TRUNK DIARY -ナナメカラタカラヅカ-

宝塚見て早半人生。まだまだ未知の世界すぎて幸せ。

強くて優しい世界一の人たらし、朝夏まなとが旅立つ日がきてもその日が来るまで

このタイミングで、宙組エリザベートのブルレイが届くという

運命を感じました。

 

いつも「こんな世界いつでもやめてやる!!!」とか、

「もう石油王と結婚して足あらって金を湯水のように使い

好きなように生きる!!!!」とか、くだらないことばかり仕事中に

考えるダメな社会人なのですが、実際仕事をやめることはなく、

早2ケタの歳月が過ぎています。

 

生きているといろいろあります。

信用していたバイトの子が辞める、とか、上司に言われたことで

すごく傷ついたりとか。特に、自信を持っていたことになにか言われると

さすがにへこみますし、それは仕事以外でも、生きていれば

絶対あることなんだな・・・と当然のことを思ったりした昨日の今日で。

 

まぁ様は絶対にない、となぜか思い込んでいた「朝夏まなと退団」が

目に飛び込んできたとき、さすがにこれは、と思いました。

 

これはこたえるなー・・・昨日の今日だよー・・・と何度も思った。

だけど、どんなに泣いても落ち込んでも、この発表がひっくり返ったことはない。

 

正直もう昨日の発表でかなり神経が弱っていたので、今日で追い打ちをかけられて

あたしもう見れないかなー・・・もう自信ないなあ、と思った。

大好きな人がこんなにやめていく残酷な世界を、もうこれ以上見れないかもなあ、と

ぼんやり明りの消えた仕事場でちょっと思いました。

 

どんどん好きな人が辞めていく。

好きな世界がだんだん好きな世界でなくなっていく。

その世界をずっと笑って見続けられることができるのか。と

まぁ様とみりおんのトート閣下とエリザべートの最期を見ながら

ぼんやり考えていました。

 

まぁ様はあの笑顔で、いつも明るくて、何事にもめげなくて、チャラ男だけど

優しくて、みりおんを笑って送り出す度胸の持ち主で。

 

そして、自分はひとりで去っていく。

 

いつもいつも、弱い人間にはまぶしい、残酷なほどの笑顔を誰へだてなく

見せてくれる人。

何にも知らず佐賀からひとりで宝塚に入って、軍隊の音校時代を過ごして、

あの花組に入って、わけがわからないまま抜擢され続けて、

あなたが二番手です、という二番手らしい役をできないまま不安だけを抱えて、

トップになったまぁ様はすごく優しくて強い人だと思います。

 

「優しくて強い」という表現では失礼だと思うほど、まぁ様が歩いてきた道は

たぶん普通の人では乗り越えられないものがいっぱいあったと思う。

 

まぁ様だから乗り越えられたこと。

だから宝塚の世界に、「朝夏まなと」という存在が、名前が残るということ。

 

花組時代は「まぁくん」だったまぁ様がいつの日か当たり前のように

「まぁ様」と呼ばれる時代が来たのは、偶然じゃなくて必然だったことだと思う。

 

こんなに強くて優しい人がいつまでもただの人でいるわけがなくて、

宙組の太陽になって、あんなに優しいリフトができる人になって、

下に慕われて、上に愛されて、同期が誇りに思う「まぁ様」は確かに、

「まぁ様」だったんだ、となんとなくすとんと落ちました。

 

みんなを愛したまぁ様は、いつまでもみんなに愛されるまぁ様で、

愛することを教えてくれたまぁ様はやっぱり眩しい。

 

きっと「まぁ様がやめた世界を見るのはいやだ」とかいう私みたいな人間を

まぁ様は笑って、あの笑顔で「そんなこと言わないでよー。みんな可愛いんだから!」と

笑顔でウインクでもしてくれるんだろう。

 

世界一の優しさと、人の痛みがわかる強さを持つ、

朝夏まなとを愛さずにはいられない。

だからなんでとかそういう言葉はもう聞き飽きた!と笑い飛ばされる。

その明るさで救われた人間がこの世にはいっぱいいるよ、まぁ様。

 

世界一の人たらし、まぁ様が旅立つその日までみんなまぁ様に守られて

暖かい居心地のいい宙組のままでずっといて

そしてひとりで去るあなたを、ずっとずっと、まぁ様がいてくれた世界を

ずっとずっと見続けるために

 

明日も働くか、と「死ねばいい!!!!」と言い放つトート閣下の前で

「かっこいいいいいいい!!!!!!!」と私は生涯、言い続けます。

 

まぁ様、あなたの作った宙組は美しいです。

心からありがとう。

 

11月まで、みんなをその大きな腕で守り続けて

私たちも、まぁ様の太陽のような笑顔をその日まで見続けるから。

 

宙組トップスター朝夏まなとはまだまだ終わらない。

これからだよ!とウインクをするまぁ様を好きなまま、

ずーっと好きなまま。

 

絶望を感じた昨日に別れを告げて、一歩踏み出す「感謝」の気持ち。

 

宝塚に入ってくれてありがとう。

宙組トップスターになってくれてありがとう。

美しいダンス、美しいリフト、美しい舞台を見せてくれてありがとう。

宝塚はこんなにも素晴らしい!と思わせてくれてありがとう。

 

「絶望」から「感謝」に私の気持ちをつなげてくれてありがとう。

 

まぁ様だから思えたこと。

 

すべて、全部、ありがとうございました。

 

11月その日まで、「働けよ」というであろうまぁ様の言葉通り

働いて、自分の行くべき道を間違わないで、まぁ様を見ていきます。

 

朝夏まなとは、私にとってずっとまぶしい太陽でした。

たぶん、一生忘れない。

 

朝夏まなとが築いた世界は、美しくて、希望にあふれる優しい世界です。

 

 

 

 

 

 

さて、まぁ様が働けといったなら明日も潤滑に経済を回すために働くぞ!!!!