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花組公演「巡礼の年」感想~誰よりも美しく、誰よりも人間らしい男役、柚香光。(※今回も「柚香光だから許すけども」案件です)

見た目がソレで、中身アレな柚香光が好き。

~今回のれいちゃんも「柚香光だから許すけれどもお前な!?!?」な件について~

 

 …ってことで~、お疲れ様です!皆々様。今年の夏も暑くて生きてるのも大変でしたね。あくるです!ようやっと気温落ち着いてきて、今年もラスト4ヶ月。(…嘘でしょ?)そして最初にこれだけは大声で言わせておくれ。

 花組さん&花担の皆様!まじでお疲れ様です!!!!(西に向かって~敬礼!!)

 あの…本当にこの世のなにを尊敬するかって、公演止まっても止まってもそのクオリティとモチベーションを一回も落とさずに舞台に戻ってくるタカラジェンヌなんですけども(阪急と国からボーナスをあげてと何回でも言いたい)私はことさら、その中でもとにかくこのコロナ禍においての花組さんリスペクトしていきたい。本気で。待ったなしで。ありがとう。ほんとに。

 花組さん、ほんと~~~~にすごくてえらい!!!!!

↑ただただ花組さんを労いたい気持ちだけなのにあくるさんが言うとなんでキムシンのセリフみたいにスッカスカな感じになるんやろ…(謝れ)(本気で謝れ)

 

 ってことで早速参りましょう~花組公演巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~/Fashionable Empire感想スタートです!!

イメチェン後の氷○きよしさんでは…と思ったことはいろんな方面に謝りたい。(ごめんて~本当にごめんて~~~)

 

まずは花組の功績を讃えたい。本当にすごかったです!!

 いや、公演復活日でそれが大楽。大楽が行われることに、安堵と喜び、そしてなんともいえぬ「いやでもそれ正直過酷っすよね…花組生…」という複雑な気持ち。でも舞台が開けばそれはもう、プロフェッショナルな世界なわけで。

 あのパワーとエネルギーと感謝の気持ちを忘れぬ清く正しく美しさを貫く舞台姿の花組生よ。

 …聖人かい?聖人なのかい柚香光さん。天使?天使なのかい花組さん…。

私自身はムラでありがたいことにこの公演見ることができて、その時も「パンのために戦う花組生凄まじいな…」と鳥肌止まらなかったんですけど(パンのために戦うフランス人大好き人間生田&あくる←デュオ?大楽そんなもんじゃなかったです。東京公演ほぼやってないにも関わらず、常識とかコロナとかそんなんを凌駕し「負けへんで!!」という圧倒的なパワー。

「このために生きてる」「私たちは生きてる」という生命力に溢れた舞台よ。すごかったぁ。中継でも魂抜かれる公演がここんとこ結構続いているんですが、作品のメッセージ性も相まって「演っている人たちの力」を画面越しにこんなにビリビリ感じるのはもう~~~興奮を通り越して圧巻。

 舞台に戻ってこれた喜び、ほぼ公演をできなかった悔しさ、苦しさ。

 全部舞台に乗せて、歌、ダンス、演技に乗って伝わってくる。 

 タカラジェンヌだって同じ人間。不安でいっぱいなはずなのに、私達に日常を忘れさせてくれる力はこのコロナ禍でどんどん増していく。すごい。この人達はやっぱりすごい。私はこの世界を知っててよかった。本当にそう思わせてくれる。

 このエンタメ界には過酷すぎるご時世にどこよりも大打撃を受けている柚香光率いる花組さんと花組ファン、私は自分の中の尊敬という尊敬を全部かき集めても足りないくらい、とにかく尊敬している。本当にすごいよ。もうとにかくありがとう。

 あの時代のフランス人と同様、必死に戦うれいちゃん、花組生がそこにいて。毎回気の毒になるくらいコロナ打撃に遭っている彼女らに改めて、大きな拍手と敬意を払いたい。スタンディングオーベーションです!!そしてそれを支える花担の皆々様。本当に花組、毎回素晴らしいです。いつも感動をありがとうございます!!(と、なぜかあくるさんがいう)。

 …だからお願い、もうれいちゃんにつらい挨拶させないでよコロナのバカ~~!!(もうコロナ…断頭台送りでいいんじゃないですかね…←フランス革命式で。)

 

「俺のピアノに跪け!!!」■柚香光(リスト)

 いかにも、いかにも「生田大和が大得意にして大好物の愛に飢えた自己肯定感ゼロのフランス人」リストさんなんですけども~(正直、演出家名隠しても脚本見ただけで「あ、これ生田くんやな」ってわかるやつ)。

 モーツァルトの再来」「天才は孤独」「天才は繊細」「天才は劣等感の塊」「僕は何者なんだ」っていう不幸フラグ立ちまくりリストさんなわけなんですが、この作品…結構好き嫌いが分かれそうだな~って正直思います…。

 あ、ちなみに私は全然好き派です。(バッチコーーーイ)

 芸術家主人公の作品って好き嫌いが本当に分かれると思うんですが(とかいいつつ私もダメなものは本当にダメ…)、それなんでかって「天才主人公の思考回路がよくわかんない」っていうことだと思うんですよ(私はだいたいそのパターン)。このトラップ、見事「fff」のときにひっかかりまして脱出するまでかなりの時間を要しました…。うん、ベートーベンさん理解するの大変だったし今も全然理解できてる気はしない。

 

 ガリーからの移民で貧乏で孤独な少年時代。音楽院で揉まれまくるも、注目されたきっかけはその美貌。男爵夫人に見出されて華々しい社交界(若いツバメを育てる音くり寿様…本当に最後までどの脚本家でもブレなかったな~かっこよ!!)。もうここで「俺のいいところはこの美しさだけか…」と若い男の自己肯定感どん詰まり案件でしょう。(しょうがないよな~もうその通りなんだもんなー!!(明るく朗らかに))

 自分の美貌に苦悩するこじらせ男子、ここに誕生。

 明らかに調子乗ってハメ外すれいリストさん。れいちゃんが楽しそうなのに苦しそうなんですよね。序盤。明らかにうまくいってる人生なのに、すごく生きづらそうでしんどそうで。ピアノで評価されたいのに、違うところで自分がどんどん有名になっていく。きっとリストは、こうやって顔だけで売れていく自分を自分じゃないみたいに思っていたのだろう。リストって今のアイドルの先駆けって言われてるみたいだけど、こうして見るとアイドルってしんどい職業だなあ…(苦しいだろうけど推しに元気をもらってるあたいらはなくなっては困る職業でもあるので貴族宮廷でキャーキャー言われるリストを騒ぎ立てるモブにはなりたい。)

 会いはひょんなことから。生田芝居でお馴染み「自分を否定するヒロインになぜか惹かれる主人公」(恋愛ドM説)。アレ本当にあるんでしょうかね~?ロベスピエールもそうだったけど初対面で「あんた嫌い!」みたいにヒロインに言われて逆に好きになるヒーロー、生田くんすごい好きなんだなって思う。別にそれにいいも悪いも言う気はないが、好きなんだな~って思う。(な に が い い た い !?)

 私が役に生きるれいちゃんを見て「この人(役)好きだわ~」と思うのが、とにかく見た目は美しく完璧なんだけども結構人間臭い男をする時なんですよね。なんていうか、誰しも持っている当たり前の感情、でもそれかっこ悪いって隠したくなるドロッとしたものを、柚香光という男役はガンガン見せてくる。完璧な容姿を武器に、意識してか無意識かはその役によるけれど。

 自信の無さからのマウント、嫉妬、執着、恨み、つらみ、自己肯定感の低さ。現代における「クズ(ダメ)男のお馴染み感情」をひとつひとつ見せてくるのになぜか放っておけない。私が守らなきゃ、私がそばにいてあげなきゃ、とヒロインに思わせる男役。そして「それでもれいちゃんだからオッケー!!👍」を更新していく柚香光。新しすぎて最高。

涙出てくるほど今回のリストちゃんもなかなかのツワモノ(ダメ男)です。

 おままごとのような恋愛を経て(ひとこジョルジュがなあ…本当にいい女過ぎてなあ…どうしてくれるよ…いじらしすぎない?ショパン、俺たちのジョルジュ天国で幸せにしてくれよ…)フランス情勢は急変化していくんだけど、ここからが私がもうぐわーーーーっっっっと血液が逆流しそうな勢いで滾る生田ヒリヒリ演出の始まりです(ほのちゃんが突然ラップを歌い始めるのが合図です)。主人公がガーーーッ!!と絶頂エレベーターみたいに上り詰め、その瞬間ドーーーーン!!と突き落とされるあの感覚。感情と事実のジェットコースター、ラスト20分前の畳み掛け。ここが特に大楽本当に花組生全員素晴らしかった…!!!

 彼女と夢を見続けるために現実から逃げる男、リスト。

 彼と現実を生きるために現実を見つめ続ける女、マリー。

 し合ったはずのふたりが生きる世界はもうこの時点で崩壊していて。見る風景も、感じることも、思う感情も全く違うものになっている。男はロマンチスト、女はリアリスト。男女の差を見せつけてくる柚香光と星風まどか。(リアル!超リアル!!)

 れいちゃんの演技って、つくづく理論じゃなくて感情なんだなってリスト見てて思った。なんていうか、計算して生まれるものじゃないんですよね。感情で訴えてくる。だからものすごく感情が動くんです、私。正直、れいちゃんの芝居を見てると心が忙しいんです(笑)(だから好き)

 きっと柚香光のリストは、全部柚香光なんだなって思うんです。

 前半の人生全部うまくいってて超やな感じのリストも柚香光。

 中盤の恋に浮かれまくりの脳内お花畑リストも柚香光。

 終盤の「わが人生、絶望の二文字のみ!!」みたいなリストも柚香光で、ラストのこの穏やかな仏は誰でしょう…?みたいなリストも柚香光なんだなって。

 リストが調子乗ってる時はきっと本当にれいちゃんも調子乗ってて(笑)超やなやつで。見てて本気で「うわ~~やなかんじ~~!!!(ちょっとあたしたちのショパンいじめんといて!!)」って思うし、でもどんどん上り詰めて一気に落とされた瞬間のあの絶望全部背負って世間から見放されたリストを見るとなんだか可哀想になってしまう。捨てられた子犬みたいで。そりゃマリーも全部終わったあと様子見に行くよねって。

穏やかにマリーと微笑むリストに、ああ、リストも最後はちょっとは楽になれたのかなと、安堵してこの舞台の幕は下りる。今の花組の芝居は、いつのまにか柚香光の感情の波に突き動かされて私は泣いたり笑ったりしている。

 リスト激動の人生で、最初あんなやなやつなのに、転落しても「ザマァ」っていう感情がなぜか沸かないのが柚香光という男役。煽られる庇護欲。

 放っておけない。そばにいたい。私が守ってあげる。

 そういった母性をくすぐられる男役。なかなかこいつぁ罪な男だぜ…!!(もうほんっとしょうがないな~!!・・・あ、ごめんなさい、ありがたく最後まで堪能させていただきます!!)といった所存でございます(ちゃりーん(課金))。

 そしてお金とか地位とか名誉とかをちらつかされるとすぐにフラつく男、柚香光うますぎる。(※褒め言葉)

 見た目は完璧、中身クソガキ。私は本当にこういう役をする柚香光が大好きだ(笑)でもどんな役をやったって、彼女はすごく人間らしい。人間は美しいだけでは済まされないし、完璧なんてつまらない。みんなドロッとした感情を抱えてそれでも生きてる。なんだ、それでいいんだって舞台上のれいちゃんを見てると安心するよね(笑)

 誰よりも美しく、誰よりも人間らしいから、柚香光は愛される。

 そういう男役だと私は思います。

 衣装の話なんだけど~、この時代の何が好きかってロングジャケット、ロングコート祭りなわけですよ。いや~もうピアノの椅子に座るときのロングジャケットパンッてはねるあの美しさ!!もうあれすっごい好き~~~。

 あとあと、柚香光さんのショーってロング衣装めっちゃ多いのね。それがすごい好き~~~~(語彙力)(←居酒屋だらだらトークでしかない)。最新号のグラフで紹介されてたあのシルバーロングコートが一番好きです。柚香光さん着るとなんであんな衣装が「上等ッッ」って感じするのかな。光り方がひと段階違う気すらする…。あ、毎度お馴染みペラペラ衣装ちゃんとご用意されてるんで、それももはや見どころである。「れいちゃんまたペラッペラ着てる…(頭抱え)」みたいな。大好物。もっとくれ。

 

女はリアリスト ■星風まどか(マリー・ダグー伯爵夫人)

 香光の相手役を務めるのに必要なのは自立心!!!とばかりにまどかちゃんの自立心がいつにもましてものすごく立ってるわけです。もう手をぐーにして「自立!自立!!」と行進しているかのごとく勇ましい。生田ヒロイン、いつも結構勇ましいヒロイン多いんだけどもこのマリーまどちは勇ましい上に誰よりも俯瞰的な目を持つ冷静なリアリストだから、リストがめっちゃ好きな女性だろうな~…(遠い目)って思うわけです。リストさぁ、好みがまあまあブレないんだよね。ジョルジュにマリーでしょ。

 リスト、女の趣味においてはフラつかないのよ。

(ただ金・地位・権力に関してはフラッフラなのがな~!!しょうがねえなああいつほんっとに!!!(泥酔気味のエミールほのちゃんで)

 まずマリーに友達としていいたいのは(※あくるさんのルーティーンなんで、気にしないでね(ヒロインの友人設定))「外窓しっかり閉めとけ」ってことなんだけど(でもこれに関してはマリーというよりフランス人全員窓の鍵に関してゆるっゆるの危機管理なのよ。歴史遡ればベルばらからだからね!?←うるせぇ…まあそれはおいといて。

 相手役がほっとけない男子、いやほっとけない人間党の代表党首である柚香光さんの相手役に必要なのはきっと「母性」だと私は思っていて。れいちゃんの演じる男性って、本当にこう…普段頑張っている女性ほど「くぅあ~~~~!!!(たまらん!!!)」って心も(財布も)持っていかれてしまう生き物だと思うのです。…危険すぎるよ?ほらそこのあなた、完全に柚香光に持っていかれる心してるよ!?(今日もみんなおつかれさん★)

 マリーはあの時代に男性名を語って新聞に記事を書く、好奇心と正義心と「私はこうしたい」という強い意思を持つ現代(2022年の今!)の女性。「こうしたい」「ああしたい」だけじゃなくてそれを実行に移す行動力を伴うかっこいい女性。生田くんの描くフランス物で何が好きかってヒロインが超現代女性なところ。SDGs?イエス!女性管理職5割?イエスエス!!真ん中にいる女性が現代的で先進的な心と体をもって物語をドヤ顔で闊歩歩くから、見てて気持ちがいいんだよね。

 マリーがすごくいい顔をしているなと思ったのは、エミールに記事を「書かせてください!」というところ。ジョルジュがめっちゃいい女発揮して「譲ったげるわよ」とくれたチャンス。遠慮なし、待ったなし、来たこの流れといわんばかりにすかさず飛びつくこの勢い。「何が何でも私は自分の力で生きるの!!」という意思を感じさせる「書かせてください」。いや~、まどかちゃんすっごいいい女になったわ~、って歩いてたら急に話しかけてきた隣のおばちゃんみたいな反応しちゃったよね…。

 そういえる自立心旺盛な女性がまあまあその環境に耐えられなくなってきたときに(誰よりも立派で大きな羽根を持っているのにそれをもぎとられて苦しくて苦しくて仕方ないんだよね…)雨に濡れて震えている子犬みたいな男の子リストきたらきゅーーーん!ですよ。お互い「運命きた!!!」って思って籠から脱出、ジュネーヴまで逃避行。(全然余談ですけど、れいこ海が「燃え上がってあっけなく沈下する恋」が十八番だったられいまどは「手と手をとりあい逃避行(そのあとの大破滅)」が大得意中の大得意だと思うの…※どっちも全然うらやましくない)

 なんか…この中盤くらいの真っ白衣装のキャッキャウフフは…正直いる…かな…?って冷静に生田くんに問い合わせたい気持ちでいっぱいになっちゃったんだけど(もしもし生田くん?じいやとお姫様って?(小声))(←皆まで言うな…)ここから我らが星風まどか、夢から目を醒まします。

 ひたすら上り詰めるリスト、そして奈落への転落。ものすごく冷静に、まるで興味のないテレビを腕組んで見るようにひたすらかつて愛した恋人の堕ちる姿を見つめ続けるその姿。まどちはその可愛い、愛くるしいドーリー顔をしているがゆえにリアリストの顔をするマリーがとにかく際立つ。リストが我が人生成功の二文字!!と浮かれまくっている裏で、彼女はひたすら現実を生き続けている。フランスと自由を勝ち取るために。自分を取り戻すために。

こんなところで止まってたまるか!私絶対負けないから!!

 血で血を洗うフランスに彼女は身を投じて戦う。くぅ!かっけーな~~!!私結局こういうヒロイン大好きなんですよ…。

 ストはきっと、彼女を本当に愛していたと思う。好奇心と自立心が旺盛な、自分の道をまっすぐ突き進める強い彼女が本当に好きだったと思う。でもマリーはどうだったのかなあ。ジュネーヴのときは確かに心が弱ってたから、ただそばにいてくれる人間がいてほしかったと思うの。そこにたまたまいたのが、庇護欲を煽る存在のリストってだけだったのかもしれないなと話が全部終わってから思った。

 守ってあげなきゃ。私がこの子を守らなきゃ。

 そういった気持ちが、彼女を立ち直らせたのではないかと思う。立ち直ったというか、「あ!私そういえば自分で歩けるんだっけ!!」「あ!私そういえば強いんだっけ!!」ってリストが気づかせたというか。

 リストの存在はマリーにとって恋人というより、弟に近い感情だったのかなと見てて思う。人間、守るべきものができたときにびっくりするくらい人間って変わるじゃない?最近母になった友人に会うと「え?あなた私の友達だっけ?(つっよ!!かっこよ!!!)」ってことがよく起こるんだけど(笑)

 ああいう人間(リスト)といると、共に依存しあって弱っていくかどちらかが「このままじゃあかんわ私の人生!!」と気づいて立ち上がるかの二択だと思うんだけど、幸いなことにマリーまどかは後者で。フレアスカートをひるがえしてラップを歌ってダンスする、パンのために戦うフランス人まどかちゃん、ものすごくたくましくて勇ましくてかっこよかった。しびれたね~エミールほのちゃんの隣で「100期は無敵」って何回もつぶやくよね…(しかも花組100期、音くり寿もいるんだぜ←全国民知ってる)

 性愛と母性。どっちが正しいとか強いかとかは言う気もないし、正直「人による」「話による」だと思うんだけど、れいまど、今の花組に関しては「まどかの大きな愛で物語が成り立つ」のがキーポイントだと思うのです。

 まどかちゃんの「私が守ってあげる」力は偉大。

それがあるかないかでは大違いだと思うし、何より「あいつほんっとしょーもないな~!!!(ニコニコ)」という私の大好きな柚香光に出会えるので(笑)今回のまどかちゃんも私にとって素敵なヒロインでした。

 花組ショーのまどかはほんとにかわいい~~~!!!衣装も相変わらず「なんで踊り狂う場面にその重そうなスカート履かせるかな、K底さん…?(首かしげ)」って感じなんだけども(今回も黒のパリパリしたブワッとスカートめっちゃ履かせる…)(別にいいんだけどね…)(いいんだけど、好きだよね~)まどかちゃん、気づいてしまった感が強い。

 ぱっつん前髪が異常に似合ってしまう自分に…(♪自分の美貌が役に立つと~~~~♪※ルキーニ)

 ぱっつん前髪にミニスカートがどうして?ってほど似合ってしまう星風まどか。本来大人っぽい娘役に傾きがちな私がもう鼻息荒く「まどか!ひざ出していこーぜ!!とにかくミニ履こうぜ!!」って激推しちゃう(っていうかただのおっさん)。花組ってとにかく「娘役は愛でて愛でて褒めちぎる女神的存在」っていう基本ベースとにかくいいよね…やっぱ褒め言葉って最高級の美容液だよね…!!

 

 トップコンビの話はここまで。いやもうさあ…気づいちゃったんだけど、私今の花月トップコンビ好きすぎるみたいで…れいまどでも見事8000文字突破でございます。(前回のれいこ海に続いて)。誰のせいってこれ、柚香光と月城かなとのせいだから。(ドヤァァァ)(ほんとに何が起こるかわからないからやめられないよねこの趣味ね…)

 

マイティショパンはたぶん死んでない■水美舞斗(ショパン

 つメン友人と「殺しても死なない水美舞斗」「そんなたかだか37くらいでマイティが死ぬわけない」と絶賛(?)する水美舞斗。ほんとに、ショパンが早死するってことだけはマイティじゃないなって爆笑しちゃうんだけど(いや~~~彼は無敵艦隊すぎますって…※褒め言葉)あとはもう、天使ショパンはマイティそのもの。優しげに微笑んだり、リストのことが心配で心配でならなかったり。リストの元カノジョルジュのことに思い悩んだり…儚げで繊細、ピアノの詩人ショパンを丁寧にマイティが作り上げていて。ショパンもきっと、マイティ自身なのだろう。(でも彼はきっと死んでない←話の捏造具合…!)

