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月城かなとサヨナラ公演・月組「Eternal Voice」~サヨナラ公演にして最高糖度を記録。れこうみのソウルメイトは永遠に!

月城・スマート・かなと・ユリウスの

「…美しくなった」の破壊力。(現役月城最後の一撃)

 

 毎度お世話になってます。あくるです!

 …いや~…発表時から「私春が終わったら何を糧に生きていけばいいんだろうか…(重)」真剣に占いでも行こうかと思っていた2月から、4ヶ月。

 気づけば月城かなとファイナルもゴールが目前です。(って書いてる間にムラ楽が終わったよ。)

 …終わってほしくないな~終わってほしくないよ~

 ほんとに終わってほしくないよぉぉぉ!!!!!(ただの駄々っ子)

 

 …でもまあ、タカラヅカのいいところって「終わりあることの美しさ」であると思うし、今しかないから見続けるのだし、個人的には本当にれいこちゃんに関しては悔いがないのよね。

 見たいだけ見れた、作品も全部楽しかった、

 何よりれいこちゃんが毎回全部楽しそうでそれが何より嬉しかった。

 

 (#もはや孫)

 

 だから「ありがとう、そしてさようなら」。

 月城かなとの月組もサイコーだった!!!ラストれいこ率いる月組公演「Eternal voice/Grande TAKARAZUKA110!」感想文始めます!(書いたら終わっちゃうな~やだな~ほんとやだ~(←っていうかさっきからただの酔っ払い)

 

月組「Eternal voice/Grande TAKARAZUKA110!」

トップコンビって顔似てくるよね~もう夫婦じゃん?って毎回思っていたポスター(お気に入り)。

 

■「サヨナラ公演うまいものなし」のはずなのに

 …ってことでね。サヨナラ公演を見るたびに友人がつぶやいていたのを思い出すんですけど。

 「地方名産にうまいものなし、サヨナラ公演にもうまいものなし」

 …なるほどなあ~。確かに。と思い出すたびにうなづく名セリフ。でもまあ、れいちゃんのときから何度も書いてるけど個人的には「それでよし」だと思っていて。

 だってサヨナラ公演で「エリザベート」とかきてもさ…?

 って思っちゃわないですか…?(※単純にチケットの問題です)。

 ヅカファンって「今しか」できないことが多すぎる。だからこそ、サヨナラ公演くらい作品の善し悪し考えずにただ単純に「この人応援しててよかった、楽しかったな」って思いながらとにかくひたすら回数見たい、それがヅカファンの本音(っていうか私の本音)だと思うんですよ。

 最後のお祭りなんで。最後のファン感謝祭なんで。

 …でも発表時「芝居・正塚晴彦、ショー・中村一徳」の名前見て思ったよね。

 このサヨナラ公演、「この人応援してて  よかった、楽しかったな」で

終わるわけねえ。(※あくるさん二大推し演出家)

 メンツから見て「私のサヨナラ公演、お願いしますね(圧)」という敏腕プロデューサー月城スマートかなとの成せる技が光ります。(しれっと夢叶えちゃう系トップスター)

 「さすが月城かなと」を最後までやり遂げたなあ、と思ったわけです。(※まだ本編の感想までたどり着いてないです)

 ただもうほんとに、ユリウスの「…美しくなった」はずるいよな~!ちょっとハリーとれいこちゃん、こっち来て!ここ正座して?!

