キング牧師か彩風咲奈か。
中井貴一か礼真琴か。
柄本佑か芹香斗亜か。
…あくるさん、もう雪組始まりますよ★
(去年は2月でしたが、ついに2025年は年度末更新となりました)。
書ききったら大勝利とももう言い訳も甚だしくなってきましたが(まじで反省)、みなさまいかがお過ごしでしょうか?あくるです!
私はといえば、1月は宙組にハマり、2月は帝劇でレミゼで「え?バルジャンとジャベールってデキてたん?」と衝撃を受け(それより帝劇ラストやで)、年末どーん、そのぽつぽつと「もうそろそろええやろ」みたいに落とされる人事爆弾にあわあわしております(ねえ、小桜ちゃんもなっちゃんもりらちゃんもいなくなる星組って…?)
タカラヅカ やめる瞬間 見つからない(あくる 心の一句)
…さてね、この先延ばしにする性格ね?下手に言い訳すると余計かっこ悪くなるからとっとと総括後半戦、参りますよ!
もう2024年の最初の作品なんだったっけ?状態のあなたに届けます。
タカラヅカ2024年度総括!
雪・星・宙組編スタートです!!
(※開き直るしかない人間は強いです)。
雪組 御曹司がお送りする一世一代の名スピーチ~キング牧師からキムチへ~
まあ、毎年いってるんですが雪組はわたしの故郷ですので。(※年々説得力が薄まっていることはわかっている)先日の宙組さんで、
「雪組、我が故郷」
をあんなに痛感した時間はなかったね。宙組なのに、THE郷愁。
…っていう話はおいておいて、去年雪組1発目は別箱から。全ツ「仮面のロマネスク」(演出/中村暁)「Gato Bonito!!」(作・演出/藤井大介)。
…いや…作品の組み合わせ、濃くない?
不倫とか貞操とか略奪とか恋愛ゲームとか「♪男を~真剣に愛したことありますか~♪」ってあーさの顔でいわれても
劇画すぎてわかりません!!!(逆ギレ)
みたいな。
フランス料理フルコースのあとにトリュフ鍋とチョコレートケーキワンホール食べたみたいな感覚。
全部大好物なのになんかもう…お腹いっぱい(お腹さすりつつ)。
カメロマは、「よく再演する柴田愛憎メロドラマ」の中でそれぞれのトップのカラーが特に出る作品だよなあと、再演するたびに新しい発見があります。音楽もかっこいいしドレスもキレイだし、人間ってなんだかなあと思うことも、「愛ってなんなんだろうな」と思うこともあるけれど(結局いつもわからん)、
それも人間なんだなあ(ざっくり)
と思う作品で個人的に全然再演ばっちこい作品です。(苦手な人もいるだろうけど)
ヴァルモンって、女の敵ともとれるけど、一方でさ、純粋な人だなと思うこともできると思うなにかにつけて業が深い主人公だと思うんですよね。
今回雪組再演を見て「くあっ、このヴァルモン業が深いな!!」と思ったのは、
セシルに手を出してないヴァルモン、初めて見たな
っていう点です。
のっけから刺激的な話でごめんなさいね(※謝ってはいるもののしゃべりたくてしゃーないあくるさん)。もうなんか、朝美ヴァルモンこじらせ男子の極みだからさ~!目がしばしばするような劇画ゴージャスあさあやで、大変目の保養だったわけだけど、それと同時に捨てられた子犬のような朝美さんとあやちゃんの姉御肌が発揮されててさ。
「んもうヴァルくん!?またそんなアザ作って!誰にやられたの!?」って感じで
詰めるあやお姉ちゃんと詰められるあーさ弟の
往復書簡やりとり劇
(「とにかく心配だからはよ返事ちょうだい」みたいな保護者夢白あや)
に見えた…という
オープン★新しい仮面のロマネスクワールド。
ヴァルモンとメルトゥイユって「男と女」ですけど、バディものみたいな雰囲気もあって、同時に「同志」「対等」感がある、画期的な作品だと思いませんか?同じ時代の再演しがち柴田メロドラマシリーズに「あかねさす」「うたかた」もありますけど、「結局額田もマリーも男の都合に全部巻き込まれて可哀想…」みたいに思ってしまうのね私。早く逃げて少しも早く!なんてメルシー伯爵ごっこしたくなっちゃう。
今回、メルトゥイユを演ってるあやちゃんがそもそも「可哀想感」「巻き込まれる感」が芸風的に皆無なんで、「好き勝手やってるメルトゥイユ」にぴったりですごく好きです!
イメージの話ですよ?あーさってこう、「女慣れしてないイケメン」感がずっとあって、それが私結局大 好 物なんですよね…。たぶんギャップ萌えなんだと思う。だから「やだ!朝美さんキスシーンあるじゃない!?(※ライラック)それだけで白いご飯三杯いけちゃうわ!」みたいにちょろい女いっちょあがりなわけです★
なんで、急にこういう不倫だ恋愛ゲームだ貞操だと恋愛不穏ワードがてんこ盛りのカメロマは
「もうここまで体感5秒、記憶がないっす」
とアドリブシーンで真顔でいってた朝美さんを思い出して、そっとオートミールクッキーを差し出す華純沙那ちゃんのような面持ちで見守っておりました。
うん、客席全員朝美絢の姉。
なので、ヴァルモンのメルトゥイユを手に入れたいがためにトゥールベルもセシルも我が物に、っていう思想がたぶん朝美さんにはないと思うんですよ。なんなら「どういう意味コレ?」って頭の中?マークでいっぱいになって、百戦錬磨まゆぽんに理由を聞く朝美さんさえいそうだ。(私に聞かないでよ顔まゆぽん←得意分野)
【結論】
セシルに手を出さず
朝を迎える朝美ヴァルモン。
いいのか悪いのか、お互いの貞操は守られた。なんつうカメロマ!
