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「フェアリースタイル」を見て震えが止まらない私と、華形ひかる

完全ネタ番組だった「ふぇありーぷろでゅーす」が終わってから、
私は抜け殻のようだった。あの幸せな時間をもう一度、である(そんなに好きだったのか)。

けれども宝塚99周年を迎えた今、また新たな最強番組が作られた。
本当に松井Pですか、同じ人ですか「ふぇありーぷろでゅーす」を作った松井Pと
今回の新番組「フェアリースタイル」を作った松井P。
私30分番組なのに震えが止まらなかったんですけど。

何かと若手娘役が取り上げられるCSのプリンセス番組ですが
今回は少し趣が違う。「完成された娘役芸」についてとことん話すという
なんともハイレベルで完璧なスキルを持ち合わせたふたりが30分話し合うのである。

しかも、今回の登板は85期が誇る完全なる娘役

舞咲りん vs 桜一花

である。このふたりの名前が並んでるだけでトリハダが立つ。
まったく、盲点なふたりである。この並び、私の想像をはるかに超えた
無双具合にただただテレビの前で硬直するしかない。

まじかよ、松井P!!!

しかもこの二人の対談、かなりのハイレベルなので正直ついていけない。
若手娘役が「娘役としてのプライド」なんていう言葉を発することができるだろうか、
いや、できまい!!!舞咲さんだから言える名語録である。

お互いの組の娘役を自慢する桜さんと舞咲さん。
「かわいい」「いや、うちのほうがかわいい」というレベルの主張を曲げることは
このふたりの辞書には載っていない。

そこで桜さんがおっしゃった。

雪組の娘役さんて、カタカナで「カワイイ」だよねー」

・・・ま、参りました・・・!!!そしてそれを追い打ちをかける舞咲さん。

「そうなの、チュッパチャップスみたいなかわいさなの」

・・・もう、完全に降参である。誰だこのふたりの対談セッティングしたの!!!
怖いよ、怖いよ!!!後半同期のはずの華形くんが震えながら登場したよ?
「やべえ、変な店入っちまった」的な萎縮具合だよ!?

あー・・・85期娘役最強だな・・・!!!

しばらくこのふたりがいれば宝塚も安泰ですな、と花の道の一翁像に肩ポンをしたい気分になる。

そして、動画でふたりが「ヘアアレンジ」を教えてくれるのだが、
ピンの止め方がプロで高速で髪の毛を整えるふたりにはどこの美容室でも
ついていけまい。

若手娘役+王子様の「ふぇありーぷろでゅーす」とはあまりに違う
「フェアリースタイル」の玄人感は、「若きツバメよ高く飛べ」状態に達観しているので
私がこの番組の感想を書くだけでもなんだかおこがましい気分になるのは、
気のせいだろうか・・・。

みつるくんが完全に「世界の彼氏・華形ひかる」から「ただの弟」になる
瞬間をお見逃しなく!

【今日のメモ】

直子が「お茶会」という言葉の意味を聞いてきた。
えーっと、あれですね、確実に何かに近づいてますね。