 ありがとう!!!!!!五体投地

 

■誰よりも人間らしく、愛情深い人    ユリウス(月城かなと)

 突然ですけど、95期のトップコンビの恋愛見るのが大好きなんです。これだけは、限度なく食べ続けられる自信しかないです。(ぶれない軸)あのコンビたちのバレンタインデーの様子とか永遠に見ていられる気しかしない。

 常々、早く瀬央さん売ってくださいって

思ってます。(動画を)

 …入ってるんでしょ?ゆりあのスマホに!!(いいがかり)

 …トップコンビ厨としては「95期ってだけで幸せなのに、コンビでさらに幸せ割増ってどんなご褒美ですかありがとうございますなんかもっとください!!!」ってなっちゃうんです。うん、この件に関してはあたいめっちゃ強欲。(ただまこなこ…まこなこよ…(いまだなこちゃん退団に関して傷心のあくるさん)

 まこなこは10代のガチ恋(君といると楽しいからずっといっしょにいようねコンビ)

 れいまどは20代のリア恋(そろそろ次の誕生日はティファニーでも行こうかコンビ)

 そしてれこうみはお互い恋の履歴書把握済み(過去の相手もまあまあ知ってるよ)、からの30代のマジ恋「あなたがあなたらしくあればそれでいいから」コンビ(別名恋のアナ雪コンビ(♪ありの~ままの~))

 …(世代的に)れこうみ優勝。(静かに拳突き上げる)

 …いや、まこなこもれいまども大好きだから今までもこれからもいくらでも全然まだまだいけるけどね?(気持ちだけは若人)

 で、話を戻して今回のユリウス。今回のお芝居で、私は最後の最後に一番れいこちゃんを見たなと思った。「らしい」役とか、「アテガキ」とかの枠を超えて、「ユリウス=月城かなと」ってこれから見るたびに思う役だろうなと思う。

 サヨナラ公演だけど、サヨナラ公演らしくない。だって愛とか恋とかいう「タカラヅカらしい」話じゃないから。ゆえに、いつも以上に「好き」も「嫌い」も「よくわからない」も「やっぱり寝た」(←笑)もあると思う。

 昔からハリーはアテガキで芝居を書くから再演はできない、ファンからはむしろやってほしくない、っていう声が上がる人だと思っているけど、「バロンの末裔」「追憶のバルセロナも近年さくっと見れたのでそれはそれは(個人的に)嬉しかった。余談ですけどいつ「マリポーサの花」を咲ちゃんがするんだろ~と思ってた民です(今からしてくれても全然構わんよ)。

 だからこの芝居も忘れた頃に再演されたりするのだろうか、と考えた時に

「別に再演してもいいし、しなくてもいい。だけどユリウスが誰になろうとも、月城かなとがユリウスであったことを私は忘れないだろう」というところに着地した。

 結局いい芝居をする人ってずっと見た人の心にずーっと残るんだと思う。

 見た回数も大事だし、どれだけ目新しくて面白い脚本・演出かも大事だけど、最後に残るのは演者の芝居。改めてそれをまざまざと感じた作品で、改めて私は「タカラジェンヌ・月城かなと」の芝居が好きだと。

 見るたびに思えるのは本当に幸せで、見るたびに最高のサヨナラ公演だと思ってる。

 ユリウスってれいこちゃんだな、と殊の外強く思うところは間違いなく対アデーラの場面。今回、サヨナラ公演なのにらしくない、と思う所以はトップコンビが「恋人」関係っていうより「パートナー」「ソウルメイト」として書かれているからだと思うんだけど、

 「愛」とか「恋」とかを超えた「同志」的なそれ

 …って、なんか、逆に重い~~~~(⌒▽⌒)(=れこうみらしくてサイコーっすね!!!)て瀬央ゆりあポジションでキャピキャピ騒ぎたいほどには初見拳を突き上げて見てました(愛とか恋とかだとびっくりするくらい早めに終わってしまう人いるけど「ソウルメイト」なかなか終われないよ?(うるさいわー)(ほんとうるさいわー))

 お互い変わり者同志で、人とは違う力があるユリウスとアデーラ。ユリウスは早々に「ま、いっか」といい意味で諦め、一人で生きていて、それなりに仕事もあってそれなりに忙しく、それなりな生活ができている。そしてそれなりに満足している。

