これが、「私が見たかった朝美絢」
全部載せ。
もう…この前最後に記事を上げたのは、こっちゃんの阿修羅(注:春)でございますか。
…そうですか…。
(紅葉されたさみしげな花の道をぼんやりと見上げて)(もう何もいわない)
ということで。
毎年恒例・雪組の年末公演が始まりました。あくるです!!
(ちょっと半年に一回更新とかいたたまれなくて
無駄に元気に始めるやつ)
夏は「イエーイやっぱちなつさんのスカイは最高!!」とビールを飲み、この前までは「イエーイずんちゃんお披露目おめでとう!!」とビールを飲んでいた(=つまり年中何かにかこつけて飲んでいる)。
気づけば今年最後の公演。
目が潰れるとは思いもしなかった2025年の初冬。
…生田くんの芝居はクセが強い。ですがこちらの雪組「ボー・ブランメル」。
2025年マイベストお芝居にさせていただきます
(御歳暮ハム)。
私の中で「2025年はちなつスカイしか勝たんかな~」と「#ちなつしか勝たん」Tシャツを作ろうかと思い始めたところで(なのに感想書いてないやんけとのツッコミ、甘んじて受け入れます…)年末にやってきたよ!
孤高のMr. 可哀想(←ほんとやめたげて)
朝美絢のご登場だ!!!!
雪組「ボー・ブランメル/Prayer~祈り~」

謎の多いことで有名な「歴史研究家泣かせ」のブランメルらしいですが、もうこれからの彼の肖像画は
全部この写真でいいんじゃないでしょうか。(右下の瀬央含めて/肖像権:宝塚歌劇団)
私、こういうのをあさあやせおで見たかっただけ(お決まりのセリフ)
始まる前からはっきり言って、期待しかなかった。
(※これが有名な後出しジャンケン商法)
まあ、始まってしまったらなんとでも言えますけどね。でもあえて言わせてほしい。
あらすじだけで「絶対私これ大好き」って確信してた。し、生田くんとフランク再コラボですって?タカラヅカのみならず、エンタメ全体に
「過度な期待はダメ、ゼッタイ(=がっかりしたくない)」
をモットーに日々観劇に勤しむ私ですけども(でもおかげであんまり落胆がないので続きます(←大事))、もうこれはしょうがない。
大好きだからこういうの。
(期待値最高値で着席)
(…観劇後)
…ただの朝美絢でこれが見たいの
全部載せだったーーーーーーー!!!
ロビーで小躍りとはこのことでございます。チケット代?実質タダ★
(↑こういうファンが一番あかん。)
本気でありがとうと伝えさせてほしい
正直、生田くんが次に雪組を描くのは
「ひかるふる路スピンオフ~サンジェストの左ピアス~」
だと思ってたから(あくるさんのタイトルのセンスのなさよ)
…ボー・ブランメル…って、誰なん?
というところからだったけど(私の歴史の先生はいつまでも宝塚歌劇団さんです)見れば見るほどう~ん、時代・衣装・セット、登場人物の心理描写、起きる事件、何をとってもタカラヅカっぽい。
でも、今までこのボー・ブランメルに
誰も着手しなかったこと、五体投地で感謝したい。
むしろブランメルは、朝美絢がやるためにとっておいたのでは!?
そういう幸せな思い込みをしているほど、今の彼女・彼女が今作っている雪組にぴったりの作品だった。(生田先生の学生時代から続く構想ノートを早く書籍化してほしい!)
