ドア枠にもたれながらの「砂糖、いる?ミルクはどう?」の破壊力。
(れいちゃん、今まで私達のリアル彼氏役をありがとう)
みなさまこんにちは。あくるです!(もう3月なのに何だこの寒さは…)
ということで見てきました、柚香光サヨナラ公演。
なんだかね…本当に、しみじみと「柚香光の花組も楽しかったなあ…!」と思う公演でした。
「サヨナラ公演が名作(=誰が見ても面白い作品)である必要はない」と思う私ではあるんだけど、ファンの方が「応援しててよかったな」「うちのご贔屓のここが最高なんですよね」を噛みしめることができる作品であればそれが一番の餞だな、と思うんです。
この「アルカンシェル」は
「れいちゃんのスウィング!」
「れいちゃんのラテン!」
「れいちゃんのフランス人!」
「れいちゃんの後ろ姿!(っていうかお尻)」
「れいまどのハイリフト!!」
「れいちゃんのリアル彼氏感ーーーーーーー!!!!(拳上げながら)」
…っていう「私のサヨナラ公演で見たかった柚香光」が一通りパレードで見れたので個人的にはもう満足です(全部ピンポイントな気もするがそれもサヨナラ公演なんで)(あくるさん意外と修ちゃんと気が合う説)。
…まあ、脚本的には1時間40分にまとめられたらもっとよい作品になりそうだし(説明セリフって難しいね)、縮めたあかつきにはほのちゃんをレジスタンス組に入れてあげてほしい(うちの三番手やで)ってねえ修ちゃん聞こえてる!?って思ったけどそっとその思いは蓋をするよ(←※書いた時点でできてません。)
いやーーーー最後の虹の吊物、
サンリオ◯ューロランドみたいで最高だったよね!!
(※松井るみ先生、こんなこというてますけどこれからもどうぞ大劇場作品へのご参加心よりお待ち申し上げております…!!(松井先生盆使いセット最強説))
わかる、修ちゃん、
ひとことあかさんのドイツ軍服姿
かっこよすぎだよな。(肩ポン)
…修ちゃんは心が女子なので、なんだかんだこの劇団やめないのは「僕の好きなナチス軍服を世界一かっこよく着てくれる人達がいるここが好きだから★」ってとこだと思う(←主観に暴走しがち)
っつーわけでさっさと書こーか!「アルカンシェル」感想スタートでございます~!
ピエロなのに3億円くらいしそうな衣装を着ているマルセルくん。
■柚香光/マルセル・ドーラン
ニジンスキーの心を持ち、ニューヨークを夢見るフランス人。
(この設定だけで、修ちゃんのドリーム詰め放題パックみたいなマルセルよ…)
歩くフェロモン 漂う色気 コーヒー作れば世界一
みんなの彼氏、柚香光
…帰りに花のみち歩きながらこう呟くしかないほど、マルセルが柚香光であり柚香光がマルセルである。修ちゃんのドリーム詰め放題パック(世界大戦+ナチス+夢と希望で貧乏青年でアメリカンドリーム抱えまくり)を全部上乗せしながらもなんだかんだ柚香光さんの得意技(レビューシーン盛りだくさん+ほっとけない彼氏柚香光芸)も練り込んであります★的な。
今回の修ちゃんとはいいお酒が飲めそうです。(プロースト!!)
いきなりそれかいって言われそうですけど、言いたいことは先にいうタイプのブログなんで言ってもいいですか。(あくるさん出し惜しみとかできないタイプ)
コーヒーからの愛の告白inフランス貧乏部屋よ。
いいよねーーーーー???ベッタベタだけど最高にヒューヒューだよね~~~~???いよっ修ちゃんのロマンチスト!
女子!もはや女子!!80年代の「りぼん」的な、異国の華麗なる生活に憧れかぶれる、心が女子!!!(※いいたいだけ)
ぶっちゃけ「タンゴ・アルゼンチーノ」(1999年・花組)でも見たやつやわと思っちゃいましたけど(あれはしかもなぜかわざわざバルコニー出ていって踊ってたな…)まあ私(と修ちゃん)が大好きなんでモウマンタイでございます(花組の不倫モノを見て世界大戦の社会情勢を知る女子中学生)(はい(挙手))
…あれ?