 そこに同じ能力を持って生きづらそうにしているアデーラと出会い、なんやかんやと世話を焼く。それがおおよそユリウスらしくない世話の焼き方、距離感。

 もうここらへんの「手紙を読んでアデーラのもとに駆けつける」「倒れたアデーラを介抱してホテル一泊」「うちに泊まっていきなよ」「帰るの?じゃあ馬車手配するよ、おいカイ!(ここの居眠りなんかの布石?って思ったら特になにもないっていうな…)」

 そしてれこうみスト成仏事件、ホテルでの朝「…美しくなった」

 

 

 

 

 

 

 …Σ(゚Д゚)(ゴトッ)(SE:オペラを落とす音)

 (↑ここのためにルサンク買った人(ハイ))。

  

 月組トップスター月城かなと

 観測史上過去最高の糖度

 叩き出しました。(100点満点の200点糖度)

 

 …もうなんか!直接的に「好き」とか「愛してる」とかいうよりも!

 キスとかラブシーンとかピンクライトとかで描かれるよりも!

 あたしは今回!月城かなとに!!(落ち着いて)

 愛情高く、包容力高く、

 何より甘さ(エロさ)を感じました!!

 (月★城★優★勝★←何度目?)

 

 当方、最後までゴリゴリのれいこ推しでかつゴリゴリのユリウス推しでまいります!(敬礼)

 なんやかんやです。なんやかんや、れいこちゃんは「いろいろ付き合ってきたけど、結局うみちゃんに落ち着いた」っていう表現が一番しっくりくるなと思っています。いや、いろいろ付き合ってきたかは知らんけど(笑)本当にゆっくり、同じ歩幅で同じ速度で、人間らしい距離感で。れこうみ見てると60代夫婦の「いろんなことがあったけど結局この人しかおらんかったばい」みたいなアテレコが聞こえる(なぜ博多弁)。

 

 ユリウスれいこの演技の端々、セリフの言い方、アデーラうみちゃんに対しての所作(寄り添うとか駆け寄るとか)、手を繋ぐ時の自然な差し出し方。そして眼差し。

 暖かくて優しくて。人間味とアデーラ、もというみちゃんへの愛情がうかがえる。

 

 ヅカファンのいいところは、役と中の人を重ねて見てしまうところ。れいこちゃんのうみちゃんに対する、「よく頑張ったね」と「本当に綺麗になった」が言葉には出さなくても全部ユリウスとして出ていて。素直に「ああ、ユリウスってこういう人なんだな」って思う。そして、「れこうみってやっぱこういう人たちだよな」とも。

 それを、サヨナラ公演にして大サービスしてくれる運び。今までどう見たって恋愛体温低めで(なんせふたりとも落ち着いてるから…)爆音でラブラブを打ち鳴らすれいまど・まこなこを横目に「そんな急には恋愛テンション上げられないよ…」というアンニュイ雰囲気だったれこうみが、最後の最後に奇跡ともいうべき糖度を記録。

 もうね、「生きててよかった…」「応援してきてよかった…」「信じててよかった…!!」(※最近まで月組信じてなかった民(主に人事で)がいうセリフじゃない)レベルですわよ。

 あたいはどんだけハリーにハムを送ればいいんでしょうか。(結局ハム)

 クールにかっこよく、ひとりでひょうひょうと生きているように見えて、誰よりも人間らしく、認めた人、頑張っている人にはこの上なく優しい。

 だから、ユリウスがれいこちゃん。れいこちゃんがユリウス。

 きっと私は忘れない。この作品を何度見ても、再演しても、しなくても、このときの月城かなとを私は思い出すだろう。

 「Eternal Voice」はハリーがれいこちゃんのために書いた芝居で、れいこちゃんだったからユリウスを書いた。ここを飛び立つれいこちゃんに、劇団とハリーからの「おつかれ、ありがとな、がんばれよ」というメッセージが感じられる、私的には最高のサヨナラ公演。

 ハリーが芝居に込めたメッセージは私達も一緒で。

 「れいこちゃん、お疲れ様。そして本当にありがとう。いつかまた、お元気で!」

 

 …ショーの話なんですけどね~~~~?