まあ、、、生田くんの作品って個人の好き嫌いがこれでもかと顕著に出るのでね、(客観的に見ると無理な人は本当に無理だろうな~とも思う。)
「自分のベストは他人のベストではない」ってことを念頭にこれを書き進めたいと思います。でも以下結構ゴリゴリに推します。(宣言)なのでこの先をお読みの方で、私と趣味が合わない方はご注意ください…うんそう生田作品肯定派の強火担とはあたいのことよ…
やっぱり名作というのは全てのタイミングがあってこその名作。ブランメルは、トップが朝美絢でなければ成り立たない作品ではあるのだけど、相手役の夢白あや・二番手の瀬央ゆりあの存在も大きいと思うんです。
あやちゃんには「トップ娘役続けてくれてありがとう」
瀬央には「雪組に来てくれてありがとう」
と、幕が下りた瞬間拝みました…(よくあるやつ)。
ヴィジュアル・スキル共に完全に三人の足並みが揃ってるからこそ、真ん中のあーさブランメルが苦しみ、もがき、孤独を選択するしかなかった人生に理解が深まる。
いやー、ほんとうまくできてますよねえ。
朝美絢のブランメルは「愚かで可哀想」だから人を魅了する
愚かなのも、ダメなのも、可哀想なのも、自分で選んでそうしてる。
それがブランメルであり、この人の美学、生き様なんだなと。
たぶん、音彩ちゃんと華純ちゃんの女子会(※最後の締めは梅田のキルフェボン)で吊し上げにされる男の筆頭だとは思うんだわ。人を蔑み、侮辱し、皮肉屋で自分のスタイルは絶対に崩さない。音「いやもう、今日のブランメル見た?」華「見た見た。いやーもうまじ?って思っちゃって。思わず二度見」音「だよね?いや~ムリムリ」
…あの二人にこんなヒソヒソ話されてるってだけで泣けてきますし、もう私なら二度と夜会には行けないです。
(いや、大いなる捏造だよ。)
絵画、むしろ名画、いや神画
朝美絢のブランメルは、何をやってもとにかく絵になる。
それがこの作品で1番大事なところであって、必須条件である。
ブランメルが鏡を覗く姿、ラインのきれいな燕尾服姿、「それ何メートルあるの?」っていうクラヴァットを結ぶ姿も、ハリエット夢白とのソファのイチャイチャも(ひえー、目が潰れるかと思った)ウェールズ瀬央を論破して挑発しても、貴族社会を皮肉ってバカにしても、ピアポント縣に裏切られても(投げつけられたお金を拾う朝美絢…)、誰からも見向きされなくなっても、追放されてもそれでもいい。
それですら、一枚の絵画。
ボー・ブランメルそのもの。
なんかね~、ほんっとダメなファンなんですけど、タカラヅカ見てると「もうこの画を見ただけでお金惜しくないな☆」ってリアルに思っちゃう瞬間が結構あるんですよね…。それをもってでも、このブランメルは美しすぎるのよ。
美しすぎるから、目も向けたくない汚い世界ですら目を凝らしてみてしまう。
この美しすぎる男の末路を目に焼き付けようと、のめり込んでいく自分がいる。
すべてを手に入れるために、
すべてを捨てた。
コンプレックスと自己肯定感の低さがエネルギーの源。人生は諦めと執着の繰り返し。ブランメルがイギリスで最後に訪れたのは、劇場。白いスーツと白いマント、ハットはイギリスに置いていく。静かだけど圧巻のラスト。
孤独を自ら選び続けたブランメル。その人生の木っ端微塵を目の前で見ても、朝美絢の美には敵わない。こんなに美しくて、愚かで哀しい男を余すことなく魅せてくれるのは、今朝美絢以外考えられない。
ああ、朝美絢はブランメルをやるために、ブランメルをこの世に出すためにここに入ったのかも。頂点に上り詰めたのかも。大げさだと思うけど、そう思わせてほしい。そして、私はそういう作品に立ち会えた。
朝美絢で、ブランメルが見れてよかった!
投げつけられたお金を拾う
私ねえ、朝美絢の何が好きって、あれだけ美しいのにどこか禍々しい何かを抱えている、どす黒いものを感じる演技なんですよ。
なんていうか、(語弊を生むかもしれないけど)この人あんまり愛されてすくすくと育ってきた感じがしないなっていう男性が似合う。
「え?絵画ですよね?」と誰もがうらやむ美があっても、普通の人間が「ああ、こんな人生やだな」と思うことはちゃんと一通り経験してきた。
しんどいことは一周全部経験済み。あーさは下級生の頃はただの顔が強くてきれいなだけのアイドルだと思ってたけど、どんどん芝居に深みと闇が増してきた。よい。実に良い。美形と闇はびっくりするくらい相性がよいのである!(という好みの話。)
この作品の中で、普通の人間が「これはまじで!しんどい!!」エピソードのひとつと思われるのが(←すごいポップに言ってるけど本気でしんどいよ。)
「ピアポント(縣)が投げつけたお金を拾うブランメル」の図。
こんなに胸をえぐられるシーンあります?