新しいにも程がある!!(※個人の見解です)
劇団は時々、こういった男女のかけひきに頭が回りそうにない、95期男子中学生チームに無茶振りをするのがマジでいい趣味してんなって思う。礼真琴=ティリアンとかね(※根に持つタイプ)
…全然いいですけどNE!👍️(恋は悩みし励めよイケメン)

詰める姉と、詰められる弟
さてそんなあーさが頭の中?マークでいっぱいのヴァルモン(※いいがかりですよ)が大得意そうな(偏見)彩風咲奈さんのリサイタル「ALL BY MYSELF」(作・演出/野口幸作)も行けました!やった!
いや~~~~、やっぱ咲奈の御大はすごかった…。こうなんか、御曹司ってこういうもんやでっていう、彩風咲奈の答えを全部見せてくれるような舞台だった。華世京くんと一緒に正座して「ハイッ!ハイッ!」てメモしたくなるリサイタル、初めてです。
「海の見える街」をフルバージョンで生で見れたのは感動でした。やっぱり咲ちゃんが今の地位を確立させた名場面を、最後にセルフ再演でまた見れるってなんかすごい鳥肌たつ。こんな贅沢なことある?
雪組が今後「お前だからな!マジで!!!」って肩バーンして目を見開いて華世京くんを見ていることが実証されてしまったので、私は華世京くんの成長を固唾をのんで見守ることをここに誓います。
あの子の「(入る前から)姉は夢白あや、
マブダチは稀惺かずと、出身校は名門私立英徳学園」感はなんなんでしょうか。
生まれた頃からF4感が半端ないです。くぅ~雪組御曹司!好き!!(好きなんかい)

このあと隣の方(初対面)と意気投合して駅ビルでカレーを食べながら3時間喋った思い出(特技)
#大劇場1回 #ベルばら #サヨナラ公演 と、思わずハッシュタグ打ちたくなっちゃう「ベルサイユのばら~フェルゼン編~」(脚本・演出/植田 紳爾・演出/谷 正純)。
…THE苦行。なにがってチケットがです。
うううう、もうチケットのこと考えるだけでお腹が痛いよぉ…と今の阿修羅状態でいた春。春はそういう季節なのか。私はチケットがとれないと情緒不安定になるので(はた迷惑)サヨナラ公演にでかい演目は避けていただきたい…と常々言ってしまうのだが、彩風咲奈はどこ吹く風。
「私は宝塚に入ると決めたベルばらで卒業します。」
を貫くこの姿勢。さ、咲奈教官!!!!(敬礼)
私みたいな軸ぐにゃぐにゃ人間からしたら、咲奈さんの軸は鉄パイプっていうかもはやダイヤモンドです。全然この人ブレない。
彩風一徹って呼びたくなっちゃう(やめてください)。
一回限りの観劇がフェルゼン席(1幕終わりにフェルゼン様が走ってくる席)で、
ありがとうイープラス!!!(心臓が止まります!!!!!)
って天を仰いだのは言うまでもない。絶命。あくるさん、バスティーユとともに死す。
今までで一番「過去のベルばらと原作ちゃんと読んできてね」感はあったんですけど(こんな予習が必要な演目あります?)おじいちゃんたちの「がんばります!!」(歌劇座談会より)に偽りはなく、
「令和のベルばら、彩風咲奈のラスト華々しくやってやろうじゃないの!!!!」という気迫が伝わってくる公演でした。
老舗の名作強し。
特に彩風咲奈の「これが私のベルばら、最後のタカラヅカ」という気合という名の圧はすごかった。
「あなたが、誰かの夢になる」。
咲ちゃんはずっと正直な人だった。嘘がつけなくて純粋で、ある時から言葉の節々で私達と同じ「悔しい」「どうして」「なんで」が溢れていた気がする。きっともっと言葉にして伝えたいことがあっただろうと思う。私達にも、組織にも。
咲ちゃんが、わたしたちの希望になってくれた。
3年半、大変だっただろうけど、この時の雪組のトップが咲ちゃんでよかった。
最後の名挨拶を聞きながら、思ったことは残さないと消えてしまうから、私は何度でも書いて伝えていこうと思った。素晴らしい、ラスト彩風咲奈でした。

バスティーユ追撃の際にはぜひお誘いください(物騒な勧誘)
今年は思いの外雪組さんを見る御縁があり(我が心の故郷と言い続けただけある)年末の「FORMOSA!!」と「愛の不時着」も無事観劇。偉大な雪組御曹司を見送ったあと、朝美絢就任。あーさ、本当にトップおめでとう!!
まあ、このブログ、ヅカファン全員朝美さんのことネタにしているので大好きだと思われるので、私が語るまでもないかもしれませんが。
「愛の不時着」(潤色・演出/中村一徳)。
思えば不時着ブームから早4年。隙あらば「タカラヅカで舞台化お願いします!」と(しつこく)提唱し続けた甲斐がありましたよ!
