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「俺に跪け!」と柚香光がピアノを叩き「私がそう、ギャツビーです」とハットを脱いだ月城かなと。今年も正直、最高でした。宝塚歌劇団総括2022①

我が同志たちよ!!今年もよく頑張った!!!!!(オツカレーーーー!!!)

 

 さてさて皆様、いかがお過ごしでしょうか。あくるです! 2022年も…あと1週間となりました…。(信じられなくないですか?私は信じられないよ…)

 そう。今年もやってきました、待たせたな!(@ジャハルッディーン瀬央ゆりあ(※言ってない))

 毎年恒例・宝塚歌劇1年間の公演総括のお時間でございます。

 この長過ぎるパンデミック期間(通称地獄←字面が過激)。まだいる?まだいるんかい!!もう帰れー!!そんな帰れコールにもめげずアイツはまだいます。徐々にエンタメ界も息を吹き返しているとは言え、いつ止まるか完走できるのか、私達の推したちは無事なのかっ?ヒヤヒヤしているのはどの沼の住人も一緒だったり対岸の火事「明日は我が身」と震えたり、わかるよ私もそうだよ…と肩ポンしたり。泣いて、慰めあって、復活したときは喜び合って。

 …とはいうものの、みんなつらい。みんな大変。アイツが君臨してからというものの「なんでーーーーーー!!!!」と叫びたくなることばかり。そうね…今年でいうとあかさんが花組異動とかそのあたりの人事とわりと同格かしらね…?(※個人差あり)

 …このときのあたしこんなにつらかった自慢のお酒がヅカヲタ同志この先50年くらい飲めそうですね…。

  

…(無言の肩ポン)(振り返ればたぶん全員愛すみれ顔)

 

 …ということでね、それでも2022年も私ら頑張ったじゃないですか。チケットが目の前で消えたり、中止に絶望したり、それでも生きてきた。

 そう!生きてきたのである!!(バン!)

 自分で自分を崇めて、讃えて。絶賛して褒めちぎってあげて。

 「2022年も私達偉すぎた!!オツカレーーーーー!!!!」とドーンとお焚き上げしましょう!(ギャツビーれいこのアイスキャッスルココイチドヤ顔で)

 今年も「都合の悪いことは全部忘れてよかったことしか思い出せない(ヅカオタメンヘレ化+ただの老化)」で有名なあくるさんの各組感想いきまっせ。ポテチ片手に、いざゆかん。

 ちなみに生観劇も配信もBDもごちゃまぜです。いや~~~ほんっと、なんてコスパのいい劇団なんでしょう。いや…いやいいんですよ?

この勢いに乗って2023年は見逃し配信なんかも始めちゃってくれてもいいんですよ?(欲が今年も底沼知らず)ありがたや阪急。俺たちずっと友達👍

 

さて、今年も、っていうか過去最高で愛でました。花組月組からスタートです!

 

花組

 まずは「TOP HAT」(脚本・演出 齋藤吉正)待望の再演!!このニュースにまず喜びの舞を踊ったファン、数知れず。(俺もだぜ)待ってました、スタージェリー・トラバーズ柚香光!もうほんとに好きです、柚香光のアメリカンコメディ!!(でも感想書いてない)

 トプハ再演だけでもバチバチにテンション爆上がりしたのにれいちゃんのジェリーがもう、ほんと、相当よすぎた。勘違いに勘違いを重ねてそれでどうしてそうなんねん!?っていう展開、今の花組大得意にして本当に大好き案件ですわ…。

 ねえ一回誰か落ち着いて!?(オマエがな!?)

 でもとにかく今の状況待ったなし!!そういうのほんとすき~~~(コーヒーに紅茶でお茶の間観劇)

 ジェリーがね、れいちゃんの演るキャラにしては(←これ、余計です)正統派2枚目なんですよね。初演まぁ様のときも大好きだったんだけど、いかんせんあの時わたし確か七海ひろきのホレスに夢中だったんですよ。あれ?ジェリーって…すっごいかっこよくない…!?って改めて見て再確認したりね★え?まぁ様ほんとごめん!っていう7年越しの謝罪ですよ(ここで)。でも謝罪ついでにもう一個いいですか?ジェリー、相当かっこいいのわかってるんだけど、

