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やっぱり三度の飯より雪組が好き。「Music Revolution!」感想

やっぱり三度の飯より雪組が好き。(結論)

 

ということでこんにちは、あくるです。

 世間はたぶん(っていうか絶対)明日海りおさんサヨナラモードだと思うんですけど、あえて空気読まずに参ります。ごめんよ、ムラ千秋楽ちゃんとライビュ行くよ!!

 と!!いうことでね!!!BDが無事届いたんですよ!!!

壬生のほうで凪様土方のスターアングルみたらし団子映像がなかったのは末代まで恨むぞ、石田…←お門違いの恨み

相変わらず「そうそうこれこれ中村B!!!!!」っていうお約束テンプレのオンパレードでもう三度の飯より中村Bが作る雪組ショーが好きな私は

「とりあえず全員板に乗せる中村スタイル!!!!たまらん!!!!」

「そうね、今回も舞咲×叶のソウルフルに歌い上げますコンビは使うよね」

「ひとこの!!!!軍服!!!!わかる!!!!(なにが?)」

「綾+懸っていう若手ダンサーシンメって中村Bますますやめられないですね☆(雪組専属を)」

「あ!!や!!あ!!!や!!!わかる!!!!(なにが?)」

「凪様…(ダイイングメッセージ)」

となる今回もフルボルテージで参ります。えぇ、雪組となると私頭おかしくなるの自覚症状あるのでご容赦ください…おもさげながんす…。

 

雪組「Music Revolution!」

プロローグ

オープニングのトリに凪様を使う中村Bな。

わかってらっしゃる…さすがやで…!!

この最初からボルテージ上げてロックかますところ、そして「スター登場するのでね!!!どーんと行きまっせ!!!」っていう親切構造が中村Bの好きなところです。

 プロローグから余すことなくワクワクさせてくれるこの感じ。あやなと懸がしっかりプロローグから入っていることにやる気が見えてすごくいいです。(やる気も何も…)うん、バレてると思うけど私ダンサーオタクなんであやなと懸は贔屓目100%でいくよ☆(ニコニコ)

あとあーさ→ひとこの歌い継ぎで「はじめくん、また会えましたね」「総司、元気だったか」っていうアテレコ入れるのも忘れない(芝居引きづりすぎ)。

 このスターの歌い継ぎっていうのが 私本当に好きで問答無用でわくわくしちゃうんですけど彩彩をぶっこむっていうか全体的に「俺は彩彩が好きだぜ文句あるか!!!」な中村Bがね…好きすぎてどうしよう…(なおこの問いかけは今後100回は続きます)そうだよね、彩彩は雪組の宝だよ…!!!(←これもあと100回あります)

 

カチャとひらめちゃん銀橋(カチャおじさんになるの巻)

カチャの黒髪とシケがどうしてもたーたんさんを思い出すアレ。

 雪組だからかな…絡むのが若くてかわいいみちると潤花ちゃんだからかな…なんていうか若い子前にしてデレデレしてるカチャさんに「よかったねえカチャさん(若くてかわいい女の子っていいよね)」ってなる。そういう風に見てる私がたぶん一番オヤジです。

ひらめちゃんがうまくて可愛くて大好きなんだけど潤花ちゃん…潤花ちゃんかっわ…!!

 

革命と独立(ひとこの三白眼軍服)

 はい、第一鳥肌シーン。舞台機構ですよ…いや見て…?布バサーッて落ちてから1号セリ回って降りてくるんですよ…?その上にはあーさとひとこが軍服で踊ってるんですよ…しかもひとこに至っては三白眼モードですよ…?これに興奮しない雪組ファンいたら挙手で教えてほしい。(こわい)

 あと、漆黒の髪の上に赤い軍服って相変わらず絵面が最強✝朝美絢☆(←いいたいだけ)

 私この中村Bの出し惜しみなく舞台機構使って使って使いまくる(大劇場で演出できる特権はフルに)のスタイルが本当に好きで。こんな恵まれてる舞台機構ある劇場って日本でも本当に少ないと思うの。セリ回って、盆も回って、銀橋はあって電飾ギラギラ、それを自給自足でまかなえる贅沢…!!(芝居で上田女史が「使わなきゃ損でしょ」って当たり前のように使いまくるのも好き)

