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お久しぶりです、生きてます。~不死鳥のように蘇るヅカヲタ~

え、あくるさん生きてたの?

 

…えー…どんなに忙しくあろうとも月一で更新していこう!という

低ハ―ドルでやっているブログなんですけども

(そしてそのハードルさえ

宣言していないことに気づいた。今。)

みなさんお元気でしょうか…?あくるです。

そう、もはや人影もないこのブログですが

なんとなく自分の記録としてゆるゆるやってるので消す勇気もなく。

(っていうかもう書き方を忘れてしまったってくらい

今書いては消して書いては消している状態…やべえ…)

 

でもさ、人間ってやっぱり自分が見て思ったこと、

感じたことを書き留めておきたいじゃん?

感動したことは忘れたくないじゃん?

だってそれは生きてる証なんだから!!!って

リア友(※マンガ仲間。四季ファン。フィギュアスケートおたく。

このブログの存在は知らない。)に熱弁したら

「うん…わかった、わかったから。コーヒー飲んで?圧がすごい。」

と一蹴されて彼女は町田君のラストスケートのチケットの入手方法の

大変さを語り始めました。(町田君はプロスケーター引退)

…チケットってどの

(おたく)業界も大変なのね…

↑軽くあしらわれたのにエンタメおたくの話は聞きたいチョロイ奴

っていうか町田君を語るあんたの圧もすごいよ。

本人の前では言えない小心者の私。

(というかこの友人とお茶するきっかけが

「天河のライビュってどうやって見ればいいの?」という半分解脱している身とはいえ

布教に余念がないヅカヲタとしてほっておけない案件だったので

いそいそと韓国料理をたらふく食べてコメダで11時まで粘ったのですが、

結局天河の話は15分で終わり時間の大半は彼女の町田君愛

アマゾンと楽天どっちが得かという話

彼女の異常なモバイルSuicaへのこだわりという

大変偏った内容だったため韓国料理の威圧的なボリュームだけが腹に残るという

なんともヅカヲタとしては悔いが残る女子会だった。

よく「自分の話しかしない」と評されるあくるさんが彼女の前では

その力を発揮することもなく聞き役に回っているところに彼女の底力を感じる)

…で、何の話でしたっけ?

 

6月…今思い返すと、何をしていたんだっけ?という気がしないでもないのですが

星組さんにちゃっかり行きました。

残しておきたいじゃん!!と言いながら残してねーな?あくるさん?

という白い眼を自分に向けながら近況と最近のヅカヲタ的なはなし。

 

ひかりふる路を見たよ。

 え?今更!?って思われると思うんですけど、やっと見れました。

とにかく語りたいので、次ちゃんと記事書きます。

お前はこれを見ずいったい何をしていたんだ!?息してたか!!!

(※たぶんしてない)

って思ったことすぎて、気づけば食べようとしてた「揚一番」

興奮の手汗で手の中で湿気てたよ。

 

②宝塚の本棚を作りました。

 クローゼットに入れっぱなしだった宝塚関係の書籍を1回ちゃんとしたいと

思っていたので連休でニ〇リで買ったカラーボックスに入れてみました。

…入りきらなかったです★

次の休みにもう一個購入しようと思います。(カラボを)

※書籍を処分しようという気はさらさらない(財産だから)

 

③「ブランクがすごい。」

 星組観劇の際、あろうことかお芝居であの如月蓮さんがわからなかったんです。

これはひどいと事態を重く受け止めたささめさん(ソウルメイト)が一言

「ブランクがすごい。」

…私もショックだった…あの役むしろれんれんしかしないだろ?ってね…

定期的に見ないとだめだなって痛感しました。うん。

そして幕間終演後、終始「極美くんが!!!」「極美くんが!!!!」

「極美慎が!!!!!!!」としか言わなかった自分は

なんてミーハーなんだろうと思う。れんれん、ごめん。

 

月組のれいこありドリーム止まらない。

 「THE LAST PARTY」を見てきた友人と話していて

フィッツジェラルドのれいこちゃんが異様にハマってたという話題で

「れいこちゃんは

んだ公爵を想い続けて早くあの世へ行きたいと

思っている未亡人を一生愛する役とか、

破滅的な愛とか不倫とか実らない恋をしてそうだよね~

でさ、ありちゃんはその恋が実らなくてもハイ、次!

この経験を活かして次僕頑張る★とかステップアップしてくよね~

れいこちゃんはたぶん失恋とかするとご飯食べれなくなって

失恋廃人タイプでさ、

小さなことに死にそうなくらい悩むんだけどそれを聞いてありちゃんが

「えっそんなことで悩んでるんですか?!(しょーもな!!!!)

とかって小ばかにした「(笑)」みたいな感じで

ちょっとディスってほしいなーとさえ思う!!!」

…っていう話をしてて(上の発言は全部私です)最後に出した結果が

「れいこあり、いいよね!!!

対極の感じがたまらんね!!!!!」っていう。

(…何の話なん?)

 

私、最近つくづく思うんだけどれいこありドリームが止まらないのって

たぶん不治の病だと思うんだ…(思いつめた顔で)

 

ありちゃんは見かけ砂糖菓子なんだけど中は

腹黒くてSっぽいのがいいですよね★(誰に言ってんの)

 

⑤明日海さんから風間くんへ~劇団の重い愛~

 そもそもLAST PARTYの初演話で

あくる「なんかさ~、公園かどっかで

フィッツジェラルドフットボールの少年と話しているところが

印象に残ってて、その少年めちゃくちゃキレーな顔してると思ったんだよね~

 

…のちの明日海りおである。」(語り/汝鳥伶)

友人「ねえ、そのフットボールの少年、今回風間君だったよ」

月組わかりやすい★

劇団の重い愛が今回もさく裂★

 

こういうのが楽しいですよね~宝塚の再演★

(めちゃくちゃわかりやすい配役する

宝塚への愛しさが日増し)

そしてあくるさん、10数年前も「とりあえず顔のきれいな子」は

チェックを怠らない。面食いにもほどがある。

 

⑥サイトーくんの偏愛がもはや愛しくなる

 サイトーくんて本当に愛され演出家だな~~と思うんですけど

(「サイトーくん、今回も濃い(^^)」

「サイトーくん、ブレナイ(^^)」

「サイトーくんがオタクすぎてわかる(^^)」

↑キラルの全体的な感想(雑)

 

久々にねえ、キラルがもーーー星組!!!!!!」っていうショーで

むっちゃくちゃ楽しかったんですよ!!!体感5分でした!!!!(大興奮)

なんていうか、柚希礼音の遺伝子が久々に「俺たちの出番来たーーーー!!!!」

ってワキワキしてる感じですよね。

星組のショーってこれでしょ!!!っていうギラギラ感よ…

癖になる。

 

