平家に一生仕える所存。滅びの美学「蒼月抄」と、あのクンバンチェロはなんですか?「EL DESEO」控えめに申す。ひとこの花組、今作もやべえです。
…なんだあれ?(※クンバンチェロ直後の正直感想です)。
ってことでね、みなさんいかがお過ごしでしょうか。年末恒例行事となっているはずの総括もそこそこに(書いてるんですけど終わらないんですよね…)もう、我慢できないんで、書いちゃいます!
花組ィィィ!!!!!!
やべえぞーーーーーー!!!!!!!
(※おなじみのあのリズムでどうぞ)

花組やべえぞ感は、このポスター見たときから薄々感じてましたけどね
(っていういつもの後出しジャンケン)
■いや、だって、永久輝せあですので。
「やかましい」
…はい、永久輝せあより「やかましい」いただきました!!(大歓喜)
…というわけで花組「蒼月抄」です。このセリフ大好きです。もう目覚まし時計のアラームにしたい。真似しながら早起きしたい(できる?)
なんか、もう本当に、信じてたけど、知ってたけど、確信してたけど(しつこいな)
花組の永久輝せあの真骨頂。
魅せつけられてきました。毎回、号泣しています。いや、誇張してない文字通り。いや…盛大なマウント発言からいきますよ。(いらん予言)
だから前からいってるじゃないですか。
うちのひとこ、すごいんですよ。
いや雪組の頃からずっと知ってるけど、永久輝せあ本当にすごいんだから!!!!!
(界隈では有名な「うちの子ひとこ」の贔屓目絶好調です(大声))
…見た?見た??見た!!??
「今夜は月が…きれいですね」
「明子、生きろ」そして
「やかましい」。
…好き…(やかましいでときめくアラフォー)←これのほうがやべえんじゃ?
というわけで熊倉飛鳥先生デビュー「蒼月抄」。
…まあ、ぶっちゃけ話は「桜嵐記」です。(え、本当にぶっちゃけた)。
うん、まごうことなく桜嵐記。滅びの美学が大好きな日本人なので、これで号泣するのは知ってます。私たちこういう話大好きだよね。とにかく負けても勝った、高潔な美談にする話が日本人ヅカヲタ、大好きだから。もう過去の名作がそういってるのよ。
「忠臣蔵」も「星逢一夜」も「壬生義士伝」も「桜嵐記」も同じ理由で大好きだから。
(※雑にカテゴリ分けしないでください)
でもね、やっぱりこの「蒼月抄」、間違いなく永久輝せあの花組時代の後世に残る名作になると思うし、私はとにかくこの話がたまらなく好き。
音楽も、セットも、空間も香りも全部覚えてる。
そういう丸ごと忘れられない公演になると思う。
そしてやっぱり、トップが永久輝せあだったからだなって何度も思い出すと思うんだよね。
本当に、今回も、知ってたけど
永久輝せあが最高です。
月のような儚さで美しく戦う彼女を見て、今の花組が見れて幸せだって何度も思う。こんな贅沢ありますか…?もう本当に、ひとこ、ありがとう。
■1号セリは永久輝の私物
私が大好きなのは、まあ見た人全員そうだと思うけど(勝手に決めつける悪い癖)壇ノ浦なわけです。もうね~、
公演名「壇ノ浦」です。
もはや友達と話す時蒼月抄じゃなくて「壇ノ浦がさ~」って話してるからね!(実話)こんなに地名を連呼する感想あるかってくらい話してるからね!!(飛鳥くん絶対泣いてる)。
いや、あの永久輝せあさんて、細いじゃないですか。カリッカリなんです。あれで「めちゃくちゃ大食いです」ってマジか?って聞き返すじゃないですか。
絶対信じない。
あのひとこの「自分はめちゃくちゃ大食い」発言はひとこの優しさだと思ってる。(みんな心配しちゃうからね)
ところがどっこい、カリカリなのに舞台の中心で回る1号セリに乗った瞬間、
びっくさんかな?ってくらい大きく感じるんですね。いや違うか。
今は高身長といえば希波らいとか!
…いやそうじゃなくて(セルフツッコミ)、毎回ひとこ身長2メートルくらいあるんちゃうかなって思うんですよ。ひとこがセリに立って、そのセリが回りだした瞬間ね。
それくらい、でかい。
存在感も、スケールも、人間性も、懐もバカでかい。
「ひとこ…1号セリが…死ぬほど似合う…」
(涙でドロドロになりながら呟く幕間)
両手に収まらない存在感と、スケール感。ひとつの時代を終わらせる説得力、たたずまい、眼力、「見るべきほどのことは見つ」というバック文字がこんなに浮き出る人いますかね??
この「1号セリは永久輝の私物」、ラモーナ(by「I LOVE REVUE」)から感じてたことなんですけど、本当にすごいと思う。繰り返し問います。
セリが私物化されるって、
聞いたことあります?(真顔)
なんかね、歴史が動いた、平家=敗者って歴史の事実をひっくり返してしまった、圧巻の迫力を感じるんです。あの壇ノ浦。
私、歴史史上、
初めて平家が勝者になった瞬間見てるって
毎回自信持って答えちゃうもん。(真顔)
そういう、有無を言わせない迫力と死闘を感じる永久輝せあの知盛。
この人、毎回この舞台で生きて死んでるんだな。
毎回命をかけて、この舞台に立っているんだなって。
本当に圧巻。鳥肌、のちクンバンチェロで死亡(お前がか)。
肌で感じる、生の舞台。この舞台を生で見たことを後世私はちゃんと自慢していく。
そう感じさせてくれる永久輝せあの舞台と蒼月抄が、大好きだ。
…あれでもって次、閣下ですからね?
永久輝、勘弁してくれ。
いや、ほんまにありがとう!!!!
(いつものやつ)
■そしてクンバンチェロの永久輝
あのクンバンチェロは、あかんて。(真顔)
いや~参った。参ったよ、もうね、珠子ちゃんに阪急から金一封差し上げて!!
そして今すぐ山田くんを召喚してとにかく座布団積み上げたい。
はい、ヅカヲタ(私)大歓喜のクンバンチェロです。
もはや公演名エルデセーオじゃなくて
クンバンチェロとしか言ってない。
(あれ…さっきもそんなこと言ってたよね(※「もはや蒼月抄じゃなくて壇ノ浦」)
あの~…わたくしね、自慢ですけど(※マウントです)
蘭寿生まれ望海育ちのクンバンチェロヲタなんですね。
人生の辛い時はクンバンチェロで乗り越えてきた。そんな人生のヅカヲタ。
うん、この耳がものすごく贅沢物だってわかってる。
だって、繰り返しますけど蘭寿生まれの望海育ちのクンバンチェロ耳ですよ。
自分はクンバンチェロの最高峰を
知っていると、自負しています(いばり)。
(※観劇していただけです)
なのにね、ここにきてですよ。永久輝のクンバンチェロ。
あれは、なんだ!!!!!!!
いや、もうなんか、
ほんとにありがとう!!!!!!!(メガホン)
※こんな感じで、今回はただのお礼が続きます。
もうね…あの「まさかクンバンチェロだとは思わない」最初のセリ上がりからの、
永 久 輝 召 喚
じゃないですか…息も絶え絶えとはこのことよ。
もう1回…もう1回、聞くよ。
あれは…なんだ?(リフレイン)
ね~え~、もうちょっとほんと困る~。
チケットの枚数と、見たいところの場所の数がマジで噛み合わない。(真顔)
「目が足りない」が常代名詞の花組で、あのフォーメーション:自由!みたいな、
縦横無尽に花組生が踊り狂う舞台で、ここにきてよ?
永久輝せあしか見えない、これなんなのおい!?
あの…本当に、本当に、マジで最後のお願い。(土下座)
あのクンバンチェロだけでいいから
あと5回ください。
お願いします。でも5回くれたら、あと50回くださいっていいます。
…これが珠子ちゃんがいうテーマ「欲」かあ~…←違うよ?
■星空美咲氏の「なんでもばっちこい」根性
星空美咲。スター期105期において、今現在
「どんなヒロイン来ても大磐石」
の異名を持つトップ娘役とは彼女のことである。
いや~、明子、そう来たか~って思いました。
彼女は悲劇のヒロインなわけなんですよね。
公家のお姫様で、母の敵の平家に降嫁して、プライドと悲しみと怒りを持って
知盛と出会って。女性として、平家の女として立派な一族のひとりを担いながら、
息子をもうけ、その最愛の息子を亡くす。
この人とは最後まで。そう思った夫にも先立たれてしまう明子。
ずっと明子は「失くす人生」なんだなあと思います。
大事な人は、みんな先に逝ってしまう。「悲劇のヒロイン」そのもの、実際悲劇のヒロインであって。悲しく演じる人が大多数だと思うんです。
ただ、星空美咲はそうじゃない。
絶対悲劇のヒロインとして、自分勝手に盛り上がらない。
もうめちゃくちゃ地に足をつけて、
「あの知盛が認めた女性」
「あの知盛が愛した女性」
「だから、平家は大丈夫」
そんなふうに、一族のひとりを、歴史を覆しそうな女性を
彼女はとても幸せそうに演じる。
美咲ちゃんの何よりの武器は「多幸感」だと思うんです。
どんな悲劇をやっても、どんなに悲しい最期を迎えようとも、
美咲ちゃんはずっと幸せそう。
それはひとことトップになってから感じたことで、毎公演、美咲ちゃんの多幸感は
どんどん増してく。それがね、本当にすごいなって。
蒼月抄は悲劇です。でも、何度見てもこっちの感情が沈み込みすぎなのはたぶん、
ヒロインの明子がずっと幸せそうだから。
つまり美咲ちゃんがめちゃくちゃ幸せそうにひとこと並んでいるからだと思うんですよね。
滲み出る多幸感。
滅亡しか待っていない世の中で、それでも一生懸命前を見て、
愛した人たちをまっすぐ見送る。
私は悲劇において、こっちを置いていかない、惨めにさせない人が好きです。
それでもって、私が「蒼月抄」を好きな理由は、きっとそこ。
悲劇なのに、悲劇で終わらせない。
滅亡を描く中で、そこに生きた平家の一族にも幸せに思う瞬間って
たくさんあったと思う。
悲劇の中にある、人間が捨ててはいけない、一縷の望みを感じる明るさ。
それがひとみさだからできた「蒼月抄」の魅力のひとつと思うかな。
ひとこの相手役が美咲ちゃんでよかったな、っていう思いは毎回強くなる一方だけど、もう3作目で「あ~もうひとみさ最高!」って思えるってこんな幸せなことってないよねと思うのです。
あのクンバンチェロの
「ひとさんの相手役はわたし(ばちこーん)」
っていう絶対的王者貫禄、ゆりちゃんの女ながらひとこメロメロにする美咲、
そしてデュエットダンスでひとこ膝枕からのひとこの頭を撫でる美咲
…え?あれはなん(エンドレス)
■1公演1弱かつ1トンチキ 聖乃あすか
今ヅカ界で弱る・病む・メンヘラる、
そしてトンチキ衣装を着せたら右に出るものはいない、
それが聖乃あすかです!(プライベートモードの早口ペラペラver.で)
い~や~、ほのちゃん本当に美しいんですよ。
みんな知ってると思うけど、あの烏帽子の似合い方尋常じゃないですよね。
え?マジで平安男子が転生してきたんちゃうん?目を疑う麗しい、
和装美男子・光源氏の生まれ変わりとはあの人のことです。
ただね…彼は、
苦悩してなんぼという癖がある。(断言)
もう、人がどうこう言おうと、私の中で聖乃あすかベスト3は「冬霞」ヴァランタンであり、「舞姫」豊太郎であり、「ゲーテ!」のヴィルヘルムである。 申し訳。全員わりと色んな意味で大変な方々で、内2人はまあまあの恋愛メンヘラである。
罪にはいろいろ種類はあるが、己の罪悪感に苛まれる苦悩系美男子が、聖乃あすかの真骨頂だと私は思ってます。いや、褒めてるよ。
なんかさ、滅亡しか待っていないエンドで、それでも知盛と明子は理不尽な世の中を気丈に受け止めて、乗り越えようとしてるのよね。
「生きろ」と最愛の夫にいわれたら「生きなきゃ」とタイタニックの最期で
笛を吹くローズよろしく、明子は生きるのよ。
滅亡しかないけど、生命力に溢れたひとみさと対極に
「焼き討ちなんて不本意だけど、でも平家のために、、、!」と火を放ち、
やっぱり(いつものように)罪悪感に苛まれているところで案の定敵に捕まる
薄幸の美男子、聖乃あすか、違った、重衡(リアルな言い間違い)。
あまりに、聖乃あすかすぎるやろ。
ストーリー上、必要不可欠やろ。
ただ、この苦悩ばっちこいは聖乃あすかだから見れる役柄のひとつ。
ほのちゃんて、あの整った容姿から見ても、やっぱり基本は「幸せの国の王子様」であってほしいのね。
ただ、ほのちゃんは過去の実績から苦悩するととんでもないポテンシャルを発揮してしまう。
演者として最高に面白くて稀有な才能に
恵まれた美の化身だと思っています。…伝わりますか?笑
それと!やっぱり珠子ちゃんはほのちゃんの扱いが最高に上手い!!と感じた
「これぞ聖乃あすかにしか着れないトンチキ衣装」のひと場面。
あのひとこがあり得ない超ド級イケメンスナイパー
として降臨するあの場面ですよ。
ねえ…その鳥とかサボテンとか言われる、ヅカヲタ歴長くてもよくわかんない
羽がピンピン立ってる全身タイツ。
聖乃あすか史上、
トンチキ衣装5本の指に入る名衣装。
有村先生と珠子ちゃん…天才がすぎます!!!!
この人、なんで赤ヒョウ柄のデビット・ボウイ(エンジェリックライ)といい
悪魔の毒リンゴ星人(I LOVE REVUE)といい、
なぜ彼女は最上級の美しさを持って
最難関のトンチキ衣装を着こなすスキルを
お持ちなんでしょうか。
(真顔でうちわ「もっとトンチキ!)」)
聖乃あすか、最高やんけ。次のウィーンの黄昏皇帝(決めつけてる)も楽しみです
(小池さんがなんかで血迷って壊れかけのルキーニを配してくれたらすっごい見てみたいけどな)
■おい邪空 極美慎
もうそこに…出門は…おらんのやで…?
夏頃にご卒業された礼真琴さんが「おい邪空!」と今にも斬り掛かってきそうな空気感で、平家最強守護神・教経降臨。
もはやそのスタイル・ヴィジュアルに敵無しでございます。
強い…強いよ邪空、いやちゃう、教経・極美慎!(リアルな言い間違いリフレイン)
今回の極美くんね、組み替え直後で大劇場初お披露目で、泣く子も黙るあの最強花組男役に加わってもすごい威力を発揮している。
はっきりいって、まだまだ「もう全然花組生ですよね~」とは嘘でもいえない。すまぬ、嘘はつけん。笑
(よくよく考えても、10年以上あの星組で生き抜いたスキルを持って花組にすぐ溶け込んでたら礼真琴さんが泣くのでは…)
ただ、やっぱり、極美慎にしかできない教経がそこにいると思うのね。
同じ兄弟でも教経って、武闘派の守護神。
知性と賢者の知盛ひとこ、アーティスト感性の重衡ほのかをそれぞれ役割として
いるならば、もう
「押忍」で有名な武闘派極美に
やんちゃサイコパス義経を迎え撃ってもらう
がやっぱ図として正解だと思うし。
極美くんて、立ってて麗しいんだけどちゃんと雄というか、スタイル鬼がやばいですよね…。骨格が横浜流星なんで(侑輝大弥と同じ(言い張る))立ってるだけで、強い。そして、星組スキルを存分に放出しちゃう。
そりゃ異質。異質だけど、それが周りの平家の中で一層際立つ。
組替え直後の大劇場で、極美くんしかできない役を用意される。
贅沢だな~と、オレンジの衣装で槍をぶんぶん回す極美くんを見て頼もしく思うんですよ。うん、甘い?知ってる★(誰?)
蒼月抄見てて何度も思うけど、やっぱ過不足なく適材適所に当て書きされる役者が
いるって本当に素晴らしいよね。
(そしてその画力を持つ飛鳥くんデビューおめでとうございます、待ってたよ!)
なんかね、やっぱ極美くんて、銀橋に出ると強いです。
彼にしか歌えない銀橋ソングってあると思うんだわ。
邪空邪空いって申し訳ないが(だって邪空だから)、
前回本当に彼ほど礼真琴政権でものの見事に成長した人はおらんなってくらい、
阿修羅の銀橋の「俺を見ろ」ソングはかっこよかった。
なんか、押しも押されぬ「星組スター極美慎」を確立したなと、
ちょっと感動したのよね。甘い?いいのよ、星組ってそういう組★(だから誰やねん)
で、やっぱ若さと勢いと本人のハマり度が今回最強の義経らいとを迎え撃つのは
やっぱ教経極美しかいないと思うのです。なんか、
「戦うってマジ最高!俺の戦で全員死ね!」
の勢いで突撃してくるらいとを、あんな細くてきれいなのにどーんと
「…やれるもんならやってみやがれ、小童が」
の姿勢で構える極美の図は、単純にわくわくします!
さて、ショーなんですけど、何度も同じで申し訳。
珠子さんやっぱりわかってらっしゃる。
真っ赤な衣装で蠍の化身となって踊る極美
(※超ド級イケメンスナイパーひとことトンチキ最上級ほのかのシーン)。
…ほのちゃんのトンチキ衣装スキルまではいかずとも、
「…これどうやって着るの?」をさらっと着こなす
頼もしい100期すぎませんか。
やっぱね、初舞台ロケットでネギ衣装着たスキルは一生物よ。←10年経った今も言う
うむ、100期のヴィジュ担兼元星組子の名に恥じぬ着こなしと言えよう。世も満足、礼真琴さんも大満足★(←ちょこちょこ出てくる、礼真琴)
あと、ごめん。
極美の章でいうのずるいけど、もうなんかトンチキ衣装100期従えての
スナイパーひとこがあまりにイケメンすぎて
毎回目が潰れてます。(泣いてる)
あたし好きすぎるな、ひとこ。あ、全人類知ってるやつ!(黙れ小童)
■もはや義経、むしろ菅田将暉、いやそのまんま希波らいと
…花組3種の法螺貝(※去年からあくるさんが提唱している侑輝大弥・希波らいと・天城れいんをまとめてこう呼ばせてもらってます。法螺貝を吹いてこの3人の三つ巴が始まった、の意味←よくわかんねえ…)
から頭ひとつ飛び抜けた、らいと。
もうこれは、飛鳥くんが「鎌倉殿」を見て構想を練った結果
「うん、絶対らいとは菅田将暉♡」
と決めていたのではと思うくらいのはまりっぷりです。義経ではなく菅田将暉呼び。
それくらい、私は鎌倉殿にハマっていたし、
菅田将暉の創った義経が大好きだったのよ。(あんたがか)
らいとに劇中、菅田将暉と同じ戦が大好きで狂気をはらんだサイコパスな表情を
見ると、こっちまでわくわくしてくる。
「いけー、義経!ぶっつぶせーー!!」みたいな物騒な野次を飛ばしたくなる、
やんちゃ義経。
にしても、この義経投入から物語が動き出すのがもうなんとも手に汗握る興奮カンフル。
らいとが暴れ出した瞬間、物語がどんどん入り乱れて平家が破滅に追いやられる。
紗幕開いて、らいとが大階段(しかも…緑なんですよ…!←だから?)
連れてくる瞬間、いつも私のオペラが潰れるんじゃないかというくらい手に力が入ります。
なんで花組見ててプロレス観戦みたいな心境になっているのか毎回わかりません。
だが最高である!(ばーん)
義経って、歴史上でも最も描きがいがあるんじゃないかな…ってくらいドラマの持ち主じゃないですか?
天性の戦の才能があって、とにかく強い。頭も切れる。でも、身内のお兄ちゃんには利用され追い詰められて、愛した静御前とも悲恋で終わる。
才能に恵まれながらも、愛情には飢えている。
彼も、平家と同じで悲劇のヒーローとして描かれる。
でも、らいとの義経は全然違う。
楽しそうで、常に目の前の敵・戦にわくわくしている。
お兄ちゃんへの複雑な思いを隠し(まあ、隠すっていうか出てこないんであれですが)
とにかく「絶対勝つ」「全員殺す」のやる気にあふれていて。
とんでもねえ生命力と、躍動感の持ち主なんですよね~。
見てて気持ちが良いほど、狂っている(※褒め言葉)
大階段連れてきて、最高に楽しそうに戦って、脱兎のごとく逃げる義経。
逃げる花道で、ニヤッとらいとが笑うのを見て、ぞくっとしたのです。
楽しんでらっしゃる。人が死ぬ戦を。
いい。とてもいいらいとです。
しかもショーでは常にらいとの横にだいやがいます。
くぅ~、上手の眺め、絶景かな~~~!!!(オペラ握りしめながら)
■何度見ても、どこ見ても目が足りん。ここがすごいよ花組生
英真なおき(専科・平清盛)■まあ、清盛するなら英真さんしかおらんよね。全員一致の圧巻の清盛ぶり。いなくなっても、清盛に支配され、護られる平家一族。ワタシ的に、亡霊じゅんこさん(専科最強)に品行方正ひとこが「やかましい」とブチギレるのが最高にツボです。じゅんこさんは常に怪物でいてほしい。
美風舞良(時子)■眉目秀麗4兄弟のおかん。相変わらず、全員が戦っててもあおいさんの歌声で静まる舞台が花組そのもの。
紫門ゆりや(藤原正忠)■「藤原」という役名を聞かずとも、「あ~ゆりちゃんだったら、公家かぁ」ってなるロイヤル紫門。かと思うとショーで見るだけで絶対ヤバい筋のボス、ひとこの美咲ちゃんを手懐ける腕前は圧巻です。(?)ロイヤルはんぱねえ。
一之瀬航季(平宗盛)■「やっぱ僕より知盛のほうが棟梁に向いてるのでは」という弱気な棟梁。でもなんか、清盛が知盛を一旦置いて、宗盛を立てた気持ちもわかる、と勝手に思ってしまうはなこちゃん。ショーのはなこちゃんは一瞬でも見ると恋に落ちてしまう危険性があるのであえてオペラでは見ません。遠目でもわかる、花男の血(客席が焼け野原)
侑輝大弥(梶原景時)■3人の源氏のうちのひとり。可愛くて死ぬほど上手くて全員号泣案件、みんなの知章(美空真瑠)を仕留めたのはだいやだと気づいた時、なんともいえぬ感情がわきました…。ひとこはそれを知ってて、最後にだいやと夏希くんを斬りつけたのだろうか(中の人の名前で話すヅカヲタ)。侑輝大弥、すごいです。オペラが一瞬も離せない。なんなんだ、あの色気。そのうち私たち、だいやの色気で殺られると思います。
朝葉ことの(四条局)■うーん、何やっても上手!三種の法螺貝メンバーれいんくんと小舟に乗っていて、とにかく独特のたたずまい。今も四条局がそこにいそう。
天城れいん(後高倉上皇)■だいやとらいとが武将で、れいんくんが上皇って、すっげーわかる。って飛鳥くんにお手紙書く勢い。顔が上品(和菓子みたいに言うな)。
美羽愛(徳子)■あわちゃんがみんなの妹って、最高やんか。
美空真瑠(平知章)■あんなん、泣くに決まってるやんか。らいとバウから、ずっとまるくんがずるいです。まるくんがひとこの前に立つだけで泣けるシステム。(病気)
夏希真斗(梶原景季)■よくよく考えると、源氏がよりによってらいと・だいや・夏希くんて、そりゃ平家滅びるよな…っていう納得の人選すぎません…?
彩葉ゆめ(守貞親王)■親王からの、少年ルドルフ経ての(新公)シシィでしょ…?知ってるんだから!(得意げ)って見て思ってすいません。品のある賢そうな顔と華のある立ち姿。ぱっと目を引く、スター性。す、すえおそろしい…(ガタガタ)
平家滅亡という変えられない事実の中にも、決して諦めない平家一族。
もうここまでと、知盛が悟り明子に対して「生きろ」という一言で、私は毎回泣いてしまいます。
確かに、平家はいた。そう確信できる、永久輝せあの一言。
ひとこのセリフには、ドラマが宿る。毎回、毎公演胸が熱くなります。
ひとこと美咲ちゃんの、積み重ねた芝居心と人を幸せにする明るさ。
この作品を見るたびに「タカラヅカって、いいな」と毎回思うことの尊さ。
…とかなんとかかっこつけてもショー見て
何度見ても「あと5回ください!!(土下座)」って
永遠言い続けるのが通常運転花組厨ヅカヲタです。