タカラヅカって「タカラヅカという自社を使って120%再現する力」がほんとすごい。ベルばらから今の地位を確立させただけある劇団だよな…とリ・ジョンヒョク、ユン・セリをはじめ北朝鮮のおばちゃん集団からやユン一族の悪の組織一体まで、
「全員一丸となってスタジオドラゴンの
世界観と夢は我々めが必ず体現しますので
ご安心ください」感が半端ない。
もう版権料金の倍くらいの数のファンをお返し・還元してるのでは(←テキトー)。
で、原作ファンとしても、タカラヅカファンとしても「原作モノでこんなに双方のファンが納得・満足する作品も珍しいのでは」と思う出来だと思った。まあ、本家がミュージカル化してるので「おいおい」ってことはないにしても、
「安心してください、タカラヅカなので。」と言いたい理由がここにある。太鼓判。
ジョンヒョクの素朴で実直な性格、無愛想だけど愛することを自覚した途端、ためらうことはないまっすぐな性格。ヴァルモンを見たときには「このヴァルモンはそんな打算的なことまで考えられる恋愛してきたのか?」と、私の知ってる朝美絢でもヴァルモンでもないことに戸惑いを覚えたのだけど、ジョンヒョクは一瞬もそんなことを感じなかった。頭から爪の先まで、ジョンヒョクだった。
1幕のセリが韓国に戻ってしまうところでのジョンヒョクとセリ、ラブストーリーであんなに切なくてぎゅっとなった朝美絢は初めてだったな~。今までイケメンラブコメ枠、「泣き虫プリンセス」で歌詞は罰ゲームと散々ネタにして爆笑(←爆笑…)していたのを号泣しながら反省したよ…反省したけど、基本的には恋愛トンチンカンイケメンで構わないよ?(好きなので)。
…あくるさん、反省してるよね?
「あやちゃんがいるうちに韓ドラは1本やってほしい」、言い続ければ叶うもんだ(執念)。ユン・セリはあやちゃんがやってこそユン・セリ。ツイードミニスカートセットアップのハマり用ですよね…。韓国に戻ってドン♪とユンセリウォークでセンターに仁王立ちで髪かきあげる夢白あやがユン・セリすぎる。北朝鮮メンバーが「えっ、セリねえさんそんなに金持ちなの!?」「社長!?」と驚いていたけど、もうどっからどう見ても成功者のにおいしかしないよ?
あさあやは、カメロマのときは「なんでも上手いことやる姉と不器用で初心な弟」にしか見えなくてどうしたものかと思ったけど、作品を変えればガラッと変わるもんだな、とコンビの表現力は無限大だとわくわくした。
わかりあえないと思ってた2人が徐々に心を寄せ合う姿がもどかしくて、美しい。よく2時間で描いたな!!と原作の長さを知っている身としてはもう拍手するしかない!!
「僕以外とラーメンは食べちゃだめ」っていたずらっぽく笑うク・スンジュン瀬央に無事全員死亡。
おいイエローカードだぞ瀬央ゆりあ。(ピピー)
そんなん言いながらダン置いてお前死ぬんだろ~!ってこの時点で泡ふきました(しかも衣装のニットが可愛すぎた←男役のニットに弱すぎ)。
ソ・ダンの華純沙那ちゃんはフィナーレのチマチョゴリの可愛さがもはや有罪レベル(勝訴)。あとちょっと感情が感じられない北朝鮮語を日本語で表現するとああなるのか…とその表現力と声の力にも「これが…華純沙那…!!」としばらくうなされました(望海風斗ボイス)。
華純沙那ちゃん、かわいい顔してなんて魔性の娘役…瀬央(と観客)メロメロやんけ!!(95期星組男役、骨抜きの図)。
このあとそのまま雪組に組替えすることになった瀬央さん、個人的に「愛の不時着」で一番かっこよかったのはク・スンジュンの銃撃戦からの死。
さすが星組で戦争ばっかしてきただけある!!!
(※物騒)
星組の「なんでもド派手に、なんでもドラマチックに」というスキルがここで生きるとは。瀬央と星組のポテンシャル…!!

このあとオレンジのニットを購入
架空の国の遠いおとぎ話「FORMOSA!!」(作・演出/熊倉飛鳥)。個人的に若手の演出家で一番大劇場デビューの近いと思う熊倉先生、あの世界観を小劇場で今のうちに体感したいと思っていた。
この人の装置や衣装のセンス、芯を突いた脚本がやっぱり好きだ。
今回の衣装、オリエンタルとヨーロッパのあいのこみたいな不思議な衣装だったけど全部が全員に似合っていた(衣装・薄井香菜)。特にエメラルドグリーンのぱきっとしたロングガウンとデュエットの赤のおそろい衣装の色味が素晴らしく縣くんに似合っていて、やっぱ自分に似合うものを作ってもらえるって素晴らしいなと東上主演を祝う。
熊倉先生の脚本のよさは、生徒の本質を引き出すキャラクターにあると思う。縣くんのジョルジュを見て、「縣くんて本当はこういう子なんだろうな」と思った。
ジョルジュのように、「人と話すことも好きだけど、ほんとの僕はひとりで本を読んで、創造することが好きなんだ」と目をキラキラさせる、ディズニー映画のヒロインのような男性が似合うんだ。ラプンツェル男役・縣千。
ねいろちゃんはベルばらのジャンヌでめちゃくちゃ輝いていたので、楽しみにしていたんですがメイド服とかドレスを着せると本物感が半端ない。
何度見ても顔と衣装に統一感がありすぎて
「本物やん…!」
と思えるの最高。とにかく本物です!!(強調)身を乗り出して「自分には何ができるんだろう!」と胸をときめかせるシェリルが可愛すぎた。個人的にはデンマークの陰鬱な王妃様よりもこっちのほうがとてもねいろちゃんぽくて好きだ(今思うとカロリーネは難しすぎたよね)。
で、きました雪組の本命、
名門私立英徳学園出身・華世京様のご登場です(どーん)。
「雑草はなあ、花を咲かすにはこれしかないんだよ!!」
震える縣(101期)に凄む華世(106期)。
あ…あなたマジで106期…?(がたがた)
思わず正座になるよ、イネスさん。とにかく華世京ブランドの圧と強さと華と美を堪能できるこの一品。人を馬鹿にするセリフと、演技と、表情が死ぬほどうまい(※褒めてます)。「横暴で傍若無人で流行りに激弱なイギリス人ってまじでおれたちww」と自嘲するあの顔。生粋の英徳学園出身者しかできない、この表現。
憎たらしい、だけどかわいい。
くそー、宝塚版松本潤め!華世京なくしてフォルモサ語れず。「さあ金を稼げ!オレのために!!」を全身で表現する、成金ヤ◯ザ・イリスをここまでできる華世京のポテンシャル。
雪組の底力を感じました。
咲ちゃん安心して。
雪組はこれからも大丈夫(ぐっ)

「けろけろけろっぴでしょ?」ってささやき声が聞こえたんですが、ぴっけろくんです
星組 100年にひとりの逸材が孤高に上り詰めた年
星組、タカラヅカ110周年、2024年の一発目は「RRR」~!
