「…ありがとうございます。」がすべて。これが見たかった朝美絢全部載せ作品。雪組「ボー・ブランメル/Prayer~祈り~」感想

これが、「私が見たかった朝美絢」

全部載せ。

 

 もう…この前最後に記事を上げたのは、こっちゃんの阿修羅(注:春)でございますか。

 …そうですか…。

(紅葉されたさみしげな花の道をぼんやりと見上げて)(もう何もいわない)

 

 ということで。

 毎年恒例・雪組の年末公演が始まりました。あくるです!!

(ちょっと半年に一回更新とかいたたまれなくて

無駄に元気に始めるやつ)

 

 夏は「イエーイやっぱちなつさんのスカイは最高!!」とビールを飲み、この前までは「イエーイずんちゃんお披露目おめでとう!!」とビールを飲んでいた(=つまり年中何かにかこつけて飲んでいる)。

 気づけば今年最後の公演。

目が潰れるとは思いもしなかった2025年の初冬。

 

 …生田くんの芝居はクセが強い。ですがこちらの雪組ボー・ブランメル」。

 2025年マイベストお芝居にさせていただきます

 (御歳暮ハム)。

 

 私の中で「2025年はちなつスカイしか勝たんかな~」「#ちなつしか勝たん」Tシャツを作ろうかと思い始めたところで(なのに感想書いてないやんけとのツッコミ、甘んじて受け入れます…)年末にやってきたよ!

 孤高のMr. 可哀想(←ほんとやめたげて)

 朝美絢のご登場だ!!!!

 

 雪組ボー・ブランメル/Prayer~祈り~」

 謎の多いことで有名な「歴史研究家泣かせ」のブランメルらしいですが、もうこれからの彼の肖像画は 
全部この写真でいいんじゃないでしょうか。(右下の瀬央含めて/肖像権:宝塚歌劇団

 

私、こういうのをあさあやせおで見たかっただけ(お決まりのセリフ)

 始まる前からはっきり言って、期待しかなかった。

 (※これが有名な後出しジャンケン商法)

 まあ、始まってしまったらなんとでも言えますけどね。でもあえて言わせてほしい。

 あらすじだけで「絶対私これ大好き」って確信してた。し、生田くんとフランク再コラボですって?タカラヅカのみならず、エンタメ全体に

 「過度な期待はダメ、ゼッタイ(=がっかりしたくない)

をモットーに日々観劇に勤しむ私ですけども(でもおかげであんまり落胆がないので続きます(←大事))、もうこれはしょうがない。

 大好きだからこういうの。

(期待値最高値で着席)

 

(…観劇後)

 …ただの朝美絢でこれが見たいの

 全部載せだったーーーーーーー!!!

 ロビーで小躍りとはこのことでございます。チケット代?実質タダ★

(↑こういうファンが一番あかん。)

 

本気でありがとうと伝えさせてほしい

 正直、生田くんが次に雪組を描くのは

 「ひかるふる路スピンオフ~サンジェストの左ピアス~」

 だと思ってたから(あくるさんのタイトルのセンスのなさよ)

 …ボー・ブランメル…って、誰なん?

 というところからだったけど(私の歴史の先生はいつまでも宝塚歌劇団さんです)見れば見るほどう~ん、時代・衣装・セット、登場人物の心理描写、起きる事件、何をとってもタカラヅカっぽい。

 

 でも、今までこのボー・ブランメル

誰も着手しなかったこと、五体投地で感謝したい。

 

 むしろブランメルは、朝美絢がやるためにとっておいたのでは!?

 

 そういう幸せな思い込みをしているほど、今の彼女・彼女が今作っている雪組にぴったりの作品だった。(生田先生の学生時代から続く構想ノートを早く書籍化してほしい!)

 まあ、、、生田くんの作品って個人の好き嫌いがこれでもかと顕著に出るのでね、(客観的に見ると無理な人は本当に無理だろうな~とも思う。)

 「自分のベストは他人のベストではない」ってことを念頭にこれを書き進めたいと思います。でも以下結構ゴリゴリに推します。(宣言)なのでこの先をお読みの方で、私と趣味が合わない方はご注意ください…うんそう生田作品肯定派の強火担とはあたいのことよ…

 

 やっぱり名作というのは全てのタイミングがあってこその名作。ブランメルは、トップが朝美絢でなければ成り立たない作品ではあるのだけど、相手役の夢白あや・二番手の瀬央ゆりあの存在も大きいと思うんです。

 あやちゃんには「トップ娘役続けてくれてありがとう」

 瀬央には雪組に来てくれてありがとう」

と、幕が下りた瞬間拝みました…(よくあるやつ)。

  

 ヴィジュアル・スキル共に完全に三人の足並みが揃ってるからこそ、真ん中のあーさブランメルが苦しみ、もがき、孤独を選択するしかなかった人生に理解が深まる。

 いやー、ほんとうまくできてますよねえ。

 

朝美絢のブランメルは「愚かで可哀想」だから人を魅了する

 愚かなのも、ダメなのも、可哀想なのも、自分で選んでそうしてる。

 それがブランメルであり、この人の美学、生き様なんだなと。

 たぶん、音彩ちゃんと華純ちゃんの女子会(※最後の締めは梅田のキルフェボンで吊し上げにされる男の筆頭だとは思うんだわ。人を蔑み、侮辱し、皮肉屋で自分のスタイルは絶対に崩さない。音「いやもう、今日のブランメル見た?」華「見た見た。いやーもうまじ?って思っちゃって。思わず二度見」音「だよね?いや~ムリムリ」

 …あの二人にこんなヒソヒソ話されてるってだけで泣けてきますし、もう私なら二度と夜会には行けないです。

(いや、大いなる捏造だよ。)

 

絵画、むしろ名画、いや神画

 朝美絢のブランメルは、何をやってもとにかく絵になる。

 それがこの作品で1番大事なところであって、必須条件である。

 ブランメルが鏡を覗く姿、ラインのきれいな燕尾服姿、「それ何メートルあるの?」っていうクラヴァットを結ぶ姿も、ハリエット夢白とのソファのイチャイチャも(ひえー、目が潰れるかと思った)ウェールズ瀬央を論破して挑発しても、貴族社会を皮肉ってバカにしても、ピアポント縣に裏切られても(投げつけられたお金を拾う朝美絢…)、誰からも見向きされなくなっても、追放されてもそれでもいい。

 

 それですら、一枚の絵画。

 ボー・ブランメルそのもの。

 

 なんかね~、ほんっとダメなファンなんですけど、タカラヅカ見てると「もうこの画を見ただけでお金惜しくないな☆」ってリアルに思っちゃう瞬間が結構あるんですよね…。それをもってでも、このブランメルは美しすぎるのよ。

 美しすぎるから、目も向けたくない汚い世界ですら目を凝らしてみてしまう。

 この美しすぎる男の末路を目に焼き付けようと、のめり込んでいく自分がいる。

 

 すべてを手に入れるために、

 すべてを捨てた。

 

 コンプレックスと自己肯定感の低さがエネルギーの源。人生は諦めと執着の繰り返し。ブランメルがイギリスで最後に訪れたのは、劇場。白いスーツと白いマント、ハットはイギリスに置いていく。静かだけど圧巻のラスト。

 

 孤独を自ら選び続けたブランメル。その人生の木っ端微塵を目の前で見ても、朝美絢の美には敵わない。こんなに美しくて、愚かで哀しい男を余すことなく魅せてくれるのは、今朝美絢以外考えられない。

 ああ、朝美絢はブランメルをやるために、ブランメルをこの世に出すためにここに入ったのかも。頂点に上り詰めたのかも。大げさだと思うけど、そう思わせてほしい。そして、私はそういう作品に立ち会えた。

 朝美絢で、ブランメルが見れてよかった!

 

投げつけられたお金を拾う

 私ねえ、朝美絢の何が好きって、あれだけ美しいのにどこか禍々しい何かを抱えている、どす黒いものを感じる演技なんですよ。

 なんていうか、(語弊を生むかもしれないけど)この人あんまり愛されてすくすくと育ってきた感じがしないなっていう男性が似合う。

 

 「え?絵画ですよね?」と誰もがうらやむ美があっても、普通の人間が「ああ、こんな人生やだな」と思うことはちゃんと一通り経験してきた。

 しんどいことは一周全部経験済み。あーさは下級生の頃はただの顔が強くてきれいなだけのアイドルだと思ってたけど、どんどん芝居に深みと闇が増してきた。よい。実に良い。美形と闇はびっくりするくらい相性がよいのである!(という好みの話。)

 

 この作品の中で、普通の人間が「これはまじで!しんどい!!」エピソードのひとつと思われるのが(←すごいポップに言ってるけど本気でしんどいよ。)

 ピアポント(縣)が投げつけたお金を拾うブランメル」の図。

 

 こんなに胸をえぐられるシーンあります?

 …見てるだけで大ダメージ。HP‐100(生田くんあるある)。

 

 完全にブランメルの因果応報だけど、このシーンはさすがにぎゅっと胸が締め付けられた。はぁ~わかってるよ。結局ピアポントとブランメルは、そういう関係。でもさぁ、ブランメルのおかげでピアポントも甘い蜜を吸えたじゃない?ちょっと楽しかったじゃない?確かにピアポントという人間はそういうやつだよ、って納得するエピソードすぎるけども、なんつーか、なんつーか

 ピアポント君、キラーイ!!!

 て叫びたくなるシーンです(小学生)

 ほんまに、音彩華純最強女子コンビをを今すぐここに召喚したい。今ピアポントを成敗できるのあのふたりだけですから。

 

 このシーン、しかもね、お金を拾うブランメルに表情がないのよ。

 びっくりするくらい能面。

 その無表情のブランメルを見るとね、もうだめ。

 どれだけ彼が今までこういうことをやり過ごしてきたかがわかってしまう。

 

 もう何にも感じない、感じても意味がない。能面の、ただ美しいだけの顔。そんなブランメルを見てると、やるせない、いたたまれない、とても切ない。

 とても苦しい。誰かこの子を愛してあげてって叫びたくなる。

 私は「金色の砂漠」でタルハーミネに踏み台にされた(※言葉通りの意味合い)かつての明日海りおさんを脳内で召喚しました。あの時もなんだか似たような衝撃が走った気がします。

 自分の痛みを軽視し続けた人間は、いつか本当に痛みを感じなくなってしまう。それは本当に悲しいことで、、、しんどいことだと思うんです。

 

 無表情から伝わってくる、ブランメルの悲しい人生。海を渡った先のフランスでは、彼らしく生きることができたのだろうか。

 …正直あまり幸せになることを想像しずらいブランメルではあるけれど、少しでも彼らしく生きれたことを願ってやみません。

 (って脳内に明日海さん召喚したところでポー再演ニュース!まじで!?まじか…!あの世界をまた見れるのは嬉しいけれど修ちゃん、まだ私の海馬には明日海エドガー(とアラン柚香)が残ってます…(A.嬉しいけどとても複雑)

 

「…ありがとうございます」

 …私の心の声じゃないですよ?(そうだけど!)(何回もいってるけど!)

 いや~~~、あの、

 「…ありがとうございます」。

 

 こんな絶望と感謝が半々の重いしんどい

「ありがとうございます」、ありますか?

 

 最も美しいと評判の日本語が、こんなにも悲鳴のような絶望を含んだニュアンスで言えるんだ…?って私はもうスーパーひとしくんを100体くらい出しちゃう気持ちだったよ。

 衝撃で息を呑んだよね。あとスーパーひとしくんとか令和生まれに優しくないブログでごめん。

 

 生田くんのプログラム挨拶に書いてあるこの一節。

 ”役者”ブランメルは劇場で最後に何を見たのか?その舞台の上にいたのは…?

 ブランメルの見つめる先、その舞台の上に存在するヒロイン像を

 想像し始めたことから創作は始まっていった。

 

 「…追放…ありがとうございます。」

 あーさのこのセリフを聞いて、ブランメルはほっとしたのだと思った。

 

 やっとこの舞台から降りられる。

 もう、次のセリフや演技を考えなくていい。

 

 この舞台を降りることを許してくれたウェールズに、言葉通りの感謝もにじませているようにも私には聞こえた。

 逃がしてくれてありがとう、って、そんなふうに聞こえた。

 似た者同士のブランメルウェールズは、どちらも正しくてどちらも間違っている気がする。彼らは偽り演じ続けなければ、自分には誰もついてきてくれないと本気で思い込んでいるから。

 ブランメルウェールズそしてハリエットも、一生自分という役から逃げられない役者。舞台の上でないと、偽り続けないとうまく息ができない。

 だから惹かれ合い、憎み合って、傷つけ合うことしかできない。

 

あやちゃん、ありがとう

 当公演は、夢白あやサヨナラ公演です。THE☆眼☆福。

 目が喜んでるとはこのことでございます。もう喜んでいるっていうか、

 目が昇天している。

 綺麗すぎて、目が正常な働きしてないのわかってます。

少なくとも、私が過去一好きなヴィジュアルの夢白あや。

 垂らしたパールの髪飾りに長いショール、パニエはいらないロングドレス。

 最後の退場シーンの美しさよ。

 

(゚     д゚      )   ゴトン

 

 …もう二度見どころかオペラ落としそうになったりして。そうか~、みんなこういうときのためにオペラ首から下げてるんですね!(多分違う。)

 「サヨナラ公演が一番キレイ」とはトップ娘役あるあるだとは思うんですけど、最後のシーン、白いマントに白いシルクハットで歌う朝美絢をみんな見たいと思うけど、

 私は真っ赤なバラを持って凛と前を向いて堂々と退場するあやちゃんに

 オペラ上がりすることを強くおすすめしたい。

 

 …あんなんね~、森をふらふら歩いてたらあかんて。鳥とかクマも二度見するだろうし、ブランメルも「服が!汚れる!!」とかいいながらうっかり声かけてしまうて。

 レッツ炎上☆恋の炎!!

 (しつこいけど、ここに音彩華純コンビのアフターヌーンティーお願いします(副音声))

 

 毎日王様のお供でパーティーパーティーパーティー、正直うんざり…それをハリエットは巧妙に仮面と扇で隠す。王様のバッグがなければ、自分は価値がないと思い込んでいる彼女。彼女もまた、ブランメルウェールズと同じ穴の狢。

 ただ彼女は女性で、賢かった。ブランメルウェールズみたいに周りも自分も欺き通すのは無理だったのね。彼女のセリフで

 「あなたを想いながらあの方に抱かれるなんてもう耐えられない!」(ニュアンス)

という言葉が、私は胸をえぐられましたそれは無理よ。それはなんつーか、無理、っていうか嫌だわ。

 それを楽しめる女性だったら、ブランメルを愛せないしブランメルも愛さない。

 損得勘定のない純粋な恋愛じゃない。相手の知られたくない過去を知ってるから、弱みに付け込んだ。そうともとれる二人の愛だけど、私は「それでもそばにいてくれる人がお互いじゃなきゃダメだった」、みたいにも見えた。

 

 ブランメルの前でだけちゃんと人間に戻るハリエットに願ってしまう。

 なんでもいいから、どんな手段を使ってでも幸せになってほしい。

 そう願わずにはいられないヒロイン。

 

生田大和のヒロインはちゃんと流されて、ちゃんと立ち上がります

 生田くんはヒロインに生きる軸をブレさせないから好きです。わりと相手役の愛が重くて一回流されちゃうんだけど(笑)(マリーもルスダンもちゃんと一回流されるからね)ちゃんと戻ってくる。戻ってきた後は自立するし、その自立が結構早くてノーストレス。いいですよね〜好きやわ〜。のわりに苦手な人多いみたいなのがちょっと悲しいけど…。

 あと生田くん、プログラムのTシャツどこで買ったの?(今ここでそれ書く?)

 

 タカラヅカなんで、作品はトップ男役ありきで作られる。それがタカラヅカの美学。

そういうものなので(断言)、(個人的には)作品もよく、役柄的にもドンピシャで、「ああ、この役はやっぱり◯◯ちゃんでよかったな」ってなる作品がトップ娘役のサヨナラ公演になることは、正直宝くじ当選くらい確率低い(苦笑)。  

 

 今回のあやちゃんは、今まで頑張ってきたご褒美だよなぁ、って見てるこっちが嬉しくなるんですよねえ。あやちゃんがね、全角度全瞬間全部きれいなんですよ。

 そういう作品が最後の最後に回ってくるのは、やっぱ神様は見てる。

 私はタカラヅカに限らず、ちゃんといい仕事した人には素敵なご褒美があると信じたい。だってそうじゃきゃやってられないじゃない(笑)

 

ハリエットにも美学があって人生がある。

 あやちゃんの演じる女性は、いつも自立してて自分の美学とセンスを持って生き抜くヒロイン。どんな男役が横にいようとも、我を忘れず、自分のやり方を貫いてた。

 それがすごく眩しかった。美しかった。

 最高だった。

 最高の夢白あやのサヨナラ公演だった!

 

 …咲ちゃん、見たらLINEして!(友達か)

 

瀬央ゆりあの十八番芸

 …何がどうして十八番芸なのかちょっと自分でもよくわかんないけど(ごめん言った手前あれだけど「これ!」っていう根拠ある作品思い浮かばない)なんか、

瀬央さんて裏切るより裏切られキャラじゃないですか。

 「お前、よくも裏切ったな!」っていうより「…友達だと思ってたのに…!!」みたいになる人が似合う人だなと思ってた。…こっちゃんの影響か…?(失礼ですよ。)

 

 プリンス・オブ・ウェールズ大層ちやほやされてます。黄色いジャケット着てスカイブルーのベスト着てショッキングピンクの靴下はいて玉座に座る男。

 それでもびくともしない瀬央ゆりあ。

 …いや、この人さらっと着こなしてるけど大したスキルだよ?

 どこぞの鳳月ちなつさんと張るんちゃうか?ってくらいの着こなしスキルだよ。

 

 もう私は事の顛末を徐々に知っていくウェールズくんの感情と追放を言い渡すウェールズくんに涙するしかありませんでした。本当にすごいのよ。追放を言い渡す瞬間、誰よりもつらくてしんどくて悲しそうなのはウェールズ

 

 「友達だと思ってたのに」

「ずっと一緒にいてくれると思ったのに」

 

 そんな魂の叫びが聞こえてくるようだった。

 目を赤くして、震えながら、自分を必死で抑えて友人に消えてくれという。怒りと悲しみ、つらさが全部一緒にウェールズにのしかかる。

 結局は、ブランメルもハリエットもウェールズも全員似た者同士。依存しあって、傷を舐め合って、弱い者同士で寄り添って。

 人の苦しみを甘い蜜とする宮廷社会を生き抜くしかない。

 瀬央さんの芝居がもうね~、ほんまに星組出身か?(ド失礼)ってくらい緻密で繊細なんですよ。

  自分の中でですが、芝居の雰囲気は星組の芝居は迫力のハリウッド製で雪組は繊細な韓国製だと思っているので、そこで組替えするとそれぞれはとてもいいのに相性がイマイチよくないのかな?って見てて。ほら、綾凰華ちゃんとかすごい悔しかったじゃない…?(※根に持つタイプ)

 …ちなみに誤解しないでほしいからちゃんと言い訳すると、これは国と人種と文化が違うからしょうがないよねって話で、私はどっちも好きです!(くわっ)(ミーハーの底力ここに極まり…

 

 ただ、その今までの組替え組の悔しさをぶっ飛ばすかのように、瀬央さんは星組仕込みの迫力と雪組芝居の繊細さを既にダブル取得してしまってるんですね。

 迫力星組と繊細雪組のハイブリッド瀬央ゆりあになってしまわれたので、いやもう、いやいやいやいや。

 行き着く先は、瀬央ゆりあ\(^o^)/ 

 雪星ドラマチックファンの希望の星でしかない瀬央ゆりあ\(^o^)/…瀬央さん…お願いだからずっといてね…(※無理)。

 

 そんなウェールズは友人と愛人同時に失って、そんでもって自分はその友人を裁かなくてはならない立場。それでも国は続くし、自分は逃げ出せない。

金はない、借金は増える、そして嫁は迫ってくる。※しつこいですが音彩ちゃんは最高です。

 自分のまいた種、だけどその代償はあまりに痛かった。

 

 衣装もだけど、ウェールズもどんどん変わっていく。最初は裸の王様よろしく

 「え?その色大丈夫?(これが瀬央なら案外大丈夫。)

 という頭おかしい配色で彼は生きている。(加藤先生は天才ですか? A.天才です。)

 それが、彼は気づき始めるのよね。

 洋服はブランメルのお陰でどんどん洗練されてかっこよくなっていくのに、ウェールズはどんどん汚い世界を知る大人になっていく。

 

 この変化を、瀬央は徐々にギアをいれて「プリンス・オブ・ウェールズ」を実在した王様として生きていく。これ本当にすごい。

 最初はウェールズを怪訝な目で見ていたのに、彼が気づき始めたら最後。

 ドラマチックでリアルな世界から目が離せなくなっている。

 「愛の不時着」のときも思ったけど、こういう史実ベースのキャッチーでリアルな男役は瀬央さんの独擅場。

 

 漫画のようなキャラクターを、ドラマチックな男役に仕立て上げる才能は唯一無二。

 気づけば瀬央自身のゴージャスな美も相まって夢中で見てしまう。

 この芝居の肝はウェールズ

 ウェールズがちゃんとお芝居できる人じゃないと、ちゃんとこの世界に浸らせてくれないと、この芝居は成り立たない。

 

 あーさがトップになって、あやちゃんの最後で、瀬央が雪組に来て、2作目で。

 すべてのピースがぴたっとハマった感じがする。

 この3人で、今の雪組でできた「ボー・ブランメル」。

 

 そうそう、私、この3人でこういうの見たかったの!!

 

ねえ聞いて、ショーもすごいよかったの

 イットク先生愛してるーーーーーーーーーーー!!!!

 …もうこれしか言えん。いや~、イットク先生も自分の故郷はここだと思っているんでしょうね!同郷じゃーん☆(※馴れ馴れしいにもほどがありますよ。)

 もう全部が「はーん!これが見たかったんですよぉ~~!!!」ってなりますので、いろいろ不安にさせたかもしれませんが(お披露目で)、ご安心ください。(※ひどい)

雪組ショーのモットーは、

安心安全ルーティーンで何が悪い、の雪組です(意味不明)。

  

 後半の群舞の「海への祈り」。

 もうこれ見れたら今年は死んでもいいと思える群舞(※また来年生き返ります)。花組「BAD POWER」と今年どっちかしか見れませんって言われたら本気で泣いちゃうので言わないでね。(誰もそこ比べないよ!)

 あの使いまわせそうにない衣装最高ですね!加藤先生ありがとね!!!(軽)

 

 …あとね…黙ってようと思ってたけど、今年の恨みは今年のうちにってことで←?、やっぱ言っていいですか。

 ミキティーよ…、、、ショーに黒燕尾は絶対いれよう!?(黒燕尾あーさを指さしながら)

 わたし、あーさが真ん中から燕尾で大階段降りてきた瞬間泣いちゃったよ?ちなみに私の周りA席は一体泣いてたよ?それくらいみんな見たかったんだよ、

 …お披露目でな!?(強めの語尾)

 

 …多くは求めてないはずだ。これから改めてくれればそれでいいから。(すごい上からー!!)

 ただ、ほんと私達、これをお披露目で見たかったんだから!!!!

 うん、つまりあれだ、イットク先生ほんとありがとう!!!!!(むせび泣き)

 

 今回のオペラ上がり(←カフェ◯レパクリ)

 縣千(ヘンリー・ピアポント)■金を投げ捨てて拾わせる貴族の友人(この解説どうなの)。容姿が端麗な分、こういう「こいつほんまに(しょーもな)」っていう役すると縣くん、映えちゃうよね。あのひとを見下した態度と目線がほんまに…!!ってなる。最後に挽回するかも…ブランメルのこと見捨てないでね…!仲良くしてね…!!と願ってたんだけど、やっぱりあかんかった(あっさり)。相変わらずショーでのダンスが薔薇の花束。THEゴージャス。韓国の民族群舞でさえも薔薇を撒き散らしてます。

 華世京(ロバート・ジェンキンソン)■最後に別れるブランメルとハリエットを見届ける青年貴族(かせくん、この新公主演やりたかっただろうな~)。きれいな顔と大きな目がハットのせいでほぼほぼ見えない笑。でもその存在感と「華世京、ここにいますんで」感が半端ない。ハリエットを優しく見守っている目が印象的でした(繰り返しますが、ほぼ顔は見えないです(ハットのせいで))。ショーでは客席降りで盛り上がったあとで銀橋で歌います。イットク先生ご存知ですか?この人まだ新公出てますよ…!(たぶん、知ってる。)

 奏乃はると(チャールズ)■ウェールズの仲間。私がおそらく一番ご挨拶を見た組長さんかな。ちぎちゃん、望海さん時代から大変お世話になりました…。これからたくさんの組でお父さんが見れると思うと(決定なのか)嬉しすぎます。この人はこういう大勢の中のひとりでも、ちょっと力の抜けたとぼけた味出してて好きだなって思う。

 杏野このみ(ヤーマス夫人)■雪担全員好きな娘役さんです。(自信満々)あんこちゃんが辞めちゃうと、なんか本当に私の好きだった雪組がなくなってしまう感がある。さみしいです…お疲れ様でした。雪組のTHEいい女。やっぱりあんこちゃんといえば、みんなだいすきナ・ウォルスク!(愛の不時着) 

 桜路薫(アントナン・カレーム)■桜路薫がTHE貴族という物腰で立っているだけで、この時代のドス黒さがさらに増す気がします。もう漆黒の渦。なおさま最高。

 諏訪さき(ウィリアム・ブランメル)■(諸悪の根源)父親。あれ、指田珠子ワールドの方がお邪魔してますね…?と思ったら、やっぱりそうですよね、雪組の漆黒とはこの人のこと、全部だいたいこの人が悪いでおなじみ、諏訪さき様です。(※褒めてます)。毎回思うんですが、主人公に立ちはだかる壁が上手すぎませんか。

 眞ノ宮るい(リチャード・シェリダン)■「えっ、誰あの若手のキラキラしたイケメン!!」って思うとはいちゃんなことが多すぎる。若手どころかまあまあ中堅(100期)でも全角度眞ノ宮るいすぎる。で、毎回なんで?ってくらいきれい。(素)

 蒼波黎也(アルヴァンレー卿)■ピアポントのお仲間。なんかこの子の演技は毎回気になります。さすが新公フェルゼン勝ち取っただけある(っていう目で見てるからかもだけど)。一言セリフを印象的にいうのがとても上手い(気がする)←あくるさんも自信持って!