#ヅカヲタあくるさんが今年もたくさん見たよ。外部ミュージカル記録2025
お久しぶりです、こんにちは!あくるです。
今回は番外編。2025年のミュージカルも全部楽しかった記録です。
タカラヅカ鑑賞の箸休めに、来年はどれを見ようかの参考に(ならないよ)。
それではどうぞ。全14本、どれも素晴らしかった!
■「レ・ミゼラブル」 帝国劇場
佐藤隆紀・伊礼彼方・生田絵梨花・三浦宏規・屋比久知奈・駒田一・樹里咲穂
どうしても「レミゼ」をクロージングする帝劇で見たい!
三浦くんのマリウス見たい!
イクタちゃんのファンティーヌが見たい!じゅりぴょんのテルナディエが見たい!
…というわがままを叶えてくれた千秋楽ファイナルウィーク。ミュージカルファンにとって、帝劇最後の演目であり金字塔のレミゼで民衆の歌をバルジャンやジャベールと一緒に大合唱した思い出は後世に語り継がれる自慢にあたいすると思われる。
素晴らしかった、やっぱり世界一共感できないけど世界一の感動がある。
ああ無情。なんて無情な世界。何度見ても、誰一人共感できない。
だが、何度見ても感動する何かがある。
パンを盗むより銀食器を盗むほうが罪が重くないかバルジャン。ジャベールはなぜあんなにもバルジャンに執着するのか。ファンテーヌはなんだかもう理不尽すぎて声を掛けるにも憚られる。マリウスお花畑すぎないか。エポニーヌなんでマリウスがそんなにいいん。コゼットお花畑すぎないか。以下略。
こんな感じでツッコミと共感できない世界が続くが、世界のレミゼはやはり感動と興奮で号泣してしまうのである。無情だ、こんな世界いやだ。それでも感動してしまう。それでも観劇してしまう。
今回の収穫はジャベールの伊礼彼方さん。どう見てもバルジャンに恋をしているようにしか見えない。執着というのはこういう形もあるのか。シュガーバルジャンがどうもフェミニンだったせいもあると思うが、最終的にバルジャンとジャベールのBLがレミゼの最終形態なのでは、説が出てきた。伊礼ジャベールのオスみとスタイルとオールバックロングヘアの仁王立ちが夢に出てくる。これはやばいぞ。シュガーさん逃げてください!!
あと何度見ても「ベルサイユのばら」と「1789」と同時間を描いた作品には見えないよね。理不尽が理不尽をまとって行進しているようなフランス。生田ちゃんはざんばら頭でも可愛かった。
■「ワイルドグレイ」 森ノ宮ピロティホール
福士誠治・立石俊樹・東島京
去年の「スリル・ミー」にとても魅せられた私に、友人Aは「福士くんのスリル・ミーはまじでR18」と囁き、ロミジュリ観劇時には友人Bが「立石くんのティボルトは過去イチR18」と囁く。この世のR18とR18が揃ってしまった韓国発ミュージカル。題材はあの「ドリアン・グレイの肖像」のオスカー・ワイルド。見ない選択肢?ありません。
とても繊細で美しく、儚く苦い青い春。まだ「男色罪」という罪名がまかり通っていたイギリスで、美しい作家(立石俊樹)と美しい親友(福士誠治)、美しい作家を愛する美しい青年(東島京)のお話。ピアノとヴァイオリンとチェロで紡ぐ、触ればぱちんと何かが切れてしまいそうになる3人の美しい男たちの話。
とにかくとにかく立石くんの美しさといったら…!!下手側の席で横顔見放題。もうあの匂い立つ少女漫画の実写化具合はなんなんでしょう。
歌ってよし、たたずんでよし、憂いで最高。
全体的にトーンが暗く病みがちなのだけどそれもまたよし。タカラヅカの男役とはまた違う美しさ、生身の男性の色気がダダ漏れ。美しい青年を愛してしまう許しがたい自分と、作家として社会的地位を確立している自分への戸惑い。周りを不幸にすることはわかっているのに止まれない青年への愛。自分の愛について他人が向ける目が異常なこと、唯一の親友さえ怒り、悲しむ。確立した富と名声を捨て、恋人も捨て、何もかも捨ててワイルドは去る。すべて自分が犯した罪と、すべてを背負って。
ミュージカルは歴史の変換期や歴史の過ちを題材にする。そこにはドラマがあるから当たり前なのだけれど、人間とはいつも愛することで悩み苦しみ、時には死すら考える。
今では男性が男性を愛することは美しくて純粋なものと喜ばれる時代だ。でも、ワイルドはそんなことも知る由もなく苦しんだ。
チェロの音色が、ワイルドの悲鳴に聞こえる。胸が締め付けられた。
■「ケイン&アベル」 新歌舞伎座
松下洸平・松下優也
まだ2月ですけど、2025年のベストミュージカルだと思います!本当に最高だった。帰ってきてもまだ鳥肌がたっているくらい。松下洸平くんの絶唱でばん!と照明が落ちたあと「…すごい」って小声でつぶやいたのは人生で初めてです。
聖書のケインとアベルのように、全く違う環境で生きながらも同じような奇跡と運と悲劇に見舞われ、それでも逞しく賢くアメリカのゴールドラッシュを駆け抜けた2人のビジネスマンの話。
青い炎のような冷たい眼差しの銀行マンの御曹司・ウィリアム(ケイン・松下洸平)、燃え上がる炎のような情熱と勢いでホテル界の頂点に立った移民のアベル(松下優也)。
ふたりの人生は白熱するチェスゲームのよう。お互い一歩も引かずに、ぶつかる。やられたらやり返す。でも、助けられたら今度は助ける。怒り、嘆き、それでも戦い続ける。時代は世界恐慌時代のアメリカ。アメリカ中の絶賛と非難を一身に浴びながらも、ケインとアベルはそれぞれの頂点へと駆けあがる。
演出、装置、歌、アンサンブル、演者、そして主演ふたり。なにをとっても「初演を超えることはないんじゃないか」と今この時点で思ってしまう、完成度。あれだけソフト化しないといいながら、あとからCD化が決まったのもうなずける。
「絶対に洸平くんの舞台を見に行く」そう決めた八郎沼からやっと念願のミュージカル主演の松下洸平。ものすごいレベルの歌と芝居。
ミュージカルファン的にはこれが本業じゃないのがもったいない!!とハンカチ噛んじゃうくらい最高だった。
優也くんは、こういう役がとにかく似合う。しかも、歌もダンスも洸平くんに引けを取らない堂々たる演技。ストーリー上、あくまでケインとアベルはライバルで、同じレベルで戦う一流の戦士。ケインとアベルが互角のスキルじゃないと、この芝居の説得力は生まれない。
今回、女性陣の活躍もとてもよかった!それぞれの妻役の知念里奈・愛加あゆ、そして娘の咲妃みゆ。久々に見たあゆっちは歌に磨きがかかって、みゆちゃんはとにかく可愛い!賢くキュートなお嬢様デパートガールをキラキラと演じてて、うちのあゆっちとみゆちゃんすごいでしょ~となぜか自慢顔。通常運転ですけど、なにか(⌒▽⌒)。
タカラヅカ作品は何度でもおかわりするのが前提ですが、外部はみっちり3時間芝居(これが結構ハードル高い)に倍のチケット代…。そう軽率に何度もリピートはできないのが実情だけど、これだけは別。そう思えた作品は久々だった。CDも買った。
■「Six」 シアター・ドラマシティ
鈴木瑛美子・皆本麻帆・原田真絢・菅谷真理恵・豊原江理佳・和希そら
大変よいガールズライブでした。ミュージカルではない。気分上々・ぶち上げライブです。金曜の夜にふさわしい、アゲアゲナイトでした。こんなクラブあったら毎週通いたい!
18世紀、イギリス・チューダー朝。ヘンリー8世は6人の妻を娶り愛して殺すサイコパス王。6人は自虐とお互いに「誰が一番かわいそうか」を競ってハードロックフェスに明け暮れる。幽閉、斬首、死別、打首、離婚、死別。みんなそれぞれとっておきの「私がこの世で一番不幸話」をたっぷりの毒とユーモアと自虐で、ド派手に盛大にブチ上げ踊って歌う。ケンカ、なぐさめ、マウント、またケンカ。終わらないガールズパーティー、止まらないおしゃべり。「ねえねえ、私って不幸でしょ?」クラスにひとりはいるいる女子、6人。今日もオールは決定。
キャストは役替り。タカビー女子(古)キャサリン・オブ・オロゴン(鈴木瑛美子)鼻につくアメリカイケイケ女子っぽい話し方で、ドラマの吹き替えみたいな台詞回しがとてもツボ。もうひとりがソニンちゃん(次回は大阪にもぜひきて~)はなので、さすがの歌ウマ。おしゃれでド迫力の歌唱力。
二人目アン・ブーリンは1番美味しい。皆本麻帆ちゃんのR&B歌手のディーバっぷりが最高!ネジの飛び方が6人の中で一番。超イカレ女子のやばい子扱いが本人も楽しそうで結果すごくいい役。私は遠くから見ています。笑でも歌はやっぱすごく好き。めっちゃ好み。
三人目のジェーンははじめましての原田真絢ちゃん。しっとりとしたバラード担当、背も高くて大人っぽい。「私が一番愛された」という自信、「息子をとりあげられた」という怒り。正直一番地味でわかりにくいけど、聴かせる歌唱。
四人目アナ・オブ・グレーヴスはドイツから来た異邦人。多様化よろしく、アメリカ版もブラック系の方担当だったらしく真理恵ちゃんは超納得。しっとり担当のジェーンのあとでガンガンのクラブミュージックのアナターンは最高にテンションがあがる!「思ってたのとちゃうねん」とヘンリー8世にNGくらったエピソードは他の5人も悲鳴を上げるほどのパンチエピソード。一番小さくても一番パワフル。
5人目キャサリン・ハワード。「可愛いだけじゃだめかしら?」を地で行くヴィジュアル担当、ぶりっ子、カマトト、「私が一番可愛い!」を隠さずに5人を見下す。でもやっぱりかわいい。自分磨きに余念がない様子は「愛されたい」と必死の女の子。昔からこういう女子に人一倍、弱いです!!
最後はキャサリン・パー。我らの和希そら!一番の賢女、5人のメンター。「あんたたち、本当にそれでいいの?」を繰り返すお姉さん。「何お高く止まっちゃって」と反発していた5人も、「いいのかしら」「マウントとトラウマ自慢したままなんて」と自分の人生に疑問を持ち始める。
愛されたかった、でも彼じゃない。女ってなんてむなしいの、悲しいの。
でも私達なんも悪くない。でもそこに悲惨さや無念、悔いてる時間は正直、ないしいらんねん!
「私達、絶対負けない」ガールズたちよ、立ち上がれ!!ヘンリー8世時代から、このパーティーは21世紀の今も続いている。
■「イリュージョニスト」 梅田芸術メインホール
海宝直人・愛希れいか・成河・濱田めぐみ・栗田英雄
う、うう~~~~ん…このキャスト陣でハマらなかった自分が恐ろしい。(小声)
背景はウィーンの黄昏時。時の皇帝はすでに朽ち果てかけて、皇太子が虎視眈々と次の己の時代を築くための刀を研ぐ。その皇太子の婚約者は初恋の君をずっと心に秘め、その婚約者は一流のイリュージョニストとなり彼女のために今日もショーをする…。
私は海宝くんは日本人で唯一のディズニー・チャンネル出身者だと思っているので(たぶんマイリー・サイラスとかと一緒に歌った経験がある←ないよ)なんかこの時代の陰鬱さ(※大好きですよ)と暗い歌(キャッチーな曲が一曲はほしい)が海宝くんのパブリックイメージ(勝手に持ってるもの)と妙にハマらない…。個人の感想ですが。ううーーーん。キャストが超実力派だけになんとなく、納得いかず。
ただ、そんな中でもエキセントリックに見せて実はの皇太子役の成河さん、今回も松井るみ氏のセットは秀逸であった。
成河さんは狂ってる…!(←※通常運転)って思ったけど、実は真実がちゃんと見えていたのはこの人だけ。誰も気づいてないけど、全員あとから気づいてゾワッとする演技がうますぎんねん。
松井るみさんのセットはもう、マジでハズレ無し!!パズルのように人力で動かして、積み木が壁になって階段になって屋上になってがすごすぎる。この人のセット見に行くだけでも十分に価値あり。
成河さんが叫びながら刀を持ってちゃぴを追いかけるシーン、もうなんか強すぎて夢に出てきたわ。それくらい強烈な皇太子。ルドルフも多様性の時代です。
■「マスタークラス」 サンケイブリーゼ
望海風斗
レッスン。望海風斗の授業inサンケイブリーゼ。ほぼ一人芝居のように展開するマリア・カラスの自伝的芝居。彼女がいかに自分の地位を築き上げたか、どのような人間とどのように関係を築き、のたうち回り、戦争と貧困に振り回され、人種差別を受けて「天才」マリア・カラスを作り上げたか。
ずっと望海さんが喋り続けます。歌いません。
それでも望海風斗で、マリア・カラスで、ひとりの天才アーティストだった。
クライマックスはそれこそ望海風斗冥利に尽きる「一人フランス革命」のような激しさ。「神様は歌声と引き換えに平凡な人間的生活を私から奪った」…血だらけになって訴えかけるようなカラス。天才歌手は、どこの国でも同じような悩みでもがき、苦しみ、富と名声を得る代わりに「こんな人生絶対嫌」と思わせる人生を自ら切り開く。
望海さんはもがき苦しむ底なし沼のような役がとにかくハマってしまう。彼女が紡ぐ物語には到底、明るいハッピーエンドは望めない。人間の闇、妬み、嫉みに絶望。
買わなくていい嫉妬をとことんコレクションするような人間。
単純な人間から見れば、カラスそのうち後ろから刺されるんちゃうかと思う。そのカラスに操られている望海風斗の図。サンケイブリーゼの高い天井をもってでも息苦しい。
才能があるがゆえに、悩み苦しむ。こんな人生を恨む。マリア・カラスの歌声は、人々と幸せにした。では、カラス自身は?
「私は私。歌うことでしか生きていけない」
心臓から赤い血を流し、魂を売り、カラスは歌い続ける。
最後に降りてきたカラスの写真は望海さんとそっくりで、ゾッとしながら拍手をする手が止まらなかった。
■「ボニー&クライド」 森ノ宮ピロティホール
柿澤勇人・海乃美月
めっちゃゴキゲンでとても過激、最高にヤバいエキセントリッククレイジーカップルがカッキー主演で帰ってきたよ!
「ボニー&クライド」はヤバい二人がとことんキレて破滅に向かう、
最高の地獄へのドライブだ。
「鎌倉殿の13人」にドハマリして、カッキーのために鶴見八幡宮に出向き手を合わせてから2年。聡明で美しく、無情な鎌倉時代に一時の癒やしをくれた実朝様は、とんだイカレ強盗野郎になっていた。
「愛してる」と言葉でいうより愛してる、をラブシーンで表現する。
ブチギレた子供のまま大人になってしまったクライド。お互いの「さみしい」を埋めるため、共依存の関係のまま「この人しかいない」と思い詰めて二人は地獄に向かう。最高に明るく、ハッピーに、周囲に大迷惑をかけて。
なんで海乃美月はヤバい男をこんなに呼び寄せてしまうのだろう。遠い目をして、ただその隣りにいる彼女も相当ヤバい女になっていることに気づく。彼女は不思議。隣りにいる男がヤバければヤバいほど、うみちゃんも最高にヤバくて最高にキュートでなる。
カッキーは聡明で美しい実朝様ではあったが、どことなく悲しさや憂い、仄かな狂気を漂わせる孤独な王子様であった。エキセントリック、狂気的。でも人を惹きつけてしまう天然人たらし。気づけば彼のペースに乗っ取られてここまで来てしまった。
観客全員、柿澤勇人のペースにハマっている。
もう後戻りはできない。笑って泣いて、飛んではねて、彼は情けなく死んでいく。最愛の女を腕に抱いて、いくつもの罪を犯して。それでも彼は愛され続ける。
情けないけど優しい兄貴のバックの小西遼生さんは相変わらずの大人の余裕、ブランチの有沙瞳ちゃんは上手くて可愛くて最高にウザい女の鉄仮面ぶり。似合っているので無問題。
うみちゃんはもう、ブロードウェイ女優です。「デスホリ」で磨いた歌声を今回も余すことなく魅せてくれました。見た目が超清楚で誰もが好感を持つ女の子なのに中身がブチギレぶっ飛び女子。THEギャップ萌え。月組女子の魅力と人外ぶりをフル動員させた最終形態がTHE海乃美月。
ヤバいとヤバいをかけ合わせるとチョーヤバい。
この方程式は、ミュージカルでは大変美味しい方程式。
■「1789」 大阪歌舞伎座
岡宮来夢・奥田いろは
くぅ~~~~。岡宮来夢はリアルロナン!!!!
最強の主人公キャラであり、最強の歌声であり、王道であり友情に熱くさせ女の子には優しい。小池の修ちゃんがハマるのもわかる堂々たるロナンっぷりである。
去年のロミオを見たときから待ちに待った「1789」のくるむロナン。
前作のときは撤平ロナンのミニマム具合にハマったわけですが(つまりヴィジュアル)、くるむくんは歌声で魅せます。声が主人公なんですよ。主旋律を歌う、っていう単純なものじゃなく、歌声がまっすぐで信念を強く感じる。まっすぐ響く、伸びやかな歌。ああ、この人には誰もがついていきたくなるよね、という唯一無二の統率力。これがロナンに必要不可欠なんだなあ。
前作のロミジュリの時の相手役のいろはちゃんを包み込む包容力。この二人、身長差も個人的には好きで、しかもくるむくんがいろはちゃんをお姫様扱いするのもお気に入り。彼は刀剣出身だけあって、男子とわちゃわちゃするのが似合うな~とも思うけども(ロベピとダントンとカミーユとしゃべるだけでも主人公感はんぱねえ…)いろはちゃんと組むと甘い歌声に変わるのが最高。連れとはやんちゃ、女子とはメロい。タカラヅカファンも大好きなタイプだと思います!
それにしても参った、アルトワ高橋健介の派手な顔立ちにクソガキな性格。どっからどう見てもアルトワでしかない。正直、みやちゃんと瀬央さん以外にあんな黒レースの付いた柄マントを着こなせる男子がこの世にいるとは知らんかった。
ロベピ伊藤あさひくんの激甘貴族フェイスに、フェルゼン小南光司くんの軍服姿と体格と顔。
絶対修ちゃんロベピとフェルゼンオーディションの力の入れ方違いますよね…?
ロベピとフェルゼンのキャスティングが毎回本気の顔審査すぎて怖い。
個人的に、修ちゃんの海外ミュージカルの演出に「ヅカ版」と「外部版」がある公演で、最も公演する意味があって観に行く価値もあると思うのは「1789」にほかならない。
女性では体力的に無理な演出、アクロバティックなダンス、大掛かりな装置。毎回、最後にあの鉄舞台がギギギギッと跳ね橋で降りてきて、ロナンがガンガンガンガンッと登る演出は鳥肌がたつ。
私は今、1789年フランスに居る!!!!生きている!!!!と涙が止まらなくなる。
ロナンと共に生きて、死ぬ。
「1789」はいつだって私の「生きている証」を感じるミュージカルである。
■「フランケンシュタイン」 神戸こくさいホール
小林亮太・島太星 ver.
正直、あまり好みではないタイプのミュージカル(小声)。韓国ミュージカルを見始めて数年、ハマる作品はとことんハマるけれど、そうじゃないのはそうでもない。とだんだん自分の好みの傾向がわかり始めた。
今回、Wキャストがそれぞれ中川あっきーと加藤和樹くんという中堅実力派コンビだったのもあって、ちょっと若手には荷が重いミュージカルだったかもな~ともぼんやり思う。とはいえやっぱりメキメキと腕と実績をバンバンあげている二人なので、これからも楽しみ。まあ主人公が、初演時はあのヤバくてキレてて有名なかっきー(どこで)なので、すごい難しい役だよな、、、頑張れ小林くん。
久々にまぁ様とかのちゃんが見れて嬉しかった。かのちゃんはやっぱりドレス姿がとてもきれいで、ヒロイン力があるし凛とした華を背負ってる感じが全然変わらなくて嬉しい。まぁ様はだんだんポスト濱田めぐみ・安蘭けい枠に入りかけてるな~と(笑)
複雑な人間関係、感情、人間が心を失うこと。背徳感と罪悪感と、人間の尊厳と自尊心。好みではないけど、「どうしてああなった?」「もしあそこでああしえてば、こうはならなかったよね?」と、いくらでもifを考えることができるミュージカル。
再演があればきっと見に行く自分も想像できてしまう。沼ミュージカル。
■「モーリー・イェストン生誕祭 Life's A Joy! Life's Goes On!!」
城田優・加藤和樹 他
通称「モーリー先生のお誕生日会」。もはや先生、もはや身内。ヅカファンあるあるで申し訳ないんだが、舞台で何回もお世話になってなおかついい仕事してくれる人は必ずや「先生」と呼んでしまう習慣が体に染み込んでいる。
で、おめでとうございますモーリー先生。タカコさん(和央ようか)が出ているのは旦那さんのライバル調査か・・・?と疑ってしまったがなんてことはない、そういえばエリックたんでした。あの人卒業してからどんどんスーパーモデル化してるんだけどいったいいくつなんだろう。※あえて調べない
・日曜日のマチネを選んだのは、城田優のエリックたんをどうしても見たかったからである。案の定、あの名曲「君は僕のもの」で大号泣。たとえ一節でも名曲・名演技はすぐにその場面へタイムスリップしてしまう。優くんのエリックは外見は人外で「怪物」そのものなのに、中身は誰よりも繊細で純粋無垢で、そのギャップがたまらない。
いつ見てもものすごく清らかで美しいエリック。
・「グランドホテル」の初代オットーを見れた興奮は何者にも代えがたい。涼風真世さんのオットーは公演から30年以上経っていて、本人もそれ以来一回もやっていない。そして、私は見たことがない。なのに疑うまでもなく、絶対的なオットーだった。時を超えて珠城くんの男爵と酒を飲んでも、オットー。あの回転ドアをくぐったら、♪ここはグランドホテル♫なのだ。
男爵・伊礼彼方、グルーシンスカヤ・安寿ミラの二人がもう~素晴らしく素敵!ゴージャス、ダンディ、そして哀愁漂うラグジュアリーカップル。そこに二人が立っているだけで、♫ここはグランド~ホ!テ!ル!♪※意味不明
・「デスホリ」は出ました!ブロードウェイ女優海乃美月再登場。うみちゃんは、OGになった瞬間「あのひとはたぶん日本人でもないし、なんなら人間でもねえ、おそらく・・・妖精だ!」という10年以上前に人間に帰化した妖精・夢咲ねね嬢と同じ感想を持つことになった。外に出て、普通の人間と並ぶとわかる異常なスタイルのよさ。
「私は10年以上なんつうものを見ていたのだ!!」と己の目の贅沢病、いや称賛の嵐。ただ、妖精姫は横に並ぶ人間をとたん公開処刑に陥れるため、遠くから眺めるが吉である。あの人外イケメンの先駆者・伊礼彼方先生を公開処刑する海乃美月、恐るべし。可愛かったです。私はやっぱり、グラツィアはうみちゃんが好き。
・皆本麻帆ちゃんの壮絶にレベチのアリスにもびくともしない、ベテラン雄イケイケ人外伊礼先生にきゅんです。(指ハート)
ブロードウェイ的な底抜けハッピーとは縁のない世界観のモーリー先生の音楽。ただ、タカラヅカでこの世界に魅せられ、リーヴァイ&クンツェで世界のミュージカルを知り、モーリー先生の重厚で仄暗い音楽がどうも性に合ってしまう。聞いていると悲しくなったり少ししんみりしてしまうけれど、その先に光や希望がほんのちょっと顔を出す。
モーリー先生、素敵な音楽たちをいつもありがとうございます。これからも末永くよろしくお願いいたします。
■韓国ON SCREEN「ファントム」
キュヒョン
生舞台ではないのですが、一応舞台で外部なのでここに。いや~すごかった!ほんまにすごかった!!!これを3500円で見れるの、ほんと現代のカメラ技術と韓国のエンタメ力にマジ感謝なのでこれからの3作品鑑賞も必須項目だし、なんなら毎年定期的に新作誂えてくれても構いません。
いやあ、韓国絶対行く。私はシャルロッテシアターでファントム絶対見る。
SUPER JUNIORのキュヒョンといえば、私の10代のときに怒涛のように入ってきたK-POPアイドルの先駆けで現在はもうだいぶいいおじさん(同年代)なのだが、ポップスアイドルよりもミュージカル向きという人間は少なからず日本にも韓国にもいるのだなともう涙で前が見えませぬ状態で号泣しておりました。
別にファントム好きでもなんでもないと自分では思っているのだが(ここまで感想書いてよういうわ)、この韓国ファントムはもはやファントムという作品から一歩飛び出た作品になっている。
エリザベートもそうですが、こういう世界を股にかけて全人類が夢中になる「グランドミュージカル」っていうのは国ごとに解釈も演出も違うのがすごく面白い。加えて独特の感性とセンス、そして世界一を誇る喉をお持ちの韓国人、全く違った作品になるのは当たり前。見たことないエリック、見たことないファントム、見たことない世界。驚きと感動で目からウロコと涙がボロボロ。
一番好きだったのはクリスティーヌがエリックの顔を見て「ぎゃああああ」と絶叫して逃げるシーンの後。(ここ、毎回「ねえ、それ、人間としてどうなん」って真顔でクリスティーヌの人間性を疑っちゃうとこですけど…)
エリックはもうどん底に落ちて、動く木とか用意してたピクニックセットとかを蹴り飛ばしたり破壊したりするんです。それがね、すごくエリックのコンプレックスやいらだち、怒りが伝わってくる。
ただ「悲しい、つらい」を嘆いて歌うより、エリックのやるせなさや「どうして」っていう気持ちがガンガン届いてきて、涙が止まらない。すごかった。「怪人」エリックもただの人間。そんな当たり前のことを、激情といっしょに伝わってくる。
演出も全部がドラマチックだし、セットも衣装も豪華で舞台全体に重厚感がある。ディティールにお金をかけているのが素晴らしいし、キャストは全員うまくて特にバイプレーヤーの上手さに目を見張る。
私は韓国ドラマが大好きなんですが、なんでこんなに毎回見応えがあるんだろうってやっぱ脇役の人まで全員プロなんですよね。全員がその世界の住人で、ひとりひとりに人生がありドラマがある。カルロッタとアラン・ショレはいわずもがな、ちょっとの役だけどルドゥー警部、あとモブのオペラ座メンバーの女の子たち全員とにかくうまくて目が足りない!!
若き日のキャリエールとベラドーヴァのシーンはとにかく韓国版しか勝たん。ミュージカルとバレエの融合。「キャリエールお前まじ…」っていうシーンではあるのだが(「既婚者だったのだ…!」には韓国版も例に漏れず「お、お前…!」ってなる)、でもアイスダンスのような滑らかで繊細なバレエデュエットで綴られる悲劇の一部始終はそのあとのベラドーヴァの狂気と異常行動を際立たせる。
美しさの中に、激しさと憎悪と、でも時を経ても変わらぬ愛。
決して許せないが、とても美しくて残酷な世界。
キュヒョンが表現するエリックは、顔へのコンプレックス以外はちゃんと自尊心を持った大人のエリックだったことに驚きを隠せなかった。
私が「これぞエリック」と思っている望海・城田エリックとは全く違うエリックだった。
キュヒョンエリックは、ちゃんと人間を愛することを知っていたし、人間は時に残酷で汚いことをすることも知っている。純粋無垢とか天使とかじゃなくて、ちゃんといいことも悪いことも知っている、「成熟した大人のエリック」。
演じる人の数だけ、エリックがいる。
もっとエリックのことを理解してあげたい。そう思うようになれた自分に、少し成長を感じた。
■「4月は君の嘘」 梅田芸術劇場メインホール
岡宮来夢・加藤梨里香
映画も初演も見たことないが、フランク作曲ミュージカルなら外れないかとチケットを取ったけれど、たぶん自分がマガジン連載マンガのノリについていくにはだいぶ大人になってしまったのだろうと思う。制服も、文化祭も、難病ものも、そして彼女はついた嘘にもなんだか小っ恥ずかしさと羞恥心がまとわりつく。
ああああああ、そうなるか~そうなるよね~でも絶対有馬公生次の恋にいけないじゃんか!!映画版が山崎賢人と広瀬すずと知って、ますますああああとなる。納得でしかない。真ん中の二人を見て、自分の学生時代を思い出す。くぅ。過去の羞恥心で、胸が張り裂けそうだ。
友人とも言っていたのだが、自分が今女子高生だったら号泣できただろうか。どうだろう。「セカチュー」で平井堅が流れてもあの最後の空港シーンで涙がひっこんだ我々。あのときそれこそ女子高生だったはずだが、やっぱり属性的なものでしょうか。そんな話を小籠包を食べながらして、解散した。すみません。
でも来夢くんもやっぱり歌がうまくて、真ん中の主人公オーラがある。かつての天才が、ダサい男の子の仮面をかぶってひっそりと生活している、めちゃくちゃわかる。
背中が大きくて広いっていうのはいいですよね。ちっちゃい彼女を包み込める歌と体格。ロミオで見た夢は来年も続きます。
全員オーディションキャストということで全員見たことない世代のキャストだったのですが、渡役の吉原雅斗くんがよかった。サッカー部のモテキャラで、さわやかだったし背が高いし上手いし踊れるし。結局一番かわいそうなのは結局彼なんじゃないかと思うんだけど、映画版は中川大志。
な、納得でしかねえ…!!!
■「マタ・ハリ」 梅田芸術劇場メインホール
愛希れいか・加藤和樹(ラドゥー)・甲斐翔真(アルマン)
…フランクづいている。
気づけば3ヶ月連続でワイルドホーン作曲のミュージカルを見ている。
こんなにワイルドホーンミュージカルを軒並み年中上演している国も珍しくないか?そんな世界の大作曲家の横にはいつもスーパーモデル和央ようか様が控えている。彼女とワイルドホーンの結婚は、かのジョン・レノンとオノ・ヨーコの国際結婚ばりに日本のエンタメ界に貢献しているのではないかとわたくし、タカコ様に五体投地でございます。死んでも離婚しないでほしい。(心からの叫び)。
ということで先月の「4月」で「ちょっと待った、青春にも程がある!!」と全身むず痒さを感じた私であったが、今回の「マタ・ハリ」にはとても感動した。
こんなこというのもアレだが、周りのヅカファン兼業外部ファンにはわりと「なんでかハマらんかったのよね~…」という声がわりかし多めだったのだ。なんと。それは我が目で確かめねば!身を乗り出して初日を見てきた(なんてへそ曲がりミーハー)
終演後の感想は「ちゃぴ様はもう、大ホールレベルのホリゾントしか似合わないな…」という極論に達する。もう、おちゃぴ様がメインホールの中央に立って歌い上げるだけで正直、イケオジになった加藤くんもピチピチの甲斐きゅんも刃が立たない。
凄まじい主人公力。マタが着るオリエンタル衣装が揃いも揃ってONEPIECEナミ(アラバスタ編)仕様なのだが、日本人で着こなせるのはおちゃぴ様おひとりではないだろうか。
ストーリー的にはなんか、ラドゥーの指示によりアルマンはマタを誘惑し、マタはアルマンに本気で恋をし、アルマンもいつしかマタに惹かれていく。そんなマタを見て、アルマンの挑発で実はラドゥーもマタが好きだったと気づく。
なんてことないお話ですが、ロングガウンに酒を煽り髪の毛を乱してソファでマタちゃぴ様に迫るラドゥー加藤和樹は必見です。みんな加藤和樹好きすぎないか。オペラの上げ率が半端ないよ。わかるけどね!!!!
アルマン役の甲斐きゅんが甲斐きゅんすぎたのだけど、まあこんなワンコ系年下彼氏やらせたら今日本一だよね。でっかいワンコ甲斐きゅんをもはや手のひらで操るが如く飼いならすちゃぴ様。ちゃぴ様が「まて」といったら一生待ってそうな甲斐きゅん。
ドーベルマン加藤とゴールデンレトリバー甲斐を30匹くらい飼ってもまだ余裕ありそうな御大愛希れいか様。私もちゃぴ様に抱かれて死にたい。
■「マリー・キュリー」 シアター・ドラマシティ
昆夏美・松下優也
今年最後に出会った、今年のベストだ!と自分の中で祭りが止まらなかったわけだけど、2月の時点で「ケインアベル」を「今年ベストや!!!」と散々周りに言い回っていたので私のベストがどうこうは当てにならんな、、、と。そして今作も優也くんがおる。それにしても何度でも見たい作品に出会えることが、私にとって最高の贅沢だと感じずにはいられなかった作品。
日本でいう、「キュリー夫人」のお話。2回のノーベル賞受賞、女性でポーランド人、化学と差別に戦続けた、ある女性の生涯の話。
昆ちゃんは外部世界で生きてきた望海風斗あるいは礼真琴だと思っている。底辺から這い上がり、踏み潰されても必ず立ち上がる雑草魂。彼女は成功者であり、勝者になる。ただ、どうも理不尽がまとわりつく。名誉も得た、富も得た、でも幸せだった?どうだろう。そんな戦う女を彼女は全女子を味方にして描く。そんなイメージ。
マリーが中盤で「私は女で、ポーランド人よ。あなたは男で、フランス人じゃない!」と夫のピエールに激昂する場面からずっと泣いていた。女で、化学者で、ポーランド人。性別でも、選んだ業界でも、人種でも差別という差別をうける。
好きで女に生まれたじゃない。
好きでポーランドに生まれたわけでもない。
好きで選んだ化学の世界では、なんとかして成功したい。
もがき苦しむ彼女のそばで、ずっと支えた夫のピエールに怒りをぶつけて、ピエールはただひたすら受け止める。優也くんは私の中では「主人公にくってかかるライバル」枠で、パンチのある声が最大の武器だと思っているんだけれど(アベルは這い上がり根性のある優也くんにぴったりだった)今回は昆ちゃんが這い上がり担当なので笑、珍しく優也くんが受け止め見守る役。これがまた新鮮で、役者って役によってこんなに声が優しくなるんだなあ・・・ととてもよかった。ピアノの優しい音色に乗せて、激動のマリーの人生をドラマチックに描く。医学の発展に多大な影響を与えたラジウム誕生。その裏に、マリー個人への差別攻撃、夫の死、親友の死が絡む。
アンヌ役鈴木瑛美子ちゃんが、服を脱ぎながら「私の体を今ここで検死して!!」と絶望して歌うシーンがある。ラジウムを長年全身に浴びたせいで体の調子がおかしいのを、梅毒だと決めつけられ咎められたのだ。自分の身を呈して事実無根を証明しようとするアンヌ。瑛美子ちゃんの祈りのような、叫びのような、力強い心からの歌声に涙がとまらない。
話は少し違うのかもしれないけれど。ダイナマイトを造ったダイナマイト、ギロチンを考案したルイ16世も、自分たちが考え出したものでこんなに人が死ぬこと、兵器になることを考えて造ったわけではないと思う。純粋に、人類が苦しまないように、なにか生活が楽になるように、と祈りも込めて考えたはず。マリーもそう。ただ、悲しいことに人間は「よかれとおもって」した行動や言葉は、時に仇となり取り返しのつかないことになることが、ある。とても悲しいことだけれど。
ただ、ダイナマイトもラジウムも、この発明がなければ私たちの生活はきっとここまで進化しなかった。それがなんとも、歯がゆく難しい。難しいから、ミュージカルになるのだ。そして私たちは考え続ける。少なくとも、歴史を振り返るチャンスになる。
そういう作品が、私は好きだ。いくらでも考え続けられる作品、ミュージカルが大好きだ。
マリー・キュリーを見て、改めて思った。
また再演して、違うメンバーで上演されても見に行こうと思える作品に生涯何回出会えるのだろう。
こういった経験が、来年の私・未来の私への最高のプレゼントになることを私は知ってる。
たくさんの記憶、たくさんの感情。出会えたことが奇跡。
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いつもながら、思うことはいっしょである。
今回の作品・ミュージカル、最高だった。
今度はどんな作品が私をまってるのだろう?
右手にオペラ、左手にチケットを持って、今日も劇場へ向かう。
それでいい、それがいいと、梅田を歩く私が今日もいます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました~!
2026年もたくさんのいい作品に出会えますよーに!
「…ありがとうございます。」がすべて。これが見たかった朝美絢全部載せ作品。雪組「ボー・ブランメル/Prayer~祈り~」感想
これが、「私が見たかった朝美絢」
全部載せ。
もう…この前最後に記事を上げたのは、こっちゃんの阿修羅(注:春)でございますか。
…そうですか…。
(紅葉されたさみしげな花の道をぼんやりと見上げて)(もう何もいわない)
ということで。
毎年恒例・雪組の年末公演が始まりました。あくるです!!
(ちょっと半年に一回更新とかいたたまれなくて
無駄に元気に始めるやつ)
夏は「イエーイやっぱちなつさんのスカイは最高!!」とビールを飲み、この前までは「イエーイずんちゃんお披露目おめでとう!!」とビールを飲んでいた(=つまり年中何かにかこつけて飲んでいる)。
気づけば今年最後の公演。
目が潰れるとは思いもしなかった2025年の初冬。
…生田くんの芝居はクセが強い。ですがこちらの雪組「ボー・ブランメル」。
2025年マイベストお芝居にさせていただきます
(御歳暮ハム)。
私の中で「2025年はちなつスカイしか勝たんかな~」と「#ちなつしか勝たん」Tシャツを作ろうかと思い始めたところで(なのに感想書いてないやんけとのツッコミ、甘んじて受け入れます…)年末にやってきたよ!
孤高のMr. 可哀想(←ほんとやめたげて)
朝美絢のご登場だ!!!!
雪組「ボー・ブランメル/Prayer~祈り~」

