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花組「BE SHINING!!」~サヨナラ公演1本ものでも耐えてみせましょう花組ショーも柚香光もやっぱ大好き編

これならサヨナラ公演が1本ものでも耐える。(…努力をするから頼むよ修ちゃん!)

 

約220日ぶりですこんにちは~あくるでーす(しれっと登場するのが大得意なブログ10年選手でーす)

 …な!!(圧加えながら肩バーンするびっくさん顔で)

 みんなお疲れ様でございます。この状況で元気を出せ前を向けというのが無理ゲー(早口)な状況なんでもうね…とりあえず一旦いろんなことをスルーして

柚香光さんの話していいですか。

まあだめって言われてもしていきます。黙っているのがもう無理なんで。

プレサヨナラ公演見てきました。(ええ~~~友会ここにきてご褒美っすか!えーもうやだー突然のデレ♥(東京公演今年全勝の謎))

三軒茶屋って初めて行ったんですけど、中津みたいですね。(わかりにくいわ)

 

号泣と嗚咽でもはや意味がわからない「BE SHINING!!」

いや…すごかったんだって。まじで。

言葉を選ばずいっちゃいますけど、今年いろいろありましたでしょ?

2023年、正直誰もがみんな大変で。

 本当に苦しいし、今もそれは継続中です。それでもまあ、生きていかなくちゃいけないし人生っていうのは止められないのでやってくしかないんですけどもね。(もうひとつ追い打ちかけるなら柚香光さんのサヨナラ公演までカウントダウンも止められない)

 現状、世の中のこの劇団を見る目は相当厳しいし、見ることを迷うファンだって大勢いると思う。それは現実なので、仕方ない。だけどこんな状況下でも、あなたが少しでも「見たい」と思える心の余裕があるのなら、ぜひこの「BE SHINING!!」を見てほしい。

 「BE SHINING!!」は迷える私達をただひたすら受け止めてくれる。今もいろいろ思うことはあるしこれからもまだきっと増える。けれどそれでも、見れるなら見てほしい。

「やっぱこの世界が大好きだ!!!!!」と思わせてくれる世界が広がっているから。

 

ドリカム花組

 私、「ダンオリ」の感想で言ってたホリゾントでひとりで裸足で踊るれいちゃんを見たい」っていう夢がついぞうっかりかなってしまって。

ダーーーーー

イーーーーー

スーーーーー

ケーーーーーーー(号泣)

ってなった三軒茶屋。今ちなみに1年総括書いてるんですけどね?今年ね振り返ってみたらあくるさん、花組公演後全部泣いてるんですよ。…これ…どういうことですかね…?(聞くな)

 自分の脳内の走馬灯が止まらない状態なんですけど(走馬灯ってそんなCMみたいなやつだっけ?)とにかく、蘭寿~明日海~柚香時代、花組見てた方。(望海さんのファンの方もぜひ←あたしです)

 涙と嗚咽が止まらない、2時間のスタートです。れいちゃん…あんたってやつぁ…

花組のトップスターになってくれてありがとう!!!!!!!!

 

海馬が残っているうちに語りたいところを語ります①最初からラストの話します

 藤井大介といえばヒョウ柄の演出家陣ナンバーワンの強火花担として有名ですけど(私の中で)ダイスケな…ほんとダイスケよ。

 👍(親指立ててグッジョブ)

 好きこそものの上手なれとはいうけども。この人花組ショーを演出するためにここに入ったんじゃないかと思うほどのACT.2のたたみかけよ。っていうかもはや「エキサイター!!」と「CONGA!!」を書いた時点で花組名誉会長として推していきたい。花組長年見てきた方はもうここが限界でしょう。

YESここが桃源郷

ええあたいももちろん「コンガ!!!」で振り切れましたけどなにか?(いい笑顔で)

 そして特徴的といえばお得意のJ-POPの多用ですね。

 これね~…正直あんまタカラヅカとJ-POPってハマらないな~って思う人のほうが多いのが現実だと思うんですよ。まあそうですよね。なんでだろう、リズムが合わないんですかね?雰囲気?空気?オーケストラ?打ち込み?だがしかし。聞いてくれよ。

 今回ばかりはびっくりするくらいいいから。

 裸足でホリゾントいっぱいにMrs.GREENAPPLEの「僕のこと」で踊る柚香光さんなんですけど。

 今年ここで号泣せんかったらどこで泣きます?

