彼女は、名作をアップデートしてさらに名作にする天才でした―。自分の夢は自分で叶える系月組トップスター・月城かなとの16年間を(勝手に)振り返ってみました。

月組トップスター・月城かなと 退団記念企画

「超ド級大物クレイジートップ男役

月城かなとの15年間を振り返る

(※勝手に)」

 

…というわけで、月城かなとの15年間を振り返ります。

 いや~~年明けからずっと柚香光からの月城かなとクロニクル開催しているんですけど(自宅で勝手に)(いいかげん今回のクロニクル長いよ…もう半年だよ?)

 下級生時代の雪組、(クレジットから)いるはずなのに全然姿が見えない不思議。

 えぇ~…?月城さんいるよね?いる…よね…?と探す公演多々です。でもそれがほんとに面白い。ウォーリーを探せトップスター。(※柚香光・礼真琴にはない楽しみ)

 

 私、下級生の頃かられいこちゃんが大好きなただのミーハーイケメン好きなんですけど、個人的にれいこちゃんの底しれぬ魅力を知った番組「オシエテ!?」でいってた「ロマパリ見た時発熱したんですよ。」というエピソード。

 かの明日海さんも熱出して泣きわめいて受験許可してもらったっていうし、なんか芝居力のあるスターって見ると熱出すんだなって勝手に納得した話。ううん、それ言いたかっただけ。(いる?)

 

 では参ります、トランクダイアリー(勝手に)クロニクル。

 

月城かなと、満開ぞ!

楽しみでござるのう!!(大野くんてほんと天才)

 

【2012年(研4)】

JIN-仁-」「GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-」

▢城月鉋之助 新人公演:中岡慎太郎(本役:蓮城まこと

 雪組新選組やりがち期間スタートです(スカイフェアリーズ)。

 現役トップ・彩風咲奈(雪)月城かなと(月)永久輝せあ(花)が新選組衣装着て横並びに画面に映る図があります。はっ…はっせんえんでなんてすごいもの見てたあたし(震)

 ただ当時は「コロリ、コロリ、コロリ~~~~!!」しか残ってなくて、なんなら(後日再演の)龍真咲のコロリ節に笑い転げてました。け、けいちゃんと同じ歌詞歌ってる…?天才だろ龍真咲(っていうか今雪組の話)

 実はこの前に雪組ロミジュリしてるんだけど、巨匠小池でさえ当時見つけられていない月城(新公役付きなし)。

 エピソードがれいこちゃんすぎるよ。

 

【2013年(研5)】

ベルサイユのばら-フェルゼン編-」

  ▢農民 新人公演:ベルナール(本役:彩凪翔早霧せいな

 (研5にして)メインキャスト枠が回ってきました…!!昭和の名作系に強い月城かなとのベースとなるベルばら登場。

 このベルナールはほんとに近年稀に見る美形だった。「え?ベルナールがこんな美形でいいんでしたっけ」って思うレベルで美形でした。今振り返れば本公演がそもそも早霧彩凪っていうそりゃあ新公月城がやるしかねえよな、って顔なんですけどもそれでも衝撃だった。(※ただ当時「月城=超ド級イケメン若手」ってことも知られてない衝撃)

 ロザリーが星乃のあんり姫だったのでとにかく可愛かった。ここから月城・星乃・永久輝通称ディズニートリオの夢の期間に突入します(小躍り)。

 それにしても月城かなと、本公演農民役っていう衝撃な。(いろいろな意味でいろんな衝撃があるベルばら)

 

Shall we ダンス?」「CONGRATULATIONS 宝塚!!」

 ▢ダンサー 新人公演:ヘイリー・ハーツ(本役:壮一帆

 

新人公演初主演。

 後に語られる(個人的に)「(今となれば誰も驚かないが)当時は誰もが驚く月城かなと初主演(通称「っていうか月城って誰?配役」)」。研5までどこにいた?といわれている月城さん。急に主演です。

 当時(ベルばらを乗り越え)壮一帆政権にドハマリしていたあくるさん、とにかくこの公演よく見ました(ナイスあの頃のあたし)。あの美人早霧がスモークの中夢に見る元恋人役の振り返り月城のイケメン度よ…!!