特にサイトーくんの偏愛が強いのがあーちゃんの衣装ですよ。

「サイトーくん、漏れてるよ!!!」って言いたくなる衣装の数々。

リアルお人形あーちゃんのために俺が1針1針縫ったんだ…っ!!っていう

もはやお家芸「サイトーのどや顔」がさく裂しそうな

衣装の数々。サイトーくんの夢はヅカファンの夢←あくるさんの夢の間違い

※サイトーくんとあくるさんはたぶん前世は同じ星の生まれ

 

でね、このサイトではおなじみニコ黒さんとこで知った情報なんですけど

サイトーくんの趣味が違う意味でさく裂してる(らしい)

愛聖女よ。赤ジャージのちゃぴ先輩を見て思い出したこれ

(30代の乙女たちよ一緒に叫ぼう)

リルラ リルハ

懐かしすぎて…お姉さんたちの世代はこの人の「バタフライ」をみんな歌ってたのよ…(結婚式で)

木村カエラさんがよく赤ジャージに古着のスカートとか履いてたよね…

ショート×ショート前髪×一歩間違うと田舎の中学生ジャージっていう

おしゃれ女子しか着こなせない衣装をね、

ちゃぴ先輩はさらっと着るわけですよ。

 

ちゃぴ先輩、どこまで上り詰めるんですか。

もはや龍(ドラゴン)←サイトーくんがふりそうなルビ

 

…ニコライ少尉が「わかる!!拡散して!!!」って応援してくれたので

さらっとします。(ぜんぜんさらっとしてねえ)

 

⑦っていうかキラルの感想も書きたい。

 もはや体感3分のキラルなんですけど(短くなってる)

私ね、個人的にめちゃくちゃ気になる下級生を見つけましてね。

久々に、たぶん「ドS」のきゅん(100期眞ノ宮るいのこと。

愛称は「胸キュンが止まらない♡まのみやきゅん略してきゅん」です

(どうしてもこの説明をいれたいあくるさん)(言ってて恥ずかしくないの?)

以来のときめきなんですよ。

天飛華音くん。

すごい目に飛び込んでくるんですよ。なんかね~、玄人!!!って感じ!!!!

「なんかすごいよ~~~なんかすごいよ~~~~!!!!」って

「極美慎」と同じくらいのテンションで言ってました。

(本当に迷惑しかかけないひとですみません・・・)

 

もし今から見る方いらっしゃったらぜひ見てほしい。

みつるさん(兄貴)率いる銀橋で最下で踊ってるのがあまとくんです。

いわゆるアイドル路線じゃないのはわかる。

(というか新公が天才礼真琴の役の時点で技巧者なのがモロバレ)

たぶんあくるさんが好きなのが意外です!って思われそうなタイプだけど

自然と目が行く、天飛華音。辞書登録しないと出ない名前。

さっさとしよう。

 

と、いうことでキリがいいので7までにします!!

(あくるさんのキリのいい数字っていったいいくつ?と思われそうな

感じなのは承知しています)(この前は8っていってたから)

 

…久々にあげる記事が3000文字超えって。

あんた。みんな忙しいのよ…?(帝一の話したら4000文字越えした)

 

あ!!あと最後に一個言いたいこと。

私、今第3次映画ブームが半端ないんですけど

帝一の國

これを若手バウでやってほしい。

(若手イケメンの流行りのやつ?って軽い気持ちで見ると

めっちゃ感動するから軽率に見てほしい※過度な期待はダメ)

 

超絶ばかばかしいけどもうね…個人的には雪組やってほしいのよ…

叶ゆうりくんが大活躍の予感しかしないから。

(ぜひ野村周平の憎たらしい菊池を見たい。絶対いいから。

で、願わくばタッチー=吉田鋼太郎(王道)で。お願い!!!

菅田君は誰でもいい!!!あ、でも個人的な最後の願い。

頼むからボクテ(←志尊淳)はきゅんで!!!!!

(お願いが多すぎる)

スペシャルコラボ企画・月色の砂漠(3)

(あくるさん、忘れてましたか…?)

忘れてません!!

現実世界の厳しさと「ハベクの花嫁」(韓ドラ)と

「クイーンメアリー」(イギリスドラマ)と「おっさんずラブ」(日本のドラマ)

がただ面白いだけ(この4つの世界を行ったり来たりしてる人)

はい、ごめんなさい。(先に謝る))

ということで「月色の砂漠」第4回!

 

(1)ニコライさんターン(「ニコライ少尉の多少黒い瞳」に飛びます)

ことの発端、イスファンちのタルちゃんのとこにガリアんちの王子様が

やってくるよって。

(2)あくるターン

で、奴隷のギィちゃん仕掛けたよ

(文体が別マなのでよろしくです…)←書いたのあくるさんだから…

(3)ニコライさんターン

(再び「ニコ黒」に飛びます(略し方が雑)(ごめんなさい))

タルちゃんの「東洋の島国」発言で文明が開化したよ!!!

 

 あ、なんか「毎度おなじみですが~」みたいに書き始めたけど(不親切の化身)

あの大人気ヅカブログ(ニコライ少尉は地獄の世界に夢中です)

「ニコライ少尉の多少黒い瞳」とのコラボ企画のリレー小説です。

展開が読めないのは今この場面を開いているあなたと私、一緒だよ!

(ところで「おっさんずラブ」の林遣都くん、

デビューのときからずっと好きなんですけど最近の化け具合がすごいですよね?

彼がはるたんを見つめる目が切なすぎてちょっと泣きそうになるアラサー)

そうだよ、はるたんなんにもできないくせにモテモテで

そうだよね昔っから少女マンガはそういう女がモテたよ!←偏見

…でもはるたんめっちゃ性格いいから仕方ないわ…←あきらめ

あたしがもし牧でも部長にはるたんの嫌なところ10個いってどや顔して

「お前なんかに先輩の何がわかってんだバーカ!!」みたいな目してやりたい

(2話のハイライト(ここの部長と牧の不毛な感じでめっちゃ意味ある言い合いめっちゃ好き))←動機

…あたしもはるたんの性格目指して頑張るわ…

←目標を見つけて歩みだす~覚醒~

 

さて、あくるさんは何を言ってるのかな?★

クイーンメアリーとハベクも面白いよ!!!(お前はどこの国の住人なんだ)

 

だけど今回は砂漠の国の話だよ!!!(さっさとしろーーーーー!!!)

(前置きの長さだけは一流)

*************************

 「月色の砂漠」(3)

 

テオドロスは紙吹雪と派手なファンファーレを聞きながら、

キャーキャーと自分に向けられた黄色い声にとてもいい気分で

神輿の上に揺られていた。

ニコニコと手を振ったり瞬きするだけでこの国の女の子は

狂ったかのように自分に手を伸ばす。気持ちがいい。とても気持ちがいい!!!