といわんばかりに踊る柚香光。コーラスの花組生。嗚咽する俺たち。(withペンラ)

 三つ巴のオーケストラ、三軒茶屋爆誕です。(※三軒茶屋っていいたいだけのやつ)

 本当に踊り方が妖精なんですよ。れいちゃんって、ふわって飛んでふわっと着地するんですよね。

 音を立てずに、飛ぶ、回る、走る。

 この人本当に実在するのかな?って思うのは少なからずそんなところもあると思う(人間離れした美貌ってのももちろんだけど)あ~だから先生方はペラペラ着せたがるのね~みたいな。…ごめんなさい。ダイナシですよね。これ、衣装の話です。(わかってるがな)

 ダンスで泣かせるってダンサーしかできないと思うし、感情を体で表現するってすっごく難しいと思うんです。私は踊れないので特に思うのかもしれないんですが。

 私はれいちゃんのダンス見ると、ものすごい感情が揺さぶられる。体が熱くなってくるのがわかるし、興奮してくる。

時々無性に泣きたくなるほど感動することもある。

夏の「シボネー」もそうだったし、もちろん「ダンオリ」も「エキサイター!!」も。数え始めればきりがない。花組ショーは名作が多すぎる!!(バン!)

 でもそういうふうに感情を揺さぶられるっていうことは、それはやっぱりれいちゃんが「私はダンスが大好き!!!」という気持ちをガンガンこっち側に伝えてくるからじゃないかなと思うんですよね。

 「とにかく好き。なんかしらんけど。」という気持ちほど強くて偉大なものはないと思います。

 れいちゃんの踊っている姿が好きです。こんなに楽しそうに踊る人は見たことない。ガンガン踊っても、しっとり踊っても、ひとりで踊っても、まどちとデュエットでも、マイティと踊ってもひとこと踊っても、楽しそうで幸せそうで。

 さらにれいちゃんがすごいのは、

それがずっと変わらないということ。

 ダイスケ先生は多作のプロですけど(それも常に80点以上叩き出す秀才イメージ)、中でも思入れの強そうな「Le Paradis」のフィー。今回のれいコンで、10数年ぶりに持ち出したのはれいちゃんの印象がずっとダイスケの中でもフィーだからだと思うんです。踊ることが大好きな、パリの屋根裏の妖精フィー。研2の柚香光。

 それがどれだけすごいことか。

 大人になると、好きなものもあっさり嫌いになったりしませんか?若いときは誰にも負けたことないことでも、あっさり負けたりするし。それが原因でうまくいかなくなったりつまらなくなったり、最終的に嫌いになったりもする。広い世界を知ることは、同時に自分より上手くできる人を知ることでもある。それを素直に受け入れることは、年々難しくなってくるなあと…思っちゃったりしてるわけです。

 でも、れいちゃんは違う。最初から最後まで、ずっとダンスが好きで、ダンスが楽しくて、ダンスに夢中なフィーのまま。

 大人になってひしひしと痛感することは、好きなことほどいつもずっと楽しく、ということがとにかく難しいってこと。好きだから嫌になることもある、ちょっとのことでもショックを受ける、びっくりするくらい感情が波立つ。疲れる、しんどい、もうやめようかな。

 でもれいちゃんはどんな状況でも楽しそうに、重力なんてないように、羽根が生えたように軽やかに飛んで、跳ねて、微笑んで踊り続ける。

キラキラと魔法パウダーをまいて、

幸せいっぱいに踊る柚香光。

 ああ、私の好きなれいちゃんはずっとここにいる。

 そしてその羽根で次の世界に羽ばたいていく。

 れいちゃんが花組にいてくれて、トップスターになってくれてよかった。涙がとまらない「僕のこと」。

 忘れません。あなたのこと。

 

 海馬が残っているうちに語りたいところを語ります②畳み掛けるACT.2 名作揃いの花組ショー

 今回、背景に流れる映像が神がかってたんですよね~。もう正直「…ってどっち見ればいいん!?教えてダイスケ!?(おーーーーーん(嗚咽))」状態なんですけども、まあACT.2の感動と嗚咽の連続の畳み掛けよ。もう感情が追いつかない。嗚咽懐かしさ「あの頃は若かった…」という感傷と、「れいちゃんも若かった!!!」というもはや孫の成長をただただ喜ぶ客席。

全 員 情 緒 不 安 定 。

 音楽ってすごい効能だなと思うのは、聞いてるとその当時の状況というか全部蘇ってくるのがすごくて。「EXCITER!!」ってすごいですよね?真ん中変わっても全部楽しいんですよ。奇跡のショーだと思います。花組の十八番公演っていうもはや「十八番公演」っていう言葉あるのかどうか定かではないですけども