 やなやつ時代のリストに蔑まれてもけなされても。全身全霊でお前がうらやましい!なんでそんなにいいやつなんだ!!なんでお前だけが俺のことをわかってくれるんだ…!!と自分で自分を傷つけながら叫ぶリストを微笑みながらわかってるよ…と背中なでるようなショパン前回のコウズケノスケと同一人物ですか。れいまいは変化自在。この二人の関係性を語るには1時間半なんて尺全ッ然たらねえわ!!っていう生田くんの叫びが聞こえてきそうである。

 リストが全部柚香光のように、ショパンも全部水美舞斗なんだと思う。

 嫉妬も羨望も恨みも全部ある。それでも彼らは親友で、ライバルで、家族なんだと思う。

 …もうホント頼むから私達のジョルジュのこと絶対幸せにしてあげてな…頼むでショパン(遺言)(BGM「月光」)

 

元カレに仕事させて今カノに仕事譲って■永久輝せあ(ジョルジュ・サンド

 

い!!みんな大好き永久輝せあ案件です。完全に「生田くんの男役にさせる女役がいつも大当たりすぎる」病にかかっております。あくるです。ひとこがなあ~…本当にいい女過ぎていじらしすぎてなあ…「この大事なときに女役だ…と…!?」ガタガタしてた自分よ落ち着け。でもその一方で「あっ、でも生田くんの描く女役だからそうそう嫌な女ではなかろう」「ジョルジュ・サンドだし!(よく知らないけど)絶賛情緒不安定。あ、その手に持った刃物しまって、な?(思い出す真彩希帆@ひかりふる

 にしてもこのジョルジュは過去を振り返ってもびっくりするくらいいい元カノである。だいたいの物語で「元カノは性悪」と相場は決まってるのに(?)ひとこジョルジュ様を見てください。一周回って俺たちのジョルジュと呼んでいいですか。(姐さん)

 「あたしのためにフランス戻ってピアノ弾いてよ!!」って完全なる恋愛バカに成り下がった元カレに仕事させるし。(わがままぶってるけど全部リストのため)

 「あたしそんな仕事やりたくないわよ。あ、そこにいるマリー結構いい仕事するから書かせてみたら?」って生活に困る離婚女子(※元カレの今カノ)に仕事譲るし。(高飛車ぶってるけど全部マリーのため)

 えぇ~~~!!!やばいこの話で一番男前なのジョルジュサンドやないか!!お願いジョルジュ結婚してください…!と前のめりになって「今回もひとこ大優勝」がちらついたとたんショパンマイティがかっさらうっていう。えぇ~~~…!!!マ、マイティですか…!!!(ダークホースすぎるだろ)。しかも思い通じ合ったらショパン死ぬってそれ…!!!(次の恋いけないやつ…!!)。

 …もう、私達ができることはただひとつ。天国でショパンとジョルジュが仲睦まじくいつまでも暮らせますようにと祈るだけでございます…。(BGM「月光」)

 それにしても、ひとこがすごいのは隣がれいちゃんでもマイティでもばっちこいなところですよ。無敵三番手すぎやしません?

れいちゃんの元カノ(わかる)、

マイティの今カノ(わかる)、

ショーでの×柚香光(最高)

×水美舞斗(最高)。

 え、ええ~~~~!!!今の…花組………最高かよ…!!!(※全国民知ってる)。

 

 そして、今回の花組芝居だけでなく現在に至る柚香光政権において素晴らしいお仕事をしてきた飛龍つかささん、音くり寿ちゃん。ご卒業おめでとうございます。本当に毎回面白い芝居をありがとうございました…!!

 後まで本当に素晴らしかった。ふたりが小気味よく「諸悪の根源」をやったからこそこの芝居にぐっと引き込まれ、そしてこの「巡礼の年」がぐっと深く色づいたのだと思う。飛龍くんのわかりやすく明瞭なセリフ回し、音くりちゃんの見るたび「うーーーーん上手い!!」と言いたくなる、令嬢・いじめっ子・気のいい親友・悪女、なにやっても決まる演技。「飛龍つかさじゃなきゃできない役」「音くり寿じゃなきゃできない役」を全うしたふたりに、拍手喝采スタンディングオーベーション!!「はいからさん」の牛五郎、「TOPHAT」のマッジ。忘れません。

 

 今回さらに思い知ることになった花組さんのパワー!!芝居での圧巻、ショーでのヒートアップ。思わず拍手、ありがとう花組!勇気と感謝。エネルギーと感動。全部ぜんぶもらいました。

 控えめに言って…柚香光率いる花組、最高だぜ!

 次の「うたかたの恋」も楽しみにしています。それではみなさま、次の公演感想まで共に生き延びましょ~!

 …散ッッッ!!!!!(※花組本)

 

この物語の登場人物は、全員狂っている。月組「グレート・ギャツビー」感想~何かと物騒な話ではありますが、私は正直大好きでした~

月城かなと、狂気がうますぎる。(当方、ゴリゴリのれいこ推しです。)

 

 さーてさてさて皆様こんにちは!毎日…本当に暑いですね…もう暑いって言葉をいうのも嫌になるほど暑い。生きてるのも嫌になるほど暑いのに、コロナコロナであいつはまだいるのか一回ゴルフコンペで叩きのめしてやろーか…!!!(ええ声ちなつ声でリピートお願いします)

 毎年飽きないの?ってほど年々温暖化が話題になりますが、「あくるさんの最近月組めっちゃ好きやねん」度気温とともに上がってる気さえする。今年の夏。そうです。

 今、私の中で月組株が猛烈に買値をバコバコ上げてきています。(無言で「好きです」プラカードを挙げるあくるさん)(震える声で「当方、ゴリゴリのれいこ推しでございます…」←いつものやつ)

 SAY★YES!!裏社会系トップスター月城かなと大好きです!!!(※あくるさんの好みが至ってあぶない件)もう正直ね~…ルキーニしか目に入らない系女子なんでね~…(あぶない)((映像で)トートそんなことしてるんだ?へ~ぇ…(知らんかったわァ…)で毎度お馴染みあくるです★)

 ではでは参りましょう。月組VISAミュージカルグレート・ギャツビー感想スタートでございます~。正直、今のれいこ・ちなつ・おだのメンツで月組ミュージカルやられたらねえ、ただただ、「上手いってすげえな」って絶賛することしかできないっすよ…ねぇほんと…すごいよ月組(世界一軽くて浅い感想)(ちゃりーん)

 

月組グレート・ギャツビー

ただ、あのピンクスーツはなんだったのかっていう謎だけは残るんです。有村先生(うみちゃんの衣装が全部かわいくて最高)

 

「君を奪い返す!そのために生きてきたんだ」■月城かなと(ジェイ・ギャツビー)

 …なんか…文字にするとやたらと上のセリフが物騒なんですけど、そうこの話まあまあ物騒な話でございます。こ、こえーよギャツビー…。ってことでタカラヅカに入ってくれたことを感謝する」とあの小池修一郎に言わしめた月城さんのギャツビー。

 いや~、わかる。小池さん。(そっち!?)(まさかの小池さんに共感!?)

このギャツビーのれいこちゃん見たらねえ、本当に小池さんじゃなくても「ここに入ってくれてありがとう」って思うよね?ほんと、高校生のれいこちゃんにタカラヅカ見せたご友人ありがとうだよ…(ハムの準備)

 クラシカルなのに現代的。軽さと重さの絶妙な混じり合い。

 怖いくらいの執着愛。

 なのに美しく儚いラブストーリーに見えてしまう月城かなとマジック。

 私、実は瀬奈じゅんさん版のギャツビーを生観劇しているんですが…ごめん。当時全然ハマらなかったんです。(あ~~もうほんとごめーーーーん)なんでかはもう思い出せないけど、ぜんっぜん。日生まで行ったのに。ただ、あさこさんがシャツを投げているシーンはとてもよく覚えている。すごく楽しそうだったことは覚えている…!!(あさこさんが)(見てる私達も)。

 そして、映画のバズ・ラーマン版ギャツビー。まずもう私バズ・ラーマンフィルム大好きなんで(最新作の「エルヴィス」超よかった)このギャツビーが私の教科書です。プラダエルメスの超ラグジュアリーで美しい世界の中で、潰えたアメリカンドリームを池井戸ドラマの主人公のように生きるレオ様がなんか神々しかったです…そう、もう、よくわかんないけど神々しかった。(でもなんか可哀想なギャツビーだった)。

 なので、「グレート・ギャツビー」という作品は、プログラムでもれいこちゃんが言ってたけどその時代で描かれるメインテーマとか、演る人とか、監督とかで全然違う作品になると思ってて。「○○版はすごく好きだけど、○○版はそうでもないかな(逆もしかり)」がいつもの作品以上に出る作品じゃないかなと思うわけです。きっとアメリカでも「ロバート・レッドフォード派」と「レオナルド・ディカプリオ派」がいるんじゃないかな~。知らんけど。オタクは派閥をすぐ作りたがる。

 でもって、今回の月城版「グレート・ギャツビー」。

 私は、今回初めて「グレート・ギャツビー」という作品を心から楽しんだな!!(で、この話めっちゃこわいやーん…!!)と思うに至りました。ギャツビーってどういう人間なのかが、やっと私なりの解釈で掴めたような気がしたんです。

 それは、ひとえにれいこギャツビーが抱える「デイジーへの愛」が「どうしてそこまで愛せるのかはわからない、けどその愛は理解できる」っていうレベルで伝わってきたから。

 結局私には、ギャツビーが「どうしてそこまで」デイジーを愛せるのかはわからないままだった。今もそれはわからない。たぶん一生わからないと思う。でも、ギャツビーがデイジーをすっごくすっごく好きで、彼女のためなら死ねるくらい好きだったんだなっていうのは今回すっごくわかったんだよね。

 目線でわかる、「この女は俺のだから(手出したら殺す)」という独占欲。

 彼女が欲しくて欲しくてたまらないという渇望。

 この女を手に入れたい、守りたい、誰にも渡したくない、渡さない。

 痛いほど伝わってくる、ギャツビーのデイジーへの愛。

 れいこちゃんのギャツビーは、あまり「悲壮感」はなくて。デイジーが欲しくて欲しくてなりふり構わず必死なギャツビーを「可哀想」とか「つらそう」とは思わないんですよね。(実はレオ様版はずーっと「この人可哀想だな~」っていう哀れんだ目で見てました。サーセン。(レオ様のやる主人公だいたい「この人可哀想…」って見てしまうんだけどそれって私だけ?))

潰えたアメリカンドリーム感もなく、まゆぽんに仕事をもらえなくなったという事実に不安感もなく。なんなら、デイジーを語るときが一番楽しそうで、幸せそうで。このギャツビーは、彼女を見つめているときが一番優しい目をしている。

 「デイジー、君を愛してる」

 それがすべて。それがギャツビーの人生だった。

 

 とか思いつつ、やっぱり怖いものは怖く狂っているのは狂っている(苦笑)私が普通に「いや、ジェイ、それはいいっす(真顔でNG)」っていう系が「いつでも君を見守ってるよ」系のセリフ。「怖くなったらバルコニーの灯りを全部つけて。すぐに駆けつけるから(ニュアンス)」といったときのギャツビーのあの表情。THE真顔。…いやいやいやいやいや、そのジェイが怖くてすぐに全部電気消すからァァァァ!!!っていうのがまあ、こっち側の正直な感想なんですけど(笑)(あーもう、「ギャツビーのヤバい愛の告白」を投票ランキングしたいくらい。「どのセリフが一番れいこちゃんに言ってもらうとゾクッとしますか?」…組本ランキングでやりましょう?)(月組・夏の冷感祭り2022)

 でもなんでですかね…月城かなとという男役。「絶対に近づきたくない」「この男に近づけばこっちが破滅やで!」っていう男ほど魅力的。今から振り返れば、れいこちゃんがルキーニをやったあたりから私れいこちゃんにドハマリフラグ立ってたんだな…とは思う。(っていうかルキーニ演る人だいたい好きになる持病、持ってます)

 …運命って…やつな…(偶然を何でも運命にしてしまう病気:通称「ギャツビー病」(怖いんだって!思い込み!!ねえギャツビーそれは偶然!!)(って必死になって正気に戻そうとするまゆぽん(所属/親友・イケオジ)。(まゆぽん、思い込み激しい同期(柚香・月城)のお世話しがちよね…←…。)…でもまあ、偶然をなんでも「これって運命~!」て思える人ほど幸せなのかもな~とも思う。だからギャツビーって私が思うほど、不幸な人でも可哀想な人でもないんだよね。これがほんとに新しい発見で。目からウロコがボロボロです。

 

 新しい発見といえば、月城さんは私にとって新しい世界の案内人でもあるんですよ。「え?それってどういう世界なの?教えて教えて!!おしえてーーーん!!」という好奇心のみでここまで生きてきた人間にとって(あくるさんの人間成分99%好奇心)れいこちゃんはもはや「それ知らんかったやぁ~の泉」毎回ボコボコ湧き出てます。(トレビアの泉的な存在)(フル!)

 人間って、生きているとなんでも「これだったら、ここくらいまでかな」っていうのを無意識に設定しませんか?今日はここくらいまで。これ超えたらあたしすっごい頑張った!!って。私はそうやって毎日生きているんだけど(笑)。そしてコロナ禍によりその「これくらい」ハードルがどんどん下に下がっていくっていう寸法よ★

 私の中で、タカラジェンヌは私が勝手に設定した「これだったらこれくらい」いつも軽々と超えていくんです。ずっと。だからそれが楽しすぎて正直、やめどきがわからない(苦笑)毎回この期待を裏切って飛んでさらに期待で返してくれる。期待の倍返しが止まらないんですよね。

 で、今、私の中でその最たる人が、月城かなとです。

 れいこちゃんってだけである程度のレベルは約束される。けど、それを超えて、思った以上の100倍くらい記録伸ばして、さらに「えええ!!!まじで!?!?」「そうくるかーーーー!!??」っていう感情を休む間もなく見せつけられる感じ。大谷選手が投げて打って、それでアメリカ人大歓喜なのにオリンピックでバスケットボールしてトライアスロンして全部優勝、でもまだ元気!この人人間!?みたいな(微妙にわかりずらい)。

 わかってるのに、裏切られる。ギャツビーだったらこれくらい?というこっちのハードルをパーンと超えて、それは…知らんかったわァ…!!(降参)というギャツビーを見せつけてくる月城かなとよ。えーもうハマるしかないやーん(好★き)。

 

 ギャツビーには共感できない。でもこの人怖い。近づいてはダメ。そう、狂ってる。

そういった感情で終われればいいのに。

 でも彼の眼は嘘をついてない。私だけを愛してくれている。彼さえいてくれれば私は今度こそ幸せになれるかもしれない。

そう思ってしまいそうになるデイジーがいる。

 前、「ダルレークの恋」の感想で「五感全部で「ヤバい」って思うのに、最後のシックスセンスだけは「それでもいい」ってゴーサインを出すような男」とれいこちゃんのことを言ったんですけど…れいこちゃんはこの手の男がうますぎるわ。

 誰よりも純粋に、一途に、ひたすらまっすぐデイジーを愛しただけ。

 努力して、仕事して、金を稼いで、人を愛して、愛した人を想いながら死んでいっただけ。

 どの映画より、どの俳優より、れいこギャツビーは人間らしい。デイジーの目をまっすぐに見るギャツビーが誰よりも幸せそうだった。

 

 衣装の話。有村先生のセンスが一番生きるスーツと信じて疑わないコーディネートの「ロングコート+三つ揃いスーツ+ソフト帽」のれいこちゃん。もぐり酒場の登場シーンの「私がそう、ギャツビーです」といったグレーのコート素晴らしかった。れいこちゃんほんと、クラシカルな装いがめちゃくちゃ似合うんですよ!!(みんな知ってると思うけど!!)あの帽子さっと投げた瞬間、観客全員ただの月城かなとの女になるっていう。

…ただ、あのピンクスーツはどうした有村。って真顔になる案件(初めて有村先生を呼び捨てにした日)(あっ、あのへんでギャツビーの狂気が徐々に出始めるから、視覚に優しい緩衝材的な役割でのピンクスーツっていうまだ有村先生を信じたい民のおめでたい脳)

 それにしてもれいこちゃん、「もう謝る必要ないってみなさん言ってくれるんですけどー、こちらとしては謝りたくてー。コロナがどうもすみません★ビジネスマンのできる謝り方)」ってひとこと謝って、「じゃ、東京も頑張りますんで!私帰りますね!!今日もありがとうございました~!!(笑顔)はい、解散。」っていうなんかもう「あの(情緒・事実共に激重)芝居した後とは思えない(時間と感情の)無駄を省いた挨拶」すぎてスキ………ってなった。もうそこまで含めて

 月城かなと、この人ただ者じゃない。(完)

 

気まぐれデイジー、恋の炎は燃えてそしてあっけなく沈下して■海乃美月(デイジー

 とにかく当方はゴリゴリのれいこ推しなんで、今の月組になるとれいこちゃんの話題一辺倒で喋り続けてしまうのだけど(しゃーないやーん、好きなんだもーん)一回冷静になってみるとやっぱりあのドクレイジー人間ギャツビーのお話として成立しているのは、あの愛を一心に受ける海デイジーがもう、本当に抜群に上手いんだと思います。

今回も月城かなとの5万キロくらい重い愛を軽々と拾って投げてかわしてそして捨てる海ちゃん。その華麗なるそのフォームにニューヨークヤンキース球場がどよめいたという…。(さっきから大谷とか球場とかなんなのほんとに)←よくわかってないくせに使う

 恋に狂っているれいこギャツビーと一緒に燃え上がったかと思えば、サーッと引いている。ギャツビーも気づかないうちに、私達も見ているうちは気づかない。気づかないほど巧妙に、さりげなく。もう気づいたらそこにはデイジーはいないのです。

 1幕のルイヴィルの森の逢瀬。初恋のときめき。初々しい天真爛漫なデイジー(海ちゃんはこの天真爛漫からの大人の女性への変貌具合がもうピカイチ!!)金髪のロング巻き髪ハイティーンデイジー可愛くってな。「王女と王子」、ここのギャツビーとのナンバーが本当に好きで、可愛くてニコニコしてしまう。

 ギャツビーと別れた後、「風と共に去りぬ」のスカーレットのごとく熱唱する「オバカさんになるの」と決意表明するシーンはなんだか悲しくなる。そんな決意せんでもいいよ、いいじゃんあなた賢いんだから!って言ってあげたいけどそんな雰囲気じゃないしなー(ちーん)。下手なこと言うとさち花さんにはっ倒されそうだから、黙ってるしかできないけど、言えることなら私が言ってあげたい。

 デイジー、あなたは賢く生きる権利がある。

 愛する人に愛されて、幸せになる権利があるのよ。

オバカさんになると決意したけど、それはデイジーにとっては不幸せになる決意、ということになることを誰も気づけない悲しさ。どうでもいいけど小池芝居、本当に平手打ち数多すぎない…。時代といえどもそれでも多すぎない…。

 「次…いつ会える…?」吐息混じりの甘い誘惑。初恋の人との再会、甘いときめきの再来。ここでこの誘惑に抗えたら「よくやった!!デイジーえらい!!」と褒めたい。でもデイジーの返事は「パーティーに行くわ」。

 (…だよね~…。)(心の声)

 道徳として共感しちゃいけないかもしれないけど、正直ここはデイジーに共感と同情しかないわ。パーティー、行っちゃうよね~。目の前で、まっすぐ迷いなく「君がほしい」といっているかつての恋人。

 ギャツビーそれずるくない?

NOと言える女子いたら挙手して教えて。私だったら断れません(きっぱり)。私はデイジーのことを批判できない。同じ人間として女性として。これはずるい。これは無理。デイジー、もう見守ることしかできないよ(立ち位置:彩みちる)

 燃え上がった炎はもう誰にも消すことはできず(れいこ海はこの「燃え上がってそしてあっけなく沈下する」恋が異様なほど似合うよな~…)デイジーは罪を犯し、その罪をギャツビーが引き受け、かつての恋人は死んだ。

 映画版にも小説にも描かれてない、死んだギャツビーに花を葬るデイジー。ここのデイジーの表情があの生き生きとルイヴィルの森を駆け巡った少女の面影も、ギャツビーとの恋に胸を高鳴らせていた女としての輝きも一切なくて。

 もうそこには、私達の、ギャツビーの愛したデイジーはいなかった。

 

 私が海ちゃんがすごいなと思うのは、いわゆる女性からはあまり好かれない女性像をガンガン共感対象、「私はわかるよ、仕方なかったよねあの時は」っていう言葉をかけたくなるヒロインを作り上げること。 

 どーしても「どうしてそういうことするかなぁ~!!」っていうヒロインいるじゃないですか。(笑)タカラヅカ作品問わず、映画も本も現実でも「わからんだけど~!!なんでそういうこという~!?」っていう人は少なからず、いる(苦笑)。

海ちゃんて過去、好かれづらい、一歩間違うと総スカンされるキャラクターを結構やってる気がするんですよね(笑)これは海乃美月に与えられた試練なのかな~とそのあたり毎回思って見てたんだけど。

 主観でしかないけど、ゼルダフラムシェン、アンナ。人によってはカマラもそうかな。みんなそれぞれ恋愛スタイルが超個性的じゃないですか…。見る人から見ればわがままでしかなくて。恋愛体質で、男性本位。他人軸。

ちゃんと物語を見据えた上で、あとから見ると、その時代で生きるために必死だっただけの女性たちなわけだけど…その時は「なんだかな~!!」と誤解されやすい女性たちではあると思うんですよ(個人的な意見ですけど)わかるんだけどね…それしか生きる術がなかったんだよねぇ、ゼルダもフラムシェンもアンナもね…

 っていう、ざっくりと「どうもこの子とは友達にはなれそうにもないぜ」っていう女性を演っていく中で海ちゃんはどんどんそっち系のヒロインの魅せ方が得意になっていて(笑)でもこれは本人のキャラクターというか、性格なんだろうな~。

 嫌いになれないんですよ。

 むしろ、「わかる、そういうのって人間誰しもあるよね…!」という思わず肩を持って擁護したくなるキャラになっている。あれ、なんかこのヒロイン、ちょっと私に似ている気がする…?そんなふうにも思ってしまう。すごいと思うんだよねえ。

 道徳的に、地球のルールで、不倫はダメ。娘がいるのに旦那以外の人を想ってはダメ。みんなわかってるから応援はできない。けしかけることはできない。ふたりにとって幸せであっても、それが間違ってるとわかっているから。

 だけどわかるよ、ギャツビーを愛していたことは。そこまでしかわからないけれど、一世一代の命をかけた恋だったんだよね。そうして魂が抜けた王女を見守ることしかできない私達を許して。そんな気持ち。共感と同情と擁護。

 海デイジーは海の向こうでも、おそらく幸せにはなれないだろう。でもギャツビーと一緒になっても、結果は同じだった気もする。デイジーは「オバカさんになる」と決意したときに、もう自ら幸せになることを放棄してしまった。それがデイジー。それ以上でもそれ以下でもない、ギャツビーに愛された女性。

 

 もうジャズエイジな衣装たちが海ちゃんめっちゃくちゃ似合っててサイコーなんですわ。ターバンみたいなヘッドアクセも、羽飾りも、ミニ丈のドレスも黒のキラキラも全部似合う!!もはや禁酒法の時代の衣装を着るために生まれたといっても過言ではない!!(断言)黒のレースタイツがあそこまで似合う娘役、なかなかいません…!!眼福。マジ眼福。

 エンジのドレスでのデュエットダンスがすごく素敵でね~。れーこ海のデュエットは物語の延長上にある感じがしてすごく好き。正直、ギャツビーとデイジーの結末はどこまでいっても悲恋なんだろーなって感じなんだけど(あそこでああなってれば…!がまず考えられない←悲しいね…)デュエットのときは、ギャツビーとデイジーが王女と王子だった頃に戻ってる。すごいことだと思うの。ふたりのストーリーは一貫してて、どこを切り取ってもギャツビーとデイジーの物語になる。

 いやー、参りました!完敗でございます!!