 もうここまで見て「はあ本当に楽しかったですありがとうございました…!!!」ってなりそうになった。まだまだ続きます。

 あと、ここの場面望海さんのガウチョ姿…すごくない…?巻き舌はもちろんなんだけどスペイン帽ですよ、あなた。めっちゃ似合っててかっこいい。ターバンとかロシア帽とかこの人頭に乗っける装飾品が似合いすぎるので「小物使いの望海風斗」って影で呼んでいるんですけど(スタイリストのニックネームにありそう)こういう独特の「いやそれクセがありすぎますよね」っていう小物私物化しちゃうのすごいスキルだと思う。

 あ、凪様は似合うレベル超えてかっこよすぎてもはや直視できないです☆(好きすぎるだろ)

 

ジャズ(彩風咲奈様の体構造とは)

彩風咲奈率いるダンサー場面にハズレ無し。

 ありがてえ…ほんっとありがてえ…。しかも御曹司彩風咲奈さん綾凰華、縣千っていう鬼に金棒な動けるダンサー手に入れちゃって怖いものなし☆そこにダンサーオタクが舌なめずりしておかわりしちゃうブライアント先生ときたら!!あなた!!!

楽しすぎて動悸が止まらない。(医者行け)

 トランペット、サックス、ソフト帽にゆるめたネクタイ。ああ、楽しい楽しい楽しい(エンドレス)。

 カリ様のソフト帽がかっこよすぎて3度見したことと雪組娘役のソフト帽が好きすぎて頭おかしくなりそうです(もうなってるから安心して)。ジャンプまで揃う雪娘…シンクロ率ではどこの組にも負けません☆っていうプライド…(泣いてる)

 さきちゃん…いや、こう呼ぶのは恐れ多い。彩風咲奈様に至ってはキングオブダンサーというべきか。彩風咲奈様で「This is it」とか見たいわあ。えっ体の構造…?ってなるテクニックと魅せ方。咲奈様は手足が長いけどもたつかないんですよね…時々「え?余ってるよ?」っていう感じにすらなるという。あとね!さきちゃんの目の下にしっかりめのアイライン(紫)いれるのすっごい好きだ!!

 で、そのキングオブダンサー(御曹司)の両サイドが綾凰華(踊る王子様)と縣千(大型ルーキー)ですよ。特に懸。でかいのに動けるって最強だな。彼にはすこぶる野生児っぽさがあってすごくいいです。「だから懸うるさいわ」ってずっと言っていたい。(好きな子にはそっけない、そう小学生3年生の心理です)。対するあやなのガラスのような細さと繊細さはずっと閉じ込めておきたい儚さがありますよね…(で懸が隣でそのガラスを破壊する)雪組のnew茶番(ネタ)

 

クラシック(中詰/とにかく楽しめ雪組ショー)

 あーさの声で幕開け中詰。THE中村Bマジックまだまだ続きます!(あーさってこんなに歌えるっけ?ってくらい声が通って男役の声でいいわ~)

衣装の話になるんですけど、宝塚くらいだよね?ベートーベン的フリルシャツをこんな色の洪水に仕立て上げちゃうところ。え?だってフリルシャツだよ?それを

×オレンジ(妖艶な紫に明るいオレンジ仕立てました)朝美絢(絵面が強い)

ペパーグリーン×ピンク(さわやかさの中にも甘さを醸し出す)永久輝せあ(必殺技は三白眼なのになぜかパステルを着こなす御曹司)

ピンク×水色(少女漫画の王子様を色づけるならこんな色)綾凰華(白馬がペットです)

×黄色(THE単純!原色!わかりやすく目立ちます!)縣千(でかい)

この配色、中村Bゆきんこ大好きだろ(知ってるよ私もさ)でした…(また泣いてる)

 で、中詰でホリゾントいっぱいにひとりで舞台を使う凪様が好きさ☆(ハイライト)

 他の追随を許さぬMr.雪組、彩凪翔。オープニングではトリ、中詰ではソロダンス、常に二番手彩風咲奈の王子様をキープ。(さきちゃんは初舞台からずっと凪様一筋←これが萌え)

威風堂々をこんなに朗らかにこんなに明るく歌う雪組大好きです。(確認)

いや…本当にいい組だよなあ…(これあと100回続き(以下略))

 

Dance Revolution(ひとこ!ひとこ!!ひとこ!!!)