 私の中で2回めトプハ、今回私の心かっさらって全優勝したの、ベイツ輝月ゆうまです。

 まゆぽんて専科になって改めて思うけど、馴染み方が尋常じゃないよね。各組の95期全員「あ、まゆ組子同期じゃなかったっけ?次の公演もいるでしょ?髭どーする?(真剣問い合わせ2022)」って思ってそうだもんな~。え~いいな~。…まゆぽん5人ほしいよね?(各組95期へ)

 本当にれいちゃんはすっごい楽しそうに踊る。

 世界で一番楽しそうに踊る柚香光を見るのが大好きで。ショーはもちろんだけど、こういう芝居の中のダンスでも。ダンサーだから当たり前に思いがちだけど、好きなことを仕事にする人で、これって本当にすごいことだと思うんです。

 れいちゃんの舞台は、れいちゃんが一番楽しんでいる。

 だから私、今の花組めちゃくちゃ好きなんですよね。心からそう思った公演のひとつです。

 …まあでもほんと娘役からの平手打ちがこれほどまでに似合う男役もいませんけどね…なんか毎公演殴られてる気さえするけどそれは気のせいですかね…。

 

 そしてそして、待望の!我々の!!「うちのこひとこ」でおなじみの!!永久輝せあ主演「冬霞の巴里」(作・演出/指田珠子)。いや~…正直、ひとこでホラー復讐劇現役中に見れるとは思ってもいなかったんで…もうね、指の隙間からわっくわっくして目ランランとさせて見ちゃったよね…!

 言うまでもなく今の演出家デビューラッシュの中で、我が推しの指田先生です。「龍の宮」でも思ったけど、舞台がダークファンタジーですごい好き。ティム・バートンみたいな、毒持ってるけどディズニーやりますみたいな鬼才みを感じる。私の中での見解ですけど、栗田先生はドスッと刺すような鋭い狂気を感じるけど指田先生はじわ...じわ...と背後に忍び寄る恐怖を感じます。にしても、タカラヅカっぽくないのは周知の事実。まあほんとによう

花組(キラキラ)」

「永久輝せあ(スポンサー・VISA)(ドヤァァァァ)」

主演でやったなあ!!と個人的には菊田一夫演劇賞を差し上げたい(※菊田一夫賞そんな賞じゃない)

 そうなんです。私の見たかったひとこはこれ!普段の穏やかで優しく育ちのいいニコニコひとこ、誰もが認める王子様性とは対極位置である「返り血でドロドロなってもまだ生き返って復讐を試みる永久輝せあ」がめっちゃ見たかった!(あんた、タカラヅカ見る気ある…?)(ゾンビやん)(韓国映画のゾンビやん)

 …ええ、そう、ドン・ジュアンのラファエルとるろうに剣心のロケットでの「こっち見たらオマエマジコロス」から凄味の効いた三白眼に射抜かれてオマエの虜さ状態からのオクターヴぼっちゃま。

 …好きになる一択しかなかろうに★

 にしてもこの冬霞はそのイメージの上の上の上の3枚位上いったので指田のアネキ、こえええっっす…!!!っ👍て全力でいいね押しました(いいねなんや)いや本当に好きだったんですよ〜冬霞!(なお感想は書いてな(以下略)。

…この勢いであーさのも期待しております(三指)(指田ワールドの雪組、絶対ハマると思うんですよね…!)

 でも人生の迷い子ひとこオクターヴくんにお姉さまからの助言をするならば、とにかく一回エルミーヌちゃん(愛蘭みこ)と付き合ってみて?と申し上げたいです。

 世の中の人間はお姉ちゃんだけじゃねえんだぞ!?と。 

 ただなんかあのオンブルに依存しまくる感じ、すっごいわかるんですよ。いや私はオンブルには依存しないけど(…でしょうね!)、ひとこのオクターヴだったら依存に依存の共依存状態でこれ心中するやつやなって(結局バッドエンドしか想像できないこの兄妹な…)(ひとこが依存キャラの達人すぎるのよ…)

 …もうほんと、ひとこを見守る会の全お姉さんからのお願いや…頼むそこのエルミーヌちゃん見てやってめっちゃいいこだから!!いやミッシェル希波くんは泣くと思うけど、この先希波くんは誰とでも付き合えるやろ!!(←ひどい)

 あ、そうそう、別箱の希波くん久々に見たんですけど、キラキラ度50割増しくらいしててびっくりした。あの子すごいね。パン!!とした輝きで若手育成大得意花組の最高カード、僕です★感がたまらないね。

 まあ「絶対そっちじゃないよ!」って方を選ぶのが我々の大好きな返り血ドロドロひとこなんで、そこ含めての好きだからしょうがないよね(無事着地)。ひとこには幸せになって欲しい、でも「PPプリンス」(金髪キラキララブコメ王子様)が全然ハマれず「冬霞」にドハマリ(復讐シスコンゾンビ不幸御曹司)する自分、本当にひとこに幸せになってもらいたいと思っているのか。2023年に期待です。(ひ!と!こ!ひ!と!こ!)