謎の多いことで有名な「歴史研究家泣かせ」のブランメルらしいですが、もうこれからの彼の肖像画は
全部この写真でいいんじゃないでしょうか。(右下の瀬央含めて/肖像権:宝塚歌劇団)
私、こういうのをあさあやせおで見たかっただけ(お決まりのセリフ)
始まる前からはっきり言って、期待しかなかった。
(※これが有名な後出しジャンケン商法)
まあ、始まってしまったらなんとでも言えますけどね。でもあえて言わせてほしい。
あらすじだけで「絶対私これ大好き」って確信してた。し、生田くんとフランク再コラボですって?タカラヅカのみならず、エンタメ全体に
「過度な期待はダメ、ゼッタイ(=がっかりしたくない)」
をモットーに日々観劇に勤しむ私ですけども(でもおかげであんまり落胆がないので続きます(←大事))、もうこれはしょうがない。
大好きだからこういうの。
(期待値最高値で着席)
(…観劇後)
…ただの朝美絢でこれが見たいの
全部載せだったーーーーーーー!!!
ロビーで小躍りとはこのことでございます。チケット代?実質タダ★
(↑こういうファンが一番あかん。)
本気でありがとうと伝えさせてほしい
正直、生田くんが次に雪組を描くのは
「ひかるふる路スピンオフ~サンジェストの左ピアス~」
だと思ってたから(あくるさんのタイトルのセンスのなさよ)
…ボー・ブランメル…って、誰なん?
というところからだったけど(私の歴史の先生はいつまでも宝塚歌劇団さんです)見れば見るほどう~ん、時代・衣装・セット、登場人物の心理描写、起きる事件、何をとってもタカラヅカっぽい。
でも、今までこのボー・ブランメルに
誰も着手しなかったこと、五体投地で感謝したい。
むしろブランメルは、朝美絢がやるためにとっておいたのでは!?
そういう幸せな思い込みをしているほど、今の彼女・彼女が今作っている雪組にぴったりの作品だった。(生田先生の学生時代から続く構想ノートを早く書籍化してほしい!)
まあ、、、生田くんの作品って個人の好き嫌いがこれでもかと顕著に出るのでね、(客観的に見ると無理な人は本当に無理だろうな~とも思う。)
「自分のベストは他人のベストではない」ってことを念頭にこれを書き進めたいと思います。でも以下結構ゴリゴリに推します。(宣言)なのでこの先をお読みの方で、私と趣味が合わない方はご注意ください…うんそう生田作品肯定派の強火担とはあたいのことよ…
やっぱり名作というのは全てのタイミングがあってこその名作。ブランメルは、トップが朝美絢でなければ成り立たない作品ではあるのだけど、相手役の夢白あや・二番手の瀬央ゆりあの存在も大きいと思うんです。
あやちゃんには「トップ娘役続けてくれてありがとう」
瀬央には「雪組に来てくれてありがとう」
と、幕が下りた瞬間拝みました…(よくあるやつ)。
ヴィジュアル・スキル共に完全に三人の足並みが揃ってるからこそ、真ん中のあーさブランメルが苦しみ、もがき、孤独を選択するしかなかった人生に理解が深まる。
いやー、ほんとうまくできてますよねえ。
朝美絢のブランメルは「愚かで可哀想」だから人を魅了する
愚かなのも、ダメなのも、可哀想なのも、自分で選んでそうしてる。
それがブランメルであり、この人の美学、生き様なんだなと。
たぶん、音彩ちゃんと華純ちゃんの女子会(※最後の締めは梅田のキルフェボン)で吊し上げにされる男の筆頭だとは思うんだわ。人を蔑み、侮辱し、皮肉屋で自分のスタイルは絶対に崩さない。音「いやもう、今日のブランメル見た?」華「見た見た。いやーもうまじ?って思っちゃって。思わず二度見」音「だよね?いや~ムリムリ」
…あの二人にこんなヒソヒソ話されてるってだけで泣けてきますし、もう私なら二度と夜会には行けないです。
(いや、大いなる捏造だよ。)
絵画、むしろ名画、いや神画
朝美絢のブランメルは、何をやってもとにかく絵になる。
それがこの作品で1番大事なところであって、必須条件である。
ブランメルが鏡を覗く姿、ラインのきれいな燕尾服姿、「それ何メートルあるの?」っていうクラヴァットを結ぶ姿も、ハリエット夢白とのソファのイチャイチャも(ひえー、目が潰れるかと思った)ウェールズ瀬央を論破して挑発しても、貴族社会を皮肉ってバカにしても、ピアポント縣に裏切られても(投げつけられたお金を拾う朝美絢…)、誰からも見向きされなくなっても、追放されてもそれでもいい。
それですら、一枚の絵画。
ボー・ブランメルそのもの。
なんかね~、ほんっとダメなファンなんですけど、タカラヅカ見てると「もうこの画を見ただけでお金惜しくないな☆」ってリアルに思っちゃう瞬間が結構あるんですよね…。それをもってでも、このブランメルは美しすぎるのよ。
美しすぎるから、目も向けたくない汚い世界ですら目を凝らしてみてしまう。
この美しすぎる男の末路を目に焼き付けようと、のめり込んでいく自分がいる。
すべてを手に入れるために、
すべてを捨てた。
コンプレックスと自己肯定感の低さがエネルギーの源。人生は諦めと執着の繰り返し。ブランメルがイギリスで最後に訪れたのは、劇場。白いスーツと白いマント、ハットはイギリスに置いていく。静かだけど圧巻のラスト。
孤独を自ら選び続けたブランメル。その人生の木っ端微塵を目の前で見ても、朝美絢の美には敵わない。こんなに美しくて、愚かで哀しい男を余すことなく魅せてくれるのは、今朝美絢以外考えられない。
ああ、朝美絢はブランメルをやるために、ブランメルをこの世に出すためにここに入ったのかも。頂点に上り詰めたのかも。大げさだと思うけど、そう思わせてほしい。そして、私はそういう作品に立ち会えた。
朝美絢で、ブランメルが見れてよかった!
投げつけられたお金を拾う
私ねえ、朝美絢の何が好きって、あれだけ美しいのにどこか禍々しい何かを抱えている、どす黒いものを感じる演技なんですよ。
なんていうか、(語弊を生むかもしれないけど)この人あんまり愛されてすくすくと育ってきた感じがしないなっていう男性が似合う。
「え?絵画ですよね?」と誰もがうらやむ美があっても、普通の人間が「ああ、こんな人生やだな」と思うことはちゃんと一通り経験してきた。
しんどいことは一周全部経験済み。あーさは下級生の頃はただの顔が強くてきれいなだけのアイドルだと思ってたけど、どんどん芝居に深みと闇が増してきた。よい。実に良い。美形と闇はびっくりするくらい相性がよいのである!(という好みの話。)
この作品の中で、普通の人間が「これはまじで!しんどい!!」エピソードのひとつと思われるのが(←すごいポップに言ってるけど本気でしんどいよ。)
「ピアポント(縣)が投げつけたお金を拾うブランメル」の図。
こんなに胸をえぐられるシーンあります?
…見てるだけで大ダメージ。HP‐100(生田くんあるある)。
完全にブランメルの因果応報だけど、このシーンはさすがにぎゅっと胸が締め付けられた。はぁ~わかってるよ。結局ピアポントとブランメルは、そういう関係。でもさぁ、ブランメルのおかげでピアポントも甘い蜜を吸えたじゃない?ちょっと楽しかったじゃない?確かにピアポントという人間はそういうやつだよ、って納得するエピソードすぎるけども、なんつーか、なんつーか
ピアポント君、キラーイ!!!
て叫びたくなるシーンです(小学生)。
ほんまに、音彩華純最強女子コンビをを今すぐここに召喚したい。今ピアポントを成敗できるのあのふたりだけですから。
このシーン、しかもね、お金を拾うブランメルに表情がないのよ。
びっくりするくらい能面。
その無表情のブランメルを見るとね、もうだめ。
どれだけ彼が今までこういうことをやり過ごしてきたかがわかってしまう。
もう何にも感じない、感じても意味がない。能面の、ただ美しいだけの顔。そんなブランメルを見てると、やるせない、いたたまれない、とても切ない。
とても苦しい。誰かこの子を愛してあげてって叫びたくなる。
私は「金色の砂漠」でタルハーミネに踏み台にされた(※言葉通りの意味合い)かつての明日海りおさんを脳内で召喚しました。あの時もなんだか似たような衝撃が走った気がします。
自分の痛みを軽視し続けた人間は、いつか本当に痛みを感じなくなってしまう。それは本当に悲しいことで、、、しんどいことだと思うんです。
無表情から伝わってくる、ブランメルの悲しい人生。海を渡った先のフランスでは、彼らしく生きることができたのだろうか。
…正直あまり幸せになることを想像しずらいブランメルではあるけれど、少しでも彼らしく生きれたことを願ってやみません。
(って脳内に明日海さん召喚したところでポー再演ニュース!まじで!?まじか…!あの世界をまた見れるのは嬉しいけれど修ちゃん、まだ私の海馬には明日海エドガー(とアラン柚香)が残ってます…(A.嬉しいけどとても複雑))
「…ありがとうございます」
…私の心の声じゃないですよ?(そうだけど!)(何回もいってるけど!)
いや~~~、あの、
「…ありがとうございます」。
こんな絶望と感謝が半々の重いしんどい
「ありがとうございます」、ありますか?
最も美しいと評判の日本語が、こんなにも悲鳴のような絶望を含んだニュアンスで言えるんだ…?って私はもうスーパーひとしくんを100体くらい出しちゃう気持ちだったよ。
衝撃で息を呑んだよね。あとスーパーひとしくんとか令和生まれに優しくないブログでごめん。
生田くんのプログラム挨拶に書いてあるこの一節。
”役者”ブランメルは劇場で最後に何を見たのか?その舞台の上にいたのは…?
ブランメルの見つめる先、その舞台の上に存在するヒロイン像を
想像し始めたことから創作は始まっていった。
「…追放…ありがとうございます。」
あーさのこのセリフを聞いて、ブランメルはほっとしたのだと思った。
やっとこの舞台から降りられる。
もう、次のセリフや演技を考えなくていい。
この舞台を降りることを許してくれたウェールズに、言葉通りの感謝もにじませているようにも私には聞こえた。
逃がしてくれてありがとう、って、そんなふうに聞こえた。
似た者同士のブランメルとウェールズは、どちらも正しくてどちらも間違っている気がする。彼らは偽り演じ続けなければ、自分には誰もついてきてくれないと本気で思い込んでいるから。
ブランメルとウェールズそしてハリエットも、一生自分という役から逃げられない役者。舞台の上でないと、偽り続けないとうまく息ができない。
だから惹かれ合い、憎み合って、傷つけ合うことしかできない。
あやちゃん、ありがとう
当公演は、夢白あやサヨナラ公演です。THE☆眼☆福。
目が喜んでるとはこのことでございます。もう喜んでいるっていうか、
目が昇天している。
綺麗すぎて、目が正常な働きしてないのわかってます。
少なくとも、私が過去一好きなヴィジュアルの夢白あや。
垂らしたパールの髪飾りに長いショール、パニエはいらないロングドレス。
最後の退場シーンの美しさよ。
(゚ д゚ ) ゴトン
…もう二度見どころかオペラ落としそうになったりして。そうか~、みんなこういうときのためにオペラ首から下げてるんですね!(多分違う。)
「サヨナラ公演が一番キレイ」とはトップ娘役あるあるだとは思うんですけど、最後のシーン、白いマントに白いシルクハットで歌う朝美絢をみんな見たいと思うけど、
私は真っ赤なバラを持って凛と前を向いて堂々と退場するあやちゃんに
オペラ上がりすることを強くおすすめしたい。
…あんなんね~、森をふらふら歩いてたらあかんて。鳥とかクマも二度見するだろうし、ブランメルも「服が!汚れる!!」とかいいながらうっかり声かけてしまうて。
レッツ炎上☆恋の炎!!
(しつこいけど、ここに音彩華純コンビのアフターヌーンティーお願いします(副音声))
毎日王様のお供でパーティーパーティーパーティー、正直うんざり…それをハリエットは巧妙に仮面と扇で隠す。王様のバッグがなければ、自分は価値がないと思い込んでいる彼女。彼女もまた、ブランメルやウェールズと同じ穴の狢。
ただ彼女は女性で、賢かった。ブランメルやウェールズみたいに周りも自分も欺き通すのは無理だったのね。彼女のセリフで
「あなたを想いながらあの方に抱かれるなんてもう耐えられない!」(ニュアンス)
という言葉が、私は胸をえぐられましたそれは無理よ。それはなんつーか、無理、っていうか嫌だわ。
それを楽しめる女性だったら、ブランメルを愛せないしブランメルも愛さない。
損得勘定のない純粋な恋愛じゃない。相手の知られたくない過去を知ってるから、弱みに付け込んだ。そうともとれる二人の愛だけど、私は「それでもそばにいてくれる人がお互いじゃなきゃダメだった」、みたいにも見えた。
ブランメルの前でだけちゃんと人間に戻るハリエットに願ってしまう。
なんでもいいから、どんな手段を使ってでも幸せになってほしい。
そう願わずにはいられないヒロイン。
生田大和のヒロインはちゃんと流されて、ちゃんと立ち上がります
生田くんはヒロインに生きる軸をブレさせないから好きです。わりと相手役の愛が重くて一回流されちゃうんだけど(笑)(マリーもルスダンもちゃんと一回流されるからね)ちゃんと戻ってくる。戻ってきた後は自立するし、その自立が結構早くてノーストレス。いいですよね〜好きやわ〜。のわりに苦手な人多いみたいなのがちょっと悲しいけど…。
あと生田くん、プログラムのTシャツどこで買ったの?(今ここでそれ書く?)
タカラヅカなんで、作品はトップ男役ありきで作られる。それがタカラヅカの美学。
そういうものなので(断言)、(個人的には)作品もよく、役柄的にもドンピシャで、「ああ、この役はやっぱり◯◯ちゃんでよかったな」ってなる作品がトップ娘役のサヨナラ公演になることは、正直宝くじ当選くらい確率低い(苦笑)。
今回のあやちゃんは、今まで頑張ってきたご褒美だよなぁ、って見てるこっちが嬉しくなるんですよねえ。あやちゃんがね、全角度全瞬間全部きれいなんですよ。
そういう作品が最後の最後に回ってくるのは、やっぱ神様は見てる。
私はタカラヅカに限らず、ちゃんといい仕事した人には素敵なご褒美があると信じたい。だってそうじゃきゃやってられないじゃない(笑)
ハリエットにも美学があって人生がある。
あやちゃんの演じる女性は、いつも自立してて自分の美学とセンスを持って生き抜くヒロイン。どんな男役が横にいようとも、我を忘れず、自分のやり方を貫いてた。
それがすごく眩しかった。美しかった。
最高だった。
最高の夢白あやのサヨナラ公演だった!
…咲ちゃん、見たらLINEして!(友達か)
瀬央ゆりあの十八番芸
…何がどうして十八番芸なのかちょっと自分でもよくわかんないけど(ごめん言った手前あれだけど「これ!」っていう根拠ある作品思い浮かばない)なんか、
瀬央さんて裏切るより裏切られキャラじゃないですか。
「お前、よくも裏切ったな!」っていうより「…友達だと思ってたのに…!!」みたいになる人が似合う人だなと思ってた。…こっちゃんの影響か…?(失礼ですよ。)
プリンス・オブ・ウェールズ。大層ちやほやされてます。黄色いジャケット着て、スカイブルーのベスト着て、ショッキングピンクの靴下はいて玉座に座る男。
それでもびくともしない瀬央ゆりあ。
…いや、この人さらっと着こなしてるけど大したスキルだよ?
どこぞの鳳月ちなつさんと張るんちゃうか?ってくらいの着こなしスキルだよ。
もう私は事の顛末を徐々に知っていくウェールズくんの感情と追放を言い渡すウェールズくんに涙するしかありませんでした。本当にすごいのよ。追放を言い渡す瞬間、誰よりもつらくてしんどくて悲しそうなのはウェールズ。
「友達だと思ってたのに」
「ずっと一緒にいてくれると思ったのに」
そんな魂の叫びが聞こえてくるようだった。
目を赤くして、震えながら、自分を必死で抑えて友人に消えてくれという。怒りと悲しみ、つらさが全部一緒にウェールズにのしかかる。
結局は、ブランメルもハリエットもウェールズも全員似た者同士。依存しあって、傷を舐め合って、弱い者同士で寄り添って。
人の苦しみを甘い蜜とする宮廷社会を生き抜くしかない。
瀬央さんの芝居がもうね~、ほんまに星組出身か?(ド失礼)ってくらい緻密で繊細なんですよ。
自分の中でですが、芝居の雰囲気は星組の芝居は迫力のハリウッド製で、雪組は繊細な韓国製だと思っているので、そこで組替えするとそれぞれはとてもいいのに相性がイマイチよくないのかな?って見てて。ほら、綾凰華ちゃんとかすごい悔しかったじゃない…?(※根に持つタイプ)
…ちなみに誤解しないでほしいからちゃんと言い訳すると、これは国と人種と文化が違うからしょうがないよねって話で、私はどっちも好きです!(くわっ)(ミーハーの底力ここに極まり…)
ただ、その今までの組替え組の悔しさをぶっ飛ばすかのように、瀬央さんは星組仕込みの迫力と雪組芝居の繊細さを既にダブル取得してしまってるんですね。
迫力星組と繊細雪組のハイブリッド瀬央ゆりあになってしまわれたので、いやもう、いやいやいやいや。
行き着く先は、瀬央ゆりあ\(^o^)/
雪星ドラマチックファンの希望の星でしかない瀬央ゆりあ\(^o^)/…瀬央さん…お願いだからずっといてね…(※無理)。
そんなウェールズは友人と愛人同時に失って、そんでもって自分はその友人を裁かなくてはならない立場。それでも国は続くし、自分は逃げ出せない。
金はない、借金は増える、そして嫁は迫ってくる。※しつこいですが音彩ちゃんは最高です。
自分のまいた種、だけどその代償はあまりに痛かった。
衣装もだけど、ウェールズもどんどん変わっていく。最初は裸の王様よろしく
「え?その色大丈夫?(これが瀬央なら案外大丈夫。)」
という頭おかしい配色で彼は生きている。(加藤先生は天才ですか? A.天才です。)
それが、彼は気づき始めるのよね。
洋服はブランメルのお陰でどんどん洗練されてかっこよくなっていくのに、ウェールズはどんどん汚い世界を知る大人になっていく。
この変化を、瀬央は徐々にギアをいれて「プリンス・オブ・ウェールズ」を実在した王様として生きていく。これ本当にすごい。
最初はウェールズを怪訝な目で見ていたのに、彼が気づき始めたら最後。
ドラマチックでリアルな世界から目が離せなくなっている。
「愛の不時着」のときも思ったけど、こういう史実ベースのキャッチーでリアルな男役は瀬央さんの独擅場。
漫画のようなキャラクターを、ドラマチックな男役に仕立て上げる才能は唯一無二。
気づけば瀬央自身のゴージャスな美も相まって夢中で見てしまう。
この芝居の肝はウェールズ。
ウェールズがちゃんとお芝居できる人じゃないと、ちゃんとこの世界に浸らせてくれないと、この芝居は成り立たない。
あーさがトップになって、あやちゃんの最後で、瀬央が雪組に来て、2作目で。
すべてのピースがぴたっとハマった感じがする。
そうそう、私、この3人でこういうの見たかったの!!
ねえ聞いて、ショーもすごいよかったの
イットク先生愛してるーーーーーーーーーーー!!!!
…もうこれしか言えん。いや~、イットク先生も自分の故郷はここだと思っているんでしょうね!同郷じゃーん☆(※馴れ馴れしいにもほどがありますよ。)
もう全部が「はーん!これが見たかったんですよぉ~~!!!」ってなりますので、いろいろ不安にさせたかもしれませんが(お披露目で)、ご安心ください。(※ひどい)
雪組ショーのモットーは、
後半の群舞の「海への祈り」。
もうこれ見れたら今年は死んでもいいと思える群舞(※また来年生き返ります)。花組の「BAD POWER」と今年どっちかしか見れませんって言われたら本気で泣いちゃうので言わないでね。(誰もそこ比べないよ!)
あの使いまわせそうにない衣装最高ですね!加藤先生ありがとね!!!(軽)
…あとね…黙ってようと思ってたけど、今年の恨みは今年のうちにってことで←?、やっぱ言っていいですか。
ミキティーよ…、、、ショーに黒燕尾は絶対いれよう!?(黒燕尾あーさを指さしながら)
わたし、あーさが真ん中から燕尾で大階段降りてきた瞬間泣いちゃったよ?ちなみに私の周りA席は一体泣いてたよ?それくらいみんな見たかったんだよ、
…お披露目でな!?(強めの語尾)
…多くは求めてないはずだ。これから改めてくれればそれでいいから。(すごい上からー!!)
ただ、ほんと私達、これをお披露目で見たかったんだから!!!!
うん、つまりあれだ、イットク先生ほんとありがとう!!!!!(むせび泣き)
今回のオペラ上がり(←カフェ◯レパクリ)
縣千(ヘンリー・ピアポント)■金を投げ捨てて拾わせる貴族の友人(この解説どうなの)。容姿が端麗な分、こういう「こいつほんまに(しょーもな)」っていう役すると縣くん、映えちゃうよね。あのひとを見下した態度と目線がほんまに…!!ってなる。最後に挽回するかも…ブランメルのこと見捨てないでね…!仲良くしてね…!!と願ってたんだけど、やっぱりあかんかった(あっさり)。相変わらずショーでのダンスが薔薇の花束。THEゴージャス。韓国の民族群舞でさえも薔薇を撒き散らしてます。
華世京(ロバート・ジェンキンソン)■最後に別れるブランメルとハリエットを見届ける青年貴族(かせくん、この新公主演やりたかっただろうな~)。きれいな顔と大きな目がハットのせいでほぼほぼ見えない笑。でもその存在感と「華世京、ここにいますんで」感が半端ない。ハリエットを優しく見守っている目が印象的でした(繰り返しますが、ほぼ顔は見えないです(ハットのせいで))。ショーでは客席降りで盛り上がったあとで銀橋で歌います。イットク先生ご存知ですか?この人まだ新公出てますよ…!(たぶん、知ってる。)
奏乃はると(チャールズ)■ウェールズの仲間。私がおそらく一番ご挨拶を見た組長さんかな。ちぎちゃん、望海さん時代から大変お世話になりました…。これからたくさんの組でお父さんが見れると思うと(決定なのか)嬉しすぎます。この人はこういう大勢の中のひとりでも、ちょっと力の抜けたとぼけた味出してて好きだなって思う。
杏野このみ(ヤーマス夫人)■雪担全員好きな娘役さんです。(自信満々)あんこちゃんが辞めちゃうと、なんか本当に私の好きだった雪組がなくなってしまう感がある。さみしいです…お疲れ様でした。雪組のTHEいい女。やっぱりあんこちゃんといえば、みんなだいすきナ・ウォルスク!(愛の不時着)
桜路薫(アントナン・カレーム)■桜路薫がTHE貴族という物腰で立っているだけで、この時代のドス黒さがさらに増す気がします。もう漆黒の渦。なおさま最高。
諏訪さき(ウィリアム・ブランメル)■(諸悪の根源)父親。あれ、指田珠子ワールドの方がお邪魔してますね…?と思ったら、やっぱりそうですよね、雪組の漆黒とはこの人のこと、全部だいたいこの人が悪いでおなじみ、諏訪さき様です。(※褒めてます)。毎回思うんですが、主人公に立ちはだかる壁が上手すぎませんか。
眞ノ宮るい(リチャード・シェリダン)■「えっ、誰あの若手のキラキラしたイケメン!!」って思うとはいちゃんなことが多すぎる。若手どころかまあまあ中堅(100期)でも全角度眞ノ宮るいすぎる。で、毎回なんで?ってくらいきれい。(素)
蒼波黎也(アルヴァンレー卿)■ピアポントのお仲間。なんかこの子の演技は毎回気になります。さすが新公フェルゼン勝ち取っただけある(っていう目で見てるからかもだけど)。一言セリフを印象的にいうのがとても上手い(気がする)←あくるさんも自信持って!
愛陽みち(リトル・ジョージ)■朝美絢の幼少期。(←間違ってないけども…)みんな大好きボニーの幼少期役の子。みちちゃんって104期生なんですね…!本当にあーさかも?ってくらいそっくり。父親に支配されてた繊細で内気なジョージそのもので、だから大人になったブランメルはこうなるんだ、ってみちちゃんのおかげで納得がいきます。
苑利香輝(アーサー・ウェルズリー)■今の雪組ショーで「あの子だれ!?」からーの、遠目で確認からーの、オペラあげーの、それはだいたいそれは縣かエンリコくんです、が一連の流れでございます。これ、テストで絶対とれる問です。
音彩唯(キャロライン皇太子妃)■異国から嫁いできた嫁(デジャヴ←「ストルーエンセ」参照)。控えめに言って、最高でした。最後の瀬央と腕を組んで横に立つ音彩ちゃんのドヤ顔をみなさんに見ていただきたい。なんならNHKで放送してもらいたい。「最後に勝つのは、このあ・た・し」って顔ほんまに可愛いし憎たらしくて総じて最高です。トップ娘役めでとう!メリーベルなの?シーラなの!?楽しみだー!
華純沙那(デボンシァ公爵夫人)■仲間内では「かすみさま」と呼ばせていただいております(ひれ伏)。あやちゃん筆頭にして風神雷神ねいろかすみのトライアングル最高に好き。キャロラインとデボンシァ夫人の皮肉と毒しかない会話のミルフィーユが出る女子会にぜひ参加させていただきたい。ウチワもって「指さして」ってやりたい娘役すぎます…。くぅ。
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自分の故郷を捨て、自分の愛する人を捨て、友ももういない。諸悪の根源の父親はとっくに死んで、もう墓参りさえも叶わない。
全然幸せそうじゃない朝美絢のブランメルは、
何のために、何が楽しくて生きていたのだろうか。
うらやましくない。絶対にこんなふうにはなりたくないし、なれないとも思う。
でもどうしても惹かれてしまう。見てしまう。痛くても、つらくても、情けなくても、目を逸らせない男がここにいる。
人間の最も汚いところも、最も美しいところも、全部のせ。
いい公演でした。
今の朝美絢の芝居センスが光る、胸に深く刻まれる。すごく好きな作品です。