 愛陽みち(リトル・ジョージ)■朝美絢の幼少期。(←間違ってないけども…)みんな大好きボニーの幼少期役の子。みちちゃんって104期生なんですね…!本当にあーさかも?ってくらいそっくり。父親に支配されてた繊細で内気なジョージそのもので、だから大人になったブランメルはこうなるんだ、ってみちちゃんのおかげで納得がいきます。

 苑利香輝(アーサー・ウェルズリー)■今の雪組ショーで「あの子だれ!?」からーの、遠目で確認からーの、オペラあげーの、それはだいたいそれは縣かエンリコくんです、が一連の流れでございます。これ、テストで絶対とれる問です。

 音彩唯(キャロライン皇太子妃)■異国から嫁いできた嫁(デジャヴ←「ストルーエンセ」参照)。控えめに言って、最高でした。最後の瀬央と腕を組んで横に立つ音彩ちゃんのドヤ顔をみなさんに見ていただきたい。なんならNHKで放送してもらいたい。「最後に勝つのは、このあ・た・し」って顔ほんまに可愛いし憎たらしくて総じて最高です。トップ娘役めでとう!メリーベルなの?シーラなの!?楽しみだー!

 華純沙那(デボンシァ公爵夫人)■仲間内では「かすみさま」と呼ばせていただいております(ひれ伏)。あやちゃん筆頭にして風神雷神ねいろかすみのトライアングル最高に好き。キャロラインとデボンシァ夫人の皮肉と毒しかない会話のミルフィーユが出る女子会にぜひ参加させていただきたい。ウチワもって「指さして」ってやりたい娘役すぎます…。くぅ。

 

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 自分の故郷を捨て、自分の愛する人を捨て、友ももういない。諸悪の根源の父親はとっくに死んで、もう墓参りさえも叶わない。

 全然幸せそうじゃない朝美絢のブランメルは、

 何のために、何が楽しくて生きていたのだろうか。

 

 うらやましくない。絶対にこんなふうにはなりたくないし、なれないとも思う。

 でもどうしても惹かれてしまう。見てしまう。痛くても、つらくても、情けなくても、目を逸らせない男がここにいる。

 

 人間の最も汚いところも、最も美しいところも、全部のせ。

 いい公演でした。

 今の朝美絢の芝居センスが光る、胸に深く刻まれる。すごく好きな作品です。

 

 

 

 

 

あなたの16年間は、最高に楽しゅうございました!!礼真琴ついにグランドフィナーレ、これが最後で最高の礼真琴。星組「阿修羅城の瞳/エスペラント!」感想文

礼真琴のサヨナラ公演は王道公演。

 

…「ちゃんと書く」なんて時間はないことに気づいた春。(いまさらぁぁぁぁぁ!!!)

 

 みなさま~~お元気にされていますか~~~!!

 スプリング・ハズ・カムでございます。2025年。

 「どう考えたって季節外れもいいとこだろ」と遅すぎるお年賀とばかりに2024年の総括を3月に提出するという社会人としてありえない醜態をさらし、

 「今年はまあ、みんな公演長いですからね。」

と悠長に構えていたら雪組終わってました。(※書きかけのロビン)本当にすみません(平謝り)。

 ちなみに花組さんちのらいとバウもありがたく見させてもらい、めちゃくちゃ感動して帰ってきました。らいと初主演おめでとう!!

やっぱ救命ボート足りてなかったんや。

(中途半端な感想やめて)※感動隠しです(めんどくせえ)

…すごくよかったの、らいと君(※書きかけのらいとバウ)(号泣してきたよ)。頭の中の感想がそのままPCに表示できたらいいのに~。お願い!チャットGPT。(まだむり)

 

 料理もやる気もブログも、「鉄は熱いうちに打て!」でございます。

 見てきた今の公演のことを、とにかくしゃべりたい。

 ラスト礼真琴、凄まじく最高です。

 

…ねえ、95期首席、100年に一度の逸材、やっぱ最後まですごいんだけど。 

 

星組■「阿修羅の瞳」「エスペラント!」

「柳生くんとたぶん同期生だよな」って思いながら出門くんを見てました

 

 ■礼真琴、今回は死にません。

 ちなみに私劇団☆新感線は未履修、ゲキシネもノー予習です。

 なのでたぶん、よくわかっていません!(堂々)

 ぶっつけ本番で舞台を見て、足りないところを補完していくスタイルで早10年の月日が経っております。ゆえに細かいところはようわからぬ。でも、これだけはわかる。

 

めちゃくちゃおもしろかった!!!!

 

 …ね。真顔で当たり前のことを大声でいうブログなんで。あくるさん、こう見えてただのエンタメ好きのドミーハーだからね(知ってる)。

 考察とか、無理だから。(よく知ってる)。

 すまん、先に謝る。許せ(見た直後は口調が礼真琴出門になる阿修羅)

 

 一番の感想。

 「礼真琴、死なないやん!」

 衝 撃でした。サヨナラ公演で第一感想それかよってとこですけど。

 何回でもいうけど(スキダカラ)、

 「絶対死なない柚香光・絶対死ぬ礼真琴」の常識で私達ここ数年やってきたでございましょ?(どこで)

 も~、御本人は人外的な強さがあるにも関わらず、死亡率がべらぼうに高いことで有名じゃないですか?礼真琴さん。

 Xで昔読んで「しゅ、秀逸…!」ってなったコメントに

花組のれいちゃんは「戻って来る!」っていったら必ず戻ってくるけど、星組まこっちゃんは「戻って来る!」っていったら「あ、死ぬフラグや」って必ず思う

 

 …礼真琴、あんなに一生懸命生きてるのに。

 誰よりも生きることに貪欲なのに。

 戻って来る信頼ゼ☆ロ。

 

 …すまねえ、結局みんな、ボコボコにされて、それでも這い上がって、そんでもって死んでいく礼真琴が大好きなんですよ(性癖)。

 

 で、今回。ビッグニューーーーース!

 礼真琴、今回死にません!!でかした奈穂子!

 

 ついにラスト公演にて「死ぬフラグ立ちまくるトップ男役・礼真琴」の返上だ!!

 いや~、ほんとに今回、人外的な強さを誇るとともに、人外的なしぶとさも感じました。

 出門、今までのまこっちゃんの役とは大きく違って、

生きることにさほど執着を見せないんだけども(過去の役は壮絶な「それでもオレは生きたい」って数々の拷問を受けていた)(なんで?ってくらい←いうなよ★)なんとなくこう、出門には

「この人死なないだろうな」

って思わせる強さがあるんだよね。それがなんでかはまだちょっとよくわかんないんだけど、ひとつの理由に出門の「いい感じのゆるさ加減」がそうなのかなって思います。

 過去の「死ぬよなぁ、この感じだとなぁ」(←言い方)…っていうこっちゃんの役、ロナンもロミオもディミトリもなんだけど(注:大好きですよ)

 こう、、、真面目なんですよね。全部において。生きることにも、愛することにも、仕事にも、友情にも。

全部真面目に悩んで、受け止めて、拷問受けて、

這い上がって、彼は散っていくんですよ

 (そしてなこちゃんは必ず置いていく)。

 

 これがね~、今回の出門。

 いい感じに、ゆるい!!

 これが彼が死なない勝因(?)だと思います!!

 「まあ、鬼退治もいけるとこまでいったし、これから別にやりたいこともねえし明るく楽しいことだけテキトーにいけたらいいな~。お?この椿って女、なんかいい目してるじゃねえか…けどなんかいい予感はしねえな…はっ、この妖気は桜姫?!(殺気)」みたいな、阿修羅城の殺伐とカオスな雰囲気(桁外れにかっこいい極美とかキレッキレの天飛とか貴公子稀惺とかが隙あらば襲ってくる)の中で出門はまあまあのんきに

 「今を楽しく生きれたらな~」

 「椿といい感じになれたらな~」

 「桜姫はノーセンキューです~」

 と過去のロミオとロナンが聞いたら「おいふざけんなよ」って怒りで一旦死ぬのやめるんちゃう(←言いっ放し)って思うくらいいい感じにテキトーでお気楽な出門様がいました。

 

 戦闘能力誰よりも高いのに、

 誰よりも生きることにテキトーな礼真琴。(ここにきて新発売)

 

 …これで!ついに!!やっと!!!!

 「礼真琴、ついに死なないエンド」の完成です!!

(御赤飯)

 

 …やっぱね~、人間思い詰めるのが短命への近道だなって思いました。(?)

 気楽にやればぼちぼち楽しく、なんかうまくいくようになる。

 ロナンやロミオが草陰で「そっかあ、ああやって生きればいいんだったか~」って思ってくれればちょっとは浮かばれるんじゃないかな~って思います(?)。

 

\\修ちゃんそういうことだってー!!(大声)//

 

 ■奈穂子さんの主観が大好物

 プログラムに

「小劇場を愛してきた私がこのタカラヅカで「阿修羅」ができることはすばらしき僥倖」

と奈穂子女史には珍しく(?)感極まって書いています。

 先に言っておく。

 奈穂子作品、大好きです。

 って今更か~☆(てへ)。奈穂子女史の作品、まあヅカヲタ全員好きだと思うんですけど、私は特に奈穂子女史の書くサヨナラ公演が好きです。今までだと、

 ・早霧せいな幕末太陽傳

 ・紅ゆずる「食聖」

がとにかく「贔屓公演じゃなくても通いたい名作」だったことはみなさん一緒かと。

 ちぎちゃんも紅さんも近年のトップさんでもずば抜けて演技力高くて、どんな作品でも面白くする演技派だったけど、それをおいても奈穂子さんてね、いつもの公演もだけど特にサヨナラ公演に対する力の入れ方がちょうどいいんだと思うんです。

 サヨナラ公演だからって、力まないから。女史。

(はいここテスト出ますよ!!)

 普通に、自分の見たいものを作る。いつも通りの通常運転で。

 ・・・それいい!!!!(ばーん)

…いや知らないよ?座付きとしてはちゃんと考えているだろうし「ええええ…」って重責にずーんってなってるかもしんないけど、女史は結構プロの組織人だと思ってるので私。 

 

「私この人でこれ見たい」(奈穂子女史のヲタク魂)

「私この人のこういうの、好きだったんだよね」(奈穂子女史の主観セレクト)

=トップスターの得意・好き・かっこいいだけが

詰まっている集大成作完成

 

A.我々が何度でも見たい

名作の爆誕(テッテレー)

 

 …このような公式と思われます。…勝手に女史を我々の仲間だと思っているところがなんとも思い込みの激しいヅカファンっぽいなーって思いません?ウフフ。

 素晴らしい。(↑ガン無視)

 素晴らしく明快かつポジティブで健全なサヨナラ公演へのモチベーションだろうか。

 

 商業エンタメとしてどうなんだと思われちゃうかもだけど、サヨナラ公演は正直作品の出来とかは二の次でOKの世界なんで(真顔でいえるヅカファン)、

たとえ支離滅裂でも、途中寝てしまっても、ファンは通う一択で、「今まで楽しませてくれてありがとう」って伝えるラストのチャンス公演だから。

 

 そのラストチャンス公演に「これ俺達が見たかったやつうううううううーーーーー!!!」 わりと通常運転で、いつも通り主観でモノを作りながらもめっちゃ高めの正解率でだしてくるのが、奈穂子女史です。

(※この意見こそ主観)

 奈穂子さんの中でトップになってもサヨナラでもちぎちゃんはジャンプの主人公だし、紅さんは「伝説の料理人でもクックパッドでレシピ調べる人」って思ってる。

 「あたしが見たいからこれ作るわ」型の

天性のクリエイターだと思います。

 個人的には、

 大スター礼真琴に

 メインボーカルみきちぐ組長の

 アンサンブルさせる時点で

 奈穂子優勝判定です。

 (ちぐさんもさぞかし緊張しているだろう)

 (しかもめちゃくちゃ楽しそうにアンサンブルする礼真琴)

 (初代マイクの幻影…うっ@オーシャンズ

 

■礼真琴にとって奈穂子は戦友であり星組生のタイコさん

 礼真琴さんて、類まれな才能も持ちつつ天才的な努力できる人っていうイメージです。ああ見えてたぶん器用なタイプではないし、思いの外繊細で、そしてとにかくすんごい真面目。で、素晴らしく柔軟性の人だと思ってる。

 礼真琴の何を知ってるんだって感じだけど、きっと「こうして」って言われたらすぐできるだけの努力をしている人だから、なんでもできるし結果がでる。で、「ああして」っていわれてそれが例え「えー?」と思っても「そう考える人もいるんだ、そっか。わかった!」ってすぐ思える、賢い人だと言葉の節々から感じる。

 どうしたらこんな礼真琴ができあがるんだろう…ってといつもインタビューで「ほえ~~~~」って声しか出ません。何度もくどいですが、人生の時給が違う礼真琴の言葉ってすごいです(真顔)。

 

 だから、奈穂子さんに

 「ほっとけない可愛げあるよね♡(だから、ルーチェはニート♡)」

 「首席なのにちょっと不器用でどんくさいよね♡(はい、リーロンロン♡)」

 「礼真琴さんに片思いしてほしい、そして私「かもめ」が好き♡

(コースチャ、どうぞ~!)」

 みたいな奈穂子女史'sリクエストに100%の150%で結果出しちゃう。これがすごい。

 私が奈穂子さんの作品が好きな理由のひとつに、あの小さな世界の中でみんなが一生懸命に、でも楽しそうに必死に生きている、というのがある。他人から見たら一見バカバカしいことかもしれないけど。そんなところが大好きだ。

 礼真琴の例で言えば、リーロンロンも、ルーチェも、恵まれた環境でもなんかちょっと残念男子で、でも一生懸命女の子を好きになって、自分の最善を尽くして成長していく(なこ姫(号泣)←思い出しちゃった)。

 星組生にとって奈穂子女史は、先生というより世界の面白いものをよく知っている、近所のタイコお姉さん的な存在なんじゃないだろうかと思う。親戚でもない、友達ともいえない関係性なんだけど、この人の話なんか面白いんだよな、と聞いてるうちにどんどん興が乗ってくる感じというか。

 もともとがコメディテイストだからとか、明るい作品だからとかだけじゃない。

 奈穂子女史の作品はヘルシーでポジティブ。観客も見ててどんどんノってくる。

 「そーそー、こういうの私見たかったんだよ~!」が詰まっている最後のプレゼント。

 素直にそう思える公演って実はなかなかない。

 もちろん奈穂子さんばっかりじゃ面白くないからいろんな作品を見たいけど、こういう作品でサヨナラはほんとに理想だなあ。楽しいなあ。…チケット?ないけどね?

 素晴らしく健全、あったかくてタカラヅカ的な

 「こういう礼真琴が見たかった」が詰まっている

 サヨナラ公演「阿修羅城の瞳」。

 

 礼真琴ファンがうらやましいよ。

 「サヨナラ公演にうまいものなし」のセオリー、今回は撤回。

 あとついでにあの意味分かんないくらいかっこいい極美慎、夢に出てきてくれないかなあ(どさくさ)。

 

 ■王道のレヴューを生田くんが作るとこうなる

 …で、幕間「あぁ~!!最高にいい礼真琴だったなぁ~!!」って高揚して迎える「エスペラント!」

 …単体では普通にいいレビューだと思うんです。(小声)

 ※個人の感想です。私、

生田くんの前作「シルクロード」が好きすぎるんですよね。

 あれこそ彼の主観100%というか、

 「僕こういう望海風斗好きなんで!!!!」(メガネ圧120%)

という観客ガン無視ショーだったと思う(言い方よ★)

 でもそれがもう、ブスブス私の性癖ぶっ刺さりすぎちゃったわけで現在この有り様です☆(ほがらかに)

 

 ってことで、今回もいっちょ君の偏りの性癖見せてもらいましょうか!(腕まくり)とばかりに阿修羅城で興奮バキバキの脳が全身全霊で生田ショーを欲していたわけ。

 無駄にハードルが高くなっているエスペラントよ。

 今冷静になると、なんか申し訳ねえ。でもこのときは

 「なんでもイケる!!なんでもこいよ!!!どうせありちゃんの腕の中でまこっちゃん死んでいく匂わせBLだろ!?よっしゃばっちこい!!!」

 とまで思っていた。なんて迷惑な客。お察しください。ちなみにまこありBLはないけどありきわみBLはあります。(耽美BL)

 …それくらいシルクロードが好きだったんだよーーーーーう(号泣)

いやマジで申し訳ねえ。あくるさん痛恨ミス。

 

…ただ、聞いてください。

バッキバキに号泣しました。

(号泣したんかーーーーーい)

 

■しかと目に焼き付けろ、これが礼真琴だ

 やっぱさあ、礼真琴の集大成はすげかった。まこっちゃんが大階段の前でひとりで踊るだけで、みんなで歌うだけで泣けてきちゃうの。

 彼女の歌声、ダンス、魅力。ただそこにいるだけで圧倒的なパワーと、伝わってくるスター性。彼女がいるだけで空気が変わる。世界が回る。

 私は今、歴史に残る大スターの

 サヨナラ公演を見ている。

 すごい圧と感動です。唯一無二、100年に一度の逸材、スター期95期の首席。

 そんな肩書とか全部ふっとばして、ただただ「トップスター礼真琴」であり続けること。

 普通の人間にはできない奇跡が、この人は起こせる。魅せる。圧倒される。

  大階段の前で、なんの装飾もない黒燕尾でホリゾントいっぱいにひとりで踊る。トレンチコートを着ておしゃれに軽やかに走ったかと思えば、混沌としたカオスの人形世界に迷い込む。

 どこを切り取っても、何を見ても

「私たちが16年見てきた礼真琴」がにじむ。

 ひとつひとつ、歌う姿、踊る眼差しで「あの時はああだった」「この時はこういう感じだった」と思い出す。 

 これを見せられて、感極まらないわけがない。

 少なくとも私は、16年間彼女が戦い続けて見せてくれた感動をひとつひとつ噛み締めるように思い出していた。

 

 年々初舞台生のロケットで泣くスピードが早くなってきてるなって自分でも1年で一番「老いたな、自分」を痛感する時期ですが(←それはどうなんだろうか。)今回、久々にタップダンスがありました。しかも初舞台生のラインダンスの中で!三井先生のロケット、むずーーーーーい!(最高ーーーーーー!!)※三井信者

 こっちゃんは楽しそうに、でも真剣に靴を鳴らしてその後を必死に初舞台生がついてくる。ここを卒業するトップと、これからこの世界で生きていく初舞台生。美しきバトンリレー。

 泣けちゃうよ~。泣かない選択肢がないよ~。

 …111期かあ。まさかここまで見てるとは思わなかったなあ

(↑これも毎年思うルーティーン作業) 

 

星組うめだ阪急1Fの輝き

 今回のショーは、個人的には生田大和度(?)が「シルクロード」に比べると結構薄めでマイルドに感じます。BLもありきわみ(齋藤吉正開発)の応用レベルなので「シルクロード」テンションで行くと結構「あれ、そうなんですね」ってなるのでご注意ください。※それはあくるさんくらいです。

 だがしかーーーーーし!!!!

 ここは天才がいる場所・礼真琴の星組

 決マル・マトマル・感激スル☆(←シャンプーのコマーシャルですか?)

 中詰のあと真っ赤なスーツで「うおりゃー!!」ってまこっちゃんが飛び蹴り登場したあたり(←幻聴+幻覚)からもういつもの星組でした。

 

 うん。私、絶賛星組見てます!!!!

 

って無意味に主張したくなるなにかがある組が星組

 

 今回のショーで礼・暁・極美・天飛が踊るシーンがあって、

ものすごい、

ものすごいゴージャスなんです。

 ↑無駄に二行使うくらい。

 もうね、グループ名・天然LED。まぶしすぎて二度見します。

 悔しいけど、この3人いるんだったら礼さんも安心して卒業するわ。

 私が礼真琴でも卒業する。(←世界一無駄なもしも)

 とにかく見てほしい!!!!!!(力説)。

 

 しかも、光ってやがるだけじゃなく、4人が4人

 ルイ・ヴィトンとシャネルとグッチとエルメスくらい

 超個性的で、全部一緒に着けると趣味疑うみたいな事故が

 起こりがちなハイブランド一級品の輝きなのに、

 なぜか…まとまっている…!!!!※オペラグラスが小刻みに震える 

 

 なんて素敵な星組マジック。ここはうめだ阪急1Fか!?

 

 ですがご安心くだされ星組です。うめだ阪急1Fハイブランド売り場でも、

 繰り広げられるのは汗が飛ぶ体育会的な熱いダンス。

 濃い。濃厚。熱い。胸焼けしそう。

 でもめちゃくちゃ美しい。

  いわずもがな最高にかっこいい!!

 

 っはーーーー、いい試合見た!!!(キラキラ)って感じです。ちまたで流行ってるプロレスってこんなかんじなんでしょうか。(プロレス・宝塚・LDHは一緒の輝きと面白さがあるって三浦しをん氏(尊敬)がいってたから…←すぐ横流しする) 

 

 ちょっとそのシーン、ジョギングくらいの疲労度がありますけど(目眩つき)

おいここワンダーランドだぞ!!!(法螺貝)

みたいな。あくるさんもうぜんぜん、ドハマりやんけ。

 

星組生の中毒性たるや

■暁千星(つばき)■次期トップ内定おめでとうございます!!いや~ありちゃんすごかった。真っ赤な大階段の真ん中で歌うありちゃんにちょっとトートの影を感じたほど、堂々とした相手役!ありちゃんがいたから、今回の阿修羅がきたんだろうな~。 「おいしゅうございました!!!!!!」は汎用性の高いヅカセリフとして今後のヅカ飲みの締めで多用したいところです(?)。

 あとありちゃん、ダンスの踊り方がちょっと変わったかな?軽やかで洒落感があってめっちゃ素敵。ラストでまこっちゃんと手を取って踊るとことか、「あ~星の子になったんやな~」ってしみじみ。

 でもってなんにせよありきわみです。齋藤吉正(byジャガビー)開発のありきわみ。THE耽美。いいよね…自分の嗜好にはないはずなんだけど、軽率に「BLっていいよね☆」って言いたくなる耽美。耽美の大サービス。(何度いうねん)ありがとうありきわみ(でも今回で解散)。

 

■極美慎(安倍邪空)■はい!奈穂子さん絶対極美くんが好きだとおもいまーす!(学級会)ってくらい、意味分かんないくらいえげつないかっこよさがあります今回の極美慎。オタクはこういうノーブル美男子大好きですからね(偏見)。

 とにかく、見た目がいいのとそこはかとなくエキセントリックな「出門執着」がすごい。ヴィジュアル完全スーパーサイヤ人なのに、どうしてあんなにかっこいいんだ。おしえて奈穂子。

 あと、極美慎は総受けです。(懐かしい単語)。

俄然花組異動が楽しみになった邪空君でした。

 

■美稀千種(鶴屋南北)■先生。1曲みきちぐさんが歌うところがあるんだけど、結構上手かったのと(若干失礼)ちょろちょろしてる軽快なジジイすると星組組長強いなって(絶対失礼)。最後に「南北先生世話になったな!オレは旅に出る」のこっちゃんのセリフに大楽号泣するちぐさんが見えるので今から胸がはち切れそうです(もう泣きそう)

■白妙なつ(阿餓羅)■なんでやめるんなっちゃーーーーん(泣)最後は化け物役っていうのもなんからしくてイイ。なっちゃんのお芝居が大好きでした。まろやかな美人なのに三角巾が似合うおばちゃん感が大好きでした。(※褒めてる)専科まで残っていろんなお母さんしてほしかったなあ。。。

■ひろ香祐(安倍晴明)■死んだと思ってたら生きてた安倍晴明。中盤まで出てこないので「あれ?ひーろーまだか!?」って焦っちゃったよ。桜姫の親であることもなんか納得(この子にしてこの親あり)。ショーでことあるごとにりらちゃんと組むの、泣かせてくるじゃねえか、、、!

■紫りら(吽餓羅)■りらちゃんのダンスが大好きでした。小さくて可愛くて踊れるプロ95期。もうベテランなのに、あの可愛さは本当にプロ。不思議キャラで95期のいじられ優等生大好きです。個人的に元花の真鳳つぐみさんとは姉妹設定。

■小桜ほのか(美惨)■最後の最後も化け物枠、はっきりいって最高です!!アクの強い役やらせたら一級品のほのかプロ。彼女もこれで専科入り。星組の楽しみだったので、定期的に見れないのは残念だけどこの歌声と演技が各組で見れるのは超楽しみ。

■碧海さりお(安倍雷王)■ゴールドのギラギラ羽織の鬼。身のこなしとか、殺陣の形がいつもきれい。舞うように斬るって言葉がぴったり。目を引きます。たぶん、彼女は「鬼滅の刃」世界の住人です。

■天飛華音(安倍毘沙門)■礼真琴のあとの「星を継ぐもの」はあまとくんかな!とにかくキレッキレ。「僕、星組です!!!!」をキラキラしながらアピールする、強くてできる中堅。お姉さんは、安倍勢の中で一番イキってる感があって大好きだよ…。

■詩ちづる(桜姫)■今回のナンバー1ドハマリキャラ(しみじみ)。大好きですね、こういうキラキラかわいいだけじゃだめかしらっ?の勘違いギャル♡(言い方)。しかもバズーカ持って「恋は数撃ちゃ当たる、ですっ☆」って御本人出門にいっちゃう。かわいい。もう、うたちのいいところしか出てねえ!!!(ヤケクソ✕メロメロ)。目に入れても痛くない。かわいい。(何度目)。次期トップがんばって!!