…いや、星組Pよ。
1作品への濃さ(+礼真琴へのプレッシャー)半端なくね!!??
私、いつも仕事できる人を見ると「この人私と人生の時給がたぶんB席くらい違うんだろうな~」って見ちゃうんですが(なんでもとりあえずB席換算)たぶんこっちゃんはA席、いやS席くらい私とは時給が違うと思われる。(むしろ絶対SS以上)
いや、でもそれにしてもだよ、さすがにねえ、、、
「1789」(小池ミュージカルの大ヒットドル箱)→
「RRR」(インド映画の大ヒットドル箱)→
「BIG FISH」(映画ファン熱狂)→
「記憶にございません!」(日本の宝、三谷幸喜原作)→
「阿修羅の瞳」(劇団☆新感線の伝家の宝刀)はねえ!?
やりすぎじゃーございませんこと!!??
(=チケットがとれないことへの逆恨み爆発)
ほんと、100年にひとりの逸材って礼真琴のことをいうんだろうなと思います。
こっちゃんが這いつくばってムチに打たれてそれでも「…ったく、こんな拷問へでもねえよ!(ペッ)」って唾吐きながら立上がる姿見ると心が震えますからね。(性癖)
で、「RRR」(潤色/谷貴矢)。私はすでに映画履修済みで、きっとタカラヅカに合う作品だろうなと思いつつも「RRR」をいち早く「ミュージカル化」じゃなくて「宝塚化」しました!!と息巻いてるタカヤくんが一番RRRっぽかったのが面白かったんですが、実際いや~すごいな!!と思ったのがビームとラーマが川で出会って、少年(早瀬まひろくん(「にぎたつ」で凄まじい演技力を見せる名子役)を助けるシーン。
舞台ってVFX使えませんよね!!!???
タカラヅカってマジですげえ…。初めて観劇したインド人もこんな感じでリアクションするんじゃないかなってくらいのリアクションをして見ました私。(「モニタリング!!」だったら絶対いい画だった)口あんぐりとはこのことです。
何年見てても、すごいもんはすごい。
毎回「こんなん初めて!!!!(ぞわっ)」をくれる劇団、どこ探してもないと思います!!(熱弁)
ナートゥダンスに関しては、映画を超えた名シーンすぎると思っている。
私達、当時結構きびしかった状況でしたよね?「これからどうなるんだマジで…」という深刻な顔つきで客席に座ったヅカファン全員を笑顔にした「ナートゥダンス」だったと思うんですよ。
今思えば、あのどん底だった時期の博多座公演で元気に明るく「ランベスウォーク」を歌って笑顔にしてくれたのも星組でした。
ヅカファン的には足を向けて寝れない存在です。星組すげーよ。ありがたし。
珠子ちゃんデビューおめでとう!!「VIOKETOPIA(ヴィオレトピア)」(作・演出:指田珠子)(←ヴィのあとのオレの発音難しくないですか(日本人))。
闇・ダーク・激重・愛憎世界が大好きな私達(…ひとくくり?)のミューズのひとりである珠子ちゃんの大劇場デビュー。
なこ姫のハットとスーツ~~~!!!ってキャーキャーして帰ってきました。なこちゃんて見た目がお姫様なのにああいう男前な衣装似合いますよねえ。パンチの効いた御御足グァッと出てるやつとかもさくっと軽く着こなして、「あたし世界一かっこいいでしょ★」って着れるって最高の武器だと思うんですよ!!
何度でもいいますけど、闇・ダーク・激重・愛憎世界が大好物な人間にとって珠子ちゃんや栗田ちゃんのように歪んだレンズでそっと人間の闇を見るような世界が大好きです。まこなこはもちろんうまいし、さすがの実力と表現力ではあるんだけど、たぶん珠子ちゃんの作品をするには底知れぬ明るい人種なんですよね。
どろっとした感情を持つ人間がうじゃうじゃいる珠子世界で、暴力的とも言える圧倒的陽スター・まこなこ+ありちゃんの横で、私はやっぱ、極美慎の「禍々しいオーラ」の虜なわけです。
彼の華々しいノーブル容姿、なのにあの「オレは腹黒いですよ」みたいな底知れぬ闇オーラがたまらんのよね。
千秋楽の次の日に平気な顔して夢の国で1日中遊ぶような陽キャばっかの星組には貴重よ…!って思ってたのにあんた組替えかーーーい!