あなたの16年間は、最高に楽しゅうございました!!礼真琴ついにグランドフィナーレ、これが最後で最高の礼真琴。星組「阿修羅城の瞳/エスペラント!」感想文
礼真琴のサヨナラ公演は王道公演。
…「ちゃんと書く」なんて時間はないことに気づいた春。(いまさらぁぁぁぁぁ!!!)
みなさま~~お元気にされていますか~~~!!
スプリング・ハズ・カムでございます。2025年。
「どう考えたって季節外れもいいとこだろ」と遅すぎるお年賀とばかりに2024年の総括を3月に提出するという社会人としてありえない醜態をさらし、
「今年はまあ、みんな公演長いですからね。」
と悠長に構えていたら雪組終わってました。(※書きかけのロビン)本当にすみません(平謝り)。
ちなみに花組さんちのらいとバウもありがたく見させてもらい、めちゃくちゃ感動して帰ってきました。らいと初主演おめでとう!!
やっぱ救命ボート足りてなかったんや。
(中途半端な感想やめて)※感動隠しです(めんどくせえ)
…すごくよかったの、らいと君(※書きかけのらいとバウ)(号泣してきたよ)。頭の中の感想がそのままPCに表示できたらいいのに~。お願い!チャットGPT。(まだむり)
料理もやる気もブログも、「鉄は熱いうちに打て!」でございます。
見てきた今の公演のことを、とにかくしゃべりたい。
ラスト礼真琴、凄まじく最高です。
…ねえ、95期首席、100年に一度の逸材、やっぱ最後まですごいんだけど。
星組■「阿修羅の瞳」「エスペラント!」

「柳生くんとたぶん同期生だよな」って思いながら出門くんを見てました
■礼真琴、今回は死にません。
なのでたぶん、よくわかっていません!(堂々)
ぶっつけ本番で舞台を見て、足りないところを補完していくスタイルで早10年の月日が経っております。ゆえに細かいところはようわからぬ。でも、これだけはわかる。
めちゃくちゃおもしろかった!!!!
…ね。真顔で当たり前のことを大声でいうブログなんで。あくるさん、こう見えてただのエンタメ好きのドミーハーだからね(知ってる)。
考察とか、無理だから。(よく知ってる)。
すまん、先に謝る。許せ。(見た直後は口調が礼真琴出門になる阿修羅)
一番の感想。
「礼真琴、死なないやん!」
衝 撃でした。サヨナラ公演で第一感想それかよってとこですけど。
何回でもいうけど(スキダカラ)、
「絶対死なない柚香光・絶対死ぬ礼真琴」の常識で私達ここ数年やってきたでございましょ?(どこで)
も~、御本人は人外的な強さがあるにも関わらず、死亡率がべらぼうに高いことで有名じゃないですか?礼真琴さん。
Xで昔読んで「しゅ、秀逸…!」ってなったコメントに
花組のれいちゃんは「戻って来る!」っていったら必ず戻ってくるけど、星組のまこっちゃんは「戻って来る!」っていったら「あ、死ぬフラグや」って必ず思う
…礼真琴、あんなに一生懸命生きてるのに。
誰よりも生きることに貪欲なのに。
戻って来る信頼ゼ☆ロ。
…すまねえ、結局みんな、ボコボコにされて、それでも這い上がって、そんでもって死んでいく礼真琴が大好きなんですよ(性癖)。
で、今回。ビッグニューーーーース!
礼真琴、今回死にません!!でかした奈穂子!
ついにラスト公演にて「死ぬフラグ立ちまくるトップ男役・礼真琴」の返上だ!!
いや~、ほんとに今回、人外的な強さを誇るとともに、人外的なしぶとさも感じました。
出門、今までのまこっちゃんの役とは大きく違って、
生きることにさほど執着を見せないんだけども(過去の役は壮絶な「それでもオレは生きたい」って数々の拷問を受けていた)(なんで?ってくらい←いうなよ★)なんとなくこう、出門には
「この人死なないだろうな」
って思わせる強さがあるんだよね。それがなんでかはまだちょっとよくわかんないんだけど、ひとつの理由に出門の「いい感じのゆるさ加減」がそうなのかなって思います。
過去の「死ぬよなぁ、この感じだとなぁ」(←言い方)…っていうこっちゃんの役、ロナンもロミオもディミトリもなんだけど(注:大好きですよ)
こう、、、真面目なんですよね。全部において。生きることにも、愛することにも、仕事にも、友情にも。
全部真面目に悩んで、受け止めて、拷問受けて、
這い上がって、彼は散っていくんですよ
(そしてなこちゃんは必ず置いていく)。
これがね~、今回の出門。
いい感じに、ゆるい!!
これが彼が死なない勝因(?)だと思います!!
「まあ、鬼退治もいけるとこまでいったし、これから別にやりたいこともねえし明るく楽しいことだけテキトーにいけたらいいな~。お?この椿って女、なんかいい目してるじゃねえか…けどなんかいい予感はしねえな…はっ、この妖気は桜姫?!(殺気)」みたいな、阿修羅城の殺伐とカオスな雰囲気(桁外れにかっこいい極美とかキレッキレの天飛とか貴公子稀惺とかが隙あらば襲ってくる)の中で出門はまあまあのんきに
「今を楽しく生きれたらな~」
「椿といい感じになれたらな~」
「桜姫はノーセンキューです~」
と過去のロミオとロナンが聞いたら「おいふざけんなよ」って怒りで一旦死ぬのやめるんちゃう(←言いっ放し)って思うくらいいい感じにテキトーでお気楽な出門様がいました。
戦闘能力誰よりも高いのに、
誰よりも生きることにテキトーな礼真琴。(ここにきて新発売)
…これで!ついに!!やっと!!!!
「礼真琴、ついに死なないエンド」の完成です!!
(御赤飯)
…やっぱね~、人間思い詰めるのが短命への近道だなって思いました。(?)
気楽にやればぼちぼち楽しく、なんかうまくいくようになる。
ロナンやロミオが草陰で「そっかあ、ああやって生きればいいんだったか~」って思ってくれればちょっとは浮かばれるんじゃないかな~って思います(?)。
\\修ちゃんそういうことだってー!!(大声)//
■奈穂子さんの主観が大好物
プログラムに
「小劇場を愛してきた私がこのタカラヅカで「阿修羅」ができることはすばらしき僥倖」
と奈穂子女史には珍しく(?)感極まって書いています。
先に言っておく。
奈穂子作品、大好きです。
って今更か~☆(てへ)。奈穂子女史の作品、まあヅカヲタ全員好きだと思うんですけど、私は特に奈穂子女史の書くサヨナラ公演が好きです。今までだと、
・紅ゆずる「食聖」
がとにかく「贔屓公演じゃなくても通いたい名作」だったことはみなさん一緒かと。
ちぎちゃんも紅さんも近年のトップさんでもずば抜けて演技力高くて、どんな作品でも面白くする演技派だったけど、それをおいても奈穂子さんてね、いつもの公演もだけど特にサヨナラ公演に対する力の入れ方がちょうどいいんだと思うんです。
サヨナラ公演だからって、力まないから。女史。
(はいここテスト出ますよ!!)
普通に、自分の見たいものを作る。いつも通りの通常運転で。
・・・それいい!!!!(ばーん)
…いや知らないよ?座付きとしてはちゃんと考えているだろうし「ええええ…」って重責にずーんってなってるかもしんないけど、女史は結構プロの組織人だと思ってるので私。
「私この人でこれ見たい」(奈穂子女史のヲタク魂)+
「私この人のこういうの、好きだったんだよね」(奈穂子女史の主観セレクト)
=トップスターの得意・好き・かっこいいだけが
詰まっている集大成作完成
A.我々が何度でも見たい
名作の爆誕(テッテレー)
…このような公式と思われます。…勝手に女史を我々の仲間だと思っているところがなんとも思い込みの激しいヅカファンっぽいなーって思いません?ウフフ。
素晴らしい。(↑ガン無視)
素晴らしく明快かつポジティブで健全なサヨナラ公演へのモチベーションだろうか。
商業エンタメとしてどうなんだと思われちゃうかもだけど、サヨナラ公演は正直作品の出来とかは二の次でOKの世界なんで(真顔でいえるヅカファン)、
たとえ支離滅裂でも、途中寝てしまっても、ファンは通う一択で、「今まで楽しませてくれてありがとう」って伝えるラストのチャンス公演だから。
そのラストチャンス公演に「これ俺達が見たかったやつうううううううーーーーー!!!」 をわりと通常運転で、いつも通り主観でモノを作りながらもめっちゃ高めの正解率でだしてくるのが、奈穂子女史です。
(※この意見こそ主観)
奈穂子さんの中でトップになってもサヨナラでもちぎちゃんはジャンプの主人公だし、紅さんは「伝説の料理人でもクックパッドでレシピ調べる人」って思ってる。
「あたしが見たいからこれ作るわ」型の
天性のクリエイターだと思います。
個人的には、
大スター礼真琴に
メインボーカルみきちぐ組長の
アンサンブルさせる時点で
奈穂子優勝判定です。
(ちぐさんもさぞかし緊張しているだろう)
(しかもめちゃくちゃ楽しそうにアンサンブルする礼真琴)
(初代マイクの幻影…うっ@オーシャンズ)
■礼真琴にとって奈穂子は戦友であり星組生のタイコさん
礼真琴さんて、類まれな才能も持ちつつ天才的な努力できる人っていうイメージです。ああ見えてたぶん器用なタイプではないし、思いの外繊細で、そしてとにかくすんごい真面目。で、素晴らしく柔軟性の人だと思ってる。
礼真琴の何を知ってるんだって感じだけど、きっと「こうして」って言われたらすぐできるだけの努力をしている人だから、なんでもできるし結果がでる。で、「ああして」っていわれてそれが例え「えー?」と思っても「そう考える人もいるんだ、そっか。わかった!」ってすぐ思える、賢い人だと言葉の節々から感じる。
どうしたらこんな礼真琴ができあがるんだろう…ってといつもインタビューで「ほえ~~~~」って声しか出ません。何度もくどいですが、人生の時給が違う礼真琴の言葉ってすごいです(真顔)。
だから、奈穂子さんに
「ほっとけない可愛げあるよね♡(だから、ルーチェはニート♡)」
「首席なのにちょっと不器用でどんくさいよね♡(はい、リーロンロン♡)」
「礼真琴さんに片思いしてほしい、そして私「かもめ」が好き♡
(コースチャ、どうぞ~!)」
みたいな奈穂子女史'sリクエストに100%の150%で結果出しちゃう。これがすごい。
私が奈穂子さんの作品が好きな理由のひとつに、あの小さな世界の中でみんなが一生懸命に、でも楽しそうに必死に生きている、というのがある。他人から見たら一見バカバカしいことかもしれないけど。そんなところが大好きだ。
礼真琴の例で言えば、リーロンロンも、ルーチェも、恵まれた環境でもなんかちょっと残念男子で、でも一生懸命女の子を好きになって、自分の最善を尽くして成長していく(なこ姫(号泣)←思い出しちゃった)。
星組生にとって奈穂子女史は、先生というより世界の面白いものをよく知っている、近所のタイコお姉さん的な存在なんじゃないだろうかと思う。親戚でもない、友達ともいえない関係性なんだけど、この人の話なんか面白いんだよな、と聞いてるうちにどんどん興が乗ってくる感じというか。
もともとがコメディテイストだからとか、明るい作品だからとかだけじゃない。
奈穂子女史の作品はヘルシーでポジティブ。観客も見ててどんどんノってくる。
「そーそー、こういうの私見たかったんだよ~!」が詰まっている最後のプレゼント。
素直にそう思える公演って実はなかなかない。
もちろん奈穂子さんばっかりじゃ面白くないからいろんな作品を見たいけど、こういう作品でサヨナラはほんとに理想だなあ。楽しいなあ。…チケット?ないけどね?
素晴らしく健全、あったかくてタカラヅカ的な
「こういう礼真琴が見たかった」が詰まっている
サヨナラ公演「阿修羅城の瞳」。
礼真琴ファンがうらやましいよ。
「サヨナラ公演にうまいものなし」のセオリー、今回は撤回。
あとついでにあの意味分かんないくらいかっこいい極美慎、夢に出てきてくれないかなあ(どさくさ)。
■王道のレヴューを生田くんが作るとこうなる
…で、幕間「あぁ~!!最高にいい礼真琴だったなぁ~!!」って高揚して迎える「エスペラント!」
…単体では普通にいいレビューだと思うんです。(小声)
※個人の感想です。私、
生田くんの前作「シルクロード」が好きすぎるんですよね。
あれこそ彼の主観100%というか、
「僕こういう望海風斗好きなんで!!!!」(メガネ圧120%)
という観客ガン無視ショーだったと思う(言い方よ★)
でもそれがもう、ブスブス私の性癖ぶっ刺さりすぎちゃったわけで現在この有り様です☆(ほがらかに)
ってことで、今回もいっちょ君の偏りの性癖見せてもらいましょうか!(腕まくり)とばかりに阿修羅城で興奮バキバキの脳が全身全霊で生田ショーを欲していたわけ。
無駄にハードルが高くなっているエスペラントよ。
今冷静になると、なんか申し訳ねえ。でもこのときは
「なんでもイケる!!なんでもこいよ!!!どうせありちゃんの腕の中でまこっちゃん死んでいく匂わせBLだろ!?よっしゃばっちこい!!!」
とまで思っていた。なんて迷惑な客。お察しください。ちなみにまこありBLはないけどありきわみBLはあります。(耽美BL)
…それくらいシルクロードが好きだったんだよーーーーーう(号泣)
いやマジで申し訳ねえ。あくるさん痛恨ミス。
…ただ、聞いてください。
バッキバキに号泣しました。
(号泣したんかーーーーーい)
■しかと目に焼き付けろ、これが礼真琴だ
やっぱさあ、礼真琴の集大成はすげかった。まこっちゃんが大階段の前でひとりで踊るだけで、みんなで歌うだけで泣けてきちゃうの。
彼女の歌声、ダンス、魅力。ただそこにいるだけで圧倒的なパワーと、伝わってくるスター性。彼女がいるだけで空気が変わる。世界が回る。
私は今、歴史に残る大スターの
サヨナラ公演を見ている。
すごい圧と感動です。唯一無二、100年に一度の逸材、スター期95期の首席。
そんな肩書とか全部ふっとばして、ただただ「トップスター礼真琴」であり続けること。
普通の人間にはできない奇跡が、この人は起こせる。魅せる。圧倒される。
大階段の前で、なんの装飾もない黒燕尾でホリゾントいっぱいにひとりで踊る。トレンチコートを着ておしゃれに軽やかに走ったかと思えば、混沌としたカオスの人形世界に迷い込む。
どこを切り取っても、何を見ても
「私たちが16年見てきた礼真琴」がにじむ。
ひとつひとつ、歌う姿、踊る眼差しで「あの時はああだった」「この時はこういう感じだった」と思い出す。
これを見せられて、感極まらないわけがない。
少なくとも私は、16年間彼女が戦い続けて見せてくれた感動をひとつひとつ噛み締めるように思い出していた。
年々初舞台生のロケットで泣くスピードが早くなってきてるなって自分でも1年で一番「老いたな、自分」を痛感する時期ですが(←それはどうなんだろうか。)今回、久々にタップダンスがありました。しかも初舞台生のラインダンスの中で!三井先生のロケット、むずーーーーーい!(最高ーーーーーー!!)※三井信者
こっちゃんは楽しそうに、でも真剣に靴を鳴らしてその後を必死に初舞台生がついてくる。ここを卒業するトップと、これからこの世界で生きていく初舞台生。美しきバトンリレー。
泣けちゃうよ~。泣かない選択肢がないよ~。
…111期かあ。まさかここまで見てるとは思わなかったなあ
(↑これも毎年思うルーティーン作業)
■星組はうめだ阪急1Fの輝き
今回のショーは、個人的には生田大和度(?)が「シルクロード」に比べると結構薄めでマイルドに感じます。BLもありきわみ(齋藤吉正開発)の応用レベルなので「シルクロード」テンションで行くと結構「あれ、そうなんですね」ってなるのでご注意ください。※それはあくるさんくらいです。
だがしかーーーーーし!!!!
ここは天才がいる場所・礼真琴の星組。
決マル・マトマル・感激スル☆(←シャンプーのコマーシャルですか?)
中詰のあと真っ赤なスーツで「うおりゃー!!」ってまこっちゃんが飛び蹴り登場したあたり(←幻聴+幻覚)からもういつもの星組でした。
うん。私、絶賛星組見てます!!!!
って無意味に主張したくなるなにかがある組が星組。
今回のショーで礼・暁・極美・天飛が踊るシーンがあって、
ものすごい、
ものすごいゴージャスなんです。
↑無駄に二行使うくらい。
もうね、グループ名・天然LED。まぶしすぎて二度見します。
悔しいけど、この3人いるんだったら礼さんも安心して卒業するわ。
私が礼真琴でも卒業する。(←世界一無駄なもしも)
とにかく見てほしい!!!!!!(力説)。
しかも、光ってやがるだけじゃなく、4人が4人
超個性的で、全部一緒に着けると趣味疑うみたいな事故が
起こりがちなハイブランド一級品の輝きなのに、
なぜか…まとまっている…!!!!※オペラグラスが小刻みに震える
ですがご安心くだされ星組です。うめだ阪急1Fハイブランド売り場でも、
繰り広げられるのは汗が飛ぶ体育会的な熱いダンス。
濃い。濃厚。熱い。胸焼けしそう。
でもめちゃくちゃ美しい。
いわずもがな最高にかっこいい!!
っはーーーー、いい試合見た!!!(キラキラ)って感じです。ちまたで流行ってるプロレスってこんなかんじなんでしょうか。(プロレス・宝塚・LDHは一緒の輝きと面白さがあるって三浦しをん氏(尊敬)がいってたから…←すぐ横流しする)
ちょっとそのシーン、ジョギングくらいの疲労度がありますけど(目眩つき)
おいここワンダーランドだぞ!!!(法螺貝)
みたいな。あくるさんもうぜんぜん、ドハマりやんけ。
■星組生の中毒性たるや
■暁千星(つばき)■次期トップ内定おめでとうございます!!いや~ありちゃんすごかった。真っ赤な大階段の真ん中で歌うありちゃんにちょっとトートの影を感じたほど、堂々とした相手役!ありちゃんがいたから、今回の阿修羅がきたんだろうな~。 「おいしゅうございました!!!!!!」は汎用性の高いヅカセリフとして今後のヅカ飲みの締めで多用したいところです(?)。
あとありちゃん、ダンスの踊り方がちょっと変わったかな?軽やかで洒落感があってめっちゃ素敵。ラストでまこっちゃんと手を取って踊るとことか、「あ~星の子になったんやな~」ってしみじみ。
でもってなんにせよありきわみです。齋藤吉正(byジャガビー)開発のありきわみ。THE耽美。いいよね…自分の嗜好にはないはずなんだけど、軽率に「BLっていいよね☆」って言いたくなる耽美。耽美の大サービス。(何度いうねん)ありがとうありきわみ(でも今回で解散)。
■極美慎(安倍邪空)■はい!奈穂子さん絶対極美くんが好きだとおもいまーす!(学級会)ってくらい、意味分かんないくらいえげつないかっこよさがあります今回の極美慎。オタクはこういうノーブル美男子大好きですからね(偏見)。
とにかく、見た目がいいのとそこはかとなくエキセントリックな「出門執着」がすごい。ヴィジュアル完全スーパーサイヤ人なのに、どうしてあんなにかっこいいんだ。おしえて奈穂子。
あと、極美慎は総受けです。(懐かしい単語)。
俄然花組異動が楽しみになった邪空君でした。
■美稀千種(鶴屋南北)■先生。1曲みきちぐさんが歌うところがあるんだけど、結構上手かったのと(若干失礼)ちょろちょろしてる軽快なジジイすると星組組長強いなって(絶対失礼)。最後に「南北先生世話になったな!オレは旅に出る」のこっちゃんのセリフに大楽号泣するちぐさんが見えるので今から胸がはち切れそうです(もう泣きそう)
■白妙なつ(阿餓羅)■なんでやめるんなっちゃーーーーん(泣)最後は化け物役っていうのもなんからしくてイイ。なっちゃんのお芝居が大好きでした。まろやかな美人なのに三角巾が似合うおばちゃん感が大好きでした。(※褒めてる)専科まで残っていろんなお母さんしてほしかったなあ。。。
■ひろ香祐(安倍晴明)■死んだと思ってたら生きてた安倍晴明。中盤まで出てこないので「あれ?ひーろーまだか!?」って焦っちゃったよ。桜姫の親であることもなんか納得(この子にしてこの親あり)。ショーでことあるごとにりらちゃんと組むの、泣かせてくるじゃねえか、、、!
■紫りら(吽餓羅)■りらちゃんのダンスが大好きでした。小さくて可愛くて踊れるプロ95期。もうベテランなのに、あの可愛さは本当にプロ。不思議キャラで95期のいじられ優等生大好きです。個人的に元花の真鳳つぐみさんとは姉妹設定。
■小桜ほのか(美惨)■最後の最後も化け物枠、はっきりいって最高です!!アクの強い役やらせたら一級品のほのかプロ。彼女もこれで専科入り。星組の楽しみだったので、定期的に見れないのは残念だけどこの歌声と演技が各組で見れるのは超楽しみ。
■碧海さりお(安倍雷王)■ゴールドのギラギラ羽織の鬼。身のこなしとか、殺陣の形がいつもきれい。舞うように斬るって言葉がぴったり。目を引きます。たぶん、彼女は「鬼滅の刃」世界の住人です。
■天飛華音(安倍毘沙門)■礼真琴のあとの「星を継ぐもの」はあまとくんかな!とにかくキレッキレ。「僕、星組です!!!!」をキラキラしながらアピールする、強くてできる中堅。お姉さんは、安倍勢の中で一番イキってる感があって大好きだよ…。
■詩ちづる(桜姫)■今回のナンバー1ドハマリキャラ(しみじみ)。大好きですね、こういうキラキラかわいいだけじゃだめかしらっ?の勘違いギャル♡(言い方)。しかもバズーカ持って「恋は数撃ちゃ当たる、ですっ☆」って御本人出門にいっちゃう。かわいい。もう、うたちのいいところしか出てねえ!!!(ヤケクソ✕メロメロ)。目に入れても痛くない。かわいい。(何度目)。次期トップがんばって!!
■茉莉那ふみ(少女)■子役で注目。とにかく目を引く演技力。まこっちゃんとありちゃんと並んでるシーンが何度かあるけど、怖気つくことない存在感すごいです。最近「うっまいなあ!!!」って思うと必ず子役で名演技したあの子、みたいなことが各組で起こっててここはNHKか?ってなる。
こっちゃんが退団発表をした時、Xにはみんなこぞって「私と礼真琴」エッセイを載せてたのが印象的です。読むのが楽しかった。
みんな、それぞれ自分が出会ったときの「礼真琴」がいて、みんなタカラヅカを見ている間に「好きだった礼真琴」が必ずある。
最初から最後までスターだった人。
そう簡単に同じような人が出てくるとは、現時点では思えません。
5年間のトップ任期。はっきり言って、長期です。トップ任期は2年5作がベストと思っている人種(私)、奇跡だと思うのはこっちゃんの星組は全然飽きなかったってこと。
まあ、毎回来るタイトルが「え?これいくらかかってんの?」って真顔で思うような公演ばかりだったのもあるけど(笑)でも、最近星組にはしんどい、つらいところでものすごく元気をもらえることが多くて、それが何より嬉しくて楽しくて。
礼真琴の星組は、ヅカファンにとってのカンフル剤。
見ると元気になる。明日も生きようと思う。ありがとうを何度も繰り返してた。
いつ、どんなときもこっちゃんはそこにいて、
いつも輝いていて、いつも努力を重ねていた。
まぶしくて、徳が高くて、勝手ながらうまくいかずに「礼真琴にはなれない人生」と諦めたことも、「でもこっちゃんがやってるから」と自分を奮い立たせることもあった。
ただ見ていただけ。ただ感動していただけ。
でも、自分が思っているより礼真琴は強く、自分の心にずっといた。
仲間にも、ファンにも、ただ見ていた人にも、心に響いて影響力を与えた100年の逸材は、ここを旅立つ。
こっちゃん、16年間本当にありがとう。
最高に「次は何をしてくれるんだろう」って思ったトップ。
「さすが礼真琴」を何度でも繰り返す、奇跡のスター。
「尊敬する同期の礼真琴」、永遠なれ!
本当に、本当に、ほんとーーーーーに、あなたの星組は、
最高に楽しゅうございました!!!(カン!)