■茉莉那ふみ(少女)■子役で注目。とにかく目を引く演技力。まこっちゃんとありちゃんと並んでるシーンが何度かあるけど、怖気つくことない存在感すごいです。最近「うっまいなあ!!!」って思うと必ず子役で名演技したあの子、みたいなことが各組で起こっててここはNHKか?ってなる。

 

 こっちゃんが退団発表をした時、Xにはみんなこぞって「私と礼真琴」エッセイを載せてたのが印象的です。読むのが楽しかった。

 みんな、それぞれ自分が出会ったときの「礼真琴」がいて、みんなタカラヅカを見ている間に「好きだった礼真琴」が必ずある。

 最初から最後までスターだった人。

 そう簡単に同じような人が出てくるとは、現時点では思えません。

 

 5年間のトップ任期。はっきり言って、長期です。トップ任期は2年5作がベストと思っている人種(私)、奇跡だと思うのはこっちゃんの星組は全然飽きなかったってこと。

 まあ、毎回来るタイトルが「え?これいくらかかってんの?」って真顔で思うような公演ばかりだったのもあるけど(笑)でも、最近星組にはしんどい、つらいところでものすごく元気をもらえることが多くて、それが何より嬉しくて楽しくて。

 礼真琴の星組は、ヅカファンにとってのカンフル剤。

 見ると元気になる。明日も生きようと思う。ありがとうを何度も繰り返してた。

 

 いつ、どんなときもこっちゃんはそこにいて、

いつも輝いていて、いつも努力を重ねていた。

 まぶしくて、徳が高くて、勝手ながらうまくいかずに「礼真琴にはなれない人生」と諦めたことも、「でもこっちゃんがやってるから」と自分を奮い立たせることもあった。

 ただ見ていただけ。ただ感動していただけ。

 でも、自分が思っているより礼真琴は強く、自分の心にずっといた。

 仲間にも、ファンにも、ただ見ていた人にも、心に響いて影響力を与えた100年の逸材は、ここを旅立つ。

 

 こっちゃん、16年間本当にありがとう。

 最高に「次は何をしてくれるんだろう」って思ったトップ。

 「さすが礼真琴」を何度でも繰り返す、奇跡のスター。

 

 「尊敬する同期の礼真琴」、永遠なれ!

 本当に、本当に、ほんとーーーーーに、あなたの星組は、

最高に楽しゅうございました!!!(カン!)

 

 

2025.5.1 あくる

彩風咲奈の名スピーチに震えて新しいヴァルモンに出会えた雪組/いつでも私達は星組に救われてきた/「私のおかげで幸せでしょ♡」パワーは最高芹香斗亜の宙組【世界一遅い2024年宝塚歌劇総括②雪星宙編】

キング牧師か彩風咲奈か。

中井貴一か礼真琴か。

柄本佑か芹香斗亜か。

 

…あくるさん、もう雪組始まりますよ★

(去年は2月でしたが、ついに2025年は年度末更新となりました)。

 

 書ききったら大勝利とももう言い訳も甚だしくなってきましたが(まじで反省)、みなさまいかがお過ごしでしょうか?あくるです!

 私はといえば、1月は宙組にハマり、2月は帝劇でレミゼで「え?バルジャンとジャベールってデキてたん?」と衝撃を受け(それより帝劇ラストやで)、年末どーん、そのぽつぽつと「もうそろそろええやろ」みたいに落とされる人事爆弾にあわあわしております(ねえ、小桜ちゃんもなっちゃんもりらちゃんもいなくなる星組って…?)

 

 タカラヅカ やめる瞬間 見つからない(あくる 心の一句)

 

 …さてね、この先延ばしにする性格ね?下手に言い訳すると余計かっこ悪くなるからとっとと総括後半戦、参りますよ!

 もう2024年の最初の作品なんだったっけ?状態のあなたに届けます。

タカラヅカ2024年度総括!

雪・星・宙組編スタートです!!

 (※開き直るしかない人間は強いです)。

 

雪組 御曹司がお送りする一世一代の名スピーチ~キング牧師からキムチへ~

 まあ、毎年いってるんですが雪組はわたしの故郷ですので。(※年々説得力が薄まっていることはわかっている)先日の宙組さんで、

雪組、我が故郷」

をあんなに痛感した時間はなかったね。宙組なのに、THE郷愁。

 

 …っていう話はおいておいて、去年雪組1発目は別箱から。全ツ「仮面のロマネスク」(演出/中村暁)「Gato Bonito!!」(作・演出/藤井大介)。

 

 …いや…作品の組み合わせ、濃くない?

 

 不倫とか貞操とか略奪とか恋愛ゲームとか「♪男を~真剣に愛したことありますか~♪」ってあーさの顔でいわれても

 劇画すぎてわかりません!!!(逆ギレ)

みたいな。

 フランス料理フルコースのあとにトリュフ鍋とチョコレートケーキワンホール食べたみたいな感覚。

 全部大好物なのになんかもう…お腹いっぱい(お腹さすりつつ)。

 

 カメロマは、「よく再演する柴田愛憎メロドラマ」の中でそれぞれのトップのカラーが特に出る作品だよなあと、再演するたびに新しい発見があります。音楽もかっこいいしドレスもキレイだし、人間ってなんだかなあと思うことも、「愛ってなんなんだろうな」と思うこともあるけれど(結局いつもわからん)、

 それも人間なんだなあ(ざっくり)

 と思う作品で個人的に全然再演ばっちこい作品です。(苦手な人もいるだろうけど)

 

 ヴァルモンって、女の敵ともとれるけど、一方でさ、純粋な人だなと思うこともできると思うなにかにつけて業が深い主人公だと思うんですよね。

 今回雪組再演を見て「くあっ、このヴァルモン業が深いな!!」と思ったのは、

 セシルに手を出してないヴァルモン、初めて見たな

っていう点です。

 のっけから刺激的な話でごめんなさいね(※謝ってはいるもののしゃべりたくてしゃーないあくるさん)。もうなんか、朝美ヴァルモンこじらせ男子の極みだからさ~!目がしばしばするような劇画ゴージャスあさあやで、大変目の保養だったわけだけど、それと同時に捨てられた子犬のような朝美さんとあやちゃんの姉御肌が発揮されててさ。

 「んもうヴァルくん!?またそんなアザ作って!誰にやられたの!?」って感じで

詰めるあやお姉ちゃんと詰められるあーさ弟の

往復書簡やりとり劇

(「とにかく心配だからはよ返事ちょうだい」みたいな保護者夢白あや)

に見えた…という

オープン★新しい仮面のロマネスクワールド。

 

 ヴァルモンとメルトゥイユって「男と女」ですけど、バディものみたいな雰囲気もあって、同時に「同志」「対等」感がある、画期的な作品だと思いませんか?同じ時代の再演しがち柴田メロドラマシリーズに「あかねさす」「うたかた」もありますけど、「結局額田もマリーも男の都合に全部巻き込まれて可哀想…」みたいに思ってしまうのね私。早く逃げて少しも早く!なんてメルシー伯爵ごっこしたくなっちゃう。

 今回、メルトゥイユを演ってるあやちゃんがそもそも「可哀想感」「巻き込まれる感」芸風的に皆無なんで、「好き勝手やってるメルトゥイユ」にぴったりですごく好きです!

 

 イメージの話ですよ?あーさってこう、「女慣れしてないイケメン」感がずっとあって、それが私結局大 好 物なんですよね…。たぶんギャップ萌えなんだと思う。だから「やだ!朝美さんキスシーンあるじゃない!?(※ライラックそれだけで白いご飯三杯いけちゃうわ!」みたいにちょろい女いっちょあがりなわけです★

 なんで、急にこういう不倫だ恋愛ゲームだ貞操だと恋愛不穏ワードがてんこ盛りのカメロマは

「もうここまで体感5秒、記憶がないっす」

とアドリブシーンで真顔でいってた朝美さんを思い出して、そっとオートミールクッキーを差し出す華純沙那ちゃんのような面持ちで見守っておりました。

 うん、客席全員朝美絢の姉。

 

 なので、ヴァルモンのメルトゥイユを手に入れたいがためにトゥールベルもセシルも我が物に、っていう思想がたぶん朝美さんにはないと思うんですよ。なんなら「どういう意味コレ?」って頭の中?マークでいっぱいになって、百戦錬磨まゆぽんに理由を聞く朝美さんさえいそうだ。(私に聞かないでよ顔まゆぽん←得意分野

 

【結論】 

セシルに手を出さず

朝を迎える朝美ヴァルモン。

 

 いいのか悪いのか、お互いの貞操は守られた。なんつうカメロマ!

 新しいにも程がある!!(※個人の見解です)

 

  劇団は時々、こういった男女のかけひきに頭が回りそうにない、95期男子中学生チームに無茶振りをするのがマジでいい趣味してんなって思う。礼真琴=ティリアンとかね(※根に持つタイプ)

 …全然いいですけどNE!👍️(恋は悩みし励めよイケメン)

 

詰める姉と、詰められる弟

 

 さてそんなあーさが頭の中?マークでいっぱいのヴァルモン(※いいがかりですよ)が大得意そうな(偏見)彩風咲奈さんのリサイタル「ALL BY MYSELF」(作・演出/野口幸作)も行けました!やった!

 いや~~~~、やっぱ咲奈の御大はすごかった…。こうなんか、御曹司ってこういうもんやでっていう、彩風咲奈の答えを全部見せてくれるような舞台だった。華世京くんと一緒に正座して「ハイッ!ハイッ!」てメモしたくなるリサイタル、初めてです。

 

 「海の見える街」をフルバージョンで生で見れたのは感動でした。やっぱり咲ちゃんが今の地位を確立させた名場面を、最後にセルフ再演でまた見れるってなんかすごい鳥肌たつ。こんな贅沢なことある?

 雪組が今後「お前だからな!マジで!!!」って肩バーンして目を見開いて華世京くんを見ていることが実証されてしまったので、私は華世京くんの成長を固唾をのんで見守ることをここに誓います。

あの子の「(入る前から)姉は夢白あや、

マブダチは稀惺かずと、出身校は名門私立英徳学園」感はなんなんでしょうか。

生まれた頃からF4感が半端ないです。くぅ~雪組御曹司!好き!!(好きなんかい)

このあと隣の方(初対面)と意気投合して駅ビルでカレーを食べながら3時間喋った思い出(特技)

 

 

 #大劇場1回  #ベルばら #サヨナラ公演 と、思わずハッシュタグ打ちたくなっちゃうベルサイユのばら~フェルゼン編~」(脚本・演出/植田 紳爾・演出/谷 正純)。

 …THE苦行。なにがってチケットがです。

 うううう、もうチケットのこと考えるだけでお腹が痛いよぉ…と今の阿修羅状態でいた春。春はそういう季節なのか。私はチケットがとれないと情緒不安定になるので(はた迷惑)サヨナラ公演にでかい演目は避けていただきたい…と常々言ってしまうのだが、彩風咲奈はどこ吹く風。

「私は宝塚に入ると決めたベルばらで卒業します。」

を貫くこの姿勢。さ、咲奈教官!!!!(敬礼)

 私みたいな軸ぐにゃぐにゃ人間からしたら、咲奈さんの軸は鉄パイプっていうかもはやダイヤモンドです。全然この人ブレない。

 彩風一徹って呼びたくなっちゃう(やめてください)。

 

 一回限りの観劇がフェルゼン席(1幕終わりにフェルゼン様が走ってくる席)で、

 ありがとうイープラス!!!(心臓が止まります!!!!!)

 って天を仰いだのは言うまでもない。絶命。あくるさん、バスティーユとともに死す。

 

 今までで一番「過去のベルばらと原作ちゃんと読んできてね」感はあったんですけど(こんな予習が必要な演目あります?)おじいちゃんたちの「がんばります!!」(歌劇座談会より)に偽りはなく、

「令和のベルばら、彩風咲奈のラスト華々しくやってやろうじゃないの!!!!」という気迫が伝わってくる公演でした。

 老舗の名作強し。

 

 特に彩風咲奈の「これが私のベルばら、最後のタカラヅカという気合という名の圧はすごかった。

 「あなたが、誰かの夢になる」。

 咲ちゃんはずっと正直な人だった。嘘がつけなくて純粋で、ある時から言葉の節々で私達と同じ「悔しい」「どうして」「なんで」が溢れていた気がする。きっともっと言葉にして伝えたいことがあっただろうと思う。私達にも、組織にも。

 咲ちゃんが、わたしたちの希望になってくれた。

 3年半、大変だっただろうけど、この時の雪組のトップが咲ちゃんでよかった。

 最後の名挨拶を聞きながら、思ったことは残さないと消えてしまうから、私は何度でも書いて伝えていこうと思った。素晴らしい、ラスト彩風咲奈でした。

 

バスティーユ追撃の際にはぜひお誘いください(物騒な勧誘)

 

 今年は思いの外雪組さんを見る御縁があり(我が心の故郷と言い続けただけある)年末の「FORMOSA!!」と「愛の不時着」も無事観劇。偉大な雪組御曹司を見送ったあと、朝美絢就任。あーさ、本当にトップおめでとう!!

 まあ、このブログ、ヅカファン全員朝美さんのことネタにしているので大好きだと思われるので、私が語るまでもないかもしれませんが。

 「愛の不時着」(潤色・演出/中村一徳)。

 思えば不時着ブームから早4年。隙あらば「タカラヅカで舞台化お願いします!」と(しつこく)提唱し続けた甲斐がありましたよ!

 タカラヅカってタカラヅカという自社を使って120%再現する力」がほんとすごい。ベルばらから今の地位を確立させただけある劇団だよな…とリ・ジョンヒョク、ユン・セリをはじめ北朝鮮のおばちゃん集団からやユン一族の悪の組織一体まで、

「全員一丸となってスタジオドラゴンの

世界観と夢は我々めが必ず体現しますので

ご安心ください」感が半端ない。

もう版権料金の倍くらいの数のファンをお返し・還元してるのでは(←テキトー)。

 で、原作ファンとしても、タカラヅカファンとしても「原作モノでこんなに双方のファンが納得・満足する作品も珍しいのでは」と思う出来だと思った。まあ、本家がミュージカル化してるので「おいおい」ってことはないにしても、

「安心してください、タカラヅカなので。」と言いたい理由がここにある。太鼓判。

 

 ジョンヒョクの素朴で実直な性格、無愛想だけど愛することを自覚した途端、ためらうことはないまっすぐな性格。ヴァルモンを見たときには「このヴァルモンはそんな打算的なことまで考えられる恋愛してきたのか?」と、私の知ってる朝美絢でもヴァルモンでもないことに戸惑いを覚えたのだけど、ジョンヒョクは一瞬もそんなことを感じなかった。頭から爪の先まで、ジョンヒョクだった。

 1幕のセリが韓国に戻ってしまうところでのジョンヒョクとセリ、ラブストーリーであんなに切なくてぎゅっとなった朝美絢は初めてだったな~。今までイケメンラブコメ枠、「泣き虫プリンセス」で歌詞は罰ゲームと散々ネタにして爆笑(←爆笑…)していたのを号泣しながら反省したよ…反省したけど、基本的には恋愛トンチンカンイケメンで構わないよ?(好きなので)。

 …あくるさん、反省してるよね?

 

 「あやちゃんがいるうちに韓ドラは1本やってほしい」、言い続ければ叶うもんだ(執念)。ユン・セリはあやちゃんがやってこそユン・セリ。ツイードミニスカートセットアップのハマり用ですよね…。韓国に戻ってドン♪とユンセリウォークでセンターに仁王立ちで髪かきあげる夢白あやがユン・セリすぎる。北朝鮮メンバーが「えっ、セリねえさんそんなに金持ちなの!?」「社長!?」と驚いていたけど、もうどっからどう見ても成功者のにおいしかしないよ?

 あさあやは、カメロマのときは「なんでも上手いことやる姉と不器用で初心な弟」にしか見えなくてどうしたものかと思ったけど、作品を変えればガラッと変わるもんだな、とコンビの表現力は無限大だとわくわくした。

 わかりあえないと思ってた2人が徐々に心を寄せ合う姿がもどかしくて、美しい。よく2時間で描いたな!!と原作の長さを知っている身としてはもう拍手するしかない!!

 

 「僕以外とラーメンは食べちゃだめ」っていたずらっぽく笑うク・スンジュン瀬央に無事全員死亡。

 おいイエローカードだぞ瀬央ゆりあ。(ピピー)

 そんなん言いながらダン置いてお前死ぬんだろ~!ってこの時点で泡ふきました(しかも衣装のニットが可愛すぎた←男役のニットに弱すぎ)

 ソ・ダンの華純沙那ちゃんはフィナーレのチマチョゴリの可愛さがもはや有罪レベル(勝訴)。あとちょっと感情が感じられない北朝鮮語を日本語で表現するとああなるのか…とその表現力と声の力にも「これが…華純沙那…!!」としばらくうなされました(望海風斗ボイス)。

 華純沙那ちゃん、かわいい顔してなんて魔性の娘役…瀬央(と観客)メロメロやんけ!!(95期星組男役、骨抜きの図)。 

 このあとそのまま雪組に組替えすることになった瀬央さん、個人的に「愛の不時着」で一番かっこよかったのはク・スンジュンの銃撃戦からの死。

 さすが星組で戦争ばっかしてきただけある!!!

(※物騒)

 星組の「なんでもド派手に、なんでもドラマチックに」というスキルがここで生きるとは。瀬央と星組のポテンシャル…!!

このあとオレンジのニットを購入

 

 架空の国の遠いおとぎ話「FORMOSA!!」(作・演出/熊倉飛鳥)。個人的に若手の演出家で一番大劇場デビューの近いと思う熊倉先生、あの世界観を小劇場で今のうちに体感したいと思っていた。

 この人の装置や衣装のセンス、芯を突いた脚本がやっぱり好きだ。

 今回の衣装、オリエンタルとヨーロッパのあいのこみたいな不思議な衣装だったけど全部が全員に似合っていた(衣装・薄井香菜)。特にエメラルドグリーンのぱきっとしたロングガウンとデュエットの赤のおそろい衣装の色味が素晴らしく縣くんに似合っていて、やっぱ自分に似合うものを作ってもらえるって素晴らしいなと東上主演を祝う。

 熊倉先生の脚本のよさは、生徒の本質を引き出すキャラクターにあると思う。縣くんのジョルジュを見て、「縣くんて本当はこういう子なんだろうな」と思った。

 ジョルジュのように、「人と話すことも好きだけど、ほんとの僕はひとりで本を読んで、創造することが好きなんだ」と目をキラキラさせる、ディズニー映画のヒロインのような男性が似合うんだ。ラプンツェル男役・縣千。

 ねいろちゃんはベルばらのジャンヌでめちゃくちゃ輝いていたので、楽しみにしていたんですがメイド服とかドレスを着せると本物感が半端ない。

 何度見ても顔と衣装に統一感がありすぎて

 「本物やん…!」

 と思えるの最高。とにかく本物です!!(強調)身を乗り出して「自分には何ができるんだろう!」と胸をときめかせるシェリルが可愛すぎた。個人的にはデンマークの陰鬱な王妃様よりもこっちのほうがとてもねいろちゃんぽくて好きだ(今思うとカロリーネは難しすぎたよね)。

 で、きました雪組の本命、

 名門私立英徳学園出身・華世京様のご登場です(どーん)。

 「雑草はなあ、花を咲かすにはこれしかないんだよ!!」

 震える縣(101期)に凄む華世(106期)。

 あ…あなたマジで106期…?(がたがた)

 思わず正座になるよ、イネスさん。とにかく華世京ブランドの圧と強さと華と美を堪能できるこの一品。人を馬鹿にするセリフと、演技と、表情が死ぬほどうまい(※褒めてます)。「横暴で傍若無人で流行りに激弱なイギリス人ってまじでおれたちww」と自嘲するあの顔。生粋の英徳学園出身者しかできない、この表現。

 憎たらしい、だけどかわいい。

 くそー、宝塚版松本潤め!華世京なくしてフォルモサ語れず。「さあ金を稼げ!オレのために!!」を全身で表現する、成金ヤ◯ザ・イリスをここまでできる華世京のポテンシャル。

 雪組の底力を感じました。

 咲ちゃん安心して。

 雪組はこれからも大丈夫(ぐっ)

 

けろけろけろっぴでしょ?」ってささやき声が聞こえたんですが、ぴっけろくんです

 

星組 100年にひとりの逸材が孤高に上り詰めた年

 

 星組タカラヅカ110周年、2024年の一発目は「RRR」~!

 …いや、星組Pよ。

1作品への濃さ(+礼真琴へのプレッシャー)半端なくね!!??

 私、いつも仕事できる人を見ると「この人私と人生の時給がたぶんB席くらい違うんだろうな~」って見ちゃうんですが(なんでもとりあえずB席換算)たぶんこっちゃんはA席、いやS席くらい私とは時給が違うと思われる。(むしろ絶対SS以上)

 いや、でもそれにしてもだよ、さすがにねえ、、、

「1789」(小池ミュージカルの大ヒットドル箱)

「RRR」(インド映画の大ヒットドル箱)

「BIG FISH」(映画ファン熱狂)

「記憶にございません!」(日本の宝、三谷幸喜原作)

「阿修羅の瞳」劇団☆新感線の伝家の宝刀)はねえ!?

 やりすぎじゃーございませんこと!!??

(=チケットがとれないことへの逆恨み爆発)

 ほんと、100年にひとりの逸材って礼真琴のことをいうんだろうなと思います。

 こっちゃんが這いつくばってムチに打たれてそれでも「…ったく、こんな拷問へでもねえよ!(ペッ)」って唾吐きながら立上がる姿見ると心が震えますからね。(性癖)

 

 で、「RRR」(潤色/谷貴矢)。私はすでに映画履修済みで、きっとタカラヅカに合う作品だろうなと思いつつも「RRR」をいち早く「ミュージカル化」じゃなくて「宝塚化」しました!!と息巻いてるタカヤくんが一番RRRっぽかったのが面白かったんですが、実際いや~すごいな!!と思ったのがビームとラーマが川で出会って、少年(早瀬まひろくん(「にぎたつ」で凄まじい演技力を見せる名子役)を助けるシーン。

 舞台ってVFX使えませんよね!!!???

 タカラヅカってマジですげえ…。初めて観劇したインド人もこんな感じでリアクションするんじゃないかなってくらいのリアクションをして見ました私。(「モニタリング!!」だったら絶対いい画だった)口あんぐりとはこのことです。

 何年見てても、すごいもんはすごい。

 毎回「こんなん初めて!!!!(ぞわっ)」をくれる劇団、どこ探してもないと思います!!(熱弁)

 ナートゥダンスに関しては、映画を超えた名シーンすぎると思っている。

 私達、当時結構きびしかった状況でしたよね?「これからどうなるんだマジで…」という深刻な顔つきで客席に座ったヅカファン全員を笑顔にした「ナートゥダンス」だったと思うんですよ。

 今思えば、あのどん底だった時期の博多座公演で元気に明るく「ランベスウォーク」を歌って笑顔にしてくれたのも星組でした。

 ヅカファン的には足を向けて寝れない存在です。星組すげーよ。ありがたし。

 

 珠子ちゃんデビューおめでとう!!「VIOKETOPIA(ヴィオレトピア)」(作・演出:指田珠子)(←ヴィのあとのオレの発音難しくないですか(日本人))。

 闇・ダーク・激重・愛憎世界が大好きな私達(…ひとくくり?)のミューズのひとりである珠子ちゃんの大劇場デビュー。

 なこ姫のハットとスーツ~~~!!!ってキャーキャーして帰ってきました。なこちゃんて見た目がお姫様なのにああいう男前な衣装似合いますよねえ。パンチの効いた御御足グァッと出てるやつとかもさくっと軽く着こなして、「あたし世界一かっこいいでしょ★」って着れるって最高の武器だと思うんですよ!!

 何度でもいいますけど、闇・ダーク・激重・愛憎世界が大好物な人間にとって珠子ちゃんや栗田ちゃんのように歪んだレンズでそっと人間の闇を見るような世界が大好きです。まこなこはもちろんうまいし、さすがの実力と表現力ではあるんだけど、たぶん珠子ちゃんの作品をするには底知れぬ明るい人種なんですよね。

 どろっとした感情を持つ人間がうじゃうじゃいる珠子世界で、暴力的とも言える圧倒的陽スター・まこなこ+ありちゃんの横で、私はやっぱ、極美慎の「禍々しいオーラ」の虜なわけです。

 彼の華々しいノーブル容姿、なのにあの「オレは腹黒いですよ」みたいな底知れぬ闇オーラがたまらんのよね。

 千秋楽の次の日に平気な顔して夢の国で1日中遊ぶような陽キャばっかの星組には貴重よ…!って思ってたのにあんた組替えかーーーい!

 

星組ともなればマネキンだって陽キャ

 

 

 夏は選挙の季節。「記憶にございません!」(演出:石田昌也)

 …それはあたしたちのセリフよ…!!(号泣)

 みんなが同じ思いだったはず。できることならなこちゃん退団という事実を「記憶にございません!!」と石に頭ぶつけてなかったことにしたい。

 私達のなこちゃんがあなたの礼真琴置いてやめるなんて。

 でもたぶん一番「なぜだ!?なこちゃんなぜやめるんだーーーーーー!!??(※オスカルになったつもりで絶叫してください)」ってバスティーユで踊りたくなる心情だったのはほかでもない礼真琴であろう。立て続けに同期トップがやめちゃってるところにコレ。もうこの頃の礼真琴さんにかける言葉が見つからない。

 

 …ただやはり、もうね、なんだかんだ100年の逸材コンビなんだわ礼真琴と舞空瞳。

 星組ってやっぱりすごくてつよいのだ!

 (思い出したように「王家に捧ぐ歌」)

 「ああ、石田先生にとってもまこなこは初恋枠なんですねえ…」と自分と思考回路が同じことに若干恐怖を感じつつ(え?)そこに芸達者バイプレーヤーひろ香祐が入れば鬼に金棒。エジプトに生き埋めになったことや自転車直してくれたこと、思い出させてくれるじゃないの。思わず「うっ…(泣)」となります石田先生それはズルイ!(そうか?)