…見てるだけで大ダメージ。HP‐100(生田くんあるある)。
完全にブランメルの因果応報だけど、このシーンはさすがにぎゅっと胸が締め付けられた。はぁ~わかってるよ。結局ピアポントとブランメルは、そういう関係。でもさぁ、ブランメルのおかげでピアポントも甘い蜜を吸えたじゃない?ちょっと楽しかったじゃない?確かにピアポントという人間はそういうやつだよ、って納得するエピソードすぎるけども、なんつーか、なんつーか
ピアポント君、キラーイ!!!
て叫びたくなるシーンです(小学生)。
ほんまに、音彩華純最強女子コンビをを今すぐここに召喚したい。今ピアポントを成敗できるのあのふたりだけですから。
このシーン、しかもね、お金を拾うブランメルに表情がないのよ。
びっくりするくらい能面。
その無表情のブランメルを見るとね、もうだめ。
どれだけ彼が今までこういうことをやり過ごしてきたかがわかってしまう。
もう何にも感じない、感じても意味がない。能面の、ただ美しいだけの顔。そんなブランメルを見てると、やるせない、いたたまれない、とても切ない。
とても苦しい。誰かこの子を愛してあげてって叫びたくなる。
私は「金色の砂漠」でタルハーミネに踏み台にされた(※言葉通りの意味合い)かつての明日海りおさんを脳内で召喚しました。あの時もなんだか似たような衝撃が走った気がします。
自分の痛みを軽視し続けた人間は、いつか本当に痛みを感じなくなってしまう。それは本当に悲しいことで、、、しんどいことだと思うんです。
無表情から伝わってくる、ブランメルの悲しい人生。海を渡った先のフランスでは、彼らしく生きることができたのだろうか。
…正直あまり幸せになることを想像しずらいブランメルではあるけれど、少しでも彼らしく生きれたことを願ってやみません。
(って脳内に明日海さん召喚したところでポー再演ニュース!まじで!?まじか…!あの世界をまた見れるのは嬉しいけれど修ちゃん、まだ私の海馬には明日海エドガー(とアラン柚香)が残ってます…(A.嬉しいけどとても複雑))
「…ありがとうございます」
…私の心の声じゃないですよ?(そうだけど!)(何回もいってるけど!)
いや~~~、あの、
「…ありがとうございます」。
こんな絶望と感謝が半々の重いしんどい
「ありがとうございます」、ありますか?
最も美しいと評判の日本語が、こんなにも悲鳴のような絶望を含んだニュアンスで言えるんだ…?って私はもうスーパーひとしくんを100体くらい出しちゃう気持ちだったよ。
衝撃で息を呑んだよね。あとスーパーひとしくんとか令和生まれに優しくないブログでごめん。
生田くんのプログラム挨拶に書いてあるこの一節。
”役者”ブランメルは劇場で最後に何を見たのか?その舞台の上にいたのは…?