2025.5.1 あくる
彩風咲奈の名スピーチに震えて新しいヴァルモンに出会えた雪組/いつでも私達は星組に救われてきた/「私のおかげで幸せでしょ♡」パワーは最高芹香斗亜の宙組【世界一遅い2024年宝塚歌劇総括②雪星宙編】
キング牧師か彩風咲奈か。
中井貴一か礼真琴か。
柄本佑か芹香斗亜か。
…あくるさん、もう雪組始まりますよ★
(去年は2月でしたが、ついに2025年は年度末更新となりました)。
書ききったら大勝利とももう言い訳も甚だしくなってきましたが(まじで反省)、みなさまいかがお過ごしでしょうか?あくるです!
私はといえば、1月は宙組にハマり、2月は帝劇でレミゼで「え?バルジャンとジャベールってデキてたん?」と衝撃を受け(それより帝劇ラストやで)、年末どーん、そのぽつぽつと「もうそろそろええやろ」みたいに落とされる人事爆弾にあわあわしております(ねえ、小桜ちゃんもなっちゃんもりらちゃんもいなくなる星組って…?)
タカラヅカ やめる瞬間 見つからない(あくる 心の一句)
…さてね、この先延ばしにする性格ね?下手に言い訳すると余計かっこ悪くなるからとっとと総括後半戦、参りますよ!
もう2024年の最初の作品なんだったっけ?状態のあなたに届けます。
タカラヅカ2024年度総括!
雪・星・宙組編スタートです!!
(※開き直るしかない人間は強いです)。
雪組 御曹司がお送りする一世一代の名スピーチ~キング牧師からキムチへ~
まあ、毎年いってるんですが雪組はわたしの故郷ですので。(※年々説得力が薄まっていることはわかっている)先日の宙組さんで、
「雪組、我が故郷」
をあんなに痛感した時間はなかったね。宙組なのに、THE郷愁。
…っていう話はおいておいて、去年雪組1発目は別箱から。全ツ「仮面のロマネスク」(演出/中村暁)「Gato Bonito!!」(作・演出/藤井大介)。
…いや…作品の組み合わせ、濃くない?
不倫とか貞操とか略奪とか恋愛ゲームとか「♪男を~真剣に愛したことありますか~♪」ってあーさの顔でいわれても
劇画すぎてわかりません!!!(逆ギレ)
みたいな。
フランス料理フルコースのあとにトリュフ鍋とチョコレートケーキワンホール食べたみたいな感覚。
全部大好物なのになんかもう…お腹いっぱい(お腹さすりつつ)。
カメロマは、「よく再演する柴田愛憎メロドラマ」の中でそれぞれのトップのカラーが特に出る作品だよなあと、再演するたびに新しい発見があります。音楽もかっこいいしドレスもキレイだし、人間ってなんだかなあと思うことも、「愛ってなんなんだろうな」と思うこともあるけれど(結局いつもわからん)、
それも人間なんだなあ(ざっくり)
と思う作品で個人的に全然再演ばっちこい作品です。(苦手な人もいるだろうけど)
ヴァルモンって、女の敵ともとれるけど、一方でさ、純粋な人だなと思うこともできると思うなにかにつけて業が深い主人公だと思うんですよね。
今回雪組再演を見て「くあっ、このヴァルモン業が深いな!!」と思ったのは、
セシルに手を出してないヴァルモン、初めて見たな
っていう点です。
のっけから刺激的な話でごめんなさいね(※謝ってはいるもののしゃべりたくてしゃーないあくるさん)。もうなんか、朝美ヴァルモンこじらせ男子の極みだからさ~!目がしばしばするような劇画ゴージャスあさあやで、大変目の保養だったわけだけど、それと同時に捨てられた子犬のような朝美さんとあやちゃんの姉御肌が発揮されててさ。
「んもうヴァルくん!?またそんなアザ作って!誰にやられたの!?」って感じで
詰めるあやお姉ちゃんと詰められるあーさ弟の
往復書簡やりとり劇
(「とにかく心配だからはよ返事ちょうだい」みたいな保護者夢白あや)
に見えた…という
オープン★新しい仮面のロマネスクワールド。
ヴァルモンとメルトゥイユって「男と女」ですけど、バディものみたいな雰囲気もあって、同時に「同志」「対等」感がある、画期的な作品だと思いませんか?同じ時代の再演しがち柴田メロドラマシリーズに「あかねさす」「うたかた」もありますけど、「結局額田もマリーも男の都合に全部巻き込まれて可哀想…」みたいに思ってしまうのね私。早く逃げて少しも早く!なんてメルシー伯爵ごっこしたくなっちゃう。
今回、メルトゥイユを演ってるあやちゃんがそもそも「可哀想感」「巻き込まれる感」が芸風的に皆無なんで、「好き勝手やってるメルトゥイユ」にぴったりですごく好きです!
イメージの話ですよ?あーさってこう、「女慣れしてないイケメン」感がずっとあって、それが私結局大 好 物なんですよね…。たぶんギャップ萌えなんだと思う。だから「やだ!朝美さんキスシーンあるじゃない!?(※ライラック)それだけで白いご飯三杯いけちゃうわ!」みたいにちょろい女いっちょあがりなわけです★
なんで、急にこういう不倫だ恋愛ゲームだ貞操だと恋愛不穏ワードがてんこ盛りのカメロマは
「もうここまで体感5秒、記憶がないっす」
とアドリブシーンで真顔でいってた朝美さんを思い出して、そっとオートミールクッキーを差し出す華純沙那ちゃんのような面持ちで見守っておりました。
うん、客席全員朝美絢の姉。
なので、ヴァルモンのメルトゥイユを手に入れたいがためにトゥールベルもセシルも我が物に、っていう思想がたぶん朝美さんにはないと思うんですよ。なんなら「どういう意味コレ?」って頭の中?マークでいっぱいになって、百戦錬磨まゆぽんに理由を聞く朝美さんさえいそうだ。(私に聞かないでよ顔まゆぽん←得意分野)
【結論】
セシルに手を出さず
朝を迎える朝美ヴァルモン。
いいのか悪いのか、お互いの貞操は守られた。なんつうカメロマ!
新しいにも程がある!!(※個人の見解です)
劇団は時々、こういった男女のかけひきに頭が回りそうにない、95期男子中学生チームに無茶振りをするのがマジでいい趣味してんなって思う。礼真琴=ティリアンとかね(※根に持つタイプ)
…全然いいですけどNE!👍️(恋は悩みし励めよイケメン)

詰める姉と、詰められる弟
さてそんなあーさが頭の中?マークでいっぱいのヴァルモン(※いいがかりですよ)が大得意そうな(偏見)彩風咲奈さんのリサイタル「ALL BY MYSELF」(作・演出/野口幸作)も行けました!やった!
いや~~~~、やっぱ咲奈の御大はすごかった…。こうなんか、御曹司ってこういうもんやでっていう、彩風咲奈の答えを全部見せてくれるような舞台だった。華世京くんと一緒に正座して「ハイッ!ハイッ!」てメモしたくなるリサイタル、初めてです。
「海の見える街」をフルバージョンで生で見れたのは感動でした。やっぱり咲ちゃんが今の地位を確立させた名場面を、最後にセルフ再演でまた見れるってなんかすごい鳥肌たつ。こんな贅沢なことある?
雪組が今後「お前だからな!マジで!!!」って肩バーンして目を見開いて華世京くんを見ていることが実証されてしまったので、私は華世京くんの成長を固唾をのんで見守ることをここに誓います。
あの子の「(入る前から)姉は夢白あや、
マブダチは稀惺かずと、出身校は名門私立英徳学園」感はなんなんでしょうか。
生まれた頃からF4感が半端ないです。くぅ~雪組御曹司!好き!!(好きなんかい)

このあと隣の方(初対面)と意気投合して駅ビルでカレーを食べながら3時間喋った思い出(特技)
#大劇場1回 #ベルばら #サヨナラ公演 と、思わずハッシュタグ打ちたくなっちゃう「ベルサイユのばら~フェルゼン編~」(脚本・演出/植田 紳爾・演出/谷 正純)。
…THE苦行。なにがってチケットがです。
うううう、もうチケットのこと考えるだけでお腹が痛いよぉ…と今の阿修羅状態でいた春。春はそういう季節なのか。私はチケットがとれないと情緒不安定になるので(はた迷惑)サヨナラ公演にでかい演目は避けていただきたい…と常々言ってしまうのだが、彩風咲奈はどこ吹く風。
「私は宝塚に入ると決めたベルばらで卒業します。」
を貫くこの姿勢。さ、咲奈教官!!!!(敬礼)
私みたいな軸ぐにゃぐにゃ人間からしたら、咲奈さんの軸は鉄パイプっていうかもはやダイヤモンドです。全然この人ブレない。
彩風一徹って呼びたくなっちゃう(やめてください)。
一回限りの観劇がフェルゼン席(1幕終わりにフェルゼン様が走ってくる席)で、
ありがとうイープラス!!!(心臓が止まります!!!!!)
って天を仰いだのは言うまでもない。絶命。あくるさん、バスティーユとともに死す。
今までで一番「過去のベルばらと原作ちゃんと読んできてね」感はあったんですけど(こんな予習が必要な演目あります?)おじいちゃんたちの「がんばります!!」(歌劇座談会より)に偽りはなく、
「令和のベルばら、彩風咲奈のラスト華々しくやってやろうじゃないの!!!!」という気迫が伝わってくる公演でした。
老舗の名作強し。
特に彩風咲奈の「これが私のベルばら、最後のタカラヅカ」という気合という名の圧はすごかった。
「あなたが、誰かの夢になる」。
咲ちゃんはずっと正直な人だった。嘘がつけなくて純粋で、ある時から言葉の節々で私達と同じ「悔しい」「どうして」「なんで」が溢れていた気がする。きっともっと言葉にして伝えたいことがあっただろうと思う。私達にも、組織にも。
咲ちゃんが、わたしたちの希望になってくれた。
3年半、大変だっただろうけど、この時の雪組のトップが咲ちゃんでよかった。
最後の名挨拶を聞きながら、思ったことは残さないと消えてしまうから、私は何度でも書いて伝えていこうと思った。素晴らしい、ラスト彩風咲奈でした。

バスティーユ追撃の際にはぜひお誘いください(物騒な勧誘)
今年は思いの外雪組さんを見る御縁があり(我が心の故郷と言い続けただけある)年末の「FORMOSA!!」と「愛の不時着」も無事観劇。偉大な雪組御曹司を見送ったあと、朝美絢就任。あーさ、本当にトップおめでとう!!
まあ、このブログ、ヅカファン全員朝美さんのことネタにしているので大好きだと思われるので、私が語るまでもないかもしれませんが。
「愛の不時着」(潤色・演出/中村一徳)。
思えば不時着ブームから早4年。隙あらば「タカラヅカで舞台化お願いします!」と(しつこく)提唱し続けた甲斐がありましたよ!
タカラヅカって「タカラヅカという自社を使って120%再現する力」がほんとすごい。ベルばらから今の地位を確立させただけある劇団だよな…とリ・ジョンヒョク、ユン・セリをはじめ北朝鮮のおばちゃん集団からやユン一族の悪の組織一体まで、
「全員一丸となってスタジオドラゴンの
世界観と夢は我々めが必ず体現しますので
ご安心ください」感が半端ない。
もう版権料金の倍くらいの数のファンをお返し・還元してるのでは(←テキトー)。
で、原作ファンとしても、タカラヅカファンとしても「原作モノでこんなに双方のファンが納得・満足する作品も珍しいのでは」と思う出来だと思った。まあ、本家がミュージカル化してるので「おいおい」ってことはないにしても、
「安心してください、タカラヅカなので。」と言いたい理由がここにある。太鼓判。
ジョンヒョクの素朴で実直な性格、無愛想だけど愛することを自覚した途端、ためらうことはないまっすぐな性格。ヴァルモンを見たときには「このヴァルモンはそんな打算的なことまで考えられる恋愛してきたのか?」と、私の知ってる朝美絢でもヴァルモンでもないことに戸惑いを覚えたのだけど、ジョンヒョクは一瞬もそんなことを感じなかった。頭から爪の先まで、ジョンヒョクだった。
1幕のセリが韓国に戻ってしまうところでのジョンヒョクとセリ、ラブストーリーであんなに切なくてぎゅっとなった朝美絢は初めてだったな~。今までイケメンラブコメ枠、「泣き虫プリンセス」で歌詞は罰ゲームと散々ネタにして爆笑(←爆笑…)していたのを号泣しながら反省したよ…反省したけど、基本的には恋愛トンチンカンイケメンで構わないよ?(好きなので)。
…あくるさん、反省してるよね?
「あやちゃんがいるうちに韓ドラは1本やってほしい」、言い続ければ叶うもんだ(執念)。ユン・セリはあやちゃんがやってこそユン・セリ。ツイードミニスカートセットアップのハマり用ですよね…。韓国に戻ってドン♪とユンセリウォークでセンターに仁王立ちで髪かきあげる夢白あやがユン・セリすぎる。北朝鮮メンバーが「えっ、セリねえさんそんなに金持ちなの!?」「社長!?」と驚いていたけど、もうどっからどう見ても成功者のにおいしかしないよ?
あさあやは、カメロマのときは「なんでも上手いことやる姉と不器用で初心な弟」にしか見えなくてどうしたものかと思ったけど、作品を変えればガラッと変わるもんだな、とコンビの表現力は無限大だとわくわくした。
わかりあえないと思ってた2人が徐々に心を寄せ合う姿がもどかしくて、美しい。よく2時間で描いたな!!と原作の長さを知っている身としてはもう拍手するしかない!!
「僕以外とラーメンは食べちゃだめ」っていたずらっぽく笑うク・スンジュン瀬央に無事全員死亡。
おいイエローカードだぞ瀬央ゆりあ。(ピピー)
そんなん言いながらダン置いてお前死ぬんだろ~!ってこの時点で泡ふきました(しかも衣装のニットが可愛すぎた←男役のニットに弱すぎ)。
ソ・ダンの華純沙那ちゃんはフィナーレのチマチョゴリの可愛さがもはや有罪レベル(勝訴)。あとちょっと感情が感じられない北朝鮮語を日本語で表現するとああなるのか…とその表現力と声の力にも「これが…華純沙那…!!」としばらくうなされました(望海風斗ボイス)。
華純沙那ちゃん、かわいい顔してなんて魔性の娘役…瀬央(と観客)メロメロやんけ!!(95期星組男役、骨抜きの図)。
このあとそのまま雪組に組替えすることになった瀬央さん、個人的に「愛の不時着」で一番かっこよかったのはク・スンジュンの銃撃戦からの死。
さすが星組で戦争ばっかしてきただけある!!!
(※物騒)
星組の「なんでもド派手に、なんでもドラマチックに」というスキルがここで生きるとは。瀬央と星組のポテンシャル…!!