花組といったらEXCITER。

っていうか変身後のれいちゃんがちょっとかっこよすぎて意味分かんないんですけど、あたしたちにどうしろっていうのかな…ねえもうちょっと…すでに息切れしてる。

 「CONGA!!」がきてここからもう往年の花組ファン絶賛情緒不安定期の大嗚咽(?)大合唱(??)が始まります。昨日のことのように思い出せる、蘭寿さんの腰望海さんのハイテンション(あの人大丈夫かなってくらい毎日ハイテンションでしたよね)

 CONGA好きすぎて両手以上見たんですけど、併演のサンテグジュペリに「どうも星の王子さまって理解できないなー…?」って思いながら幕間にカレー食べてたな~とか。カレーの味まで思いだせる。カレー食べながら

「いちばん大切なことは、目に見えないんだー…?」とかふわ~ってしてその後CONGA!!でどうでもよくなる方程式。(←あくるさん小学生なの?)

 そして映像の中の蘭寿さんのターバンがかっこよすぎて意味不明。(「かっこよすぎて意味不明」、あと15回くらい出てくるのでお見逃しなく)

 「Mr.Swing!」って忘れられがちな蘭寿とむ時代(※泣く子も黙る名作ショーの大量生産時代)の隠れ名作だと思ってます。当時ゴリゴリのイケイケ男役柚香光スカート履かせた稲葉くんに客席ざわざわしましたけど、今思えばそれも良き思い出。っていうか当時ゴリゴリのイケイケだったのに普通にきれいだった気がする。お芝居のアンドレア・シェニエ」でのれいちゃんの「Black Angel」がもうこの世のものとは思えない造形でね。(もはや造形)天使っているんだ…ってシラフで思いました。

天使って走っても踊っても音たてないんですね。

れいちゃんの舞台観て初めて気づきました。

 「ファ~ンタジア~(どこどん!)」でおなじみ明日海時代突入です。団体賞獲った「桜燕尾」がとにかく好き。あと併演の「カリスタ」のナポレオンのれいちゃんのカリスマ具合と、乾いた高笑いがツボった公演。「はーはっはっはっはっ」みたいな。ひらがなでめっちゃ好きでした。どうでもいい。少女マンガみたいなナポレオンだった。たぶん島流しとかされない、グランドライン制覇するルフィみたいな人生たどるナポレオンだと思うよ。どうでもいい。

 「Sante!!」「BEAUTIFUL GARDEN」「シャルム!」と続いて(BEATIFUL GARDENとシャルムが好きだったわ~明日海さんのショーって感じ!(こじらせた仄暗い感じで←全力で褒めてる)サンテのほのかさんの「発っっっ光!!!!!!」っていうパーン!ツルッ!キラー!!なスター具合に(擬音よ)「まぶしっっっ!」となるほのちゃんあるある。

 「The fascination!」柚香時代突入はいりまーす。なぜか花組ショー「!」つくこと多い…ダイスケだけじゃなくて中村B先生までつけてるがな。

 …明るい!!

 曲調もだし、なんだか舞台が明るい!!(え?)

 私のイメージは明日海さん時代はエンジっぽい妖艶な花組。時代で言えば大正、美しくもちょっと禍々しい。だけど、れいちゃんはピンクでポップでTHE華やか。眩しすぎるほどキラキラしてる。どっちがいいってわけじゃなく、トップスターによってこうも変わるのかと単純に面白いよねえ。エンジ時代を経てポップなピンクに昇華した柚香光さんよ。どこにそれ隠し持ってた?

 それにしてもれいちゃんのピンク衣装の似合い度、花組トップスター過去1だと思うんですよ。そりゃーこぞってみんなピンク着せたがるわ。

 大人になるとピンクって似合わなくなるのに、れいちゃんは学年あがるにつれどんどん似合うようになってる不思議。花組御曹司になるしかなかったな…と遠い目でキラキラ星人柚香光を目を細めて見る回です。ありがとう世界。

 いろいろあるけどやっぱあたし花組ショー大好きだわ。

 

海馬が残っているうちに語りたいところを語ります③最後にACT.1のこと(順番とは)

 ACT.2で怒涛の「ひゃっほーーーーー!!ショーって最高ですよねワッショーイ!!!」テンションに昇華するとはつゆ知らず、1幕もまあまあドテンション上がりまくる展開でした。

 #THE齢50歳代プレイリスト

 と銘打てそうな曲目の数々。「紅」をまどちが薙刀振り回しながら歌い始めたときはキョトーンでしたけど、「勝手にしやがれ」のほのちゃんの頃には「ああ、こんな感じね、オッケーオッケー!!」っていう自分でも驚くべき順応性を発揮する。これも宝塚観劇で培ったスキルの一つ。

最初トンチキでもあっという間に慣れて

いつのまにかその虜だった(⌒▽⌒)

みたいな。もう2幕の「プレイバックPart.2」の頃にはノリノリよ。

「フー!!れいちゃんフー!!!」みたいなさ。え?昭和生まれですがなにか?