ブランメルの見つめる先、その舞台の上に存在するヒロイン像を
想像し始めたことから創作は始まっていった。
「…追放…ありがとうございます。」
あーさのこのセリフを聞いて、ブランメルはほっとしたのだと思った。
やっとこの舞台から降りられる。
もう、次のセリフや演技を考えなくていい。
この舞台を降りることを許してくれたウェールズに、言葉通りの感謝もにじませているようにも私には聞こえた。
逃がしてくれてありがとう、って、そんなふうに聞こえた。
似た者同士のブランメルとウェールズは、どちらも正しくてどちらも間違っている気がする。彼らは偽り演じ続けなければ、自分には誰もついてきてくれないと本気で思い込んでいるから。
ブランメルとウェールズそしてハリエットも、一生自分という役から逃げられない役者。舞台の上でないと、偽り続けないとうまく息ができない。
だから惹かれ合い、憎み合って、傷つけ合うことしかできない。
あやちゃん、ありがとう
当公演は、夢白あやサヨナラ公演です。THE☆眼☆福。
目が喜んでるとはこのことでございます。もう喜んでいるっていうか、
目が昇天している。
綺麗すぎて、目が正常な働きしてないのわかってます。
少なくとも、私が過去一好きなヴィジュアルの夢白あや。
垂らしたパールの髪飾りに長いショール、パニエはいらないロングドレス。
最後の退場シーンの美しさよ。
(゚ д゚ ) ゴトン
…もう二度見どころかオペラ落としそうになったりして。そうか~、みんなこういうときのためにオペラ首から下げてるんですね!(多分違う。)
「サヨナラ公演が一番キレイ」とはトップ娘役あるあるだとは思うんですけど、最後のシーン、白いマントに白いシルクハットで歌う朝美絢をみんな見たいと思うけど、
私は真っ赤なバラを持って凛と前を向いて堂々と退場するあやちゃんに
オペラ上がりすることを強くおすすめしたい。
…あんなんね~、森をふらふら歩いてたらあかんて。鳥とかクマも二度見するだろうし、ブランメルも「服が!汚れる!!」とかいいながらうっかり声かけてしまうて。
レッツ炎上☆恋の炎!!
(しつこいけど、ここに音彩華純コンビのアフターヌーンティーお願いします(副音声))
毎日王様のお供でパーティーパーティーパーティー、正直うんざり…それをハリエットは巧妙に仮面と扇で隠す。王様のバッグがなければ、自分は価値がないと思い込んでいる彼女。彼女もまた、ブランメルやウェールズと同じ穴の狢。
ただ彼女は女性で、賢かった。ブランメルやウェールズみたいに周りも自分も欺き通すのは無理だったのね。彼女のセリフで
「あなたを想いながらあの方に抱かれるなんてもう耐えられない!」(ニュアンス)
という言葉が、私は胸をえぐられましたそれは無理よ。それはなんつーか、無理、っていうか嫌だわ。
それを楽しめる女性だったら、ブランメルを愛せないしブランメルも愛さない。
損得勘定のない純粋な恋愛じゃない。相手の知られたくない過去を知ってるから、弱みに付け込んだ。そうともとれる二人の愛だけど、私は「それでもそばにいてくれる人がお互いじゃなきゃダメだった」、みたいにも見えた。
ブランメルの前でだけちゃんと人間に戻るハリエットに願ってしまう。
なんでもいいから、どんな手段を使ってでも幸せになってほしい。
そう願わずにはいられないヒロイン。
生田大和のヒロインはちゃんと流されて、ちゃんと立ち上がります
生田くんはヒロインに生きる軸をブレさせないから好きです。わりと相手役の愛が重くて一回流されちゃうんだけど(笑)(マリーもルスダンもちゃんと一回流されるからね)ちゃんと戻ってくる。戻ってきた後は自立するし、その自立が結構早くてノーストレス。いいですよね〜好きやわ〜。のわりに苦手な人多いみたいなのがちょっと悲しいけど…。
あと生田くん、プログラムのTシャツどこで買ったの?(今ここでそれ書く?)
タカラヅカなんで、作品はトップ男役ありきで作られる。それがタカラヅカの美学。
そういうものなので(断言)、(個人的には)作品もよく、役柄的にもドンピシャで、「ああ、この役はやっぱり◯◯ちゃんでよかったな」ってなる作品がトップ娘役のサヨナラ公演になることは、正直宝くじ当選くらい確率低い(苦笑)。
今回のあやちゃんは、今まで頑張ってきたご褒美だよなぁ、って見てるこっちが嬉しくなるんですよねえ。あやちゃんがね、全角度全瞬間全部きれいなんですよ。
そういう作品が最後の最後に回ってくるのは、やっぱ神様は見てる。
私はタカラヅカに限らず、ちゃんといい仕事した人には素敵なご褒美があると信じたい。だってそうじゃきゃやってられないじゃない(笑)
ハリエットにも美学があって人生がある。
あやちゃんの演じる女性は、いつも自立してて自分の美学とセンスを持って生き抜くヒロイン。どんな男役が横にいようとも、我を忘れず、自分のやり方を貫いてた。
それがすごく眩しかった。美しかった。
最高だった。
最高の夢白あやのサヨナラ公演だった!