このあとオレンジのニットを購入
架空の国の遠いおとぎ話「FORMOSA!!」(作・演出/熊倉飛鳥)。個人的に若手の演出家で一番大劇場デビューの近いと思う熊倉先生、あの世界観を小劇場で今のうちに体感したいと思っていた。
この人の装置や衣装のセンス、芯を突いた脚本がやっぱり好きだ。
今回の衣装、オリエンタルとヨーロッパのあいのこみたいな不思議な衣装だったけど全部が全員に似合っていた(衣装・薄井香菜)。特にエメラルドグリーンのぱきっとしたロングガウンとデュエットの赤のおそろい衣装の色味が素晴らしく縣くんに似合っていて、やっぱ自分に似合うものを作ってもらえるって素晴らしいなと東上主演を祝う。
熊倉先生の脚本のよさは、生徒の本質を引き出すキャラクターにあると思う。縣くんのジョルジュを見て、「縣くんて本当はこういう子なんだろうな」と思った。
ジョルジュのように、「人と話すことも好きだけど、ほんとの僕はひとりで本を読んで、創造することが好きなんだ」と目をキラキラさせる、ディズニー映画のヒロインのような男性が似合うんだ。ラプンツェル男役・縣千。
ねいろちゃんはベルばらのジャンヌでめちゃくちゃ輝いていたので、楽しみにしていたんですがメイド服とかドレスを着せると本物感が半端ない。
何度見ても顔と衣装に統一感がありすぎて
「本物やん…!」
と思えるの最高。とにかく本物です!!(強調)身を乗り出して「自分には何ができるんだろう!」と胸をときめかせるシェリルが可愛すぎた。個人的にはデンマークの陰鬱な王妃様よりもこっちのほうがとてもねいろちゃんぽくて好きだ(今思うとカロリーネは難しすぎたよね)。
で、きました雪組の本命、
名門私立英徳学園出身・華世京様のご登場です(どーん)。
「雑草はなあ、花を咲かすにはこれしかないんだよ!!」
震える縣(101期)に凄む華世(106期)。
あ…あなたマジで106期…?(がたがた)
思わず正座になるよ、イネスさん。とにかく華世京ブランドの圧と強さと華と美を堪能できるこの一品。人を馬鹿にするセリフと、演技と、表情が死ぬほどうまい(※褒めてます)。「横暴で傍若無人で流行りに激弱なイギリス人ってまじでおれたちww」と自嘲するあの顔。生粋の英徳学園出身者しかできない、この表現。
憎たらしい、だけどかわいい。
くそー、宝塚版松本潤め!華世京なくしてフォルモサ語れず。「さあ金を稼げ!オレのために!!」を全身で表現する、成金ヤ◯ザ・イリスをここまでできる華世京のポテンシャル。
雪組の底力を感じました。
咲ちゃん安心して。
雪組はこれからも大丈夫(ぐっ)

「けろけろけろっぴでしょ?」ってささやき声が聞こえたんですが、ぴっけろくんです
星組 100年にひとりの逸材が孤高に上り詰めた年
星組、タカラヅカ110周年、2024年の一発目は「RRR」~!
…いや、星組Pよ。
1作品への濃さ(+礼真琴へのプレッシャー)半端なくね!!??
私、いつも仕事できる人を見ると「この人私と人生の時給がたぶんB席くらい違うんだろうな~」って見ちゃうんですが(なんでもとりあえずB席換算)たぶんこっちゃんはA席、いやS席くらい私とは時給が違うと思われる。(むしろ絶対SS以上)
いや、でもそれにしてもだよ、さすがにねえ、、、
「1789」(小池ミュージカルの大ヒットドル箱)→
「RRR」(インド映画の大ヒットドル箱)→
「BIG FISH」(映画ファン熱狂)→
「記憶にございません!」(日本の宝、三谷幸喜原作)→
「阿修羅の瞳」(劇団☆新感線の伝家の宝刀)はねえ!?
やりすぎじゃーございませんこと!!??
(=チケットがとれないことへの逆恨み爆発)
ほんと、100年にひとりの逸材って礼真琴のことをいうんだろうなと思います。
こっちゃんが這いつくばってムチに打たれてそれでも「…ったく、こんな拷問へでもねえよ!(ペッ)」って唾吐きながら立上がる姿見ると心が震えますからね。(性癖)
で、「RRR」(潤色/谷貴矢)。私はすでに映画履修済みで、きっとタカラヅカに合う作品だろうなと思いつつも「RRR」をいち早く「ミュージカル化」じゃなくて「宝塚化」しました!!と息巻いてるタカヤくんが一番RRRっぽかったのが面白かったんですが、実際いや~すごいな!!と思ったのがビームとラーマが川で出会って、少年(早瀬まひろくん(「にぎたつ」で凄まじい演技力を見せる名子役)を助けるシーン。
舞台ってVFX使えませんよね!!!???
タカラヅカってマジですげえ…。初めて観劇したインド人もこんな感じでリアクションするんじゃないかなってくらいのリアクションをして見ました私。(「モニタリング!!」だったら絶対いい画だった)口あんぐりとはこのことです。
何年見てても、すごいもんはすごい。
毎回「こんなん初めて!!!!(ぞわっ)」をくれる劇団、どこ探してもないと思います!!(熱弁)
ナートゥダンスに関しては、映画を超えた名シーンすぎると思っている。
私達、当時結構きびしかった状況でしたよね?「これからどうなるんだマジで…」という深刻な顔つきで客席に座ったヅカファン全員を笑顔にした「ナートゥダンス」だったと思うんですよ。
今思えば、あのどん底だった時期の博多座公演で元気に明るく「ランベスウォーク」を歌って笑顔にしてくれたのも星組でした。
ヅカファン的には足を向けて寝れない存在です。星組すげーよ。ありがたし。
珠子ちゃんデビューおめでとう!!「VIOKETOPIA(ヴィオレトピア)」(作・演出:指田珠子)(←ヴィのあとのオレの発音難しくないですか(日本人))。
闇・ダーク・激重・愛憎世界が大好きな私達(…ひとくくり?)のミューズのひとりである珠子ちゃんの大劇場デビュー。
なこ姫のハットとスーツ~~~!!!ってキャーキャーして帰ってきました。なこちゃんて見た目がお姫様なのにああいう男前な衣装似合いますよねえ。パンチの効いた御御足グァッと出てるやつとかもさくっと軽く着こなして、「あたし世界一かっこいいでしょ★」って着れるって最高の武器だと思うんですよ!!
何度でもいいますけど、闇・ダーク・激重・愛憎世界が大好物な人間にとって珠子ちゃんや栗田ちゃんのように歪んだレンズでそっと人間の闇を見るような世界が大好きです。まこなこはもちろんうまいし、さすがの実力と表現力ではあるんだけど、たぶん珠子ちゃんの作品をするには底知れぬ明るい人種なんですよね。
どろっとした感情を持つ人間がうじゃうじゃいる珠子世界で、暴力的とも言える圧倒的陽スター・まこなこ+ありちゃんの横で、私はやっぱ、極美慎の「禍々しいオーラ」の虜なわけです。
彼の華々しいノーブル容姿、なのにあの「オレは腹黒いですよ」みたいな底知れぬ闇オーラがたまらんのよね。
千秋楽の次の日に平気な顔して夢の国で1日中遊ぶような陽キャばっかの星組には貴重よ…!って思ってたのにあんた組替えかーーーい!

夏は選挙の季節。「記憶にございません!」(演出:石田昌也)
…それはあたしたちのセリフよ…!!(号泣)
みんなが同じ思いだったはず。できることならなこちゃん退団という事実を「記憶にございません!!」と石に頭ぶつけてなかったことにしたい。
私達のなこちゃんがあなたの礼真琴置いてやめるなんて。
でもたぶん一番「なぜだ!?なこちゃんなぜやめるんだーーーーーー!!??(※オスカルになったつもりで絶叫してください)」ってバスティーユで踊りたくなる心情だったのはほかでもない礼真琴であろう。立て続けに同期トップがやめちゃってるところにコレ。もうこの頃の礼真琴さんにかける言葉が見つからない。
…ただやはり、もうね、なんだかんだ100年の逸材コンビなんだわ礼真琴と舞空瞳。
星組ってやっぱりすごくてつよいのだ!
(思い出したように「王家に捧ぐ歌」)
「ああ、石田先生にとってもまこなこは初恋枠なんですねえ…」と自分と思考回路が同じことに若干恐怖を感じつつ(え?)そこに芸達者バイプレーヤーひろ香祐が入れば鬼に金棒。エジプトに生き埋めになったことや自転車直してくれたこと、思い出させてくれるじゃないの。思わず「うっ…(泣)」となります石田先生それはズルイ!(そうか?)
「待ってくれ、夏子!」「聡子よ!!!!(# ゚Д゚)」
レストランのシーン、なんかリアルにこっちゃんやりそうなミスだよなぁ…と頭を抱えました。100年に一度の逸材(しつこい)に言うのも何だけど、
こっちゃんそういうとこある。(え?)
個人的に110周年のナンバーワン作品「Tiara Azul -Destino-」(作・演出/竹田悠一郎)。た、た、たけだくーーーーーーーん!!!!
やればできるじゃないか~~~~~!!!!!
キラキラどころかギラギラの舞台!「え!?大丈夫!?」と思わせる衣装(でもまこなこバッチコイ)「もうええて~~~~!!(指ハート)」と思わずいいたくなる止まらないフロート、鳴り止まない笛。
中詰でフロートがバンバン出てきて、
極美(ドーン)、暁(ドーン)、舞空(ドーン)、
礼真琴~~!!!
(ジャラ~~~ン)
という「これが星組じゃあワッショーーイ!!!」みたいな泣く子も黙る畳み掛けに
「そうか、このために竹田くんは
今まで力を温存していたのか
(※ものはいいよう)」
と思ったもの。こんなんなんぼあってもええですからね。
もうほんと大好き。「タカラヅカ絢爛」や「サザンクロス・レビュー」の星組版をこよなく愛する者たちにとっては忘れられない作品になりました。
なこちゃんを5年間(すげーな…)自分の大事な相手役として、対等なパートナーとして、一番の同志として見送ったまこっちゃん。2025年についに見納めです。
こんなにチケットの取れないトップに、こんなにチケットの取れない演目を次々とぶつけるのはいかがなものなの!?と底辺ファン(私)は悲鳴をあげつつ、でもそうやって伝説を作り続けるトップってやっぱり見てて楽しくて、かっこいい。何より、次は何をしてくれるのか?とわくわくするのです。
私はきっと、まこなこの舞台を生で見たことを後世まで自慢するでしょう。
礼真琴、舞空瞳コンビは100年に一回の逸材コンビ。つらいことが多い中、何回もこのコンビに、星組に救われてきた。ここまできたら最後まで!星組のガッツと明るさと、「こんなん見たことない!!」に今年もきっと私は大歓喜する!!

そういえば学生の時にブラジルのサンバ風景を学校で見たことあるんですが、
「私ブラジルよりブラジルなとこ知ってる」ってマジで思ってました(※星組のことです)
年度末更新だから、2025年の別箱も入れてしまおうということで。(※感想言いたくてたまらないことをお察しください)
極美慎主演「にぎたつの海に月出づ」(作・演出/平松結有)。最近のバウはとにかく良作・秀逸作品の目白押しだけれど、その中でも際立ってよかった逸作。たぶん天国の柴田先生は感動で泣いてるんちゃうかなと思うほど、「あかねさす」のエピソードゼロとしても、単体の極美慎主演のバウ公演としても素晴らしい出来でした!!
平松先生は「アルカンシェル」の新公で「我々は…この演出を本公演で見たかっただけなんです…」とうつむいて修ちゃんに無言の念を思ってしまったほどの演出力の人だったし、久々の飛鳥時代作品だったので配信観劇(バウはマジで観客いれるつもりあるんかな…←小言)
うーーーん、ご期待通り、ご期待以上!!(…ニトリ?)珠玉の逸品でした。
バウでやるのも平日配信なのももったいなさすぎる。みんなで出資しあってせめて土日配信してほしい、と自分がATM化する勢いをとめられなかったね!!
極美くんのともすれば触れれば消えてしまいそうな儚げな留学生、智積。「こんなんこの世の女子全員好きなやつじゃん…」とつぶやくほどには美青年であり、王子様。マンガであり、美青年であり、理想の男性過ぎて「極美慎、ここまできたか」のため息。
本当にすごい。セリフのすべてに聡明さが溢れていて、寶皇女を本当に「僕だけのお姫様」と扱う柔らかな物腰で、真面目に、一途に、宝物のように、賢く愛する智積。
それを邪な気一切なくみずみずしく演じられるのは今、極美慎だけ…!
とジャンプの一行アオリみたいなことしか浮かんでこないのだ。安っぽくしてゴメンネ。
「こんな人、おる?」からの「おったわ!」を現実にする極美。あかねさすファンとしては、この智積の賢さと一途さが次世代の中大兄につながっている…(中大兄はそしてさらに卑劣さとずるさも持ち合わせてる最強の男なのだ)と考えるともう、平松先生!!!(がばっ)の心境である。迷惑。
「尊敬する智積の愛する人を奪ってしまった」罪に苛まれる田村皇子(稀惺かずと)。優しい性格から、無情にも非情にもなれず、かといって入鹿の傀儡にもなれず、寶を騙し続けることにも罪悪感を感じ、でも寶を手放すことも出来ない…と弱くて優しい天皇。稀惺くんは高貴な役が(バックボーンもあるかもしれないが)とても似合う。紫の着物もとても優雅で、稀惺くんが大きな体で繊細な役柄をするのが意外なギャップで素晴らしい。この学年でこれだけのはまり役ができたってすごい財産!
飛鳥時代のダークヒーロー、みんな大好き蘇我入鹿(大希颯)。新公主演の様子をうかがっても
「大希くんで蘇我入鹿?正気ですか…?」
とある程度予測できるかっこよさですが、、、にしてもかっこよすぎやろー!
平松先生の策士!!と泣き叫んでありがとうといいたいほどにはかっこよかったです(情緒が台風並みに乱れております)。
色気と「蘇我家のためならどんなことでもやるし誰でも殺す」と顔に書いてある「NO温情YES権力」主義、蘇我大希。プリンス極美を捕らえて客席にメンチを切る105期。
蘇我大希の前では前記のヤ◯ザ・イリス華世も霞みます。権力のためなら何でも利用する、プロ非情。お父さんもまあまあプロ非情ではあるが(非情でおなじみ輝咲レオ←まじでやめて)、その蝦夷でさえ「まあまあ」ととりなすほどのジャックナイフ…!!!
こわいよー!大希くんむちゃくちゃかっこいいよー!!
宙組 阪急の御曹司であり愛娘、大輪の花を咲かす
2024年はなんと…ついに…ノー宙組…!!(ムラの10日間グランエスカリエ当たらず)。文字にすると結構な衝撃である。
というわけで2025年の演目だけど、2024年度の作品として語らせてください、雪組ファンの郷愁の情が詰まった「宝塚110年恋のうた」(作・演出/大野拓次)。
まず演出家マニアとしては大野くんの愚痴がたっぷりつまったプログラムで新年早々めでたく初笑いなわけですが、ここにきてまさかの大野くんの引っ張りだこっぷり。ブツブツ言ってるけど(プログラムで)私はまた晴興と泉、若き日ロック、そして恋吹雪花吹雪を大劇場にカムバックしてくれた恩を忘れはしない…!(若翔りつ兄貴に習って敬礼)
にしてもキキちゃん、いやーーー見事な大河の主人公っぷりでした。
個人的には大河ドラマ「光る君へ」第二部「宇治十帖」編の主人公に推したい(放送未定)。
しゃべ化粧のきれいなこと!紫の着物の似合うこと!!!
芹香斗亜に紫を着せるスタッフ陣は片っ端から「仕事ができる」認識する私ですから、花組時代の「新源氏物語」でちなつキキれいちゃんの日本モノ映えメイクにキャーキャーいってた身としてはもう身悶えする美しさ。絵巻物の世界とはこのことでございます…。定家こっちむいて!!叶うことならうちわ準備。
個人的にもうこれ、芹香斗亜しかいえないな!!と思うセリフ
「あれが!!??」(※京三紗先生を指すありがたい一言)
もうね…キキちゃんすぎて最高でした。大野くんそういうとこだよ!?(100万いいね!)
本当のところは知らないし、わからない。だけどやっぱキキちゃんてタカラヅカのこと好きなんだろうな~、本当に今めちゃくちゃ楽しいんだろうなって思わせる、プロの舞台。舞台って嘘がつけないし、人間性は反射して全部跳ね返る。素人の私達でもわかる。ここを楽しんでいるのか、そうでないのか。
定家であったり、沖田総司やったり、敬愛する安蘭けいさんの「恋吹雪花吹雪」を最後に歌うキキちゃんや、ずんちゃんと楽しそうに銀橋渡る姿を見るとね、心から「タカラヅカの曲が歌えて楽しい」という顔をしているし、その事実に偽りはない気がするんだよね。
いろいろ言われて、キキちゃんが今までに負ったメンタルダメージのこと考えたらもう表舞台に出てこれなくなるかもしれない。そんなふうに「グランエスカリエ」の頃は勝手に心配してた。
でももう、本当のことなんて誰にもわからないから、今のキキちゃんの舞台を思いっきり楽しむことにした。
大劇場にのる作品とそこで生きる宙組生が真実だと思って、私は今まで通り、見続けることにした。最初こそ自分がどう宙組を見るのかわからなくて不安だったけど、幕が開いたらいつもどおり美しくて役をイキイキと演じるキキちゃんがいた。キキちゃんの舞台に対する思いや、「いい作品を作りたい」という思いは十分すぎるほど伝わってきた。夢中で拍手した。
キキちゃんには今までたくさんの素晴らしい演技やダンスや歌を見せてもらった。星組でも、花組でも、宙組でもずーっと、真ん中を支えながら、自分のやるべきことをひたすらコツコツやり続けた、組織人としても舞台人としても尊敬するべき人だと思ってる。
舞台のキキちゃんをただ見てきただけの私だけど、1つの記事より自分の目を信じようと思う。解釈は自由だから、自分が思いたいように思う。感じる。観て、感動する。
なかったことにはできない。してはいけない。だけど前を向くしかない。
宙組生の決死の心が見れる、雅で美しいアニバーサリーショーだった。
芹香斗亜ラスト作品「RAZZLE DAZZLE」(作・演出/田渕大輔)。た、た、たぶちくーーーーーん!!!
やればできるじゃないか~~~~!!!(パート2)
田渕くんに関してはわりと厳しい態度をとっているのは自覚している(ゴメンネ)。でも今回、「応天の門」の「やればできるじゃないか」から記念すべき2回目の「やればできるじゃないか」です(何様だよ)。
ついに田渕くん、大劇場に必要な照明の明るさを把握してくれましたか!?
舞台が…舞台がずっと明るいよ!!!
(※当たり前)。
今回の「RAZZLE DAZZLE」はいいサヨナラ公演だった思う理由のひとつに、
「私が一番愛でてきた芹香斗亜(=おしゃれで軽くてまあまあテキトー)が見れた」
ということがあります。レイモンドの「なんやかんやあるけど、最後は全部うまくいく」という芹香斗亜の名に恥じないレイモンドのテキトーっぷり。
よい。実によい芹香斗亜である。(太鼓判)
俺達はこんな芹香斗亜を待ってた!!!!と田渕くんに駆け寄って握手したい気持ちになったのは初めてだぜ(←「初めて」いうてもた)。
なんかね~…レイモンドがね、絶妙にチャラいんですよ。言い方、考え方、全部チャラくて全部テキトー。だけど、「こんな人嫌やな」をギリギリのところで
「でもレイモンド、みんなに優しいんだよな」
「でもレイモンド、ドロシーには紳士なんだよな」
「でもレイモンド、一生懸命なんだよな」
…と「でもこの人と一緒にいたらきっと楽しいな」に見事回収していくのが芹香斗亜のすごいとこだと思います。芹香斗亜の高田純次化。
とかいいながら「僕が結婚するんで、その代わりスタジオ立て直して」とまっぷー社長に懇願するとこで「キキちゃんの「おれのことはいいから早く」芸でちゃったよ!!」って叫んでしまいましたけどね。
「キキちゃん、そういうとこだよ、なぁ!?」って思わず月組の鳳月さんにZOOMしたくなったこの気持ちどうしてくれる。(業平まで待ってください)
通称「芹香斗亜のおれのことはいいから早く芸」とは、学名「芹香斗亜の犠牲芸」といいます(学名とは…)。「犠牲」って言葉はあまりに言葉が強いので、マイルドにして(なってる?)
「おれのことはいいから!早く(先にいけ)!!」
って「キキちゃん(のやる役)そういうこといいがち~」みたいなイメージ論のことです。(解説終了)
キキちゃん昔から「自分を差し出して相手や周りの幸せを願う」という自己犠牲の化身みたいなとこがあるよね!(※個人の見解です)。ジャー(「金色の砂漠」)も、べーちゃんはあなたと一緒にいるほうが身分とか金はなくとも幸せなんだけどな!そこんとこわかってやってよ!て何度もあたいはべーちゃんの気持ちを代弁していましたよ(届きません)
別にこれがいいとか悪いとかじゃなくて、レイモンドが「(代わりに)僕が結婚するんで、金はスタジオに充ててくれないか」って言い出した時、あーこれ、キキちゃんにしかできない役だなって思ったのね。
この人は恵まれている自分もわかっているし、自分がもっているものもわかっている。だからこそ、自分が我慢すれば周りが幸せになるんだ、みたいな考え方がするっとできちゃうんだと思う。キキちゃんが理解できるからこそ、レイモンドもそうできる。
悔しいけれど、田渕くんはよく見てると思ったわ(誰やねん)。
もしこれが咲ちゃんやちなつさんがレイモンドであれば、「会社も、親の金も、ドロシーも」って全部手に入れるし(手段は選ばない帝王タイプ)、ひとこだったら「ドロシーと結婚する(の一点張り)」って逃避行になると思うんだよな(愛が何よりも大事タイプ)。
ま、完全にイメージ論ですけど、「僕が我慢すれば丸く収まる」っていう芝居、キキちゃんじゃなきゃ説得力を持ってできないな~って思うわけです…トップになってまでも他人を優先する!?と思いつつ
…これが、芹香斗亜…!!(※望海風斗さんの声でどうぞ②)
重ね重ね今回の宙組公演を見てて思うことは、やっぱキキずんはもーちょっと見たかったな~ってこと。コレに尽きる。
やっぱいいのよ、神戸と横浜コンビ(?)。
しつこいですけど「ちょっとパスタでも食べにイタリア行こうか」と当たり前のようにファーストクラスで成田から金曜日の夜に飛んでしまうような成金兄弟やってほしかったんです。セリフにバラが飛ぶような天上の住人たちの会話。リアル一条ゆかりの世界ができるのはキキずんだけだとー思ってたのにー!!!(ハンカチぎりぎり)。
色気しかないキキ定家の後ろを「ねーねー、てーかてーか~」みたいにマンガなずん八千代がてててて…って追いかけるのが大好きでした。一生見ていられる。
あと、今回の作品で一番の当たり役は瑠風くんのシャーリーンだったと思う!もえこちゃんの歌はやっぱりいいし(「恋の曼荼羅」も最高でしたね…)あの当たりの強い「え?なんでセリフと歌詞覚えなきゃなんないの?(このあ・た・し・が!)」みたいな傍若無人シャーリーンちゃんの「レイモンドはATM」みたいな態度が最高でした。(「オレ、ATM」みたいなキキちゃんもこれまた一生見られない。レアキキすぎる。)
まあ、いろいろあるのはわかるけど、ワタシ的には「こういうキキちゃんを私はずっと見てきたから、やっぱり最後もキキちゃんらしくてよかったな」と思った派。たとえ演じるだけでも、無理してほしくないんでね。最後まで明るく、キキちゃんらしく演ってほしい。
闇落ちするアーサーも、極悪人メディチ家筆頭のロレンツォも、力技でねじ伏せたル・シッフルも全部芹香斗亜だった。キキちゃんがやってきた役はどの人も人間らしくて、奇人だろうと変人だろうと、どこか憎めなくて何より面白かった。
でも、やっぱり私は明るくあっけらかんと
「ごめんなさい、僕お金持ってるんで♡」
「ごめんなさい、箸より重いもの持ったことなくて♡」
「ごめんなさい、幸せで♡♡」なキキちゃんが大好きだ。
だから、堂々と胸を張って、明るく、芹香斗亜らしく。
最後まで「私のおかげでみんなハッピーでしょ~!じゃね★」といって笑ってここから旅立ってほしい。
キキちゃん、今までありがとう。
なんだかんだ、私はあなたのラムセスが一番「リア恋」枠だと思ってます!!

オレ、ATM
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書ききった~~~~~~~~~!!!!(※3月です。)
きっとこれからもいろいろある。あることも、ないこともいろいろ言われる。
私も、思うことはきっとこれからもいろいろあると思う。
言ってはいけないこともいってしまうかもしれない。それは中も外も一緒だし、「気をつける」としか言いようがない。
だけど、私は見続けることをやめないと思う。もう20年以上見てて、今更やめ方がわからないと思うのもある(笑)。でもそんなとこ全部含めて、タカラヅカだ。もちろん義務ではないし、見続けることでつらくなる人や嫌な気持ちにだってなる人もたくさんいるのもわかる。それは人間だし、観劇は趣味だし自由なので、つらくなることは即やめた方がいいと思う。
義務感や嫌な気持ちで見る観劇は、自分にとっても相手にとっても失礼になる。
けど、いつでもやめていいし、いつでも戻ってきていい。タカラヅカは、それでいいんじゃないかなと思うのです。
「あんなきれいな舞台を、きれいごとばかりでできるわけがない」。
舞台に関わっていた友人がいっていたのを思い出す。
きっと舞台裏では信じられないことがたくさん起こるのだろうし、壮絶な世界なのだろうと思う。
だけどね、それでもやっぱり、私はあの舞台を見続けていたいんだよね。
元気がもらえる、ハッピーになれる、キラキラとした非日常。誰が一節歌ったとか、セリフを言ったとか、役がもらえたとか、ささいなことで一喜一憂できる世界。「あの役をやってたのもあの子だったんだ」っていう小さなつじつまがあうのがたまらなく嬉しいし、「そうそう、これが見たかったんだよ!」っていう自分にとって「それが正解です!!」みたいなショーにはお金と時間とチケットが続く限り、永遠に見ていられる。何が起こっても、そこには「好き」がつまっているのだ。
舞台の上で、一生懸命生きているジェンヌさんが好きだ。
一生懸命歌う、踊る、芝居する。
彼女たちが持ってる全部の今と全部の情熱を見て、私も明日も頑張ろうって思える。
2024年度も、たくさんいい作品に出会えたこと。心から感謝です。
私のくだらない話を美味しいものを頬張りながら聞いてくれる友人様々。美味しいところ見つけたんだよ~という言葉にさくっきてくれるとフッ軽なあなたたちが大好きです。
「観劇行くから会おう!」と連絡をくれる遠征友人。いつもありがとう。無理しないで、いつでも誘って!
タカラヅカから離れても、違う沼で元気にやっている友人。今でも「あなたこれ好きだと思うわ」とレコメンドくれて大感謝!
ブログ、X、私の言葉や文章に「いいね!」をくれる皆様方。あなたの「いいね」があくるさんの明日を支えます…!(礼真琴並みの選挙節)。本当にいつもありがとうございます。会ったことのない方でも、一瞬にして友達。それが私達のいいところ!(PUFFY)。
そして、言わずもがなですが。
毎度違う感動、驚き、笑い、涙、予測不可能なエンタメを作り続けるパワースポット劇団「宝塚歌劇団」に感謝と愛を込めて。
ときに「こんな素晴らしいものを…ありがとうございます…!」とひれ伏し、ときに「ないと思うわ~」とツッコみ、最終的に「でも楽しいからそれでよし!!」というサークル・オブ・ライフをぐるぐるしておりますが、大きな愛でゾロ目の111周年も見守りますよ。今年もよろしくね!
それでは、2025年(すでに3ヶ月たってますがね…今週あーさお披露目ですよ…)も
あなたにとってたっくさんのいい作品、いい贔屓に出会えますように!!
次回の大劇場公演のロビーでお会いしましょう♪それでは、また!