 「ど、どこにいやがったーーーーーーー!!!(byミーマイビル)」って客席全員が思ったあれ。

 ちなみに10年後のお披露目「今夜、ロマンス劇場で」で健司が振り返るシーンあったんですけど「絶対これ奈穂子の愛のセルフオマージュだから(確信)」と譲らなかったのは私です。

 あと言うまでもなくコングラではまだ姿形見えません。いつになったら生存確認できるんでしょうね。「シャルウィーのイケメン、ショーになるといないね。」ってよく言ってました(余計なお世話)。ショーになるといなくなる系95期、当時は月城と瀬央が二強です(うるさいよ)。

 

【2014年(研6)】

心中・恋の大和路」

▢与平

 

 れいこちゃんが入団前から「夢にまで見た与平役」といっていたお役。なんせ月城かなと、夢かなえちゃうんで。

 あたい「心中は20年に一回の再演で人生で4回見れたらそれで満足」という謎の回数ハードルを掲げている作品なのですが、ただ壮一帆版は与平の月城丹波屋の未涼亜希様を生で見てしまったので、もう今季の人生でこれを超える心中見れないかもと思っています(真顔)。人生で4回予定なので、あと2回が楽しみです(先取りすぎる)。

 あと、ひとこなんで丁稚姿なのにそんなに王子様なんだ。

 

「一夢庵風流記 前田慶次」「My Dream TAKARAZUKA」

▢ 庄司甚内 新人公演:前田慶次(本役:壮一帆

 

 今振り返えると、この頃毎公演「さ~て、きょうのかなとくんはー?(サザエさん)」レベルで仲間内でキャッキャと報告会をしてたくらい月城かなとアイドル期。もはやショーで生存確認できないことすらいじる。

 何しても許す。(だれ?)

 そういえばちょうど柚香光鶏肉期と同期間ですね…。(急に比較)

 この時新公初観劇。今でも思う。自分で自分を褒めてあげたい。(※ここでこのセリフ) 

 何しても許す。いくらでも積む。

 そんな自分たちがこわい(⌒▽⌒)そんな時代です(⌒▽⌒)(どんなだ)

 

「パルムの僧院-美しき愛の囚人-」

▢フェランテ・パッラ

 

「とにかくスタンダールさん理解不能(主に「赤と黒」より)」同盟を組んでいる友人がいるんですが、「だがしかしパルムのフェランテさんは別」と二人で言い切るフェランテさん。

話もよくわからぬ!

ファブリスもわからぬ!

だがしかしフェランテは別である!!

あんりはかわいい!!

 …こんな感じでパルム月間を過ごしました。(←結構楽しんでるまあまあの大人)

 ただこれ野口くんなんだよね。あれ?田渕じゃなくて?となんだかどっちにも失礼な感じになる作品。(あくるさんほんとそういうとこ)

 

【2015年(研7)】

ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!-」「ファンシー・ガイ!」

▢レトー・ド・ラ・ヴィレット

新人公演:カリオストロ伯爵(本役:望海風斗

 

 早霧政権突入。

 相手役に北島マヤ咲妃みゆ・最強二番手望海風斗も加わって、雪組・バブル・トリデンテ時代に入ります。

 別名・あの頃俺達は全員おかしかった(主に頭と財布)。

 「やだも~望海さんが本役~?で様子がおかしそうなカリオストロ~?バンザーイ君を好きで良かった~!!」と脳内お花畑で嬉しい楽しい大好きドリカムが止まらない新公発表(ドリカムなのかウルフルズなのか)

 レトーくんは普通に美青年なんですが、まあなんか様子はおかしいよね。五エ門凪様完全にバカにしてるしね。「ハァ~ン?ゴエモ~ン?」的なね。あ、これ「G.O.A.T」のツキシロ先生の布石?(ちゃうわ)

 この早霧さんのお披露目公演の演出家コンビで自分のお披露目も作ってもらっちゃう月城かなと。何回も言いますけど、この人基本無言実行型トップ+運持ってる系ジェンヌなので。

 なんかもう、ふつうにこわい(素)。

 

アル・カポネ-スカーフェイスに秘められた真実-」

▢エリオット・ネス

 

 原田センセ学研まんがの実写化シリーズ。望海さんの主演なんですけど、正直あんま覚えていないという(そして見返す気もあんまわかないという)作品(ド失礼)。

 2幕は望海月城の月9だったということは唯一覚えているのでそれは個人的に今見たい。お姫様(当時)とお姫様(当時)のメイドインヨコハマストーリー(ちゃうわ)

 望海月城作品がアル・カポネ。望海さん退団後に絵に書いたように月城にハマる私を見て友人がひとこと「あんたほんと、裏社会系トップスター好きだよね~」

  私の好きなトップスターは裏社会系。(新刊ラノベのタイトル)