…咲ちゃん、見たらLINEして!(友達か)
瀬央ゆりあの十八番芸
…何がどうして十八番芸なのかちょっと自分でもよくわかんないけど(ごめん言った手前あれだけど「これ!」っていう根拠ある作品思い浮かばない)なんか、
瀬央さんて裏切るより裏切られキャラじゃないですか。
「お前、よくも裏切ったな!」っていうより「…友達だと思ってたのに…!!」みたいになる人が似合う人だなと思ってた。…こっちゃんの影響か…?(失礼ですよ。)
プリンス・オブ・ウェールズ。大層ちやほやされてます。黄色いジャケット着て、スカイブルーのベスト着て、ショッキングピンクの靴下はいて玉座に座る男。
それでもびくともしない瀬央ゆりあ。
…いや、この人さらっと着こなしてるけど大したスキルだよ?
どこぞの鳳月ちなつさんと張るんちゃうか?ってくらいの着こなしスキルだよ。
もう私は事の顛末を徐々に知っていくウェールズくんの感情と追放を言い渡すウェールズくんに涙するしかありませんでした。本当にすごいのよ。追放を言い渡す瞬間、誰よりもつらくてしんどくて悲しそうなのはウェールズ。
「友達だと思ってたのに」
「ずっと一緒にいてくれると思ったのに」
そんな魂の叫びが聞こえてくるようだった。
目を赤くして、震えながら、自分を必死で抑えて友人に消えてくれという。怒りと悲しみ、つらさが全部一緒にウェールズにのしかかる。
結局は、ブランメルもハリエットもウェールズも全員似た者同士。依存しあって、傷を舐め合って、弱い者同士で寄り添って。
人の苦しみを甘い蜜とする宮廷社会を生き抜くしかない。
瀬央さんの芝居がもうね~、ほんまに星組出身か?(ド失礼)ってくらい緻密で繊細なんですよ。
自分の中でですが、芝居の雰囲気は星組の芝居は迫力のハリウッド製で、雪組は繊細な韓国製だと思っているので、そこで組替えするとそれぞれはとてもいいのに相性がイマイチよくないのかな?って見てて。ほら、綾凰華ちゃんとかすごい悔しかったじゃない…?(※根に持つタイプ)
…ちなみに誤解しないでほしいからちゃんと言い訳すると、これは国と人種と文化が違うからしょうがないよねって話で、私はどっちも好きです!(くわっ)(ミーハーの底力ここに極まり…)
ただ、その今までの組替え組の悔しさをぶっ飛ばすかのように、瀬央さんは星組仕込みの迫力と雪組芝居の繊細さを既にダブル取得してしまってるんですね。
迫力星組と繊細雪組のハイブリッド瀬央ゆりあになってしまわれたので、いやもう、いやいやいやいや。
行き着く先は、瀬央ゆりあ\(^o^)/
雪星ドラマチックファンの希望の星でしかない瀬央ゆりあ\(^o^)/…瀬央さん…お願いだからずっといてね…(※無理)。
そんなウェールズは友人と愛人同時に失って、そんでもって自分はその友人を裁かなくてはならない立場。それでも国は続くし、自分は逃げ出せない。
金はない、借金は増える、そして嫁は迫ってくる。※しつこいですが音彩ちゃんは最高です。
自分のまいた種、だけどその代償はあまりに痛かった。
衣装もだけど、ウェールズもどんどん変わっていく。最初は裸の王様よろしく
「え?その色大丈夫?(これが瀬央なら案外大丈夫。)」
という頭おかしい配色で彼は生きている。(加藤先生は天才ですか? A.天才です。)
それが、彼は気づき始めるのよね。
洋服はブランメルのお陰でどんどん洗練されてかっこよくなっていくのに、ウェールズはどんどん汚い世界を知る大人になっていく。
この変化を、瀬央は徐々にギアをいれて「プリンス・オブ・ウェールズ」を実在した王様として生きていく。これ本当にすごい。
最初はウェールズを怪訝な目で見ていたのに、彼が気づき始めたら最後。
ドラマチックでリアルな世界から目が離せなくなっている。
「愛の不時着」のときも思ったけど、こういう史実ベースのキャッチーでリアルな男役は瀬央さんの独擅場。
漫画のようなキャラクターを、ドラマチックな男役に仕立て上げる才能は唯一無二。
気づけば瀬央自身のゴージャスな美も相まって夢中で見てしまう。
この芝居の肝はウェールズ。
ウェールズがちゃんとお芝居できる人じゃないと、ちゃんとこの世界に浸らせてくれないと、この芝居は成り立たない。
あーさがトップになって、あやちゃんの最後で、瀬央が雪組に来て、2作目で。
すべてのピースがぴたっとハマった感じがする。
そうそう、私、この3人でこういうの見たかったの!!