 

ふたりだけでもう8000文字近くなってるのですが(…え?)二番手以下も揃いまくってます、月組。モーヤダー!オペラが足りなんだけどー!!(目が足りないじゃなくて、オペラが足りない)

 

スーパー行くかの如くサクッと不倫■トム・ブキャナン(鳳月杏)

 みんな大好きちなつさん案件。悪役っていうか女の敵なトムなんだけど、もうちなつさんの時点で「いや、好きにならない?普通に無理でしょ(即答)」っていう。「ちなつさんが外歩いてたら好きになっちゃうでしょ?(自然の摂理)」っていう。もうちなつさんをトムに配した時点で答えが出ちゃってる感があるのでもうその時点で今回のギャツビー成功しちゃってるんですよね~…。ハーァ。(=なんだよ最高だな)

 個人的にちなつさんの「THE年上のいい男」といった匂い立つような色気が好きなんで、天紫珠李ちゃんとか結愛かれんちゃんといったキャピキャピギャルたちとベタベタするシーンが「トムお前ってやつは…!」って思いながらも「でもしょうがないよな~ちなつさんだもーん!!」っていう試合放棄になる自分が嫌いじゃないです。でもなんでだろう、ちなつさんだと不思議といやらしさ、出ないよね~。不倫にもシトラスの香りが漂ってきそうで、ちなつさんってすごいよね~(真顔)

 トムは不倫は文化だと思っている側の人間だと思うので、何に対しても罪の意識があんまりないんですよね。麻痺しているというか。不倫も、人を車で轢くのも、お金をバカみたいに使うのも大して問題じゃない。

 ただ、デイジーが自分以外の人を好きになることだけは許さない。デイジーがっていうより自分のプライドが許さないんだろうなあ。可哀想な人だ。

 この物語の登場人物は全員狂っていると私は思っているんですけど、一番可哀想と思うのはダントツでトム・ブキャナン。狂気の中に、哀しさが含まれていて。この人が一番さみしいんだよな。だからなんでもお金で買えると思ってる。スーパーで野菜買うみたいに愛を買えると思っているんだよな~。違うと思うけど~、トムよぉ~。

 ただもう何回もこれ繰り返しちゃうけど(気に入ってるんで)

トム・ブキャナン(最低)=フィナーレの歌手(さわやか)=鳳月杏(結婚したい相手No.1)

という数式が何回やっても脳内バグ起こすんで、ちなつさんってすごいよね~。ねえ…悪役しても、いい男しても「それがちなつさんだから(それでいい)」で終わる世界ってウツクシイ。ちなつさんの多様性…。

 それはそうと、1幕最後のパーティーシーンでれいこギャツビーとちなつトムとニックおださんが交差するシーンでトムの衣装がひとりベストが柄で、その柄がゴールドのまだらみたいないかにも「ムズッ!」って感じの衣装なのに「パジャマです」みたいにさらっと着ててしかも似合っちゃってるちなつさん素敵すぎた。あの人ゴールドの衣装さわやかに着こなしすぎひん…?なあ、似合いすぎひん…?

 

♫こっいっのっホール・イン・ワッン♫■ニック・キャラウェイ風間柚乃

 ニックは物語に直接からんでこないし、狂言回しというより「エピソードとエピソードの渡し船(箸休め)」的な役割なので印象には残りづらいけどもその印象に残らなさがニック・キャラウェイという男なのでやっぱりおださんは今日も天才(それしか言う事ないんか)。

 いや!私、今回十分ニックにも狂気感じましたよ。なんていうのかな…何が起きてもしれっとしているというか、他人事と思っている感がすごい冷たく見えて。ドライな人だよなあって。さすがに事故の時は動揺してたけど、それ以外は「へー」って感じで事の顛末を見守ってる感じ。毒にもならない、薬にもならない感じがおださんクラスになってくると難しいんじゃないかなと思うのです。普通におださんだからなんかあるのかなってこっちは見るし(笑)ま、でもいうてもニックなんでね。肉付けもなにもないわけだし。

 あえて、何もやらない。アクション起こさない。バカにされても平然と鈍感でいる。(80ドル?→週給よね?→月給だよ。→うっそ!信じられない!って流れ、現代だと完全にモラハラ案件だけどそこはスルーできるニックとこの時代ってすげえってなった)

 個人的な意見だけど、みちるジョーダンにさくっと捨てられるのは納得の案件であったのよね~。見方によっては「ジョーダン、それはきつすぎる」ってなるのかもだけど…ニックは一緒の世界に住むにはあまりに無害で透明すぎるのよねえ。みちるに一票。(投票制!?)

 ただ、ゴルフを教えてもらう時に顔を近づけた際黙ってキスするのはおださんでした。うん、この子、できる!!👍(おださんのポテンシャルを垣間見た瞬間)

 あと、ブラウン系チェックのヒジ当て付きスーツ(この時代あるある)がめちゃくちゃ似合うの、月組~~!!って感じがする。

 

 相変わらず月組は芸達者揃いでどこを見てもドラマが生まれている感があって。ひとりひとりがクリエイターで、物語を創る想像力とそれをこなす演技力があるのだなあと、毎回毎回飽きもせずにうなります…。時間と回数が許すのならば、ひとりひとりの物語を聞きたいくらい。ウエイターひとり、取り巻きひとりにも人生はある。その人それぞれが歩いてきた、道が見える。

 これは狂気の物語。ひとりの男の狂気が狂気を呼んで、破滅に向かう物語。

 自他ともに認める破滅系ストーリー大好き人間ですが(苦笑)ただ破滅すればいいわけじゃなくて。破滅に向かうにも、それぞれ理由があって人生があると思うんです。

 私は、自分と違った価値観や人生を送っている人に人並み以上の好奇心があるのかもしれない。違えば違うほど面白い。自分とかけ離れた人ほど、知りたい知りたいもっとその話ちょーだい!!ってなるんだと思う。

 れいこちゃんはそれがれいこちゃん自身がそうなのかはわからないんだけども、本人からかけ離れていればいるほど魅力的に、かっこよく、言葉にできないものを表現するのが得意で好きなのかな、と思っている。れいこちゃんの育ちや発言からギャツビーが生まれてくるとはたぶんご両親ですら、ファンですら思ってもいなかったと思うんだよ~(笑)

 だから面白い。だからやめられない。

 …ま、それが、こういう結果(望海風斗からの月城かなとライン、裏社会系トップスター大好き)ってやつなのかもしれないっすね(他人事)

…でも勘違いしないでください、私だって結婚したい相手はちなつさんです。(真顔)

 

 以上です!!次は週末の「心中・恋の大和路」配信でお会いしましょう~やったー!恋に狂った和希そらだぜっ!!(←大好物)

 それでは~散ッッッ!!!!(※花組

待っていました連載再開!?星組「めぐり会いは再び3rd」礼真琴による礼真琴だけの作品ついに見参、それは王道ラブコメだった!!っていう感想。

ところで、このマンガってどこの掲載誌で毎月何日発売ですか?

 

 ってことで!はい!みなさま、お元気にしていらっしゃいますでしょうか~。あくるでーす。…はい、案の定「カルトワイン」「心中」の公演中止に心をえぐられております…ううう。たぶん何度中止になっても慣れないだろうなあ、この感情には…。

 この状況になって、例え自分が見れなくても世界のどこかでタカラヅカの公演をやっている、っていうだけで心の支えにはなってたほどにはタカラヅカが自分には必要なんだなって改めて認識させられたっていうか、コロナのバカヤロウっていうか。ほんとのほんとに、そろそろ撤収をお願いしたいわ。(あかさんに氷の声で「…死ね、消え失せろ、地獄の果まで追いかけてやるコロナのやつめ」とかいってもらいたい)(あ、それでコロナ撲滅するんじゃ…!!)

 

 …というわけでね!!星組大劇場公演、無事大楽迎えました!!(本当にできてよかったぁ~~~!!日頃の行い~~~!!!)

  星組「めぐりあいは再び next generation-真夜中の依頼人-/Gran Cantante!!」

 いや~10年ぶりの続編。言わずもがな1も2も大好きなシリーズ三作目の本作。続編上演との発表があった時はこう…「その手があったかーーー!!!」(膝ポーーーン)っていう(笑)さすがです。さすがすぎますわ、小柳女史。描きますなあ、星組(のマンガ)を。

いやだって、こういうまこなこ超見たくなかったですか?(仲間を作りたい一心で手招き)

 「ボクはキミのこと大好きだけどキミはどう!?」

 「大好きですけど!!??」

 …の件。…正直、あそこだけで1ヶ月先の発売日まで持つな…ってくらい好きなページです。(もうツッコむのも野暮だけど、あくるさんの中で「めぐあい」シリーズ大好きなマンガが連載中のイメージです。(現在11年めの超ロング連載))

 かわいすぎないか?

 かわいすぎて意味分かんなくないか?(誰に聞いてんの)

と~いうわけで参りましょう、星組の隠れ名作「めぐあい」シリーズ続編!

 待ってたよルーチェ!会いたかったよアンジェリーク!!

 ~首席卒業同士がイケイケバカップル過ぎて最高かよもっとやれ★星組感想スタートです!!

 

星組「めぐりあいは再び next generation-真夜中の依頼人-/Gran Cantante!!」

もうポスターから可愛いが溢れてて水浸しで「どうしてくれんの」状態(表現のひねくれ度★★★) 

 

 

「結婚はすべての凡人を地獄に陥れる毒薬」絶賛継続中/礼真琴(ルーチェ)

 「私結婚するかも」と牽制するアンジェリークに対して「だってキミの人生だから…!」とルーチェがいった瞬間

「ヘ~タ~ク~ソ~か~~~!!!!←礼真琴さんが一生言われないであろうセリフ第一位」とルーチェの顔面にサンダル投げつけてやりたい気分になりました。はい、10年ぶり!!ずいぶん大きくなったねルーチェ!!(25歳/職業:ニート

 …にしてもまあ、期待裏切らない、ヘタレこじらせ男子に立派に成長。あんなに可愛くてキューティーでサイコーなガールフレンドがいるにも関わらず、その距離感に甘んじてこの調子だと10年「2歩進んで10歩下がってアンジェがっかり」な関係だったと思われます(詰めれるものも詰めれなさそうなルーチェすぎてな…)

 毎回今回こそは!!キ、キス…くらい…!!と意気込んで会うんだけど、

 「…で、した?」(せお)

 「できた??」(くらっち)

 と聞けば「電車が遅れて15分遅刻しちゃって、それはボクが悪いのかもしれないけどアンジェリークがプリプリ怒り出してさ。それでもうずっと機嫌悪いからボクもなんかバカバカしくなってきちゃってそれで~…(くどくどくどくど~…)」っていう調子の彼に親友二人は「もう何年一緒にいるんだよ!?ア”ァ”!?」(←せお)「っていうか遅刻すんなよ!!ア”ァ”!?」(←くらっち)」と半ギレされる残念ルーチェであろう(※捏造)…手にとるようにわかる。

完全に小学館少年マンガ(※恋愛ターン)です。ヘタレ男子としっかり女子の行く末やいかに(痴話喧嘩三昧)。

 もうとにかくアンジェリークといるルーチェが可愛くって可愛くってなんでもっと早くにこういうのやらんかったの(※トップ就任2年半目)と思ったくらいなんだけど、トップ就任してからの礼真琴さん。やってきたのが

モーツァルト(悲劇の天才・金運・上司運悪い)

②丹礼真(シリアス・悲運)

③ティリアン(ダークヒーロー・性格悪い)

④ロミオ(世界三大悲劇・タイミング悪い)

柳生十兵衛(独眼竜・大野拓司の本棚公開)

 …と、まあまあ、まあまあなラインナップで(っていうか最後の柳生の解説ひどすぎない…?)やっと…やっと!!!生きる星組近代史トップ礼真琴が!!礼真琴による礼真琴しかできない作品に巡り会えたと…感慨深くて。

「よく飲むね~~~~ぇ!!!!」を聞いて爆笑しておりました。

(本当にこの言い方すごいルーチェ+礼真琴÷2っぽくて大好き)(10年付き添ったカップルの居酒屋飲みの合いの手…)(ムードもへったくれもない)…コロナ復帰後ヅカ飲み会でみんなで使おう?「よく飲むね~~~~ぇ!!!!」(サイコー)あとツボに入ったセリフは「(極美慎を見て)なにあのハデなの」(不思議そうに小声で早口)←わっかるーーーーー!!!!(え?)

 みなさんの想像通り、あたし小柳さんのラブコメが3度の飯より大好きなんですけど同じ世界観のシリーズ3作目ともなると多少ダレたり毎度おなじみっぽくなるかな、あるいはあたしがもう飽きてる可能性あるかもと思ってたんですがいやいやいやいやいや。

 余計な心配ご無用とはこのこと。(NO THANK YOU 心配)

 前半は多少ドタバタごちゃごちゃしてるんですけど、キャラクターが多いのもわーっと話が進むのもそれはすべてめぐあいシリーズだからで(解決)さくさくさくさく話が進んで後半涙を誘う天寿さんとの二人の銀橋。

 「オルゴン家の人間には出して恥ずかしい人間などいない」

 これはきっとユリウス半分、ずっと礼真琴を見てきた天寿さんの本音半分、そして全星組OGと全星組ファンの思いってところでもう涙無しには見れなくて。ずーっと生え抜きで御曹司で優等生で頑張ってきた、星組が大好きなこっちゃんに対して最大の褒め言葉であるんじゃないかと。すごいいいよね…この銀橋のシーン…涙なくしてみれねえっすよ…。

 そして、このシリーズ1作目が大劇場デビュー作だった小柳さんのありがとうこれからもがんばれよ!っていう礼真琴へのエールが込められてる気がして、もう本当に胸が熱くなりました。…めぐあいなのに!なぜ私は感動して泣いているのだ!(だから小柳ラブコメめっちゃ好き)

 改めて、ロングランが無理というタカラヅカシステムの上でこういう続編ができる環境に持っていった礼真琴と星組体制に涙ぐむほかありません…!

星組は本当にあったかいよね…その魅力に気づくまで結構時間かかるんだけど(なんてったってクセ強め)、気づいた瞬間もう大好きになって星組しかいらないみたいになるのほんとヅカヲタあるある…。うう…こっちゃんほんとによう頑張ったね…(親か)英真なおきさんか)。

 銀橋の「キミはどうかな!?」「大好きですけど!!??」からの展開はも~~~~うまこなこ最高かよ!!!の流れすぎてほんと好き。人がなだれ込みすぎてよく見えない壁ドンキスからの帽子隠しキス。はい、諸手を挙げてそれ大★好★物★あざっす!!(ルーチェの黄色いゴーグル付いたコスチューム可愛すぎて…!有村先生マジでシックからキュートまでいけるってどんだけ才能の塊…!!)

ディスコデートのシーンのお酒呑んで呑まれたふたりの

「アンジェリーーーーク↑↑↑」(イエーーーイ)

「ルーチェ・ド・オルゴーーーーン↑↑↑」(イエーーーイ)

の、(一緒の店に居たら目を合わせたくない系)完全パリピカップ(=さいこう)。間違いなく礼真琴の代表作になるでしょう。トップになって足掛け2年半、こうやって礼真琴による礼真琴のための作品がやっと見れて本当に嬉しかった。こっちゃん、星組で頑張り続けてくれてありがとう~!!最高の10年ぶりのルーチェでした!!!

 ショーがねえ~、個人的に大好物なガウチョ・マタドール・ターバンの三段活用でこの上ない私得だったわけなんですよ。いや~本当に!素敵なお衣装たちで!!

大好きですねんターバンが!!!(※個人の見解)

 最後のパレードがアカレンジャーの赤(主人公色)だったのもたまらなく礼真琴だったなと。情熱の星組、ええ、まごうことなくあんたが主役。

 まこなこおなじみ「振り数通常の3倍盛りデース」「倍速でお送りしてマース」な超絶技巧デュエットダンスも絶好調。充実期に当たる首席コンビの実力と、

「これぞ当て書き」

「これぞお家芸

「これが礼真琴じゃ!!」

をまざまざと見せつけられ、大満足でございました。いや~ほんとに…本当に星組っていいなあ~~~!!!(※世界一軽くて浅い感想)

 それにしても礼真琴さん、素に戻って挨拶になるととたんにおばちゃんになるのが親近感と好感度しか上がらない。(どこよりも早い「良いお年を」(手付き))

 

なこちゃんだからできた最高の相手役・アンジェリーク /舞空瞳

 とにかく可愛い。可愛すぎて意味わかんないくらい可愛い。

 これは批判とか悪口じゃないのはわかってほしいんだけど、こっちゃんがわりかし重い運命を課せられる主人公やりがちなのでそれに引きづられるように重いっていうか巻き込まれる…んだけど、私はですよ?「なんかヒロインだけ違うところにいるみたいだな…」って思ってたなこちゃん(個人的意見です)。でも、技術的になんでも上手くできちゃうもんだから別に違和感はない。だけど、「今回も上手だったな~」っていう感想だけで終わってしまうのが本当にもったいなくて。

 もどかしくてin星組。(突然の歌謡曲

 具体的にこういうキャラ!とはいえないけどバッチリハマる役がそろそろ来てほしいな~と思ってたところでした、で、きましたアンジェリーク

 …ドハマリです☆(※あくるさんが)

 待ってた待ってたこういうの~~~~!!!

 10年前の最後にルーチェへの「謝ってくれたら許してあげてもいいんだからねっ」っていう言葉通りの、意地っ張りで、本当はルーチェのこと大好きなのにルーチェの前だけでは素直になれなくて、でも実は王女でそのこと誰にも言えなくて、好きでもない男と結婚とか本当は考えられないし、でもやっぱ結婚とかしなきゃだめなのあたし?とか20代前半のモヤモヤモヤモヤ~~~~っていういわゆる普通の女の子をもう人間が表現できる最大限の可愛さで演じたなこちゃん、2回目だけど

 ドハマリです👍(※あくるさんが)

 

 「ビール!!!ジョッキで!!!!」の第一声から「キーーーーーターーーーーー!!!!」っていう心の喜びの声が止まらず。それからノンストップで怒涛の星組女子ワールド!!創立者・夢咲ねね)いやほんと、小柳女史の描く酔っぱらいトップ娘役可愛すぎて(みゆちゃんも超可愛かった)あんなふうに酔っぱらえたらって思うんだけど…私まあまあのザルなんですわ…(※最後まで意識しっかり保てるタイプ)

 ①着てるものは全部かわいい

 ②言うこと全然素直じゃないのになんで可愛い

 ③凄腕恋愛コンサルタント(わっかる~!!)はるこ先輩に果敢に挑戦するアンジェ(惨敗)

 ④ディスコに戸惑うハコイリアンジェ

 ⑤ハデ男(by礼真琴)ロナン極美にちょっと引いてるアンジェ

 ⑥ルーチェの告白に「大好きですけど!!??」って思わずキョドるアンジェ

全部ひっくるめて可愛すぎる!!!(ここまで一気読みでおねがいしまーーーす)

 …た・ま・ら・ん!!!(ビールジョッキドン!!)

 可愛いの大洪水がとまらずにこっちはびしょ濡れです。…どうしてくれる?えぇ?

 ヘタレ男子にモダモダするのはしっかり女子の宿命ともいえますが、アンジェリークは本当に素直で汚れを知らない感じ。ねねちゃんのシルヴィアはもうまさしく「あざと女子」そのもので、自分の可愛さ全部わかっている上での強がり、だけど計算足らず恋愛初心者ウブな感じがも~めっかわ!!もうメッロメロ!!(※あくるさんが(柚希さんも←周知))だったわけで。

 アンジェリーク「大好きな人の前では素直になれない」可愛さはこのめぐあい王国全女子の共通事項なのかな…?と思うものの、あざといというよりかは自分の境遇に戸惑っている普通の20代前半女の子っていう感じ。シルヴィアちゃんのほうがなんせクセが強めで(苦笑)突き抜けて強烈だったのに対して、アンジェリークは無条件で「かわいいいいいいいいいいいいい(とろけ)」って感じです。

 なんかルーチェが喧嘩しながらも10年離さなかったことが超わかる!!みたいな。いやだって、15の時からよ!?思春期ど真ん中から25までって!!結構長いよそこの10年…。

 …なんかこういうところが小柳ラブコメ、結構リアルなんですよねー。ルーチェはたぶん、このままでもいいんですよね。好きなときに会って映画でも見て、痴話喧嘩してもうなんなんだよとか思いつつも会ったらなんだかんだいつも可愛いボクのガールフレンド、それでいいじゃーんって思ってる20代男子(職業:ニート)。

 対してアンジェリークは、王女であることをルーチェに隠してて、言わなきゃ言わなきゃって思いながら実家から国家に関わる縁談が持ち込まれてもう現実的に考えなきゃいけないこと山積み(どーん)、結婚もこれからの人生も考え始めたら憂鬱なこと山積み(どどーん)なモヤモヤ期で。

 試しに「結婚するかも」とか言ってみても「キミの人生だから(ヘタレ)」っていう「ハァ!?お前一回そこ座れ!!」みたいなこと言われても~~~モヤモヤイライラ、ブチギレ寸前5秒前(苦笑)…リアルだよ、リアルすぎるよこのラブコメ。この花婿探しファンタジーの中に大人女子になりかけの女の子の本音をぶっこむ手腕、さすがです小柳女史(一生ついていきます)。

 でも周りも本人たちもわかってるんだよねー。なんだかんだいいつつも、喧嘩したもういい別れる!もうバイバイ!!っていってても「ハイハイまたそれね」っていう空気。「あの子たち、なんだかんだ絶対別れないし」「そこまでワンセットよねー」っていうテンションのせおくらっち。わかりすぎてツライ。なんだこの空気。

 あーもう(すきーーーーーーーーー)。

 なこちゃんがねえ~、本当に可愛くってそれだけで大満足な感じもするんだけど、なんだろう、あのディスコデートのふわふわ水色ドレスちょこんと乗った帽子小さいポシェット?(何入ってるのあれ?)