 とかなんとかいいつつ来年こそはれいちゃんとまどか取り合いしたりれいちゃんに「ったくあんたの頼みは断れねえんだよ…!」って言ったりれいちゃんに「イエッサー!!」って敬礼したりれいちゃんに「お前だけは…許さねえ…(バンッ)」ってしてほしい。れいひとであればなんでもいいのか。なんでもいいです。(即答)

 あとシルヴァン役の侑輝大弥くんがものっすごいキレイな顔立ちしててびびりました…え?新公でリストやったの…ですよね~~~わかる~~~~(※世界一遅い共感)花組美しい代表・ほのちゃんがキャッツメイクだったり、指田先生は美しいものをちょっと禍々しいレンズはめちゃうところが素直じゃなくて好きです★ってなった公演。結局のところ、美しいものは美しいままでも、ちょっと床に落としてもどっちもバッチコイ。(ここまで書いた意味…?)

 花組若手事情全くわからんのですけど、新聞売り役の少年役の子(美空真瑠くん)すっごい可愛かったな~~~。一生懸命セリフ言ってる子を見ると応援したくなる歳になったんだな…(遠い目)

 大劇場公演は今年1作、「巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜」(作・演出 生田大和)/「Fashionable Empire(作・演出 稲葉太地)。稲葉先生、ほんっとれいちゃん好きねー!!

 チラシまでもが一枚の絵画となるれいまど。裏のモノクロ写真でピアノと写っているれいまどがさいっこうに好きでした…表のれいちゃんも氷川きよし度がMAXで好きです!そう、これは限界突破でGO。

 ピアノの魔術師は今日もわりとクズ。

 そんなリストさんでございました。毎回あくるさんディスってんの?って誤解されないかな?とハラハラしながら言っちゃってるけど、ここで大声で宣言しておきましょう。

 柚香光はK(クズ)D(ダメ)H(ほっとけない)な男を世界一魅力的に演じる最高の男役でございます!!!

 ええ、絶賛褒め言葉でございます。あたしは柚香光のこのトップ姿を見るためにここまで細々と見続けてきたんだと思ってるほど今の花組ガチでテンション爆上がりです(ただだいたい花組始まる周期でヤツが流行るけどな…)(花組が好きすぎるな、ヤツ…)※あまりにヤツが憎いので「ヤツ」と伏せ字でお送りしています。(意味あるそれ?)

 あと私はつくづく生田くんの描く世界が好きだなあと実感した2022年でもございました。彼が描く世界は好き嫌いは分かれるだろうと思いますが(結構エグい世界も書くから)、とにかく展開がジェットコースターでドラマチックなところと、女性が現代的で自立心旺盛なところがすごく好きなんだよなあ~。

 私は生田くんの演出がとにかく好きで、今回も特に後半のガーーーーッとリストが上り詰めてドーーーーーン!!と突き落とされるところ、前のめりで見てしまうほど感情が高ぶるし(後ろの人に注意されるやーつー)まあこんな人そばにいたら正直しんどいが募ってたぶん私だったら逃げ出すけど(革命?よっしゃナイスタイミング!みたいな(最低))(ようマリーあのあと修道院に様子見に行ったわ、優しいな!という尊敬の目で見るという…)でもね、さすが柚香光なんで。そこはKDHな男役なんで。(うるさいわ)

 ほっとけないよね~~~!!このリストは見捨てられないよね~~~!!っていう結果マリーに100%共感するエンドとなりました。うむ、よくできておる。

 あと後者はみなさんそうだと思いますが…本当に女性がかっこいんですよね。帰り道にすっと背筋が伸びる感じです。今回のまどかマリーの自分の足で歩くことができるヒロインは本当に勇気と元気をもらえた。

 革命時、明日生きていられるかわからない世界でどう生きるか。

 今だって革命ほどではないかもだけど、毎日私達必死に戦っているわけで。

今日と明日でなにかが変わるわけじゃないけれど、もうちょっと目線あげて歩いてみよう。そんな気持ちになるんです。それはジョルジュ・サンドでも然り。結構いい大人がああいう素敵な女性になれたらな…って思えるキャラクターを描くのって、演出家になると大変だと思うんですよね~。そういった意味で毎回生田くんの描く女性には勇気をもらっております。本人、まあまあなネタ人間ですけどね!!(テニスラケットを越前リョーマ持ちしている生田くんの写真に「同世代★」と思いを馳せるあくるさん)

 あとはもう、水美ショパンが天使すぎたのとひとこジョルジュ抱いてくれ!そんな生田くんでした(最後の締め方が雑すぎる)。彼らがもう、天空の世界で幸せに寄り添って生きていることを切に願う…。

 今年は個人的に、生田大和の当たり年でした!!!