110周年、95期トップトリオに立ち会えたことに感謝(アンカー礼真琴ファイト!!)
2025.3 あくる
絶対死なない柚香光に天使になった永久輝せあ、過去最高の糖度を記録月城かなとに鳳月杏withスイートトンチキリバティ【世界一遅い宝塚歌劇総括2024①花・月編】
柚香光と月城かなとに別れを告げても
どうにもこうにも花月から逃げられぬ運命(さだめ)。※サイトー風
…あくるさん、宙組さん始まってますよ。
(意訳:年が明けたのにこいつ総括書き終わらなかったよね)
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ヅカファンのみなさま、謹賀新年
あけましておめでとうございます!
今年もTRUNK DIARYをどうぞよろしくお願いいたします。
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ってことでね~、2025年が始まりましたよ。
そう、開けて一週間で堂々と新年挨拶を書いてから「2024年の話」をこれまた堂々と書いていきますこのブログ。
そう、もうおなじみですよね。(開き直った)
去年、いや一昨年からこれを合言葉に当方ブログをやらせていただいてます。
最後まで!書き切ったら!!大勝利!!!
それでは今年も参ります!!世界一遅い宝塚歌劇総括2024スタートです★
花組 御曹司が去り、御曹司が着任する花組から逃れられない
2024年、怒涛のサヨナラ公演連作スタートを切った「アルカンシェル」(作・演出:小池修一郎)。れいちゃんのサヨナラが…修ちゃんのオリジナル一本物かあ…と遠い目をしてしまったのも今や懐かし。驚くことなかれ(2024年冬あくるさん流行語大賞)キャベツ畑も妖精もヴァンパイアも出てこないよ!
とにかく死なない柚香光がサヨナラ公演も絶好調。
まゆぽんに歯向かっても、拷問されても
柚香光、びくともしません。
当代随一の脚と腰の強さ、ほれ見たことかと最後までまどちを上げて上げてのハイリフト。さすが巨匠が「たゆたえども沈まず」と歌わせるだけある花組トップ。
そうなんです。れいちゃんだから、花組は沈まなかった。
贔屓目だと言われて構わない。
観客も、ジェンヌさんも、スタッフさんも、ずっと辛かったこの期間。
トップが柚香光さんだったから。
にしても「007」で「これが二番手に課せられた最後の試練」と生唾を飲み込み
「芹香斗亜やっぱすごい」と思ったのをそのままスライドで
半年後の花組で
「これが二番手に課せられた(以下略)」
「永久輝せあやっぱすごい」
とまんま思うとは思いませんでしたよね。修ちゃん…おい修ちゃんよ。
フリッツくんという「おいこれどないせいっちゅうねん」的役どころを「あとは任せた二番手!(修ちゃん早口voice)」と言わんばかりに剛速球を投げ、永久輝が大谷翔平もびっくりのホームランで打ち返す!!!
…私は2022年から言い続けてます。
「御曹司は裏切らない」。
…だとしても修ちゃんあんた
各組の御曹司に甘えすぎやろ!!!!
…全然関係ないけどさ、私酔っ払ってる時絶対3回は「芹香斗亜」と「永久輝せあ」言い間違えるんです。あ、顔はわかってますよ。(わかってなかったら大問題)
…あくるさんヅカファン何年やってるんですかって思う?(聞くな)
でもみんな経験あるよね?(甘えるな)
そして柚香光の彼女・相手役・100期のお姫様・星風まどかちゃんも卒業。(まどちの前説明長くない?)
れいまどのリフトは本当に宝物です。
あんな多幸感にあふれるリフト、生で見れただけで「生きててよかった」と思うし、ぶっちゃけ今後の人生で何度も見れると思わない。
それくらい大事に大事に見ていたし、ふたりが大事に大事に踊って、関係性を作り、ともにやりきって、今を最高に楽しんでいることが伝わってくるデュエットで。本当に幸せだったなあ。
最後の青のドレス、本当にまどちがきれいで、スカートがふわっと丸く広がって。お姫様って本当にいるんだ…って毎回思ったんですよ。真顔で。超マジ。
サヨナラ公演は、私みたいなペラッペラの外野は限られた回数を噛みしめるように見ます。発表当時こそなんで一本物なのー、ってブーブー言ってたけど、実際見てみればそんなことどうでもよくて。
タカラジェンヌ・柚香光を最後まで見れてよかった!
れいちゃんありがとう!
って心から思える公演だった。それが本当に嬉しかった。
…でも今思えば、そんなこと最初からわかってた。れいちゃんが私達を残念がらせるわけがない。
柚香光は、絶対死なない。そして、絶対裏切らない。
だって最高の花組トップスターで、最高の御曹司だから。

250円でこれが見れるよってみんなに自慢してました(私が)(お前がか)
今年の夏はマジ死ぬかと思ったくらい暑かったよね。そしてあくるさんが本当に「死ぬかと思った」をリアル体験した夏でもあります。絶対忘れない、この2024年夏。
「ヅカファンとして、あんたこの5年で一番かかってはいけない時に感染したと思うよ…」そう言って気の毒そうに私を見た友人、ざっと5人。
「お前はなにをしてるんだい」
そうです。「ドン・ジュアン」のチケットをコロナ感染により譲渡したバカはこの私です。(リアルに泣いたからもう言わないで)
御園座公演「ドン・ジュアン」(潤色・演出:生田大和)待ちに待ったかわいいかわいいうちのひとこのお披露目です。
もう悔しすぎてバラをバッグに命がけで女を抱いて捨てるドン・ジュアンを映像でも直視できません(うそです、凝視してます)
「うちの子ひとこがそんな罰当たりなことをするなんて、お母さん教えてませんよ!」
かわいいかわいいサンリオ(でも中身イケイケ関西人)美羽愛ちゃんにキスして捨てるシーンを見た日にはなんてひとこお前はなんて子なの!!と
観客の心の美風舞良さんが叫んじゃうから。
もうあおいさんも教えてないし望海さんも…あ、望海さんが教えたのか…(もうそれならしゃーないか)(あきらめ早っ)
コロナから完全復帰!でドラマシティ公演「リーフィー」(作・演出:生駒怜子)を結婚式参列気分で観劇。ほのちゃん初東上おめでとうございます!
…でもこのほのちゃんは私達
よく知ってます!!!(カッ)(ここにきて毒)
このあとフラウロスを見たから言ってしまうけど、もう白王子・聖乃あすかは全国民が知ってる案件なんですよ…。
優しくて、ウブで、恋に疎くて、女の子に優しい(優しい二回言った)聖乃あすかは
通常運転の大ヒット中パッケージ売りなんで…
侑輝大弥に彼女取られそうになって
嫉妬に狂う聖乃あすか、こっちは
期待してましたよ。(真顔)
え?ラブコメってそういうものじゃないの?(※違います)
…と、コロナあとのぼんやり脳で思ってたことを今告白します(全部漏れてますよ)。
ちなみにこの公演でブレイクした(と思ってるけど、違う?)
侑輝大弥は間違いなくひとこ世界の住人なんで、
私はとてもとても期待しているし
とてもとても楽しみにしている。
ひとこに足蹴にされる弟とか、ひとこに反抗して人殺す弟とか、ひとこに嫉妬して恋人寝取っちゃう弟してくれないかなと思っている(←全部ひどい)。
そう、要はひとこだいやで兄弟役してほしいです。
できれば狂ってる兄弟でお願いします(真顔)。
(どんだけエキセントリック役者好きなんだよ…)(「お願いします」って寿司注文するみたいに言うなよ)
ただね~、やっぱあたしベタ好きの少女漫画生まれ宝塚育ちなんで、ラストの白燕尾で、白手袋握ってウエディングドレス着た七彩ちゃんを肩抱いて結婚式上げる聖乃あすかには「ヒューヒュー!!これこれ~~~~!!!!」だったよね!
満面の笑みでフラワーシャワー。
聖乃あすか様といえばこれですよ!
幸せの国の王子様・聖乃あすか様御降臨。
はい最高。はいご祝儀!!(3秒で上乗せ)
くらいの気持ちで。…ただそのそばで、ニコニコしてお祝いしてる刈り上げイケメン骨格横浜流星・侑輝大弥もぜひ見てください←最後までブレない(だから名前の前の説明長くないか)(本日二回目)

コロナでぼーっとしててなんにも写真撮ってないことが驚愕(だからって公式のポスター使うな)
秋になって、ようやっとニットの準備していいですよね♡とウキウキしてたら先にひとこがニット着てくれたよ!加藤先生ありがとう!
そしてひとこ大劇場おめでとうーーーーー!!!
「エンジェリック・ライ」(作・演出:谷貴矢)「Jubilee」(作・演出:稲葉太地)。いや…もうね…
記 憶 が ご ざ い ま せ ん 。
(by礼真琴)ってくらい号泣しました。
戴冠式のシーンなんて毎回泣いちゃうもんだからそろそろ私ひとこの身内かな?なんて思ったりしてね★(世界一幸せな勘違い)。久々にこの世の「お前誰やねん」感情総決算な重入れ(誤変換じゃないよ)詰まった感想文を書いて次の日自分で読んで
「…キモチワルッ!!」って身震いしたあくるさん。中学生のハガキ職人か。
あなたがトップになること、待ってたよ。
本当におめでとう!!
そんな気持ちで、芝居もショーもめいっぱい楽しみました。
この場をお借りして言っちゃうけど、公演期間が単純に長くなったことは観客にとってもとてもよいことだと思うんだ…(おかわりもできるしなんならダブルする心の余裕までできちゃう)(ダブルの余裕は個人の裁量だろ)
タカヤ芝居と稲葉ショーは花組年に一度必ずやらなきゃだめみたいな決まり作ってもいいんじゃないかって花組Pに申告したいくらいです。この二人はほんとに大事にしよう(誰目線)。もうほんっと、タカヤ兄ちゃんと稲葉くんには足を向けて眠れないとはこのことよ。
ぶっちゃけ次回の大劇場演目が通えるかあたい不安でならないんで(岡田のおじいちゃん花組好きすぎませんか←オォーーーイ!)とりあえず博多でモツ鍋食べて元気チャージしますね…。
(ハリー!ハリー!!マジ鬱マジハッピー!!)
あとね~、久々に、久々に花組下級生の仁義なき戦いが勃発しそうで、わくわくしてます!!って各担の逆鱗に触れそうな無責任発言(面白がってごめん)。そう、
希波らいと(103期)vs侑輝大弥(102期)vs天城れいん(104期)
…花組名物・下級生戦国時代
カムアゲイン!!!(法螺貝のSE)
…いや!超楽しくないですかこの3人!
ホテルの朝ビュッフェ感覚で真剣に私は迷ってます!!(あんたがか)(ホテルの朝ビュッフェ感覚で…)
なんか、得意もチャームポイントも個性も顔も性格も、誰一人かぶってなくて全部バラバラなのが超最高です!!!断言しよう。こんなに激アツなのは(私比で)
花組元祖三つ巴トリオ春野・瀬奈・水以来です!!!
(平成っていうかもはや明治時代くらいの感じでごめんなさい)←よーし!まず偉大な三人に謝ってこーい!!
はあ~もうだから花組やめられないんだよな~。

阪急コンコース。こんなんなんぼあってもええですからね。
今年の花組の退団者では、ほってぃとれいちゃんの「何言ってるんだ、ずっと同じ舞台を踏んできた仲間じゃないか」(@アルカンシェル)には本当に胸が熱くなって見るたび号泣したし、ひとあかの「親友だろ」(@エンジェリック・ライ)にも泣いてました。何回も同じようなことをいっていますけど、ジェンヌさんも社会人で、一人の女性で、セカンドキャリアも人生も考える私達と同じ人間で、タカラジェンヌはいつかは卒業する。
でもね、わかっていても、何度経験しても。
それでも、やっぱりサヨナラはさみしい。
ほってぃーの「鴛鴦歌合戦」平敦盛役の凄まじい色気と怜悧な美しさ、あかさんの「ディミトリ」ギオルギの聡明な兄でありキングの風格、今公演のラファエルはきっとずっと好き(君は好みのタイプなんだby礼真琴)(今回礼真琴さんよう出てくるな)。
そして美しすぎる89期の最後のひとり、首席のエースもご卒業。
凪七瑠海さん、本当にどえらい人になられました。
正直、89期ファンとして思ってもいなかった展開だった。でも、それはすごく幸せな最後だった。(言葉はアレかもしれないけど)「トップにならなかった専科スターのラストは、こうであってほしい」をちゃんと見せてくれたジェンヌさんだと思う。
正直、本当にいろいろな目に遭ったと思います。本当に大変だったと思う。大変すぎて、いろんなことに振り回されすぎて、その細い体がいつ折れてしまうのかと見るたび心配だった。でも、カチャは見るたびどんどん強くなって、骨太になって、おおらかになって、いつからか尊敬する女性に、素敵な舞台人になった。
彼女の20年経っても変わらない一生懸命なところと、タカラヅカが好きと言い続けるところ。このふたつは経験年数が長くなるにつれどんどん難しくなるはずなのに、彼女は当たり前のように続けて、そしてそのまま卒業する。
カチャ、本当にお疲れ様でした。本当にありがとうございました。
誰がなんと言おうと、私は「NOBUNAGA」の2.5次元明智光秀が好きやねん!
月組 帝王が去り、帝王が着任する月組から逃れられない(リフレイン)
1月の観劇初めは梅芸「G.O.A.T」(構成:石田昌也 演出:三井聡)。ただひたすら演目名を御経のごとく素晴らしい滑舌で唱えるれいこちゃん、死ぬ前にもう一度蒼紫に会いたいとファン全員の願いがうっかり叶ってしまい、
「ホッウヅッキサァァァーーーーーン????!!!」
と一言言うだけでメインホールが揺れる月城先生を目の当たりにし、私は思ったのです…。
今 年 あ た し
死 ぬ か も し れ な い 。
三井先生、心より大劇場ショー演出召喚お待ち申し上げております(三つ指)
ナンバーで好きだったのは2幕のれこうみ「CHEEK TO CHEEK」。れこうみのこういうおしゃれな雰囲気と会話せずとも成立してしまう阿吽の呼吸のデュエットソングが毎公演本当に楽しみだったんだよな。
「まこなこの手放せない初恋、
れいまどの永遠の恋人、
最終的にはれこうみの「そして君しかいなかった」
夫婦形態が進化系として理想です」
をモットーにトップコンビ厨をやらせていただいていますので(意味不明)、れいこちゃんとうみちゃんの毎回見事な作画統一感と世界観の一致にハイタッチしながらむせび泣くれこうみファンです。
この二人、「劇団始まって以来の不器用コンビ」とは本人談だけどどうやって連携取ればこんなにぴったりになるんだろう。
本当に、セピア色の写真になっても、額に入れて飾っておきたい。
そんな素敵な場面でした。
れいこ政権のトップ・二番手・三番手じゃなきゃこのアコースティックコーナーは成立しなかっただろうなと思われる「WIDING ROAD」に「A.B.C」。
梅芸メインホールなのに「ぱるくん、カクテル作ってくれる?」なんてみちる気取りでオーダーしたい気分になる贅沢空間。この光景を見たことを、孫に自慢しよう。孫どころか子どももいないのに心に固く決意。

帝王が座る椅子
バウでは次世代望海風斗の異名を語る(何度でも言わせていただきます)彩海せら主演「Golden Dead Schiele」(作・演出:熊倉飛鳥)。まあもはやバウって観客入れる系の劇場でしたっけ?、みたいな心持ちでやらせていただいていますので、全ハズレでもNOダメージ。うそです。めっちゃギリギリハンカチ噛んでましたけどなにか。観客入れる系って、他に何を入れるんだよ。
いや!にしてもだよ!!あみちゃんはもう、いろんなことが確定しているのではなかろうか!!というくらい鳥肌モノの熱演でした。
熊倉先生は個人的に「女版:生田大和」を地で行くタイプだと思っているので、かつて生田くんのデビュー作で
「あんた、宝塚で三島やるってそれ」
と遠い目をしたあたしは(のちに大絶賛)、同じように
「あんた、宝塚でエゴン・シーレやるってそれ」
と同じように遠い目をして見たんですけど、、、
まーーーー素晴らしかった!!!!
スキャンダルにまみれた芸術家の怨念とドロドロの感情をあみちゃんが爽やかに、でも背後にいろんなものを背負いながら凄まじい顔で生き抜くその姿になんか魂がごっそり抜けました。
観劇後に「結局なんなんだろうな」という凡人には到底理解できない哀しみと虚しさを感じてしまうことで有名な「芸術家モノ」ジャンルですが、個人的には結構好きで。
個人的な意見ですが、「理解不能だけど、この人をもっと理解したい」と思わせる芝居ができる役者にしか与えられないジャンルだと思うんです。1幕ラストのシーレのすべてを断ち切った絶望の表情にはあみちゃんは一体今までなにを経験してきたのだろうかと思うほど
(A.望海と月城の新公を経験してきました←本場仕込)
熊倉先生は今年「フォルモサ!!」で東上作品をさくっといい感じに作られてるので一番大劇場デビューに近そうだな~と思ってます!希望込み!っていうか新人演出家がどんどんデビューするので劇団いつのまにそんなに取ったのって感じ!
春になって「だからもうなんで二人が立て続けにサヨナラするのぉぉぉ」と礼さんの断末魔の叫びが聞こえてきそうな(※捏造)月城かなとサヨナラ公演「Eternal Voice 消え残る想い」(作・演出:正塚晴彦)が始まり。
「ついにれいこちゃん半隠居生活送ってたハリーに新作書かせよった」
と全私がザワザワしちゃったんですがこれも世界観が超ハリーで、また超れこうみでした。キスシーンがないことにしばらく気づかなかったくらい、れいこちゃんが甘々の糖度150%なユリウスで大変大満足です。
大劇場新作を8年ぶりだろうが月城かなとの最後だろうが
「俺は俺の書きたいものを書くからヨロシク。(でも当たったらエエな。(←座談会可愛かった)」
なその態度。一貫性しかない姿勢に無言で指ハートの日々でした(たぶん死ぬまで大好き)。
最後まで見て、同じようにれこうみも一貫性しかない姿勢で、本当に一切ブレなかったのが奇跡だなと感謝と感動の日々。
ユリウスとアデーレの幸せなその後ストーリーを感じさせるれこうみの統一感のあるお芝居。「余白の月城」は健在で、細かい動作からユリウスがどんな人物か、どんな人生を送ってきてどんなことを考えているのかを想像する楽しみをくれる唯一無二の役者。
アデーレのうみちゃんは本当にきれいだった。ホテルでユリウスに「美しくなった」と言われて恥ずかしそうにうつむくアデーラに生唾を飲み込んだよあたしは。
うみちゃん…あなたって人は…!!!
すんげえ可愛かった。もうなんなのこれ。何を見ているのあたしたちは。
れいこちゃんは絶対言わないからあたしが言うけど(余計なお世話)、
うみちゃんのそういうとこれいこちゃん
大好きなんだからね(たぶん)!!!!
うみちゃんはあと、サヨナラショーの大女優っぷりが鳥肌でした。さすが月城かなとの嫁ば最高とね!!!!(謎の博多弁)
もはやれこうみなのかユリウスとアデーレなのかわからないまま、ショー「Grande TAKARAZUKA110!」(作・演出:中村一徳)。もうここのブログを読んでくださってる方にはご存知だと思いますが、あたしはイットク先生に全信頼を置いていますのでもう全くなんの心配もなく。強いて言うなら「私が観劇後泣きすぎて客席から立てなくなるんじゃないかな」程度(心配というより大迷惑)。
何度もしつこいですけど、「れいこちゃんで全部見たいもの見れたな」というのもあるけど、今思うとこの芝居ショーともに、過剰な「さあ泣いてくださいもう見納めですよ!」っていうサヨナラ押し売り感が一切なかったのもよかったんですわ。これはサヨナラする本人たちの気質もあるんだろうけど、イットク先生のショーもいい意味で毎回趣向を変えないし(ルーティーンだから)、ハリーも普段から感情の押し付けしてこない人なので見てる側としても構えずにフラットな感覚で見れたなと思う。
…もちろんさみしいし、男役のれいこちゃんにもう会えないと思うと悲しいけど、それでも生活は回るわけで。
特別なことではない、けれど大事な節目だった。
あとからふっと思いだして、れいこちゃんのサヨナラ公演好きだったな、見てて幸せだったなって思えるこの公演でよかったな~と。
…まあ…万華鏡に馬鹿みたいに通ったので…これだけ見たらそりゃ悔いはないよね…と自分の履歴を見て冷静に思ったりしてます。
うん、一回冷静になろう、自分。(でもこのあとのゴールデンリバティも全然冷静にならなかった)

「月組」ロゴが前に来るとみんな撮りだす現象
今年の夏は本当に暑くて、ニース行きの青列車って涼しいんだろうか…なんてぼんやり思うほどには素敵だった「琥珀色の雨にぬれて」(潤色:樫畑亜依子)。
…好きな方には大変申し訳ないが、「してもいいけど対してテンションもあがんないよね」系名作のひとつ(いったな)。
けど!今年の琥珀はちょっと違った!!
クロードがかっこよかったのである!!!
思ったことをすぐ口に出してしまうのでいってしまうが、本当にクロードがかっこいいと思ったことがない。5作も見ておいて何をいうかといわれそうだけど本当に過去のシャロンたちに
「シャロン、あの元軍人のどこがいいのか
教えてくれない?」と失礼千万の質問から始めたい
そんな心持ちであった。人の好きな人について「いいとこ教えて」ってそんな失礼な人いる?
あくるさんという人間に疑問を感じつつも、ちなつクロードの「元軍人の今貴族」という設定が超納得で(ちなつさんてあんなスマートなのになんであんなに「腕っぷし強い」系似合うんですかね)、周りが全員「やめとけやめとけ」っていうのにシャロン追いかけちゃったりそのせいで自分の結婚話をふいにしちゃったりミッシェルに「がっかりだよ」と言われたりするクロード。(このセリフに関しては「よく言ったぱるくん!」と絶賛したい)
とにかく「パッと見かっこいいけどお話が進めば進むほど残念になっていく」という稀代の主人公がクロードという男(※言いたい放題)。…のはずなのに、ちなつクロードは
残念ながら、あなたたちの
思ってる琥珀じゃありません(^_-)-☆
といわんばかりのスマートでエリートでグレートな元軍人今貴族を演じてくださる。
ああ、ちなつ様がトップになられてしまわれた!!!!
(大☆歓☆喜)
やっぱね~~、主人公は「やっぱかっこいいよね!さすがトップだよ!!」って言いたいからね!ちなつさんが最後にシャロンの耳元でぼそっと「抱きたい」って言った瞬間、梅芸メインホールの客席が爆発したのをここに残しておきます。「ボンッ」て爆発した音を聞きましたよわたし。みんなオツカレ…。
クロードも難しいけどシャロンもとにかく難しいヒロイン。じゅりちゃんがしなやかに色っぽく演じてくれたのもよかった!このクロードとシャロンを見て、ちなじゅりはかなり幅の広いトップコンビになるんじゃないだろうか…とわくわくが止まりませんでした。
琥珀って難易度高めの割にたいしてキャラクターの共感度も高くできない(※本当に言いたい放題)本当に難しい演目だと思うので、
「やっぱり名作って名作なんだな!」
と思わせてくれたちなじゅりに年末の期待値も右肩上がりです。

素人が簡単に手を出してはならない琥珀を簡単に攻略したちなじゅり
一方別箱の「BLUFF」(作・演出:正塚晴彦)。だからバウは観客入れない系の箱だからチケットかすりもしなくても全然構わないので(※精一杯の強がり)とハンカチギリギリして配信観劇。
っていうかなんで天下の風間柚乃がバウなんですか(核心)。
こちらも「再演しない系名作」として伝説に残るハリーの作品で、昔スカステでやってたときに見て「すっごい面白い」って強烈に印象が残ってたんですよね。
う~~~~~~ん…もう…月組最強なのでは?
終わった瞬間
「…うん!最高であった!!!」
と腕組みながらカッと目を見開いて叫ぶ自分がおりました。え~あ~もう~なんなんだよこれ~~~~。トップがトップなら二番手も二番手だよ~~~。とんでもねえな月組よぉ!!!(檸檬堂を取り出す茶の間)
ハードボイルド部分は「まあおださんだったらこれくらい楽勝ですよね」と納得の想定内だったんだけど、予想外に萌えに萌えたのは恋愛パートのおだまのん。
お…おださんにもついに春が!春がきたよお母さん!!
と観客の心の白雪さち花さんが覚醒するのは時間の問題。
とにかくシャロンまのんを振り回しているようで、実際ブンブンに振り回されているのはドノヴァンおだ…という構図に檸檬堂がぐいぐい進みます。おださんの心の
「あ、やっべ、想像以上にかわいかったわ」
っていう変身後のシャロンへの目がもう最の高!!!
なんかな~、おださんが今まで恋愛ものをやらせてもらえなかった鬱憤が爆発した(?)のが最高の形になった初東上。
言わせてください。
これで心置きなく風間柚乃に課金できます!!!\(^o^)/
永久輝お披露目にガンガン通っていたらわりとすぐ来た鳳月杏大劇場お披露目「ゴールデンリバティ」(作・演出:大野拓史)。
なんだこの久々に胸が高鳴る
スイートトンチキストーリー\(♡▽♡)/!
…タカラヅカには「ここにしかない」というものがたくさんありますね。大羽根、大階段、キラキラした世界観、そもそも男役という概念も他にはない。
ですがみなさん。
このような「よくわかんない、理解出来ない、なんでそれがそうなるんだ」という作品がごくごく当たり前のことと発表され、しかもそれを我々「なんだこれ」といいつつ喜んでがっつり課金してしまう作品がよしとされている。
これをタカラヅカといわずして
なにをタカラヅカというのであろうか!!
(↑落ち着いて。)
…まあつまりすんごく楽しかった。あれだけ「よし、私一回冷静になろうか!」と誓った3ヶ月前の思いなど消えてしまったこの年末。気づけば片手以上ある半券。ウーンコンナハズデハ(カタコト)。
個人的な敗因としては(?)ジェシーがすんごい好きなキャラクターだったのが大きい。自分ではうだつの上がらない根無し草だよ…みたいに「仕方なく」生きているみたいに言うけど、重いものを背負っていて、つらい経験も経て、だからこそ相手の気持ちを慮れる優しい人。でもそれを必要以上に不幸ぶったり、大した経験をしてきましたとひけらかさず、あくまで自然体で生きているジェシー。
ってそれってちなつさんじゃないですか(全人類好きに決まってる)。
ジェシーがアナレアを助けたのも彼にとってはごくごく自然な、当たり前の話で、惹かれることに躊躇しない。「王女様だから」と変に自分を落として身を引いたりもしない。遠慮せずに、自分が会いに行きたくなったら会いに行く。本能のままに行動しているようで、周りをちゃんと見て大人に振る舞うジェシーは身動きのとれなくなった大人女子(と不自由なアナレア)にはかなり響く男性像じゃなかろうか。
ってそれがちなつさんだからだよ
(好きにならないわけがない)。
むり~。やっぱり帝王(れいこちゃん)が去ってもそう簡単には離してもらえないのが月組である。新たな帝王(ちなつさん)が君臨、これぞ月組システム。
絶対「!!」とつけたくなるショー「PHOENIX RISING」(作・演出:野口幸作)。幸せを作ると書いて野口くん、iPad片手にわくわくしているのが手に取るようにわかります。わかるよ。君のミューズ(彩風咲奈)が去った今、あのジャラジャラのギラギラのゴテゴテの衣装を着こなしてせり上がってきてくれるの、鳳月杏さんをおいて右に出るものおらんもんな(肩ポン)。
年末まであたしは何をしているんだと思いますが、もうギラギラしたちなつさんを嬉々として「いやっほう!最高だぜ!!」と(あんなに泣いた)2024年を終われたことに感謝の念しかわいてきませぬ。
あとこの作品であらためてぱるあみのアイドル性と月組今後の発展を察して、この花月月間を来年もどう過ごそうか…そのように身を案じる次第でございます。
しかも業平からのスカイだと!!!
ありがとう!!!
むりだけどありがとう!!!!
(野口仕込みのポンポン振り回しながら)