 にしてもエリザベートよぉ~~~~~。

 もうこれこそ大劇場でれいまどで見たかった演目のひとつ。ふたりとも新公でトートとエリザベートやってるんですよね。この二人って、基本ヒーローがヒロインにべた惚れ現代少女マンガテイストだと思ってるんですけど「巡礼の年」うたかたの恋とか見てるとヨーロッパの厳しい厳しい伝統格式家柄名誉陰謀(どんだけあんねん)みたいな世界観ドハマリですよね。

 そして「ロミジュリ」のエメまで歌ったくれた日には。

 …小池先生、新作じゃなくても良くないっすか?

っていう「あんたそれれいまどサヨナラでやる気まんまんな巨匠の前で死んでも言うな★」案件が生まれてしまいました。れいまど、巨匠の既存代表作ドハマリじゃん。

もうむしろそれを見たいよ。(ダイナシ)

 巨匠、「エリザ」やろうよ♫(「カラオケ行こうよ♫」みたいなノリで言うな)

 で、きっとダイスケ先生が好きなれいちゃんってリストみたいなれいちゃんなんだろーなーと。ほんとリストロックがれいちゃんにハマってたよね。リストアイドルの場面、電飾ギラギラにキャー!!ってフランスドレス女子(そんな名称ある?)がざわめくあの場面、映像でもやっぱりめっちゃ滾る。ピアノ弾きながらロッコみたいなの乗っちゃうんだよ。そんなリスト好きにならんほうがおかしくない?

 でもって「はいからさん」のイントロに「少尉!少尉!!少尉!!!」ってテンションど上がりしたところで

「…って少尉でてこないんかーーーーーい!!!!」っていうアレな。少尉は安売りいたしません。僕の紅緒さんは華優希。

 そんな柚香光さん好きです。(※ただの時間の都合とか考えない)

 

 この記事を書いている途中に藤井大介劇団理事退任のニュース。もしかしたらダイスケ先生の最後の作品だったのかもしれない。最後でも、最後じゃなくても、ダイスケ先生の愛に溢れた一作。ダイスケ先生、いつも本当にありがとうございます。

 

 今、本当に苦しい時期。好きだからこそみんな苦しくて、みんなつらくて。無理に見ろなんて言う気もないし、離れてみるのもそれはそれでそういう時期よ。趣味もご縁なので、もう見ないなとそれっきりになる人もいれば時間が経ってまた見たくなる人もいる。それでいい。タカラヅカなんだから、見たくないものは思いっきり目を背けていいのです。

 でも、柚香光という花組トップスターがここで生まれて、ここを旅立つ、その事実に変わりはなくて。れいちゃんはいつも楽しそうに、進化を続けながら踊り続けて、努力を続けてここまできた。しつこく言うけど、15年間それが陰ったことがなかった。

 

 柚香光は男役のプロ。友人がそう言った言葉に、「ああ、れいちゃんみたいな人をプロっていうんだな」と深くうなずいたことがある。

 この15年間、楽しくて楽しくて仕方なかったれいちゃんの舞台。

 何があっても、その事実は変わらない。私の観劇歴の中に、燦然と輝くいつもキラキラしているれいちゃんがいる。

 れいちゃんがずっと花組にいてくれたこと、

 楽しそうに踊っていてくれてたこと、

 スターの重圧に負けずに輝き続けてくれたこと。めちゃくちゃ感謝してる。

 だから私は最後まで見届ける。れいちゃんが笑って、ここを卒業する日を。

 花組が生んだ花組のトップスター柚香光!BE SHINING!!

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 雪組チケットが消えに消えて、この三軒茶屋公演(※東京公演です)がまさかの今年ラスト観劇公演となりました…うそやん…なんだったん?2023年…?(なかったことにしてくれへん?)

 

 とかなんとかいいつつ、雪組配信に号泣しつつ!!(はー、みんな泣きすぎて疲れてない?)

 本日も読んでくれてありがとうございました。次回は1年のしめくくり!総括記事いきますよー!!(もはや大掃除より重大年越し案件)