 ショーがね、アレなんですよ。全く予習しないスカステ難民(ショータイトルですら正しく言えるか怪しい状態で観劇(演出家の名前だけ頭に入ってる))なんで、今回のショータイトル「ファッショナブルエンパイア」。

 …完全に「ファッショナブルヴァンパイア」だと思ってたよね…。

 別にヴァンパイアファンでもなんでもないけど、それにしてもヴァンパイア要素ないな~~!!…って思ってたら終わってた。っていうかスペルよく見て?そんな最低の話を年末だからしました。(最低)

 来年こそ、ショータイトルはしっかり言えるようにしてから観劇をしたい。相変わらず知識ハードルが底辺です。

 踊る柚香光はさいこう!楽しそうなれいちゃんをずっと見ていたい!

 それだけの思いで走った2022年でした。楽しそうな人を舞台で見ることが私は最高に楽しいです。このシンプルさが、今の花組はとてもいい!

 

         

ヴァンパイア要素なかったなー!!って思いながら撮って、「エンパイア」だと気づくのは地元に帰ってからでした。稲葉先生に謝れ。



 

月組

 今年最初の1発目!今夜、ロマンス劇場で(脚本・演出 小柳奈穂子)/「FULL SWING!!」(作・演出 三木章雄)

 れいこちゃん大劇場お披露目おめでとうございます~~~!!!(パフパフドンドン~~!)な1月公演。今年は個人的に小柳先生も当たり年でした!!!ラブコメ大好き!ラブコメバンザイ!!(大絶賛)

 「今夜、ロマンス劇場で」は原作の邦画でもボロ泣きだったんで、ドレドレお手波拝見させていただこうかね(メガネあげる)つもりが

「れいこちなつありおだサイコーやん(月組サイコーやん)」

って丸腰大絶賛で帰ってきたという今日もあくるさんの贔屓目がひどい!!。いや…月組最高だったんよ本当に…ここ数年の私の月組トラウマ光の速さで払拭したから。久々に次回「応天」SSとか入力しちゃったから。当たんなかったし田○だけど。(シャラップ!)私を本気にさせる月組の時代やってまいりました…!

 まあとにかくトップの大羽根背負ったれいこちゃんを見れたことに私はもう涙涙でございます。れいちゃんも花組をよく見てたときからやっぱり好きでよく見てたけど、れいこちゃんへの思(重)入れの深さはやっぱりちょっとレベルが違うんです。

 とにかくれいこちゃんへの目線は孫。(「うちのれいこ」)

 なにしたって可愛いしなにしたって「うちのれいこすごいっしょ!!!」って感じになっちゃうんで、もう私に月城かなとのこと聞かないでください。(開き直った30代半ば)

 こういう明るいライトコメディこそ、芝居の上手さとか細かい描写を演じる力がものすごく試されるな…!と思った公演でもある。コメディは難しい。けどそれを乗り切る、演じきる、やりきる月組よぉ…!もうほんとに今の月組ワクワクします!!

 ちなつさん結婚してください!!(いつもの定例報告)、っていうのと海ちゃんの衣装着こなしレベルが半端ないなと。もう美雪お嬢様もショーも素敵すぎましたよね?フレアもタイトもミニもなんでもござれ。衣装ヲタ大歓喜

 あとはありちゃんの出オチ感ですかね…ありちゃんは本当に愛されてますよね…末永く月組で…(よきよき)と思ってたら突然の異動。しかし暁千星はさすが暁千星だった。星組編に続きます。

 ショーは久々の三木先生登板。懐かし~「ジャズマニア」だ~!!とスイングしたかったんですけどミキティの名作ショー(だと思っている)「ジャズマニア」がとにかく好きだった中学時代)拍手ができない自分に気づく俺。三木先生のショー見るたびに「日本人には…ジャズのリズムがながれておらん…!!(※裏拍拍手できない)」って途中で気づいて拍手をやめてジェンヌさんの顔をとにかく見ることになる、というミキティショーの毎度の催し。

