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壮一帆というスターの考察

今日は大切な方を考察したいです。

久々のスター考察シリーズ。

私、今日大切な人を考察します。(くどい)

雪組トップスター壮一帆さんです。

【この人選の理由】

私、どうにもこうにも勘違いされているらしく・・・
もう考察で「私が壮一帆さんを尊敬し、敬愛しているか」を
語るしか、ないなと。

それは5月の「ベルサイユのばら―フェルゼン編―」の感想。
あのとき、私はひとことも壮さんに触れず、じいの脚本演出に
ネチネチと文句をつけてばかり・・・

まことに、申し訳なかったです(土下座)。

私、昨日自分のベルばらの記事見て今すぐ削除したいと
心から思いました。本当に申し訳なかった!!
壮さんファンの方にも申し訳ないし、雪組ファンの方にも申し訳ない。
お前なんて豆腐の角に頭ぶつけてしまえ!(で、それでどうなる)

そしてこうなった。「あくるさんは、壮一帆が嫌いなのか?」

・・・と ん で も な い お は な し で す  。

私「あさきゆめみし」新公頭中将のブロマイド持ってますよ(実話)。
ほんと、第一次花組時代から好きでした。

「花Pよ、なんとかしてくれ壮一帆を!!」

と心から思っていました。ついこの前までの七海ひろきさんを思う状態でした
(「七海ひろきさんをどうにかし隊」と「壮一帆をなんとかし隊」は
ほぼ同じ活動内容)(→黙って、見守る。)

でも・・・花組には82期同期の怪物・蘭寿とむさんがいる・・・
ちなみに蘭寿さんも好きな俺・・・結局82期が好きな俺・・・
(さららんもあひさんも涼さんも好きだった俺・・・)(なんだよ気が多すぎるよ馬鹿野郎)

蘭寿さんはね、放っておいてもなるときがくればなると思ってたので
そんなに心配などしてなかったんですけど(意外に時間かかったけど・・・)
壮さんは・・・不安だったー・・・なんとかどっかで主演はできないかと・・・
探したー・・・(お前が探してどうする)。
あの時代の花組さんの集合日は・・・怖かったー・・・・

【そして第一次雪組組替え】

そして、ついにこの時が来た。
雪組組替え。ついにその日(それロミジュリ)
なぜか朝の番組(これがめざましだったかTBSだったか思い出せないのですが・・・
どっちかの朝の番組)で「愛燃える」の新公が特集されたんですよね。
壮さんとまひるちゃんのインタビューが流れて、
壮さんもあの頃は若く「ドヤ顔」という言葉もそんなに浸透していなかった時代、
サバサバと今と変わらない切れ味で話す壮さんがとってもらしくって
嬉しかった。あのサバサバ度のレベルは負けてないまひるちゃんと

「このふたり本気で愛燃えてるのかよ!!!」

というくらいサッパリとしたしゃべり口調。
この頃はCSも開局前だったのでこういう特集は新公が見れない私たち地方組は
涙が出るほどありがたかったです。ありがとう、フジ(あるいはTBS)
(そのビデオテープ持ってるんだけど、もう再生できないのよ・・・)
(うちにビデオデッキがないのよ・・・)
(宝の持ち腐れよ・・・)(で、どっちかわかんないのよ・・・)
(フジだったかTBSだったか・・・)
(ま、どっちでもいいよねそんなこと)(まったくだ)

それからというものの、怒涛の壮一帆時代到来。
新公主演、バウ主演、いつのまにか本公演でも大事な中堅スターになっていく。
そして、どんどん存在感が増していく。

こんなに面白い役ができるようになったか!!
と思ったのは雪組時代ではここでも何度も言ってるけど
大劇場公演の「Romance de Paris」のディディエです。
この頃壮さんは爽やかすぎて線が細いとか、頼りないとか言われてた気がするけど
ディディエは私は大好きでした。