 私がひとこを「あの子は誰!?」ってなったのが「My Dream TAKARAZUKA」で娘役をリフトしてるときでした。なんか雪組の中に花組っ子がいる~!キラッキラしてる~~!!って思ってた。それが今や、雪組の御曹司で今度花組に旅立つんですね…。

 「宝塚はひとつだし、花組でもひとこはひとこだし(私見るし)」って思ってるんですけど…寂しいです。雪組・永久輝せあは大劇場では見納めだったんだな。…私ほんとに、何してた?(赤坂でれいちゃん見てた。)

 こうやってショーの1場面を背負って立つひとこを見れてよかったです。国際フォーラムかならず行くよ!!それにしても、ピルエットをこんなに大人数でやるの初めてみたかも。で、ここにもあやな懸…くう…たまらんなこの動けるダンサーシンメ…

 

Music is my Life(望海さん円熟期)

 Music is my life...本当に望海さんのジェンヌ人生を表したような言葉だなと思います。この一言で「望海さんのための言葉だな」って思うくらいわかりやすい。きっと私が劇場でこれを見ていたら歌いながら幸せな気持ちで帰ってた。

 ああ、もうたまらなく雪組が好きだ!!と思える場面に出会えて本当に嬉しい。ええ、私はここで壬生より泣きました。

 このショーは全員が主役なんですよね。いや、中村Bの作品って全員が主役になるので組ファンは本当に宝物に出会えたような気持ちになれるんです。大切にしていることがわかりやすく伝わってくる。この人の歌が聞きたかった、ダンスが見たかった、真ん中に立っているのを見たかった。それを叶えてくれるのが中村Bショー。本当にありがとうございます。

 ここでしっかりおーじとりーしゃ(いぶし銀コンビ)を使うのが外さない感じで素敵です。みなさん、雪組の黒燕尾を生で見る機会があればぜひおーじ(っていうかなおさん)の黒燕尾を御覧ください。毎回凄まじいです。(豆知識)

 

サッチャナ~イト♪(あやなが青を着てる!)

いやもう彩海せらくんですよ。

 いつもはきゅんにきゅんきゅんするはずの私が「彩海くん!!!(ギラッ)」となりましたから。え?きゅんにはきゅんとしたけど(ぶれない)※きゅん…眞ノ宮るい

 彩海くんは顔面使って歌うのがいいよね。かわいいなー…雪組ファン寿命また伸びた)

 

ロケット(潤花祭り

潤花!潤花!!潤花!!!!(うるさい)

 もーーーーほんっとかわいい。スポットライトがあたってないところでもあたっているかのような潤花スマイル。可愛い子には言葉はいらぬ。あーかわい。

 

Maria Mari(ネイビー真彩希帆)

 まあやちゃんは赤!とかショッキングピンク!!とかオレンジ!!が似合うのすごい好きなんですけど(ほわっとした色よりも断然原色のほうが似合うと思う)ここの紺色のお衣装すっごく素敵ですよね。で、ボブ!ボブたまらん。

 まあやちゃんは「う、それめっちゃ好き…まあやちゃん…わかっておる…」っていう技をしっかり使うので侮れません。ニーズキャッチ的確。キラキラ光るラインストーンが上品でいいなあ。基本原色色の洪水なのに時々渋い色を娘役に着せる中村Bこれからもよろしくおねがいします!!!(三指)

 あと凪七さんがここにきて佐藤浩市のような中年オヤジの魅力を鈍く光らせてていいです。このギラついた感じ、たまんないなー!!(っていう私がオヤジです)

 

フィナーレ(ここを繰り返し見るためにBDを買いました)

