピソード」も好きです(全部やないかい))、やっぱり下級生の頃から見てるので「花のれいまい解散」という寂しさはあって。
2人が競い合って踊ったり銀橋渡ったりするのを見ると自然とこう…走馬灯止まらないよね的な(注・走馬灯はCMじゃありません)。ウッ…れいまいようここまで頑張った。
マイティを包み込む温かい拍手が、花担の気持ちをすべて表しててじーんと胸が熱くなりました。やっぱマイティはピンクのベルベットスーツだよね~!マイティはベロアじゃないんだよ、ベルベットなんだよ~!!と意味不明のこだわりをわめきながら水平ひとこに心ときめかせたのは内緒で。これ、あくるさんからのお願いな☆(通称「ひとあわホイホイ」)
水平ひとこはあかん。(可愛すぎた)
やっぱお正月公演はこのポスターの前にお賽銭箱作りましょうよ。
本当に「舞姫」(作・演出/植田景子)見たかったんですよね~見たかったぁ~!!(…バウのチケットってどうやってとれるんでしたっけ?)あわちゃんのエーリースー!!!とわめきながら梅芸「二人だけの戦場」(作・演出/正塚晴彦)へ。
はあああああああああんこういうのれいまどで見たかったぁ~~~~~~!!!
(さっきまであわちゃんのエリス見たかったんじゃなかった…?)
ゴーゴー泣きました。
やはり私のヅカヲタ筋肉は健在、つまりハリー好きは健在です。
れいまどの身分差恋愛in大人の初恋と、れいひとの友情in法廷プライスレス。
…いや…もうれいまどについてはぶっちゃけ、今どんな設定でも美味しくいただける自信ありません?
何やってもいい。どんな設定でもいい。
とにかく二人が恋愛してればそれでいい。
そんな感じの私が語るまでもないわけですが、エリート軍人のれいちゃんにジプシーまどかの身分違いの恋が嫌いであるはずがない(バン!)。嫌いな人がいれば挙手して教えて?6時間くらいしゃべりに行くから(←※地獄)。…今気づいたけど「激情」設定そっくりなのにあっち破滅まっしぐらでこっち初恋のちの再会からのハッピーエンドだから…ハリーがモテるの、わかるよね。(※深い意味はない)
繰り返しますけど私は3度の飯よりれいまど身分差恋が好きなので、「苦しいよ」とまどちがれいちゃんを思ってもがいたり、れいちゃんがまどちに恋焦がれて我失ったりするアレがもうずっと見てられるわけです。
こ!れ!よ!
こ!れ!が!み!た!か!った!の!よ!!(GWの梅田で無事死亡)
ハリーの作品て表面ハードボイルドなんで、若干とっつきにくいんですけどよくよく見るとほぼハッピーエンド。で、セリフも愛想ないけど「ヒロインにデロデロに溺愛」型の主人公になる確率高いんで少女漫画好きが結局飛びつく世界観の持ち主だと思ってます。
つまりはハリー作品=れいまど大得意って寸法です(はい集合!!(バン))
ラストはもう、嗚咽と号泣で何も覚えておりませぬ。
ひとこがまどちを連れてきた瞬間に「さすがうちのひとこできる~!!!(嗚咽)れいまどよかったぁ~~~~!!!(大号泣)」ってなったのは覚えてます(今年の花組メインテーマ:「嗚咽と号泣」)。
うちの子ひとこの三白眼と、ひとこがまどち連れてきた快挙の瞬間は忘れない。そんなことを思う「二人だけの戦場」。もはや冷静に「シンクレア」「ライラ」「クリフォード」として見れてないこの事実。だってずっと見たかったからこういうの!!