大劇場では初めての大きな役だった気がするし、
朝海ひかるさん演じるヴァンサンの敵・・・役?と、いうか
よからぬことをする役なので何度見てもあきなかったし、初めて日比谷に行って
演出が変わってて「なんで!!マ サ ツ カ ! ! 」と
思った公演でもあった・・・
(大好きなシーンだった「奥さんのとなみちゃんの白いコートを持ってあげて、
さみしく微笑み、銀橋を渡る」・・・という大劇場で大ハマりした一連の演出が
銀橋は渡るけどとなみちゃんのコートは持ってあげないでさっさと
ただ渡るだけになってた。
これを今でも覚えているのが我ながらその執念怖い)

【キムシンに愛されて】

間違いなく、壮さんはキムシンこと木村信司氏のミューズである。
それがいいことなのか悪いことなのかは判断できないが
(いや彼ね、波があるんだよね私がいうことじゃないかもしれないけど
当たりはずれが大きすぎる気がするんだよね)
間違いなくミューズである。

①「スサノオ」 月読

祭りじゃーーーーー!!!!!!
壮一帆祭りじゃーーーーーー!!!!
と友人と騒いだ公演。まず配役を見て「月読!!待ってそれ授業で聞いた!!!」
「結構重要な役だった気がする!!」とも思った。
今思うことと思えば「古事記くらいちゃんと授業を聞け、自分」である。

②「明智小五郎の事件簿 黒蜥蜴」 波越警部

「♪結婚してくださーい・・・」

うん、するする!!!(そんな軽いノリの歌ではない)
車のハンドルの握り方に震える。
なにあの人トレンチ似合いすぎるしあとあの春野寿美礼さんて
本役さんだった人と並んで車乗ってる・・・!!!!
どこまで成長してんの壮一帆!!!
そしてキムシンの作品で個人的に一番好き。(それ関係ない)

※本役さん・・・「タンゴ・アルゼンチーノ」の時のマイク(アメリカ)。
カルフォルニアの青い空です!」の彼。壮さんが爽やかすぎて目が瞬く。(また金髪)
ちなみにあくるさん、「タンゴ・アルゼンチーノ」の配役で世界史の連合軍側と
同盟軍の国を覚える。この時どれだけシューイチローコイケに感謝したか
計り知れない。ヅカヲタやっててよかった・・・!)

③「虞美人」 劉邦

もう壮一帆へのキムシンのありったけの愛がつまったような役であった・・・。
またそれが壮さんハマってて美しすぎた。
私壮さんの中国もの大好きです。あの顔に一番ハマるメイクだと思う。
ちなみに、花野じゅりあ氏の悪女ぶりにハマる俺。(それ今関係ない)

【第二次花組時代を迎えて】

壮一帆、再び花組へ戻る。
再び花組の集合日に不安と恐怖の感情が湧き立つ日々、到来。

「いやいや、ここまで来たらなるっしょ」

と思いつつ

「いや、もう無理なのか・・・?」

と親に心配されるほど情緒不安定になる。
私、そんなにトップトップってこだわらない方なのですけど
(なる人はなるし、ならない人はならないし、輝き方にも人それぞれ)

壮さんだけは、花組時代を見てみるとあまりに二番手時代が長かったし
トップになる人の器と実力を兼ね備えていると思っていたので
どこでもいいからなってほしかった。

一方、蘭寿氏との同期コンビ復活も嬉しかったりして
どこまでも同期萌えなのはどうなの自分、と思いつつも
「ファントム」で胸躍らす日々が続く。安定のみわっちもいたりして、
花組のこの直角三角形が続けばいいのに・・・と思わずにはいられない。

だが時は無情にも流れる。
音羽麗退団、朝夏まなと組替え、春野後期・真飛聖時代を彩った
スターがどんどん花組を去る。
このまま永遠に続く、なんてことはタカラヅカにはありえない。

壮一帆、このまま終わるのか・・・

それはあまりに無情すぎないか・・・

真飛聖氏のときの花組があまり回数が見れなかったため(いろいろ重なったもので。
就活とか卒業とか、就活とか)
真飛氏のときの二番手時代を思いっきり堪能できなかったのが心苦しいが、
当たり前のように彼はそこにいる。

そして、今はフェルゼンとして堂々と主演という立場で舞台に立っている。

私が初めてキャトルで買ったブロマイドは、舞台も見てなかったのに
金髪の頭中将の壮一帆でした。

あらためて公演感想のときいえなかった言葉をここでいいます。

壮一帆さん、雪組トップスター就任おめでとうございます。