 「待ってくれ、夏子!」「聡子よ!!!!(# ゚Д゚)」

 レストランのシーン、なんかリアルにこっちゃんやりそうなミスだよなぁ…と頭を抱えました。100年に一度の逸材(しつこい)に言うのも何だけど、

 こっちゃんそういうとこある。(え?)

 

 個人的に110周年のナンバーワン作品「Tiara Azul -Destino-」(作・演出/竹田悠一郎)。た、た、たけだくーーーーーーーん!!!!

 やればできるじゃないか~~~~~!!!!!

 キラキラどころかギラギラの舞台!「え!?大丈夫!?」と思わせる衣装(でもまこなこバッチコイ)「もうええて~~~~!!(指ハート)」と思わずいいたくなる止まらないフロート、鳴り止まない笛。

 中詰でフロートがバンバン出てきて、

 極美(ドーン)暁(ドーン)舞空(ドーン)、

 礼真琴~~!!!

(ジャラ~~~ン)

という「これが星組じゃあワッショーーイ!!!」みたいな泣く子も黙る畳み掛けに

「そうか、このために竹田くんは

今まで力を温存していたのか

(※ものはいいよう)」

と思ったもの。こんなんなんぼあってもええですからね。

 もうほんと大好き。タカラヅカ絢爛」「サザンクロス・レビュー」星組版をこよなく愛する者たちにとっては忘れられない作品になりました。

 

 なこちゃんを5年間(すげーな…)自分の大事な相手役として、対等なパートナーとして、一番の同志として見送ったまこっちゃん2025年についに見納めです。

 こんなにチケットの取れないトップに、こんなにチケットの取れない演目を次々とぶつけるのはいかがなものなの!?と底辺ファン(私)は悲鳴をあげつつ、でもそうやって伝説を作り続けるトップってやっぱり見てて楽しくて、かっこいい。何より、次は何をしてくれるのか?とわくわくするのです。

 

 私はきっと、まこなこの舞台を生で見たことを後世まで自慢するでしょう。

 礼真琴、舞空瞳コンビは100年に一回の逸材コンビ。つらいことが多い中、何回もこのコンビに、星組に救われてきた。ここまできたら最後まで!星組のガッツと明るさと、「こんなん見たことない!!」に今年もきっと私は大歓喜する!!

 

そういえば学生の時にブラジルのサンバ風景を学校で見たことあるんですが、

「私ブラジルよりブラジルなとこ知ってる」ってマジで思ってました(※星組のことです)

 

 年度末更新だから、2025年の別箱も入れてしまおうということで。(※感想言いたくてたまらないことをお察しください)

 極美慎主演「にぎたつの海に月出づ」(作・演出/平松結有)。最近のバウはとにかく良作・秀逸作品の目白押しだけれど、その中でも際立ってよかった逸作。たぶん天国の柴田先生は感動で泣いてるんちゃうかなと思うほど、「あかねさす」のエピソードゼロとしても、単体の極美慎主演のバウ公演としても素晴らしい出来でした!!

 平松先生はアルカンシェルの新公で「我々は…この演出を本公演で見たかっただけなんです…」とうつむいて修ちゃんに無言の念を思ってしまったほどの演出力の人だったし、久々の飛鳥時代作品だったので配信観劇(バウはマジで観客いれるつもりあるんかな…←小言)

 うーーーん、ご期待通り、ご期待以上!!(…ニトリ?)珠玉の逸品でした。

 バウでやるのも平日配信なのももったいなさすぎる。みんなで出資しあってせめて土日配信してほしい、と自分がATM化する勢いをとめられなかったね!!

 極美くんのともすれば触れれば消えてしまいそうな儚げな留学生、智積。「こんなんこの世の女子全員好きなやつじゃん…」とつぶやくほどには美青年であり、王子様。マンガであり、美青年であり、理想の男性過ぎて「極美慎、ここまできたか」のため息。

 本当にすごい。セリフのすべてに聡明さが溢れていて、寶皇女を本当に「僕だけのお姫様」と扱う柔らかな物腰で、真面目に、一途に、宝物のように、賢く愛する智積。

 それを邪な気一切なくみずみずしく演じられるのは今、極美慎だけ…!

とジャンプの一行アオリみたいなことしか浮かんでこないのだ。安っぽくしてゴメンネ。

 「こんな人、おる?」からの「おったわ!」を現実にする極美。あかねさすファンとしては、この智積の賢さと一途さが次世代の中大兄につながっている…(中大兄はそしてさらに卑劣さとずるさも持ち合わせてる最強の男なのだ)と考えるともう、平松先生!!!(がばっ)の心境である。迷惑。

 「尊敬する智積の愛する人を奪ってしまった」罪に苛まれる田村皇子(稀惺かずと)。優しい性格から、無情にも非情にもなれず、かといって入鹿の傀儡にもなれず、寶を騙し続けることにも罪悪感を感じ、でも寶を手放すことも出来ない…と弱くて優しい天皇。稀惺くんは高貴な役が(バックボーンもあるかもしれないが)とても似合う。紫の着物もとても優雅で、稀惺くんが大きな体で繊細な役柄をするのが意外なギャップで素晴らしい。この学年でこれだけのはまり役ができたってすごい財産!

 飛鳥時代のダークヒーロー、みんな大好き蘇我入鹿(大希颯)。新公主演の様子をうかがっても

「大希くんで蘇我入鹿?正気ですか…?」

とある程度予測できるかっこよさですが、、、にしてもかっこよすぎやろー!

平松先生の策士!!と泣き叫んでありがとうといいたいほどにはかっこよかったです(情緒が台風並みに乱れております)。

 色気と「蘇我家のためならどんなことでもやるし誰でも殺す」と顔に書いてある「NO温情YES権力」主義、蘇我大希。プリンス極美を捕らえて客席にメンチを切る105期。

 蘇我大希の前では前記のヤ◯ザ・イリス華世も霞みます。権力のためなら何でも利用する、プロ非情。お父さんもまあまあプロ非情ではあるが(非情でおなじみ輝咲レオ←まじでやめて)、その蝦夷でさえ「まあまあ」ととりなすほどのジャックナイフ…!!!

 こわいよー!大希くんむちゃくちゃかっこいいよー!!

 

 

 宙組 阪急の御曹司であり愛娘、大輪の花を咲かす

 

 2024年はなんと…ついに…ノー宙組…!!(ムラの10日間グランエスカリエ当たらず)。文字にすると結構な衝撃である。

 というわけで2025年の演目だけど、2024年度の作品として語らせてください、雪組ファンの郷愁の情が詰まった「宝塚110年恋のうた」(作・演出/大野拓次)。

 まず演出家マニアとしては大野くんの愚痴がたっぷりつまったプログラムで新年早々めでたく初笑いなわけですが、ここにきてまさかの大野くんの引っ張りだこっぷり。ブツブツ言ってるけど(プログラムで)私はまた晴興と泉、若き日ロック、そして恋吹雪花吹雪を大劇場にカムバックしてくれた恩を忘れはしない…!(若翔りつ兄貴に習って敬礼)

 にしてもキキちゃん、いやーーー見事な大河の主人公っぷりでした。

 個人的には大河ドラマ「光る君へ」第二部「宇治十帖」編の主人公に推したい(放送未定)。

 しゃべ化粧のきれいなこと!紫の着物の似合うこと!!!

 芹香斗亜に紫を着せるスタッフ陣は片っ端から「仕事ができる」認識する私ですから、花組時代の「新源氏物語」でちなつキキれいちゃんの日本モノ映えメイクにキャーキャーいってた身としてはもう身悶えする美しさ。絵巻物の世界とはこのことでございます…。定家こっちむいて!!叶うことならうちわ準備。

 個人的にもうこれ、芹香斗亜しかいえないな!!と思うセリフ

「あれが!!??」(※京三紗先生を指すありがたい一言)

もうね…キキちゃんすぎて最高でした。大野くんそういうとこだよ!?(100万いいね!)

 

 本当のところは知らないし、わからない。だけどやっぱキキちゃんてタカラヅカのこと好きなんだろうな~、本当に今めちゃくちゃ楽しいんだろうなって思わせる、プロの舞台。舞台って嘘がつけないし、人間性は反射して全部跳ね返る。素人の私達でもわかる。ここを楽しんでいるのか、そうでないのか。

 定家であったり、沖田総司やったり、敬愛する安蘭けいさんの「恋吹雪花吹雪」を最後に歌うキキちゃんや、ずんちゃんと楽しそうに銀橋渡る姿を見るとね、心から「タカラヅカの曲が歌えて楽しい」という顔をしているし、その事実に偽りはない気がするんだよね。

 いろいろ言われて、キキちゃんが今までに負ったメンタルダメージのこと考えたらもう表舞台に出てこれなくなるかもしれない。そんなふうに「グランエスカリエ」の頃は勝手に心配してた。

 

 でももう、本当のことなんて誰にもわからないから、今のキキちゃんの舞台を思いっきり楽しむことにした。

 大劇場にのる作品とそこで生きる宙組生が真実だと思って、私は今まで通り、見続けることにした。最初こそ自分がどう宙組を見るのかわからなくて不安だったけど、幕が開いたらいつもどおり美しくて役をイキイキと演じるキキちゃんがいた。キキちゃんの舞台に対する思いや、「いい作品を作りたい」という思いは十分すぎるほど伝わってきた。夢中で拍手した。

 キキちゃんには今までたくさんの素晴らしい演技やダンスや歌を見せてもらった。星組でも、花組でも、宙組でもずーっと、真ん中を支えながら、自分のやるべきことをひたすらコツコツやり続けた、組織人としても舞台人としても尊敬するべき人だと思ってる。

 舞台のキキちゃんをただ見てきただけの私だけど、1つの記事より自分の目を信じようと思う。解釈は自由だから、自分が思いたいように思う。感じる。観て、感動する。

 なかったことにはできない。してはいけない。だけど前を向くしかない。

 宙組生の決死の心が見れる、雅で美しいアニバーサリーショーだった。

 

 芹香斗亜ラスト作品「RAZZLE DAZZLE」(作・演出/田渕大輔)。た、た、たぶちくーーーーーん!!!

 やればできるじゃないか~~~~!!!(パート2)

 田渕くんに関してはわりと厳しい態度をとっているのは自覚している(ゴメンネ)。でも今回、応天の門」の「やればできるじゃないか」から記念すべき2回目の「やればできるじゃないか」です(何様だよ)。

ついに田渕くん、大劇場に必要な照明の明るさを把握してくれましたか!?

舞台が…舞台がずっと明るいよ!!!

(※当たり前)。

 

 今回の「RAZZLE DAZZLE」はいいサヨナラ公演だった思う理由のひとつに、

「私が一番愛でてきた芹香斗亜(=おしゃれで軽くてまあまあテキトー)が見れた」

ということがあります。レイモンドの「なんやかんやあるけど、最後は全部うまくいく」という芹香斗亜の名に恥じないレイモンドのテキトーっぷり。

 よい。実によい芹香斗亜である。(太鼓判)

 俺達はこんな芹香斗亜を待ってた!!!!と田渕くんに駆け寄って握手したい気持ちになったのは初めてだぜ(←「初めて」いうてもた)。

 なんかね~…レイモンドがね、絶妙にチャラいんですよ。言い方、考え方、全部チャラくて全部テキトー。だけど、「こんな人嫌やな」をギリギリのところで

「でもレイモンド、みんなに優しいんだよな」

「でもレイモンド、ドロシーには紳士なんだよな」

「でもレイモンド、一生懸命なんだよな」

…と「でもこの人と一緒にいたらきっと楽しいな」に見事回収していくのが芹香斗亜のすごいとこだと思います。芹香斗亜の高田純次化。

 とかいいながら「僕が結婚するんで、その代わりスタジオ立て直して」とまっぷー社長に懇願するとこでキキちゃんの「おれのことはいいから早く」芸でちゃったよ!!」って叫んでしまいましたけどね。

 「キキちゃん、そういうとこだよ、なぁ!?」って思わず月組の鳳月さんにZOOMしたくなったこの気持ちどうしてくれる。(業平まで待ってください)

 

 通称「芹香斗亜のおれのことはいいから早く芸」とは、学名「芹香斗亜の犠牲芸」といいます(学名とは…)。「犠牲」って言葉はあまりに言葉が強いので、マイルドにして(なってる?)

「おれのことはいいから!早く(先にいけ)!!」

って「キキちゃん(のやる役)そういうこといいがち~」みたいなイメージ論のことです。(解説終了)

 

 キキちゃん昔から「自分を差し出して相手や周りの幸せを願う」という自己犠牲の化身みたいなとこがあるよね!(※個人の見解です)。ジャー(「金色の砂漠」)も、べーちゃんはあなたと一緒にいるほうが身分とか金はなくとも幸せなんだけどな!そこんとこわかってやってよ!て何度もあたいはべーちゃんの気持ちを代弁していましたよ(届きません)

 別にこれがいいとか悪いとかじゃなくて、レイモンドが「(代わりに)僕が結婚するんで、金はスタジオに充ててくれないか」って言い出した時、あーこれ、キキちゃんにしかできない役だなって思ったのね。

 この人は恵まれている自分もわかっているし、自分がもっているものもわかっている。だからこそ、自分が我慢すれば周りが幸せになるんだ、みたいな考え方がするっとできちゃうんだと思う。キキちゃんが理解できるからこそ、レイモンドもそうできる。

 悔しいけれど、田渕くんはよく見てると思ったわ(誰やねん)。

 

 もしこれが咲ちゃんやちなつさんがレイモンドであれば、「会社も、親の金も、ドロシーも」って全部手に入れるし(手段は選ばない帝王タイプ)、ひとこだったら「ドロシーと結婚する(の一点張り)」って逃避行になると思うんだよな(愛が何よりも大事タイプ)。

 ま、完全にイメージ論ですけど、「僕が我慢すれば丸く収まる」っていう芝居、キキちゃんじゃなきゃ説得力を持ってできないな~って思うわけです…トップになってまでも他人を優先する!?と思いつつ

 …これが、芹香斗亜…!!(※望海風斗さんの声でどうぞ②)

 

 重ね重ね今回の宙組公演を見てて思うことは、やっぱキキずんはもーちょっと見たかったな~ってこと。コレに尽きる。

 やっぱいいのよ、神戸と横浜コンビ(?)。

 しつこいですけど「ちょっとパスタでも食べにイタリア行こうか」と当たり前のようにファーストクラスで成田から金曜日の夜に飛んでしまうような成金兄弟やってほしかったんです。セリフにバラが飛ぶような天上の住人たちの会話。リアル一条ゆかりの世界ができるのはキキずんだけだとー思ってたのにー!!!(ハンカチぎりぎり)。

 色気しかないキキ定家の後ろを「ねーねー、てーかてーか~」みたいにマンガなずん八千代がてててて…って追いかけるのが大好きでした。一生見ていられる。

 

 あと、今回の作品で一番の当たり役は瑠風くんのシャーリーンだったと思う!もえこちゃんの歌はやっぱりいいし(「恋の曼荼羅」も最高でしたね…)あの当たりの強い「え?なんでセリフと歌詞覚えなきゃなんないの?(このあ・た・し・が!)」みたいな傍若無人シャーリーンちゃんの「レイモンドはATM」みたいな態度が最高でした。「オレ、ATM」みたいなキキちゃんもこれまた一生見られない。レアキキすぎる。)

 まあ、いろいろあるのはわかるけど、ワタシ的には「こういうキキちゃんを私はずっと見てきたから、やっぱり最後もキキちゃんらしくてよかったな」と思った派。たとえ演じるだけでも、無理してほしくないんでね。最後まで明るく、キキちゃんらしく演ってほしい。

 闇落ちするアーサーも、極悪人メディチ家筆頭のロレンツォも、力技でねじ伏せたル・シッフルも全部芹香斗亜だった。キキちゃんがやってきた役はどの人も人間らしくて、奇人だろうと変人だろうと、どこか憎めなくて何より面白かった。

 でも、やっぱり私は明るくあっけらかんと

 「ごめんなさい、僕お金持ってるんで♡」

 「ごめんなさい、箸より重いもの持ったことなくて♡」

 「ごめんなさい、幸せで♡♡」なキキちゃんが大好きだ。

 だから、堂々と胸を張って、明るく、芹香斗亜らしく。

 最後まで「私のおかげでみんなハッピーでしょ~!じゃね★」といって笑ってここから旅立ってほしい。

 キキちゃん、今までありがとう。

 なんだかんだ、私はあなたのラムセスが一番「リア恋」枠だと思ってます!!

 

オレ、ATM

 

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 書ききった~~~~~~~~~!!!!(※3月です。)

 

 きっとこれからもいろいろある。あることも、ないこともいろいろ言われる。

 私も、思うことはきっとこれからもいろいろあると思う。

 言ってはいけないこともいってしまうかもしれない。それは中も外も一緒だし、「気をつける」としか言いようがない。

 だけど、私は見続けることをやめないと思う。もう20年以上見てて、今更やめ方がわからないと思うのもある(笑)。でもそんなとこ全部含めて、タカラヅカだ。もちろん義務ではないし、見続けることでつらくなる人や嫌な気持ちにだってなる人もたくさんいるのもわかる。それは人間だし、観劇は趣味だし自由なので、つらくなることは即やめた方がいいと思う。

 義務感や嫌な気持ちで見る観劇は、自分にとっても相手にとっても失礼になる。

 けど、いつでもやめていいし、いつでも戻ってきていい。タカラヅカは、それでいいんじゃないかなと思うのです。 

 

 「あんなきれいな舞台を、きれいごとばかりでできるわけがない」。

 舞台に関わっていた友人がいっていたのを思い出す。

 きっと舞台裏では信じられないことがたくさん起こるのだろうし、壮絶な世界なのだろうと思う。

 だけどね、それでもやっぱり、私はあの舞台を見続けていたいんだよね。

 元気がもらえる、ハッピーになれる、キラキラとした非日常。誰が一節歌ったとか、セリフを言ったとか、役がもらえたとか、ささいなことで一喜一憂できる世界。「あの役をやってたのもあの子だったんだ」っていう小さなつじつまがあうのがたまらなく嬉しいし、「そうそう、これが見たかったんだよ!」っていう自分にとって「それが正解です!!」みたいなショーにはお金と時間とチケットが続く限り、永遠に見ていられる。何が起こっても、そこには「好き」がつまっているのだ。

 

 舞台の上で、一生懸命生きているジェンヌさんが好きだ。

 一生懸命歌う、踊る、芝居する。

 彼女たちが持ってる全部の今と全部の情熱を見て、私も明日も頑張ろうって思える。

 

 2024年度も、たくさんいい作品に出会えたこと。心から感謝です。

 私のくだらない話を美味しいものを頬張りながら聞いてくれる友人様々。美味しいところ見つけたんだよ~という言葉にさくっきてくれるとフッ軽なあなたたちが大好きです。

「観劇行くから会おう!」と連絡をくれる遠征友人。いつもありがとう。無理しないで、いつでも誘って!

 タカラヅカから離れても、違う沼で元気にやっている友人。今でも「あなたこれ好きだと思うわ」とレコメンドくれて大感謝!

 

 ブログ、X、私の言葉や文章に「いいね!」をくれる皆様方。あなたの「いいね」があくるさんの明日を支えます…!(礼真琴並みの選挙節)。本当にいつもありがとうございます。会ったことのない方でも、一瞬にして友達。それが私達のいいところ!(PUFFY)。

 

 そして、言わずもがなですが。

 毎度違う感動、驚き、笑い、涙、予測不可能なエンタメを作り続けるパワースポット劇団宝塚歌劇団に感謝と愛を込めて。

 ときに「こんな素晴らしいものを…ありがとうございます…!」とひれ伏し、ときに「ないと思うわ~」とツッコみ、最終的に「でも楽しいからそれでよし!!」というサークル・オブ・ライフをぐるぐるしておりますが、大きな愛でゾロ目の111周年も見守りますよ。今年もよろしくね!

 

 それでは、2025年(すでに3ヶ月たってますがね…今週あーさお披露目ですよ…)も

 あなたにとってたっくさんのいい作品、いい贔屓に出会えますように!!

 

 次回の大劇場公演のロビーでお会いしましょう♪それでは、また!

 

110周年、95期トップトリオに立ち会えたことに感謝(アンカー礼真琴ファイト!!)



 

 2025.3 あくる

絶対死なない柚香光に天使になった永久輝せあ、過去最高の糖度を記録月城かなとに鳳月杏withスイートトンチキリバティ【世界一遅い宝塚歌劇総括2024①花・月編】

柚香光と月城かなとに別れを告げても

どうにもこうにも花月から逃げられぬ運命(さだめ)。※サイトー風

 

 

 

…あくるさん、宙組さん始まってますよ。

(意訳:年が明けたのにこいつ総括書き終わらなかったよね)

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ヅカファンのみなさま、謹賀新年

あけましておめでとうございます!

 

今年もTRUNK DIARYをどうぞよろしくお願いいたします。

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ってことでね~、2025年が始まりましたよ。

そう、開けて一週間で堂々と新年挨拶を書いてから「2024年の話」をこれまた堂々と書いていきますこのブログ。

 

そう、もうおなじみですよね。(開き直った)

去年、いや一昨年からこれを合言葉に当方ブログをやらせていただいてます。

最後まで!書き切ったら!!大勝利!!!

 

それでは今年も参ります!!世界一遅い宝塚歌劇総括2024スタートです★

 

花組 御曹司が去り、御曹司が着任する花組から逃れられない

 2024年、怒涛のサヨナラ公演連作スタートを切ったアルカンシェル(作・演出:小池修一郎)。れいちゃんのサヨナラが…修ちゃんのオリジナル一本物かあ…と遠い目をしてしまったのも今や懐かし。驚くことなかれ(2024年冬あくるさん流行語大賞キャベツ畑も妖精もヴァンパイアも出てこないよ!

とにかく死なない柚香光がサヨナラ公演も絶好調。

レジスタンスに加担しても、ナチスに侵攻されても、

まゆぽんに歯向かっても、拷問されても

柚香光、びくともしません。

 当代随一の脚と腰の強さ、ほれ見たことかと最後までまどちを上げて上げてのハイリフト。さすが巨匠が「たゆたえども沈まず」と歌わせるだけある花組トップ。

 そうなんです。れいちゃんだから、花組は沈まなかった。

 贔屓目だと言われて構わない。 

 観客も、ジェンヌさんも、スタッフさんも、ずっと辛かったこの期間。

ずっと花組花組であり続けたのは

トップが柚香光さんだったから。

 

 にしても「007」で「これが二番手に課せられた最後の試練」と生唾を飲み込み

「芹香斗亜やっぱすごい」と思ったのをそのままスライドで

半年後の花組

「これが二番手に課せられた(以下略)」

「永久輝せあやっぱすごい」

まんま思うとは思いませんでしたよね。修ちゃん…おい修ちゃんよ。

 フリッツくんという「おいこれどないせいっちゅうねん」的役どころを「あとは任せた二番手!(修ちゃん早口voice)」と言わんばかりに剛速球を投げ、永久輝が大谷翔平もびっくりのホームランで打ち返す!!!

 

 …私は2022年から言い続けてます。

 「御曹司は裏切らない」。

 

 …だとしても修ちゃんあんた

各組の御曹司に甘えすぎやろ!!!!

 …全然関係ないけどさ、私酔っ払ってる時絶対3回は「芹香斗亜」と「永久輝せあ」言い間違えるんです。あ、顔はわかってますよ。(わかってなかったら大問題)

 …あくるさんヅカファン何年やってるんですかって思う?(聞くな)

でもみんな経験あるよね?(甘えるな)

 

 そして柚香光の彼女・相手役・100期のお姫様・星風まどかちゃんも卒業。(まどちの前説明長くない?)

 れいまどのリフトは本当に宝物です。

 あんな多幸感にあふれるリフト、生で見れただけで「生きててよかった」と思うし、ぶっちゃけ今後の人生で何度も見れると思わない。

 それくらい大事に大事に見ていたし、ふたりが大事に大事に踊って、関係性を作り、ともにやりきって、今を最高に楽しんでいることが伝わってくるデュエットで。本当に幸せだったなあ。

 最後の青のドレス、本当にまどちがきれいで、スカートがふわっと丸く広がって。お姫様って本当にいるんだ…って毎回思ったんですよ。真顔で。超マジ。

 

 サヨナラ公演は、私みたいなペラッペラの外野は限られた回数を噛みしめるように見ます。発表当時こそなんで一本物なのー、ってブーブー言ってたけど、実際見てみればそんなことどうでもよくて。

タカラジェンヌ・柚香光を最後まで見れてよかった!

れいちゃんありがとう!

 って心から思える公演だった。それが本当に嬉しかった。

 …でも今思えば、そんなこと最初からわかってた。れいちゃんが私達を残念がらせるわけがない。

 

 柚香光は、絶対死なない。そして、絶対裏切らない。

 だって最高の花組トップスターで、最高の御曹司だから。

 

250円でこれが見れるよってみんなに自慢してました(私が)(お前がか)

 

 今年の夏はマジ死ぬかと思ったくらい暑かったよね。そしてあくるさんが本当に「死ぬかと思った」をリアル体験した夏でもあります。絶対忘れない、この2024年夏。

 「ヅカファンとして、あんたこの5年で一番かかってはいけない時に感染したと思うよ…」そう言って気の毒そうに私を見た友人、ざっと5人。

 「お前はなにをしてるんだい」

 そうです。「ドン・ジュアン」のチケットをコロナ感染により譲渡したバカはこの私です。(リアルに泣いたからもう言わないで)

 御園座公演ドン・ジュアン(潤色・演出:生田大和)待ちに待ったかわいいかわいいうちのひとこのお披露目です。

 もう悔しすぎてバラをバッグに命がけで女を抱いて捨てるドン・ジュアン映像でも直視できません(うそです、凝視してます)

 「うちの子ひとこがそんな罰当たりなことをするなんて、お母さん教えてませんよ!」

 かわいいかわいいサンリオ(でも中身イケイケ関西人)美羽愛ちゃんにキスして捨てるシーンを見た日にはなんてひとこお前はなんて子なの!!と

観客の心の美風舞良さんが叫んじゃうから。

 もうあおいさんも教えてないし望海さんも…あ、望海さんが教えたのか…(もうそれならしゃーないか)(あきらめ早っ)

 

 コロナから完全復帰!でドラマシティ公演「リーフィー」(作・演出:生駒怜子)を結婚式参列気分で観劇。ほのちゃん初東上おめでとうございます!