 

「あれが今度うちにくる王子様ね?」

「あんな肌の色が白くて髪の色が金色に光っている人は見たことないわ」

「人間かしら?」

「え?神?」

「神かもしれない」

「えっじゃあタルハーミネ様は神と結婚するの?」

「ということは、この国は?」

神の国!?」

「ありがとうテオドロス様――――――!!!!!」

 

もはや宗教味を感じる狂気は、カラカラに乾いたイスファンの空気を

熱気を帯びたものに変えていた。

 

そこにスーツの男が二人。

「スーツ」という着衣を着ているところを見ると、

どうやらこの国の者ではないらしい。

上機嫌のテオドロスがその二人に気づくと、二人は身を隠す。

 

「おい、見つかったか?クール」

「いや…大丈夫だろ…あの女みたいな顔した王子様もこの暑さで狂ってるよ、たぶんな。

それより何か食わねえ?うちの星から飛ばして2時間、何も食ってねえぞ、

気づいてるかホット?」

 

お互いを「クール」「ホット」と呼び合う二人は麗しい。

しかしこの砂漠の国ではいささか目立ちすぎる。

 

「とりあえず…めし」ネクタイを緩めながらクールが伏し目がちに呟くと

「いや、めしの前に…この国の王女に会いに行かないとなあ?」

 

ホットがニヤッと笑った。「王女」という単語に過敏反応するクールを

明らかに面白がっている言い方だ。

 

「な、何が言いたい…」

「別に?さて、やつがやってくる前にさっさと片付けようぜ」

 

ニヤニヤ笑いが止まらないホットはそう言うと、

明らかに動揺しているクールに背を向けどこかの王族のような

気品がある優雅さで歩き出す。

 

「ったく、王女は王女でも全く違うだろ…」

 

クールは吐き捨てるようにつぶやくと、スーツの男たちは跡形もなく消えていた。

 

 「ねーえギィ!お父様に提案してみたわよ!?あなたを第一夫人にする件!」

 

またその話…ギィはうんざりといった様子で完全にただの駄々っ子と化した

タルハーミネを見やった。

昨夜、ベッドの上で「あんたを第一夫人にしてやるわ!」と

完全にこっちの意図を無視した結論をたたき出したタルハーミネが朝起きてした

行動はお祈りでもなく、朝ごはんでもなく、自分の婚約者を歓迎する

パレードをバルコニーから観察することでもなく、国王の執務室に向かうことだった。

 

「…で、何度も聞いてますけど国王は」

「うん!ダメだって!!」

 

ハキハキとした物言いでタルハーミネは言うと続けて一気にしゃべりだす。

 

「だいたいお父様は頭が固いのよ!ほら、昨日の晩東洋の島国に何人もの女を

一人の男が抱えている国があるっていったじゃない?

その国は過去に実の兄弟が1人の女を取り合ったこともあるらしいのよ!

なんでも弟の嫁を兄が横取りして弟は狂ってしまったとか。

そんな先進的な国が世の中にはあるっていうのに何よ、うちの国は奴隷ひとりを

なぜ第一夫人にしちゃいけないのよ?あーあ!

お父様ってなぜああも融通が利かないのかしら?

私も東洋に生まれてたら2人の男に取り合われて、その女は私のものだとか

歌に詠まれてはるか未来に語り継がれたりする女になってたかもしれないのに…!」

「い、いやすでにタルハーミネ様はそのような人物に」

「なれるかな!?」

 

タルハーミネのキラキラとした目に見つめられると、ギィは

「いやいやあんたまさにガリアの王子と俺っていう

二人の男に取り合われてるんだって!!」

…という言葉をぐっと飲みこむ。

 

「な、なれると思います…」

 

ダメだ、こいつ自覚がまるでない!!!バカなのか!?

目線の先のタルハーミネは

 

「あのお父様を倒すには…まず体力よね!?あとスキルアップよ、

語学を学ぼう…宇宙人とでも話せる語学センスを磨く!!!」

 

スクワットを始めていた。

 

「…バカだった」

 

そんなギャグマンガかあかねさすかの展開を繰り広げていたイスファンの宮殿に、

やつが着いた様子。ファンファーレがよりけたたましく、大きく響く。

 

「テオドロス様――――ご到着―――――」

 

色白で金色に輝く髪色に、色っぽさが漂う美…神様の化身。

まさに少女マンガの王子様のように花をしょってテオドロスが登場すると、

ギィは息をのんだ。

 

「あ、あいつは…!」

 

*************************

 

誰なんですか!?(丸投げ)

続きはニコ黒(※この略し方は無許可です)で!!!

 

ニコさん就職おめでとーーーーー!!!!(今更)

初演「凱旋門」を見て再演「凱旋門」にあってほしい8つのこと

こんにちは、あくるです。

最近「他のジャンルのおたくの人が宝塚にハマった話」を読むのが好きです。

特に「ひかりふる」以降若手俳優沼の方のブログに「望海さん…」とか

「朝美さん…」とか「サキナ様…」とか見るようになって

ほほう、ひかりふるの破壊度やばいな。

(コーヒーすすりながら)と思っているんですが

(そう、私は未見です。でもこれは好きなやつって確信してます。

だいたい望海さんが好きすぎて他のやつが近づくだけで舌打ちするような

朝美さんを見れるってだけでこの世のパラダイスじゃないですか…←今日も都合のいいお花畑化が著しい)

あとさ~、私たぶんひかりふる見たら即行

サキちゃんに通帳預けたくなるような行動を

する予感しかしないので気を付けようと思います★

(サキちゃんのマスクキャンペーンが終わってハッピー)←入りの話

 

さて、今日の本題です。

久々に初演「凱旋門」(雪組)を

見ました。

当時中学生で、宝塚にはどっぷりはまっていましたが

毎公演見ることはできなかったので毎日NHKの録画を見ていたんですけど、

私をこの道にハメたM(元コム教)が凱旋門は病む」といいながら

(あの子どこにお金があったのか)VHSを貸してくれて、それをものすごい回転率で

再生していたんですよ。主に「デパートメントストア」を。

(なんかあんまり世間の評判はよくないけどこれめっちゃ好きなんです…

轟さんがただのイケメンで雪組三兄弟(安蘭さん・成瀬さん・朝海さん)

死ぬほど可愛い。

ボーイの恰好でちょこちょこ歩いて「OK!任せてくれ!」(指さし)とかいうの。

あ、私は成瀬さん推しです。(後から人に「あ~わかる~絶対好きだよね」って

言われた)私ただのミーハーなんで雪組三兄弟マジでツボすぎて。

(同期スター3人同じ組にするってまじかよって今だと思うけど

(今だと水美さんと桜木さんと柚香さん(あるいはこっさん)を

一緒の組にするみたいな感じかなあ?私の偏見ですけど)