 

最高級の食材を使い(※出演者)最高級の調味料をつかって(※スタッフ) 料理方法も決して悪いわけじゃない、だけども最後の最後で 塩とブラックペッパーを間違う男が原田くん

アルって、「街で噂のイケメン」みたいなコーナーにしれっと出てしれっと謝礼もらってそう。 - TRUNK DIARY -ナナメカラタカラヅカ-

 

「星逢一夜」 「La Esmeralda」

▢細川慶勝 新人公演:天野晴興(紀之介)(本役:早霧せいな

 

 タカラヅカのニュージャンル百姓一揆もの」(※ちがうよ)。当時はもうなんか、正直「星逢もうしんどいって。」くらいになってましたけど(よーしあくるさん一回百姓一揆やってみよーか!)今思うと本当にすごい作品だったなと。ただもう一回この公演を2桁見たいかと言われると一回持ち帰らせてください。(土下座)

 あのアテガキの天才といわれたウエクミ先生がれいこちゃんのために書いたのが殿様役だったのが非常に月城さんでした。学年的には子役なのに、やらせてもらえない月城かなと。いや普通に無理だと思うよ。と望海さんに言われてそう。

 「ラ」でななめにバンダナ頭に巻いてギラギラと銀橋渡る月城さん見て「めちゃくちゃ育ちのいいニセ海賊」って言った私をどうか誰か殴ってください。

 

「銀二貫」

▢松吉(彦坂鶴之輪)/徳兵衛

 

バウ初主演

 普通にいい公演です。(普通の感想)。

 くらっちとのからくり人形はまじでタカラヅカの芸当じゃないと思うし、なんなら新歌舞伎座とかでやるべき神業。あとこのふたりなんでここにいるん?っていう歌。当時「ああ、いつものれいこくらっちの歌ね~はいはい」と流していた自分が怖い。

 雪組ファンあるある(贅沢病)。

 

【2016年(研8)】

「るろうに剣心」

▢四乃森蒼紫/木下弥三郎

 

 伝説の蒼紫役。

 通称・蒼紫席で観劇後「もう蒼紫席いやだ、死んじゃう」と同志が次々と殺られていくのを見るのが圧巻でした。れいこの美は命まで奪う。

 美で人の命まで奪う月城かなとですが、所属するアイドルグループ(御庭番衆)では黄金マンネです。もう常にひらがな。常に姫。基本二言くらいしかしゃべりません。

 「G.O.A.T」でもう一回蒼紫に会えた瞬間「あ、あたしこれ今年死ぬな」と改めて蒼紫の威力に震えるなど。蒼紫の威力、今日も健在。ひどい。

 

ローマの休日」

▢マリオ・デ・ラーニ/アーヴィング・ラドビッチ

 

 マリオれいこを見て「月城かなと様子おかしい」「何回見ても飽きないコレ」ととまらないポテチのごとく、「あれ?」「あれ?」と気づけば普通に梅田と名古屋を瞬間移動。

 様子がおかしいのはあくるさんだよ。

 

「私立探偵ケイレブ・ハント」「Greatest HITS!」

▢マクシミリアン

 

 初エトワール

 祝❀れいこ脱★ウォーリー(うるせえよ)。やっと無理に探さなくともショーで踊る歌うれいこちゃんが見れるようになってまいりました(すでに研8)。

 トナカイの格好で隣のだいちゃんのアドリブにあわあわなるれいこちゃんにキュンの図。ていうかド級のイケメン美人なのによくトナカイとかエビとかアザラシとかようかぶってるな…。

 マクシミリアンはもう、あれじゃないですか。あとにも先にも娘役(しかもあゆみねえさん)の胸元に札束ねじこんだ男役って月城かなとひとりだと思うんですよ。

 すやすや寝ていらっしゃった隣の御婦人がその瞬間起きたのを思い出します。(ただのタイミング)

 

New Wave!-雪-」

 …あくるさん、見れなかったんだって。(過去一「お前何やってた…!!」っていう後悔案件)(もう言わないで)

 

 雪組から月組へ異動。

あとはアフロと袴を涙ながらに交換する朝美絢と月城かなとを妄想して 終わります。 それぞれ必要な組替えであるんだろうよ。たぶんな。

朝美絢と月城かなと。ノーマークだった組替えです。 - TRUNK DIARY -ナナメカラタカラヅカ-

 

 必要な組替え、っていうか両方ともトップスターになりおったよ。

(あーーーーさーーーー!おめでとうございます!!!!!)