 …でもこのほのちゃんは私達

よく知ってます!!!(カッ)(ここにきて毒)

 

 このあとフラウロスを見たから言ってしまうけど、もう白王子・聖乃あすかは全国民が知ってる案件なんですよ…。

 優しくて、ウブで、恋に疎くて、女の子に優しい(優しい二回言った)聖乃あすかは

通常運転の大ヒット中パッケージ売りなんで…

 

侑輝大弥に彼女取られそうになって

嫉妬に狂う聖乃あすか、こっちは

期待してましたよ。(真顔)

え?ラブコメってそういうものじゃないの?(※違います)

 

…と、コロナあとのぼんやり脳で思ってたことを今告白します(全部漏れてますよ)。

 

 ちなみにこの公演でブレイクした(と思ってるけど、違う?)

侑輝大弥は間違いなくひとこ世界の住人なんで、

私はとてもとても期待しているし

とてもとても楽しみにしている。

 ひとこに足蹴にされる弟とか、ひとこに反抗して人殺す弟とか、ひとこに嫉妬して恋人寝取っちゃう弟してくれないかなと思っている(←全部ひどい)。

 そう、要はひとこだいやで兄弟役してほしいです。

 できれば狂ってる兄弟でお願いします(真顔)。

(どんだけエキセントリック役者好きなんだよ…)(「お願いします」って寿司注文するみたいに言うなよ)

 ただね~、やっぱあたしベタ好きの少女漫画生まれ宝塚育ちなんで、ラストの白燕尾で、白手袋握ってウエディングドレス着た七彩ちゃんを肩抱いて結婚式上げる聖乃あすかには「ヒューヒュー!!これこれ~~~~!!!!」だったよね!

満面の笑みでフラワーシャワー。

聖乃あすか様といえばこれですよ!

幸せの国の王子様・聖乃あすか様御降臨。

はい最高。はいご祝儀!!(3秒で上乗せ)

 くらいの気持ちで。…ただそのそばで、ニコニコしてお祝いしてる刈り上げイケメン骨格横浜流星・侑輝大弥もぜひ見てください←最後までブレない(だから名前の前の説明長くないか)(本日二回目)

 

コロナでぼーっとしててなんにも写真撮ってないことが驚愕(だからって公式のポスター使うな)

 

 秋になって、ようやっとニットの準備していいですよね♡とウキウキしてたら先にひとこがニット着てくれたよ!加藤先生ありがとう!

 そしてひとこ大劇場おめでとうーーーーー!!!

 「エンジェリック・ライ」(作・演出:谷貴矢)「Jubilee」(作・演出:稲葉太地)。いや…もうね…

記 憶 が ご ざ い ま せ ん 。 

 (by礼真琴)ってくらい号泣しました。

 戴冠式のシーンなんて毎回泣いちゃうもんだからそろそろ私ひとこの身内かな?なんて思ったりしてね★(世界一幸せな勘違い)。久々にこの世の「お前誰やねん」感情総決算な重入れ(誤変換じゃないよ)詰まった感想文を書いて次の日自分で読んで

「…キモチワルッ!!」って身震いしたあくるさん。中学生のハガキ職人か。

 

あなたがトップになること、待ってたよ。

本当におめでとう!!

 そんな気持ちで、芝居もショーもめいっぱい楽しみました。

 この場をお借りして言っちゃうけど、公演期間が単純に長くなったことは観客にとってもとてもよいことだと思うんだ…(おかわりもできるしなんならダブルする心の余裕までできちゃう)(ダブルの余裕は個人の裁量だろ) 

 タカヤ芝居と稲葉ショーは花組年に一度必ずやらなきゃだめみたいな決まり作ってもいいんじゃないかって花組Pに申告したいくらいです。この二人はほんとに大事にしよう(誰目線)。もうほんっと、タカヤ兄ちゃんと稲葉くんには足を向けて眠れないとはこのことよ。

 ぶっちゃけ次回の大劇場演目が通えるかあたい不安でならないんで(岡田のおじいちゃん花組好きすぎませんか←オォーーーイ!)とりあえず博多でモツ鍋食べて元気チャージしますね…。

(ハリー!ハリー!!マジ鬱マジハッピー!!)

 

 あとね~、久々に、久々に花組下級生の仁義なき戦いが勃発しそうで、わくわくしてます!!って各担の逆鱗に触れそうな無責任発言(面白がってごめん)。そう、

希波らいと(103期)vs侑輝大弥(102期)vs天城れいん(104期)

 

花組名物・下級生戦国時代 

カムアゲイン!!(法螺貝のSE)

 

 …いや!超楽しくないですかこの3人!

 ホテルの朝ビュッフェ感覚で真剣に私は迷ってます!!(あんたがか)(ホテルの朝ビュッフェ感覚で…)

 なんか、得意もチャームポイントも個性も顔も性格も、誰一人かぶってなくて全部バラバラなのが超最高です!!!断言しよう。こんなに激アツなのは(私比で)

 花組元祖三つ巴トリオ春野・瀬奈・水以来です!!!

(平成っていうかもはや明治時代くらいの感じでごめんなさい)←よーし!まず偉大な三人に謝ってこーい!!

 はあ~もうだから花組やめられないんだよな~。

 

阪急コンコース。こんなんなんぼあってもええですからね。

 

 今年の花組の退団者では、ほってぃとれいちゃんの「何言ってるんだ、ずっと同じ舞台を踏んできた仲間じゃないか」(@アルカンシェルには本当に胸が熱くなって見るたび号泣したし、ひとあかの「親友だろ」(@エンジェリック・ライ)にも泣いてました。何回も同じようなことをいっていますけど、ジェンヌさんも社会人で、一人の女性で、セカンドキャリアも人生も考える私達と同じ人間で、タカラジェンヌはいつかは卒業する。

 でもね、わかっていても、何度経験しても。

 それでも、やっぱりサヨナラはさみしい。

 ほってぃーの「鴛鴦歌合戦」平敦盛役の凄まじい色気と怜悧な美しさ、あかさんの「ディミトリ」ギオルギの聡明な兄でありキングの風格、今公演のラファエルはきっとずっと好き(君は好みのタイプなんだby礼真琴)(今回礼真琴さんよう出てくるな)。

 

 そして美しすぎる89期の最後のひとり、首席のエースもご卒業。

 凪七瑠海さん、本当にどえらい人になられました。

 正直、89期ファンとして思ってもいなかった展開だった。でも、それはすごく幸せな最後だった。(言葉はアレかもしれないけど)「トップにならなかった専科スターのラストは、こうであってほしい」をちゃんと見せてくれたジェンヌさんだと思う。

 正直、本当にいろいろな目に遭ったと思います。本当に大変だったと思う。大変すぎて、いろんなことに振り回されすぎて、その細い体がいつ折れてしまうのかと見るたび心配だった。でも、カチャは見るたびどんどん強くなって、骨太になって、おおらかになって、いつからか尊敬する女性に、素敵な舞台人になった。

 彼女の20年経っても変わらない一生懸命なところと、タカラヅカが好きと言い続けるところ。このふたつは経験年数が長くなるにつれどんどん難しくなるはずなのに、彼女は当たり前のように続けて、そしてそのまま卒業する。

 カチャ、本当にお疲れ様でした。本当にありがとうございました。

 誰がなんと言おうと、私は「NOBUNAGA」2.5次元明智光秀が好きやねん!

 

月組 帝王が去り、帝王が着任する月組から逃れられない(リフレイン)

 

 1月の観劇初めは梅芸G.O.A.T(構成:石田昌也 演出:三井聡)。ただひたすら演目名を御経のごとく素晴らしい滑舌で唱えるれいこちゃん、死ぬ前にもう一度蒼紫に会いたいとファン全員の願いがうっかり叶ってしまい、

「ホッウヅッキサァァァーーーーーン????!!!」

と一言言うだけでメインホールが揺れる月城先生を目の当たりにし、私は思ったのです…。

今 年 あ た し 

死 ぬ か も し れ な い 。

 三井先生、心より大劇場ショー演出召喚お待ち申し上げております(三つ指)

 ナンバーで好きだったのは2幕のれこうみ「CHEEK TO CHEEK」。れこうみのこういうおしゃれな雰囲気と会話せずとも成立してしまう阿吽の呼吸のデュエットソングが毎公演本当に楽しみだったんだよな。

「まこなこの手放せない初恋、

れいまどの永遠の恋人、

最終的にはれこうみの「そして君しかいなかった」

夫婦形態が進化系として理想です」

をモットーにトップコンビ厨をやらせていただいていますので(意味不明)、れいこちゃんとうみちゃんの毎回見事な作画統一感と世界観の一致にハイタッチしながらむせび泣くれこうみファンです。

 この二人、「劇団始まって以来の不器用コンビ」とは本人談だけどどうやって連携取ればこんなにぴったりになるんだろう。

 本当に、セピア色の写真になっても、額に入れて飾っておきたい。

 そんな素敵な場面でした。

 

 れいこ政権のトップ・二番手・三番手じゃなきゃこのアコースティックコーナーは成立しなかっただろうなと思われる「WIDING ROAD」に「A.B.C」。

 梅芸メインホールなのに「ぱるくん、カクテル作ってくれる?」なんてみちる気取りでオーダーしたい気分になる贅沢空間。この光景を見たことを、孫に自慢しよう。孫どころか子どももいないのに心に固く決意。

 

帝王が座る椅子

 

 バウでは次世代望海風斗の異名を語る(何度でも言わせていただきます)彩海せら主演「Golden Dead Schiele(作・演出:熊倉飛鳥)。まあもはやバウって観客入れる系の劇場でしたっけ?、みたいな心持ちでやらせていただいていますので、全ハズレでもNOダメージ。うそです。めっちゃギリギリハンカチ噛んでましたけどなにか。観客入れる系って、他に何を入れるんだよ。

 

 いや!にしてもだよ!!あみちゃんはもう、いろんなことが確定しているのではなかろうか!!というくらい鳥肌モノの熱演でした。

 熊倉先生は個人的に「女版:生田大和」を地で行くタイプだと思っているので、かつて生田くんのデビュー作で

「あんた、宝塚で三島やるってそれ」

と遠い目をしたあたしは(のちに大絶賛)、同じように

「あんた、宝塚でエゴン・シーレやるってそれ」

と同じように遠い目をして見たんですけど、、、

 まーーーー素晴らしかった!!!!

 

 スキャンダルにまみれた芸術家の怨念とドロドロの感情をあみちゃんが爽やかに、でも背後にいろんなものを背負いながら凄まじい顔で生き抜くその姿になんか魂がごっそり抜けました。

 観劇後に「結局なんなんだろうな」という凡人には到底理解できない哀しみと虚しさを感じてしまうことで有名な「芸術家モノ」ジャンルですが、個人的には結構好きで。

 個人的な意見ですが、「理解不能だけど、この人をもっと理解したい」と思わせる芝居ができる役者にしか与えられないジャンルだと思うんです。1幕ラストのシーレのすべてを断ち切った絶望の表情にはあみちゃんは一体今までなにを経験してきたのだろうかと思うほど

(A.望海と月城の新公を経験してきました←本場仕込)

 熊倉先生は今年フォルモサ!!」で東上作品をさくっといい感じに作られてるので一番大劇場デビューに近そうだな~と思ってます!希望込み!っていうか新人演出家がどんどんデビューするので劇団いつのまにそんなに取ったのって感じ!

 

 春になって「だからもうなんで二人が立て続けにサヨナラするのぉぉぉ」と礼さんの断末魔の叫びが聞こえてきそうな(※捏造)月城かなとサヨナラ公演「Eternal Voice 消え残る想い」(作・演出:正塚晴彦)が始まり。

 「ついにれいこちゃん半隠居生活送ってたハリーに新作書かせよった」

 と全私がザワザワしちゃったんですがこれも世界観が超ハリーで、また超れこうみでした。キスシーンがないことにしばらく気づかなかったくらい、れいこちゃんが甘々の糖度150%なユリウスで大変大満足です。

 大劇場新作を8年ぶりだろうが月城かなとの最後だろうが

「俺は俺の書きたいものを書くからヨロシク。(でも当たったらエエな。(←座談会可愛かった)

 なその態度。一貫性しかない姿勢に無言で指ハートの日々でした(たぶん死ぬまで大好き)。

 最後まで見て、同じようにれこうみも一貫性しかない姿勢で、本当に一切ブレなかったのが奇跡だなと感謝と感動の日々。

 ユリウスとアデーレの幸せなその後ストーリーを感じさせるれこうみの統一感のあるお芝居。「余白の月城」は健在で、細かい動作からユリウスがどんな人物か、どんな人生を送ってきてどんなことを考えているのかを想像する楽しみをくれる唯一無二の役者。

 アデーレのうみちゃんは本当にきれいだった。ホテルでユリウスに「美しくなった」と言われて恥ずかしそうにうつむくアデーラに生唾を飲み込んだよあたしは。

 うみちゃん…あなたって人は…!!!

 すんげえ可愛かった。もうなんなのこれ。何を見ているのあたしたちは。

 れいこちゃんは絶対言わないからあたしが言うけど(余計なお世話)

うみちゃんのそういうとこれいこちゃん

大好きなんだからね(たぶん)!!!!

 

 うみちゃんはあと、サヨナラショーの大女優っぷりが鳥肌でした。さすが月城かなとの嫁ば最高とね!!!!(謎の博多弁) 

 もはやれこうみなのかユリウスとアデーレなのかわからないまま、ショー「Grande TAKARAZUKA110!」(作・演出:中村一徳)。もうここのブログを読んでくださってる方にはご存知だと思いますが、あたしはイットク先生に全信頼を置いていますのでもう全くなんの心配もなく。強いて言うなら「私が観劇後泣きすぎて客席から立てなくなるんじゃないかな」程度(心配というより大迷惑)。

 

 何度もしつこいですけど、「れいこちゃんで全部見たいもの見れたな」というのもあるけど、今思うとこの芝居ショーともに、過剰な「さあ泣いてくださいもう見納めですよ!」っていうサヨナラ押し売り感が一切なかったのもよかったんですわ。これはサヨナラする本人たちの気質もあるんだろうけど、イットク先生のショーもいい意味で毎回趣向を変えないし(ルーティーンだから)、ハリーも普段から感情の押し付けしてこない人なので見てる側としても構えずにフラットな感覚で見れたなと思う。

 …もちろんさみしいし、男役のれいこちゃんにもう会えないと思うと悲しいけど、それでも生活は回るわけで。

 特別なことではない、けれど大事な節目だった。

 あとからふっと思いだして、れいこちゃんのサヨナラ公演好きだったな、見てて幸せだったなって思えるこの公演でよかったな~と。

 …まあ…万華鏡に馬鹿みたいに通ったので…これだけ見たらそりゃ悔いはないよね…と自分の履歴を見て冷静に思ったりしてます。

 うん、一回冷静になろう、自分。(でもこのあとのゴールデンリバティも全然冷静にならなかった)

月組」ロゴが前に来るとみんな撮りだす現象

 

 今年の夏は本当に暑くて、ニース行きの青列車って涼しいんだろうか…なんてぼんやり思うほどには素敵だった琥珀色の雨にぬれて」(潤色:樫畑亜依子)

 …好きな方には大変申し訳ないが、「してもいいけど対してテンションもあがんないよね」系名作のひとつ(いったな)。

 けど!今年の琥珀はちょっと違った!!

 クロードがかっこよかったのである!!!

 思ったことをすぐ口に出してしまうのでいってしまうが、本当にクロードがかっこいいと思ったことがない。5作も見ておいて何をいうかといわれそうだけど本当に過去のシャロンたちに

シャロン、あの元軍人のどこがいいのか

教えてくれない?」と失礼千万の質問から始めたい

そんな心持ちであった。人の好きな人について「いいとこ教えて」ってそんな失礼な人いる?

 あくるさんという人間に疑問を感じつつも、ちなつクロードの「元軍人の今貴族」という設定が超納得で(ちなつさんてあんなスマートなのになんであんなに「腕っぷし強い」系似合うんですかね)、周りが全員「やめとけやめとけ」っていうのにシャロン追いかけちゃったりそのせいで自分の結婚話をふいにしちゃったりミッシェルに「がっかりだよ」と言われたりするクロード。(このセリフに関しては「よく言ったぱるくん!」と絶賛したい)

 とにかく「パッと見かっこいいけどお話が進めば進むほど残念になっていく」という稀代の主人公がクロードという男(※言いたい放題)。…のはずなのに、ちなつクロードは

残念ながら、あなたたちの

思ってる琥珀じゃありません(^_-)-☆

といわんばかりのスマートでエリートでグレートな元軍人今貴族を演じてくださる。

ああ、ちなつ様がトップになられてしまわれた!!!!

(大☆歓☆喜)

 やっぱね~~、主人公は「やっぱかっこいいよね!さすがトップだよ!!」って言いたいからね!ちなつさんが最後にシャロンの耳元でぼそっと「抱きたい」って言った瞬間、梅芸メインホールの客席が爆発したのをここに残しておきます。「ボンッ」て爆発した音を聞きましたよわたし。みんなオツカレ…。

 クロードも難しいけどシャロンもとにかく難しいヒロイン。じゅりちゃんがしなやかに色っぽく演じてくれたのもよかった!このクロードとシャロンを見て、ちなじゅりはかなり幅の広いトップコンビになるんじゃないだろうか…とわくわくが止まりませんでした。

 琥珀って難易度高めの割にたいしてキャラクターの共感度も高くできない(※本当に言いたい放題)本当に難しい演目だと思うので、

「やっぱり名作って名作なんだな!」

と思わせてくれたちなじゅりに年末の期待値も右肩上がりです。

素人が簡単に手を出してはならない琥珀を簡単に攻略したちなじゅり

 

 一方別箱の「BLUFF」(作・演出:正塚晴彦)だからバウは観客入れない系の箱だからチケットかすりもしなくても全然構わないので(※精一杯の強がり)とハンカチギリギリして配信観劇。

っていうかなんで天下の風間柚乃がバウなんですか(核心)。

 こちらも「再演しない系名作」として伝説に残るハリーの作品で、昔スカステでやってたときに見て「すっごい面白い」って強烈に印象が残ってたんですよね。

 う~~~~~~ん…もう…月組最強なのでは?

 終わった瞬間

 「…うん!最高であった!!!」

 と腕組みながらカッと目を見開いて叫ぶ自分がおりました。え~あ~もう~なんなんだよこれ~~~~。トップがトップなら二番手も二番手だよ~~~。とんでもねえな月組よぉ!!!(檸檬堂を取り出す茶の間)

 

 ハードボイルド部分は「まあおださんだったらこれくらい楽勝ですよね」と納得の想定内だったんだけど、予想外に萌えに萌えたのは恋愛パートのおだまのん。

 お…おださんにもついに春が!春がきたよお母さん!!

観客の心の白雪さち花さんが覚醒するのは時間の問題。

 とにかくシャロンまのんを振り回しているようで、実際ブンブンに振り回されているのはドノヴァンおだ…という構図に檸檬堂がぐいぐい進みます。おださんの心の

「あ、やっべ、想像以上にかわいかったわ」

っていう変身後のシャロンへの目がもう最の高!!!

 なんかな~、おださんが今まで恋愛ものをやらせてもらえなかった鬱憤が爆発した(?)のが最高の形になった初東上。

 

 言わせてください。

 これで心置きなく風間柚乃に課金できます!!!\(^o^)/

 

 永久輝お披露目にガンガン通っていたらわりとすぐ来た鳳月杏大劇場お披露目「ゴールデンリバティ」(作・演出:大野拓史)。

なんだこの久々に胸が高鳴る

スイートトンチキストーリー\(♡▽♡)/!

 

 …タカラヅカには「ここにしかない」というものがたくさんありますね。大羽根、大階段、キラキラした世界観、そもそも男役という概念も他にはない。

 ですがみなさん。

 このような「よくわかんない、理解出来ない、なんでそれがそうなるんだ」という作品がごくごく当たり前のことと発表され、しかもそれを我々「なんだこれ」といいつつ喜んでがっつり課金してしまう作品がよしとされている。

これをタカラヅカといわずして

なにをタカラヅカというのであろうか!!

(↑落ち着いて。)

 

 …まあつまりすんごく楽しかった。あれだけ「よし、私一回冷静になろうか!」と誓った3ヶ月前の思いなど消えてしまったこの年末。気づけば片手以上ある半券。ウーンコンナハズデハ(カタコト)。

 個人的な敗因としては(?)ジェシーがすんごい好きなキャラクターだったのが大きい。自分ではうだつの上がらない根無し草だよ…みたいに「仕方なく」生きているみたいに言うけど、重いものを背負っていて、つらい経験も経て、だからこそ相手の気持ちを慮れる優しい人。でもそれを必要以上に不幸ぶったり、大した経験をしてきましたとひけらかさず、あくまで自然体で生きているジェシー

 ってそれってちなつさんじゃないですか(全人類好きに決まってる)。

 ジェシーがアナレアを助けたのも彼にとってはごくごく自然な、当たり前の話で、惹かれることに躊躇しない。「王女様だから」と変に自分を落として身を引いたりもしない。遠慮せずに、自分が会いに行きたくなったら会いに行く。本能のままに行動しているようで、周りをちゃんと見て大人に振る舞うジェシーは身動きのとれなくなった大人女子(と不自由なアナレア)にはかなり響く男性像じゃなかろうか。

 ってそれがちなつさんだからだよ

(好きにならないわけがない)。

 

 むり~。やっぱり帝王(れいこちゃん)が去ってもそう簡単には離してもらえないのが月組である。新たな帝王(ちなつさん)が君臨、これぞ月組システム。

 

 絶対「!!」とつけたくなるショーPHOENIX RISING」(作・演出:野口幸作)。幸せを作ると書いて野口くん、iPad片手にわくわくしているのが手に取るようにわかります。わかるよ。君のミューズ(彩風咲奈)が去った今、あのジャラジャラのギラギラのゴテゴテの衣装を着こなしてせり上がってきてくれるの、鳳月杏さんをおいて右に出るものおらんもんな(肩ポン)。

 年末まであたしは何をしているんだと思いますが、もうギラギラしたちなつさんを嬉々として「いやっほう!最高だぜ!!」と(あんなに泣いた)2024年を終われたことに感謝の念しかわいてきませぬ。

 

 あとこの作品であらためてぱるあみのアイドル性と月組今後の発展を察して、この花月月間を来年もどう過ごそうか…そのように身を案じる次第でございます。

しかも業平からのスカイだと!!!

 ありがとう!!!

むりだけどありがとう!!!!

(野口仕込みのポンポン振り回しながら)

 

「ぱるあみはヅカファンの夢と希望のディズニー」って我ながら名台詞(自画自賛

 

 今年の月組の退団者だと、印象深いのは若手では彩音星凪くん、一星慧くん。彩音くんは芝居でどんどん個性を発揮する月組生の多い中、月組になぎさまがいる!?」とよく二度見しました。一星くんはとにかくスタイルの良さに毎回惚れ惚れしてて、何より顔が好みだった(笑)いやー、この二人は月組ショーでの楽しみだったんだよな~。

 えっ?あなたやめていいんですか?ともはやパワハラ発言してしまいそうになる春海ゆうさん。月組の中でいちばん怒らせてはいけない権力者だと思っていましたので(誤解を生む発言)こういう「月組が育てた月組芝居ができる人」の早くの卒業は、劇団全体にとっても痛いな~と…。朝陽つばさくんも「一言で結果を残す」系の役者で毎回楽しみにしていたので惜しかった。

 「できる中堅」が月組観劇の楽しみでもあるので、のちのち地味に効いてくる痛い退団が多かったなあ…。そんな中、ぐっさんとつばさくんに愛ある餞シーンを書いてくれた野口くんには感謝です。

 るなちゃんに背中押してもらえるぐっさんー!くぅー!(バイプレーヤー96期萌え)

 

 もうここまで書いてまあ、毎回同じこといいますけど「去年もたくさん見たな~」って気になってる前半。いやほんとそのとおりだよ。

 半券の3/4は花月だからな!(紛れもない事実)

 

 ということで後半は雪星宙編です!

 次回に続く!!!Don't miss it!!!!

(ここまでお読みくださりありがとうございます〜こんな感じで25年もボチボチやらせていただきますんでどうぞヨロシク)

ただのミーハーがミーハーに観劇した観劇録2024(ヅカファンだって外部見るよ)

 今年は外部観劇録もつけてました!(えらいぞあたし!)

 ヅカファンあくるさん2024年の、タカラヅカ以外のミュージカル観劇備忘録。

 ただのミーハーが気まぐれに遠慮なくしゃべりまくってます。ご興味ある方、良ければゆっくりしていってくださいませ!