夜間外出禁止令って、
好きな人といい感じになるための制度なんですかね?
ってくらい最大限に利用しちゃうよね!
れいちゃんとひとこな!!!(※どっちも意図してやってません)(あと愛称名指しでいうのやめてもらっていいですか)
吐息混じりに「砂糖は?」「…ミルクは?」「カップ…大きいの?…小さいの?」とか聞くやつ。
カトリーヌのドキドキを知ってか知らずかあの焦らしテクかつほっとけない優しい彼氏感出す柚香光。
待ってましたこれが柚香光のお家芸!!(個人的にはリストの白衣装ジュネーヴシーンぶり)←そこなの?
大好きだ!!!!!!!
(以上、芝居の話はこれで終わりです。)←ええ!?
今回見る前まで「いや~にしても1本物ってな~れいちゃんなのにな~れいちゃんなのに…」って口を開けば「柚香光なのにラストが1本物」って言ってましたけど(それしか言えないの?って程度には)でも蓋を開ければ「半分芝居、半分ショー」っていう割合でスウィングもジャズもラテンも踊っているれいちゃんを見れたし、設定も「占領下フランスの夢見る青年」っていう大きなひねりもないけど(いうじゃねえか)れいちゃんしかできないよね、っていう役設定で、しかもフランス人?おい最高じゃねえか(柚香光にはヨーロッパ人やってもらいたい族代表)で万歳三唱。
まどちカトリーヌとのまっすぐな純愛も見れて(お互い「仕事仲間とは恋愛しない」とか言うけどまあ説得力がゼロ(ありがとう))、最後天に召されるわけでもなく(とにかく死なない柚香光(でもってとにかく死ぬ礼真琴…)←はいうるさいよ!)希望に満ちた虹がかかるのですっごく
「れいちゃんの花組」らしい作品だと思います。
「今までありがとう」
「おつかれさまでした」
「これからも楽しみにしてます」
というあの劇団特有の、愛に満ちたサヨナラ公演らしいサヨナラ公演だと思いました。
この時代って、事実だからしょうがないんですけどどうしても暗く重くしんどい雰囲気になりがちですよね。「占領下」とか「ナチスドイツ」とか「ハイルヒットラー!!」てな不穏ワードがたくさん出てくるわけで、最後はフランス爆破すればいいじゃない、とか(今となっては)「ええ?そういうこという???(瀬央ゆりあ)」みたいな物騒人たちも出てきてさ。(そりゃあかさんもああなるわな)
修ちゃんオリジナル作品=脚本力ガタ落ちでお話自体がライト傾向になるにしても(←容赦なくバッサリ)それでも、ラスト圧倒的多幸感で終われる作品を作れたのは
「柚香光が率いる花組」だからこそだと思うんです。
コロナ禍において、花組が一番休止期間が長かったのは紛れもない事実。しょうがないからこそ悔しい。ぶっちゃけ「始まってもまた止まるんじゃないか」というなんともいえない不穏な空気の中、れいちゃんの率いる花組は、現実から目をそらさずに1公演1公演を魂込めて作品に真摯に向き合ってきた。
何度止まっても、何度「しょうがない」にぶち当たっても、テンションが落ちるどころか「負けへんで!」をパワーに全力で舞台に生ききる。歌って、踊って、全力で生きる花組生。
何度でも花が咲く。
何度でも立ち上がる。
何度でも、人を幸せにする。
柚香光の花組は不死鳥だった。
この舞台は〝たゆたえども沈まず〟を貫き通した「柚香光の花組」だからこそできる。
キラキラと光る虹の橋。
夢。
希望。
これから私達はなんでもできる。
自由な世界。
「見ている人全員を幸せにするリフト」をするれいまど。どこのデュエットダンスより高いリフトでまどちと幸せそうに踊るれいちゃん。 舞台にひとり残って、柚香光、あるいは夢を叶えたマルセル、それか両方。あの広い舞台でダンスを踊り切る。緞帳が降りて、幕。その一連のいつものことが、とても尊く叶うことならずっと見ていたいと思う。
涙が止まらなかった。悔しい。悲しい。つらい。この3年、確かに今までそういう感情もあったけど、でもそれを全部忘れるくらいかっこよくて、キラキラしてて。