 

月組~ニ番手時代

【2017年(研9)】

「瑠璃色の刻」

▢ジャック

 

月組デビュー。

 みやちゃんなのに、二番手月城なのに、ヒロイン海乃なのに、見てるのに、あたしが全然覚えていないマジック公演。なんか、見ながらソバージュなみやちゃんって「エロイカより愛を込めて」のエロイカみたいだな…って思ったことは覚えている。(どうでもいい)

 

「All for One」 

▢ベルナルド

 

 月城かなとのコメディセンス爆発公演。過去イチ小池修一郎オリジナルで評判がいい一本物では…と思うほどみんな大好き(あたいも大好き)「All for One」。

 れいこちゃんて意外と頭お花畑キャラ似合うのと、ちゃぴと月城の並びを見て「95期が95期すぎない(震)」と震えが止まらなかった公演。これで本人たち自覚なし(「私達谷間の期★」(by朝美絢)ってのがいちばん怖い事実。

 この頃は二言目には「\壁になりた~~~~~い/」って言いながらたこ焼き食べてました。 inフルール。

 

「鳳凰伝」「CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-」

▢ バラク

 

 バ…バラクってこんなに歌うまいんだっけか…!?(※決して水夏希さんをディスっているわけではないです)とド肝抜かれ再演シリーズ。絶対バラクってタマルのこと好きだよね~、ってクラスメイトの好きな子話するみたいに見てました。あたし初演からバラクは絶対タマルのこと好きだと信じて疑ってませんから(断言)、個人的にれこうみ公式はここから始まってます。

 あたしがキムシンだったらバラクとタマルのスピンオフから始めるわ。(なにを)

 

【2018年(研10)】

カンパニー-努力、情熱、そして仲間たち」「BADDY」 

▢水上那由多/ポッキー巡査

 

 パレードのメガネ外しで「れっ…れいこのバカァァァァァァ!!!!!(沼落ち)」となるポッキー巡査公演。今、映像で見てもあれはあかんやつだしなんならちなつ会の友人が「夢にまで出てきたから。」とげっそりして報告してきたのでまじであかんやつだったんだと思う。

 あ、ちなみに「BADDY」神公演です(国民全員知ってる)。

 

「THE LAST PARTY〜S. Fitzgerald’s last day〜」

▢TSUKISHIRO/スコット・フィッツジェラルド 

 

東上初主演。

 もともと初演から大好きな作品ですけど、月城版が一番好き。ってくらい号泣しました。れこうみにはジャズ・エイジの狂騒時代がバチクソ似合うことがわかってしまい、小池さんが準備体操に入った瞬間だと思います(推測)。いやほんとにれいこちゃんが楽しそうにスコットを演じてるので、れいこちゃんは月組で生きていく決心をしたんだな~って感慨深かった。

 叶うことなら新作の、「いやその世界うそやで」みたいな、見目麗しく、綺麗ごとしか並べず、きれいな軍服を着て、だけどドロドロな執着感情を抱えてる景子耽美の世界で生きづらそうに生きる月城かなとが見たかった。(※ほんとか?)

 ちなみに公園でスコットが出会うラグビー青年、のちの風間柚乃の御大なんですが、ここであくるさん毎回号泣案件です。

 (れいこかざまの芝居の相性…!思い悩むれいこスコッティを救った風間青年の「次の長編が楽しみなんだよなあ!♪」)(号泣)←涙腺激弱

 

エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-」

▢ルイジ・ルキーニ/代役:フランツ・ヨーゼフ(本役:美弥るりか

 

 「ルキーニ役者にもれなくハマる」が持病のあくるです(ハイ)。配役発表の時「れいこちゃんルキーニはイタリア貴族の御子息なの?」って思ってたわたし。はい、ケツバットの刑です。

 れいこルキ、過去イチの漆黒キャラ案件。

 「薬(あへん)をやるのが望海、やらないのが月城」が私の定義ですが(なんの)れいこちゃんの演った役で確実に(あへん)やってるな…と思う唯一の役。結論やばいです。

 でもって役替りのフランツですよ!れいこフランツを見た方は一回その眼球を国に献上したほうがいいと思います(っていうか貸してほしい)。

 

【2019年(研11)】

「Anna Karenina(アンナ・カレーニナ)」

▢アレクセイ・カレーニン

 