 

 

■1月「赤と黒」 シアター・ドラマシティ 主演・三浦宏規

 「スタンダールさん理解不能」同盟を組んでいる(早霧せいな→三浦宏規ファン)の友人にチケットをとってもらって観劇。

 とにかく三浦くんのスタイリッシュさにびっくり。神職に就きながらも人妻との恋愛に溺れる若者を色気ダダ漏れで熱演。

 フレンチミュージカルのロック=この人たち狂ってる!!な感じ、すごくよかった。

 三浦ジュリアンが溺れても仕方ないよね~と思わせるレナール夫人・夢咲ねねは現役のときのままのお人形感。現役時代同様の「ねね様は紙の上の人物」と思わずにはいられないスタイルに、レナール夫人は理想と野心に燃えたジュリアンの、疲れた先の幻想なのではないかとさえ思わせる。ねねちゃんすごい(素)。

 赤と黒で唯一「わかるわ…」と思う登場人物・マチルド(田村芽実)。わかるわっていうか、なんでジュリアンマチルドにしないん?と思うんだけど芽実ちゃんうまーーーい。帝劇主演も視野に入ってるヒロイン候補かも。

 男性がいる「赤と黒」を見たのは初めてで、おじさま陣の生身(?)のやらしさや悪質な嫌がらせにタカラヅカ版では感じないリアルと気持ち悪さを感じる。それが私にとっては新鮮で、「そうか、スタンダールさんを理解するにはタカラヅカの世界はあまりに清く正しく美しすぎるのかもな」と膝を打つ。

過去一「ジュリアン、気持ちわかるよ」ってなった記念の三浦くん

 

■2月「イザボー」 オリックス劇場 主演・望海風斗

 とにかく飛ぶ鳥を落とす勢いの望海風斗。

 「くたばれクソフランス・・・!!」と最後中指立てたイザボー望海が見えました。

 純粋無垢な少女が嫁いだ先は、血で血を洗う腐ったフランス国家。心が通じ合ったと思った夫・シャルル6世は狂王となり、行き場のないイザボーは自堕落で快楽的な祝宴を繰り返す…。

 「望海風斗は退めても望海風斗をやめないんだな!」と「ドリームガールズ」でも思ったことを今回も。どんなトップスターでも一回は「◯◯の奥さん」だったり「◯◯の恋人」になったりすると思うのですが(あの安蘭さんでさえもなった)、望海風斗はこうやって、タカラヅカを辞めてもどこの世界でも、どこの時代でものたうちまわり、愛を叫び、血を血で洗う戦いをやめないんだなと(笑)。いいんです。

 それでこそ俺達の望海風斗。

  望海風斗&上原理生のフランス狂夫妻。その美声と大声合戦にオリックス劇場なのも納得。梅田だったら近所迷惑で通報されてたわ。(?)耳が幸せを感じる次の瞬間「迷惑な夫婦だな…」と息子の甲斐翔真くんをじんわり労る。

どこの世界も望海風斗が去ったあとはこのようになります(舞台一面赤薔薇の花弁)

 

■4月「カム・フロム・アウェイ」 MBS Skyシアター

 「ミュージカル界のアベンジャーズ」の競演!!という触れ込み、新しい劇場も見たくて観劇。Skyシアターのホワイエは窓が大きくて線路も見えて、個人的にはすごく好きな劇場になりそうです。客席もびっくりするほど見易くて、関西ミュージカル劇場の定番になってほしい。

 で、肝心の作品としては9.11事件がおきたアメリカで起きるそれぞれの人生悲喜こもごも。なんつっても「ミュージカル界のアベンジャーズ」陣なのでそれぞれの歌・ダンス・演技レベルがやっぱりすごいの域を超えている。

 下手な人がいない、というか上手い人しかいない。

 9.11、世界的な大事件ではあるんですが、当時若いこともあり申し訳ないんだけど良くも悪くも「遠い世界で起きた自分にはあまり関係ない」事件。あの頃は10代で、遠くの国でおきたテロ爆破よりも明日のお昼ご飯はパンにしようかご飯にしようかという方が現実味があったのだ。

 ただ、「遠い国で起こった事件」を上手い役者・上手い制作チームが作るとこれほどまでに「自分事」と捉えることができる、というのは今回の観劇において大きな事件だったと思う。「もしあの事件のときに、自分が飛行機に乗っていたら」「もし家族が乗っていたら」とifで考えてしまうには十分すぎるキャスト陣であった。

 世代だと元祖イケメンミュージカル俳優(現在中堅)浦井健治・田代万里生のゲイカップルの玄人味。キャスティング天才。

 安蘭けい・柚希礼音は世代的に歴史的星組トップ(あの時代は本当に星組最強だったと思う)なのでふたりがまた同じ舞台にたってくれること自体が嬉しかった。とうこさんと隣の四季さんちのディーバ・濱田めぐみさんが同じ舞台にたっていることもなんか感動だった。Wキャストのことはあっても同じ舞台に立つことは珍しい気がする。キャラがかぶっているからかな…(言い方)

 キャストは派手だけど内容は社会派。ときめくロマンスもドキドキするドラマチックもそこにはない。平和とはなにか。社会派ミュージカルはときに自分の価値観を変えるきっかけになるとも思う。

なんでクリエ一連の舞台はこっちにはこないのか。(だからMBS期待してる)

 

■5月「王様と私」 梅芸メインホール 主演・明日海りお 北村一輝

 光栄にも1階1列目で観劇。現役時代にも見たことなかった距離で明日海さんを見てしまった。何あの人。ほんとにいます?(素)

 とにかく往年の名作好きなので、久々の再演ということで今年一番見たかった公演。そして語り継がれる名作っていうのは、いつの時代に見ても色褪せないことを実感。ただ、昔のまま上演しても現代の人々に響くかといえばそうではない。演出の小林香さんうまいな~、とうなる。もうさ、うちのベルばらもやってくれません?(おい)

 にしても明日海さんのドレス姿の素晴らしさ。見た目もさることながら、可愛くて、したたかで、自分の幸せと周りの幸せは必ず叶えるアンナ。信念を持ってシャムのために、王様のために奔走するアンナの強さ。

 明日海さんの良さが全部出た逸品だと思います。

 ミュージカル初出演とは思えない北村一輝さんの王様のチャーミングさも光る。ずっと映画ドラマで拝見してましたけど、とにかくこのバター顔の王様可愛い!!(バター顔いうな)名曲「Shall we ダンス?」を生オーケストラでホリゾントいっぱいに踊る王様とアンナを見れて幸せ。首相役の小西遼生さんいいね~と思ってたら全然年上だしなんならマリウスだった。そうなん?(誰に聞いている?)

一列目に座って明日海りおを見る機会なんて今後一生ないだろうって目が緊張で血走りました。

 

■7月「ロミオ&ジュリエット」 梅芸メインホール 主演 岡宮来夢・奥田いろは

 初外部ロミジュリ。「ほう、これが噂の…!」とスマホの存在感とそこはかとなく漂うヤンキー抗争感(ハイロー?)に圧倒されながらも最終的には号泣しているという。あの音楽が流れた瞬間涙を流せる体に教育されているゆえ致し方ない。

 にしても来夢ロミオの久々のロミオ役者ぶりよ。モンタギューの跡取りという御曹司感、どこかほわほわしている育ちの良さ、品の良さ。弟分マーを失ったときの喪失感や初めての恋に浮足立つお花畑感。10代男子の普通っぽさに加えて歌声の明瞭さと滑舌の良さに自然と感情移入できるこの感じ。

 うおおおおリアルロミオォォォォ!!(興奮)

 あと対ジュリエットになると歌声も甘くなる上級技も併せ持つ。えええええ?ロナンはやくやればいいじゃない…。(どさくさ)

 マーキューシオ役の笹森裕貴くんもよかった。モンタギュー家を担う品の良さと、ロミベンマーの中で一番の年下感、やんちゃ感。そして私の号泣ポイントマーの死も外さない。この難しいマーキューシオという役をちゃんと生き、ちゃんと死んでいく役者っぷり。

 刀剣メンバー侮りがたし。若手登竜門ミュージカルで号泣したあとは肌がぷりぷりしていた。外部ロミジュリは外部の新人公演。(※このあとまじで2025年「1789」来夢ロナンが決定した。見る見るぅ!!!(ちょろ))

メインホールの3階席はみんな自分の部屋かな?ってくらいくつろいで見てます(それってどうなん)

 

■9月「ウィキッド」 大阪四季劇場 グリンダ・山本紗衣 エルファバ・小林美沙希

 四季ファンが待ち望んだ待望の再演。その触れ込み、私のためにあります?とにかく名作ホイホイのわたしも待ち望んでいました。ありがとう!!

 礼真琴が「VERDAD!!」で歌ったのがきっかけで次の再演は絶対に見に行くんだと心待ちにしていた。四季ヲタ妹も「生で見た四季でコレが一番衝撃だった」と大絶賛していた。私がドハマリするフラグは立ちまくっていたけどもま~~~とにかく素晴らしい。

 1幕も2幕も号泣しながらスタオベしていた。闇ミュージカルには音楽のよさが必須条件だと思っていて(個人的にはあのエリザのよさって8割音楽のよさだと思ってる)、ウィキッドも例に漏れず音楽が突き抜けていいのかなと見る前は思っていた。ただ、実際見てみると音楽の良さはもちろんのこと、物語の残酷さや深さ、「オズの魔法使い」のモチーフのうまさ(ただもう純粋な目でオズの魔法使いは見れない)、キャラクターのこじらせ方や人間ってこうだよな、こういうところだよな、って思うし、妬み、蔑み、いいところ悪いところたくさん思い知らされる。

 なにがどう、と具体的なことは何も言えないし、わからない。ただ、答えの出ないことをぐるぐる考える。正解がない。わかりやすさ皆無。

 友情、愛情、そういったものは時々奪われもするし愛した人が愛してくれるなんてくれる奇跡はそうそう起きない。だけどわたしたちは人生を生きること、人と関わることをやめられないしやめてはだめだ。その一方で、女友達は最悪のライバルで最高の人生の友となる。とんでもないシスターフッド

 正義と愛は見る角度でぜんぜん違うものになる。

 宝塚ファン的に思ったことといえば、エルファバv.礼真琴・グリンダv.舞空瞳でCD出してくれたら私は思い残すことがないです。タカラヅカでやってほしいわけじゃないです。ただまこなこでウィキッドの名曲が聞きたいそれだけです!!!!!(力説)

この世の身体能力は四季の人かオリンピックの人かで測れる(わけなかろう)

 

■9月「TABLEAU」 シアター・ドラマシティ 主演・柚香光

 私はOGを追ったことがない。タカラジェンヌを卒業したら、とたんに興味がなくなってしまうのだ。そんな自分がどうしてれいちゃんの退団後公演にこんなに行きたいのかわからなかったけど、実際見たらなんとなく腑に落ちた。たぶん、「柚香光というフェアリーがただの人間に戻る瞬間を見たかった」のだろう。

 がっかりするつもりも落胆するつもりもなかった。

「ただの人間に戻る途中」の柚香光はめちゃくちゃかっこよかった。

 両性器具類のような危うさ。蛹が蝶になる瞬間を見るような、ため息がでるような美しさ。圧倒的にパワフル。背徳感を覚えそうになるけど、見ずにはいられない。タカラジェンヌという妖精スーツを着ているときにはとても見れない彼女がいたのだ。

 色気、男気、スタイリッシュ、センセーショナル。

 妖精でも人間でも、柚香光はやっぱりとにかくくっそかっこいいのです。

 「エンタメ業界のみなさま、どうぞ見つけてください。このひとが私達が愛して、見守り続けた柚香光です!!!」

 世界中に自慢したいOG柚香光。わたしたちだけが知っているれいちゃん、をずっと愛でていたい一方で、「早くこの逸材を見つけて!大きな場所で、たくさんの人に見てほしい!」とも思ってしまう。どっちやねん。

 でもまあ、ずーっと、れいちゃんがれいちゃんらしく、楽しそうに舞台で飛んで、跳ねて、踊っててほしい。たまに演じてほしいし、ずっと王子様でいてほしい。何より、幸せであってほしい。だって柚香光は私達の幸せの国の王子様ですからね。

当たり前のように「TABLEAU(タブロー)」を「食べる?」だと思ってました。

 

■10月「モーツァルト!」 梅芸メインホール 主演・古川雄大/京本大我

 ありがたくも、古川ヴォルフ・京本ヴォルフ両方観劇できました。小池修一郎帝劇シリーズで一番好きと言っても過言ではない、大げさでなく私のミュージカル観劇人生の方向性を決定づけた作品の待望の再演。いや~久々に見たM!はやっぱりド派手でエキセントリックで素晴らしかった!

 Wキャストの醍醐味は、同じ役を全く違う解釈で同時進行で見比べられること。今回も明らかに二人のヴォルフは性格も考え方も全く違って、きっと奏でる音楽も作る苦しみも違うのだろうなと感じるには十分。

 古川ヴォルフは、大切に大切に育てられた秀才(天才というより秀才)。パパの用意した温かい場所で自分のやりたいことをやれればよかったのに、内向的で繊細な青年は外に飛び出したがゆえに世間の荒波にもまれていく。古川くんは圧倒的な歌唱力で丁寧に生き抜く。大きなガタイと、外国人のような包容力はこの人の神様からのギフトだなと思う。色気のあるラブシーンも素晴らしい!!内向的があるが故に、うまくコンスタンツェへの愛を表現できない。不器用で、大人になりかけの青年のナイーブさの表現が見事。

 初めましての京本ヴォルフは、長男的古川ヴォルフに比べてやんちゃな次男風味。まだ見ぬすべてのものに好奇心を隠せずに、「あれはどんなの!?これはなんなの!?あ~もう全部やってみたい!!」みたいな、湧き出てくるエネルギーを持て余している感じ。全部やりたい全部試したい!!と外に出てみたものの、自分の中のものと世界が噛み合わず、じたんだ踏んでいる…みたいな。

 後半のレクイエム創作のシーン、悩んで苦悩して、ピアノに向かってそれでも上手くいかない、みたいな演技が素晴らしかった。外交的で華やか、「キラキラのお花畑」と評されるモーツァルトの曲を人間で表すとこうなります、みたいな京本ヴォルフも、また傷つきやすくて孤独な天才。その一方で、全部が初々しくて可愛かった!

 今回ちょっと違ったのは、男爵夫人(涼風真世)。迷えるヴォルフガングを導く女神様みたいなイメージだったけど、涼風さんの男爵夫人は女版コロレドという感じで(苦笑)ガンガンヴォルフを追い詰めていきそうな圧があって初めて見る男爵夫人だった…強い…ヴォルフ、こりゃ病むよな~…って同情(苦笑)

 ウィーバー夫人の未来優希。超ハマコさん(笑)傍若無人で遠慮知らず、厚かましいことこの上なく、最後までヴォルフを追い詰めていくお母さん。絶対この人と親戚になるの嫌(笑)素晴らしかった。シカネーダーの入山くんはちょっと弱かった…まあ、前任者(吉野圭吾)が強すぎたのもある(笑)シカネーダーって難しいのね。これからどうなるか期待。

 久々に見たM!はやっぱり大好きを確信した。キャストが変わってもずっと見ていきたい、進化を止めないM!はやっぱり私のミュージカルの原点だ。

この外部の大きな看板、タカラヅカでもやってほしいな~。

■11月「DEATH TAKE A HOLIDAY」梅芸メインホール 主演:小瀧望・美園さくら(Wキャスト)

 「れいこちゃんの記憶が新しいからなあ」と思いながらも、生田くんの外部を見たくて梅芸に。結果、行ってよかった!新しいデスホリ、れいこちゃんとは違う小瀧サーキを見れて大満足。生田くんは主演のカラーに合わせて演出をがらっと変えてはくるがイメージは全く変えない人なので(個人の見解)、いつもどんな魔法を使っているのか不思議である。

 さて、小瀧望くんはWEST.のマンネ(末っ子)ということで、昔むかし映画でちらっと拝見したな…程度の認識。これがすごい実力だった。ミュージカル初挑戦でこの歌かい!?と目を見開く。デスホリの歌って、全部「モーーーーリィィィィィ・イエストォォォォーーーーーン!!!」って感じの曲(伝わってます?)で特に男性は歌うの難しそう…って思ってるんだけど(イメージ:「オペラ座の怪人」)表情がちょっと乏しいかなと思うところもあるけれど、それがいい意味でサーキっぽいというか。ちょっと宇宙人みがあって、あ、そうそうこの皇子死神だったね、って感じがとてもデスホリサーキにマッチしている。

 Wキャストでこちらも外部は初の美園さくらちゃん。相変わらずシャープな体つきは健在で(グラツィアは衣装が可愛いよな~)ぐんちゃんママとニコニコしているところなんかは「娘役トップの先輩後輩がキャッキャしとる」なんて目を細めつつ。なんか手がぱあっと光ったり、照明をすごく効果的に使っててディズニーっぽい感じがしたのは私だけかしら。

 アリス役の皆本麻帆ちゃんがもうとにかくアメリカーーーン!!なR&Bな歌い方ですごく好きだった。今度の「Six」が楽しみやわ~。相手役の東啓介くんは歌い出すと世界を変える人。超ひとりミュージカル(笑)加えて身長190センチ…で、でかい…。3階から見ていたんで、なんかもう、まほちゃんがこっちにブン!!って飛んできそうだった(いうな)。

 田山さんとか、木野花さんとか有名な俳優さんをミュージカルで見れて嬉しい。あと今回場をかっさらったのは執事役の宮下雄也さん!ガンガン笑いをとってく執事で、すっご!って思ったら吉本の芸人さんらしい。私は生田くんの配役センスを全面的に信頼しているので、これからも彼の外部は積極的に見ていきたいなと思う所存。

え、あんなに感動したのに小瀧サーキの顔が見えない(あくるさんのカメラレベル)

 

■11月 月城かなとファーストコンサート「de ja vu」梅芸メインホール 主演・月城かなと

 れいちゃんの初ライブが相当楽しかったので、れいこちゃんももうものすごく自然に、もはやほぼ無意識の領域でチケットをとっていた。もう事務所も一緒だし、今後もこんな感じで二人を見守っていくんだろうなー、と「OG興味なし」の看板をおろしつつある。やっぱり95期はすごい。

 さて、れいこコンはも~~~やっぱれいこちゃんの舞台大好きやー!!って終演後に叫びたくなるくらいにはよかったです。散々言ってるけれど、「もう私はれいこちゃんで見たいものは全部見れた。大満足した!悔いはない!」って思ってたつもりだった。 

 でもこうやって「どうも~、これが新しい私で~~す」みたいなれいこちゃんを見ると「あれも見たいしこれも見たい、早くれいこちゃんお仕事して!!」みたいな鬼マネージャーみたいになってしまうあたしがいる。

 特に現役時代に見たシャルル(「ピガール」)は見た当時から「いやこれ…バーナムだろ?ヒュー・ジャックマンだろ?」って思ってたので「This is me」の場面は感動的で。れいこちゃんは「グレイテスト・ショーマン」世界の住人なので(断言)、ヒュー・ジャックマンザック・エフロンもデンザイヤも全部ひとりでできます。(※できません)。

 「パダム・パダム」での濃厚でとろけるショコラみたいな歌い方にはフランス映画のような役も見てみたいなと思うし、アコギver.の「最後のダンス」はこのトートはウィーンのカフェじゃなくてパリのバーで上等なウイスキーを飲んでるなと思ったし、ブロードウェイの場面では「れいこちゃんのCHICAGOがみたいでーす!!」ともはや「私は月城かなとでこれが見たい大喜利」が心の中で始まっちゃってた。大変。

 れいちゃんもれいこちゃんも共通してよかったな~と思うのは、タカラヅカを「今までの私を作ってくれた場所」というリスペクトと感謝を感じさせてくれて、さらに「女優としての私達をどうぞよろしく」というような新しい出会いを心から楽しんでいるところ。

 男役を封印されてしまうのはやっぱりちょっとさみしくて、でもそれにこだわるのもなんか違う。だってここはタカラヅカじゃないからさ、なんていうわがままな私達。それをちゃんと汲み取ってくれているところがすごく好きだ。

 やっぱり私はこの人を好きでよかった、って思える舞台に出会えるほど心躍る瞬間はない!

横浜市歌にしろムーンライト伝説にしろジャズバージョン歌ってくださるならこっちは言う事聞くしかない

(音源化お待ちしています)

 

■12月「RUNWAY」 梅芸メインホール

 今年の締めくくりは、100周年時のオールスターOG紅白歌合戦企画のこれ。ヅカヲタ先輩たちがOGメモリアル的な公演を楽しく見ているのを見て「いいなー」と思っていたけれど、まさか自分がその立場になり号泣するほど感動するとは思ってもいなかった。

 私はいい意味でも悪い意味でも初演厨になれなくて、根っからのミーハーです。「今のキャストが最高でしょ!」を繰り返しているうちに見ていたはずの記憶さえがおぼろげになってしまう。悪いことはすぐに忘れるが、いいこともまあまあ忘れる。なんせ10年前ですからね。あのときの自分、20代ですよ。

 …結論からいうと、全部全部覚えてて、全部歌えて、なおかつ全編号泣してました。

 10年前の自分の記憶を完全にみくびってましたね。なんつー素敵なプログラム。

 人間は視覚より聴覚のほうが記憶が蘇るらしくて、当時のトップさんたちの歌い方が10年前と一緒。声も、「この人ここの高いキーでちょっとキュッてなるのよね(蘭寿さん)」みたいな歌い方のくせまで同じ!歌う人が同じなので当たり前なんですけど、なんかもう不思議な感覚。タイムリープしたのか?転生したのか?ここはどこだ?

 でもなんかわからんが、最高だ!

 トップ時代よりナイフの切れ味最高みたいな龍真咲さんの隣でれいちゃんが踊ったり、現役時代より現役の柚希礼音さんの隣でれいちゃんがバチバチしてたりとなんか「転生しないと無理だよね」みたいな組み合わせを生で見れてしまった。

 なんかもう、月並みな表現ですけど、夢みたいって号泣してた。

 終演後にふらふらエスカレーターで降りていたら、「生きててよかったー」って声が聞こえてきた。

 うん、感想はそれだ!!

 

 10年後は自分は何をしているんだろう。またこうして、同じようなメモリアル公演を見て、ノスタルジーでハッピーな気分に浸ってるといいな。

 …と思ったんだけど、10年後って40代か、当たり前だけどそれはちょっとこえーな。

プロローグでねね様がおリボン背負って登場した瞬間こっちはもう涙で前が見えねえってもんよ。

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 あ~楽しかった~!!私の一番はやっぱりタカラヅカではあるんだけど、外部を見ていると新しい刺激に「こういうのも私好きなんだな」と改めて思うこともあって。

 単純に男性の声はタカラヅカを見ていると聞けないもの。それと同時に、外部を見ているとタカラヅカでの当たり前が、当たり前じゃないことにも気づく。

 

 でも、ふたつともに共通しているのは、

 むきだしの感情と、類まれなる技術がぶつかり合う、

 私にとって「生きててよかった」がたくさん見れる場所です。

 

 ねえねえ、あなたはどれが好きだった?

 2025年も、たくさんの素晴らしい作品に出会えますように!!

これぞスイートタカラヅカトンチキ(=愛すべき珍作)。待っていましたトップ鳳月杏お披露目!楽しすぎる月組「ゴールデン・リバティ/PHOENIX RIGING」感想文

鳳月杏のかっこよさと上手さでコーティングされた、

スイートタカラヅカトンチキ作品(=愛すべき珍作)。

(ちなつさんトップお披露目おめでとうございまーーーーーす!!!)

 

 年末に向けて総括の準備や半券整理をしていると今年もよく見たなあと思うわけですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。あくるです!!

 …やっぱさぁ、お披露目はやっぱりメンタルが向上しますね。

 見るだけで元気になるこのドリンク栄養剤みたいなこの公演。

(金と赤の舞台が2024年サヨナラ公演続きで脳疲労気味なあたいらに沁みるぜ)。

 ちなつさんがゴージャスな金と赤まみれの衣装を着ているだけで、

 ゆのちゃんが3桁期で初めて大きな羽根をつけただけで、

 ぱるあみが元気なだけで

 私は今年もなんとか1年終えることができたぜ!感を感じられます(⌒▽⌒)

 …にしても、今年ラストのこの作品。

 見れば見るほどトンチキなのに、見れば見るほどハマり、見れば見るほどクセになる「魔の作品」となっています。

 どんだけ月組、いやそんなとこ月組!!

 それでは参りましょう。月組鳳月杏お披露目公演「ゴールデンリバティ/PHOENIX RIGING」感想スタートでございます!!!

 

月組「ゴールデン・リバティ/PHOENIX RIGING」

このポスターで「こんなかっこいい人いるわけない」って思いますでしょ?

安心してください、ジェシー、そのまんまのかっこよさです(鳳月杏に偽りなし)。

 

トップスター・鳳月杏の「なんでそんなにかっこいいんだ」感

 この演目発表の時、個人的にものっすごいわくわくしてて

「うわ!!久々の大野くん大劇オリジナル!(吉と出るか凶と出るか!(ひどい))

てのと、

「うわ!!ついに月組が野口くんの餌食に!!(あみちゃん逃げて!!(→結果:逃げ切れず野口くんにアイドルにされました))

っていう見たあとの感想とも対して変わらない印象な感じだったんですが…あの…ご覧になったみなさん、確認させてもらってもいいです…?

 ゴールデンリバティ、

 これ結構なトンチキじゃないですか?(直球)

 …いや!なんか見れば見るほど不思議な作品というか、ハマってるんですよ!

 でもね、

 正直全然意味分かんないんですよ!!!

 

 アメリカの国旗の裂け目よ!」「わかった!ありがとう!」

 って、なに?(⌒▽⌒)

 

 回数見れば見るほどわからなくなって、でもまたすぐ見たくなって、また見ると「えぇ~~~…???」ってなる。普通だったら何回も見ればわかるじゃないですか?

 全然わかんないから★(⌒▽⌒)

 もうね、わかんなすぎて手を叩いて爆笑してます。

 でも楽しいから全然いい。

 これがすごい。タカラヅカの専売特許だと思っています。わたし、結構回数見てますけど

まだゆのちゃんが何を言っているのかわかりません!(堂々)

 ただ、これだけはわかっています。

 

 「鳳月杏がありえないほどかっこいい」

 

 これ。この作品の核がこれ。これが何回見ても変わらないし、「なんでここで機関車でてくるんですか(爆笑)」ってなっても

 そこにクッソかっこいい鳳月杏がいるから、いいんだ!!!!!

 ってなるすごさ。

ちなつさんがちなつさんである作品が、この「ゴールデン・リバティ」です!!!

 自由を手に入れた鳳月杏は最高!!!