…出てきた瞬間「脈々と受け継がれる夢咲ねね遺伝子…!!」と震えたほどには星組トップ娘役すぎて可愛すぎた。砂糖菓子?砂糖菓子なの?本当に、今の時代ディズニーも描けないようなプリンセス像を盛り盛りに設定してもそれを無理なく演じきるなこプリンセスよ。お姫様なのかい?お姫様なんだろうね…(ルーチェ~~!!はよ覚悟決めやこのヘタレーーーーー(くらっちボイス))

 何度も言ってますけど、あたしショーでトップになってもダルマ着せられる系トップ娘役が大好きなんでなこちゃんの今回の赤のダルマに大きなフリルマント、最高に最高に好きでした…。そしてバカでかいお花のっけてるの。それで銀橋ドヤ顔で渡るの。

 超可愛くないですか。(真顔)

 花のまどかヘッドアクセ星のひっとん頭飾りですよ。(顔がふたりとも拳サイズ)…あの頭飾りでなんで美空ひばりにならないんだろう、なこちゃん。(※昭和ネタ)もーめっちゃかわいかったー!!

 …いつもの5倍増しであたし「可愛い」しか言ってないけど、この感想大丈夫ですかね…?(今気づいた?)

 

 さて、とにかくキャラクターが多いめぐあいシリーズ。いつにも増してさくさくっと参ります!!小柳先生…いいから頭の中の設定全部出して…!!(さすがオタク、小ネタのオンパレード過ぎて親近感しかわかねえ…!!)

 

 ■瀬央ゆりあ(レグルス・バートル)

 瀬央さんといえばこっちゃんの親友役が私は一番しっくりくるので「ですよね~!いいですよねわかります~!!」って感じでもう体感5秒「ハイ好き~!」ってなる瀬央さん。(ちょろ)瀬央さんはこっちゃんに対しては結構お兄ちゃんポジで「面倒みてやってる」って感じなのが好きです。こっちゃんの可愛いところはそういうところ。優等生でなんでもできるのに、なんだかんだほっとけなくてお世話焼きたくなるのがみんなに愛される理由なんだろーね。

 さて、恋愛に淡白そうなレグルス。今日もマカロンちゃん探しに忙しい様子、あ~瀬央っぽーい(笑)なんて思ってたら最後にあっさりくらっちから!レグルスにも春がやってまいりました!!!

 …っていうか当て書きの才能がやばいな、小柳さん。レグルスとティアっていうよりもう、せおとくらっちじゃん。ずっと友達で隣でゲームやってたのにふと手が触れ合ったら見つめ合ってキスしちゃうあれじゃん…(どれよ?)あ~~~もう…これ(私の)星組ドリームが詰め込まれすぎてて…萌え死にしそう…(うつむいてうなだれ)

 毎回思うけど、星組ってなんでこの「内輪カップルゴロゴロ状態」が似合うんですかね…あっちもこっちもそっちもグループ内カップル、みたいなのめっちゃ納得いっちゃうの、なんでだろう…(誰も県外とかいかなそうな雰囲気)

 あ!ショーの瀬央さんなんですけど!!私の大好きな海賊ジレ(※袖なし襟なしロングジレ)を着ててくださり嬉しかった~(プラスターバン最高)。あとパレード二番手衣装!!濃赤!!!THE☆瀬央☆色!!!!笑おめでとう~~~!!!

 

 ■綺城ひか理(宰相オンブル)

 みんな大好き黒あかさん。ほんと、ひと睨みで人殺せそうな感じがもうたまりません(ドM)。でもオンブルも悔しくてたまらなかったんだろうな~。なんかあかさんって、こういう「期待した見返り返ってこなくて復讐する(間接的に)」みたいなの似合う気がする。期待したのは自分なのに、勝手に腹立てて自分直接手を汚さずに誰かを使って…的な。完全に支配者キャラだよな~。

そしてあかさんに普通にびびってる極美慎の関係。さいこう。(ガッツポーズ)

 ショーのあかさん。っていうかあかぴー。この並びやっぱり最高なんですけど…!!もはやダイスケフジイの確信犯としか思えない(はい好き~!!)(ちょろ)

 

 ■天華えま(セシル・ピーター・ウェルズ)

 1,2で私の心をかっさらったエルモクラート(真風涼帆が可愛い可愛いゆりかちゃんな頃)の弟子。メガネで優しい遅筆なところはお師匠様譲り。でもセシルとお師匠様が違うのはちゃんと彼女がいるってことですよ。ほんとにぴーはなんかリア充な役似合うんですよね…どんな情けない役でも必ずそばに女の子(しかも可愛い)がいるイメージ。そんなところも当て書き奈穂子。

 …私、今フリルブラウスと貴族ジャケットがタカラヅカ1似合うの絶対に天華さんだと思う。(謎の断言)

 

 ■極美慎(ロナン・ヴェリタス・オンブル)

 今作のパワーワードナンバーワン「(極美を見て)なにあのハデなの」。そう、最近の極美くんやたら発光しておる。とにかく出てきただけで甘い香りと薔薇をしょって登場しそうなキャラクターすぎて「こっちゃん(正しくは小柳奈穂子)…よくぞ言ってくれた!!!(握手)」といったところ。いやほんとに。ほんまそれ。

 またな~、恋人役が小桜ちゃんなんだよね。ハデだな~!!(笑)もうこの二人並んで歩いてたら二度見しちゃうよ!?極美くんに絡むキャラクター(パパのあかさんと恋人小桜ちゃん)がこう、極美くんより強そうなキャラなので(いろんな意味で)極美くんが結局いいように使われて、騙されて、挙句の果てに捨てられないかおばちゃんは心配です(THE余計なお世話)。っていうかもう完全にロナンじゃなくて極美くんの心配にすり替わっておる。話変わるけど、極美くんすっごい歌上手くなってません?びっくりした~!!すごーーい!!

 

 ■星組の超バイプレイヤー 天寿光希・音波みのり卒業

 最後に…この公演が実現したのは、このふたりが卒業するからなのではないかと疑うほどの星組の功労者・天寿光希さんと音波みのりさんが卒業でした。

 いや~~~、次から本当にいないの?ほんとに?と何度も確認したくなってしまう事実。正直、今はそんなに実感ない。いるのが当たり前。いないほうがおかしい。

 このふたりがいなくて本当に星組なの? 

 私が見てきた星組にはトップの4つ隣くらいにいつも天寿さんがいて、大階段でスターの隣でオラオラしてた。歌ってよし、踊ってよし、演技は抜群。甘い容姿に優しかったり厳しかったり、組長とは違う立ち位置でずっとトップを見守ってきた天寿さん。

 トップ娘役の時には助言者、時にはライバル、時にはお姉さんと変化自在に、トップコンビが変わってもそこに居続けたはるこちゃん。永遠のトップの初恋の君。でもはるこちゃんの性格なんだろうな、トップ娘役を脅かす存在ではなく、ドヤ顔するわけでもなく(笑)「ちょうどいい感じ」で全部の役をまっとうする。

 そう、すっごくいい意味で、ふたりは全部が「ちょうどいい」。声も、ダンスも、演技も、性格も。トップのそばで、でしゃばるわけではなく、派手になりすぎず、でもいなくてはならない存在で。

ふたりとも何でもできるからこそ、「ちょうどいい声」で、「なんでも踊れるダンサー」で、「絶妙な演技力」で「優しい、だけど強くて頼りになる存在」で個性豊かな(笑)星組トップコンビを支えることができたんだと思う。

 ちえねね、みちふう、紅あー、そして今のまこなこ。光り輝くトップコンビのそばにいつも必ず、天寿さんとはるこちゃんがそこにいた。星組精神安定剤、パワー調整係。ともすればケンカしそうな個性戦争のような星組(笑)、そんな中ふたりが絶妙な塩梅で、ぱっと前に出たり、一歩下がったりする。だから星組はずーっと星組であれたんだと思うほど。

 ちょっとやそっとでは気づかないほど、さりげなく優しかった。

 ふたりは、星組はもちろんタカラヅカ全体でも「唯一無二」だったと思う。今まで誰も歩まなかった道を、星組で、ふたりでずっと歩きながら作ってきた。

 天寿さんがいたこと、はるこちゃんがいたこと。私は一生忘れない。

 「トップか、トップじゃないか」

 タカラジェンヌはこのモノサシで測れるほど、簡単じゃない。みんなそれぞれ、自分の人生を賭けて舞台に立っている。だから私たちは本気で応援できるんだ。

 天寿光希さん、音波みのりさん 

 本当にありがとうございました。ヅカファンにとっても、後輩のジェンヌさんたちにとっても、あなたたちはずーっと希望の光り輝く星です。

拝啓、同志のヅカ友へ。これは私達(ヅカ友)のお話です。~映画「メタモルフォーゼの縁側」を見て

好きなものをずっと好きでいるって難しいけど、続けた先には誰かがいるから沼っていいぞ!!!(ユキさん笑顔で「了解☆」)

 

 と、いうことで時は経まして~上田久美子記事から1ヶ月半ぶりのご無沙汰です。あくるです!(…違うんだよ~!ちゃんと配信見てるんだよ~れいちゃんのリストも見て帝劇ガイズも見れて3年ぶりのヅカ充を実感しております…!!)

 ただ…悲しいお話がございまして…宙組「フライミー」が見れず(配信さえも)世間のフィーバーっぷりについていけず…このままだと「カルトワイン」配信も雲行きが怪しい(いやだって配信日発表遅くない!?ええええ平日ですかー!?!?←土日に山はって希望休出したのに…(受験生かよ))というわけで、大好物の宙組別箱を見れないまま、期待値エベレスト級☆待望まこなこラブコメ(「めぐ会い3」)配信を指折り待っております…。ポスターのまこなこの可愛さだけでご飯が美味しい。

 

 まあ、そんなこんなで6月は西に東に行ってたわけなんですけど、れいちゃんリストは言いたいことが山ほどあるので大楽後に話したいな~と思ってるんですが。

 今回は番外編。

 ということで今日見てきた映画の話をしたいと思います!別に誰も聞いてないよと思います!!(大声)でもね、私この映画見て決心しましたの。

 好きなものは大声で好きっていってこう!!って!!!

 ヅカヲタ大好きな大河スペクタクルでも愛憎劇でもなんでもないが、何か人には大きな声ではいえないけれど好きで好きでたまらない世界の沼の住人だったら誰しも共感できるんじゃないかな、そんな映画です。

 

メタモルフォーゼの縁側

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 いやすっごいよかったんですよ!!!!(大声)

 どれくらいよかったって、見終わった後「ユキさんの作ったカツサンド食べたい!!」ってららぽーとの中うろうろ徘徊して結局見つからず、めちゃくちゃ残念な気持ちで家に帰り冷凍したカレーをベランダで食べたくらいにはよかったんです!!!(たぶん映画を見た方はわかってくれるはず。カレーとカツサンドが異様に食べたくなる映画です☆)(にしても、ベランダと縁側だとだいぶノスタルジー度が違ったので…やっぱりユキさんのカレーが食べたいです…)

 

 この映画「メタモルフォーゼの縁側」はだいたい予告編を見ればわかる内容ですが、BLマンガを通して高校生のうらら(芦田愛菜)と夫を亡くした書道家のユキさん(宮本信子)のシスターフッド映画です。ええ。

 誰がなんと言おうとこれはシスターフッドでございます。それも最強部類に属するシスターフッドです。(断言)

 正直、「ウチらの友情マジ最強」の意味での「チャーリーズ・エンジェル」に匹敵するし、なんならこれをカンヌに持ってってほしい。(アカデミーだとちょっと絵柄的に負けてしまうからカンヌがいい。)ほんとに。

 すっごくいい意味で邦画らしくて、日本人にしかない感性と文化で真の女性の友情を描いていると思うんですよ。それもすごく平和に。縁側でひなたぼっこしてるようなあったかい気持ちで。

 自分の沼(=趣味)を持っている女性なら100%ヲタ友にラインしたくなる、そしてその友達とカレーあるいはカツサンド(まだいう・・・)を食べて趣味談義に花を咲かせ、そしてそういう友達を大事にしたくなる映画だと思う。

 

17歳のうららは、趣味でBL漫画を読んでいる。ある日、彼女がバイトをしている書店で、75歳の雪が内容を知らずBL漫画を買った。雪は初めての世界に驚くが、次第にその世界に魅了される。そして、ある日ふたりはひょんなことをきっかけに交流を始め……

 

 もともと、原作マンガですっごく好きで読んでいたんですけど実写化すると知ってまた主演が宮本信子芦田愛菜ちゃんていう映画阪急電車ファンにはたまらない邂逅で、もうほんとに涎が垂れるほど楽しみにしていたんですけどいやはや期待は裏切られず…っていうか期待を10倍くらい上回ってよかったのです。派手な映画じゃなく、まあぶっちゃけあまり映画通いが趣味じゃない人は映画館で見る必要のない映画の部類だとは思う。ストーリー展開的には2時間ドラマでもいいのかもしれない。

 でも、映画館で見ると何倍も「大事なことってこういうこと」っていうのが伝わってくるんです。集中して見るっていうこともだけど、

 芦田愛菜ちゃんのグレーでなんの高揚感もない灰色高校生活とか(ただ幼なじみのつむっちゃん(なにわ男子の高橋くん)は異様にキラキラしている)、ユキさんに早く会いたい!と思いながら学校の中をウキウキと歩く様子とか。

 ユキさんのうららさんと話すときの楽しそうな笑い声とか宮本信子ってなんでこんなにいくつになっても可愛いんだろう)美味しそうなカレーのぐつぐつ煮る音とか、ルーをたたたんっ!と切る音とか、カツサンドを頬張るうららさんの悔しい気持ちとか。 

 映画館でしか聞こえない音がたくさんあるので、それを堪能できる映画館おすすめです。って私いつもタカラヅカの宣伝したり映画館の宣伝したりわりと忙しいなオイ。

 話がそれるけど、脚本の岡田さんはオリジナルも上手でこういった原作ものの脚色も上手なので(しかも誰も悪者が出てこない系がお得意←あくるさん大好き)まあまあのベテランですが好きな脚本家のひとり。でもってTBS火曜10時枠を書くととにかく少女マンガになるとこも好きです。ってことで勝手に岡田恵和タカラヅカに就職したら小柳奈穂子になった」といった設定にしてます(設定て)(ごめんそれがいいたかっただけやねん)

 

誰にでもできるメタモルフォーゼ

 この映画、感想で誰もが言っていますけど別に「BL」がメインな話ではなく、まあ正直ココはなんでもいいと思うわけです。映画でも、特撮でも、ガーデニングでも、歌舞伎でも、それこそタカラヅカでも笑なんでもいい。ただ話のきっかけがBLだった、ってだけで、特に劇的な展開は全くない。スペクタクルな話は微塵もなく、ただ、ふたりの女性がほんのちょっとのメタモルフォーゼ(変身)する。しかも、わたしたちもこれはできる。いつもと違う服を着る、いつもと違う映画を見る、いつもと違う本を読む。それがメタモルフォーゼ。

 でもそれを知るによって、世界っていうのはキラキラと輝き出すから面白い。

新しい世界を知るって楽しい!!そういう自分の原点に帰れるお話でもあると思うんです。初めて知ったときの高揚って誰でも経験するじゃないですか。その楽しさ、素晴らしさをこの映画はまた思い出させてくれるんです。

 ユキさんはBLマンガを知って、生きる喜び、楽しさを再び見つけて。それがうららさんと友達になったことで、また何倍も喜び、楽しさが跳ね上がる。次の巻が出る時期を逆算してお仏壇に向かい、「…まあ!…お父さん、しばらくはそっちに行けないわ♫」とうふふと笑うユキさん宮本信子…かっ…可愛すぎるわ!!!!)

 …この逆算、しますよね?ヅカヲタ…結構しますよね??(確認)「トップになってもう○年・・・あと○作するとしてあと○年後くらいにサヨナラか(計算機持ち出す)」的な。ユキさん・・・こちらの沼もあっためておきますからね(⌒▽⌒)

 それにしても宮本信子の可愛さがもうすごい。私はこういうおばあちゃんになりたいです。いくつになっても新しいことにわくわく、目をキラキラさせて「なにか・・・おすすめあるかしら」みたいな。うららさんが家に遊びに来る前の日になったらものすごく豪勢なものじゃないんだけど、あったら嬉しい、美味しい料理ウキウキ作っちゃったり。次の話がもう待ちきれない~!!とビニールビリビリにやぶいてマンガ読んだり、なんだかいつも上機嫌で鼻歌交じり。

 女性って年齢を重ねると厳しくなるか、丸くなるかどっちかだなあと最近身をもって感じているのですけれど(女性ってほんとにいろいろあるよね)私は宮本信子派でいたい。そういう気持ちにさせる役者ってすごいなと思う。

 

「これが好きです」といえる勇気があったなら

 この映画に何をシンパシー感じるかって今でこそBLもタカラヅカも市民権得ているわけですが、ほんの10年前はどちらも

「別にいけないわけじゃないけれど、大声ではいえない趣味」

だったと思うのです。いや、言ってた人もいるだろーけど(笑)私はそういう人を見て「し、心臓強い…!!」と本人でもないのにドキドキしていた口で。

 タカラヅカを見出して20年、この界隈ではそこそこの中堅クラス(新公卒業くらい…)だと思っているのですが、その20年の始めと今じゃ「宝塚歌劇団」の世間的な認知度が天と地だと思っているんです。…私の自意識過剰でなければ。

 なんだろう~~~、私が関西圏に住んでれば、あるいはベルばらブームの渦中にいたらここまでタカラヅカ見てること、みんなに秘密なっ☆」って感じではなかったと思うんですけど。なんかすごい見てることを異様に恥ずかしく思っていて、好きなことを誰にもいえない、市内でタカラヅカグラフ売っているのが1つしかないのにレジに持っていけない、それアダルトマンガ買う男子高校生か!?っていうような自意識しか持ち合わせてなかった私よ。

 うららさんの気持ち、痛いほどわかってしまう自分よ。

 …まだ(同世代の)明日海さんとか望海さんが見てたくらいの時期って全然公に口にできる趣味じゃなかったと思うんですよ~。望海さんは神奈川っていうか、(本人曰く)大都会☆横浜ならまだしも明日海さんの静岡では言えなかったはず。言えなかったと思うよ?私は言えなかったよ!

 …いや、でも望海さんはもうなんの迷いもなく学生時代からああやってタカラヅカの布教活動に勤しんでいたわけだからもうこれ本人の性格だったりするのかな…れいこちゃんがはまったコムちゃん時期でもまだまだ潜在能力高めの趣味だったと思うんだけど。(ぶつぶつ)

 そう思うと、ファンであることすら口にするのが恥ずかしくてできなかった自分とあの時期もうタカラジェンヌに絶対なる」って断固たる決意を持って受験していた「タカラヅカが大好きで」なったジェンヌさんたちとのポテンシャルの差がすごい。

 それはやっぱり、この趣味は誰にもいえないから自分の中でこっそり楽しんでいたうららさん(=私)、この世界すっごくきれいね!!私大好き!!みんなも読めばいいのに!!(あなた書けばいいのに!!!)と無邪気に人にすすめられるユキさん(=望海さんに代表する好きが講じてなったタカラジェンヌ(あの世代))に重なる。

 眩しいよ、今も昔もそのユキさん種族の人間は眩しいですよ。好きなものを好きって大声でいえる人って、言えない人から見たらものすごい才能を持っている人に見えるんです。だから私はうららさんの気持ちがよっくわかる。 

 それがね、今じゃもう大きな顔して「宝塚観劇が趣味です」って私も言えるようになりました。静岡の田舎でも。素晴らしい、生きやすい世界になったのよ。

 もうそれもこれも、宝塚歌劇がここまでの日本を代表する劇団になってくれたのと、引き上げてくれたタカラジェンヌの実力の賜。ありがたいわ…ほんとありがたい。尊い…!!(はい、いつもの。)

 この映画を通してタカラヅカに感謝しているのは私くらいでしょうが、それでも感謝したい。今の私があるのは、タカラヅカ、おいてはタカラジェンヌのおかげです。

 あの時、大声で言えなかった自分にこの映画を、そして今の自分を見せてあげたい。 思春期の私はそうやって、縮こまって好きなことを好きと言えなかったけど、何十年後かにはこうしてすごくいい笑顔で仲間と好きな話で大笑いしている。

好きこそものの上手なれ。

継続は力なり。

その先には、仲間がいる。

 だからうららさんも頑張れ。頑張って生きよう、好きなものを愛でながら。そうしたら絶対、わかってくれる人が現れる。

 コミケがパワースポットというコメダ先生(古川琴音)の話もうんうんとうなずくわけです。私も…私も大劇場がパワースポットです…!!(走馬灯のように思い出す、様々な思い出たち…←あたい、もうそろそろ死ぬのかしら…?)

 

日常が戻ってきた。生きやすい世界になってきた!!

 思春期全盛期のうららさんを見てると、わかるわかるわかるよその道通ってきたよ~!!ってちょっと自分の痛くて柔らかいところをつつかれるようで苦笑いしちゃう。

 最初、好きなものを好きって言うのってすっごく勇気がいる。

 次に、好きなことを好きでい続けることってすっごく難しいことに気づく。

 仕事のほうが続けられるのかもしれない。大人になると、やらなきゃいけないことをやるほうが実は簡単で。楽しみだけしかない趣味はどうしてもおざなりになる。

 後回しにして、まあ、ないならないなりにできてしまう。じゃあなくてもいっか。そうして少女のときに大事にしていたもの、時間、私たちは忘れてしまう。本当に楽しかった気持ちも、懐かしいなと思い出す時間もないまま慌ただしい生活を送ってしまう。

 …でもそれにしては人生はあまりに長くて、正直つまらない!!!

やっぱり私は、何か面白い作品があったら「私ここがやっぱり好きでね」って語りたい。

でも「なんだかここは本当に理解不能で、あなたわかる?」って人に聞きたい。

「この主人公、もう性格最悪だけどなんかもう○○ちゃんがやると目が離せない」って褒めちぎりたいし、「ねえ~~~~あの後列一番左で踊っている子は誰!?」って騒ぎたい!!!