そんなこんなでここまで書いて急に気づいたんですが。
なにげにびっくさん(花組の老舗)今年当たり年ですよね。(フリードリヒ公爵/軍曹)
この後のGWは梅田の夕日見るだけで「れいまど…」ってなってました(※重症)
続きまして~夏になってまさかの奈穂子連投にびっくり「鴛鴦歌合戦」(演出/小柳奈穂子)「GRAND MIRAGE!」(作・演出/岡田敬二)はっはーん、今年の花組はうたかたにハリーにクラシカル作戦なのね?っていうか岡田のおじいちゃんか~(失礼)ってのたまう私を花組の神様が見過ごすはずはない。
さすが宝塚一筋50年以上の大御所は違います。御年70歳以上なのにジェントルマンなソフト帽も伊達に被ってるわけじゃーございません!(はいそこいじらない。)
柚香光×ロマンチックレビュー、めっちゃハマる説。
個人的にはかの名場面シボネーで全部取り返す説がやばい。何はともあれシボネー。
とにかくシボネー!!!!(力説)
いや~、初日をありがたく拝見させてもらったんですけども(初日ってやっぱ最高ですね…!)すごかった。花組の今のショーの爆発力ってなんなんでしょうか。ダンサーってすごいですね。
柚香光さんって…すごいですね…!!
(い、いまさらぁーーーーー!!!)…あ、そういや今年、KDHな柚香光さん見てないね?(KDHって何?っていう心優しい柚香さんファンの方はわたくしの去年の総括は読まない方向でお願いします…)
岡田ショーの代名詞「優雅」の概念をもぶち壊す圧倒的パワーシーン、シボネー。
追加追加で回数重ねて最後の方、あたしなぜかシボネーが始まると泣いてたから。「シ~~~ボ~~~~ネ~~~~!!!!(号泣)」みたいな。コントかよ。志村けんかよ。(※平成生まれに優しくないサイトでごめんなさい)
…あの…ほんとに…花組公演後はロビーで私を見つけないでください…(なぜか毎回ボロボロin花組)
繰り返しますけども、ゴーゴー泣きました。(今回のブログ3回目)
(Q.今年花組で何回泣いてる?→A.全公演)
れいまどは身分差恋愛withむずきゅんという神業まで編み出した。なんてこと。
永久輝せあの初主演全国ツアー…!!這ってでも行く絶対行く行くーーーーー!!!と周りにも自分自身にも強く誓っていた「激情/GRAND MIRAGE!」(うるさくしてごめんdear周りの人々)
…だがしかし。人生うまいこといかない。観劇3日前…祖父が急逝しました…さすがに…泣く泣く諦めました…。(前回祖母が亡くなったのは龍真咲の「voice」の時だったな…という体に染み込んでいるヅカ暦)(←その当時の自分の年齢はうまく思い出せないのに)
人生うまくいかないことはよくある、というかうまくいかないことのほうが多いのが人生、ですがさすがに今年はこれで「受難の年」判定となりました…つらい…まじでつらかった…もうなんか…絶望するホセの気持ちよくわかる…!!(勝手に気持ちわかられたホセ)(あとから写真見て「ホセ、紺にパイピング衣装やめたん?」っていうあの衝撃)(友達か)
図らずとも今年最後の観劇となった「BE SHINING!!」。まさに「嗚咽と大号泣の花組」ラスト観劇にふさわしい嗚咽と大号泣公演でした…。
誰よりもピンクが似合い、静かに走り続け、
誰よりも華やかに舞って、輝き続ける。
1番のコロナ打撃を受けたのは花組で、コロナ禍1番の被害者は花組トップのれいちゃんだと思っています。私は本当に悔しい。男役激戦区の花組で育ち、誰よりも期待と重圧を受けて。つらいときもあっただろうに、そんな顔ひとつ見せずに舞台に立ち続けたれいちゃん。
せっかくこんなに素敵な花組のトップスターになったのに。本当に悔しくて悔しくてたまらない。
…だけど柚香光が柚香光であり続けたこの15年間は誰にも消すことは出来ない。例え公演数が同時期の他組より少なくても、私は毎回柚香光の舞台に号泣して感動した。2023年がどんな年でも、それだけは紛れもない事実。
だからこそ、サヨナラ公演くらい普通に、ただ普通に始まって普通に終わってほしかった。普通に「寂しいなあ」って思いながらわくわく初日を見て、普通に「まだまだ見たいのに、れいちゃんの男役はこれで見納めなのか」って感傷に浸りたいだけなのに。最後まできゅんきゅんしながら号泣して、れいまどデュエット見たいだけなのに。
…それだけなんだよおおおおおーーーーーーー!!!(号泣)
「柚香光はフィクションです」というテロップが流れそうな舞台でした。れいちゃんは実在するのか。
(A.たぶん普通にケンタでご飯食べてる)
…すいません、初っ端から感情的になってしまいました。
男役のプロ、柚香光。
95期、花組トップスター。
最後まで、花びらのように舞って華やかに生ききるあなたを見届けます。
■月組 なにかしそうでなんにもしないトップスター月城かなとが最&高
続きまして、月組さんです。こんなに月組さんを見た年はなかったな…ってくらいとにかく見まくりました。もうなんかこんなれいこちゃんは、今しか見れない気がするんですよね。なんとなくですけど。それくらい、今のれいこちゃんは毎回楽しそうにキラキラしてて。今を全力で楽しんでいる。目が離せなくて目が足りなくて妄想も考察も止まらなくてもぉぉぉぉぉたまりません!!!(ダン!)