「最高に楽しかった!ありがとう!!」と思って拍手できることが何よりの幸せ。
本当に、見ている人を全員幸せにするトップだと思います。
れいちゃん、今まで本当にありがとう。
ご卒業おめでとうございます。
あなたの花組はサイコーにキラキラしてて、サイコーに楽しかった。
私にとって忘れることのできない、キラキラした幸せな3年間でした。
■星風まどか/カトリーヌ・ルノー
カトリーヌのショッキングピンク衣装スチールの可愛さよ。
「だってカメラマンがレスリー・キーだから」とは言わせねえぞ?な「黙ってそこに200円(スチールの値段←実質タダ)おいていきなさい」なまどかちゃん。
…あのほんとに、この方「どうやってそれ似合うようになるの?」みたいな頭羽飾りめちゃくちゃ似合いますよね?正直、美空ひばりか星風まどかかってレベルだと思います。…褒めてるのに、まどかちゃんファンに怒られそうなのでもういわん。(←書いてる時点でアウト)
さて、カトリーヌ。修ちゃんは心が女子に厳しい女子なので(断言)、とにかくトップ娘役を「正論言わせヒロイン」にする傾向があると私は思ってます。油断ならん、修一郎。今だから言っちゃうけど、私、あの「ワンス」であの真彩希帆に「私は努力を続けてきた。」って言わせたのは結構トラウマだからね。(他ならぬ真彩希帆に言わせるあたり修ちゃんの女子に厳しい女子精神がすごい)
で、例のコーヒータイムin貧乏部屋ね。(当然のように話すあくるさん、相当お気に入りなのを察して)。
案の定、「仕事仲間とは恋愛しない」とかいい出すカトリーヌちゃん。
THE正論。「おいおい、そんな目の前に上げ膳据え膳な(おい)柚香光いて「仕事仲間とは恋愛しない」とか言ってる場合ー!?!?」って私の心の美風舞良さんは叫んじゃうわけですよ。(いつもの恒例行事なのでお気になさらず)。
ドイツが始めた理不尽極まりない外出禁止時間、もうこれ利用して「あ、時間だわ、やだもう帰れない♡」ってあざとくいっとこ!って心の凛乃しづかちゃん(新しい親友キャラ・時々おかん99期)も被せて援護してきます。(ごめん凛乃ちゃん勝手にそういうこといいそうキャラにしちゃってる)
…結局我慢出来ないのはマルセルなわけですけど(例に漏れぬ少女漫画図れい→→→→←←まど(ガッツポーズ))
こう、なんていうか、まどかちゃんって似合うんですよね。
知らず知らず重責負わされてるヒロイン。
ぱっと見華やかで、キラキラしてるけどまどかちゃん、中身ド真面目じゃないですか(直球)。発言も姿勢も成績も優等生だから、なんかこう、知らず知らずに
「できるよね」「やれるよね」「お願いね」の三連単になりがちっぽいな~って思ってて(完全にイメージで語っていますのでお気になさらず)。
カトリーヌもあんなこう「じゃ、頼んだよ★」って丸投げ紫門ゆりやされて(でもあんな雑な投げ方たぶんゆりちゃんはしないと思う(真面目か))、もうわっけわかんないわけじゃないですか。でもってただでさえわけわかんないのに、
ドイツは来るし
ひとこは2バージョン作ればいいじゃないとかいうし
あかさんは「俺のこと、好きなんだろ?」攻撃全力だし
まゆぽん力づくで迫ってくるし
(↑例に漏れず、小池ヒロインの毎回恒例「モテるのになんでか全然羨ましくない」ヒロイン確定の図)
もう正直「はーーーーもーーーーーうるさい!!全員黙って仕事しろ!!!!」状態だと思うんですよ。ほんとにね。
…心から同情するわ、カトリーヌ(by凛乃しづか)。
思うのは、そういう頑張っちゃう+頑張れちゃう女子カトリーヌにとって、マルセルが隣りにいたことが最高のアルカンシェル。
温度も、居心地も、距離も「カトリーヌにとって」マルセルは全部ちょうどいい(もちろんいい意味で)。
クールな外見だけど、中身はとても熱くて自分には持てない夢がある。だけど、横にいても疲れないし適度に煽ってもくれる。職場は一緒だけど、変に干渉されることなく「お前の仕事はお前の仕事、俺の仕事は俺の仕事、はいここから立ち入り禁止!」という一線は守る。