 でもそれは、やっぱり「同じ学校だったから」とか、「近所でずっといっしょだった」とか、「同じ職場で働いていた」だけの友達とは騒げない。そういう友達ももちろん大事。そういう友達としかしゃべれないこともあるから。

 でもオタ友も同じくらい大事で。人生の喜びも悲しみも、ふわっと沸き立つ高揚感や指折り数えた観劇日を共有できる人であり、日常から離れた場所でつながっていることってとっても大事。

 うららさんも、日常で思い通りにならなくても、ユキさんに会うことを考えただけでなんだか「ま、いっか」って思って次に進む。「ドラマが楽しみだからせめて洗い物はしよう」そういって笑う母親の気持ちもわかる。

 人生の伴侶が先立って人生になんの楽しみも見いだせなかったユキさんも、あの世に行くのを先延ばしにするほど楽しみにすることができた。「寒いからやだ」っていってたノルウェーに行っても、うららさんとの話は尽きることなく、終わらない。

 

 「これが好き」で始まった女性の友情は、年齢も超え、海も超え、時間も超えておしゃべりできる。あれがいい、これもいい、あれはちょっと苦手で、あれはもういい。そんな話はエンドレス。今の公演はもう見た?今誰が好きなの?あの公演のあの人よかったよね?あの衣装は最高でした。沼がすぎる!!そんな話を延々と。

 趣味ってなかなか続かないものでもあるから、「もう今はいいかな」と思っても、また時間が経って、ばったり会えばいつもの調子に戻れる。それがオタ友。だから安心して。時々休んで、会ったらまただらだらおしゃべりしよう。

 

 好きな話を、好きな人と好きなだけできる時間がようやく戻ってきた。

 これは最強シスターフッドの話。うららさんとユキさんの話。あなたと私の話。

 これを見た後きっとあなたも、誰かに話したくなるはず。ねえねえあれ見た?って。

 

上田久美子退団に捧ぐ。美しい嘘を書けなくなった、最も美しい作品を書く人へ。~全9作品、好き勝手しゃべってます。~

くーみん、「鎌倉殿の13人」見てますか?(と、一方的に大河ドラマの感想LINEを打ちたい今日このごろ)

 

 ということでみなさまどうもお疲れ様です!4月が過ぎもう5月です!(知ってるがな!)もうなんか…30代迎えてから時の流れが5倍速くらいで流れていくの、本当になんで?って思う…(これ40代になったら10倍速くらいになるって噂で聞いたんだけど、それってマジ?)

 あと、GWどこも行けないウーマン祭り絶賛開催中ですけどそれにしたって公演中止はまじでヘコむ。

 

 そんな中、私がいうまでもございませんが宝塚歌劇団で活躍していた宝塚歌劇団きっての芥川賞作家」(←※言ってるの私だけ)こと座付き演出家・上田久美子さんがこの度退団されました。デビューから約10年かぁ~…。早かったような、それでも10年いてくれたんだと思うような。

 なんだろう、超個人的な感想としては「サパ」あたりで「もう、くーみんがやりたいことはここ(タカラヅカ)ではできないんだろうな」というようなざっくりとした感想を持ったので、「寝耳に水過ぎて聞いてないよ!!」というほど驚くことではなかったです。

 このニュースを聞いて、その瞬間思い出したのは私が上田久美子作品の中で最も好きな「翼ある人びと」の旅立つブラームスに対し叫ぶ、最後のクララのセリフ。

 「あなたは自由になるのよ!」

 …上田さん、自由になったんだなあ。きっと、自分の好きなものを好きなだけ創れる世界に、トランクひとつだけ持って旅立つのでしょう。

 安定した収入?NO!

 枠の範囲内で楽しむ?NO!

 座付き演出家としての名誉?つまらんわ~~~!!

…そんな上田さんの声が聞こえてきそう。

 

 私、正直彼女の崇拝者でもなんでもなく、彼女の作品はすべていいとか素晴らしいとか間違いなくナンバーワンとか肯定する気はあんまりないです。なんなら、中村一徳先生の作品のほうが全肯定してもう全部大好き!!って大声でいえる(笑)。(全く違う土俵過ぎて誰もそのふたり比べない)

 

 ただ、本当に美しい舞台をつくるクリエイターだった。

 だから、寂しいとは思う。とても。もうあの美しい世界をタカラヅカで見れないなんてとても寂しいと。

 だけど、悲しいとは思わない。きっとこれから彼女は私達が見たことない世界を見て、新しい世界を創るのだから。世界にきっとその才能を見せつけて、「私、この人のタカラヅカの舞台知ってる!」と誇れるような人物になってくれるだろうから。

 繰り返してしまうのだけど(笑)特に私は彼女の作品の信者でもなく、崇拝しているわけでもないただのタカラヅカファンなんですけど、でも!

 でも彼女にはとってもたくさんの美しい作品を見せていただいた、感謝がある。

 おごがましいかもしれないけど、いらんかもしれないけど、それでも!

「それでもあなたはやっぱりすごい!!」と思いっきり背中叩いて「だから本当に今までありがとう!!!」という言葉とともに、世界に送りだしたい!!※繰り返すけど、あたしただのヅカヲタです。

 

 …なーんて大きな声で言ってしまったが、シンプルに言うとただのヅカヲタが世界の大海原に漕ぎ出す天才に向けてただしゃべりたいだけの企画です。題して

「くーみんやっぱりあんたはすごかった!!~もうまじで美しかった全記録9作品~」

(ひねりもなく、心からの言葉をそのまま表記しました)(美しい日本語的になにひとつ正解していないところがこの企画に合っているのか書いてて不安だ…) 

今作品一覧を見て、驚愕している。だいたい人より3倍速で生きている自負のある私(冒頭より早くなってるやんけ)人より10倍くらい早く感動を覚えるけれど人より10倍くらい早く忘れる自負もある(断言)。なのに…この一覧見ても

 「この作品どういうんだっけ?」っていうの一個もない…!!(唖然)もうこの時点でくーみん、人類初快挙です!!!(真顔)

 …いや、今までの文章でツッコミどころ(あくるさんの記憶力において)15個位あるけどもうまあ、いいや。

 

 

演出家デビューですでに「バケモン演出家」~月雲・翼ある(’13~’14)

デビュー作■月組「月雲の皇子」(2013年)

 

 ガッチガチの日本の昔話。バウの評判を聞いて、どうしても見たくてでもバウがかすりもしなくて、でもどうしてもどうしても見たくてたまらず。仕事休んで観に行ったの、この公演が初めてでしたね(それから仕事は休めることを理解したあくるさん)

 幕間になった瞬間、立てなくなるという経験はムラで人生初のタカラヅカ観劇した以来だったかも。ずっとこの物語のことを考えている。脳内にこの世界のことしかなかったということ、私の人生ではなかなかない。(いつでもあらゆる煩悩と戦い続けているのでね…)

 この作品にはいろんなことを教えてもらった。っていうか知らんことだらけだった。

 こんな珠城りょうは知らなかった!

 こんな鳳月杏も知らなかった!!

 咲妃みゆちゃんに至っては、こ、これが噂のーーー!!!!という驚愕の連続。「ロミジュリ」新公と「春の雪」でなんかヤバい(言い方)娘役出てきたという噂は聞いていたけどもう~~ゆうみちゃんの透明感。透けているんじゃ…?って思うほど、だけどものっすごい存在感で。1幕なんてまるまるしゃべらないのに。その衝撃たるや、人生でこんなことあるんだって思うしなんなら私よく日帰りで帰ってこれたなと思う。銀河劇場って行くまでにモノレール乗るんですよ!(だから?!)

 すごくよく覚えているのは、舞台の全体を見たときに木梨軽皇子の珠城くんが浮き立つように、立体的に見えたこと。水色の着物に、ヤマト時代の髪型。誰のものでもない、珠城りょうが主演の舞台。

 絶対的に端正な顔立ちしていて、生まれた時からのセンター。御曹司。だけどそれまでそれを生かしきれていない珠城くんが正直、いた。龍真咲と明日海りおってなんだか名前を聞いただけで震えが止まらないスター(オイ)の下で、萎縮していた珠城くん。

 そんな珠城くんに、「あなたはここにいていい」と背中を押したように感じた役が木梨軽皇子で、そういったのはそれを創った上田久美子だった気がする。

 ピースがはまって、動き出した気がした。ああこれが当たり役、ヒット作に会ったときの役者の顔なんだ。話の展開にドキドキしてわくわくして。悲恋の美しさ、悲しさ。妹を愛してしまった木梨軽皇子の苦しみ。紡ぎ出す言葉の美しさ。

 近親相○ではあるので好き嫌いはわかれるだろうけども、とにかく美しい珠城くんが見れます。あとあーさ!この作品で私は朝美絢という役者を認識したのだけど、「リアル里中満智子清水玲子作画の子がいる…!!」と雷に打たれたような衝撃を受けた。(あれから10年、あーさは変わらず清水玲子作画なので何かがおかしい)蓮つかさくんを覚えたのも、照明の笠原さんの名前を記憶したのもこの作品だったなー!    

 日本の古典はこれほどまでに残酷で美しい。

私にその世界を教えてくれたのは上田久美子でした。

 

宙組■「翼ある人びと」(2014年)

 

 「デビュー作がバズった人」という印象のまま、2作目。まずポスターの美しさに目を見張る。これ…タカラヅカのポスターなの…?今までタカラヅカのポスターって言っちゃ何だけどダサかったんですよね。見る人は見るし見ない人は見ない世界だっただろうから(笑)でもここあたりから、「見たくなるポスター作り」に劇団が本気になり始めたな!と思う。だって今までのポスターただの女子中学生のスクラップブックだった…(もうみなまでいうな…)

 退職後の記事にマーケティングを意識した(中略)スターでどういう衣装を着ていたらチケットが動くか。そういう観点で仕事をした。」ってあってなるほど~と。確かに羽根が舞うどこかわからないグレーの背景にあの美しいまぁ様とお人形ですか?っていううららちゃんがいるポスターあったらチケット血眼になって探しますよね。いやもう探した探した。血眼になって探したわ!!(いい笑顔)

 デビュー作が私にとって「全然興味なかった新しい世界」だったのに対して、2作目のブラームスとクララは「それ興味あって知りたい世界」。見たい見たいそれとにかく見たい!!ってなった作品。そっかぁ、それ我々に対するマーケティングの結果だったわけですね、それも納得。

 だって考えただけできれいじゃないですかブラームスの音楽はとてもきれいで、その上クラシック界の語り継がれるスキャンダル悲恋だもん。その上相手が伶美うらら様だもん。この世のものとは思えないきれいな世界が広がってるに決まってる!

 

(この頃はちゃんと公演評的な文章書いててえらいぞあたし!)

 2作見て思ったことは、上田さんはその生徒の得意分野を伸ばす人だったのだなと。というか、苦手なことをさせない主義。言っては何だけど、この時代のまぁ様って歌が上手とは言い難く、ダンスで「きゃーーー!!」って思うタイプ(私はそうだった)。なので主演にしては歌ではなくダンスで印象付けるシーンがすごく効果的で心に残ったな。ひらひら舞う雪のようにダンスしたり、思い悩むシーンで眉間にシワを寄せてガンガン踊るとか。

 歌が得意だったら歌わせる。

 ダンスが得意だったら踊らせる。

 芝居が上手だと思う子には場面を与えてセリフを言わせる。

そういう「得意分野を伸ばして成長する」という手法が難しいタカラヅカ(スター制度があるからね…)。2作目でその

「りんきらは芝居やらなきゃりんきらじゃない!」

「緒月は芝居やらなきゃ緒月じゃない!!」

「うららちゃんはデコルテがきれい!ガンガン出していこーぜ!!(って肩出しドレス着せまくる)

みたいなそういうの、今思うと革命だったんじゃないかなあと思います。この時点で愛月ひかるさんがもう「色物役者」ってこと見出してるしね笑(語弊があるよ)愛ちゃんのリスト、ほんとにセンセーショナルだったんだよなあ!

 

 あとここまで過去のブログ読み直してて、私まじで上田作品の2番手に弱すぎだなあって思う。ちなつ穴穂さんといい、緒月ロベルトといいベタ惚れでした。

 私、ミュージカル大好きって思っているんだけど、その前にタカラヅカが好きなんだなあって思ってるタイプで。タカラヅカタカラジェンヌがきれいな衣装着て歌って踊って芝居してればそれで満足、ショーが大好き、芝居は面白ければラッキーくらいに思ってたのだけど(今もここらへんはそのままかも笑)、上田さんが出てきて「お芝居って面白い」「役者ってすごい」って思い始めた。だから本当に感謝しているのです。上田さんが出てきたから、芝居そのものに興味が湧いて改めて柴田さんや小池さんのすごさに気づけて、ハリーの作品はやっぱり好きだ!!って思ったり。同じ女性でも植田さんや小柳さんとの違いにもニヤニヤしてみたり。新しい世界が広がった!

 

 1幕のブラームスの絶叫、2幕のクララの「自由になるのよ」、これほど泣いたセリフはない。

 胸が痛い、苦しい、人を愛するってなんてつらい。

 でも、それでもずっと見ていたい美しい世界。ブラームスの音楽はとても美しいけれど、この芝居を見てから少し悲しく聞こえてしまうのは私だけではないはず。8年たった今でもそう思っています。

 

大劇場デビューから全盛期到来~星逢からエルベまで(’15~’18)

 

 最初に「信者でもなんでもないんで~!」とか言いながらこのままだと夢の大台2万文字とか夢じゃないレベルまで語れそうなんで(どの口が言う)ここからはサクサクいこうと思います。うん、そう、あとたぶんここからはここを読んでいるみなさまの方がお詳しいでしょう(笑)

 みなさまも「あの時ああだったな~」と思いながら一緒に振り返りましょ!

 

雪組■「星逢一夜」(2015年)

 正確に数えてないんで、アレですけど私がおそらく過去1番通った公演ではないかなと。もう最後の方はしんどすぎてつらすぎて。公演見る前に桁外れな気合がいる公演はこれが初めて(さあ!星逢見るぞ!!っていう通称「星逢テンション」)

 タカラヅカにニュージャンル、百姓一揆モノ」。これが大劇場デビュー作?とんでもないバケモン演出家出てきたぞ!!身震いが止まらず、トリデンテも止まらず。雪組バブル絶頂期。

 ちなみにこの作品、中日公演でセルフ再演されたのですがぜんっっっぜん違う公演になっていて上田さんに「あんたらまだまだ甘いのよっ」と0点の答案用紙を突き返された気になったのは私だけではないはず…(ラとGHでどれだけ救われたかですよ。嗚呼ほんっっっとにショーあってよかったよ…)

 

花組■「金色の砂漠」(2016年)

 本人曰く超娯楽エンタメ作品、別名「上田版フラワーコミックス」。超絶美しい奴隷と超絶美しい王女様の身分差ラブストーリー。

 足で踏みつけられるトップスター明日海りおが見れる作品として有名(そうか?)。明日海さんの得意分野「美しく聡明だが、劣等感・コンプレックスの塊」「それゆえに人の愛し方がよくわからない(こじらせ男子)」「ドMに見せかけてドS(逆然り)」 的な明日海観が私とマッチしハイタッチ、「それ私も思ってたー!!!」って謎の共感を上田さんにした結果、夢中になったのは王様ジャハンギール(ちなつさん)っていう。よくわかんないけど、ハマりました…。うんすごい勢いでハマった。

 これも上田さんのモットー「得意なもんを思いっきり」的な解釈が私にとってもノーストレスでした。だって金髪オールバック柚香光が求婚者ですよ。どんだけ適材適所よ。柚香光の得意分野=ヴィジュアル…とな…!?!?(震)っていう。冗談です。(真顔)

 とにかくかのちゃんのタルハーミネが絶品。上田作品のヒロインはうららちゃんとかかのちゃんとか、高潔で汚れのない魂を持ってそうな硬質な美人がやる役が好きです。(平たく言うと、アホな冗談では絶対笑わない美人)

 

宙組■「神々の土地~ロマノフたちの黄昏~」(2017年)

 一言、「車で、待つ!!」に限ります。(断言)いや~このまぁまかは本当によかったです。宙組といえばロシア物、それを印象付けたに一役買った作品ともいえる。だってロシアものってやっぱり軍服、その軍服が得意なのって大きくて雄大な彫りの深い欧米顔が多い宙組じゃないですか…いい…まぁまかの軍服は…国宝…!!!(号泣)どんなときも「とにかく似合うものを着ていこう」精神、上田久美子。あたしほんと、この神々の話になると軍服の話しかしないんだよな…ごめんやでほんとに…。

 まぁまかがとにかくお似合いで、今振り返るとあれ「チェリまほ(今現在世界が空前のBLブーム)」の前振り公演だったんちゃうん…!!と震えるような(んなわけない)

 みりおん退団後の宙組でトップ娘役不在のまま、まぁ様のサヨナラ公演となったなかなかない境遇の作品。後から思えば、「翼ある」のヒットで盤石なる地位を固めたまぁ様のサヨナラ公演を担当、というこれだけでもNHKのドキュメンタリー1本書けそうだよなあとドラマが広がります…。(まあこれだけ言っても上田さんは「あー、期待されるような交流はないっすね(スパッ)」って感じなんだろうけど)

 

月組■「BADDY-悪党(ヤツ)は月からやってくる-」(2018年)

 ショーをやりたいやりたいやらせてくれ公言してた上田さんに「あんたの夢かなえたろか」と乗り出したのが月組やっぱり相性とタイミングってあるんだよなあ~と思ったのと、人間夢って公言しておいた方がいいんだよなぁ~!!っていうのと(そこ?)ドリームズ・カム・トゥルーinタカラヅカ

 空前のBADDYブームとなったわけですが、新しいというよりはショーはあくまで基礎の基礎、オーソドックスな作りに上田色を重ねて重ねて、アップデート&ブラッシュアップで超新感覚なショーが出来上がってる…っていうか理屈どうでもいいわ、みんな大好きめっちゃたのしいやんけこれ!!っていうテンションぶち上げショーです。簡単にハイテンションになれるのでとにかく全世界ぶっ飛ばしたい気分のときにみんな見るよね?私はそう。Adoちゃんの「うっせえわ」か月組の「BADDY」かってところ。(どっちも「アホかもうどうにでもなれ!!」っていう仕事帰りに聞くBGM)

 品行方正、いいとこのぼっちゃん、育ちのいい誠実な男性、結婚したい男No.1…こういった「理想の男」道爆進中の珠城りょうに「邪魔だどけ!!!」と言わせた時点で上田久美子の圧勝ではないしょうか。

はい、満了一致で月組と上田久美子の勝利です!!!

 

星組■「霧深きエルベのほとり」(2019年)

 やっぱり七海さんには少女マンガの世界ですよね、わかります!(いい笑顔)っていう作品。いやね…ほんとにあたし、七海さん暁千星さんにはめっちゃカワイイ女の子とめっちゃキレイな場所で絵に描いたようなキスしててほしい、ただそれだけなんですよね…。(苦労とか労働とか暴力とか金とかそういうのいらないんすよ…)

 ってそれはいいんですけど、ついに往年の名作の潤色、という仕事を始めた上田さん。潤色とオリジナル脚本を書く仕事って似て非なるものなんだろうな~と思ってるんですが(逆にオリジナルをあそこまで書ける上田さんにとって結構ストレスフルな作業じゃないかな?と)と思うんだけど、私はなぜか小さい頃から「「名作」と「永遠の定番」に間違いはない」という持論があるので、ヅカファンなら何度も耳にしたことのある作品を上田久美子ver.としてこの目で見れるというのはとても贅沢な気持ちになれました。

 カール役の紅ゆずるさんがすごくはまってて、これもマーケティングの成果なんだなとまんまとハマった自分が少し悔しい(笑)。紅さんってああ見えて中身がガラスハートの繊細さん演技めっちゃ上手。不器用で貧乏でこれといった特技なんてなく、だけど心があったかくていいヤツで、とにかくマルギットが大好きなカール。そんなまっすぐなカールがマルギットのために切ない嘘をつく。

 とても哀しく切ないラブストーリーなのだけど、見終わるとなぜか温かい気持ちになる。ここまでくると、上田さんどんだけ悲恋にバリエーションが…!?と上田さんの歩いてきた人生に興味と心配が湧いてしまう…。

 

座付きとして圧巻のラストへ~サパから桜嵐記まで(’20~’21)

 

宙組■「FLYING SAPA-フライングサパ-」(2020年)

 この作品を見て

「上田さんもう長くはここにいてくれないかも」

「もうこの枠(=タカラヅカ)が窮屈でたまらないんだろうな」というのが手にとるようにわかったような気がする。今思い返せば、「公務員」という言葉を使ってやや卑屈になってたセリフもあったし(苦笑)まあこれはいつもか…。私にも見に覚えがあるんですけど勤続3年目辺りになって徐々にわいてくるアレ。あ~そういうけどもうどないせいっちゅーねん!!(会社に対して)っていう。

 これを見て上田さんは反骨精神を隠さずに、わりと馬鹿正直に作品にするっと乗せる人だなと思ったんだけど、これは明らかに「あたしのやりたいのはもっとこれよりさらに違うことなんだけど、それ上が許してくれないからこれが限界です~~~!!!」と叫んでいるような作品だった(って私は解釈した)。

 サパは確かに問題作というか、革命的な作品だったと思う。私はこの作品をどう思うかというよりは(戦争とか暴力とかをちゃんと描いた作品をこの劇団で上演するのって本当にすごい勇気だと思うんですよ…)タカラヅカジェンダーレス化すごいな、とそっちに感心がいってしまって。「観客は女性中心だからああいった表現だめ」とか「女性が演者だからこれNG」とかもう古いんだなと。こういうことを、時代に合ってると思えばちゃんと許可出す劇団だから100年も生き残れているんだな~と…え?上田さんの話どこいった?ってことになるんですけど(笑)

 でもまあ、「上田くんがやりたいというならば」というところがきっと大きいんだろうな~とは思う。サパが無事に上演されたのは、上田さんの実績と才能の賜。

 いやぁ~、天才ってありがたい!!!とバカみたいにうなづきながら、夢白あやちゃんがめっちゃかわいいことに気づく。(大好きなお顔立ち)

 

雪組■「fff(フォルティッシッシモ)-歓喜に歌え!-」(2021年)

 望海さんのサヨナラ公演なんで、一筋縄ではいかないだろう、というか私が冷静に見れないだろうと危惧していた公演(苦笑)うん、見る前から全然フラットに見れない自分の感情よ。しゃーないしゃーない。望海さんのサヨナラだもん。

 といいつつ、蓋を開けてみたらここでも散々言ってるけど久美子哲学全開。ここに出てくる人たちは長いヨーロッパの歴史の中でも、飛び抜けての天才ばかり。

 ベートーヴェン、ナポレオン、ゲーテそりゃあ理解できないわ~!!と開き直ったらとたん楽しくなっちゃったっていう(私が)。特にラストあたりの歴史上ではありえない、ベートーヴェンとナポレオンの「天才とバカは紙一重的な会話(通称「奇跡のシンフォニーってなんなの?話」)がもう最高に面白かった。それを望海さんとさきちゃんにやらせるのも本当にセンスがある!としか言いようがない!!(笑)

 「サパ」やってからまた一度こっち(タカラヅカっぽい題材(大河歴史ドラマ))に戻ってきて「サパでやりすぎて怒られちゃったのかな?」って思ったんだけど(笑)蓋を開けたらやっぱり上田久美子丸出し。「タカラヅカらしい」「タカラヅカらしくない」問題で板挟み、じゃあどうないせいっちゅーね(以下略)という叫びが…聞こえる…。

 上田さんしんどいだろうなあと勝手に推測しながら、「いやそれにしてもナポレオンとゲーテの登場シーンのすっぽんの使い方、今度演出家の新人研修で参考資料にできるんじゃね?!素晴らしすぎるわ!!」とここの舞台機構ヲタクは興奮がとまらなかったっていう話。

 望海さんのラスト公演に、歓喜の歌を歌わせるセンスに私はそれだけで西に向かって敬礼しました。やっぱ第九はいいです!!!(アホみたいな感想)

 

月組■「桜嵐記」(2021年)

 上田さんのタカラヅカ人生においての起爆剤月組トップ珠城くんのサヨナラ公演。望海さんのサヨナラに続いての珠城くんのサヨナラもかあ~((小声)他におらんの?)と思いながらも、このときは上田さん自身のタカラヅカラスト公演になるとはつゆ知らず。それにしても本当に相性がいいよなあ、上田さんと珠城くん。私の知ってる珠城くんの中でもベストオブ珠城でした。(美しすぎて目が痛いという現象)

 とにかく誰もが言うように「これぞサヨナラ公演」というところ。それ以外言えないくらいの教科書的な、模範的な、劇団が全総力をあげて珠城閣下をお送りします!!といった公演で。目に入る物すべてが美しいという公演。

 結果論になってしまいますけど今思い返せば、最後の最後にこういった「奇をてらわない」「タカラヅカらしい」「誰も文句言わない完璧な」公演を書き上げたからこそ、たぶん上田さん自身が自分にOK出したんじゃないかなと思う。「よし、やりきったぜ!次行こう、あたし!」みたいな。

 珠城くんの演じたもののふ魂は、上田さんの中にもあるものなのかもしれない。上田さんて、思考とかセンスがフランス人みたいな人だなとも思うんだけど(笑)(なんつーか、素直じゃないっていうか皮肉っぽいというかすべてがシュールなんだよな…)根っからの武士魂があるから(「私にはまだここでできることがあるのかもしれぬ…」とばかりのラスト公演への挽回劇)10年、会社のサラリーマン演出家として結果を残せたんだろうと思う。素晴らしいラスト公演でした。あっぱれでした!!!