 さて…そろそろフィニッシュです。ここで畳み掛けるフィナーレ…興奮も最高潮ですよ…!!(私ライビュとお茶の間観劇でもこうなので生だったらたぶん大劇場のAEDにお世話になってるんじゃなかろーかってくらい毎回やばい。滾る。)

 まず…ひ、平澤せんせえーー平澤先生の黒燕尾ーーーーー!!!!!ああ、もう一瞬でわかりますよねこの「シンクロ命!!一糸の乱れも許されない!!!」っていう平澤黒燕尾のアレ。

 話がちょっとずれますけど平澤黒燕尾が計算ずくでとにかく理詰めで構成されているような大階段なんですよね。それで本当に計算通りに踊りこなせてしまう雪組ってすっごく日本人的で、生真面目でクソ真面目で神経質なんだと思います。きっと「カウントフリーで」って言われても点呼とってカウントとって練習して…っていう血液型はA型ですね、って思う(B型の私から見れば)。でもそのクソ真面目な感じがもう好きになるとそれじゃなきゃいやだって思うくらい気持ちいいんですよ。花組とか星組の黒燕尾見ると「めちゃくちゃ自由だな…」って圧倒される、価値観の違いに(花組は「みんなと違うのが個性(AB型)」星組は「そもそも揃える気がない(B型)」っていう印象。いやだからめっちゃ面白いのよね~花組星組の群舞…全員違う振り踊ってるみたいで…(ほめてます))

 で、その黒燕尾を見てて、っていうか正確には望海さんの黒燕尾を見てて初めて蘭寿さんを思い出したんですよ。私は別に蘭寿さんのファンじゃなかったけど、蘭寿さん下の望海さんを見てきたので、なんだかそれがめちゃくちゃ嬉しくて。宝塚のいいところですよね。その人がもう退団してても、ちゃんと息づいていて必ず伝承される。受け継がれる伝統って宝塚でよくいうけど、蘭寿さんが退団されてもう5年経つのにそれを実感できるってすごい場所だなーって改めて思いました。

…だからやめられないんだけどね☆(さらっと)

 話をもとに戻して、彩彩です(やっぱりかーい)彩彩…彩彩組んで長いですけど、今が一番円熟期なんじゃないかってくらい彩彩がアツイです。え?みんなそうだよね?(しれっと)いやもうすごいんですってば、両サイドの「これが雪組です」オーラ。抜群の信頼関係がそこここに見える上に毎回いうけど凪様は彩風さんのことを「サキ」って呼びますからね?で彩風さんは「凪様」ですよ?常に凪様はツンデレのツン8割(彩風さんにだけツン)で彩風さんはデレ9割(凪様にベタぼれ)っていう…ハアーーーーーーーン雪組好きでよかった!!!!(結局これ)

 彩風さんがトップになるとき、凪様以上に相手役を愛せるかが私の最重要ポイントです。彩風さんのドラマシティ、絶対に大女優が凪様だって信じて疑ってなかった雪組ファンより(みとさんでした。)

 で、凪様の銀橋なんですけど、舞咲・早花・千風・沙月(THE年功序列を引き連れる凪様にさすが雪組育ち☆(重役たちにも負けない王子様っぷり)と拍手を送ったのはいうまでもない。ええ、この4人に負けないのは現役では彩風さんと彩凪さんだけだと思います。次点永久輝。(紛れもない御曹司血筋)

 あとひとことあーさが割とすぐいちゃつくんですけど、ふたりとも絵面が強い上に個性が強いんで(あーさ→今漆黒髪、ひとこ→三白眼)もはやもう漫画にしか見えないっていう。なんですか?あの銀橋。私ああいうコマ秋田書店とかの雑誌で見たよ。秋田書店…)(なんつうか…漫画っていうより劇画っぽいんですよね、あーさとひとこって…)

 

 ということで、以上でMR!感想でした。もうなんか感想っていうか私が雪組(と、中村Bショー)がなぜ好きか?をこんこんと書いた感じになっちゃいましたが(うん…なんか結構回り道した覚えしかない)楽しかったーーーーーー!!!!

あーーーー雪組!!さいこう!!!!

 

ここまでお読みいただきありがとうございました(深々)