人との関係で一番大事な「距離感」。人によって〝ちょうどいい〟は違うから余計難しくて時々こじれる。
まどかちゃん、最後にいい役もらったな~と思ったのはマルセルに「アルカンシェル」との出会いを語るところ。まあカトリーヌというより、まどちというより「小池修一郎、タカラヅカへの愛を語る」シーンだなと思うわけだけど、(ここ、まどかちゃんくらいお芝居うまくないとこっ恥ずかしくて聞いてられないかも…ってくらい夜中のラブレター度がすごい)
でもシンプルに、すごくよかった。
少なくとも、今の私にすごく響いた。私もこの劇場で初めて生の芝居を見て、この劇場で初めてダンスや歌で泣いた。人の表現することで、こんなにも感情が揺さぶられることを知ったのは初めてだったし、たくさんの人とも出会えた。
カトリーヌと違って私は「ここの舞台に関わることは絶対むり!!」って早めに身の丈を知ったので(笑)一瞬も入ろうと思ったことすらないわけだけど、でもこうして、なんだかんだありつついいつつ見続けている。それはカトリーヌと一緒。
人に夢を語るとか、愛を語るとか、好きなことを好きって伝えることって恥ずかしいしちょっとダサい。
だからこそ、「この人ならいってもいいかな」と思える相手に出会えることが奇跡。まどかちゃんは抜群の演技センスで、大切なことを恥ずかしがることなく、ごまかすことなく真面目にまっすぐ届けてくれた。
まどかちゃんだから言える言葉、できる芝居。
この劇場でまどかちゃんを見れるラストで、この芝居が見れてよかったなと思う。
星風まどかも、例に漏れず大変なタカラジェンヌ人生だったと思う。優等生だからこそ、超えなきゃいけない壁や課せられるハードルも高くて。まどかちゃん、しんどいだろうな…休めるなら休んで?(再びカウンセラー)と思うことも多かった。
でも、花組に来て、れいちゃんと組んで、前から素晴らしい娘役さんで100期のお姫様だったけど、さらにキラキラと輝きが増した。エバ、キラ、マリー(そういやマリーっていう名前2回もやってるわ)、ライラ…タイプの違うヒロインを巧みに演じて、毎回その技術にも驚いた。だけど何より、「今日も私が一番ハッピー!!」と言わんばかりにれいちゃんと舞台を楽しんでいるまどかちゃんを見て、わたしが毎回幸せになった。元気をもらった。明日も頑張るかってまどかちゃんの笑顔を見るたびに思った。
れいまどの圧倒的多幸感。それは観客を幸せにする魔法。
星風まどかさん、ご卒業おめでとうございます。
花組きってのリアルカレカノコンビれいまど、いつまでもお幸せに!
…れいまどを語るとあっというまに1週間たつね~(※書き始めて4日め)全然文字数足りないな~!!(これだけ書いておいて…?)(※だいぶ削りました(これでも))
次、ひとこ以下いつ見てもキラキラオーラ半端ない花組生!
■永久輝せあ(フリードリッヒ・アドラー)
永久輝せあ最後の二番手役。軍服姿かっこよすぎてすでに号泣してる(早いよ)。
かなりのいい人でかなり国にいいように使われる。顔と軍帽の大きさが過去最高おかしいことになってるひとこ(顔が小さいってすごい)。
修ちゃんサヨナラ公演オリジナルあるある「トップに全力投球過ぎて2番手男役やや手抜き」現象(ほんとでも手抜き言うな)(←ほんとっていうな!!)にも負けず、当時2番手某芹香斗亜さん同様、渾身の力技で2番手男役に昇華させるその姿に2番手スターってまじですげえな…って泣きながら拍手してました(だからこそ2番手なんですね…)
でもってこのフリッツくん。気が大きく(byマルセル)仕事もできてエンタメを愛し祖国のためにあちこち行かされても文句言わず働く(愛称・社畜フリッツ)、イケメンドイツ軍人。でももういってもいいですか。
軽部アナ衣装は何かの罰ゲームですか…?