花組が終わりあくるさん虫の息で月組が始まるんですが(死にかけたところに畳み掛けるこの公演順番マジック)
人気コミック原作「応天の門」(演出/田渕大輔)。えええええ田渕くんのくせに天才的におもろいやんけ…!!って(※本当にごめんなさい。)激震が走った作品。(※本当にごめんなさい。(リフレイン))
藤原道真=月城かなと説、濃厚。
あれ、もしかして月城かなとさんてあの学問の神様の生まれ変わりなんじゃ…!?と疑うほどのドハマリ案件。
引きこもりのおぼっちゃまinこじらせ厨ニ病、
「俺以外全員バカ」の目を持つ道真。控えめに言って最高でした…。
相変わらず「あれ、今日は照明さんは全員欠席なのかな…?」と思わせる田渕くんの暗い舞台ですけど、今回ばかりはそれも効果的。最後の道真が銀橋渡って振り返ると藤原一族がカッと赤く浮かび上がるあの演出が毎回ぞわっと鳥肌立ってしまって。(大好き)
何はともあれ風間の基経ね。あの基経はもう日本だけにとどまらず世界を火の海にしそうな勢いでした。
業火に燃えろ、俺の意のままに
平安の世は俺のもの感がすごい。
(たーたんさんの「♪炎に〜燃えろ〜♪(※ドラマチックでええ声(by「花の業平」)が聞こえてきそうな風間舞台(目線は瀬奈じゅん(月組DNA))天紫珠李ちゃん(高子)の着物を踏んづけて凄む風間を見た瞬間私は何かを失いました(そして月組に課金し続ける自分を案じた。おつかれ自分…)
え?ちなつさんの業平ですか?
いや、もう敢えて言わなかったんですけど、え、みんな一緒でしょ?
もはやいう必要ある?
(目線逸らして顔を赤くして(まじのやつじゃん))
振り返っての紫アイシャドウに毎回虫の息。(※あくるさんほぼ3ヶ月虫の息)
まさかれいこちゃんでラテンショーが観れるとは思ってもいなかった、「DeepSea」(作/稲葉大地)。あ、なるほど、タイトルにもある海神って真ん中のれいこちゃんもさることながら風神雷神的な右にちなつ、左に風間のことなんすね!?稲葉くん!?と勝手に解釈しての「月組、どこを観ても好みの役者しかいねぇ…!!!」と今年も無事幕間死亡。
あくるさん、花月月間とにかくよう魂抜けてるんで公演以外何してたかあんま覚えてねぇや…(お願いだから社会人として覚えてて)このDeepSeaに限らず、稲葉ショーは「どうやってK底衣装を攻略するか」に自分の限界を試してるんですが(ほんとにあなた2024年こそ怒られるからね…)通称K底スカート(着こなし激ムズ)をさらっとかっこよくおしゃれにする人、初めて観たよね。
鳳月杏さんという男役さんなんですけど。
エメラルドK底スカートを履いたちなつさん見たれいこちゃん、舌なめずりしてる衝撃映像。
えぇ!?もうちょっとほんとやめて!?