 

 …ということで、全9作品。私の主観のみで書かせてもらいましたが、みなさまはどうでしたでしょうか。ちなみに、みなさん上田作品でどの作品が一番好きですか?私はやっぱり、「翼ある人びと」を超えるものはないかもしれません。見たときの立ち上がれないほどの興奮と感動、美しさの洪水。忘れることはないでしょう。

 ここまで書いて、あ~、上田さんは間違いなく100周年以降のタカラヅカ、すなわち「日本の伝統芸能宝塚歌劇団」にタカラヅカを押し上げたひとりなんだな、ということを再認識させられました。理事長も代わったし、きっとこれからもあの劇団は変わり続ける。まあこれからも、「これ、おい、ちょっ…ひどくないー!?」と怒ることもあるだろうけど(苦笑)それでもまあ、たいがいのことは「またあの劇団面白いことやり始めたぜ」って笑いながら楽しんでいこうと思っています。

 上田久美子さんに対しては、不安も心配も一切なく(オギーのときは結構心配だった(笑)消えていなくなりそうだったから…)いい笑顔で「これからも楽しみ!!」と言えます。

 

 きっと、世界の劇場でこの名前を見ることになると思う。演じるキャストがタカラジェンヌではなくなって、いろんな人が上田久美子の芝居をやる。世界中の演者があの美しい世界の住人になる。

 

 すごいことだと思う。10年間、私はあなたにすごい世界を見せてもらっていたと本当に思う。

 舞台の美しさも悲しさも、人生の大変さも教えてくれたあなたの舞台。

 

 上田久美子さん、10年間ありがとうございました。

 また、世界のどこかの劇場でお会いできることを楽しみにしています!!

 

 2022.5.8 ただのヅカヲタより

月城かなと大劇場お披露目「今夜、ロマンス劇場で」感想~れいこが可愛すぎて「面食っちゃいました」。(真顔でいいね!!)

「あまりにお転婆で、面食らっちゃいました。」(目線そらし)

…かっ…わっ…!!!!!(虫の息でいいねを押すヅカヲタ一同)

 

 …はい。みなさま、今日もお疲れさまです…!もう…4月…。(この前の更新(元禄)の自分のテンションの高さがもはや記憶にあらず…)スプリング…ハズ…カム…。

 …早くない?本当に早いよ!20代の頃より5倍速くらいで時が流てる気がするんだけど!!もう桜が咲いてダウンもしまって、そう、月組千秋楽です…!!

 イエス…!月組大楽(れいこ大劇場お披露目)おめでとうございました!!

 なんかこう…無事に全公演完走できる公演が久々だったので(…久々だったよね?(誰に確認を?))前はこれが当たり前だったんだけど、こういう当たり前のことひとつひとつ喜べるような自分でありたいとじんわり噛みしめる大楽でしたよね…。

 (急にライト落としてしんみりモードON)…ほら、だってありちゃんが…まさかの月組御曹司が…月組から去るご時世でございますわよ…え~そんなことあっていいの?って何度も何度も確認したよね…?あたしは何度も何度も確認したよ!?(※公式を)。もうさ~、ショーの銀橋のちなつさんとおださんに挟まれてのわちゃわちゃよ、一生この瞬間よ永遠にとは思ったさ!!(ターン!←檸檬堂を置く音)(※あくるさんはこの公演のれいこちなつありおだの4並びで檸檬堂500mlを飲み干した女です←月組公演のときは高確率で呑んでいるあくるさん…)(ex.桜嵐記:ハイボール/川霧の橋:ほろよい/ロマンス:檸檬堂)

 ああ…今宵の月もとってもとってもきれいです…(※まるで愛の告白のようだが手に握ってるのは檸檬堂500ml)

 いや、月組見ながらのお酒は飲むとまじで極楽浄土で超おすすめ。(真顔)

 

 というわけでね~大楽恒例感想文を始めます!!みなさま今日もフルスロットルで参りますわよ!こんなご時世なんだもの、配信の楽しみはみんなで共有!萌えもみんなで共有!!春の憂鬱吹っ飛ばせ~だってれいこお披露目だもの~今夜、ロマンス劇場で/FULLSWING!!」感想スタートです!(ダン!ダン!ダン!ダダンダン!!)(※俊藤チャンの悪魔祓いのイントロで)←もうあのブギウギイントロ大好き!!ちなつさん一生やっててほしい!!(…悪魔祓いを…?)

 

月組公演「今夜、ロマンス劇場で/FULLSWING!!」

 

 小柳女史の邦画愛のヤバさが最高★すべての映画ファン、舞台ファンに見てほしい。

 それにしても、この「ロマンス」のすごさといえば、「誰一人ガッカリしない」ということだと思うんです。原作付きはまあ良くも悪くもファンが熱くて愛が相当強い。マンガであれ、小説であれ映画であれ、実写化(映画化も舞台化も)はまず「原作ファンに愛されるかどうかで成功か失敗かで分かれるものだと思うほど。

 そりゃそうだよね、好きなものは自分の頭の中でイメージが出来上がっちゃってるんだもの。このキャラクターはこのセリフをこういう表情でいう、ああいうシチュエーションでこうして、という100人ファンがいたら100通りの「譲れねえよそこは!!」っていうそれぞれイメージがある(全部勝手になんだけどね)。

 私はもともと映画の公開当時から本当にこの作品が大好きで。健治の「どんな映画にも必ずいいところがある。」に真顔でうなずけるし、そこから共感度100%っていう「もう久々にフジテレビが名作出してきたよ!!」って小躍りしたくなるほど好きな作品で。映画好きに愛される映画ってのはやっぱりずっと残るし、それが不朽の名作になる可能性は高いと思うの。というか、好きなものに理由なんているかい?いいものはいい。だよね?(健治に真顔で握手を求める映画オタク)

 小柳さんの邦画愛の深さと原作をリスペクトする心、すべて舞台に乗っている。すべての映画を愛する者へ、そんなメッセージを込めながら「…でも弊社も負けていませんよ!!(ドヤァァ)」タカラヅカの舞台に乗せる。あああ、まさにナオコたん…と震えていたらあたしらも負けませーん!!とそれをれいこちゃん初め月組生が全身全霊で応え返す。観客は映画の素晴らしさと、舞台の素晴らしさ、タカラヅカの素晴らしさを肌で感じる。(やべええええこの健治めっちゃイケメンだけどぉぉぉ!!!←ダイナシ…)

 特に最後の演出がもう、最高でした。薄幕の使い方、色の使い方、すべての構成が見事。こんなに映画と舞台のいいとこ取りした演出ないんじゃないかってくらい素晴らしくて鳥肌が立った。「Shall we」のときから思ってたけど、映画原作の舞台化をこんなに視覚的に成功させる演出家、なかなかいないのでは…!(大絶賛)

 誰も損しない、誰もがっかりしたと思わない。製作者側と演者、そして観客のすべての思いのリレーが見事。

 原作映画の完全なる二人芝居をよくぞここまでタカラヅカサイズに、しかも大劇場サイズ(あの脚本で80人使うことのすごさよ)にしたなと。もはや神業。小柳さん、悔しいけど(?)脚色力は今のタカラヅカではピカイチだと思うわ。拍手しかない!!天才かよ小柳奈穂子!!シャンパンポーン!!)

 映画に対するリスペクト、舞台に対するリスペクト、タカラヅカに対するリスペクトが詰まっている作品。そして小柳女史からの月城かなとへの全信頼だと思う。だってもう~、小柳さんが「見つけた」んだもんね、月城かなとを。

 健治がスクリーンの中の美雪を見つけたように。

 美雪が客席の健治を見つけたように。

 小柳さんに今こそ言いたい。

 小柳さん、れいこちゃんを”見つけて”くれてありがとう。(号泣)(小柳女史に向かって~敬礼!!!)(あくるさん今日は(も)雄弁だねえ~と思ったらそれはすべて月組のせいとアルコールのせいです★)

 

「面食らっちゃいました。」ですべての女子を恋の奈落へ落とす 健治/月城かなと

 

 誰が言っていたか忘れてしまったけれど、「えくぼは恋の落とし穴」とはよくいったものだと思う。月城さん、月城さん、気づいてないならそれはギルティ。えくぼが全開です。(かわいいいいいいいい!!!!←※ズブズブ

 まあ~もうこれれーこちゃんどうしちゃったのっていう奇跡の連続。これたぶん100人ヅカヲタいたら100人全員思うことなんで言っちゃうけど、オイコラれーこ。ラッチマンと幸さんほんとにやってたか!?と真顔で小一時間問いただしたい。(いやいやもう毎回「同一人物まじで?」と思えるカメレオン系トップは国宝です…涙)

・ハンチング×ベスト×チェックパンツ(8部丈)(かわいいいいいいいい)

・「~しちゃいました」「~ですよ?」(口尖らし付き)(かわいいいいいい)

・(ちなつアニキ俊藤チャンに対して)「勉強になります!!!」(勢いよく90度)(かわいいいいいいい)

・悪魔祓いのダイナマイト係に任命されての息の整え方(笑ってはいけないタカラジェンヌ最強のラスボス月城かなと降臨★)

・オカリナを見つけた健治「大事なものはそばに置いておかないとだめですよ?」(今までありがとうございました(終了))

 もうなんか!意味わかんなくないですか!ちなみに私は全然わかりません!!(大声)(匙投げた)なんかもう、さっきまでやたら「見つけた」「見つけた」言ってましたけど、自分はもう迷子です…もう…れいこちゃんが可愛すぎてムリ…!!(ぱりーん(メガネが割れる音))(からの試合放棄)(※現在の花組月組公演でよく見られるあくるさん)※単なるよっぱらいです。

 いや~、なんかもう~、本当にすごいのがれいこちゃんが無理なく、自然に健治になってること。原作もまあ実写というか、俳優さんがやってるんで、またマンガや小説の舞台化とは違った難しさがあるんだろうなと思うんですけどやっぱり月城かなとはすごい。なんかね、もう…タカラジェンヌという枠を超える人だなと。いわゆる「タカラヅカっぽい」芝居とは無縁だよね。

 すべてにおいて自然でジェンダーレスな感じ。肩肘張らずにラクな姿勢で歩いていこうよ、っていうれいこちゃんが今の私にするっと心に入ってくる。どうしてもタカラヅカの男役さんって、「男役」にならなくちゃいけないから歩き方とかすごく頑張って頑張って、型から入って歌い方も男っぽくして声も低くしてから…みたいなどっかで「無理からの長年やってるとそれが自然になる」が伴うものかなと思うんだけど。でもれいこちゃんは違う。型とか、男役とか、そういう従来のものを感じさせない演技というのかな。

 「男」を演じる、ではなく「人間」を演じている。「健治」という人物をそのまま生きている気がする。そこに健治がいる、とても自然。それがすごい。

 きっと、小柳さんは「ロマンス」を見たときから「よっしゃれーこでこれやったるで」って思ったんだろうなと思うほど(真相はしらんけど)小柳版の健治と月城かなとのシンクロ率は奇跡の産物。

 れいこ健治に月明かりの下でお転婆すぎて面食らっちゃいました。」なんて言われてご覧よ?秒で恋に落ちるわ。わかる~、うみちゃんめっちゃわかる~!!!(呑みながら深夜の電話)(毎度おなじみヒロインの親友あくるさん今日はわりと早いご登場)

 ピュアだからこそ、見えるものがある。純情だからこそこの世界で美雪だけを見て人生を映画に捧げられた健治がいる。心配になる程お人好しで、呆れる程優しい健治。だからこそ美雪は健治を好きになって、例え一生触れられなくてもこの世界に残って生きようと思ったんだと思う。

 真面目で実直、誠実で素直。純粋でピュア。それを死ぬまで貫く。

 好きな人に触れられないことを誰に共有するでもなく。

 孤独だけど、愛に溢れた人生を最後まで。

 そういう健治を演じられる月城かなとを、大劇場で真ん中で見られること、本当に幸せに思います。

 れいこちゃん大劇場お披露目おめでとう!!!俺たちのれいこがトップになったぞーーーーーー!!!!!ワッショーーーーイ!!!!!(早くコロナ開けてみんなで酒盛りしたい!!(現実:ひとり檸檬堂)

 で、変わって「FULLSWING!!」なショーのれいこちゃんですよ。いやっ…まず、手拍子難しくない?三木さんのショー久々すぎて(あと「ファンシーガイ」のトラウマ結構引きずってる←8年前だけど…?)でも思い出した。あたし結構三木さんのこういうジャズショー嫌いじゃないってことを!!(※ショー後半のありちゃんの「ジャズマニア」で)余談ですが、「ジャズマニア」。まあまあ普通のショーっていう評価多いけど苦笑私はすごい好き。真琴つばさver.と紫吹ver.あるけどどっちもイイ!!!おしゃれ月組全盛期!!!

 まあ何にせよ、日本人に(私に)ジャズのリズムは流れてないのでね…早々に手拍子を放棄した自分を告白致します。(そしてれいこちゃんのご尊顔をずーっと眺めておりました。ええ、ええ、瞬きもせず…)見ればみるほどきれいな顔してるなあ…っていうのと、いや難しくない!?手拍子ジャズでってめっちゃムズイってこれ!三木センセ!!

 それにしてもまぁ~大劇場サイズでれいこ中心のショーっていうのは…こんなにもいいものかね…!!!としみじみと噛みしめるショーでした。

 まず衣装の配色全部わたし好みなのがズルイ!(ずるいとは…)いわゆる「ゆりか色」のオンパレードですよ!!(特出:宙組・真風涼帆さん)エンジにブルーグレー、ダークグリーンにカーキ…すべて渋くて明度が低い!!(※褒めてる)最高だよ~ありがとう~!

 あとびっくりしたのが望海風斗スーツ着てきたれいこちゃんです。(ギャングのシーンでこのショー唯一うみちゃんの黄緑色のドレスが鮮やかなところ…)いやっ…完全に三木センセの趣味降臨だけど(断定)白地にストライプのダブルスーツよ。このアルカポネスーツ(通称望海スーツ)さん退団した今しばらく封印だと思ってたけど!こ…れ…!

…いやあ~やっぱり望海スーツって難易度超高いんですね…うんそうそれ言いたかっただけだけど。あと今、タカラヅカにおいてスーツにはマイティスーツ(イタリア製)彩風咲奈スーツ(韓国製)があるんだけど(私の中で)なんか、一気にダブルスーツのハードル上がったわ…。ちなみに私の推しは彩風スーツです(超細身)。

 でも本当にいいたかったのは…このシーンで…れいこちゃん、うみちゃん見ながら口元ぬぐうのね…それだけは…やめてほしい…っっ(※やめてほしい=もっとやれ、がこの世界の鉄則です)(色っぽくて無理)※即死亡

 うみちゃんをちなつアニキにとられてじたんだ踏むれいこがもう…可愛すぎて…!えっマフィアがじたんだ踏む!?可愛すぎやろこのマフィア!?(タカラヅカによりマフィア像がどんどん間違った方向に行きがちヅカヲタ)

 あと大階段前のフィナーレ。最近好んで見るショーが花組とか星組とか雪組だったから(わかりやすくダンサートップ)その3組、全般的にテンポが早くて結構激しめ。対して今回のこのショーはゆったりテンポのフィナーレがまさにれいこリズムですごくよかったです(似てるリズム感:宙組←ほっとけ)。ただよう色気とアダルトオーラ…ゆっくりなの逆にチラリズム的に煽るからもうほんとやめてほしい(この言葉の真意は(以下略))

 あと、これだけ言わせて。(からが長い)もう最後にする!!

 博多座で「スタンド・バイ・ミー」だったれいこちゃんが大劇場お披露目で「マイウェイ」歌ったのはきっと三木センセも博多座見て「いやいやいや、スタンド・バイ・ミーじゃないだろ月城は!!」と思ったっていう解釈でヨロシイ?

 あたし、思うんだけど、絶対月城さん甘酸っぱい青春スタンドバイミーじゃなくて、過ぎ去った青春を懐かしみながらもうすぐ人生終わる瞬間に歌い出すフランク・シナトラだと思うの(キッパリ)。三木センセわかってらっしゃる…!と悦に入りながらふと「いやっ…でもこれお披露目だよな…?お披露目でもう人生終わり入ってるフランクシナトラ…マイウェイ…?うん?」って我に返ったことは秘密にしておいて(先生方は月城かなとを人生の締めとして使うのがお好きらしい…)

 あ~もうでも~色々言ったけどれいこちゃんのエンジ色の耽美軍服見れたからもういいっす(お腹いっぱい)。

 最後のトップ仕様の大羽根が視界ににじんだのはすべてアルコールのせいではないと言い残して、あ~もう次のギャツビー楽しみだけどショーないやんけ!!!(現実)

 

 クラシカルと現代っぽさの二刀流ヒロイン  美雪/海乃美月

 最初に言っておきたいんだけど、衣装が全部かわいいって何事?(真顔)

 ということでうみちゃんです。もうほんと美雪プリンセス、何着てもカワイイし何着ても似合っちゃうのほんと何事?(真顔で2回目)っていう。れいこちゃんがとろ~んってなるのほんとわかる。どうでもいいけど結構重要ポイントとして、月城さんうみちゃん見る時結構甘々な目線送ってません?「かわい~(とろん)」っていう目線。あんまりれいこちゃんに甘いイメージない人だったんで(わたしは)これ嬉しい誤算だったりする。

 で、美雪です。勝ち気で自由気ままで怖いもの知らずなお姫様。従来のうみちゃんのキャラクターだったらおしとやかで~品があって~正真正銘生まれも育ちもお姫様、でも通用するところが、まじでこのお姫様超大変。超問題児。もう最初の頃は健治が完全に保護者だったもんな…あるいはおかん。「も~目離すとすぐ逃げるんだからっ」てお玉手に持った月城さんがいそうな世界サザエさんか)。

 ただほんとに、この「ロマンス」の成功はうみちゃんのヴィジュアル力がモノをいったところがあると思う。モノクロもカラーもいける女優さんってなかなかいないじゃない?サイレント映画からのトーキー映画移行時代、サイレント時代の俳優さんはほぼ壊滅だったらしいけどうみちゃんはその時代にいたらさっとうまく移行できそうな女優さん。モノクロからのカラーも同じ。どっちも本当に美しくて。特に最後の黄色いドレスに赤いバラを握る美雪はディズニープリンセスのようだった。

 王子様とずっと一緒にいること、それがお姫様はとても幸せなのでした。めでたしめでたし。

そんなト書きをつけたくなる幸せなラストシーン。うみちゃんの表情で健治と美雪のこのおとぎ話は幸せなシンデレラ・ストーリーでいいんだ、そう思えることが幸せ。(今気づいたんだけど、あたしうみちゃんの幸せそうな表情に人一倍弱い…)ほらいろいろあったやん?うみちゃん誰よりも傷ついてきたやん…死んだり病んだりしてきたやん(まだいう)…そういう子が幸せになったと思うとそれだけでっ…(はいテッシュー!!)うみちゃんほんとによかったねええええええ(おばちゃん)。

 美雪の喋り方が全部語尾に「っ★」がついた喋り方なのが可愛すぎた~。「いくぞっ、しもべっ★」とか「甘くて冷たいっ★」とか。まさにマブい彼女。

 うみちゃんなのに、というと語弊が生まれるかもなんだけど、いい意味でうみちゃんなのに湿っぽさがなくて悲壮感がないキャラクターがお披露目で本当によかったなと思う。本当は深く考えると結構美雪も普通の人間じゃ対応しきれない環境の変化だったりするのに(笑)それでも明るくて元気でマイペース。(よいヒロインの三原則)

 情感たっぷりに演技するうみちゃんがあえてカラッと演じているだからこそ、ラストシーンがじーんとくる。さっきまで全編コメディ調だったのに最後のあの空気感は、さすがれいこうみ、さすが月組芝居ですよね。

 薄幸じゃない海乃美月もめっちゃイケてる。よい!!大変ステキで魅力的なお姫様でした!!!