夏は選挙の季節。「記憶にございません!」(演出:石田昌也)
…それはあたしたちのセリフよ…!!(号泣)
みんなが同じ思いだったはず。できることならなこちゃん退団という事実を「記憶にございません!!」と石に頭ぶつけてなかったことにしたい。
私達のなこちゃんがあなたの礼真琴置いてやめるなんて。
でもたぶん一番「なぜだ!?なこちゃんなぜやめるんだーーーーーー!!??(※オスカルになったつもりで絶叫してください)」ってバスティーユで踊りたくなる心情だったのはほかでもない礼真琴であろう。立て続けに同期トップがやめちゃってるところにコレ。もうこの頃の礼真琴さんにかける言葉が見つからない。
…ただやはり、もうね、なんだかんだ100年の逸材コンビなんだわ礼真琴と舞空瞳。
星組ってやっぱりすごくてつよいのだ!
(思い出したように「王家に捧ぐ歌」)
「ああ、石田先生にとってもまこなこは初恋枠なんですねえ…」と自分と思考回路が同じことに若干恐怖を感じつつ(え?)そこに芸達者バイプレーヤーひろ香祐が入れば鬼に金棒。エジプトに生き埋めになったことや自転車直してくれたこと、思い出させてくれるじゃないの。思わず「うっ…(泣)」となります石田先生それはズルイ!(そうか?)
「待ってくれ、夏子!」「聡子よ!!!!(# ゚Д゚)」
レストランのシーン、なんかリアルにこっちゃんやりそうなミスだよなぁ…と頭を抱えました。100年に一度の逸材(しつこい)に言うのも何だけど、
こっちゃんそういうとこある。(え?)
個人的に110周年のナンバーワン作品「Tiara Azul -Destino-」(作・演出/竹田悠一郎)。た、た、たけだくーーーーーーーん!!!!
やればできるじゃないか~~~~~!!!!!
キラキラどころかギラギラの舞台!「え!?大丈夫!?」と思わせる衣装(でもまこなこバッチコイ)「もうええて~~~~!!(指ハート)」と思わずいいたくなる止まらないフロート、鳴り止まない笛。
中詰でフロートがバンバン出てきて、
極美(ドーン)、暁(ドーン)、舞空(ドーン)、
礼真琴~~!!!
(ジャラ~~~ン)
という「これが星組じゃあワッショーーイ!!!」みたいな泣く子も黙る畳み掛けに
「そうか、このために竹田くんは
今まで力を温存していたのか
(※ものはいいよう)」
と思ったもの。こんなんなんぼあってもええですからね。
もうほんと大好き。「タカラヅカ絢爛」や「サザンクロス・レビュー」の星組版をこよなく愛する者たちにとっては忘れられない作品になりました。
なこちゃんを5年間(すげーな…)自分の大事な相手役として、対等なパートナーとして、一番の同志として見送ったまこっちゃん。2025年についに見納めです。
こんなにチケットの取れないトップに、こんなにチケットの取れない演目を次々とぶつけるのはいかがなものなの!?と底辺ファン(私)は悲鳴をあげつつ、でもそうやって伝説を作り続けるトップってやっぱり見てて楽しくて、かっこいい。何より、次は何をしてくれるのか?とわくわくするのです。
私はきっと、まこなこの舞台を生で見たことを後世まで自慢するでしょう。
礼真琴、舞空瞳コンビは100年に一回の逸材コンビ。つらいことが多い中、何回もこのコンビに、星組に救われてきた。ここまできたら最後まで!星組のガッツと明るさと、「こんなん見たことない!!」に今年もきっと私は大歓喜する!!

そういえば学生の時にブラジルのサンバ風景を学校で見たことあるんですが、
「私ブラジルよりブラジルなとこ知ってる」ってマジで思ってました(※星組のことです)
年度末更新だから、2025年の別箱も入れてしまおうということで。(※感想言いたくてたまらないことをお察しください)
極美慎主演「にぎたつの海に月出づ」(作・演出/平松結有)。最近のバウはとにかく良作・秀逸作品の目白押しだけれど、その中でも際立ってよかった逸作。たぶん天国の柴田先生は感動で泣いてるんちゃうかなと思うほど、「あかねさす」のエピソードゼロとしても、単体の極美慎主演のバウ公演としても素晴らしい出来でした!!
平松先生は「アルカンシェル」の新公で「我々は…この演出を本公演で見たかっただけなんです…」とうつむいて修ちゃんに無言の念を思ってしまったほどの演出力の人だったし、久々の飛鳥時代作品だったので配信観劇(バウはマジで観客いれるつもりあるんかな…←小言)
うーーーん、ご期待通り、ご期待以上!!(…ニトリ?)珠玉の逸品でした。
バウでやるのも平日配信なのももったいなさすぎる。みんなで出資しあってせめて土日配信してほしい、と自分がATM化する勢いをとめられなかったね!!
極美くんのともすれば触れれば消えてしまいそうな儚げな留学生、智積。「こんなんこの世の女子全員好きなやつじゃん…」とつぶやくほどには美青年であり、王子様。マンガであり、美青年であり、理想の男性過ぎて「極美慎、ここまできたか」のため息。
本当にすごい。セリフのすべてに聡明さが溢れていて、寶皇女を本当に「僕だけのお姫様」と扱う柔らかな物腰で、真面目に、一途に、宝物のように、賢く愛する智積。
それを邪な気一切なくみずみずしく演じられるのは今、極美慎だけ…!