 初演も大好きだったけど再演のキャストがめちゃくちゃ好みだった名品パート2。

 れいこちゃん、不憫で可哀想なキャラクターあんまやってないイメージなので「妻の日記です…」とヴィロンスキーに敗北宣言するカレーニンさんは貴重だったなーと。あと「競馬の歌」はいつ聞いても切ないラブソング。

 美弥様は私の中で紙の上の人物なので、不倫してもめちゃくちゃきれいなマンガだな、で終わるんですが、れこうみはちょっともうシャレにならんので、それが柴田愛憎再演をやらなかった理由のひとつと考えています。ねえ~。(なんだよ)

 

【2020年(研12)】

「WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-」「ピガール狂騒曲

 ▢シャルル・ジドレール

 

 基本的に、やすくんと飛龍くんにはわがままと愚痴をいってもいいと思っている。

 たまさままでもを包み込むれいこちゃんに「まじか~」ってなった公演。たまれいこいけるってなったらもう…タカラヅカ怖いものなしやで…。(何のハードル)

 

【2021年(研13)】

「ダル・レークの恋」

▢ラッチマン

 

東上主演。

 \もうれこうみでいいじゃなーい!/

 \れこうみがいいじゃなーい!!/

 という自分の中のれこうみフィーバー熱が急上昇。

 でも令和になっても円状ベッド。(いうな)

 ※回りません(いうな)

 どうでもいいけどデルタ株じゃなくてタカヤ株(まだいう)が急上昇したのはここからですね。あのフィナーレどうしてくれる。もうほんとに。そういうとこだよ。

(ありがとうございます)

 「半径5メートル以内近づいたら危険だめ絶対」(※ドラッグか)男ラッチマンがれいこちゃんによって「しょうがないよれいこラッチマンは好きになっちゃうよね」っていう、いつのまにかカマラうみちゃん同情案件にすり替わってる名作。

 

絶対忘れないし、忘れられない。この男にハマると抜け出せない。そう思うのに、五感全部で「ヤバい」って思うのに、最後のシックスセンスだけは「それでもいい」ってゴーサインを出すような。そういう男だと思います、れいこラッチマン。

この月城かなとをあと100年忘れない。リアルな大人のおとぎ話、それは最高の贅沢。/月組「ダルレークの恋」感想 - TRUNK DIARY -ナナメカラタカラヅカ-

 

「桜嵐記」「Dream Chaser」

▢ 楠木正儀

 

 悪ガキれいこちゃん。こういうれいこちゃんが見れるのも最後なんだな~って思いながらちなつさんに首根っこ掴まれるれいこちゃんを見ていました。

 なんていう絶★景。

 どうでもいいいけどちなつさんの愛妻家かつ料理上手っていう設定は知ってしまった以上、もうお嫁にいけません。

 

月組トップスター

「川霧の橋」「Dream Chaser-新たな夢へ-」

▢幸次郎

 

トッププレお披露目公演。

幸さん「もう、どこにも行くな…!!」

\\ いかな~~~~~い!!!!! // 

 

↑※感動作です。

 

天国の柴田巨匠が泣いてるわ。

 

「今夜、ロマンス劇場で」「FULL SWING!」

 ▢牧野健司

 

大劇場トップお披露目公演。

 れいちゃんのお披露目(少尉)に行けずものっっっっすごい後悔と絶望に苛まれたのでもうれいこちゃんは何が何でも見に行こうと、職場に内緒で遠征。ラストの演出がすごく好きでした。

 うみちゃんとはなんか辛そうな恋ばっかしてたので(←他人事)可愛い健司と美雪を見れてれこうみ熱がヒートアップした感は否めない。

 策士・小柳奈穂子。(柚香光に引き続いて)

 

「Rain on Neptune」

▢シャトー・ド・カロー◆

 

 なにかにつけて「石の役だったので」と大真面目に話す月組生とれいこちゃんを目の当たりにするたび「やはりあの劇団、中でも月組に入る人ってなんかちがう…」と新しい人種に出会う瞬間になってしまう。

 見どころは「ムーンライト伝説」をええ声でご満悦に歌う月城氏。音源?買うよね~。

 

【2022年(研14)】

「グレート・ギャツビー」

 ▢ジェイ・ギャツビー

 

 れいこちゃんによって、やっと理解できた名作。

 個人的にはレオ様を見ても、瀬奈の御大を見ても、東宝芳雄見ても(※なんだかんだほぼ見ている)ギャツビーという人物を理解できなかったのですがようやっと納得しました。よくわからんな~からのわかった!!!ほど気持ちの良い数式はありませんよね。