 (あと赤いテンガロンハットに赤いロングコートの鳳月杏も最高)

 

 ■「でかいもの出せばいいってもんじゃないよ」(by月担)

 前回のお披露目全ツがバッチバチのメロドラマ琥珀で、次回の全ツもバッチバチのメロドラマ(業平)が決定しているので、ラストのちなじゅりキスシーンの可愛らしさに「いいなぁ~」って思っちゃったんですよね。(笑)

 濃厚なドラマも非現実なメロも大好きですけど、結論大事なときにだけそばにいてくれれば、あとは本人が楽しそうに好き勝手生きてくれて、元気だったら文句ない。みたいなジェシーと恋愛するのが一番ヘルシーだと思うわけですよ。タカラヅカ作品なかなかそういうのない)

 恋愛するなら絶対に「いつもそばにいるよ、湖の向こうからいつも見守ってるよ」なギャツビーじゃなくて「なんかそろそろ自由になりたくて、こっちきてみたんだけどビーサン」みたいなジェシーがお互いのためだと思うわけですよ(※個人的な見解ですし、誤解しないで、ギャツビー大好きですよ!!)(とても便利な比較対象なだけですよ!!)

(れいこちゃんに謝ってこい)

 …ただジェシーみたいな男はさ、

 現実に一番いてほしいけど一番むずかしいんだよなあ。

 でも一番むずかしいのにそこにそういう鳳月杏がいるんだよなあ。

 ▶結論=通う(一択)。

 

 冒頭のギャルソン姿のジェシーから大野くんのメッセージ「やっぱ鳳月にはギャルソンルックだよな!」が炸裂してます。どう思います?これ。まさかのこっちも冒頭から大好物(ちなつさんのギャルソン姿)が見れるなんて思ってもいなかったじゃないですか。

 ありがとう大野くん!!!いつもの

「俺が見たいものはお前らも見たいだろ!!」

っていうハニートラップですね!!(?)

 

 ただ、こっからがもう何回見てもわかりません。

 超かっこいい月組男役の勢揃い→

 ベージュのロングコートで秋のコーディネートは決まりだね→

 全員イケメンってどういうこと→

 超ド級イケメンジェシー登場、with機関車(???)

 もうこの機関車、抜群にいい仕事します。

 この機関車こそ、大野くんの病気です。

 

 まさみり以来数々のサイコパス人事で涙をのんできた私の尊敬する根っからの月担友人がLINEでくれた

「でかいもの出せばいいってもんじゃないよ(⌒▽⌒)」

の一言がみぞおちに効きます。くぅ~それ。わかる~。この人いっつもでかくてかっこいいもの(幼稚園児か)で私達を

「なんかよくわかんないけど、通っちゃう」病気に

 陥れるんですよ!(例:「NOBUNAGA」のゾウ・ラストの大きな帆、「前田慶次」の松風etc)

 

 とにかくでかい。意味がわかんない。装置さん悲鳴。

 だがしかし通う。←大野ハニートラップ②

 …ね~。大野くんね~そういうとこある~。(エリザベスりりちゃんと井戸端会議)

 最後の最後に機関車が「ポッポー」(このSEもどうかと思う)て言いながらジェシーが仁王立ちして登場するじゃないですか。

「もうええて!!!!!!!」

って心のなかで全ツッコミしながら指ハートの大爆笑ですよ。

 もうね…大野くんのしつこさが北翔のみっさまレベルなんですよね(※褒めてます。)

 

 ■ちなじゅりお披露目企画・ここが少女漫画だよ!大野くん

 個人的にね、この恋愛の薄い作品でジェシーとアナレアのほのかにふんわり漂う「恋とはこういうものかしら」っていう空気感がたまんなかったりします。

 (全国民が大歓喜した「業平」再演が控えている余裕があるのは認める)

 ジェシーがアナレアの用心棒(みんな大好き大楠てら)に殴られて、気を失ったジェシーにそっとキスして姿を消すアナレア。

 白雪姫化するトップ鳳月杏。

 のびてる場合じゃないって、もう。起きてちなつ!!

 だけどなんかこのシーンかわいくないですか(きゅん)←?

 今回も大野くんの心の少女漫画家がとまりません。

 

 その2。ジェシーとアナレアの恋にはめちゃくちゃ強力なアシストがいます。

 「かわいい顔していい仕事するじゃん」でおなじみの花妃舞音(アイダ)。

 「私だったら、事故と見せかけて銃で撃っちゃうのに♡」

 「彼氏置いていっちゃうの!?!?」

 

どこでそんなことを覚えたんだ、アイダーーーーー!!!

 血相を変えて全力疾走してくる佳城葵さんが目に浮かびます(with腰に手をあてて怒るみとさん)。

 いい。アイダ、実にいい。地味にコツコツ、時々過激にジワジワ二人を盛り上げていく出来た妹分(withぬいぐるみ)。アイダの言葉に「え、もうなにいってるの(ぽっ)」っていう反応のアナレア。

 だめだってジェシーちなつそういうの弱いから!!!!(←迷惑な決めつけ①)

 

(あくるさん何言ってるんだって思いますか?

ええ、自分でも病気だと思います。)

 

 その3。アナレアが王女様で危険だとわかった瞬間のジェシー

 もうここらへん心の爆笑とニヤニヤが止まらないので基本的にストーリーがまるで入ってきてないんですけど(だめじゃん)、大野くんの

「俺が見たいものはお前らも見たいだろ!」の真骨頂

となります。

 ゴリゴリの西部劇からトム・クルーズ

するちなつさん。

 これぞ月組のミッション・インポッシブル(訳:不可能な業務)

 

 大野くんここ書いてる時なに見たの・・・(小声)。

 

アメリカの国旗の裂け目よ!」「わかった!ありがとう!」

 

 (オペラを持つ手が震えるA席)

 

…ちょっともう何から突っ込んでいいかわからない状態ですが、でもいいんです。

 下手のアナレアちゃんがきゅんとしてるから。

 私ね~、娘役さんのわかりやすい「きゅんとした」顔に弱いんですね!知ってた!そのあと「ありがとう」ってぎゅってアナレアちゃんからジェシーに抱きつくでしょ?もうね~、もうね…(ぎゅっと目をつぶって反芻)

 ジェシーちなつ絶対こういうの好きですよね!?!?(←迷惑な決めつけ②)

 だって、妹みたいにかわいがってた女の子が王女様できれいなドレス着てるだけでも心臓に悪いのに駆け寄ってきて「ありがとう(ぎゅっ)」ですよ!!!

 

 なーーーーーーーーん!!!!(オペラ投げる)

 

 いやまいったね。ジェシーお察し申し上げます。

トム・クルーズ=アン・ホウヅキもカタナシです!(⌒▽⌒)

 10学年下の相手役(顔:アン・ハサウェイ)にぎゅ、ってさぁ…妹みたいに思ってた女の子にそれやられてごらんなさいよ。

数々の女を抱いてきた鳳月杏も無事陥落よ!!(※正しくは私が陥落しました)

 

 私がセリフの国旗の裂け目がどうこうなんて小さなことに目くじら立ててつっこんでるのが馬鹿みたいです。

 ちなじゅり…あかんて。

 もうその、兄と妹みたいな関係からの恋人はもう、少女漫画の禁じ手です。

 大野くんのハニートラップがすぎる。もうなんなの。

 あと、ついでっていうかここの場面の一番の見どころなんですが、急に現れたゆのちゃんにお酒もらわなきゃやってられない状態の心拍が乱れたジェシー(希望的推測)、落ち着くためにお酒を飲んで投げてますね。

 「あばよ」

 …ジェシーちなつ、バッカかっこいいですね!?!?(思わず二度見)

 ライマン風間が恋に落ちてしまう瞬間すぎるじゃないか!!!(※偽造です)

(大野くんがただ「あばよ」ちなつさんに言わせたかっただけに1000ゴールデンリバティ)

(「俺の言わせたいセリフお前らも聞きたいだろ」病が末期)。

 …もうね。なんかもう、意味分かんないけど、鳳月杏最高ですね。(ため息) 

 

 その4。ここまで読んでくださった方ならもうおわかりでしょう。

 (なぜか出てきた)バカでかい機関車の上での足ぶらぶらキス。

 ちょっとさ…機関車に座ったちなつさんの足の長さと上半身のパース比がすでにあってないんですが(ちなつさんが座るとなんでこうなんの?)ラストのキスシーン。

 いいですよね!!!!!

(あくるさん、もはや大野ハニートラップの虜)

 その前までポカホンタスフラガールとモアナ足して3で割ったようなトンチキ場面が続くのでちょっと我々息切れ起こしてるんですけど(突っ込みたい…けどどこから突っ込んでいいかわかんない…!)

 どうでもよくなりません?

 このラストシーン見れるならば!!

 ね!!(カッ)(…誰に同意を求めている?)

 

 ジェシーが帽子をちょこっと直してさ(ここの仕草!神!いたずらっこみたいな表情!プライスレス!!(落ち着けって)

 アナレアがジェシーにちょっと寄ってさ!

 ん?ってちなつさん首かしげてね!?

 ちゅって!!

 

 …あ``!?(パリーン)(※るねちゃんのメガネが割れた音)

 

…散々大人nのトップコンビ爆誕と各紙に書かれていたのに、大野くんの少女漫画趣味によって無惨に計画が狂う月組もうどうしよう。課金が止まらない(⌒▽⌒)

 どうするちなじゅり?お披露目からこれ?こっちの身にもなってほしい。

 次のちなつさん、業平経過のスカイ・マスターソンなんですよ…?(←※疲れてる)。

 

 ■3桁期初の二番手羽根・風間柚乃何言っているのか問題が解決しない

 月組の正当なる御曹司であり跡継当主のご降臨、というわけで風間柚乃の御大の話です。あ、表題のとおりの内容です。

 私、ライマン風間が何を言っているのか

未だ全くわかっていません。

 すまん…すまんのうゆのちゃん。

 ゆのちゃんの滑舌が悪いとかたぶん、そんなんではないんです(だって今までは全然わかったし)あとライマンが人間的にどうとかそういう話でもなくて(人間的にまずかったらあんな市長がかっこいいわけない←?)

 特にモートンるねちゃん(イケメンメガネ)と将軍うーちゃん(イケオジ軍服)との三人の歌シーン。たぶんライマンの出生のこととか話してると思う(推測)というのも。

 何度見てもわからん…( ゚д゚)ポカーン

 最近もう理解するの諦めちゃってさ。何3人で話してるんだろう…って思いながら見つめるタイムになってる。すみません。理由はわかりません…。(あたし大野くん作品でこういうことたまにある)

 

 でもライマンのことを少しでも理解したくて、プログラム買うじゃないですか。

 あの大野くん公演名物・文字数・情報過多ページ読むじゃないですか。

 ライマンのことが少しでも理解したくて読むじゃないですか。

 (※必死)。

 …ただの大野拓史の西部劇プチコラムかい!!!(バーン)

 …ジェシー・スミスの名前の由来とかじゃなくて!!

 ライマン風間情報をください!!!!!

 (え?私はライマン風間のこと結構わかりますけど?って感じだったらほんとすみません…可哀想にあくるさん耳が悪いんですね★って軽く流してください)

 ただね、ライマン風間、場面変わって、市長に昇格されて散髪してスーツ着てご降臨されるじゃないですか。

 ええーーーーーー

 そんなにかっこよかったのーーーーー!!!(二度見)

ってあたし毎回手叩いて大歓迎しちゃうんですよね。なにこれ。イケてなかったクラスの地味男子が夏休み明けに髪切ったら急に女子たちザワザワしちゃうみたいな。

 少女漫画展開が炸裂しちゃってもう!風間柚乃!!!

 そういうとこ!!!!(^_-)-☆

 (どういうとこだよ)

 パーマも前髪だけになったらすごいかっこいいニュアンスパーマみたいになってるし、かっこよくメッシュもいれてて、ええ?保安官時代からそうしておけばライアンそんなに人生遠回りしなくてもよかったんじゃないの…?って思ってながめてます。

 (すげー余計なお世話)

 

 ■脳筋ぱるくんと田舎者あみちゃんが楽しそうならそれでいい

 …表題通りなんですけどね。月組名物みんなのお楽しみ、そう、アイドルぱるあみです。(なんかこんなアイドルユニットいそう)

 もうね!!オペラにぱるあみ入るだけで「にゃーん」ってなる可愛さです(実際にゃーんって言ったことないけど)

 「田舎から出てきたのにさあ~」って愚痴るリッキーをやるのは次世代望海風斗の名を欲しいままにする102期エース・彩海せら(鹿児島出身)。いつも一緒の怪力脳筋(←ひどい)ディーンのやらかし後を一緒にお片付けしながら「お前ほんと馬鹿力すぎんだよwww」とケラケラとお気楽に楽しんでます。

 あみちゃんの男の子像って妙にリアルなんですよね。

 同級生にいたよねこういうの、みたいな。でもたぶん、リッキーは結構モテます(贔屓目)。何気ない仕草を見つけて「お前、そういうとこかわいーじゃん、いっつもそうしてりゃいいのにww」ってケラケラ笑いながら女の子顔真っ赤にさせるタイプです。だめだー、このタイプモテるー。きっと勉強もできるー。uhhhh。

 

 「そこの階段を右に曲がったとこだ!(頑張れよポーズ)」と、堂々と間違った道をジェシーに伝えるディーン・礼華はる。もうね…あたしは毎回、ぱるくんの虜です。いや、ぱるくん自体前から好きだったんだけど、今回特に。

こういう脳筋ゴールデンレトリバー男子、死ぬほど好き。

 (死ぬほど…)(SINUHODO)

 なうおんでちなつさんが言ってたけど、火縄銃みたいな長い武器見て

「すげえ~~!!え!?持っていいんすか!(持つ)かっけ~~~!!!

ってなってたっていうぱるくん。

絶対そのあとの衣装合わせでショーの

チャイニーズマフィアの背後の龍刺繍の衣装見て

「すげえ~~!!え!?着ていいんすか!(着る)かっけ~~~!!!

小道具のドラゴン杖見て

「すげえ~~!!え!?使っていいんすか!(振る)かっけ~~~!!!

ってなってたに違いないんだよ。

 お年玉で世界一くだらないもの買う小学生みたいな

ぱるくんがお母さん大好きです。

 一家に1匹礼華はるすぎますよね。もう!ぱるあみ!なんなの!

 こんなん通うに決まってんだろ!!!!!

 (世界平和ぱるあみ)

 ポカホンタス+フラガール+モアナ÷3トンチキシーン(そんな場面名ないよ)5秒前のぱるあみみちるの銀橋がもう超可愛くて大好きです。ニコニコしながら拍手。後ろの花火もハッピー感が増し増しで最高。

 ディズニー!超ディズニー!!

 ぱるあみはヅカファンの夢と希望のディズニー!!!

 (うるせえな)

 

■そろそろショーの話をしたい

 と、いうわけでやっぱね、

スイートタカラヅカトンチキ作品(=愛すべき珍作)っていうのは語りだすと止まらないわけです。

 毎回こんなんじゃちょっと頭おかしくなるんだけど、たまーにこういうの来るともう私みたいなふざけた観客ははしゃいじゃってわっしょいお祭りがとまらなくて、

「きゃーやだもう全然意味わかんなーい★(自動チケット購入システム)」

みたいになっています。

 これがスイートタカラヅカトンチキ作品の魔法です。(真顔)

 こういう作品、ハマらない人にはとにかく「はぁ?」っていう作品だと思うのと、公演期間がちょっと長いためにムラのチケットがわりとあるっていうのも素敵な作品ポイントです★(言ってしまった)

 ああ、もう楽しい。ずっとしゃべれる。しかもちょっと聞いて。

 併演が野口ショーなんですよ!!!

(みんな知ってる)(宴は続く)

 ってことで「PHOENIX RIGING」。普通に語尾に「!!」ってつけようとしたんですが、あ、ちゃうちゃうこれ大ちゃんじゃなかった★ってヅカファン謎の大ちゃんリスペクト。(?)

 

■ギラギラのゴテゴテのジャラジャラが倍増していく鳳月杏

 誰かに聞いてもらいたくてツイートしたんですけど、野口くんのミューズ彩風咲奈さんがつい先日退団されてしまい、おいおい野口くんのギラギラのゴテゴテのジャラジャラ衣装を着るトップいなくなっちゃったよ!大丈夫?元気?甥っ子の推し活心配するおばちゃんみたいな心境で見に行ったんですけど、、、

鳳月杏さんがこの世にいて

よかったわあ!!!!!

ってなってます!!

 

ただ、野口くんトップをこれでもかと酷使する演出家でおなじみなので(?)、今回もはしゃぎっぷりがすごい!!

ちなつさんの体力オバケ具合よ!!

 

トップってやっぱすげえな!!(いまさら)

ちなつさんてすげえな!!(とまらない)

 

ライジングが!ライジングがとまらないです!ヒュ~!

 それで回る!?

 それで飛ぶ!?

 それで銀橋行くーーーーーー!!??

 Yeah~~~~~!!!!!

 

(※信じられないと思いますが、あくるさんシラフです。)

 

 ショーが後半になるにつれ何もかもが重装備になるんですよ。

 雉羽根にスパンとジャラジャラつけてせり上がってくる鳳月杏!?!?

 誰よりも邪魔そうな羽根つけて

 くるくるっバーン!ターン!!ジャーン!!って PHOENIX(=不死鳥)すぎる鳳月杏!!!!

 

 重力とは!!!!!!!

 Yeah~~~~~!!!!!

(※繰り返しますが、あくるさんシラフです。)

 

 …自分って大野くんのこと笑えないなと思うのは、野口ショーのでっかい夢の国のパレードフロートみたいなセットがぐるぐる回るだけで心拍数が300くらいあがるところです。(死んでしまうよね。)

 たぶん野口ショーの今劇団内の一番のファンって大野くんじゃないかなって思ってます。

 でかくてかっこいいからさ、野口くんのショー。(やめたげて)

 

■我々のオロナミンCオダチン・カーンASゆのちゃん

 ゆのちゃんがやたら叫ぶのが最近のお気に入りです。

 もう今回のショー、これを聞きに行くだけでも価値があります。

 「ンンンンンン~~~ナマステッッッ!!!!!!!」

 「ネオンフラーーーーーーーーーーーイッッ!!!!」

 「ア``ア``ア``ア``ーーーーーーーーーーイ!!!!!」

 極めつけはパレードで歌う「オダチンカーーーン♪」

 …やめられねえな。ううん、もうやめる理由ひとつもない。(なにを?) 

 オペラでガン見したいのに、当方手を叩いて大はしゃぎの大爆笑なんでぜんぜんゆのちゃんの顔を見れていません。あーもうまじで…どうしたらいいの… 

 元気がでない時は「ピガール」の女装ゆのちゃん見ようっていう提案を以前したんですけどね。

 すみません。

 元気の出ないときはオダチン・カーン見ように変更で。

 ゆのちゃんの歌声が大好きなんですけど(甘くてまろやかな声ですよね)今回ことごとくその声が別の意味で酷使されているんで、、、

「ンンンンナマステ!!!!!」

 で世界平和にできる人間、この世界に風間柚乃ただひとりですからね。

 あ!!今回のショーのゆのちゃんテーマカラーが紫で、どの場面の紫もめっちゃ似合ってて好きです。(今更普通すぎる感想)なんかね…もう思いつかないんですよね、文章。

 私の文章なんか読んでないで、

 風間柚乃5回見て5回笑える奇跡を体感してほしい。

…って一見きれいなこといってますけど、爆笑しすぎてあんま覚えてないだけですよ、この人(最低)。

 

 あ、このオダチン・カーンの中のオダチンハイスクール、次世代望海風斗(←しつこい)彩海せら完全朝美絢化してるんでロックオンです!

 ひとりしれっとイケメンやっててその後泣く子も黙る月組御曹司であり2番手)風間柚乃オチをつけさせる怖い若手です!!あと横のアメリカンガールりりちゃんがシャーペイすぎるので野口くんもう一回A-ENやってください!(どさくさ)

 

■チャイニーズマフィアのちなぱるじゅり

きれいにゆのちゃんがオチをつけたところでぱるくんが暗闇の中銀橋にオケピから板付き。

 びっくりするくらいシルエットが鳳月杏です。

 (毎回、オペラ上げてから「あ、ちなつさんかと思ったらぱるくんだった!!」っていう驚き)

 (いやそろそろわかっててよ)

 ぱるくん、もしや鳳月杏トップを仮定してのスター育成…?ってくらい、ちなつさんとシンメや対で踊る踊る。この公演、今の月組生のスターの個性をちゃんと把握してて、いい感じに役割分担がされてるのがすごく好きだな~。

 真っ黒に背後に龍の刺繍チャイニーズマフィア。

 治安悪めの衣装をさらっと着る、細身で長身。

 ドラコン杖で客席をびしっと指して、客席からは黄色い悲鳴、ソフト帽から覗く目線。

 さっきまで怪力脳筋で小学生の「バーカ!!」って捨てセリフが世界一似合ってたディーンから「ウェルカムトゥジゴロ~(ウインク)」で殺されるとは誰が想像したでしょうか。

 礼華はるのギャップ力、絶賛成長中。ひどい。(=すき)

 

 …あのドラゴン杖、「これライトセーバーだよ!ほらここ光るから!!」とかぱるあみがキャッキャとスターウォーズごっこしててほしいとか思うのは、あくるさんの小学生ぱるあみドリームが止まらないからでしょうね。

 一生バカやっててほしい。

 ちなつさんのげんこつで一回黙ろうか。

 

■Moozing

 このへんの記憶がない。ないね~。(開き直り)

 きっと目の前の顔が全員綺麗すぎて脳がフリーズしてんだろうね。自分30も半ばになってなにいってんだろって思いますけど、事実だからしょうがない。

 うん!!!きれい!!!!!(記憶なし)

 ちなみにMoozingは雅耀月乃だい亜推してやらせていただいてます。

 雅耀くんはもはや陶器の置物です。

 もうね、30半ばになるときれいなものしか見たくないんですよ…。

 

(何があったの)

 

 あ、ぱるくんは早くネトフリデビューしたほうがいいと思う。どう見たってもうあたしの目にはキム・スヒョンにしか見えなかったよ。

 

■デュエットダンスはクリムト

 初見時に「二人羽織デュエダン」って遺言のように自分の感想ノートに書いてあったんだけど(ほんとあくるさん通報されますよ)

クリムトの「接吻」デュエット」

っていうツイートを見て「はっっっそれだーーーーー!!!」って無事改名。ロマンチック~。

 ちなつさんは毎回といっていいほど「それどうなってるの」みたいなリフトしてて、「それがどうしてそうなるの」っていう振りを踊られるので

もはや鳳月杏しかかっこよくない無双状態

になるんですけど、(なお同病気は柚香光さんも頻繁に発症)このふたりのデュエットはちょっと他組では見ることの出来ないデュエットになりそうで、楽しみ。

 わくわくしている!!

 

■トップ娘役・天紫珠李 

 私、今まであんまりじゅりちゃんを意識して見てなかったので、まだどういう子か興味津々でオペラ覗いている段階なんですけど、ちなつさんと並んだ時のバランスがなかなか好きです!

 じゅりちゃんは全部顔パーツのつくりが大きいから(だってアン・ハサウェイだから(←お気に入りネタ))何着てもゴージャスになるのがいい。

 あと、白の衣装でちなつさんの周りをひらひら踊るところがお気に入り。一回アラブ物とかやってほしい、踊り子とか似合いそうだよね~。

 チャイニーズマフィアの孔雀の青も、ショッキングピンクの中詰もいい。

 高子もサラも楽しみです!!

 

■ここが好きだよ!トップスター鳳月杏

 トップになってちなつさんを真ん中で見れるようになって素敵だな~って思うのは、じゅりちゃんをちゃんと「私の大事な相手役」って特別扱いするところ。

 ちなつさんて、娘役さんへの目線や扱い方、踊るときに手を取るとか腰を持つとか、そういうさりげない仕草が素敵だな、優しいなって思いません?

 私は毎回ちなつさんが相手の娘役さんをお姫様のように扱うのが大好きで、

娘役さんとの絡みを見るのが楽しみだったんですけど、

「相手役:天紫珠李

と決まってからはちゃんとじゅりちゃんにだけ態度が違うのがまたさらにすごく好きで。

 今までもこれからもきっと、全員に優しいのは変わりないけど、

「私の大事な相手役」「じゅりは特別」

というのを目と行動で表す鳳月杏は前より何倍も甘くて、素敵でさ、

トップになるべくしてなった人だなって私は思う。

 

 史上最高学年でトップ就任。大劇場主演経験はなし。前例のないトップ誕生。

 いろいろちなつさんトップ就任に関してつく言葉はあるけれど、シンプルに

 「人一倍踊ることが好きで、

 人一倍誠実に生きてきた人が、

 人一倍努力してトップになった」

 それだけだと思うんだよね。そして、それはすっごく素敵な奇跡だと思うんだ。

 

  鳳月杏さん、天紫珠李さん、

 トップお披露目おめでとうございます!

 

 業平、スカイ死ぬほど楽しみです!!!!!!!

 (喜びのあまりiPhone投げたファンより)

 

 

永久輝せあの堕天使降臨✿月光?英雄ポロネーズ!?タカヤ稲葉安定のご乱心★いいぞもっとやれありがとう!花組「エンジェリックライ/jubilee」感想

うちの子ひとこが

皇帝になったよーーーーー!!!!

(祝✿花組トップスター就任ーーーーーー!!!!!)

 

…ってことで!ついに…ついにこの日がやってまいりました…!

 

祝!花組トップスター永久輝せあお披露目公演!!!

 

…ありがとうございます!!!!(号泣)

 

(始まってまだ7行目ですけど、毎度おなじみなぜお前が案件)

 いや…もう感慨深い他なにもございません。もうあたい一回ヅカファン人生ここで一区切り感がありますから(※お披露目です)

 っていうことでね、もうすでに何回か見てるのに、あくるさんショーで毎回号泣しちゃうんだってさ。こんな情緒不安定なことある?※わりといつも

 

では参りましょう、花組公演「エンジェリック・ライ/Jubilee」感想スタートです~!

 

この堕天使、実在しちゃうのすごくない?

さきちゃんのタイツ、絶対買えなくない?(合わせる服1枚もない)

 

おかえり、私達の可愛いひとこよ

 いやあ、可愛かった…。

 なんだねあの生き物…いやもとい、天使は??お芝居終わった瞬間、一回ため息ついて「うう、可愛かった…」と目を覆ってつぶやいたほどには天使、アザゼルくん。

 いや、いつだってひとこは可愛いけども(だってわたしたちの孫だから←全然シラフ)、もう今回はねえ!今回はもうねえ!!参った。

 ・・・可愛いがすぎる!!!!