当時はもう同期萌えの極みで機関紙で毎回萌えエピソードが

これでもか!!って

大放出だったんで私あの頃にあの三人がいたせいで今があると思ってます

(よかったのか悪かったのかどっちにもとれる表現)

トドグンの大人っぽい雰囲気にデパートの安っぽいセット(ほめてる)が

ミスマッチすぎて最高。

 

で、あの時雪組三兄弟をこじらせたまま大人になった私が

今「凱旋門」を見て思うことを備忘録で書いておきます。

たぶんアンリが咲奈さんだったりなんといっても望海さんが二番手なんで

(でもこのボリスはまじでハイスペック男役しかできないやつなんで

望海さんの超技巧テクが大好きな人は絶対いいと思う)脚本の書き換えもされるって

書いてあったし全部このままということはないと思うのですが

さすが雪組、配役はちょっと楽しみな「それな!!」感があります。

これだけは言っておこう。

あーさみちるのピュアガチ純愛は

絶対萌える。

(ギターとヴァイオリン片手にお人形のようなふたりがニコニコほほ笑みながら

きゅっと一緒にいるとこ見れるだけでマジでありがとう…ってなれる)

(安い)(とても安い)

(安蘭さんと千咲毬愛さんも可愛いの極みでした。好きです!!!)

 

はじめに

私、人の感情をはかることがへたくそすぎてよく笑われるんですけど

(どうなのそれ)「凱旋門」再演っていう話聞いた時

理事降臨公演かー、へー、久しぶりだなあ~凱旋門か~…

(理事フランス大好きだからフランスの歌歌えるんだ♡って張り切ってたら

みんなフランス語で苦しんでる中自分だけ最後日本語でしか歌わせてもらえなかった

エピソードがすごく好きだったな~

いいな~フランス語…ってなってる理事と

なんでいしちゃんだけ日本語でいいの!?ってガチギレしてる雪組メンバーが

微笑ましかった…)(歌劇かなんかで載ってたけどニュアンスです)

程度にしか思ってなかったんですけど

(安定の脳内お花畑今日も絶好調)

ネット見たらすごいこう…ネガティブな意見をたくさん見まして。

確かにそう、望海さんトップ2作目でこのまま勢いづいていきたいところだと

思うし、貴重な大劇場公演を理事降臨でセルフカバーってどういうこと!?って

なるのもすっごくわかる。

私だってエエ声で

「名前はラヴィック。外科医。旅券、なし。」といって

パリの霧の中に消える望海さんを見れたかと思うと

(ついでにいうと咲奈さんボリスに「男のキスは嫌なんだよ…」って

言われながらもキスを受け入れたり(※BLではないです)とか

真彩ジョアンにここは北極か!?と思わせるような絶対零度の声で

「そう。よかったね。」って望海さんが言ったかと思うと

偉い人ぉぉお!!!

(ちゃぶ台ひっくり返し)みたいな気持ちにはなる。うん、わかる。)

 

なんだけど…理事降臨がうんぬんじゃなくて、こういう「重い、暗い、しんどい」

三重苦作品(宝塚の中でもまじで悲惨な方の悲劇。最後まで救いはありません)

今の雪組生がやるのは意味があると思うんです。

見てる側はね、下級生の出番ないし何度も見たいと思う作品ではないんですけど、

(たぶん円盤買っても明るく元気にハッピー宝塚!な大介作品ばっかり見るやつ)

美しい演出と美しいセリフ(言ってることは重くてうへぇ…ってなる)の中で、

端から端まで三拍子そろったレベルの高い組しかできない作品ではある。

中途半端なレベルでやると本当に作品の意味さえ迷子になると思うんだけど

今の雪組だったら18年前のクオリティを

はるかに上回った「凱旋門」ができる。

それを私は見たい。と思いました。

「理事のラヴィック」じゃなくて、

「今の雪組凱旋門が見たいんです。

 

ってことで独断と偏見で「凱旋門再演でコレが見たい!(頼んだ柴田先生!)」を

初演に基づきダラダラ~と書いていきます!

でももう脚本書き換えます~やら舞台美術衣装全部リニューアルします~やらは

公式で発表されてるんで見て「あの場面なかったじゃん!?」ってなったら

「私も見たかったよーーーーー!!!!」って一緒に泣きましょう★

(それだけ?)(それだけ…)(感想は悲しいことも嬉しいことも共有しよう…)

 

さて思いっきりネタバレしてます!!!準備はいいかい?

「落ち着け!!」って望海ボリスに言われたい!

はいスタートです!

 

1.ハイスペ男役の極みボリスの望海風斗が楽しみ

ボリスといえばとっくり、とっくりといえばボリスってほど

ボリスはとっくり愛好者です。あと望海さん、ドアマンでロシア人なので

「え、だって本人ロマノフの末裔でしょ」ってくらい

ハマると思うんでロシア帽(ペルシャ猫頭に乗っけてるみたいなやつ)も楽しみです。

 

あ、前述ですがこのボリス、初演が成功したのは8割香寿たつきボリスの

おかげなんで(当社比)ボリスは並大抵の男役ではできないと思ってます。

もう超ウルトラハイスペック男役しかできない役がボリスです。

ちなみに私はたーたんさんが「花の業平」(ムラ版)でやった藤原基経

今も望海さんがやってくれると信じている。(あれ二番手やで)

(大劇場に火が放たれるで)

望海さんが理事を「くそったれ…」て呼ぶのを聞いて静かにしたいと思います。

 

2.ハイメ(朝美絢)とユリア(彩みちる)のピュアガチ純愛に萌えたい

私、鑑賞中にメモを取るんですけど(テレビ鑑賞のときね)

読み返してびっくりした。

 

ハイメとユリア…いい

「ハイメー!」「ユリア―!」あーさみちる絶対カワイイ

ハイメとユリアはいい!!!

ハイメ(ギター)ユリア(ヴァイオリン)よい!!!!

 

 

頭悪い人のダイイングメッセージか?!

(気持ち悪い)

(いや同時上映であーさみちるサイドストーリー脳内で始まったから…)

とにかくカワイイ+カワイイ=最強みたいなカップルになるはずです。

死の鳥(雪組イケメン男役ダンサー祭り)にロープでぐるぐる巻きにされ

上手と下手に引っ張られながら「ハイメーーーー!!!」「ユリアーーーー!!!!」

てお互いを求めながら絶叫するところ見たい。

あそこだけでハッピーターン幸せバター味ひとふくろ食べれます。(太るよ)

あとそこの場面、オプションでローゼンフェルト(永久輝せあ)が

ロープで縛られて引きずられて行きます。(オプション扱いしないで)

あそこハッキリ言って地獄絵図なんですけど当時の世界情勢っていうか

ナチスドイツの卑劣さ、ファシズムの悲惨さ

絶対繰り返してはいけない歴史」は肌で感じるので目をそらさず見なくてはならない

場面だとと思います。本当に後味悪すぎ。

でも、ハイメユリアに萌えましょう!!!