ねえ聞いて、ショーもすごいよかったの
イットク先生愛してるーーーーーーーーーーー!!!!
…もうこれしか言えん。いや~、イットク先生も自分の故郷はここだと思っているんでしょうね!同郷じゃーん☆(※馴れ馴れしいにもほどがありますよ。)
もう全部が「はーん!これが見たかったんですよぉ~~!!!」ってなりますので、いろいろ不安にさせたかもしれませんが(お披露目で)、ご安心ください。(※ひどい)
雪組ショーのモットーは、
後半の群舞の「海への祈り」。
もうこれ見れたら今年は死んでもいいと思える群舞(※また来年生き返ります)。花組の「BAD POWER」と今年どっちかしか見れませんって言われたら本気で泣いちゃうので言わないでね。(誰もそこ比べないよ!)
あの使いまわせそうにない衣装最高ですね!加藤先生ありがとね!!!(軽)
…あとね…黙ってようと思ってたけど、今年の恨みは今年のうちにってことで←?、やっぱ言っていいですか。
ミキティーよ…、、、ショーに黒燕尾は絶対いれよう!?(黒燕尾あーさを指さしながら)
わたし、あーさが真ん中から燕尾で大階段降りてきた瞬間泣いちゃったよ?ちなみに私の周りA席は一体泣いてたよ?それくらいみんな見たかったんだよ、
…お披露目でな!?(強めの語尾)
…多くは求めてないはずだ。これから改めてくれればそれでいいから。(すごい上からー!!)
ただ、ほんと私達、これをお披露目で見たかったんだから!!!!
うん、つまりあれだ、イットク先生ほんとありがとう!!!!!(むせび泣き)
今回のオペラ上がり(←カフェ◯レパクリ)
縣千(ヘンリー・ピアポント)■金を投げ捨てて拾わせる貴族の友人(この解説どうなの)。容姿が端麗な分、こういう「こいつほんまに(しょーもな)」っていう役すると縣くん、映えちゃうよね。あのひとを見下した態度と目線がほんまに…!!ってなる。最後に挽回するかも…ブランメルのこと見捨てないでね…!仲良くしてね…!!と願ってたんだけど、やっぱりあかんかった(あっさり)。相変わらずショーでのダンスが薔薇の花束。THEゴージャス。韓国の民族群舞でさえも薔薇を撒き散らしてます。
華世京(ロバート・ジェンキンソン)■最後に別れるブランメルとハリエットを見届ける青年貴族(かせくん、この新公主演やりたかっただろうな~)。きれいな顔と大きな目がハットのせいでほぼほぼ見えない笑。でもその存在感と「華世京、ここにいますんで」感が半端ない。ハリエットを優しく見守っている目が印象的でした(繰り返しますが、ほぼ顔は見えないです(ハットのせいで))。ショーでは客席降りで盛り上がったあとで銀橋で歌います。イットク先生ご存知ですか?この人まだ新公出てますよ…!(たぶん、知ってる。)
奏乃はると(チャールズ)■ウェールズの仲間。私がおそらく一番ご挨拶を見た組長さんかな。ちぎちゃん、望海さん時代から大変お世話になりました…。これからたくさんの組でお父さんが見れると思うと(決定なのか)嬉しすぎます。この人はこういう大勢の中のひとりでも、ちょっと力の抜けたとぼけた味出してて好きだなって思う。
杏野このみ(ヤーマス夫人)■雪担全員好きな娘役さんです。(自信満々)あんこちゃんが辞めちゃうと、なんか本当に私の好きだった雪組がなくなってしまう感がある。さみしいです…お疲れ様でした。雪組のTHEいい女。やっぱりあんこちゃんといえば、みんなだいすきナ・ウォルスク!(愛の不時着)