とジャンプの一行アオリみたいなことしか浮かんでこないのだ。安っぽくしてゴメンネ。
「こんな人、おる?」からの「おったわ!」を現実にする極美。あかねさすファンとしては、この智積の賢さと一途さが次世代の中大兄につながっている…(中大兄はそしてさらに卑劣さとずるさも持ち合わせてる最強の男なのだ)と考えるともう、平松先生!!!(がばっ)の心境である。迷惑。
「尊敬する智積の愛する人を奪ってしまった」罪に苛まれる田村皇子(稀惺かずと)。優しい性格から、無情にも非情にもなれず、かといって入鹿の傀儡にもなれず、寶を騙し続けることにも罪悪感を感じ、でも寶を手放すことも出来ない…と弱くて優しい天皇。稀惺くんは高貴な役が(バックボーンもあるかもしれないが)とても似合う。紫の着物もとても優雅で、稀惺くんが大きな体で繊細な役柄をするのが意外なギャップで素晴らしい。この学年でこれだけのはまり役ができたってすごい財産!
飛鳥時代のダークヒーロー、みんな大好き蘇我入鹿(大希颯)。新公主演の様子をうかがっても
「大希くんで蘇我入鹿?正気ですか…?」
とある程度予測できるかっこよさですが、、、にしてもかっこよすぎやろー!
平松先生の策士!!と泣き叫んでありがとうといいたいほどにはかっこよかったです(情緒が台風並みに乱れております)。
色気と「蘇我家のためならどんなことでもやるし誰でも殺す」と顔に書いてある「NO温情YES権力」主義、蘇我大希。プリンス極美を捕らえて客席にメンチを切る105期。
蘇我大希の前では前記のヤ◯ザ・イリス華世も霞みます。権力のためなら何でも利用する、プロ非情。お父さんもまあまあプロ非情ではあるが(非情でおなじみ輝咲レオ←まじでやめて)、その蝦夷でさえ「まあまあ」ととりなすほどのジャックナイフ…!!!
こわいよー!大希くんむちゃくちゃかっこいいよー!!
宙組 阪急の御曹司であり愛娘、大輪の花を咲かす
2024年はなんと…ついに…ノー宙組…!!(ムラの10日間グランエスカリエ当たらず)。文字にすると結構な衝撃である。
というわけで2025年の演目だけど、2024年度の作品として語らせてください、雪組ファンの郷愁の情が詰まった「宝塚110年恋のうた」(作・演出/大野拓次)。
まず演出家マニアとしては大野くんの愚痴がたっぷりつまったプログラムで新年早々めでたく初笑いなわけですが、ここにきてまさかの大野くんの引っ張りだこっぷり。ブツブツ言ってるけど(プログラムで)私はまた晴興と泉、若き日ロック、そして恋吹雪花吹雪を大劇場にカムバックしてくれた恩を忘れはしない…!(若翔りつ兄貴に習って敬礼)
にしてもキキちゃん、いやーーー見事な大河の主人公っぷりでした。
個人的には大河ドラマ「光る君へ」第二部「宇治十帖」編の主人公に推したい(放送未定)。
しゃべ化粧のきれいなこと!紫の着物の似合うこと!!!
芹香斗亜に紫を着せるスタッフ陣は片っ端から「仕事ができる」認識する私ですから、花組時代の「新源氏物語」でちなつキキれいちゃんの日本モノ映えメイクにキャーキャーいってた身としてはもう身悶えする美しさ。絵巻物の世界とはこのことでございます…。定家こっちむいて!!叶うことならうちわ準備。
個人的にもうこれ、芹香斗亜しかいえないな!!と思うセリフ
「あれが!!??」(※京三紗先生を指すありがたい一言)
もうね…キキちゃんすぎて最高でした。大野くんそういうとこだよ!?(100万いいね!)
本当のところは知らないし、わからない。だけどやっぱキキちゃんてタカラヅカのこと好きなんだろうな~、本当に今めちゃくちゃ楽しいんだろうなって思わせる、プロの舞台。舞台って嘘がつけないし、人間性は反射して全部跳ね返る。素人の私達でもわかる。ここを楽しんでいるのか、そうでないのか。
定家であったり、沖田総司やったり、敬愛する安蘭けいさんの「恋吹雪花吹雪」を最後に歌うキキちゃんや、ずんちゃんと楽しそうに銀橋渡る姿を見るとね、心から「タカラヅカの曲が歌えて楽しい」という顔をしているし、その事実に偽りはない気がするんだよね。
いろいろ言われて、キキちゃんが今までに負ったメンタルダメージのこと考えたらもう表舞台に出てこれなくなるかもしれない。そんなふうに「グランエスカリエ」の頃は勝手に心配してた。
でももう、本当のことなんて誰にもわからないから、今のキキちゃんの舞台を思いっきり楽しむことにした。
大劇場にのる作品とそこで生きる宙組生が真実だと思って、私は今まで通り、見続けることにした。最初こそ自分がどう宙組を見るのかわからなくて不安だったけど、幕が開いたらいつもどおり美しくて役をイキイキと演じるキキちゃんがいた。キキちゃんの舞台に対する思いや、「いい作品を作りたい」という思いは十分すぎるほど伝わってきた。夢中で拍手した。
キキちゃんには今までたくさんの素晴らしい演技やダンスや歌を見せてもらった。星組でも、花組でも、宙組でもずーっと、真ん中を支えながら、自分のやるべきことをひたすらコツコツやり続けた、組織人としても舞台人としても尊敬するべき人だと思ってる。
舞台のキキちゃんをただ見てきただけの私だけど、1つの記事より自分の目を信じようと思う。解釈は自由だから、自分が思いたいように思う。感じる。観て、感動する。
なかったことにはできない。してはいけない。だけど前を向くしかない。
宙組生の決死の心が見れる、雅で美しいアニバーサリーショーだった。
芹香斗亜ラスト作品「RAZZLE DAZZLE」(作・演出/田渕大輔)。た、た、たぶちくーーーーーん!!!