(あくるさんそういうとこだよ)

 

3.カリ様の「逃げ足の速い死の鳥」トレンチ×ソフト帽で死ぬ

マルクス・マイヤーは私の永遠のイケメン役者成瀬こうきさんの役なので

どうしてもひいき目になるんですけど本当にマルクス・マイヤーの

ヴィジュアル最高。(あんたどの公演でもそのワード何回もいってるな)

これカリ様がやるんでしょ!?ハッピーターンあと2袋追加で!

ちなみにマルクス・マイヤー、悪魔シュナイダーに仲間を売り、

自分はそそくさと逃げる「逃げ足の速い死の鳥」(byひとこ)って

思いっきり軽蔑の目をされる役(でもその前はお酒飲んでじゃれあってる)

ひとこがカリ様とわちゃわちゃやってる…てなって

遠い目をしたい。

あとマルクス・マイヤーがあのヴィジュアルでピアノ弾いて

登場するんですけど悪いことは言わない、オペラ準備して?

 

4.自分の命よりゴッホ★空気読めない明るい絵画おたく永久輝せあが見たい

「かわいそうになあ・・・あ、こんな時に悪いんだけどコレ、今月の宿泊代★」

とゴールドベルクさん(まなはる)が自殺した場面で言う

ローゼンフェルト(永久輝せあ)。朝海さんの演技の力が大きいんですけど、

この子だけホテルメンバーで浮世離れしてるんですよ。

戦争の危機が迫ってるとか、人が無実の罪で何人も殺されてる、ということが

あんまりわかってない様子で。

「収容所に入ったほうが僕のゴッホは安全でしょ♡」っていうローゼンフェルト。

私は「こっち見たらまじコロス…」っていうひとこも好きですが

バカボンひとこも大好きなんでこれはいいひとこのはずです。

(お気づきの方もいらっしゃると思いますがもはやひとこだったらなんでもいい状態(病名:ひとこハイ))

 

5.ただのヒモ(綾凰華)

凪様ヴェーベル(白衣のイケメン)に「ヒモ」と吐き捨てるように言われる

ペペ。金にせこいただのイケメンのヒモ。

ひめリュシェンヌに金だけせびってDVとかやってそうなクズなんだけど

そんなあやなが見れるの今だけだと思うんでみんなオペラ準備して(2回目)

 

6.オールバック×黒燕尾のハイスペ映画俳優が異様にハマりそうな咲奈様に期待

かんしゃくもちで異常な支配欲の持ち主、ジョアンが好きすぎて

ラヴィックに嫉妬で狂ってしまいジョアンを銃で撃ってしまうという

「宝塚でよくある~」的な役アンリなんですけど

(そういう場面に遭遇するたび「???」ってなる私)

ジョアンを撃った後

「撃つつもりじゃなかったんです…!!!(うなだれて)すみません…どうか彼女を」と

この世の終わり顔で去る咲奈様が楽しみ過ぎて…!!!!

あと「彼氏の趣味で部屋の趣味が変わる女」ジョアンは私的には理解不能ですが

(で、アンリと住んでる部屋に平気でラヴィックを入れるジョアンも???)

「彼女を俺色に染めたぜ★」っていう咲奈様は嫌いじゃないと思います

(つじつまがあってないよ!!!)(早く気づいて!!!)

 

7.ルート(朝月希和)の若いツバメがヴィーゼンホーフ(縣千)

なんだこれ(白目)ってなったとこ。

ここ、完全サイドストーリーなんですけどまず、なぜルートさんと

ゴールドベルクさん(まなはる)はなぜ結婚したのか?ってところから話を

詰めたいです。結局ゴールドベルクさん自殺してしまうんですけど、

(ここがもう本当に苦しくて…思い出しただけで気持ちが重い)

ひらめルートとツバメ縣くんが一緒に収容所行こう…どこまでも

一緒だ!って決意して「男女は別の収容所だから」って言われた後が

書かれてないんですよ!ええええひらめちゃんと縣くんはどうなった!?

ってかまなはる自殺っていう事実(正確にはゴールドベルクさんが自殺)を

私最後まで受け止めきれなかったんでまなはるの存在は雪組の宝だと

ひしひしと感じました…(想像だけでとてもしんどい)

 

8.宝塚娘役の役で最高峰の難役・ジョア

最後です。真彩ちゃんはつくづく癖のあるヒロインをするなあと

思うんですけど。トップに就任した後のヒロインの名前がもう~そりゃ

難役・癖役揃いで。この学年で平たくいうと「共感できないヒロイン」

をやりまくる真彩ちゃんはある意味もう違う次元の娘役さんなのかな、って

思います。で、やっぱりうまいんですよね。「あ~~~こんな女やだな」って

思うんですけどうまく真彩ちゃんセンスで丸め込まれている(笑)

やっぱりそこは力がある娘役さんなんだと思います。

っていうかね、あの望海さんの横(なんでもできる完璧ハイスペ男役)で

相手役を務めるって結構メンタルやられそうな気がするんですよ。

「これもできない、あれもできない…」って私だったらなる。

(ていうかあくるさんメンタル弱すぎるでしょ)

けど真彩ちゃん一切そういうの感じさせないじゃないですか。

っていうか望海さんよりイケメンの目線とかするじゃないですか。

「学生時代はモテました♡」ってグラフで言うし女兄弟の真ん中っていう

スキルでしょ…そりゃイケメンになるわな。

たいした嫁ですよ。真彩ちゃんに釣られて終わる人生もいいかもなって

うっすら思います。

それがジョアン、本当に最強なんで

(朝の5時にラヴィックのホテル行ったり(でもラヴィックは3時まで待ってる)

「君の恋はどこから始まりどこで終わる?」に

「あなたに始まりあなたに終わるわ」(すごいセリフ)

「私を一人ぼっちにしてはいけないのよ?」(とか言いながらアンリと住んでる)

シュナイダーに怯えるラヴィックに「女と待ち合わせね!?」と

勝手に勘違いし激怒したりラヴィックもラヴィックなんですけど

ジョアン…ねえあんた…ちょっと落ち着こう?