 っていうかもうショーなんだけどね~~~~~???

 B先生は絶対に死ぬまで座付きでいて

もらわないと困るから。

 …ってサブウェイでローストビーフサンドイッチ頬張りながら重めに3回くらい言ってる私を見たら幸せになれるジンクスあります←うそです。 

 いや~~~~もうねえ。泣くよね。号泣。毎年初舞台生に対して全母性フル動員させて泣く速度が早くなってんな~って思うけど(※今回はすでに口上時点で泣いてます)

 もう全編号泣体感5秒とはこのことです。

 「荒城の月」のあの群舞と、最後の着物。雪担・中村一徳先生の全部の愛情が注ぎ込まれてて。私の二大推し演出家、二人揃って「オレタチ レイコ ダイスキクラブ🤝」すぎるもんだから、もう共感と推しの気持ちが止まらないのよ。

 口を開けばわかるわ~死ぬほどわかるわそうなるよねもうついていくわ~~~~てな感じで。あくるさん幕間「わかるわ」と人形焼しか口にしてない。(※すぐ売り切れます)

 ショー、「荒城の月」から記憶がおぼろげですけど(人って限度迎えると記憶飛ぶんですね)限度超えた後に見える風景がデュエダン。別名「感動の向こう側」(味の向こう側みたいにいうな)

 …いえね?デュエダンよ。

 なんかも~本当にCM走馬灯(走馬灯が急に軽い響きに)。ひとつのデュエダンを見て、全部の公演を思い出して最高の寂しさと最高の幸せを感じられる贅沢。やっぱれこうみデュエダンは全部芝居の延長線なんで、何度見てもグアッときますね!感情のコントロール効かないね!?(⌒▽⌒)(朗らかに宣言)

 衣装が珍しく青で、珍しく夢々しい衣装でおそろいで。最後階段に立つれこうみに、「とうとうここまで来たな」と感慨深くて(あくるさん名物「だからあんた誰やねん」

 れいこちゃんはユリウスなので(断言)きっと周りから浮いていたこともあるだろうし、まあ基本的に今も昔も変わってる人だとは思うので(笑)組替えもあっていろいろ苦労したんじゃないかな~と思ってる。

 でも、遠くからいいとこだけしか見てない私がいうのもなんだけど、れいこちゃんは月組でトップになってよかったし、やっぱりトップになるべき逸材だったと3年たった今心から思う。

 立場が人を育てるとよくいうけど、タカラヅカのトップスターほどそれがわかる立場もないんじゃないか。私は月城かなとがここまでクレイジーに恋愛したり、いろんなダンスをしたり、狂ったり一生懸命になったり…何より、相手役を前にしてこんなに幸せそうに微笑む人だとは思わなかった。

 

 毎回、「こんな月城かなとは知らなかった」をこれでもかと叩き出してくる。

 毎回、「こんな芝居は見たことなかった」をこれでもかと魅せてくる。

 

 楽しくて、幸せで、極上の空間。観劇日を指折り数えた3年間。まるでタカラヅカを初めて知った中学生の時に戻ったよう。月城かなとの月組に関することはなんでも楽しみで、発表のたびに「次は何が見れるのかな」ってわくわくした。

  

 私にとって月城かなとの月組は、

 見るたびに「やっぱり私はタカラヅカが好きだ」と思う、

 かけがえのない3年間でした。

 

 れいこちゃん、本当にありがとう。

 れいこちゃんがここにいてくれて、

 トップになってくれて

 本当によかった!!!