 

下を向いていたら、今しか見えないぜ   俊藤龍太郎/鳳月杏

 …はい!!おまたせしました。みんな大好きちなつさんのお時間です!!

 最初にもうさらっと言っちゃうんだけど、あたしはどうやらちなつさんの「二枚目になりきれない二枚目」キャラにめっちゃくちゃ弱い。100%完璧目指すことをもう諦めた女子は、今の心境では「金色」のジャハンギール様(バリバリやり手)「はいからさん」の冬星さん(バリバリ王子様)はちょっとしんどい…っていうところに!はいきたこれ、俊藤チャン「ピガール」のウィリーですよ!!!いいよね~おちゃめなちなつさん最高だよね~!!99%スマートなんですよ!なんだけどちょっとダサいの!!(めっちゃ笑顔)※最大値の褒め言葉

その塩梅がね…最高すぎるよ…。うますぎるよちなつさん…!!(俊藤チャンの悪魔祓いの雉羽根の揺らし方見ながら←こまかっ)悪魔祓いは正直、5回見ても5回とも爆笑できる自信がある。

 スター俊藤は全部くどいんですよ。全部かっこいいんだけど、全部見事にくどい!!(笑)見た目のリーゼントも昭和感すごいし、パンツのシルエットも動き方も、ハットのかぶり方もまじで「くどーーーーい!!!(爆笑)」って感じがもう最高。

 でもこのくどさがくせになるのと、誰もに対してみんなに平等というか、スターなのにスターにありがちな(概念だけど…)いやらしさがないのよね。爽やかな人たらし感というか、社長にも監督にも下々の健治たちにも、マブイ彼女にもさち花さんにも(…さち花さんには違ったか…?←え?)みんなに対して平等。ずーっと誰に対しても「俊藤龍太郎」というスター。あからさまに人によって態度を変えたり、せこい感じにならずに堂々とずっと「俊藤龍太郎」であり続ける。

 昭和の典型的な、アナログなスター像ではあるんだけどそれをちなつさんはさらっとすごくかっこつけずかっこよく、でもくどくて笑そのくどさがチャームポイントになる最高の健治の人生のメンターとして君臨してたな~と思う。

 これこそトップより学年上の二番手の意義というか、醍醐味というか、みんな素直に「れいこちゃんもかっこいいけどちなつさんもかっこいい!!」と思える最高のウィンウィンなトップ二番手関係だよな~と思うんだよね~。…実際私もどっちか選べって言ったら選べないしね?(真顔)

 「下を向いていたら、今しか見えないぜ」のセリフの決め方よ。「俊藤さんさいこーでーす」「俊藤さんさいこーでーす」「俊藤さんさいこーでーーーーーす!!!」ってあのお付き3人に変わって声がけしたい気持ちでいっぱいだわ。そうそう、あの俊藤劇場最高よね…!(話変わるけどこの三人のお付きの子たち、うますぎない?さすが月組芝居、隅から隅まで隙がない芝居巧者っぷり…!!3連単の声がけだけで笑ったの初めてだわ~)

 

人間じゃないありちゃんが最高 大蛇丸/暁千星

 ごめん、めっちゃ言ってたわ。今の月組でありちゃんだけ違う、と。でもそれは事実なんですよ。れいこちなつおだは同じトーンの月役者で、ありちゃんだけ明度も明るく太陽系。いるだけでその場が明るくなるし、キラキラ輝いてなんぼなわけです。ピルエットくるくるくるって回って、ぱぁっと明るい「暁千星ですっ★」ていう笑顔見せてくれれば私は大満足。それでよかったのよ…まさか異動するなんて…思いもしなかったわ…。

 キャスト発表された時、「大蛇丸」というのを見て原作にそんなキャラいたっけか…?ありちゃんよどこへ行く。そう危惧していたのに、幕があけばさすが小柳女史の演出で、さすがありちゃんだった。小柳脚色で心配ご無用とはこのことよ!!(⌒▽⌒)ありちゃんが…指ピロピロさせながら…ふすまに消えるところ…もう末期かと。肩を震わせて笑いました。もう完全にジャンプのギャグ漫画でしかない…!!!(巻末連載)(ふるふる)

 ありちゃんは太陽系でありながら人間じゃない役がうまいよなー!!新公のトートでもそう思ったし、これからショーで蛇役とか悪魔役とか、グレーの口紅引くような人間じゃない役やってほしいんだよね~。そうすると、今の月組より星組のほうがそういうの多くない…?え?あくるさんのなんでもいいように解釈する(自分の都合のいいように考える)性格出てます?

 状況を逆手に取って、役者の持ち味を生かしてオリジナルの役で作品に厚みを出す。小柳女史の見事な手腕でありちゃんの得意分野が生かされた役、大蛇丸。あとありちゃん、普通にショートのぼっちゃん刈りみたいな髪型が多いんだけどわたし、今回のようなロングヘアヴィジュアルめっちゃ好みです。

 これで月組公演の大劇場作品は最後。本当にびっくり人事だったけど星組でさらなる飛躍を期待しております…!(ただ、何度もいってるけど私はありちゃんに対してはなんも心配しておりませんが星組の今の組子の状況が…気がかりではあります…!!どうなるんや星組…ほんとに…)

 ショーの中詰銀橋フィナーレ、ちなつありおだの大楽わちゃわちゃが何よりのご褒美でございました。ああ、れいこちゃんがトップでちなつありおだの学年差はあれど、なんていうんだろう…3人共誰が2番手でもおかしくない雰囲気で、いい意味で差がなくて、れいこ囲んでいつも楽しそうな雰囲気が本当に好きだったんだよなあ。ライバルであり、仲間であり、月組をみんなで盛り上げていこう!!そんな意見はぴったり一緒の3人、って感じが本当に好きだった。

 ありちゃん、星組行っても見てるからね~頑張るんよー!!

 

は~?無理に決まってるだろんなもん  伸太郎/風間柚乃

 「一生好きな人に触れられないってなったら、どう思う?」と不安そうに質問する健治に対して「は~?無理に決まってるだろんなもん」と即返す伸太郎がリアル20代後半で「いやお前絶対違うこと考えてるだろ」っていう、風間柚乃の伸太郎。れいこちゃんがね、ピュア度150%で演じてるフワフワファンタジー健治に「は~?」の言い方ひとつで「リアルな20代男性」を成立させる風間柚乃のポテンシャルよ。研14トップに100期研8、物申す。風間柚乃さすがでございます…。私はこの「は~?」といった伸太郎に一気に親近感しか覚えなくて、即「だよね~」と心の中で返したのでした。わかる。大人の御伽話しにはいつも「いいな~」と思う一方で「んなことあってたまるか」が伴うのですよね。

 どっちにしろ、田舎帰って豆腐屋継いでも塔子さんちの婿に入って京映継いでもどっちも世界の一流大企業にしちゃいそうな風間柚乃さんでございますよ。ああ、おださんが今日も天才。(もうなんか、廊下に貼ってある標語みたくなってきたな…)

 ショーのなにかのとっかかりが毎回おださんなのがテンション上がるしパァン!!と観客を引き付けるスターオーラが見事。ショーの幕開き、中詰開始の銀橋での「ニューヨークニューヨーク」の第一声。おださんの声で一気に気分はジャズ・ジャズ・ジャズ!!!こんなに明度の低い渋い紫スーツ似合う中堅いる…?涙ながらに「今日もおださんは天才」ボタンを連打してました…(毎回月組公演のたびに出現するこのボタン)

 どうでもいい話だけど、みちるが最初れいこ健治に片思いしてて失恋し、やけ酒相手を伸太郎に選んだのすごいリアルだと思う。みちる塔子に「異性の好みってそうガラッと変わらないよね…」「好きなタイプは好きなんだよね…」と居酒屋で飲み明かしたい、そんな気分になりました…わかるわ~塔子、健治だめだったら伸太郎いくよね…!(←明らかに失礼)オッケーいつでも電話して、一杯熱燗おごるわよ!!

 

 作品を見た後に「あの子はだれ!?」とプログラム確認作業のいる作品は最高です★月組組子チェックコーナー

光月るう(本多正)■原作映画で1番好きな役でした。(柄本さんが最の高)おじいちゃん役のプロ、るうさんがやるととってもチャーミング。どの作品でも、れいこのことを優しく見守る役が本当に似合うよね、るうさん。

千海華蘭(成瀬正平)■毎回飽きもせずいっちゃうけど、好きなんですよね~からんちゃん。こういう小物感漂うおじさんをすごく可愛く演じられる役者が好き。特に月組男役こういうのうまい(笑)娘にはめっぽう弱くて「俊藤チャ~ン!!」ってうちわ振っちゃうちょろい社長からんちゃん今日も最高でした。

夢奈瑠音(清水大輔)■大御所やったり若手やったり変化自在なるねるね。前の公演と毎回全部違うの本当にすごいし本当に楽しみ。今回はしゅっとした立ち姿のスリーピーススーツがお似合いで完全にオペラ泥棒。

晴音アキ(ディアナ)■もう、どう見てもセーラームーンだったしはーちゃんが出てくるとムーンライト伝説しか頭に流れなかった。

彩みちる(成瀬塔子)■だいすきちるちるみちる。これが月組デビューには到底見えず、すっと溶け込むのはさすがです。本田翼ファッションもかわいくてこれからの月組公演の楽しみがまたひとつ増えました♡

朝陽つばさ(警官)■こういうところで使われるうまい若手がいるのが心強いですよね…。恥ずかしながらやっと顔と名前一致。出すぎたらダメ、だけどセリフ言って暗転という重要な役どころで見事。朝陽くんうまかったなあ!(本当に月組、こういう役者陣が世代変わっても常にいるのほんと盤石ですよね…)

蘭尚樹・彩音星凪・彩路ゆりか(俊藤劇場・付き人)■声掛けだけでゲラゲラ爆笑、何この子たちめっちゃうまいんじゃない…!?と思わせるなにかがある。末端まで芸達者、月組が沼すぎる…。

セブンカラーズ■全員可愛かった。(完)

 

 以上でございます~!あー、今回もしゃべったしゃべった!!(⌒▽⌒)

 ここまでしゃべっておいて雑なまとめに入るんだけど、結局「やっぱ好きなもんは好きだよね~~~!!!」ってことだなと(笑)(ほんとに雑だった)いや、やっぱり一に好きなこと、二に好きなことだと思うわ。

 好きなことが多い人生を過ごしたいと思います。健治は傍目から見ればそう幸せには見えなかったかもしれない。けど、きっと幸せだったと思う。触れられないけれど大好きな美雪と、ずっと同じ空間にいれたことがね。

 人にはわからないかもしれないけど、自分だけの幸せを数えていけばそう不幸な人生ないって…思いたいよねーーーー!!!!

 あっ、そうこうしている間にあと数時間で花組「TOPHAT」のお時間でございます。(ヅカヲタ暇なし)

 

 ここまでお読み頂きありがとうございました!まったね~!!

何度時を繰り返しても、君と僕は恋に落ちる。花組「元禄バロックロック/THE Fascination!」感想~イエス!恋セヨ柚香光★

あなたはこの花組公演で何回「これ…マンガで見たことある…!!」と思いましたか?(大人気♡忠臣蔵ファンタジー「元禄バロックロック」月刊花とゆめで大好評連載中★)

 

 早い…もうなんだかんだで2月です…みなさまお元気でしょうか?あくるです!早速なんですけど!ごめんね、なんかもう…なんかもう!言っちゃっていいですか!!

 公演中止って言葉、めっちゃ凹むんだけど!!!!(この世で聞きたくないワード堂々の一位を獲得です)

 そして

 なんであやなちゃん辞めるんですか!!!(この世で聞きたくないワード第一位と堂々のタイです)

 あ~~~も~~~~やだ~~~~。もーーほんとやだ!!(←駄々っ子)コロナもやだし仕事もやだし、また遊べなくなりそうだしいいかげんなけなしポジティブも限界っすよ!!!あかん~~~もう超無理~~~~。

お菓子食べながら仕事せずにタカラヅカみてちゃダメですか?(真顔)あと朝ドラのオダギリジョーが可愛すぎて限界です。(どさくさ)

 …っていう私の最近の毎日なんですけど、みなさんはどうですか?(このネガティブ全開からの「どうですか?」って…あんた…)(※あくるさん、こう見えて30半ばのまあまあ大人です。)

 たぶんね…みんな、つらいよね…ほんとーーーにつらいわ。この生活始まって2年よ。長くない?ヤツ、地球好きすぎない…?(この愚痴、1時間くらいしゃべれる)(生産性0)

 …だけどここのページを開いてくれたあなた。同じ思いだと私は思う。

 こういうつらい時のためのタカラヅカです。

 ひいては花組です(断言)。

わりと全部がどうでもよくなる、華やかさ。(万歳三唱)

 公演再開からこっち、「頼む、大楽までは…日曜日まででいい…誰もヤツを見つけないでくれ…」と祈り続けた結果、神様はいた!!!!

 元禄大楽おめでとうございました!!!!(我々の!勝利だーーーー!!!)(シャンパンポーン!)

 柚香光!星風まどか!!花組オールスターズ!!あんたたちサイコーだよ~~~!!!生きててよかった!!!!(れいちゃんの挨拶に涙ぐむ重いオタクたち)

 というわけで「元禄バロックロック/The Fasicination!」感想開幕です。もうなんか、あたしテレビで「時を戻そう」っていうぺこぱ見るたびに「うう…クロノスケ…!!」って胸がきゅんとなるんだけどみんなそれは一緒ですか?(※ぺこぱにときめいてるわけではない)←いろんな方面に失礼

 私たちの生きる糧、生きる少女マンガ(=柚香光)が帰ってきたぞーーーい!!!!(もうなんかコロナ疲れと花組ハイでテンションおかしいのは自覚してるから…でも頼む…騒がせてくれ…あとれいまどをもっとくれ(どさくさ))

 

花組 「元禄バロックロック/The Fascination!」

 

 恋とはするものではなく落ちるもの   柚香光/クロノスケ

 毎回、しつこいくらい思うんですけど。みんなそう思ってるから(断定)あえて言うけど。

 れいちゃんは何を読んでそんな少女マンガになったんですかね…?

 もうね…生きる少女マンガそのものすぎるんですよ…私何度「えっ?嘘でしょほんとに?」って目をごしごしこすったか(※マンガの古典的表現)存在が少女マンガすぎてね、脳がバグを起こしてるのがわかるんですよ…。

・ド頭の登場シーン(ラーメンパーマにざっくりひとつにくくってCLAMP衣装のれいちゃん、ご褒美がすぎる(開始5秒で生きててよかった))

・銀橋の時計カチコチ(♪時をもどそ~うの動きが可愛すぎる)

・遊び人風、恋多き男風、チャラ男風、でも実は純粋で恋を知らない柚香光のお家芸出ました!!ありがとうございます!!!)

・花火見ながらの「笑った…こんなふうに笑う君は初めてだ…」からの「こんな女…初めてだ…」っていうモノローグが聞こえてくる銀橋(柚香光が恋に落ちる瞬間をまた見てしまった…(何回見ても最高です…(ガッツポーズ))エス恋せよ☆柚香光!!!

・毎回思うけど、恋に落ちてからの柚香光はやばいです。糖分過多で死んでしまうかと思うくらい。(まどち大丈夫?)(こっちは全員死亡です)

 とまあざっとバグ案件15000個くらいあるんですけど(そんなに…)(公演3時間やで…?)私やっぱりれいちゃんはすごい人だな、なるべくしてなったんだな、と思う。…贔屓目ですけどなにか?(先手)(←※ズブズブ)

 もう、言葉を失う、かっこよさ!!!

 一番好きなのは言わずもがな花火の銀橋シーンなんですけど、なんかねえ。正直、毎日公演ってやってるじゃないですか。私達にとってはその日1日のスペシャルデイだけど、れいちゃんたちにとっては公演はお仕事で、日常で。…だけど、毎回人ってこういうふうに恋に落ちて、人生を一生懸命生きて、大口開けて笑うんだな、って当たり前のことにドキドキするんですよね。れいちゃんの演技を見ていると。

 毎回”初めて”恋に落ちている柚香光を見て、毎回ドキドキできるこの幸せ。すごくない?って思う。毎回新鮮なんだよね。正直、何年も見てるのに「こんなの初めて」って毎回思わせる表現がもう、凄まじいです。やめられない。もう絶対この沼出たくない(笑)

 最初は寂しそうに笑ってたキラが、弾ける笑顔を見せたとき。クロノスケは恋に落ちる。書くのは簡単。だけどこの表現が、使い古されたこのシチュエーションが、柚香光は過去の誰よりも素晴らしいと私は思う。

 こんなに人が純粋に恋に落ちる瞬間を見て「きれいだ」って思える人は、そういない。

 感情が動く。この恋が実りますように!そう願わずにはいられない。

 キラを一回屋敷に送り返すシーン。大した時間じゃないはずなのに、もう一生の別れみたいな目をするのね。れいちゃんが。離れたくない、心配だ、君を片時も手放したくないんだ!!っていうあの目がもう、…え?れいちゃん、マンガじゃなくて…?っていう。これは本当に東京のビル街で起こってることなの?紙面上じゃなくて!?(しつこい)

 次号はどうなるの?発売日1ヶ月先!?待てないよ!!!(ばーん)

 っていうか、顔が近い。しかも全員近い。タカヤさんの演出なのかなと思ったら普段の公演から全部だいたい近かった(※いろんなのを見直した)特にれいちゃんとマイティはもう…あれ癖なのかな…びっくりするよ、いや顔がいいからいいけど!!(←これでれいまい9割あらかた許される)

 いや~…もうなんか毎回のことで私もまでもが時を何回も繰り返してんじゃないかなと思っちゃうんだけど、

何回見ても柚香光の恋愛はとにかくいい。

(語彙力)なんだろうこの多幸感。この時間が永遠に続けばいいのに、そう願わずにはいられない幸せがずっとここにある。小さい頃に何回も何回も飽きずに繰り返し読んだ、マンガみたいに。読んでるときは現実忘れて、時間を忘れてその世界にタイムスリップする感覚。

 おとぎ話はできすぎてるくらいがちょうどいいと思うんです。絵に書いたようなハッピーエンド。みんな大口を開けて、笑っていて。れいちゃんとまどちが当たり前のように笑い合って、大股で肩を組んで花道を歩く(ほんとに好きだ~!このラスト!!)もう現実なんてうまくいかないことだらけなんだから(笑)タカラヅカでくらい「いやあほんとに君等が幸せそうでみんな超ハッピーだよ!!」ってほほえみたいのだ、こんな時代なんだもの(みつを)。

 

 なんか、こればっかで恐縮なんだけどもちょっともうねえ、今回の公演は「いやあほんとうによかった!!!」としか思えなくて(異論は認めません)もうちょっとその「よかった話」に付き合ってもらえます?あのねあのね(強制的に話を続ける…)すごい私手フェチなんですよ。自分がぷくぷくした子どもっぽい手をしていることもあって、すごい筋張った血管浮いてるくらいの男役さんの大きな手大好きなんですけど~…。

 みなさん、柚香光の手を御覧ください。特にキスシーンの手を御覧ください。

…もうなんなんだ!!!(ばーん)(月刊誌を耐えきれず閉じる)

 クリエイティブアーツさん、柚香光の手のスターアングルをください!!!!相手役さんの耳近くに手をかけて、顔を傾けて近づくんだけど…もう…たまらないんです…!(あたしほんとに大丈夫か)。本当に柚香光のキスシーンだけを集めたBD作って欲しい。絶対に売れる。なんなら私が配布する。You Tubeでいい。切ってつなげただけでいい。

 このコロナ渦を救う映像、ここにある!!(どーん)(あ~もう…)(この人もう限界なんですよ、いろいろ…あったかく見守ってください…)

 あと!れいちゃんの癖でけしからんものがあるんですけど共有していいですか!(この勢いでやめてと言う方が困難やで)あの~、相手役さんの肩にね?手じゃなくて、腕置くんですよ。コレ。で、ゆらゆら揺れながら顔近づけるんですよ。

 …どういうこと?(Pardon?の発音で。)これちょこちょこれいちゃんやってるんで、で、そのたびに(私が)萌え死にそうになるんで要チェックな!毎回テストで出るからみんな「出た~~~!!!柚香光ポーズー!!!」って萌え死のうな!(灰)

 ちなみにここにいる手フェチ(はい(挙手))、柚香光に続き彩風さんと鳳月さんの手も大好きです。何度も言うけど異論は認めません。(でもこの人の手もおすすめだよ!!という情報いつでもください)←ほしがり

 

 「ファシネイション」はねえ、もうさあ~…もうねえ~…中村B先生作品に関しては語彙力死ぬ系オタクなので(三度の飯より中村B)もう深くも浅くも語れないけども(どっちなん?)一言いいですか。

 好きです。(完)(みーんな知ってるわ。)

 B先生のこだわりなのか雪組Pがストップかけてるのか(※言いがかり)、今流行りのライフワークバランスなのか知らないけども。

 …B先生!もっと働こうよ!!!(=各組でもっと作品作ってください)いや最近やる気出てきたのか(ダンサートップ多いから?)ようやっと重すぎる腰上げて星と花やってくれたけど。もうね、B先生の音楽センスが死ぬほど好きなんですよね~。ティンパニガンガン使う系の。オーケストラの醍醐味っっ!!といわんばかりに打楽器祭り、本気で好き。

 で、その中でもラプソディー・イン・ブルーは柚香光時代の花組のテーマソングにこの度決定いたしました(報告)。これしか考えられないよ。天国のガーシュウインも喜んでるって!こんなに幸せな気持ちでラプソディー・イン・ブルー聞けることないって、ほんとに。…毎回思うけど、この柚香・水美・永久輝の3人口国民全員が幸せになれる3人口でしかないよな~(←薄っぺらい感想)(小学生の作文でしかない)真ん中見ても、左見ても右見ても幸せが待ってるってどんな宗教だよってマジで毎回思う。弱っているときに見ちゃうと必ず課金しちゃうシステムのやつ(それマルチ商法だよ)

 

【柚香光の公演においての規定】

①1公演、1ガウン。

②1公演、1ラプソディ。←追加項目

 

 以上です~…(まだまだれいちゃんについてあと10000文字くらい書けるけど(その数字気遠くなるわ)今の花組書きたいこと多すぎるから!!!あーもう~!!!文字数!!!←観劇中ノーストレスからの書きたいこと多すぎストレス)

 ショーの衣装がもう、あからさまにアニバーサリー仕様で衣装が画面でもわかる「すごくいい生地☆」っていう光り方してるからアニバーサリー公演大好きなんですけど(=衣装予算が天井知らず←希望的観測)、今回デュエットダンスの衣装と濃い色のスタンドカラーシャツにピンクのスーツだいっすきです。またれいちゃんほんとピンク似合うよね…。花組トップになるべくしてなったよね…!