私は星南のぞみちゃん(同期)になってパリのカフェでコーヒーを飲みたいです。

(ただの同期娘役萌え)

 

以上です。

なんかがぜん「凱旋門」見たくなってきたんですけど(お花畑も意外と悪くない)

冗談抜きでものっすごく演出やセリフ、舞台セットや照明まで

計算しつくされた「THEお芝居」という感じで、宝塚の

「愛と夢と希望をみんなにお届け!!!」的な要素は

皆無なんですけど

「愛とは」「平和とは」「死とは」を真剣に考えてしまう、

いったんたこ焼きでも食べて「あーさの顔が今日も美しかった~」的な

会話をしたくなる作品だと思うんで

(あと終わった後は「大介先生愛してます!!!」ってなると思う)

世界がざわついてる今、やる意味はあるんじゃないかな~と私は思う。

 

本当に生きる意味を考えさせられる作品です。

(あたしの言葉でそれが伝わらないのがめちゃくちゃ悔しいけどな)

 

…きっと望海さんは今の私を見てこう言うに違いない。

「落ち着け!!!!!」

(ラヴィック先生を電話口で諫めるボリスのセリフ)

(あのエエ声で言われてごらんよ?落ち着けないわ!)

 

ちなみに、初演のクレジットで演出補・荻田浩一、が流れた瞬間の

「やっぱりな」感は何物にも代えがたいです。

オギーの世界で死にたいって思う。

(高速ブラインドタッチで)

芝居の月組=クール+ホット+デンジャラス★善の珠城が悪を演じる時スイ様は美弥るりかだった/月組沼は深くて最高BADDY感想③

改めて問う。

美弥るりかさんて、何?

 

てことでBADDY感想③です。

若干後悔してます。っていうか毎回感想書く時後悔してるんですけど

私「そこは軽く流せばいいんじゃないかな」っていうところを

思いっきりねちっこく書いてるよな~って。

そもそもBADDYっていう公演が

「行間読んで!設定考えて!ハイ観劇した瞬間あなたもBADDYの仲間ですよ!」

っていうショーだと思うし、いや、楽しんだ者勝ちのショーだと思う。

たぶんBADDYの後に幕間があったら隣の人と

「いやあ…」「このショー」

「やばいですね」「ねえ…」「…」

「ソワレのチケット」「買いにいきます」っていう会話になると思うんですよ。

私これ実際にやったことあるオーシャンズ11の時))

だってうちの直子、ライビュの映画館で隣になった方と

(自分でチケットとったことないくせに)

「最近チケット取れないですね~って話してたのよ…」って悩ましげに

溜息ついてて「この人何言ってんの…?」って思ったんですけど、

まあそれはどうでもいいとして、この後のBADDYがすごいんですよ~って

隣の人が言ってて確かにすごかったわ~って直子も感動していたので

「誰かに伝えたいこの感動を今すぐに公演」

であることは間違いないと思う。

 

でも、だからといって

別に上田久美子さんがバッディとグッディの二面性持ってるって話を

2時間かけて書く必要ないと思うのよ。ね、あくるさん…

あなた自分で感想3回って決めててその内

1回を舞台に立ってない人間について語ってどうするの!!??

 

ってことで最終回は月組生の表現力がやばい」って話をします。

(の前にその語彙力なんとかしたらどう)

 

珠城りょうマニアが1000万人突破したBADDY(当社比)

言葉のマジシャン上田久美子が公式でこんなこと言ってて。

『月雲の皇子』では、徳が高く賢くて、人に対して優しさや情を捨てられない木梨軽皇子(きなしかるのみこ)役を演じてもらいました。当時も彼女の“人間力”が活かされていましたね。もともとそういうものが備わっていないと、薄っぺらな芝居になってしまう役。

 

この徳が高く賢くて、人に対して優しさや情を捨てられないという言葉に

世界の珠城マニア700万人頷いたと思うんですけど

私も見た後一番に思ったのがこれ。

私、「月雲の皇子」が自分が思ってるよりすごく印象に残ってる

舞台みたいなんですよね。(なんですよねって他人事みたいにいってるけど

この人休みとって平日に銀河劇場弾丸で行った人だから…)

(銀河劇場楽しかったなあ…モノレールで行くの…←乗り物といえば新幹線しか知らない東海民)

で、その後の珠城くんの舞台もいろいろ見てるはずなのに

珠城りょうは木梨軽皇子ってずっと思って見てるみたいなんですよ。

なんだろうこれ?上田久美子による洗脳なのかな?

私がこじらせてるだけなのかな(両方だと思います)

 

だから今回本当にびっくりして!

カンパニーがね、もう珠城りょうそのまんまだったから

(たぶんともみさんが「ヤダ!今日はすき焼きなのに牛肉忘れちゃったわ!」って

なったら「ははは、ともみは本当に忘れっぽいなあ。

ちょっと買ってくるから。800gくらいでいいかな?」って50ccスクーターで

スーパーまで買いに行ってくれるのが珠城りょうっていう旦那様だと思う)

(グラムまで聞いてくれるの。すごいな!)(800g多いけど!)(牛だよ!)

宇宙服を脱いだ瞬間アレが来たわけですよ。

ドロップサングラス×短髪×紫スーツの悪党が。

え?私の中の珠城くんはそんな恰好したことないよ?って。

(私の中の珠城くんはなんせ木梨軽皇子なので品行方正、容姿端麗、あとエアコン

ダイキン←これイメージ?)

でも見てると全く違和感がないんです。すごい。

バッディは珠城りょうだ!!!!ってびっくりしました。

なんせ珠城くんて「私の話オチがなくて…」っていう話を延々として

美弥ちゃんに「りょうちゃん…」っていう顔をされてる

イメージだったんで(それいつ?)(WAI★WAIかな…)(いつ?)

「うわあバッディあのスイートハート様と付き合えるんだから

すっごいいい男だよね!?珠城くん…うわあ…バッディーーーーー…!!!(絶叫)」

ってなるからあれはこじらせるタイプの男だと思います。

たぶんバッディと付き合ったらほかの男とは付き合えない。

(同義語は「クールさんの背中はずっと忘れられない」)

で、なんかちょいちょい可愛いんですよ。そう、バッディはちょっとバカなの。(ほめてる)

それがすごいんですよ、珠城くん。

なんであんなに隙があるんですかね?

絶対いい男で、付き合ったら忘れられないでしょ?

スイートハート様もこじらせてるでしょ?好きすぎて

「地球にきたバッディ…なんかつまんない…」ってなってるんでしょ?