真顔で心のなかで絶叫してそして真顔でオペラ覗き続ける。稲葉くんのイケイケゴリゴリ男役を女装させる性癖まだ全然理解できないけど(※稲葉大地…在籍10年以上まあまあ中堅)今回ばかりは「なんてことなの(ナイス稲葉)」案件でした。舌なめずりれいこはあかんて。まじで…死人がでますので。
あとこのショーはミキモトパール衣装の海ちゃんが素晴らしかった!!
海ちゃんはほんとに今年、技術向上が素晴らしかった。
毎回進化するトップ娘役さんのひとりですけど、隣のれいこちゃんが毎回すごい仕上がりでくるんで(「はぁーーー?!?!そうくるーーー?!?!っていう凡人の脳細胞を撃ち抜くレベル)逆に海ちゃんのすごさがわかりづらい。
けど、この人ものすごい勢いで成長するなと毎回公演で見るのが楽しみなトップ娘役さんなんですよ。雰囲気も見た目も精神的にもいつも落ち着いていて「私伸びてますよ!!」アピールがうるさくない人なんで(笑)気づきにくいけど。
芝居も毎回違うタイプのヒロインがご用意されるし、歌も隣のれいこちゃんが「おい」ってレベルでゴリゴリに仕上げてくるからどんどん上手くなるし(びっくりしたよグラツィア!)ダンスもちなつさんに「おい」ってレベルのリフトご用意される。
トップと二番手、二人がかりで海ちゃんに対してエグいレベル上げしてくるんですよね。もう本当に
「え?海ちゃんそれどうやってるの?」案件が毎回すごい。
でも、れいこちゃんのトップ時代を楽しめるのは隣にいる海ちゃんのおかげだなぁと思わずにはいられない。全組をまんべんなく見る派なんですが、幕間で会話される娘役さんナンバーワンだと思います。(※主観)
れいこちゃんて、今年一年とにかくよく見たんでわかったことなんですが(笑)
毎日違う人なんですよね。
芝居もショーも、え?同一人物?ってくらい変わる。ある意味演技サイコパス。喋り方、佇まい、まとう空気。毎日違うんで、通い詰める客席はこの上ない楽しみになるんですが、正直周りは大変だろうなと思う(笑)
けど、それを無理なく合わせられて、自分を変えることなく、楽しめる人。
それが今の海ちゃんであり、ちなつさんであり、風間なんだなと。
つまりれいこちゃんの作った月組なんだなと。
毎回知ってるのに、ちゃんと感動します。
だかられいこちゃんも思いっきり安心して、芝居ができる。
道真でも、死神でも、ヨナスでもイケる、出せる、迷わない。
すべてが好循環、だから今の月組の舞台は楽しい!
どう見ても全員悪顔なんだけど実は平安クライムでみんな普通にエグい美形です。(国民全員知ってる)
【参考資料】鳳月杏さん(左)と風間柚乃さん(右)です。現在の月組屏風になります。(うそ)
東京しかないかつ半分休止となった「DEATH TAKES A HOLIDAY」。
はぁ~~~?人外れいこちゃん~~~~?もはやイケる気しかしないな~~~~??って思ってたら
イケるも何も楽しすぎた、ただの死神の初恋休暇エピソード。(※生田くんのコメントのまま)。
もはや時代は某閣下よりニコライ・サーキ。
従来の死神感(?)はほぼゼロ、人生初の休暇に浮かれたり訃報欄をわくわくして読んだり(フッホウ♪フッホウ♪ってちょっともう不謹慎にも程がある(でも可愛すぎて死にそう♡))目玉焼き頬張ったり、どこぞの有名な某閣下よりもソフトでキュートで人間的な印象だけど最終的に「グラツィアは僕のもの」って覚醒したらちゃんとしっかり自分の世界に連れ去る死神。ヒロイン普通に婚約者いますけど、そんなの関係ございません。
演技サイコパス月城かなとの手にかかれば
死神だってこんな仕上がり。(※最高)
あとれこうみ、普通に恋愛する気わりとゼロなのがTHEタカラヅカでいいです。5組の中でどこよりも落ち着いてて常識人の感覚持ってそうなのに、海乃美月を掻っ攫う能力が高すぎる月城かなとな。
恋愛価値観がわりと物騒。(※好きです。)
…私の今の目覚ましアラームがこのデスホリの「♪パリの人たちみたいに」なんですけどね、マジで一発で起きられるんでオススメ月組的ライフハック。(※「失礼!音楽が聞こえたもので…」から秒で起きれます。)
…この時点で我々は重要な布石が打たれたことを知る由もなかった…
渋谷のカラスよ。月組最大の布石ミステリーがこのあと回収されます。(※ただの劇場立地の偶然)
なんかハマる予感しかしないけどサイトーくんだからな〜と自分にも周りにも牽制かけまくって挑んだ「フリューゲルー君がくれた翼ー」(作・演出/齋藤吉正)「万華鏡百景色」(作・演出/栗田優香)。
…サイトーくん、第九はダメだって。ほんとに。第九大合唱やられたらこっちはもう課金するしか手がないんで。
気づいたら半券10枚以上って
どういうことですかね?