やればできるじゃないか~~~~!!!(パート2)
田渕くんに関してはわりと厳しい態度をとっているのは自覚している(ゴメンネ)。でも今回、「応天の門」の「やればできるじゃないか」から記念すべき2回目の「やればできるじゃないか」です(何様だよ)。
ついに田渕くん、大劇場に必要な照明の明るさを把握してくれましたか!?
舞台が…舞台がずっと明るいよ!!!
(※当たり前)。
今回の「RAZZLE DAZZLE」はいいサヨナラ公演だった思う理由のひとつに、
「私が一番愛でてきた芹香斗亜(=おしゃれで軽くてまあまあテキトー)が見れた」
ということがあります。レイモンドの「なんやかんやあるけど、最後は全部うまくいく」という芹香斗亜の名に恥じないレイモンドのテキトーっぷり。
よい。実によい芹香斗亜である。(太鼓判)
俺達はこんな芹香斗亜を待ってた!!!!と田渕くんに駆け寄って握手したい気持ちになったのは初めてだぜ(←「初めて」いうてもた)。
なんかね~…レイモンドがね、絶妙にチャラいんですよ。言い方、考え方、全部チャラくて全部テキトー。だけど、「こんな人嫌やな」をギリギリのところで
「でもレイモンド、みんなに優しいんだよな」
「でもレイモンド、ドロシーには紳士なんだよな」
「でもレイモンド、一生懸命なんだよな」
…と「でもこの人と一緒にいたらきっと楽しいな」に見事回収していくのが芹香斗亜のすごいとこだと思います。芹香斗亜の高田純次化。
とかいいながら「僕が結婚するんで、その代わりスタジオ立て直して」とまっぷー社長に懇願するとこで「キキちゃんの「おれのことはいいから早く」芸でちゃったよ!!」って叫んでしまいましたけどね。
「キキちゃん、そういうとこだよ、なぁ!?」って思わず月組の鳳月さんにZOOMしたくなったこの気持ちどうしてくれる。(業平まで待ってください)
通称「芹香斗亜のおれのことはいいから早く芸」とは、学名「芹香斗亜の犠牲芸」といいます(学名とは…)。「犠牲」って言葉はあまりに言葉が強いので、マイルドにして(なってる?)
「おれのことはいいから!早く(先にいけ)!!」
って「キキちゃん(のやる役)そういうこといいがち~」みたいなイメージ論のことです。(解説終了)
キキちゃん昔から「自分を差し出して相手や周りの幸せを願う」という自己犠牲の化身みたいなとこがあるよね!(※個人の見解です)。ジャー(「金色の砂漠」)も、べーちゃんはあなたと一緒にいるほうが身分とか金はなくとも幸せなんだけどな!そこんとこわかってやってよ!て何度もあたいはべーちゃんの気持ちを代弁していましたよ(届きません)
別にこれがいいとか悪いとかじゃなくて、レイモンドが「(代わりに)僕が結婚するんで、金はスタジオに充ててくれないか」って言い出した時、あーこれ、キキちゃんにしかできない役だなって思ったのね。
この人は恵まれている自分もわかっているし、自分がもっているものもわかっている。だからこそ、自分が我慢すれば周りが幸せになるんだ、みたいな考え方がするっとできちゃうんだと思う。キキちゃんが理解できるからこそ、レイモンドもそうできる。
悔しいけれど、田渕くんはよく見てると思ったわ(誰やねん)。
もしこれが咲ちゃんやちなつさんがレイモンドであれば、「会社も、親の金も、ドロシーも」って全部手に入れるし(手段は選ばない帝王タイプ)、ひとこだったら「ドロシーと結婚する(の一点張り)」って逃避行になると思うんだよな(愛が何よりも大事タイプ)。
ま、完全にイメージ論ですけど、「僕が我慢すれば丸く収まる」っていう芝居、キキちゃんじゃなきゃ説得力を持ってできないな~って思うわけです…トップになってまでも他人を優先する!?と思いつつ
…これが、芹香斗亜…!!(※望海風斗さんの声でどうぞ②)
重ね重ね今回の宙組公演を見てて思うことは、やっぱキキずんはもーちょっと見たかったな~ってこと。コレに尽きる。
やっぱいいのよ、神戸と横浜コンビ(?)。
しつこいですけど「ちょっとパスタでも食べにイタリア行こうか」と当たり前のようにファーストクラスで成田から金曜日の夜に飛んでしまうような成金兄弟やってほしかったんです。セリフにバラが飛ぶような天上の住人たちの会話。リアル一条ゆかりの世界ができるのはキキずんだけだとー思ってたのにー!!!(ハンカチぎりぎり)。
色気しかないキキ定家の後ろを「ねーねー、てーかてーか~」みたいにマンガなずん八千代がてててて…って追いかけるのが大好きでした。一生見ていられる。
あと、今回の作品で一番の当たり役は瑠風くんのシャーリーンだったと思う!もえこちゃんの歌はやっぱりいいし(「恋の曼荼羅」も最高でしたね…)あの当たりの強い「え?なんでセリフと歌詞覚えなきゃなんないの?(このあ・た・し・が!)」みたいな傍若無人シャーリーンちゃんの「レイモンドはATM」みたいな態度が最高でした。(「オレ、ATM」みたいなキキちゃんもこれまた一生見られない。レアキキすぎる。)