どんだけいい男なの?って思わせといてからのあの顔!!!(銀橋のあの顔)

珠様ついていきます!!!!ってなると思う。

そりゃスイートハート様もこじらせると思う。

うん、700万人(愛知県民)の珠城マニアが1.27億人(日本人口)

突破した瞬間です。(スイ様茨城県民)含)

 

みんなが夢中のスイートハート様がまたしてもやらかした話

はい。オタクホイホイスイートハート様の話です。

(スイ様が嫌いなオタクは日本にはいない)

スイ様の何がそんなに好きなんだろうかって考えてみたんですけど

コレっていう明確な答えがずっと出なくて。

スイ様の存在自体がとてもあいまいなんです。

男でもない、女でもない、最初バッディとタバコ付け合ったと思ったら(全オタクが死亡した件)

最後はポッキーとイチャイチャして(全オタクが死亡した件)

ねえ私何回死ねばいいの?って思ったんですけど、

スイ様って「美弥るりかという人間そのもの」だと

いうことに落ち着きました。

美弥ちゃんは女性で、その中でもとびきりいい女だと思う。

話が面白くて、頭がよくて、時々「え?美弥ちゃん人間?」っていう会話

するし(っていうか私まだ美弥るりかは神って思ってるから)

(それ何年前の公演)(3年前★)

お茶会レポ見ると「まるで宇宙人が地球に降りてきて記者会見してるようなお話をする」っていう印象を受けるし

細いからよろめくとつい守ってあげたくなると思う。

(いやだってしーらんがあんなに守ってたじゃないですか・・・)

だって基本300円しか持ってないし。(それ何年前の話)(7年前★)

それが舞台上がるとすごいんですよ。美弥様。

あの包容力(娘役さん包み込む大人の男)に低音ボイス(響く)

ダンスはシャープ(バレエ仕込み)目線は女をダメにする

(もういっそ一思いに殺して!美弥様!)で、

昨日発表されたエリザポスターで

絶対零度の氷のフランツ」的な笑ってないフランツを披露されましたよ?

美弥るりか最強説が今ずっとネットで話題なんですよ!

(っていうかあくるさんのTLでな)(類は友を呼ぶ★)

美弥様=スイートハート様なんですけど、あえて

「美弥るりか」っていうテイで考えて。

絶対美弥るりかはバッディより悪いと思う。(最上級褒め言葉)

魔性のスイートハート。最近のGWには間に平日があると知り驚くスイートハート。

あの「この下等種族が」っていう目で見られたい。

「ねえ聞いて!!美弥様に「使えねえな」って言われちゃったーーー!!」って

喜ぶありちゃんを目撃したい。そんなありちゃんを無視するれいこちゃんを見たい。

え?なんの話かっていうと月組生の表現力すごいよね?って話です。

(今の話からどこでそれがくみ取れるか教えてほしい)

 

と、いうのは冗談として。(どこから?)

月組っていつも手堅いなって印象で、トップが誰であっても

キッチリお芝居は仕上げてて、隙がない「芝居の月組っていうキャッチコピーは

いつの時代でも揺るがないと思ってます。

「宝塚でしっかりとした芝居を見に行きたくなったら月組に行く」って

決めてるくらい下級生も芝居が出来上がってる子が多いと思う。

なので、こういう芝居仕立てのショーを見たらもちろん斬新なテーマとか、

音楽の現代的なかっこよさとか衣装のセンスの良さ、成功した要因はいくつも

あるんだけど、一番は「今の月組でやったこと」ってことだと思います。

「グランドホテル」からじわじわ来てた月組の勢いが「AFO」で

「これは来た…!」と思ったら今回で爆発した!!!!

「ピタッとパズルがハマった」感じが

最高にクールでホットでデンジャラス!!!

 

これからの月組絶対面白い(確信)

 

と、いうことで長くなりました。以上です!

こんなに行間読むのが面白くて時間が経つのがあっという間の公演は

久々でした!月組沼、上等です!!!

はまってやるさ、どこまでも~~~~~~!!!

(「購入」ボタンクリック)

バッディ=グッディ=上田久美子。天才がブチキレて作った世界~月組「BADDY」感想②

昨日の記事が悪ふざけしすぎたかな~(だって2/3が三浦翔平)

反省してるので今日は真面目に

書こうと思います。どこが真面目なの?と言われないように頑張ろう。

leexxx.hatenablog.com

 

 

結論:BADDY=GOODY=上田久美子

私、BADDYのプログラムも歌劇の座談会も持っていないので

公式の「演出家に聞く」とGoogle先生で出てきたインタビュー記事を

片っ端から読んでみたんですけど、上田久美子という演出家は

たぶん「周りの期待通りに生きてきたいい子」だと思うんです。

 

京大卒で製薬会社に就職。

好きだった本のジャンルはフランス文学、舞台は歌舞伎、能。

マンガは読まない。

演出家になってからはデビュー作「月雲の皇子」が小劇場作品では異例の東京で上演、

2作目「翼ある人々」で第18回鶴屋南北戯曲賞の最終候補に残り、

大劇場デビュー作「星逢一夜」で第23回読売演劇大賞の優秀演出家賞受賞。

 

 

演出家としても人間としても人がうらやむ才能を持ってるわけです。

私がもしくーみんの幼馴染だったら劣等感の塊ですよ。

「同じ場所で同じ年に生まれてどうしてこんなにも違うんだ!?」ってなります。

(「半分、青い。」のすずめと律のような)

仕方ない人間だから思うんだよ…(それとも私が心が貧しいのか)

 

で、そういう「清く正しく美しい人生」を送ってきたくーみんが

「美しい世界とか言葉とかもうどうでもよくない!?今私何書いたって

誰も文句言わせないし!読売演劇もらったし!好きなこと書くわよ!

あたしだって最初はショー書きたかったんだもん!!!

でも試験官が「こんなんわかんないよ、あんたは芝居書きなさい」って言ったから

書いただけだもん!

でもあたしは本当はショーが書きたいの!!!」って爆発したのが

「BADDY」だと思いました。

(くーみんはこんな子供っぽい言い方はしません)

 

「いい子」しかいない宝塚で悪いことがしたい!

私はこの作品を見た時「上田久美子爆発しちゃった…」と思いました。

たぶん、最初の試験で「あなたはお芝居書きなさい」って言われたから

その通り書いた。書いたら結果はついてきた。誰もがうらやむ賞ももらえて、

ファンからは「上田先生だ、なら次も泣かせてくれる」って思われて…

でもそんなのつまらんわ、期待通りの人生、人の思い通りの人生、

劇団の言いなりの駒、絶対嫌!!!

…って思ったのではないかなーと。エリザベートかよ、久美子?