真顔で「もう体力的にダブル無理だと思う」てのたまってたあくるさん。月組の神様が囁きました、「月城かなとならまだあんたイケる」と。(遠い目)月組の神様に太鼓判おされちゃって。えへ。(いけました)
それにしてもね、指折り数えて「もういくつ寝たらヨナスくんに会える〜♪」みたいな上機嫌久々で。夏の真っ盛りがいつのまにか盆暮れ正月。観劇ビギナーの10代か。ちなみにこの時ついにわたくしコロナ感染してしまい、病院で感染確定した瞬間思ったことは「よかった、今週月組入れてない…!」っていうことらしいよ。もうあんたいろいろ終わってるよ。
さてそんなこんなでフリューゲル。「ヨ・ナ・ス!ヨ・ナ・ス!(時々ヘ・ル・ムー)」とあくるさんがバカになってる横で友人がさらっと言った一言が忘れられません。
「今のれいこちゃんはさ、何かやりそうで何にもしないから最高だよね。」
… そ れ だ(2023年MOST目からウロコボロボロ案件)
れいこちゃんがなんで私にとって今こんなにいいかと月組を見るたびに考えておりました。ダブルしても、連日見ても飽きることなく毎回新鮮。何度見ても月城かなとは毎回美味しい、なんだこれ?って。自分でも不思議だったんですね。
ここにきて思うのは、れいこちゃん自身が毎回演技を変えてくる演技サイコパスだから単純に飽きないってこともあるんだろうけど、もうひとつ思うのは彼女自身が「絶対に無理しない主義」からなんだろうな~と腑に落ちました。
ジェンヌさんが頑張ってる姿ってすごく美しくて、それがタカラヅカのいいところでもあり活力でもあると思うんだけど、舞台を見てて「うわあそんなに頑張らなくても…」って思うこともあるんです。正直ね。頑張るからこそあの舞台はできるんだけど、でも無理って本当に続かない。自分も苦しいし周りも苦しくなってくるから。
れいこちゃんは、気負わない。絶対に無理しない。やらないといったらやらない、無理な要求はノーセンキュー。ただ、個人的にはれいこちゃんの「それは無理ですけど、ここまではできます」のリターンがまあまあえげつないレベルで私の感情に刺さるんですよ。うわあそう来る!?毎回「れいこちゃん、そこエグる!?」っていう私もわかってないツボをぐりぐりやられて結果ボロボロになって帰ってます。え、なんか痛い。気づいたら号泣、からの圧倒。でもほんと。歌劇の「ああ声こう声(高声低声)」読んでると結構同じ人いそうだし。(みんな久々にダブルできた公演だよね)
れいこちゃんの演技って普通にやるとまあまあ重い。っていうか激重。なんでもTHEタカラヅカに仕上げる天才だから。でも、サイトーくんの芝居って軽いんですよ。重いテーマも天才的に軽いタッチでタンタンターンって仕上げるんで(※褒めてます)重いと軽いを混ぜたらめっちゃええ感じにちょうどいい舞台できちゃった、みたいな。奇跡の混合。
…ちょっと見かけいいこといった後にダイナシにする気満々だけど(ならいうな)
高速で回る盆に感動の第九大合唱でヨナス(ドイツ軍服・美形)とヘルムー(ドイツ軍服・美形)の睨み合いケンカ最高じゃないですか。
あたしここの舞台写真何枚買えばいいんでしょうか。あとヘルムーの銀橋ソロ目潰しフリで本当に目潰された人何人いるんでしょうか。