「ぱるあみはヅカファンの夢と希望のディズニー」って我ながら名台詞(自画自賛)
今年の月組の退団者だと、印象深いのは若手では彩音星凪くん、一星慧くん。彩音くんは芝居でどんどん個性を発揮する月組生の多い中、「月組になぎさまがいる!?」とよく二度見しました。一星くんはとにかくスタイルの良さに毎回惚れ惚れしてて、何より顔が好みだった(笑)いやー、この二人は月組ショーでの楽しみだったんだよな~。
えっ?あなたやめていいんですか?ともはやパワハラ発言してしまいそうになる春海ゆうさん。月組の中でいちばん怒らせてはいけない権力者だと思っていましたので(誤解を生む発言)こういう「月組が育てた月組芝居ができる人」の早くの卒業は、劇団全体にとっても痛いな~と…。朝陽つばさくんも「一言で結果を残す」系の役者で毎回楽しみにしていたので惜しかった。
「できる中堅」が月組観劇の楽しみでもあるので、のちのち地味に効いてくる痛い退団が多かったなあ…。そんな中、ぐっさんとつばさくんに愛ある餞シーンを書いてくれた野口くんには感謝です。
るなちゃんに背中押してもらえるぐっさんー!くぅー!(バイプレーヤー96期萌え)
もうここまで書いてまあ、毎回同じこといいますけど「去年もたくさん見たな~」って気になってる前半。いやほんとそのとおりだよ。
半券の3/4は花月だからな!(紛れもない事実)
ということで後半は雪星宙編です!
次回に続く!!!Don't miss it!!!!
(ここまでお読みくださりありがとうございます〜こんな感じで25年もボチボチやらせていただきますんでどうぞヨロシク)
ただのミーハーがミーハーに観劇した観劇録2024(ヅカファンだって外部見るよ)
今年は外部観劇録もつけてました!(えらいぞあたし!)
ヅカファンあくるさん2024年の、タカラヅカ以外のミュージカル観劇備忘録。
ただのミーハーが気まぐれに遠慮なくしゃべりまくってます。ご興味ある方、良ければゆっくりしていってくださいませ!
- ■1月「赤と黒」 シアター・ドラマシティ 主演・三浦宏規
- ■2月「イザボー」 オリックス劇場 主演・望海風斗
- ■4月「カム・フロム・アウェイ」 MBS Skyシアター
- ■5月「王様と私」 梅芸メインホール 主演・明日海りお 北村一輝
- ■7月「ロミオ&ジュリエット」 梅芸メインホール 主演 岡宮来夢・奥田いろは
- ■9月「ウィキッド」 大阪四季劇場 グリンダ・山本紗衣 エルファバ・小林美沙希
- ■9月「TABLEAU」 シアター・ドラマシティ 主演・柚香光
- ■10月「モーツァルト!」 梅芸メインホール 主演・古川雄大/京本大我
- ■11月「DEATH TAKE A HOLIDAY」梅芸メインホール 主演:小瀧望・美園さくら(Wキャスト)
- ■11月 月城かなとファーストコンサート「de ja vu」梅芸メインホール 主演・月城かなと
- ■12月「RUNWAY」 梅芸メインホール
■1月「赤と黒」 シアター・ドラマシティ 主演・三浦宏規
「スタンダールさん理解不能」同盟を組んでいる(早霧せいな→三浦宏規ファン)の友人にチケットをとってもらって観劇。
とにかく三浦くんのスタイリッシュさにびっくり。神職に就きながらも人妻との恋愛に溺れる若者を色気ダダ漏れで熱演。
フレンチミュージカルのロック=この人たち狂ってる!!な感じ、すごくよかった。
三浦ジュリアンが溺れても仕方ないよね~と思わせるレナール夫人・夢咲ねねは現役のときのままのお人形感。現役時代同様の「ねね様は紙の上の人物」と思わずにはいられないスタイルに、レナール夫人は理想と野心に燃えたジュリアンの、疲れた先の幻想なのではないかとさえ思わせる。ねねちゃんすごい(素)。
赤と黒で唯一「わかるわ…」と思う登場人物・マチルド(田村芽実)。わかるわっていうか、なんでジュリアンマチルドにしないん?と思うんだけど芽実ちゃんうまーーーい。帝劇主演も視野に入ってるヒロイン候補かも。
男性がいる「赤と黒」を見たのは初めてで、おじさま陣の生身(?)のやらしさや悪質な嫌がらせにタカラヅカ版では感じないリアルと気持ち悪さを感じる。それが私にとっては新鮮で、「そうか、スタンダールさんを理解するにはタカラヅカの世界はあまりに清く正しく美しすぎるのかもな」と膝を打つ。

過去一「ジュリアン、気持ちわかるよ」ってなった記念の三浦くん
■2月「イザボー」 オリックス劇場 主演・望海風斗
とにかく飛ぶ鳥を落とす勢いの望海風斗。
「くたばれクソフランス・・・!!」と最後中指立てたイザボー望海が見えました。
純粋無垢な少女が嫁いだ先は、血で血を洗う腐ったフランス国家。心が通じ合ったと思った夫・シャルル6世は狂王となり、行き場のないイザボーは自堕落で快楽的な祝宴を繰り返す…。
「望海風斗は退めても望海風斗をやめないんだな!」と「ドリームガールズ」でも思ったことを今回も。どんなトップスターでも一回は「◯◯の奥さん」だったり「◯◯の恋人」になったりすると思うのですが(あの安蘭さんでさえもなった)、望海風斗はこうやって、タカラヅカを辞めてもどこの世界でも、どこの時代でものたうちまわり、愛を叫び、血を血で洗う戦いをやめないんだなと(笑)。いいんです。
それでこそ俺達の望海風斗。
望海風斗&上原理生のフランス狂夫妻。その美声と大声合戦にオリックス劇場なのも納得。梅田だったら近所迷惑で通報されてたわ。(?)耳が幸せを感じる次の瞬間「迷惑な夫婦だな…」と息子の甲斐翔真くんをじんわり労る。

どこの世界も望海風斗が去ったあとはこのようになります(舞台一面赤薔薇の花弁)
■4月「カム・フロム・アウェイ」 MBS Skyシアター
「ミュージカル界のアベンジャーズ」の競演!!という触れ込み、新しい劇場も見たくて観劇。Skyシアターのホワイエは窓が大きくて線路も見えて、個人的にはすごく好きな劇場になりそうです。客席もびっくりするほど見易くて、関西ミュージカル劇場の定番になってほしい。
で、肝心の作品としては9.11事件がおきたアメリカで起きるそれぞれの人生悲喜こもごも。なんつっても「ミュージカル界のアベンジャーズ」陣なのでそれぞれの歌・ダンス・演技レベルがやっぱりすごいの域を超えている。
下手な人がいない、というか上手い人しかいない。
9.11、世界的な大事件ではあるんですが、当時若いこともあり申し訳ないんだけど良くも悪くも「遠い世界で起きた自分にはあまり関係ない」事件。あの頃は10代で、遠くの国でおきたテロ爆破よりも明日のお昼ご飯はパンにしようかご飯にしようかという方が現実味があったのだ。
ただ、「遠い国で起こった事件」を上手い役者・上手い制作チームが作るとこれほどまでに「自分事」と捉えることができる、というのは今回の観劇において大きな事件だったと思う。「もしあの事件のときに、自分が飛行機に乗っていたら」「もし家族が乗っていたら」とifで考えてしまうには十分すぎるキャスト陣であった。
世代だと元祖イケメンミュージカル俳優(現在中堅)浦井健治・田代万里生のゲイカップルの玄人味。キャスティング天才。
安蘭けい・柚希礼音は世代的に歴史的星組トップ(あの時代は本当に星組最強だったと思う)なのでふたりがまた同じ舞台にたってくれること自体が嬉しかった。とうこさんと隣の四季さんちのディーバ・濱田めぐみさんが同じ舞台にたっていることもなんか感動だった。Wキャストのことはあっても同じ舞台に立つことは珍しい気がする。キャラがかぶっているからかな…(言い方)
キャストは派手だけど内容は社会派。ときめくロマンスもドキドキするドラマチックもそこにはない。平和とはなにか。社会派ミュージカルはときに自分の価値観を変えるきっかけになるとも思う。

なんでクリエ一連の舞台はこっちにはこないのか。(だからMBS期待してる)
■5月「王様と私」 梅芸メインホール 主演・明日海りお 北村一輝
光栄にも1階1列目で観劇。現役時代にも見たことなかった距離で明日海さんを見てしまった。何あの人。ほんとにいます?(素)
とにかく往年の名作好きなので、久々の再演ということで今年一番見たかった公演。そして語り継がれる名作っていうのは、いつの時代に見ても色褪せないことを実感。ただ、昔のまま上演しても現代の人々に響くかといえばそうではない。演出の小林香さんうまいな~、とうなる。もうさ、うちのベルばらもやってくれません?(おい)
にしても明日海さんのドレス姿の素晴らしさ。見た目もさることながら、可愛くて、したたかで、自分の幸せと周りの幸せは必ず叶えるアンナ。信念を持ってシャムのために、王様のために奔走するアンナの強さ。
明日海さんの良さが全部出た逸品だと思います。
ミュージカル初出演とは思えない北村一輝さんの王様のチャーミングさも光る。ずっと映画ドラマで拝見してましたけど、とにかくこのバター顔の王様可愛い!!(バター顔いうな)名曲「Shall we ダンス?」を生オーケストラでホリゾントいっぱいに踊る王様とアンナを見れて幸せ。首相役の小西遼生さんいいね~と思ってたら全然年上だしなんならマリウスだった。そうなん?(誰に聞いている?)

一列目に座って明日海りおを見る機会なんて今後一生ないだろうって目が緊張で血走りました。
■7月「ロミオ&ジュリエット」 梅芸メインホール 主演 岡宮来夢・奥田いろは
初外部ロミジュリ。「ほう、これが噂の…!」とスマホの存在感とそこはかとなく漂うヤンキー抗争感(ハイロー?)に圧倒されながらも最終的には号泣しているという。あの音楽が流れた瞬間涙を流せる体に教育されているゆえ致し方ない。
にしても来夢ロミオの久々のロミオ役者ぶりよ。モンタギューの跡取りという御曹司感、どこかほわほわしている育ちの良さ、品の良さ。弟分マーを失ったときの喪失感や初めての恋に浮足立つお花畑感。10代男子の普通っぽさに加えて歌声の明瞭さと滑舌の良さに自然と感情移入できるこの感じ。
うおおおおリアルロミオォォォォ!!(興奮)
あと対ジュリエットになると歌声も甘くなる上級技も併せ持つ。えええええ?ロナンはやくやればいいじゃない…。(どさくさ)
マーキューシオ役の笹森裕貴くんもよかった。モンタギュー家を担う品の良さと、ロミベンマーの中で一番の年下感、やんちゃ感。そして私の号泣ポイントマーの死も外さない。この難しいマーキューシオという役をちゃんと生き、ちゃんと死んでいく役者っぷり。
刀剣メンバー侮りがたし。若手登竜門ミュージカルで号泣したあとは肌がぷりぷりしていた。外部ロミジュリは外部の新人公演。(※このあとまじで2025年「1789」来夢ロナンが決定した。見る見るぅ!!!(ちょろ))

メインホールの3階席はみんな自分の部屋かな?ってくらいくつろいで見てます(それってどうなん)
■9月「ウィキッド」 大阪四季劇場 グリンダ・山本紗衣 エルファバ・小林美沙希
四季ファンが待ち望んだ待望の再演。その触れ込み、私のためにあります?とにかく名作ホイホイのわたしも待ち望んでいました。ありがとう!!
礼真琴が「VERDAD!!」で歌ったのがきっかけで次の再演は絶対に見に行くんだと心待ちにしていた。四季ヲタ妹も「生で見た四季でコレが一番衝撃だった」と大絶賛していた。私がドハマリするフラグは立ちまくっていたけどもま~~~とにかく素晴らしい。
1幕も2幕も号泣しながらスタオベしていた。闇ミュージカルには音楽のよさが必須条件だと思っていて(個人的にはあのエリザのよさって8割音楽のよさだと思ってる)、ウィキッドも例に漏れず音楽が突き抜けていいのかなと見る前は思っていた。ただ、実際見てみると音楽の良さはもちろんのこと、物語の残酷さや深さ、「オズの魔法使い」のモチーフのうまさ(ただもう純粋な目でオズの魔法使いは見れない)、キャラクターのこじらせ方や人間ってこうだよな、こういうところだよな、って思うし、妬み、蔑み、いいところ悪いところたくさん思い知らされる。
なにがどう、と具体的なことは何も言えないし、わからない。ただ、答えの出ないことをぐるぐる考える。正解がない。わかりやすさ皆無。
友情、愛情、そういったものは時々奪われもするし愛した人が愛してくれるなんてくれる奇跡はそうそう起きない。だけどわたしたちは人生を生きること、人と関わることをやめられないしやめてはだめだ。その一方で、女友達は最悪のライバルで最高の人生の友となる。とんでもないシスターフッド。
正義と愛は見る角度でぜんぜん違うものになる。
宝塚ファン的に思ったことといえば、エルファバv.礼真琴・グリンダv.舞空瞳でCD出してくれたら私は思い残すことがないです。タカラヅカでやってほしいわけじゃないです。ただまこなこでウィキッドの名曲が聞きたいそれだけです!!!!!(力説)

この世の身体能力は四季の人かオリンピックの人かで測れる(わけなかろう)
■9月「TABLEAU」 シアター・ドラマシティ 主演・柚香光
私はOGを追ったことがない。タカラジェンヌを卒業したら、とたんに興味がなくなってしまうのだ。そんな自分がどうしてれいちゃんの退団後公演にこんなに行きたいのかわからなかったけど、実際見たらなんとなく腑に落ちた。たぶん、「柚香光というフェアリーがただの人間に戻る瞬間を見たかった」のだろう。
がっかりするつもりも落胆するつもりもなかった。
「ただの人間に戻る途中」の柚香光はめちゃくちゃかっこよかった。
両性器具類のような危うさ。蛹が蝶になる瞬間を見るような、ため息がでるような美しさ。圧倒的にパワフル。背徳感を覚えそうになるけど、見ずにはいられない。タカラジェンヌという妖精スーツを着ているときにはとても見れない彼女がいたのだ。
色気、男気、スタイリッシュ、センセーショナル。
妖精でも人間でも、柚香光はやっぱりとにかくくっそかっこいいのです。
「エンタメ業界のみなさま、どうぞ見つけてください。このひとが私達が愛して、見守り続けた柚香光です!!!」
世界中に自慢したいOG柚香光。わたしたちだけが知っているれいちゃん、をずっと愛でていたい一方で、「早くこの逸材を見つけて!大きな場所で、たくさんの人に見てほしい!」とも思ってしまう。どっちやねん。
でもまあ、ずーっと、れいちゃんがれいちゃんらしく、楽しそうに舞台で飛んで、跳ねて、踊っててほしい。たまに演じてほしいし、ずっと王子様でいてほしい。何より、幸せであってほしい。だって柚香光は私達の幸せの国の王子様ですからね。

当たり前のように「TABLEAU(タブロー)」を「食べる?」だと思ってました。
■10月「モーツァルト!」 梅芸メインホール 主演・古川雄大/京本大我
ありがたくも、古川ヴォルフ・京本ヴォルフ両方観劇できました。小池修一郎帝劇シリーズで一番好きと言っても過言ではない、大げさでなく私のミュージカル観劇人生の方向性を決定づけた作品の待望の再演。いや~久々に見たM!はやっぱりド派手でエキセントリックで素晴らしかった!
Wキャストの醍醐味は、同じ役を全く違う解釈で同時進行で見比べられること。今回も明らかに二人のヴォルフは性格も考え方も全く違って、きっと奏でる音楽も作る苦しみも違うのだろうなと感じるには十分。
古川ヴォルフは、大切に大切に育てられた秀才(天才というより秀才)。パパの用意した温かい場所で自分のやりたいことをやれればよかったのに、内向的で繊細な青年は外に飛び出したがゆえに世間の荒波にもまれていく。古川くんは圧倒的な歌唱力で丁寧に生き抜く。大きなガタイと、外国人のような包容力はこの人の神様からのギフトだなと思う。色気のあるラブシーンも素晴らしい!!内向的があるが故に、うまくコンスタンツェへの愛を表現できない。不器用で、大人になりかけの青年のナイーブさの表現が見事。
初めましての京本ヴォルフは、長男的古川ヴォルフに比べてやんちゃな次男風味。まだ見ぬすべてのものに好奇心を隠せずに、「あれはどんなの!?これはなんなの!?あ~もう全部やってみたい!!」みたいな、湧き出てくるエネルギーを持て余している感じ。全部やりたい全部試したい!!と外に出てみたものの、自分の中のものと世界が噛み合わず、じたんだ踏んでいる…みたいな。
後半のレクイエム創作のシーン、悩んで苦悩して、ピアノに向かってそれでも上手くいかない、みたいな演技が素晴らしかった。外交的で華やか、「キラキラのお花畑」と評されるモーツァルトの曲を人間で表すとこうなります、みたいな京本ヴォルフも、また傷つきやすくて孤独な天才。その一方で、全部が初々しくて可愛かった!
今回ちょっと違ったのは、男爵夫人(涼風真世)。迷えるヴォルフガングを導く女神様みたいなイメージだったけど、涼風さんの男爵夫人は女版コロレドという感じで(苦笑)ガンガンヴォルフを追い詰めていきそうな圧があって初めて見る男爵夫人だった…強い…ヴォルフ、こりゃ病むよな~…って同情(苦笑)
ウィーバー夫人の未来優希。超ハマコさん(笑)傍若無人で遠慮知らず、厚かましいことこの上なく、最後までヴォルフを追い詰めていくお母さん。絶対この人と親戚になるの嫌(笑)素晴らしかった。シカネーダーの入山くんはちょっと弱かった…まあ、前任者(吉野圭吾)が強すぎたのもある(笑)シカネーダーって難しいのね。これからどうなるか期待。
久々に見たM!はやっぱり大好きを確信した。キャストが変わってもずっと見ていきたい、進化を止めないM!はやっぱり私のミュージカルの原点だ。

この外部の大きな看板、タカラヅカでもやってほしいな~。
■11月「DEATH TAKE A HOLIDAY」梅芸メインホール 主演:小瀧望・美園さくら(Wキャスト)
「れいこちゃんの記憶が新しいからなあ」と思いながらも、生田くんの外部を見たくて梅芸に。結果、行ってよかった!新しいデスホリ、れいこちゃんとは違う小瀧サーキを見れて大満足。生田くんは主演のカラーに合わせて演出をがらっと変えてはくるがイメージは全く変えない人なので(個人の見解)、いつもどんな魔法を使っているのか不思議である。
さて、小瀧望くんはWEST.のマンネ(末っ子)ということで、昔むかし映画でちらっと拝見したな…程度の認識。これがすごい実力だった。ミュージカル初挑戦でこの歌かい!?と目を見開く。デスホリの歌って、全部「モーーーーリィィィィィ・イエストォォォォーーーーーン!!!」って感じの曲(伝わってます?)で特に男性は歌うの難しそう…って思ってるんだけど(イメージ:「オペラ座の怪人」)表情がちょっと乏しいかなと思うところもあるけれど、それがいい意味でサーキっぽいというか。ちょっと宇宙人みがあって、あ、そうそうこの皇子死神だったね、って感じがとてもデスホリサーキにマッチしている。
Wキャストでこちらも外部は初の美園さくらちゃん。相変わらずシャープな体つきは健在で(グラツィアは衣装が可愛いよな~)ぐんちゃんママとニコニコしているところなんかは「娘役トップの先輩後輩がキャッキャしとる」なんて目を細めつつ。なんか手がぱあっと光ったり、照明をすごく効果的に使っててディズニーっぽい感じがしたのは私だけかしら。
アリス役の皆本麻帆ちゃんがもうとにかくアメリカーーーン!!なR&Bな歌い方ですごく好きだった。今度の「Six」が楽しみやわ~。相手役の東啓介くんは歌い出すと世界を変える人。超ひとりミュージカル(笑)加えて身長190センチ…で、でかい…。3階から見ていたんで、なんかもう、まほちゃんがこっちにブン!!って飛んできそうだった(いうな)。
田山さんとか、木野花さんとか有名な俳優さんをミュージカルで見れて嬉しい。あと今回場をかっさらったのは執事役の宮下雄也さん!ガンガン笑いをとってく執事で、すっご!って思ったら吉本の芸人さんらしい。私は生田くんの配役センスを全面的に信頼しているので、これからも彼の外部は積極的に見ていきたいなと思う所存。

え、あんなに感動したのに小瀧サーキの顔が見えない(あくるさんのカメラレベル)
■11月 月城かなとファーストコンサート「de ja vu」梅芸メインホール 主演・月城かなと
れいちゃんの初ライブが相当楽しかったので、れいこちゃんももうものすごく自然に、もはやほぼ無意識の領域でチケットをとっていた。もう事務所も一緒だし、今後もこんな感じで二人を見守っていくんだろうなー、と「OG興味なし」の看板をおろしつつある。やっぱり95期はすごい。
さて、れいこコンはも~~~やっぱれいこちゃんの舞台大好きやー!!って終演後に叫びたくなるくらいにはよかったです。散々言ってるけれど、「もう私はれいこちゃんで見たいものは全部見れた。大満足した!悔いはない!」って思ってたつもりだった。
でもこうやって「どうも~、これが新しい私で~~す」みたいなれいこちゃんを見ると「あれも見たいしこれも見たい、早くれいこちゃんお仕事して!!」みたいな鬼マネージャーみたいになってしまうあたしがいる。
特に現役時代に見たシャルル(「ピガール」)は見た当時から「いやこれ…バーナムだろ?ヒュー・ジャックマンだろ?」って思ってたので「This is me」の場面は感動的で。れいこちゃんは「グレイテスト・ショーマン」世界の住人なので(断言)、ヒュー・ジャックマンもザック・エフロンもデンザイヤも全部ひとりでできます。(※できません)。
「パダム・パダム」での濃厚でとろけるショコラみたいな歌い方にはフランス映画のような役も見てみたいなと思うし、アコギver.の「最後のダンス」はこのトートはウィーンのカフェじゃなくてパリのバーで上等なウイスキーを飲んでるなと思ったし、ブロードウェイの場面では「れいこちゃんのCHICAGOがみたいでーす!!」ともはや「私は月城かなとでこれが見たい大喜利」が心の中で始まっちゃってた。大変。
れいちゃんもれいこちゃんも共通してよかったな~と思うのは、タカラヅカを「今までの私を作ってくれた場所」というリスペクトと感謝を感じさせてくれて、さらに「女優としての私達をどうぞよろしく」というような新しい出会いを心から楽しんでいるところ。
男役を封印されてしまうのはやっぱりちょっとさみしくて、でもそれにこだわるのもなんか違う。だってここはタカラヅカじゃないからさ、なんていうわがままな私達。それをちゃんと汲み取ってくれているところがすごく好きだ。
やっぱり私はこの人を好きでよかった、って思える舞台に出会えるほど心躍る瞬間はない!

横浜市歌にしろムーンライト伝説にしろジャズバージョン歌ってくださるならこっちは言う事聞くしかない
(音源化お待ちしています)
■12月「RUNWAY」 梅芸メインホール
今年の締めくくりは、100周年時のオールスターOG紅白歌合戦企画のこれ。ヅカヲタ先輩たちがOGメモリアル的な公演を楽しく見ているのを見て「いいなー」と思っていたけれど、まさか自分がその立場になり号泣するほど感動するとは思ってもいなかった。
私はいい意味でも悪い意味でも初演厨になれなくて、根っからのミーハーです。「今のキャストが最高でしょ!」を繰り返しているうちに見ていたはずの記憶さえがおぼろげになってしまう。悪いことはすぐに忘れるが、いいこともまあまあ忘れる。なんせ10年前ですからね。あのときの自分、20代ですよ。
…結論からいうと、全部全部覚えてて、全部歌えて、なおかつ全編号泣してました。
10年前の自分の記憶を完全にみくびってましたね。なんつー素敵なプログラム。
人間は視覚より聴覚のほうが記憶が蘇るらしくて、当時のトップさんたちの歌い方が10年前と一緒。声も、「この人ここの高いキーでちょっとキュッてなるのよね(蘭寿さん)」みたいな歌い方のくせまで同じ!歌う人が同じなので当たり前なんですけど、なんかもう不思議な感覚。タイムリープしたのか?転生したのか?ここはどこだ?
でもなんかわからんが、最高だ!
トップ時代よりナイフの切れ味最高みたいな龍真咲さんの隣でれいちゃんが踊ったり、現役時代より現役の柚希礼音さんの隣でれいちゃんがバチバチしてたりとなんか「転生しないと無理だよね」みたいな組み合わせを生で見れてしまった。
なんかもう、月並みな表現ですけど、夢みたいって号泣してた。
終演後にふらふらエスカレーターで降りていたら、「生きててよかったー」って声が聞こえてきた。
うん、感想はそれだ!!
10年後は自分は何をしているんだろう。またこうして、同じようなメモリアル公演を見て、ノスタルジーでハッピーな気分に浸ってるといいな。
…と思ったんだけど、10年後って40代か、当たり前だけどそれはちょっとこえーな。

プロローグでねね様がおリボン背負って登場した瞬間こっちはもう涙で前が見えねえってもんよ。
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あ~楽しかった~!!私の一番はやっぱりタカラヅカではあるんだけど、外部を見ていると新しい刺激に「こういうのも私好きなんだな」と改めて思うこともあって。
単純に男性の声はタカラヅカを見ていると聞けないもの。それと同時に、外部を見ているとタカラヅカでの当たり前が、当たり前じゃないことにも気づく。
でも、ふたつともに共通しているのは、
むきだしの感情と、類まれなる技術がぶつかり合う、
私にとって「生きててよかった」がたくさん見れる場所です。
ねえねえ、あなたはどれが好きだった?
2025年も、たくさんの素晴らしい作品に出会えますように!!