 

 

 ■あなたは美しい人  アデーラ(海乃美月)

 

 れいこちゃんと同じくな感想であれだけど、「アデーラはうみちゃんだなあ」と思う公演。私はハリーのヒロインが大好きなんだけど、アデーラも例に漏れずやっぱり素敵な大人の女性で、いろいろあったうみちゃんだからできる女性だと思う。

 過去の経験から自分を認められなかった女性が、一人の男性に見つけられて自立し、美しく、過去を乗り越えて前を向いて歩けるまで。うみちゃんだから演じることができる、つらみも苦み。それを含めて「美しくなった、トップ娘役・海乃美月」にふさわしい役だと思う。

 一番好きなのが、ホテルの「美しくなった事件」(もはや事件)からの銀橋。

 「あなたのおかげです」「そう願いました」

 ユリウスに感謝の言葉と、素直に「あなたと一緒でよかった」と語るアデーラの表情が本当に綺麗で、晴れ晴れとしていて。(ここのお衣装も品が良くて素敵)

 ユリウスが「君には本音を話せる」みたいな歌をここで歌うのが好きで、それを聞くアデーラの表情も柔らかくて本当に美しくなったな~としみじみ…。

 

 (一晩でなにがあった、ユリウスとアデーラ)

 

 なんだかれいこちゃんが来てから激変したであろううみちゃんのタカラジェンヌ人生を勝手に重ねて、れいこちゃんとの舞台を重ねるたびに綺麗になるうみちゃんを見てきたから、もうひとこと

 「本当に二人が出会えてよかったよ…(ババア号泣)」

 と思わずにはいられないのです、ハイ。今回ばかりは月組Pようやった!!!(※未だ傷は癒えない数々の月組サイコパス人事)

 個人的にはうみちゃんはいわゆる「正統派ヒロイン」より、変化球ヒロインが似合うタイプだし上手だと思っている。うみちゃんの「PUCK」のハーミアも可愛かったけど個人的には「THE KINGDAM」のジェニファーみたいな役が好きだし、美雪もすごくキュートだったけどやっぱりゼルダやフラムシェンみたいな小悪魔的なところがうみちゃんにはある。

 新公本役がちゃぴだったのもあって、かっこいい役から可愛い役までいろいろ見れたから、余計「普通じゃつまらない」と思うことが思うことが多い時代だったのかも。

 

 まあ、ただただ単純にうみちゃんには「よくここまで月城かなとを恋愛できる男役にしてくれた!!」という感謝が強い!(笑)

 うみちゃん、あなたのおかげでまあまあ恋愛に対してド変態(※褒めてます♡)な月城かなとをこれでもかと堪能させていただきました。(※ゴチです♡)(恋愛に対してわりと危険思想・月城かなと(ex.「奪い返す」「取り戻す」「追いかける」)

 この話はユリウスがとにかくアデーラを気持ちいいほどアゲる。もうガンガンアゲる。見ててこっちがアガるほどアゲる(笑)

 「大丈夫だ」「君は耐えた」「それを認めればいい」

 …聞いているだけで自己肯定感爆上がりセリフの数々(月城スマートかなと著「ユリウス的自己肯定感の上げ方~これを読めば幸せになる~」←世にも有名な月城教)。

 ユリウスによって自分らしさを見つけたアデーラは幸せの道を歩き始める。ユリウスに自然に差し出された手も躊躇なくとれる。もう迷わないアデーラ。

 この話を見て私は改めて「月城かなとの相手役は、海乃美月しかできなかったなあ」と感じた。

うみちゃんはれいこちゃんを変えて、

れいこちゃんはうみちゃんを変えた。

 

うみちゃん、本当にきれいになった。

本当によく頑張った。本当にえらかった。

 

 月組トップ娘役・海乃美月、達成・極上の女。

 ありがとう。これからのあなたの幸せを、心から願っています。

 

 月組の粒ぞろいメンバー~噛めば噛むほど味が染み出るスペシャリストたち~

 