…いや!?薄井さんのセンスかわいいけど!かわいいけどなんか!!フリッツにはプライベートではライダース着てほしいっていうか!!れいちゃんみたいなスカーフとか、せめてその蝶ネクタイ外してくれませんかせめて!!(必死か)
なんか、ツルッとしたぼっちゃん感が見てて妙にこっ恥ずかしくって(なぜあなたが…)「こんな永久輝さん初めてみます…」って一周回って心は星空美咲ちゃんです。 そうそう、アネット美咲ちゃんとの淡い初恋話、にやにやにやにや見てました。好きなんですよね~国境を超える愛の話(※少女漫画とタカラヅカで育ったので…)
フリッツくんのことだからアネットちゃんのこと好きって自覚してからが長いだろうな~(うちの子オクテだから…)(おくてぇ?)(次ドン・ジュアンなのにぃ?)って思って見てたんですが意外と早かった。むしろキスしてからが長かった(笑)「フリッツくんやるじゃん!!」と思ってから全然進展しないやんけおい修一郎(いや二番手カップルですから)いやいいんです。
こんな純情な恋愛するひとこ、これで見納めなんで。(←決めつけてる…!)
…マルセルれいちゃんが「いいやつ」っていうし、早めの段階で打ち解けるし裏切らないからフリッツくん(о´∀`о)って見てるけど、よくよく考えたらフリッツくんがフランス来てやったことといえば、
①「ドイツ人の目盗んでスウィングしようぜ(その後公演継続困難に)」
②「アネット僕は君が好きだよ(その後いなくなる)」
ということであった。あたし、今気づいたよ。
フリッツくん、ぜんぜんいい子じゃない。(わかってるよ!ちゃんとマルセルとカトリーヌ引き合わせてるし!)(ぺぺも助けてるし!)
(ひとこの花組もものすっっっごい楽しみです!!)
ひとこ!
次期花組トップスター就任おめでとう!!!
■美風舞良(マダム・フランソワーズ・ニコル)
アルカンシェルの団長。たぶんあおいさんのプロデュース力と包容力なら興行成績ナンバーワンのムーラン・ルージュ社抜けます。バリッバリ。
■紫門ゆりや(コーエン/ギヨーム)
「あとは頼んだよ、じゃっ」て古田新太タイプユダヤ人(説明が雑)とレジスタンスリーダー。私はゆりちゃんはフランス人貴族だと思っているので(断言)、最初のユダヤ人が若干うさんくさい。(そんなところも古田新太)
■羽立光来(オットー)
ドイツ軍人。前から思ってたけど、修ちゃん大きい人に悪役やらせがち。わかりやすすぎる配役ルール。でもいい。花組の老舗だから。(どんな理由)
■綺城ひか理(ジョルジュ)
「俺のこと、好きなんだろ?」オーラがうざすぎる(でもよくわかんないくらいかっこいい)フランス人。最後の銃撃シーンがひとり星組(=劇的ドラマチック)。軍服姿がレベチでかっこよすぎてもう、なんか、よくわかんないです(2回目)。
■帆純まひろ(ロベール)
劇団員、レジスタンスグループ。情熱的で血気盛んなフランス人。ほってぃーよかったよー!!最後に柚香さんと仲間なのが嬉しかった。いつも「なんかきれいな子がおる」と思うとだいたいほってぃーってのが花組あるある。ご卒業おめでとうございます…!でも寂しい。「舞姫」の相沢さんが好きでした。端正!
■聖乃あすか(イヴ・ゴーシェ)
現代人。今回の話の説明をすべて担う(※言葉通り、マジで「すべて」です…。)ほのちゃん出てくると歴史の教科書の音読始まった…(遠い目)みたいになるのがほんと申し訳ない。(※ほのちゃんは悪くありません)デニムの脚がリアル男子。
来世ではマルセルのレジスタンス仲間でいてくれ。(なあ修ちゃん、うちの三番手なんやで…?(2回目)
■一之瀬航季(ポール)
ピアニスト。はなこちゃん大きいのにドイツ人じゃないの…!?っていうのが衝撃的でした(なんかあくるさん、それ違うよ。)
■侑輝大弥(ピエール)
劇団員、レジスタンスグループ。冬霞と舞姫を永遠にループしているので、逆に「アレ?なんかだいやくん、普通やん?」っていう偏った見方をしているのは自覚してる。(※冬霞/テロリスト、舞姫/フランスで病む日本人←おい)
■希波らいと(ダニエル)
すっっっっっっきやねん、らいと!!!!(熱弁)もうこのアルカンシェルの群衆芝居のハイライト。銀橋でもぐもぐしたり、「りょ…了解?」「りょ、了解…!!」とか可愛すぎて、ハッ、これ誰かに似てる…!?って思ったらたぶん研5の柚香光。(※あきらオムライス事件の頃)
■愛蘭みこ(花売り娘)
かっっっっわいいいいいいいいいん(大好き)。退団が残念すぎる…。いわずもがな冬霞信者にはみこちゃんはひとこと「もったいない」。私の中ではみこちゃんは、永遠にらいとの婚約者で、ひとこの救世主。ご卒業おめでとうございます。あなたはかわいい!