 隣の方(※知らない方)と終演後に「…拍手、できなかったですね★」「…はい…本当に、れいこちゃんの顔しか見てませんでした…(放心)」「…お綺麗でしたね…!!」「…ほんとうにさいこうでした…!!(ぐっ)(力強く)」と声を掛け合ったのが忘れられません。

 「デルタ株ではなくてタカヤ株」でおなじみ(言ってるのあくるさんだけ)「Rain on Neptune」(作・演出 谷貴矢)。別名「タカヤさん、大劇場のショー作品お待ちしておりますよ!!」作品でございます。しっかしなんであんなに舞浜シアターって楽しいんでしょ!!

 ああ~~~タカヤ株があ~~~ガンガン来ている~~~…。配信後に即効DLした「ネプチューン」。なんのため?決まっていますれいこの「ムーンライト伝説」のためです(世代)。(ただ、歌劇で読んだれいこちゃんがアニメじゃなくて絶対原作派というのすごく納得できるエピソードすぎた)(セーラームーンは原作ですよね…!(握手)

 タカヤ先生は「ダルレークの恋」のフィナーレから構成への信頼度が高くて、個人的にショー造ってコールが鳴り止まない先生なんで今回の月登板はすごく嬉しかった。れいこちゃんのセカオワなんて最初で最後だろうから(笑)、こういうライブショー本当に好きです。次の舞浜は行きたいな~!!って思ってたらしばらく四季なんですね…。

 今年はれいこちゃんの配信をよく買ったしたくさん聞きました。わたし、たぶんれいこちゃんの声が好きなんですよね…。芝居での歌とショーでの歌、どっちも月城かなとのはずだしどっちも好きだけど、でもなんだか違う。私にとって、れいこちゃんは小さい頃から長年見ているジェンヌさん。そのはずだけど、毎回「これは知らない、これは見たことない」を与えてくれる人。未知です。

 だから月城かなとは、面白い。

 その月城かなとの最たる面白さを発見したグレート・ギャツビー(作・演出 小池修一郎。いや~、タカラヅカって本当に面白いのね。主演が違うだけで全く違う話になるし、「○○はこう」「○○はこうでなくては」という芝居の固定概念がひっくり返ることの楽しさよ!

 本当にビビった。リアルに立ち上がれないことってあるんですよね。今は終演後は規制退場ですけど、ちょっと落ち着いて座れる時間あってよかったなと思うほど(笑)凄まじいものを見た、という衝撃度がすごかったです。久々に脳天ぶち抜かれレベル。

 なんせ1本物で(ショーないの~!?(小学生か))、実は自分の中で「…でも、ハマらなかったんだよな」という思いが強かった作品「ギャツビー」。

 …見事に払拭。

 苦手克服。

 私はこれで、伸びました!

 そんな進○ゼミの広告に登場できるレベルで私へ「これがギャツビーの面白さなんやで!!!」とドヤ顔で見せつけてきた月組に全面降伏。笑顔で大降参です!

 「こいつら全員マジでヤバイ」

 この感覚はいつものタカラヅカではなかなか味わえないなと思います。

 れいこちゃんのアイスキャッスル登場場面のかっこよさにはしびれにしびれて、海ちゃんの黒レースの着こなしは「っていうかあの時代に生きてましたよね?」っていうレベル。ちなつさんに惹かれてしまうのは自然の摂理おださんにはフラットの怖さと毒を感じる。知りたい、知りたい、でもやめておきたい。最終自分どっちなん、と勝手にぐったり(苦笑)でもそれもまたよし。

 正直、1本物は見るのも苦手。途中で必ず集中力が途切れてしまう。

 でもギャツビーは違った。何度も見たいけど、何度も見たらきっと私は戻ってこれない。こんなハイリスクハイリターンな芝居ある?

 でも最高。禁断果実な月組&未知なる月城かなと、バッチコーーーーイ!!

          

この白バラ持った貴公子が超ド級のクレイジー人間だったときの衝撃たるや。帰り際に二度見したわ。

 

 先日発表された月組退団者に唖然となりながら(なんで~~~?なんでなん~~~!!!???)宙組編へ続く。以下次号!

 

 いやっ…でもまって月組退団者はまじでショックだったけど2023年死神れいこと栗田ショーが見れる月組…うそやんサイコーやん…えっいったん落ち着こう?(オマエがな)