 鳳月杏(ヴィクター)■みんなだいすきちなつさん案件(毎度おなじみ)。頭が良くて家柄もよく、出世街道まっしぐらのエリートなはずなのにちょっと頭のネジ2本くらい飛んでる変わり者イケメンが似合う鳳月杏すぎるヴィクター(最高)。私、倒れたアデーラに駆け寄るユリウスとヴィクターの図、あと30回くらい見ても飽きないと思う。なにあの名画?一回ヴィクトリア女王に献上すべき。金色の手袋!アヴァンギャルド!!エンジのスーツ!!次期トップスターおめでとうございます!!(「プロファイラー」っていう職業、ちなつさんのためにあるような職業ですよね)

 風間柚乃(ダシエル)■正直、お芝居は今回辛抱役かな~と思ってるんですけど(でもこの後「BLUFF」やるんで大丈夫★)ショーの「ワンハンドレッドテーーーン!!!」で巻き返す御曹司・天才・風間柚乃。号泣。えええええ、あのネギ衣装から(※100期に失礼すぎる)もう10年…?号泣しながら「待って、怖すぎる」って改めて時の流れの速さにトリハダが(悪寒)。ヴィクターからクリップボードを丁重に両手で受け取るダシエルが好きです。ちゃんと腰を折って受け取るタイプ(クリップボードを)(キングちなつから)。で、結局エイデンのことどう思ってんの?って酒の肴につつきたい。ただの興味でしかない。

 高翔みず希(ゼイン・専科)■さおたさんてお芝居うまいですよねえ…(しみじみ)。小難しいセリフばっかり言ってるけど、一発でだいたいわかるって実はすごいし、さすが月組育ちだなあと思わずにはいられません。っていうか月組出身専科生の数の多さよ。

 春海ゆう(キーラン)■なんかぐっさんて、「汚れた聖職者」とか「腐った権力者」とか本当に上手だなあって(※褒めてます)。あたしの中で絶対に怒らせてはいけない月組生ナンバーワンです。聖職者帽子似合いすぎるよね。毎回思う。(毎回…)

 夢奈瑠音(ザンダー)■仕事ができるのかできないのか、話がつうじてるのかつうじてないのかわからない(ハリー芝居あるある)局長。大楽あたりにはそろそろザンダーが仕返ししてくるんじゃないかとわくわくしている。(だが軽やかにかわすちなつヴィクター)

 佳城葵(ジェームズ)■やすくんの演技はほんと、月組の宝です…。フラットに変わり者の甥を見守るおじさん。やすくんの抜群の安定感と飛び蹴りのカンフー感、佳城葵すぎる演技で今回も全米(=あくるさん)を魅了。

 麗泉里(アンナ・クリフトン)■きれいな歌声のメアリー・スチュアートの侍女。うみちゃんの先祖ってなんか納得できるんだよな~って配役の妙にうなってる。ご卒業おめでとうございます!

 彩みちる(エゼキエル)■昔「幕末太陽傳」の新公で女郎こはるを見て「みちるちゃんてめちゃくちゃキャットファイト似合うな…」とニヤニヤしていたのでまさかここでまたキャットファイト仕掛けるぶっ飛び系キャラ・彩みちるが見れるとはー!!と初見で爆笑。「黙れおしゃべり女」「病院いけば?呪文女」エイデンとの偏差値低い会話の数々(※褒めてます)、正直みちるとじゅりちゃんしかできない。

 天紫珠李(エイデン)■結局ダシエルなの?ヴィクターなの?って深夜の長電話したすぎる。次期トップ娘役おめでとうございます!!がんばってー!!