 ただ、ベッドルームでタイを直してからのキスシーンで「いやいやいやいやれこうみがすぎますって」と前方席に座る小学生の女の子と席を代わろうとした30代女子は私です。

 小池さん、夏休みですよ。(ありがとうございます)

 

【2023年(研15)】

「応天の門」Deep Sea-海神たちのカルナバル-」  

▢菅原道真

 友達以上恋人未満な道真と昭姫を見ながら「なんでこの二人付き合わんのかなー」ってアイスを食べてる長谷雄(あみちゃん)になり、紫アイシャドウ業平ちなつに恋したり、着物踏んで妹脅す基経おださんに震撼したり。

 月組、いそがしいねん。(いまさら)

 

「DEATH TAKES A HOLIDAY」

▢死神

 

 月城かなとの恋愛暴君が際立つ逸品。

 一応、トートはシシィに自分の意思で選ばせて黄泉の世界に連れて行くじゃないですか。月城死神違うんですよ。

 もう有無を言わさず「僕、君が好きだから連れてくね✨️」なんですよ。やり口がスマートなので、あんまり海ちゃん気づいてないんですけど、まあれこうみ作品気づけば全部そんな感じでしたね。

 この際、海ちゃんまじであんまり気づいてないからあたしが言うけど(ニ回目)、れいこちゃん、本気であなたのこと好きですよ。(余計なおせっかいBBA)

 

「フリューゲル-君がくれた翼-」「万華鏡百景色」

▢ヨナス・ハインリッヒ

 

 令和に入って初の2桁観劇。ヨナスくんは「数々の女見てきたけど」って銀橋で歌ってたけど絶対にアレ嘘だから。ただのマウントだから。っていう話で1時間位飲めるくらいこの作品好きでした。あと当方、第九があるとそれだけでチケット2枚くらい自動追加しちゃうシステムになってます。

 万華鏡は簡単には言葉で表せないほど好きでしたね。大階段で林檎流れ始めた瞬間平成生まれの全オタク女子がざわざわするという。林檎に月城に大階段って。

 それがオールライトだよ。(れいこちゃんの👍️ポーズ)

 

G.O.A.T

 たった一言「ホッウヅッキサーーーン!!??」で爆笑がとれるれいこちゃん。芸人殺しがすぎるよね。

 精一杯イキがってる学ラン風間柚乃が廊下で泣いてるわ。

 

「Eternal Voice 消え残る想い」「Grande TAKARAZUKA 110!」

▢ユリウス

 

 退団公演。 

 月城かなとの最後の役がユリウスでよかった。

 

 れいこちゃんを好きで良かった。

 

 月城かなとさん、ここに入ってくれてありがとう。

 それしか伝える言葉がありません。

 

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 私は、れいこちゃんを下級生の頃から「トップスターになってね」と見てきたんじゃなくて、ただれいこちゃんの舞台姿が好きだった。

 

 何が起こっても、どこにいても、下級生時代からとにかくタカラヅカが大好きだとその舞台姿から言わずとも伝わってくる。

 だかられいこちゃんの演る役に、本気で泣いて、本気で笑って、ありがとうと言い続けた。

 

 れいこちゃんが演じれば、もういいかな、としまい込んでたものがキラキラ再び輝き始める。その素晴らしさに改めて、「タカラヅカっていいな」と思える自分がいる。

 自分の好きなものがまた好きになる。

 れいこちゃんのお芝居。れいこちゃんの歌。見ると自分の「好きなもの」がまたひとつ増えた気がして、劇場からの帰り道がとても嬉しくて幸せだった。

 

 れいこちゃんが真ん中にいた3年間。

 れいこちゃんは自身を「つなぎ」と言ったけれど、そしてそれはすごくかっこよかったけれど、でも私にとって月城かなとは「つなぎ」なんかじゃない。

 「月組トップスター・月城かなと」が存在しなければ、今の月組はなかったと思うから。

 

 私は忘れない。

 月城かなとというすごい月組トップスターがいたことを。

 ずっと覚えてる。

 れいこちゃんが本気で生きた月組の舞台を。

 

 れいこちゃんが死にものぐるいで作った月組

 本当に毎回楽しみすぎて、見てても楽しすぎて、終わっても「次は何かな」と楽しみで。本当にあっという間でした。

 

 月城かなとさん、ご卒業おめでとうございます。

 

 あなたを見続けた16年間

 舞台はずっと、満開でした。

 

 

2024.7.7 あくる