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「この組のトート閣下とデートしたら」話になってしまった、迷子の記事。

気が付いたらナポレオン以来の星組さんでした。

(どんだけ偏っているんだ)

 

いやー、トップが変われば組も変わる、

全体的な漂う雰囲気も変わるしこれは気のせいかと思うのですが

幕間の雰囲気まで変わる気がする。

 

私は星組さんとそんなに深くお付き合いしたことがないのですが、

私のヅカ歴で星組ピークのときが3か所あります。

ズバリ「麻路さき」時代の「エリザベート」、

安蘭けい」時代の「エル・アルコン」と「スカーレット・ピンパーネル」。

 

この「作品が好みのときにピークがくる」というのが、

申し訳ないのですが私の「星組さん」に対する熱量が測れるところだと思います。

もうこの組が大好きで大好きで、

 

「この組の公演中は私めっちゃ忙しいから本当にごめん、本当にマジでごめん」

 

と各方面に謝りまくって繁忙期みたいな病的に通う組では

ないんだけどもどこかツボをついてきて今でもふと思い出したように

映像を見直すことがある、というのが星組さんとの付き合い方です。

(言っておくが星組さんはおまえの彼氏ではない)。

 

星組さんとの初恋は間違いなくマリコ様の「エリザベート」。

雪組さんの初演は神経質な感じで(笑)私みたいなふざけた感性を

持つやつとはたぶん難しかったのでしょうね。

 

今見なおすと雪組さんの初演の完成度にはもう土下座ものだし

エリザベート」という作品は初演を超えるものはない、といわれるのも

頷ける完成度だとほんっとに、ほんっとに思うんですけど

見てると神経がピリピリしてきて、休まらないんですよ。

もうほんと、雪組初演エリザベートさんと付き合うの緊張するんですよ!

 

もう、いわゆる初デートですっごい高級品食べさせられて

味どう?って聞かれてもわ、わかりません・・・みたいな社会人と初めて

付き合った女の子、みたいな感覚。

 

もっといえば夕食食べにいこうって言われてナイトクルージングディナー

連れていかれてワインがばがば飲まされてそれがめっちゃ高いワインで

値段見て蒼白みたいな。(ますますわかりにくくなった)

 

そんな、付き合うのが緊張するのが雪組初演エリザベート

今でも時々思い出したようにガラコン見るけど(BGM程度に)

ガラコンでも緊張するよね、理事の「キッチュ」でも緊張する。

キッチュ」って本来息抜きの楽しい場面のはずなのに・・・。

 

そこでマリコさん版の「エリザベート」ときたら。

 

トート閣下!!!(※マリコ閣下のトート限定)

私を黄泉の世界に連れていってください・・・!!!

 

と、素直に思えるトート閣下なんですよ。

舞台見てトート閣下の一挙一動に、ふるまいに、仕草に(特に手!!)、

歩き方、ゾクゾクしたエリザって後にも先にもマリコ閣下だけかもしれません。

 

ちなみに私感トート閣下は以下。

 

宙組さんのトート閣下(姿月あさとさん):

 

ライト。軽め。感情が読みにくく何を考えているかわからないが

おそらくなにも考えていないんだろうなっとデート開始3秒で気づいて

楽になるデート。気づいたらコムルドルフに気を取られる。

 

花組さんのトート閣下(春野寿美礼閣下):

 

わがままで気位が高く、コロシテヤルと目が語っているAB型な彼。

自分の好きなところに行ってしまうのでこっちがしっかり見ておかないとと

構えてデートに挑むけれども肝心なところで逃げられる。

 

気づくと超性格のよさそうなゆみこルドルフに逃げたくなる。

ゆみこルドルフとは来週の月曜青い小さな花になってさくっと旅に出たい。

(※作品が違います)

 

 

2005年月組さんのトート閣下(彩輝直様):

 

耽美。とにかく耽美。彼の名前は彩輝直、ううんそれは違うと思うの

輝直じゃないかと思うの、と提案したくなる。たぶんデートは

蝋人形館とか、人体の不思議を唱えた美術館の展示会とかだと思う。

「人間の体って不思議だねえ」と一緒に心臓の構造を学ぶ、みたいな

理科の勉強みたいな3時間。

 

ちなみにここでのエリザベート、かの有名な歴史に残る瀬奈Jだったため

観劇後は「瀬奈Jの女装」的な残像しか残らない気もする。すみません。

 

雪組さんのトート閣下(ミズねえさん):

 

マリコ閣下と同じ属性ではあるが、爬虫類性が強く

誰よりも顔が青白く体調が心配になる。(しかし本人は超元気なので

余計な心配であったと何度も思い直す3時間)。

マリコ閣下のフィンガーアクションを思い出すクローゼットから出てくる手が

本当に白く蛇のように動くので動物園でのデートもいいな・・・

ミズナツキねえさんのトート閣下は

割と体調管理をしっかり保って挑むデート系。

 

そして何度も言うがここではゆみこさんはフランツなため、部屋の扉全開。

 

2009年月組さんのトート閣下(瀬奈J):

 

オレ様トート閣下。春野閣下と同じ属性かと思いきや、春野閣下は

「コロシテヤル」だったのが

瀬奈Jだと「オマエノモノハオレノモノ、オレノモノハオレノモノ」な目線。

元祖ジャイアン系トート。ジャイアンはトートじゃないと思われると思うが

間違いなくジャイアンだった。わんぱくで自己中心なんだけど

映画になるといいやつになる、あのジャイアンだった。

 

ちなみに気を付けないとハマるのがきりやんのフランツ。

健全でとても健康的で三食しっかり食べてそうでだんじり祭りが大好きな

きりやんフランツは本当にお嫁さんにしてって感じだった。

絶対幸せになれるもん。

 

思えばゆみこさんもそんな感じだしなんなん、80期。(※きりやんとゆみこさんは同期)

 

 

2014年花組さんのトート閣下(みりたん):

 

黒天使のサポートなしでは生きていけないよ~系閣下。

歴代で一番メンタル面が心配。むしろ、デートの待ち合わせ場所に

来てくれるかも心配。迷子にならないか心配。

ものっすごく不規則な生活してそうで、エリザベートに追い返されるたび

しくしく泣いてそうで「どんまい!閣下!」「明日は大丈夫ですって!閣下!」と

メンタルケア最優先で行こう。

 

ちなみに、ここのルキーニは胃が弱い。特に2幕はじめのアドリブが

一番の山場。少年野球を見に来たつもりで見守ろう!

 

 

・・・という話で私マリコ閣下のトートを語るつもりで始めたんですけど、

なんか方向性見失っちゃって気づけばスクロールバーがみry・・・

 

すみません。出直してきます。

 

まあ、なんでいきなりエリザの話?って言われると

そろそろ制作発表かなー・・・・

 

みたいな?

 

(おまえ言えよ、ゆりか出てくれたらいいな♡って。)

 

あと今の星組さんのショーを見た印象が

 

「自分を磨くのは自分しかいないんだぜ!!さあ、働け!!!

どんどん稼げ!!どんどん落とせ!!!!!」

 

という標語を掲げているお店のイケメンホスト集団みたいだね~・・・と

一緒に見ていたAちゃんと話していた。

 

と、いう話。本当に星組さんとはすごか組よ。