 (ありがとうタカヤ!わかってる!!!号泣)

 

 あたしすんごい好きですアザゼルくん。やんちゃで、可愛くていたずらして笑ったり困らせたり。だけど人を惹きつけて離さない。一度会ったら忘れられない、魅力的な人、いや天使。

 なんだかね~、久々に再会できたような気がするんです。わたしたちが愛でてきた永久輝せあに、久々に出会えたような気がして。すっごく嬉しかったんですよ。

 おかえり!また会えたね、元気だった?

 舞台を自由に、飛んで跳ねて元気いっぱいに駆け回るアザゼルくんに感無量。

 生きててよかった~(※はやい)

 

悪魔みたいな天使は話を聞いてもらえない ■アザゼル■永久輝せあ

 見た瞬間に「そーそー、そーそー、こういうひとこ見たかったんだよ~~~~!!くぅ~!」って思わず観客全員川平慈英さんになっちゃう(想像)永久輝せあが見れました。

 かゆいところに手が届く永久輝せあとはこのことです(?)。やっぱりぱっと見て思い出すのは雪組時代の「ルパン三世」の新公かな。思わず帰って即再生したよね~。

 

 私は、永久輝せあという役者にはA面とB面があるような気がしてます。

 今回みたいな無邪気で天真爛漫、猜疑心や妬みや嫉みなんかひとつも感じさせない「天使」なA面。

 人間の闇の集大成の、ドロドロとしたできれば見たくない感情のオンパレード

「悪魔」のB面。

 どちらも間違いなく永久輝せあで、ひとこで、みんな3度の飯より好きな花組のトップスターさんなんだけど(笑)まさか全力A面ひとこをお披露目で見れるとは思わなくてな~!何度言っても足りないよねありがと★タカヤ!!!!(←軽)

 アザゼルくんを見てて感じたことは、うまくいえないんだけど、人は大人になると、無邪気さを隠すことが上手くなってしまうところがありますよね。なくなっていることなんて、ないはずなのに。そして無邪気にはしゃぐことは恥ずかしい、そんな外野の目を気にするようになってしまったりもして。とりつくろうことや、作り笑顔をすることも、知らず知らず上手になっていく。

 当たり前の成長で、それを恥じることはないけれど、無邪気にはしゃぐことも全然恥ずかしいことはないし、大人になっても子どものような自分を見せても全然いいのに。

 ごまかすことを覚えて、ウソを付くことを覚えて、好きなものを好きと素直に伝えられない。そうして人は大人になって、ただの人間になっていく。

 それは決して悪いことじゃない。そうやって、社会に順応して、適応して人は生きていくのだから。

 アザゼルを見ていると思い出す。好きなことや人に全力で「好き」と伝えること。助けたいと思ったら何が何でも助けること。興味が湧いたらお酒も飲むし、無邪気に笑って、走って、跳ねて。アザゼルはなんの躊躇も迷いなく、エレナに全力で向かっていく。

 永久輝せあは、センセーショナルな作品に当たりがちなので(そしてばっちり当たるから恐ろしい子なのだ)まあ私も忘れがちにはなるんだけど、永久輝せあはB面だけが特化された役者では断じてない。

 むしろこうして見ると、A面の天使部分こそ永久輝せあの最大の魅力。というか、

 アザゼルこそ長年私達が大切に大切に

 温かく見守ってきた「わたしたちの孫・永久輝せあ」

 そのものであるのだな~なんて。嬉しくなっちゃったんですよね。

 はー!!タカヤわかってるぅ!!(オペラ握りしめて2回目)。

 

 アザゼルくんの好きなシーンたくさんあるんだけど(いや~この言葉をお披露目でいわせてもらえるって素敵なことよね!)まず、

「いくら言おうとしても言わせてくれない・伝わらない告白1000本ノック

~言わせてくれよ、エレナねえさん~」アザゼルくんですよね…!

 人間ってこんなに話を聞かないものかね!!??

 (聞かないよね~)

 まじで話聞いてもらえない。最後までセリフを言えた試しがない。「エレナ話を聞いて」「ねえねえエレナ~~~!!!」ってルドルフ(@エリザベートでもあんなに「ママ僕の話聞いて」って言わないのに(?)、エレナのアザゼルスルー能力半端ない。まあただエレナに限らず女の子特有のアレですね。そうね、私達みんなだいたいエレナですよね。(反省)

 ただ、ただである!その話を全く聞いてもらえないアザゼルくんが

 か わ い す ぎ る の だ !

 くぅ~※今回これしかいいません

 アザゼルくんの言葉は非常に直球でわかりやすい。

「君にときめいてる」「惚れた!」…こんな直接的な単語でガンガンエレナに前のめりで愛を伝える。迷いなし!躊躇なし!あるのは「僕は君が好きだ」ただそれだけ!

 5歳児の語彙力なのに

 ときめきの導火線がすごい!!

 えっなにこの可愛いセリフのオンパレード!!??研14で!?

 トップお披露目で!!??いいんですか大サービスですね!?

 タカヤうそでしょありがとうございます!!!

 ※今回これしかいいません

 

 話を聞かないエレナ様が奢ってくれたカルアミルク一杯で始まってしまう天使と人間の恋。ええ、カルアミルクで!?全然奢るよむしろ奢らせてください樽30個くらいどーんと!!(※カルアミルクは1杯で飽きます)

 この酒場のシーン、テーブルにぺたって前のめりにへばって、メニューを眺めるアザゼルくんが可愛すぎてさあ…(頭抱えて)「あのしろいの」とか言うんだよ…

「うまくいいくるめてあわよくばたべものもたべたいとおもってる!(ぺかっ)」

 とかいっちゃうの…まじかあ…まじでかあ…。

 あたしが峰果とわさん(マスター)だったら絶対2,3皿サービスしてるし、エレナがだめっていってもびっくさんが絶対隠れて肉オーダーしてる。(断言)

 

 可愛いの伸びしろがどこまでも続きます。(真顔)

 ラストの終わり方がものっすごく好きでね?意外と天界と人間界の境界線がゆるゆるなのがいいんですよね(もっと厳しいかと思った、天帝様)。

 アザゼルとエレナがふたりで目をキラキラさせながら「これから楽しいことたっくさんしよう!」みたいな顔して仲良く走っていくのを見てるとね、もう自然と

「ああもうこれからの花組も楽しみすぎるな!!」みたいな、

「うむ世は満足じゃ、これからもよきに励め(だれ)」

みたいないつもの花まいてスキップするのだめカンタービレ現象がとまらないわけ。

 もうなんなの。お披露目からこれってあたしどんな徳を積んじゃった?!

(※ちがう)

 

 あと、「僕のひとあかを全部詰め込みました★」(谷貴矢@歌劇より)というだけあっての今作がラスト de BEST OF ひとあかでございます。

 ええ、大事なことなのでもう一回言いますね。

 私達のひとあかドリーム全部詰め込まれてました。

 タカヤ安定のご乱心。(ありがとう)

 ええ、もう客席全員海乃美月、もとい97期生でございます…。

 

 男子高校生の放課後の夕日に照らされる

 廊下を歩くひとみとあかりがすぎる。

 

 眉目秀麗親友コンビすぎる二人。ちなみに男子校なんで通学途中に見かける女子の間で隠れて定期的に人気投票されているし、ファンクラブもあったりするんでしょ知ってるんだから!(誰やねん)

 ちなみにひとみの得意科目は音楽と体育で、

 あかりは数学と物理です。くぅ~(妄想)。制服は詰め襟希望。

 女の子に話しかけるのなんて一番苦手なのに、いいじゃんいいじゃん頼まれてよ~って「頼むよ今度おごってやるからさあ~!」ってキシシと笑うひとみに、はあもういつもこれだよ半年分ラーメン奢れよ!って眉毛下がってる生真面目あかりが舞台袖にはけてくシーンを、いつまでもいつまでもいつまでも眺めていたい…。

 ひとあかドリームは

 100カラット、永遠の輝き。

   早く映画化されませんかね?

 ただあかさんは今回でご卒業です。ちくしょう!なんなんだよいいところだったのに!(じたんだ)

 

 今回の私の衣装MVPは人間バージョンのアザゼルくん。黄緑ボーダーにだぼっとニットカーデイガンにネクタイよ?エレナを「好きだ」と確信する大事なシーンだけあって(?)超かわいいです。もう加藤先生(衣装)もご乱心(ガッツポーズ)。

 カジュアルひとこは!!(みんな好きになっちゃうから)門外不出だとあれだけいったのに!!!!

 ここのひとこにニット着せようって言った人!!!

 天才ですね?!?!

(ありがとうございます。)

 何杯でもおかわりしたい。というか、あたし今回一生分の「可愛い」をいっている気がします(真顔)。大丈夫?感想になってるこれ?(安心しろ、いつも通りなってないよ★)

 

 ショーがね…ショーがさ…もうね~こう…初見であの、銀橋の月光のシーンでバンッてひとこがサスライトであの決めポーズした瞬間に「あたしこれ死ぬまで見れる」て思っちゃったくらい好きです。♪バンザーイ!君を好きでよかった~!!たぶん、こういうときのために日本人の心にトータス松本さんっているんだわ(真顔)。

 い…稲葉くん…正気ですか…!?(そういうお前がな。)

(静かに親指立ててグッジョブ花男のかっこよさに泡吹いて瀕死)

 ただ1個いえるのであれば、まあ別にいいんですけどね、黒燕尾をなんでがちゃがちゃそんなにパールつけるの?ってことだけです。

(書いてる時点で絶対納得してない客席S)(まあまあはっきり言うたな)

 普通にシンプル黒燕尾でいいじゃんね~って思うんだけど(ひとこのシンプルコーデがさん度の飯より大好き民)

 …まあ…K底さんだからな…

(目線をそらしてこれで完)(魔法の言葉「それがK底さんだから」)

(今回もまあまあスカートパリパリしてましたね…)

 

 こんなにずーっと運動会の花形競技のBGM曲(あくるさんの語彙力が底辺)が続くショー、ありそうでなかったよね。全部知ってるクラシックってこんなに最高なのか!!ってあたい帰り道即クラシックヒットソングベスト10(←急にチープ)みたいなのDLしたわ(感化されやすいヅカファン)今回、佐々田の愛ちゃん先生めちゃくちゃ大変だよね~まじでオーケストラの方々にスタンディングオーベーション。

 一連の盆暮れ正月が永遠に続く場面がずーっと続くんですけど(あくるさんの語彙力が底辺②)

 なにはともあれ戴冠式

 なには!! 

 ともあれ!!!

 戴冠式!!!!!!

   (2回繰り返す意味)

 な!見ました!?ねえ!!??あれ、すごいですよね!!??

 何回も確認しますけど、まだお披露目ですよね!?

「これが花組(VISAの)底力じゃ!!!」

みたいな、王冠とファーマントon永久輝せあ。

 

 うちのーーーーー!

 ひとこがーーーーー!!

 皇帝になられた件についてーーーー!!!(※死ぬまでいい続けますよ。)

 くぅ~VISA!一生友達★あんた最高!!!

 (ひとこ月光ポース(ばーん))

 すっごい当たり前のことなんですけど、当たり前過ぎてみんな口に出さないことをあえて大声で言っちゃってもいいでしょうか。…いいよね!お披露目だもんね!!

 お金のかかったセットと衣装って

 最高ですよね★💰️

(ひとこ月光ポーズ(ばーん))←もういいって。

 

…もう今回のショーはねえ…ほんと一生見ていられるんだけど…

ねえ…どうしよう…はぁ~ねえ、聞いていい?

 みんなチケット足りてる?(直球)

 

人間と天使のハーフは話を聞かない ■エレナ■星空美

 (トップスターロングインタビューで)「一緒にお芝居やってて楽しいんですよね~(ニコニコ)」…っていう天使の微笑みでひとこに語られる美咲ちゃんよ。くぅ~。

 「ねえ~!ねえってばー!エーレーナー!!」ってスカートの裾をひっぱって甘えてきそうなアザゼルを軽くスルーする能力のある人間様でございます。

 もう、あんなんに懐かれて平常心でいれるエレナの気がしれん(真顔)。

 タカヤ前作と同様、親との関係に悩むヒロイン(ママはあおいさん※不義の子生みがち←やめなさいって…)なんだけどさ。「お前は可哀想な子だよ…(ギラッ」って毒親マイティパパに育てられたキラはやたら母性の強い「私が守ってあげる」ヒロインなのに対し、美咲ちゃんのエレナはどこか「守ってあげたい」と思わせるヒロインという印象なのが個人的に見どころ。

 あとアザゼルくんね…

 キスとか知ってるんですね…(そこ?)

(しかもなんでちょっとショック受けてんの?)

 

 というかね、大変申し訳無い話、私の中の美咲ちゃんデータがなんせアンブル姉さん(@冬霞)とアネットちゃん(@アルカンシェル)という「まあいいけどちょっとあたしはよくわからん」っていう女の子たちだったので(アンブル姉さんはともかくとして、アネットちゃんはフリッツくんとの関係性を見てて「っていうかそんなに待てるかフツー!?」っていう感じがあった。普通に今でもよくわからん。※美咲ちゃんに罪はなし)

 ただ、今回のエレナちゃんは

 わかる、キスしたくなるよね👍️

 って素直に思える子で安心したっていうのがまず一段階あります。よかったー、普通に友達になれそうな子だったわ~!(←大事。)

 トップコンビ厨(あたし)にとってお披露目公演は大事です。毎回結構緊張します(なぜお前がって思ったでしょ?あたしもそう思う。)そのコンビが何回組んでようと、初めてだろうと、仲良しであろうとそうでなかろうと、見るのはあたし。別にオフでビジネスライクであろうとどうだっていい(まあ仲いいことにこしたことはないが)。

 まずお披露目公演の舞台上で恋愛するふたりを見て、

 「きゅんきゅんするか」「萌えるか」「妄想が働いて幸せになれるか」

 それとも「大してなんにも思わないのか」。

 これは定期的にある程度お金を払って劇場で見るうえで結構大切(力説)。 しかもさ~しかもよ?

 なんせ今回ひとこがね、可愛いじゃないですか。

 堕天使堕天使いうてますけども、

 普通に天使じゃないですか。

 (※シラフでお送りしております)

 もうね、そんじょそこらの普通のヒロインではこちらは納得できませんよと。ごめんね美咲ちゃん、小姑うちのひとこ病を持病とする客席(っていうかあたし)は思って見てました。しゃーない、うちのひとこ、天使なんで。(※シラフ)

 だけどなあ…手を似握りながら上目遣いでアザゼルに見つめられて照れるエレナとか、最後のキスで振り返らないエレナとか、アザゼルのことを好きな自分を認めて肯定している様子とか、一生懸命なところとか、アザゼルのこと見つめて微笑んでる顔とか、最後の「あなたと楽しいことたくさんしたい!待ちきれないわ!」っていう笑顔とかな…

 美咲エレナ、可愛かったんだよなあ~

 (小姑あっさり陥落。)

 

 何回も申し訳ないんだけども、叫ばしてください。

 

  うちのーーーーー!

 ひとこの嫁がーーーーー!!

 可愛い件についてーーーーーー!!!

(オペラ放棄)

 

 自分で稼いだお金で、自分のやりたいことをやるエレナ。

 「お嬢…!」なんてイケメン侑輝大弥に呼ばれる島のお姫様ポジなのに、なんならその手下と結婚話とかパパ計画してんじゃないの?とか思いますけど(すみませんここは妄想です)、蝶よ花よと育てられてもいいご身分。

 でも、自分の稼いだお金で孤児院作って、子どもたちを世話している。

 文字に書くと普通にやっている当たり前のことなんだけど、エレナのやっていることはきっと誰も、なかなかできない。

 それをさくっとやれちゃうエレナに人間よりピュアな心を持つアザゼルは自然と惹かれたんだろうな。というより、すーっと心に入ってきたんだろうなと思う。

 「このコ、すっごくきれいだ」って自然に思って、近寄りたくなる存在。

 近寄ったら触れたくなって、触れたらもっと一緒にいたくなる。彼女が困っていたら助けてあげたい。助けてあげたい、守ってあげたい、大事にしたい。最初は全く噛み合わない二人が、ひとつひとつ自然と噛み合うようになっていく行程がすごく自然。

 ああ、いいな、この二人の話をもっと見たい。

 そう思えるヒロインの美咲ちゃんがすごくいい。

 最後に「あんたと行く道はすっごく楽しそう!!」ってキラキラした目で、アザゼルが指す方向に一緒に目を向けるエレナにこっちまで「これからどんな物語がこのふたりで見れるんだろう!」ってわくわくできるのがすごく幸せだったわ~!

 ああー、タカヤ!!それそれわかってるうぅぅ!!(※3回目)

 

 衣装の話なんですけど、こいつどうせ戴冠式のことしか言わんだろと思われてるだろーけど、戴冠式の話をさせてください。(懇願)

 ジョセフィーヌ(とは書かれていないが)

 美咲ちゃんものっすごく可愛い。

 はいここテストでるんでね、もう一回いいますね。

 戴冠式

 うちの嫁・ジョセフィーヌ=美咲ちゃん

 ものっっっすごく可愛い。

 (普通にこの人いろいろ足して2回言ったよ…)

 

 美咲ちゃんでこういう役、見たいよね~~~。ティアラから髪型までドストライク。超パーフェクト。ヨーロッパの小国のお姫様がその美貌を買われて大国のひとこ皇帝に輿入れしてその日にお互い一目惚れしてほしー!戴冠式「おめでとうございます、私の旦那様…いいえ、皇帝陛下(跪く)」とかやってほしー!!!次はひとみさコスチュームプレイでお願いします!!!

(なんかこの人100文字くらいでさくっと次回希望書いてる)

 

 あと、ガールハント場面のK底たんお得意濃紺衣装。髪型や羽根も可愛くて、ちょっとゾッとする歌詞もぴったり(110年待ってたって…アネットじゃないんだから…←根に持つタイプ)

 エレナみたいなさっぱりした女の子も似合うけど、ゾクッとする残酷でわがままな悪女系王妃様も見たいよね。あ、タカラヅカでできるか?って一瞬思ったけど、ほら。なんせ。ねえ。

 前世がオクターヴとアンブルねえさんなんでね。

 …楽勝でしょ!!!(๑•̀ㅂ•́)و✧(なにがだよ)

 

 …安定の…トップコンビだけで8000文字超えでございます…!!

(つ、ついてこられてますか…!!(心配))

 

♪知りたい 聞きたい 見ているだけじゃとても足りない花組生たち!!(カモン★)

聖乃あすか(ラウロ/フラウロス)■フェデリコパパのビジネスパートナーでその正体は悪魔。先日ほのちゃんの別箱を見て「そうね…ほのちゃんはやっぱりええとこの子で白馬の王子様なのよね…水はワインで片手には白バラでええとこのお嬢様とええ感じにいつまでも幸せに暮らすんだわ…(?)」と思ってたところのこのフラウロス。ええとこのデビットボウイ(?)みたいな格好で「ええっ、お前があのサタン様を倒したのかあ!?!?」っておい、この悪魔も正体ピュア野郎なのかよ(⌒▽⌒)ってもう花組平和すぎて大好き。

紫門ゆりや(天帝)■わかってんだかわかってないんだか、食えない天界で一番えらい人もとい天使。食えないキャラさせればタカラヅカ1の月組出身だけあってさじ加減が今回も絶妙です。関係ないんだけど、後ろのマントを持ってる天使ちゃんふたりが異常に可愛いので、実は天帝様が一番のメンクイじゃないか説が今日も私の中でホットです。

綺城ひか理(ラファエル)■アザゼルの親友で優等生の大天使。うう~、あかさんなんでやめるんだよ~…とその退団が惜しむには相応しい演技とお役。本当に、本当に最初から最後までひとこ政権の花組にいてほしかった…!ロケット前の銀橋がかっこいいです~なんで~やめるの~(泣)ずっとアザゼルとケラケラ笑っててほしいし、ラーメン奢るの掛けて男前じゃんけんしててほしいし、雑誌広げて「一番かわいいと思う子せーので指さそうぜ!!」ってしててほしい。ラファエル、好きな子できたらアザゼルに一番に報告してあげてな…きっと喜ぶからさ…。あかさん、花組に戻ってきてくれて、ひとこを支えてくれてありがとーう!!97期フォーエバー!!

侑輝大弥(ジュリオ)■フェデリコイケメン手下その1。「イケメンだな~もうすごいな~なにあれ~って思ってたら大弥だったよ!」「…あなた花組見ると毎回それ言ってるの、そろそろ自覚しなよ」と友人になだめられるのがルーティーンワークとなりました。今回も爆裂侑輝大弥。スーツでも隠しきれないイケメン骨格。個人的にパパが愛娘と結婚させようとしてるのはジュリオだと思ってます。(脳内設定)

希波らいと(サリエル)■メガネかけた隠れイケメン天使。メガネは反則だとあれほど…!!(震)でも見た目クリスマスツリーのオーナメントみたいなのよ。あるいはでっかいてるてるぼうずみたいな。←※愛でてます。動きもぜんまい仕掛けみたいでもうなんか、目に入れても痛くない。(※シラフ)くぅ~。

天城れいん(ファビオ)■フェデリコイケメン手下その2。フェデリコの会社ではジュリオ派とファビオ派で真っ二つだろうな~って思ってみてるんですけど、ふたりとも意外や意外表情豊かでオロオロしたりアワアワしたりペコペコしたりポンコツ風で。もう!!!イケメンなのに!!!可愛いんかい!!!(オペラ投げる)ってなってる。あくるさん毎公演たいへん。

美羽愛(ルーナ)■ラファエルLOVE悪魔。もう~ヒモつけて、鞄につけて、プラプラさせたいんですが~!!もう存在がサンリオ。最後ラファエルにぎゅって抱き付くの…可愛すぎて…ええ…あわちゃん…(震)

朝葉ことの(ヴィータ)■若き日のアズラエル様in人間界。出てきたときにその周りの空気が澄むような可愛らしさで、まあ確かに悪いこと全部しちまった掃き溜めの中の若き日のフェデリコが一瞬で恋に落ちちゃうのもわかるな~っていう純真無垢なお嬢様がものすごくお似合い。天使がお忍びで人間界に降りてきて人間と恋に落ちそして子をなすってそれコミック◯ーモアで連載してるラノベなのかな…って思いながらも、ふたりが愛を育むシーンはすごく美しい。

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凪七瑠海(フェデリコ)■

 悪いことは一通りしてきた、娘を溺愛する宝石商。麗しの89期の最後の一人、カチャお疲れ様でした!!!ラストにふさわしいスターっぷり。ショーの扱いを見ていると、本当にタカラヅカを愛し、タカラヅカタカラジェンヌから愛された人だなと。

 カチャは学年上がるにつれて、海のような穏やかで包容力のある演技は5組どこいっても馴染んで歓迎されていたなあ…と大階段のひとこに向かって矢を射る振りで涙が止まりませんでした。麗しの89期首席、最後の生き残りにふさわしい大器晩成型のスターだったと思います。89期ヲタとして誇らしいです!!赤い衣装の大階段すごくよかったよな~。ひとこのお披露目に出てくれて嬉しかった!

 あ、フェデリコさんはポスターほど悪い人じゃなく、むしろピュアで優しい極悪人なので(?)これまたカチャのために書かれた、愛に溢れた役だなと。ただ、出産のヴィータについていてあげなかったのはちょっとどうかと思うんだけどね!?悪魔の差し金だったんだろーけど!!そこんとこ、一回タカヤすりあわせようか!フェデリコさんあの感じだと出産中ずっと手を握ってくれる系旦那だと思うけどね!?(うるさいな…)(本気でうるさいな…)

 

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 「責任とは、周りからの責めを負うのではなくて、

 腹を据えて貫くことだと思いました」

 この言葉、私も覚えてます。幕末太陽傳の新公でひとこが言ったご挨拶。ありがたくも生観劇の客席で、この言葉を聞いた時

「私はこの子がトップスターになるまで絶対見続けよう」

って決めました。もう帰らなくちゃいけないのに、拍手し続けていたことが昨日のよう。

 ひとこの見てきたトップスター5人は、今でも全員大好きです。

 けいちゃんの優しさ、壮さんの統率力、ちぎちゃんの明るさ、望海さんの強さ。

 そしてれいちゃんの舞台姿と心の美しさ。

 舞台上の永久輝せあを見るたびに、私の大好きだった人たちがいつもいる。

 苦労したのも、悔しい思いをしたのも、無駄なことなんてひとつもなかった。

 全部今のひとこに宿っていて、全部ひとこのいいところになっていて。

 本当に本当に嬉しかった。

 本当に本当におめでとうって何度言っても足りないくらい、嬉しくてたまらなかった。

 

 2024年は、別れの年です。こんなに毎公演「ありがとう、さようなら、いつかまたどこかで会いたいです」を繰り返す年はないと思います。

 別れは、とにかくさみしい。心を込めて10年以上拍手してきた人たちが、忽然と消えていなくなるこの世界は何度経験しても慣れなくて、千秋楽はいつもつらいけれど。

 でも、別れがあるから始まりがある。新しいスター、タカラジェンヌが生まれるここはやっぱり美しい場所で、私は大好きなんだと思います。

 

 先を思うと、変わることは不安なことだらけ。この劇団も、生まれ変わらないと生き残れないんだということはわかります。それは少なからず、観客である私達も。

 でも、だからこそ今いる生徒さん、先生の作品を全力で楽しみたい。だって今の彼女たちを見れるのは、今しかないんだもん。今目の前で一生懸命全力で生き抜く彼女たちを、愛でて、愛して。

 自分が好きだと思える世界を信じて、ありがとう、いつもパワーをもらっていますといい続けたい。

 

 改めまして言わせてください。そして叫ばせてください!

 花組の、永久輝せあ。

 ついに、ついに、うちの子ひとこが!!!

トップスターになりましたーーーーーーー!!!!!

 

 

 2024.10 あくる