■美羽愛(シルヴィ)
かっっっっわいいいいいいいいいん(大好き)。花娘の条件が出てきた瞬間オールクリアできるあわちゃん。出てくるだけでかわいい。存在してくれてありがとう。(※シラフ)
■星空美咲(アネット)
初々しいパイナップルの女王。花組で久々?に「歌が…うまいねえ…!!」と唸る子がトップになりますなあ。フランスとドイツはよ仲直りせえよ(ひとこと美咲ちゃんのために)、ってそわそわしてました。キスからが長いふたりなので、修ちゃん次の展開を早く見せておくれよ、っていう。終盤になってもまだそこなんかーーーい!!感がすごい(時代的にしゃーないからわかってやって…)次期トップ娘役おめでとうございます!がんばってー!!
■湖春ひめ花(少年イヴ)
「るろ剣」の弥彦(彩みちる)から修ちゃんの少年配役には一目置いてるので、注目。アコーディオン持ってる姿がかわいいよねえ。どこかで見たなと思ったらアンブルねえさんの子供時代の子だったわ。
■ぺぺ(一樹千尋)
さすがです。道化役でナチスの犠牲者をここまでセリフの少ない中表現する芝居力…!マルセルれいちゃんに助けられたときは本当に安心しました。って、なんだかんだ芝居に入り込んでるあくるさん。
■輝月ゆうま(コンラート・バルツァー)
ドイツ軍人(クラシック担当)。ほんっとやらしい!川口竜也さんかと思うほど(語弊)やらしい!!(※全力で褒めてる)まゆぽんすごいわ~。もう「本当に柚香さんと同期なの?」っていう至極当然の疑問しか出てこないわーーーー。小池芝居に出るとだいたいまゆぽん悪役説。だって大きいから。はーーーーん理不尽!!(でもうまいからそうしちゃうよね~!まゆぽんなら間違いないもんね~!ってなっちゃう修ちゃんあるある)。
私にとって柚香光の花組は、
幸せの組そのものでした。
15年のタカラジェンヌ人生で、生え抜き御曹司トップスターとして輝き続けたれいちゃん。その15年の時間で、きっとれいちゃん自身がつらいことや泣きたいこともあっただろうし、れいちゃん担の方々もれいちゃんに関するすべてのことに一喜一憂してきたと思います。私の場所からは見えないところで、いろんなことは起こってたと思う。
だけど、私の場所から見えるれいちゃんはずっと幸せそうでした。
ずっと幸せそうで、ずっとプロで、ずっとかっこよかった。
当たり前のような気もするし当然と思いがちだけど、でも実は簡単にはできない。すごいことだと思います。特にトップスターという重責を負うスターには、それを課すにはあまりにハードモードすぎる。トップだって人間なんだから、私なんかは「たまには休んでいいから、ぼちぼちやって」って思っちゃうのね。
でもれいちゃんは15年間、それを続けて、できてしまった。
柚香光の男役姿は、観客を魅了すると同時に私達を幸せにしてくれる。
ふわっといい匂いがする王子様。夢のような男役。
れいちゃんがそこにいるだけで、現実を忘れて夢のような時間を過ごせる。
だから、れいちゃんの花組が好きです。見に行けば必ず幸せになれるから。
れいちゃん。15年間、お疲れ様でした。
そして夢のような時間を本当にありがとう。
大事なことなので、何度でも繰り返し言います。
柚香光の花組は、最高に幸せでした。
私はこの3年間を、絶対に忘れない。
さあみなさん。いつものリズムで、いつものポースで、準備はいいかい?
…せーの!!!
柚香光!!!!
サイッコーーーーーー!!!