 あとトップなのに(なのに…)必ず「それ…透けない?」って衣装着せられる系トップてそうそういないから毎回楽しみ。トップなのに一番薄いペラッペラ衣装着せられる柚香光。でも着こなしちゃう☆

 もうね…たぶん、れいちゃんね…正直、アボガドの被り物着ても似合っちゃうと思うわ…(…う、嬉しくねえ…)(よりによってアボガド…)

 

 令和発・あなたがそこにいるなら私が行くわ キラ/星風まどか

 まどちがね~可愛すぎるんですよ…(ため息)。もう国民の孫でしかない。愛でる要素しかない!!!中盤くらいの金髪ボブに青のインナーカラー天才じゃない?って何度二度見したか…。

 まどかちゃんって、本当に現代的ヒロインだと思う。待たないんですよね。待つ女ぜんぜん似合わなくて。あなたがそこにいるなら会いに行くし、動けないならわたし動くし、守ってもらいたいんじゃないの、守りたいの。助けてほしいと言う前に助けに行くわ、っていう…それも自己犠牲じゃなくて「わたしがそうしたいからそうする」っていう大前提で動いている、というのが伝わってくる。だからこっちも見てて「いいわ~」って思えるのよね。見ていて気持ちがいいヒロイン。ほんとに、今の時代にあった、今の時代に生まれべくして誕生したトップ娘役だな~と思う。

 寂しそうに笑う、からの心の底から楽しそうに笑うの笑い方の差の付け方がもう…さすがでした。アッパレ、さすが星風まどかやで。れいちゃんのところでも書いたけど、ト書きで書くのは簡単なことだと思うのよね。「心の底から楽しそうに笑う」って。でも実際、見てる側もれいちゃんもハッとするような笑い方をするのよ。見た人全員がハッと見とれてしまう、そして「かっ…かわ!!!」って思う笑い方をするってなかなかできないと思う。それができちゃうまどちが、また可愛くて仕方ないんですよ…ってさっきからあたし「可愛い」しか言ってないけど大丈夫?(たぶん伝わってるって信じてる)

 最初はただひたすら「追いかける女子」。クロノスケをどうにかして守ってあげたい。 私しか助けてあげられる人はいない。悪さをしたら叱ってあげなきゃだし、良いことをしたらたっくさん褒めてあげなきゃ。…ここでまどちがちょっと母性を出してきたのも「はい!!れいまど大正解!!!」ってなるんだけど。(タカヤさんにほんとボーナス出したげて!!(阪急から))

 それが、だんだん結構家庭環境大変な子だとわかってきて。それでも諦めず、外の世界で生きることを夢見るキラなんでも知りたい、好奇心の塊。外の世界からきたクロノスケ(銀縁メガネ使用←無事全員死亡…に「教えて教えて!!」って姿がも~~~うか!わ!い!い!(ノックアウト)そりゃあもうメロメロですよね、わかるわ~れいちゃん、コレはしょうがない!!(もはやクロノスケというよりれいちゃんになっている)

 私が助ける。私が守る。悲しみを隠して、自分が一番つらいのを気づかないフリして、無邪気に笑うキラをいつしかクロノスケが追いかける。

 つらかったら僕のところにおいで。泣きたいときは無理に笑わなくていいんだ。

 言わなくてもそういってくれているようなクロノスケにキラはどんどん惹かれていったんだろうなあ。時を何度も繰り返しても、あなたを追いかける。何度も恋に落ちよう。何度も人生を一緒に歩こう。助け、助けられる。守り、守られる。お互いがお互いを尊重して、「対等」「同志」であり続ける。「ついてこい」「ついていくわ」じゃなくて、今の時代にあった「寄り添う」関係。同じ速度で歩ける関係。ああ~見てて気持ちがいい。なんていいコンビなんだ、れいまどバンザイ!!

 なんていっても銀縁メガネのクロノスケに出会うはじめましてのシーンで履いてたショッキングピンクの靴下がもう衝撃で(笑)この靴下…まどかちゃんに履いてもらうためにこの世に存在する…!って目が釘付けになった(笑)全編CLAMP画のきゃわわなまどちが見れて幸せでした。なんかもう…フィギュア作ったら絶対完売しそうよね…ほら完全受注生産制で…よくアニ○イトであったやん?5万円くらいするやつ。(大真面目)

 ショーの後半の、銀橋渡りエーデルワイス。羽立光来からの和海しょうという「この二人のあと絶対歌いたくない」(鉄板歌唱力黄金ライン)っていう流れからの黄色のダルマのまどち登場(ひよこ…きゃわわ…)、透き通るようなエーデルワイスに「その手があったか…!B先生天才がすぎます…!!!」と涙を流しながら心の「いいね」ボタン連打です。グッジョブ、これが本気のグッドジョブ…!

 も、もう…悔いはございませぬ…よい人生であった…(パタン)

 

 マイティという名の壁(上手い人には悪役させろ) コウズケノスケ/水美舞斗

 昔から「可愛い子には旅をさせろ」という格言がございますが、私が少々のアレンジするなら「上手い人には悪役させろ」です。技術、表現、全てがハイクオリティの人ほど「コ イ ツ 絶 対 許 さ な い」がハマるものです。ゆ~~~るさない許さない!!!と名古屋の星組さんのコーラスに合わせて、今回の水美舞斗さん。もうあたい、マイティとか呼べないんですけど、いいですか。(なにが?)

 まずその前に一言いいですか。もうアタイ我慢できませんの。誰かに聞きたい、というか卒業する前のしょみちゃんに聞いとけばよかった案件第一位でございます。(でも悲しき事実、しょみちゃんは別に私の友達でもなんでもないです(知ってるわ)。うわ~ん退団すっごく悲しい…)

 マイティのこの、「手練れ感」は一体どこから来るのでしょうか。

 いや冷静に考えてオカシイ。れいちゃんと同期で中卒(つまり同世代、だいたい見てきたテレビもマンガも一緒)、同じ釜の飯を食い、同じ作品に参加し、同じ先輩の背中を見て育ったのにも関わらず、

柚香光:恋愛経験0、何をするにも初恋のドキドキをあなたにお届け(「女子の手?どうやって握ったらいいんだ!?!?」)(「デート場所?待ってググるわ!」)

水美舞斗:恋の百戦錬磨、恋のテクニックは百を超えるし美魔女(あおいさん)もキャピキャピピチピチ★女子(美羽愛ちゃん・星空美咲ちゃん)もバッチコイ(手の上で転がす余裕さえもあり)

 …マイティなんなんだ!!(ぱりーん(心の鏡が割れる音))っていうかトップのれいちゃんもそれはそれでなんなんだ(小声)

 私はもうマイティコウズケノスケが画面に映るたびに「手練れがすぎる…!!!」と子犬のように(※誰が?)震えておりました。もうなんなんでしょう、マイティコウズケノスケ。もうどう見ても95期じゃないんだけど(感覚的には88期くらい(まぁ様・紅さんと同期くらい←THEテキトー)もう大人で悪い男の色気がダダ漏れです。どうしてそうなる、水美舞斗!!!(=ありがとう末永く花組にいてください(三指))

 真っ黒ってわけじゃないけど、限りなく黒に近いグレー。そんなコウズケノスケがもう~絶妙に上手い!!歌って良し、踊って良し、演技して良し。「お前は可哀想な子だよ…」ってキラに言いながら目をギラッとさせるシーン、もう怖くて怖くてゾッとした。こうやって親ってナチュラルに洗脳させてくるのはいつの時代も一緒なんですよね。それでも負けなかった、諦めなかったキラはママ(あおいさん)のDNAが強かったと思わざるを得ない(笑)話ずれますが、自分と同じくらいの年の女の子に「パパのこと好きなんでしょ!」って心理戦するキラ、ほんとすげえ…強すぎる…パパの遺伝子も確実に受け継いでおる…。

 そんな中、コウズケノスケにとっての脅威はツナヨシ。世が世ならツナヨシの場所にはキラ(自分の娘)がいたはず。そうやってツナヨシを見ながら苦虫潰すようにギリッ…としているマイティ、もう超似合う!!そして超上手い!!!虎視眈々と出世も女も金も地位も名誉も全部を手に入れようとする百戦錬磨。(※明らかに人類が手に入れられるものの容量を超えているマイティ)でも結局、ツナヨシには頭は上がらず(っていうか花組の中でマイティに勝てるの、音くりちゃんだけだと思う)(ラスト、上から柚香水美永久輝三人全員頭を垂れていましたからね…音くりちゃんに…(音くり寿最強説…))キラは出ていき、ケイショウインはソッポを向き…。権力者のTHE ENDはいつの時代も、どの国も一緒なのかもしれないわ。それでも懲りずに這い上がってきそうなマイティコウズケノスケではある。コウズケノスケから見たこの世界も見てみたい。スピンオフができそうな作品っていうのはいいよね!

 白か黒か、はっきり色を付けるのは簡単だと思うけど、グレーとかぼんやりオフホワイトとか、とにかく「しっぽを出さない悪」とか「敵なの?味方なの?」っていう役はすっごく難しいと思う。少し前の作品、雪組「ONCE」のジミー凪様を見てそう思った。出しすぎても、隠しすぎてもきっと違う。でも、難しいだろうけど、見てる方はとにかく面白い。

 「え?今ああいう表情してたけどなに思った?」「え?今度は何する気?」「そうきたかーっっ!!」

 …唖然としたり、やりやがったな!と苦々しく思ったり。そうやって観客に魅せられる役者ってずっと見ていたくなるよね。マイティも私にとってそんな感じ。なので、これからも柚香光に立ちはだかる壁として、毒持ったり密告したり、寝返ったり浮気したり、はたまた内部告発したり(すごい…バリエーション…)(でも全部できそう…マイティ…←どんだけ悪役やってほしいんだよ)末永く末永く花組で見ていたい。上手い人には悪役させろ。花組の芝居どんどん面白くしてくれ、頼む。顔がいいのはそのままで!!!(いや~企み顔も美しいっていうのは罪やで、ほんとに…)

 ショーのマイティなんですけど~、同じようなタイプの柚香・永久輝と並ぶことでマイティの個性が出ていい三人口だよなあ…って何回も思えるっていい。健康にも精神衛生上にもいいことこの上ない。(断言)健康的な生活に必要不可欠な花組

スムージー花組(※いいたいだけ)

 そしてこれからグレーのスーツ(ピンストライプに鈍く光沢)にダークカラーシャツのコーデを「マイティスーツ」と呼ぶことにしようと思うんだけど。すごく似合うし、こういう人シカゴの暗黒街に絶対いる…って最後までマイティを「とにかく悪役に仕立てる」悪い癖が出てしまうわたしでした。いや~、もうね~…今回ほんっとよかったんですよ…あの手練れ感が。(とにかくマイティに関してはホットワードは #悪役と #手練れ)(あくるさんいいかげん…怒られるからな…!)

 

ウツケに見せかけての切れ者はずるいです クラノスケ/永久輝せあ

 大石内蔵助モデルの永久輝せあさん。もうね~、ずるいよ!雪組時代もとにかく好きだったけど(好きなものに理由はいらぬの代名詞的男役)花組に異動になって好きが加速するってどんなシステムになってるの!?ほんとに…永久輝さんは…ずるいです…!(上目遣いの美羽愛ちゃんボイスでどん)

 で、冒頭のクラノスケさんなんですが。みなさん…ほんとに今回の永久輝さん(も)ずるいです。(※2回言う)オタク女子が大好きな「ウツケのふりからのキレ者見参」「ギャップ萌え男子」「嫁には頭上がらない男子」からの「俺、一切ブレません」。頑固ー!!絶対この岩動かない!!っていう鉄の意志を感じるクラノスケひとこ。今回も好きが加速してスピード違反で逮捕です。(ひとこが素敵すぎる罪で)(…あくるさんほんとに頭打ったんじゃないの?)

 のらりくらり、バクチも女の子も大好きな冒頭のクラノスケ、わりとわかりやすく「キレ者」感を出してくるんだけどこの声色変えてくる系の演技にバッッッカ弱いのよね、私(お、おまえかーい!!)(そう…そもそもの発端は「篤姫」の堺雅人であった…あの堺雅人が未だに一番好きです。(あんたここで何いってんの))

 世を欺き、嫁も欺き、友人にも心の内を明かしたりはしない。(なんか信頼してるのが飛龍つかさくん(ヤスベエ)っていうのがまたリアル)。

 崇拝するタクミノカミ様への恩と自分のみを信じて、ただひたすらに復讐することだけを生きる糧としてこの世を生きる…!…ここまで書いて、み、みんなの好きな永久輝せあの具体化がクラノスケなんじゃ…!?って思えてきた。

 絶対に永久輝さん、王子様っていうより復讐に燃える男だもんな。

世を統治するって言うよりその世をひっくり返して革命起こす系だもんな。

人を信じて愛すっていうより愛することが執念になって、のちに復讐にすり替わっちゃうもんな。…え、永久輝さん大丈夫?(おい違うだろ)

 まあそんな永久輝せあドリーム重症患者みたいな私ですが、一番ときめいたのはラスト近くの鉄はちまき(なんていうんでしょうかね~あれ…鉄の額当て…)(なんかよく星組さんがやってそうなやつなんですけど~…←いいがかり)の下で光る三白眼。全然関係ないけど鉄の額当て、よく雪組でも見る気がする。日本モノっぽいから?すぐにそういうの発見して嬉しくなって「いやあ~うちの永久輝は今日もサイコーだな!!!」ってすぐマウントとる系雪組ファン、あくるです。(最低)もういいかげんやめなさいよ、大人なんだからさあ…。もう組替えして結構経つよ?ほんとにさあ…。(くどくど祭りの華雅りりかさん風に)

 話戻して、永久輝さん、ほんっと目が効く。他の人と何が違うんだろうって思うけど。前どっかで言ってた、白目の光の入り方が違うのかな…。すっごい印象的な目をするんですよ。私はすごいひとこの目には意志を感じる。

「絶対にオレは間違ってない」「絶対にオレはブレない」「絶対に…ヤツを殺る…!」(殺気!!!)みたいな。ひとこはセリフを言っても素晴らしいけど(声もまた素敵)目だけでも説得力がどんどん増す。目でする芝居の力がすごいです。なんだろう…圧はないけど芯は強くて絶対ぶれない、そんな目をしてる。そういうのすっごく憧れますねえ~。

 日本人が未だに「忠臣蔵」が好きなのは日本人が美とする忠誠心がいい表現で描かれてるからだと思うんですけど、ひとこは本当に忠臣蔵でよしとされる「忠誠心」の塊。この話の軸で肝ですよね。まあ、クラノスケだから当たり前だけど。

 「オレの信じる人を裏切るヤツ、たとえ地獄に落ちても許さない」感がすごい。忠犬ひと公、ここにあり。(←変な名前つけるな)ひとこを目の前にしたら「いや~、コウズケノスケもコウズケノスケでつらかったんじゃないの~?」なんてヘラヘラした態度なんて絶対できない。何回も言うけど、男役の永久輝せあ、ブレないから。この岩は動かないから。(でもなんか、素のひとこちゃんはふわふわっとしてるし、そんな感じ一切ないから役者だな~って思う。本当にどうなってんの構造的に?男役って不思議…いつも思う。だからめっちゃ面白いんだけど。)

 ただ、ちょっと忠誠心強すぎて少し自己犠牲伴うのがまた日本人っぽくてリアルだな~って思う。まあ、忠臣蔵だしね、コレ(笑)。崇拝するタクミノカミ様のためなら、別に命なんて惜しくはないし自分がどうなっても名誉回復につなげる。そういう日本人に染み付いたアイデンティティを、ひとこの演技には感じるからこの芝居が自分たちに身近に思えるんだろうな。自分に近い人物がいると、安心するじゃない?その中に紛れているアメリカンなキラやツナヨシに憧れつつね。

 ショーの方ではミモザのキラッキラ白軍服男子永久輝せあもいいんだけど、やっぱり「やられたらやり返す、それも10倍返しする」三白眼ひとこにドリーム抱きがち女子としては普通のなんてことないシンプル黒燕尾にキャーキャーいうのに落ち着く。ひとこさんは、私はだけどゴテゴテしたのよりシンプルイズザベストがいい。なんてことない白シャツ、なんてことないトレンチ、なんてことない着流し(…なんてことない着流し??なんてことない???)

 でもなんか、ミモザ…なんか…キラッキラしてた…。こんな幸せある?ってくらいキラッキラしてた…(うっとり)

 …結局わたし、ひとこだったらなんでもいいのかもしれない。(着地点)…今までの語りの意味なんだった?!

 次の小劇場がサイッコーに楽しみなんですよ…復讐劇でしょ?復讐するんでしょ?地獄から這い上がってお父さんの敵を取るんでしょ?考えたただけでわくわくしますよね、返り血でドロドロのひとこさん★(※明らかに違う話をしている)

 

 花組生のキラキラは何よりのエネルギーチャージです★

チュウザエモン(高翔みず希)■改めてさおたさん、長い間お疲れさまでした。カーテンコール挨拶で「さおたさんさおたさんさおたさんさおたさんッッッ!!!!」のれいちゃんのさおたさんコールにぎょっとするさおたさんが大好きでした。これから他の組で見れることが楽しみです。

ケイショウイン(美風舞良)■あおいさんがママだからキラが生まれた。世の中はうまく転生輪廻するシステムになってるのかもしれないなと思わせる血の濃さ…。いや~あおいさん、濃いよ!!!(※褒めてる)

アヤメ(鞠花ゆめ)■好きだったな~鞠花さん。「今を楽しまなくっちゃあねえ、今を!」というセリフにめちゃくちゃ頷く。ほんとにそうだよね!このちょうどいいおばちゃんと美魔女の間くらいの人がすごい好きだ(微妙にいろんな方面に謝れ…)

 ご卒業おめでとうございます。鞠花さんを見つけた「金色」イエス、大好き!大活躍だった「ナイワ」イエス大大大好き!!!いつまでもちなつ様ファンでいてくださいまし!(笑)(仲間!!)

リク(華雅りりか)■ひとこクラノスケとのやり取りにニヤニヤ。包丁が誰よりも似合う花組娘役。(色んな意味で)(…微妙にいろんな方面に謝れ…(2回め))

スラレ(真鳳つぐみ)■ショーでれいまいが踊るところで歌うしょみちゃんな!花の95期バンザイ!!!この三人のバランス、ずっと神でした。ちっちゃいお姉ちゃんとうるさい大きな弟たち、っていうイメージ。花95永遠なれ。しょみちゃんなくしてれいまい語れず。

 あと、ひとりの娘役としてしょみちゃん大好きでした…。ダンスも演技もすっごく可愛らしかった。ご卒業おめでとうございます。れいまいを育ててくれて(笑)ありがとう!

ヨシヤス(優波慧)■「グリフィンドール!!」な魔法帽子がよくお似合い。本当に毎回お芝居が楽しみな人でした。今回も要領のよい感じが上手い!結局こういう人が最後まで生き残るんだろうな(苦笑)

 「柚香さん越しに見る客席が好きだった」にじーん…。ずっと一緒だったもんね…。本当にありがとう。ご卒業おめでとうございます。

ヤスベエ(飛龍つかさ)■上手いんだよなあ…(しみじみ)。ひとこクラノスケが唯一心を許している部下。わかる~~~~。っていうかつかさくんには全花組生心許している感、ある~~~~。もうなんでもしてくれそうだもん。ジュースとかも買ってきてくれそうだもん(それただのパシリやで)

ツナヨシ(音くり寿)■もうぶっちゃけ、びっくさんが歌ってその場をおさめるか、音くりちゃんが一回睨んでその場を鎮めるかっていう最近の花組超わかりやすくて大好きだわ…。ツナヨシの超合理的考え方、超音くりちゃん。音くりちゃんが飼ってる犬がアイボってほんとそれ音くりちゃん…(犬飼いたいけど世話面倒だからアイボでいい♪っていうツナヨシ音くり(花組最強説))←半分イメージです(半分!?)

タクミノカミ(聖乃あすか)■似合いますよね、こういう神的存在立ち位置…。崇拝すべき神、ほのタクミノカミ…って感じの。

 ここだけの話、私ほのちゃん見ると毎回足があるか確認しちゃうんですよ。(真顔)  

 いやだって、なんかもうパーフェクトすぎて…ほんとにいるのかな?って。(真顔)(100期のエースに本気で失礼)(あくるさーーーーん、廊下たってなさーーーい!!)(微妙にあらゆる方面に謝れ3回目、レッドカードです(退場)

ミウリ(希波らいと)■「はい!僕がネクストブレイクです!!!★★★」感がもう超まぶしい。もうキラッキラ。大きいことは良いことだ!!!

カエデ(美羽愛)■マイティの蝶その1。可愛い。マイティずるい。

ツバキ’(星空美咲)■マイティの蝶その2。可愛い。マイティずるい。

 

 …以上です!いや~…本気で楽しかったな~今回の花組公演。(そしてこの感想…本気で長いな…)好きな公演って、私はずーっと感想書けるんです。あそこよかったな~あれ最高だったな~って。思い出しながら、次から次へと言葉が止まらない。その時間がまたタカラヅカを好きにさせてくれる。今の私にとって、とっても大事な時間です。

 プログラムの大きな見開きで本を持つれいちゃんクロノスケと、「爛れた生活」とト書きにあったクロノスケとキラがふたりで部屋にこもって本を読むシーンが特に好き。お気に入りのマンガってこうやってずっと飽きずに何度も何度も読んでたなあ。

 何度も何度も時をやり直す。

 何度も何度も、あなたを助けて恋に落ちる。

 おとぎ話は絶対にハッピーエンド。私はこれから何度も何度も、このおとぎ話を見るでしょう。大好きな本を読むように。大好きな時間を愛おしむように。

失敗したって、やり直せばいい。

間違えたら、正せばいい。

 そうして、テキトーに自分の機嫌とって、ちょっとしたささいなことで大笑いして。

 「今を楽しまなきゃ!!!」(by鞠花ゆめ)

 

 ここまで読んでくださった方!ありがとうございました~~~!!!(360°礼!!!←体の構造…!?)

 またなにかの配信でお会いしましょーーーう!!またね!!!