 礼華はる(カイ)■帽子姿がお気に入り。いかにものんびりなのに、いち早くユリウスとアデーラのことに気づいて「そういうことね」と気が利く好青年。気づいてながらも大人の落ち着いた対応。はるくん大人過ぎない…(すぐからかう小学生・あくるさん)

 彩海せら(マクシマス)■バウから爆発しているあみちゃん。ぶっちゃけ、私の仲間(望海ファン・月城ファン)は全員あみちゃんに夢中です。いや~スターとしてのオーラがやばい!!いきりだつエゼキエルを一歩引いて「あーあ…」って見ている感じがツボです。望海・月城・雪・月の遺伝子を持つハイブリッド、希望の星でしかない。

 白河りり(メアリー・スチュアート)■いまだデスホリを引きずり気味なのでりりちゃん出てくると「おっとーブロードウェイ女優のおでましだ!!!」ってわくわくしちゃう。ただしメアリー・スチュアートそんなに踊りません。

 一星慧(ヘンリー)■退団発表ショックだったいっせいくん。スタイル抜群の高身長と、顔がド好みな端正マスクで毎回楽しみだったんですよ…。お疲れ様でした。「フリューゲル」でれこうみにベックスビールを出してくれた恩は忘れない。

 大楠てら(セバスチャン)■突然の代役にも動じず対応、間違いなく月組の芝居巧者の香りが毎回強くなるてらくん。おそらく輝月ゆうまライン(=上手いがゆえにおじさん役多めだが実はイケメン)と確信している。背の高さと銀髪の効果でセバスチャンのAIみ、宇宙人みがこれまたいいんです。芝居の月組沼の新しきひとり…。

 羽音みか(アマラ)■下級生ながら大人っぽい演技でジェームスの手綱を引く感じがツボ。背が高いからマキシロングのフレアスカートが似合うよねえ。あと声がなんか好きです。

 まのあ澪(キルスティン)■ティーはいかがですか?」のひとことでくすくす笑いを誘うウエイトレス。え~これから楽しみ~!って思ってたら退団なのね。残念。

 真弘蓮(競売人)■小池・正塚が好きそうな「ちょろっというセリフに抜群の芝居センス感じる子」の一人っぽいな~って思いながら一番最初の「まず50ポンドから始めます」を聞いてます。

 七城雅(フィンレイ)■見るたびに「ありちゃん!!???」って思う。月組で「ありちゃん!!??」って思ったら七城くんってやっと覚えた。成果。

 月乃だい亜■あなたが①月組で②下級生で③かっこいいと思ったらだいたい月乃だい亜くんか一星慧くんか瑠皇りあくんだから、って最近隣の月担に教えてもらいました。私から問い合わせがくるとだいたいその三択らしい。(知らんかったや~)

 花妃舞音(エレノア)■通称「エレノアダッシュの子」。あまりに毎回見事に爆走するので心のなかでヴィクターが「エレノア!」っていうと「くるぞくるぞくるぞくるぞ…エレノアーーーーーーー!!!ダーーーーーーッシュ!!!!」って副音声つけてる。集中して。(あくるさんが)。かわいい。とにかく一生懸命さがめっちゃかわいい。推し。

 

 

 

 「まもなく満開ぞ。楽しみでござるのう!」

 9年前、私が初めて見た新公「前田慶次」でれいこ慶次のために作られたセリフ。楽しそうに、嬉しそうにこう言い放った月城かなとが私は今でも忘れられない。

 

 月城かなとも、海乃美月も、どちらも「最初から主人公」のふたりじゃなかった。

 たくさん迷って、たくさん話して、それでもうまくいかない日のことが多かっただろうなと思う。

 でもそんなふたりだからこそ見れた、スコッティ、ゼルダ、カレーニン、アンナ。

 ギャツビー、デイジー、ニコライ、グラツィア。たくさんの芝居たち。

 全部楽しかったショー。

 まっすぐ歩けなかった道も時間も全部、「すべてのことに意味がある」コンビだった。

 

 組むべきして組んだコンビ。なるべくしてなったトップコンビ。

 本当にありがとうございました。

 

 私にとって、過去最高夢中になった月組トップコンビです。

 

 れこうみバンザイ!!!