鳳月杏さん、普通に無理です。(真顔)
もうだいたいさ~、初っ端でヨナスさんが普通に「ヘルムー!(あだ名)」って呼ぶ時点で死にません?えっ、なんでそんなに嬉しそうなん?ヨナスくんかわ(遮断)
あともひとつおまけでいうと、ヨナスくん銀橋で「いろんな女見てきたけど~♪」ってわりとマウント強めに歌うんだけど、あれぜってー「ヨナスくんの人生の中の女って、お母さんとおばさんとイトコが99%でどうせ恋愛偏差値ほぼゼロやろ」って(勝手に)思ってました。ヨナスく~ん、もうあんたバレバレな嘘つかんでいいって★ってにらみ合うれこうみ眺めながらニヤニヤニヤニヤしてました。
………え、月組、正気ですか?(お前がな。)
お前幸せそうだな、ってヘルムーに軽蔑の目で殺され隊。
さて続きまして「万華鏡百景色」これもさ~、絶対に私好きだよねハマるよねだって栗田ちゃんだもんね???って周りにうるさい圧と牽制かけまくってそして絵に描いたようにズブズブ沼っていうか極楽浄土。月城かなとにショッキングピンクの袴とカラードロップグラスと加えタバコさせた時点ではい栗田ちゃん(&加藤さん)天才認定。れいこちゃんって歴代眺めてもかなりの美人ラインなのにどうしてこう、治安悪めファッション(ex.ドン)とか治安悪めの役柄(ex.マクシミリアン、ルキーニ、ギャツビー)が似合っちゃうんだろう。ペラペラ衣装の柚香光、治安悪め衣装の月城かなと。95期ってなんなん。(素)
王子様役をやりそうでやらないのもホント好き。(好きなんかーい)
あとまあ、こう栗田ちゃんの性癖っていうか「もうここが描きたくて栗田ちゃんこのショーやったんだね」っていうわかりやすい案件「ちなつ地獄変」ですね。隠せない、隠す気もない彼女の「平成生まれの(ヲタク趣味)ハイセンス」と「歪んだ性癖マジ嗜好」の真骨頂。栗田ちゃんとはバルチカで10時間くらい喋り続ける予感しかしない。
とにかく好きすぎて見すぎて自分でもよくわからない域まで来たので(周りに「いや、ギリ片手超えたくらいしか見てないよ?」って言ってたけどごめんなさい半券は10枚以上残ってます←なんのための嘘なん…?)
最後に普通に栗田ちゃんに届くように願い事いってもいいですか。
天才ちなつ芥川に憧憬するれいこ太宰が破滅に向かう
文壇炎上物語をどうかひとつお願いします。
って来年月城かなと退団だよ。(いうなって!!!)
れこうみ、普通に美男美女なのに普通の恋愛やる気ゼロで普通の衣装着る気ゼロなところ
普通に好きで普通に無理。(さて「普通」何回いったでしょう)
まあ、あと最後国民全員が知ってる当たり前のことを平気でいって終わります。
2023年人外役月城かなと、最強でした。
ねえ奥さん見まして?あのカラス、またこちらを見てますわよ…。
ここ2,3年同じことを最後書いてるんですけど、今年もこうして〆るしかない。花月編で「今年もたくさん見たな~」ってもう満足してる。あと3組ありますよ、あくるさん。後半戦の雪星宙編もどうか何卒よろしく。
2024年春、あくるさんの半券事情に乞うご期待。(自分で言って自分で首をしめるスタイル)