まあ、いろいろあるのはわかるけど、ワタシ的には「こういうキキちゃんを私はずっと見てきたから、やっぱり最後もキキちゃんらしくてよかったな」と思った派。たとえ演じるだけでも、無理してほしくないんでね。最後まで明るく、キキちゃんらしく演ってほしい。
闇落ちするアーサーも、極悪人メディチ家筆頭のロレンツォも、力技でねじ伏せたル・シッフルも全部芹香斗亜だった。キキちゃんがやってきた役はどの人も人間らしくて、奇人だろうと変人だろうと、どこか憎めなくて何より面白かった。
でも、やっぱり私は明るくあっけらかんと
「ごめんなさい、僕お金持ってるんで♡」
「ごめんなさい、箸より重いもの持ったことなくて♡」
「ごめんなさい、幸せで♡♡」なキキちゃんが大好きだ。
だから、堂々と胸を張って、明るく、芹香斗亜らしく。
最後まで「私のおかげでみんなハッピーでしょ~!じゃね★」といって笑ってここから旅立ってほしい。
キキちゃん、今までありがとう。
なんだかんだ、私はあなたのラムセスが一番「リア恋」枠だと思ってます!!

オレ、ATM
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書ききった~~~~~~~~~!!!!(※3月です。)
きっとこれからもいろいろある。あることも、ないこともいろいろ言われる。
私も、思うことはきっとこれからもいろいろあると思う。
言ってはいけないこともいってしまうかもしれない。それは中も外も一緒だし、「気をつける」としか言いようがない。
だけど、私は見続けることをやめないと思う。もう20年以上見てて、今更やめ方がわからないと思うのもある(笑)。でもそんなとこ全部含めて、タカラヅカだ。もちろん義務ではないし、見続けることでつらくなる人や嫌な気持ちにだってなる人もたくさんいるのもわかる。それは人間だし、観劇は趣味だし自由なので、つらくなることは即やめた方がいいと思う。
義務感や嫌な気持ちで見る観劇は、自分にとっても相手にとっても失礼になる。
けど、いつでもやめていいし、いつでも戻ってきていい。タカラヅカは、それでいいんじゃないかなと思うのです。
「あんなきれいな舞台を、きれいごとばかりでできるわけがない」。
舞台に関わっていた友人がいっていたのを思い出す。
きっと舞台裏では信じられないことがたくさん起こるのだろうし、壮絶な世界なのだろうと思う。
だけどね、それでもやっぱり、私はあの舞台を見続けていたいんだよね。
元気がもらえる、ハッピーになれる、キラキラとした非日常。誰が一節歌ったとか、セリフを言ったとか、役がもらえたとか、ささいなことで一喜一憂できる世界。「あの役をやってたのもあの子だったんだ」っていう小さなつじつまがあうのがたまらなく嬉しいし、「そうそう、これが見たかったんだよ!」っていう自分にとって「それが正解です!!」みたいなショーにはお金と時間とチケットが続く限り、永遠に見ていられる。何が起こっても、そこには「好き」がつまっているのだ。
舞台の上で、一生懸命生きているジェンヌさんが好きだ。
一生懸命歌う、踊る、芝居する。
彼女たちが持ってる全部の今と全部の情熱を見て、私も明日も頑張ろうって思える。
2024年度も、たくさんいい作品に出会えたこと。心から感謝です。
私のくだらない話を美味しいものを頬張りながら聞いてくれる友人様々。美味しいところ見つけたんだよ~という言葉にさくっきてくれるとフッ軽なあなたたちが大好きです。
「観劇行くから会おう!」と連絡をくれる遠征友人。いつもありがとう。無理しないで、いつでも誘って!
タカラヅカから離れても、違う沼で元気にやっている友人。今でも「あなたこれ好きだと思うわ」とレコメンドくれて大感謝!
ブログ、X、私の言葉や文章に「いいね!」をくれる皆様方。あなたの「いいね」があくるさんの明日を支えます…!(礼真琴並みの選挙節)。本当にいつもありがとうございます。会ったことのない方でも、一瞬にして友達。それが私達のいいところ!(PUFFY)。
そして、言わずもがなですが。
毎度違う感動、驚き、笑い、涙、予測不可能なエンタメを作り続けるパワースポット劇団「宝塚歌劇団」に感謝と愛を込めて。
ときに「こんな素晴らしいものを…ありがとうございます…!」とひれ伏し、ときに「ないと思うわ~」とツッコみ、最終的に「でも楽しいからそれでよし!!」というサークル・オブ・ライフをぐるぐるしておりますが、大きな愛でゾロ目の111周年も見守りますよ。今年もよろしくね!
それでは、2025年(すでに3ヶ月たってますがね…今週あーさお披露目ですよ…)も
あなたにとってたっくさんのいい作品、いい贔屓に出会えますように!!
次回の大劇場公演のロビーでお会いしましょう♪それでは、また!

110周年、95期トップトリオに立ち会えたことに感謝(アンカー礼真琴ファイト!!)
2025.3 あくる