桜路薫(アントナン・カレーム)■桜路薫がTHE貴族という物腰で立っているだけで、この時代のドス黒さがさらに増す気がします。もう漆黒の渦。なおさま最高。
諏訪さき(ウィリアム・ブランメル)■(諸悪の根源)父親。あれ、指田珠子ワールドの方がお邪魔してますね…?と思ったら、やっぱりそうですよね、雪組の漆黒とはこの人のこと、全部だいたいこの人が悪いでおなじみ、諏訪さき様です。(※褒めてます)。毎回思うんですが、主人公に立ちはだかる壁が上手すぎませんか。
眞ノ宮るい(リチャード・シェリダン)■「えっ、誰あの若手のキラキラしたイケメン!!」って思うとはいちゃんなことが多すぎる。若手どころかまあまあ中堅(100期)でも全角度眞ノ宮るいすぎる。で、毎回なんで?ってくらいきれい。(素)
蒼波黎也(アルヴァンレー卿)■ピアポントのお仲間。なんかこの子の演技は毎回気になります。さすが新公フェルゼン勝ち取っただけある(っていう目で見てるからかもだけど)。一言セリフを印象的にいうのがとても上手い(気がする)←あくるさんも自信持って!
愛陽みち(リトル・ジョージ)■朝美絢の幼少期。(←間違ってないけども…)みんな大好きボニーの幼少期役の子。みちちゃんって104期生なんですね…!本当にあーさかも?ってくらいそっくり。父親に支配されてた繊細で内気なジョージそのもので、だから大人になったブランメルはこうなるんだ、ってみちちゃんのおかげで納得がいきます。
苑利香輝(アーサー・ウェルズリー)■今の雪組ショーで「あの子だれ!?」からーの、遠目で確認からーの、オペラあげーの、それはだいたいそれは縣かエンリコくんです、が一連の流れでございます。これ、テストで絶対とれる問です。
音彩唯(キャロライン皇太子妃)■異国から嫁いできた嫁(デジャヴ←「ストルーエンセ」参照)。控えめに言って、最高でした。最後の瀬央と腕を組んで横に立つ音彩ちゃんのドヤ顔をみなさんに見ていただきたい。なんならNHKで放送してもらいたい。「最後に勝つのは、このあ・た・し」って顔ほんまに可愛いし憎たらしくて総じて最高です。トップ娘役めでとう!メリーベルなの?シーラなの!?楽しみだー!
華純沙那(デボンシァ公爵夫人)■仲間内では「かすみさま」と呼ばせていただいております(ひれ伏)。あやちゃん筆頭にして風神雷神ねいろかすみのトライアングル最高に好き。キャロラインとデボンシァ夫人の皮肉と毒しかない会話のミルフィーユが出る女子会にぜひ参加させていただきたい。ウチワもって「指さして」ってやりたい娘役すぎます…。くぅ。
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自分の故郷を捨て、自分の愛する人を捨て、友ももういない。諸悪の根源の父親はとっくに死んで、もう墓参りさえも叶わない。
全然幸せそうじゃない朝美絢のブランメルは、
何のために、何が楽しくて生きていたのだろうか。
うらやましくない。絶対にこんなふうにはなりたくないし、なれないとも思う。
でもどうしても惹かれてしまう。見てしまう。痛くても、つらくても、情けなくても、目を逸らせない男がここにいる。
人間の最も汚いところも、最も美しいところも、全部のせ。
いい公演でした。
今の朝美絢の芝居センスが光る、胸に深く刻まれる。すごく好きな作品です。

