 

ショーが進むにつれバッディはグッディのことを好きになる。

「いつも正しくて前向きで明るくてまぶしい」グッディ。

グッディも、もう一人のくーみんだと思うんです。

たぶん劇団のいうことを忠実に守ってきた

8年間の上田久美子がグッディ。

このまま劇団の言う通り、正統派の芝居を書いていたら演出家として

素晴らしい人生が用意されているんだろうな。毎年大劇場で作品が採用されて

天才演出家という肩書きで外部でも大歓迎される存在。

グッディは200の言語をしゃべれるじゃないですか。宇宙人とだってしゃべれる。

スキルを持ってるんです。グッディがもし地球を守る捜査官をやめても

拾ってくれるところはいくらでもある。みたいな。

上田先生も同じなんじゃないかな~と思う。別に今宝塚やめても困らないでしょうって

思うんですよ。たぶん上田先生の才能なら日本のエンターテイメント界は

放っておかないだろうし、もし演出家をぱっとやめても食うには困らないと思う。

それこそセリフを書く力はずば抜けてるから小説とかでも食べていけそう、って

私は思います。(っていうか本気で読みたい。小説版「翼ある人々」。

「活字で読みたいミュージカル」があるならあれです、私は)

 

グッディは純粋で人を羨んだり見下したりしない。

弱い者は放っておかない、悪い者は絶対につかまえる。

そういう清らかで真っ白い心にすっと入ってきた「バッディ」。

バッディとグッディは背中合わせ。裏と表。

バッディをひっくり返すとグッディになり、グッディをひっくり返すとバッディにな

る。

 

私は「BADDY」は見たことないショーだと思ったけれど、常識を破ってはいないと

思うんです。常識っていうか、宝塚の約束は破られてない。

大階段、デュエットダンス、ロケットっていう

「宝塚の大劇場ショー約束の三本柱」はあるじゃないですか。

そういう意味では草野先生が作った「オペラトロピカル」の

「全場面大階段がある」(「HOT EYES!」で藤井先生がオマージュ)とか、

それこそ初演の時の「ベルばら」は「こんなの見たことない!」

だったと思うんですよ。なんだこれ!?っていう感じだったと思う。

(「オペラトロピカル」は私もスカステで見たんですけどいやあもうあれはすごい。

草野先生こそ鬼才だと思った。「ヘミングウェイレビュー」も初めて見たときは

「やべえこれ」って思った。思った通りこじらせましたよ…草野先生お元気ですか)

あと草が生えた「誠の群像」もオープニングの「誠」に赤いじゅうたんの敷かれた

大階段で新選組隊士が踊るっていう「は?なんだこれ?」だったけど

一度見るとくせになるブツだしね(オープニングだけ)

そういう意味では石田先生もアレな演出家だと思う…。

 

そういう「守らなくちゃならないことは守る」っていうところは

やっぱり「いい子」なんです。根っからの悪にはなれない。

…だけどやっぱり私は悪いことがしたい!「常識外れ」とか言われたいし

「こんなの上田久美子作るんだ!?」って観客のドキモ抜いてやる!

宝塚らしくない?上等だコラ!!期待なんて裏切ってやる!!

私だって石田先生みたいに「次久美子かよ…(嫌そうな顔)」って思われたいんじゃ!

…ってなったのかな~って。

いや、最後は言いすぎましたスミマセン。

 

と、なんか言いたいことが伝わったかどうか不安なんですけど。

たぶん上田先生は親が岡田先生(初めて見たショーが岡田先生のロマンチックレビュー)

で、それに感動してショー作りたい、宝塚入りたいって思ったっていうことらしいんで

根本的には「宝塚らしい」ものが好きだと思うんです。

男役は黒燕尾着て、娘役はふわふわのドレス着て、ニコニコ笑ってて~っていう。

だけど反面教師っていうか、心の中にちょっと狂犬飼ってて

月がきれいなんてバカじゃないのwww」って思ってる久美子いると思う。

っていうか人間ってそういうもんじゃないかな?

人間の中には天使と悪魔が両方いるから生きていけるんだと思う。

それでバランスとってなんとかやってるんじゃないかな~って。

 

ロザリーがあまりに清らかで純粋でそれを「可愛い私のロザリー」って

思う人はいるけど(そういうオスカルもまた天使だからしゃーないな)

わたしは好きな人とは一緒になれなくて、最初からそんなに強くもないのに

強がって、逃げたところがギャンブルと金と自分をちやほやしてくれる貴族

結局最後は国民に処刑されてしまったアントワネットが魅力的に感じる人間なので、

キレて「今までの私の作品見た人全員裏切ってやる」と思う

野心ギラギラの久美子めっちゃ好きです

(いやそんなことは一言も言ってないよ)

 

バッディな久美子が「悪いことがしたい!」って叫んで「BADDY」を作り

グッディな久美子が「でもいい子でいたい!」と「GOODY」を作った。

結局グッディは「怒り」を感じ、「生きてる!!」と実感するじゃないですか。

たぶん久美子もこれ書いてるとき「あたし生きてるわ!!!!」って

思ったんじゃないかな。躍動感が違うもん。

歌詞が踊ってるもんね…(伝われ)

 

あ~あ、めんどくさいな~久美子。

(好きだけど)

(でも一番めんどくさいのはこれを2時間かけて書いたあくるさんだよね)

 

てことで感想は3回までと決めているので③に続きます。

(まだ続くのかこのノリが…)(ほんっとめんどくせえ)

(あくるさんがね…)

上田久美子はクレイジー★BADDY感想①~スイートハート様のかかと落としで月に堕ちていく

どうも、最近朝ドラの「半分、青い。」の永野芽郁ちゃんにメロメロになっている

あくるです。この話始めると結構長くなっちゃうんだけど(実際長いです)

私昔から軽率なイケメンっていうか深みのないイケメンが好きなんですよ。

深みのないイケメンって誰なの?って言われると私の中の

BEST OF 深みのないイケメンが三浦翔平なんです。

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で、アマプラザッピングしてて今をときめく別ママンガの実写版

ひるなかの流星」を見てるときに

「また三浦翔平しょーもない男やってるわ~」って静岡の早花まこ(産休中)に

ラインしたんですよ。そしたらすぐに返ってきて(ありがとうね、いつも)←ここ見てないけど

「仕方ないそれが三浦翔平という男だから。

でもね、遊びでいいからそういう男と恋愛したいって思うから結婚したら怖いよいろいろ」

って返ってきて

「え…なにそのホラー…」って神妙な顔をしていたんですけど。

(なにがしょーもないって金曜の夜にひとりで「ひるなかの流星」見ながら

産休中の友達にラインしてるあくるさんっていう女ですけどね)

(書いててめちゃくちゃ悲しくなったけど仕方ない事実だから)

でも私三浦翔平嫌いになれないんですよ。っていうかたぶん好きなんです。

だってヴィジュアルがね、美弥るりかさんにそっくりなんですよ。

(※私は美弥るりかさんの顔が大好きです。)

で、その途中まで「しょーもな…」って思いながら見てたひるなかなんですけど

もうなんかね、美弥ちゃんがもしこの獅子尾先生やったら…って考え始めたら

そりゃ絶対主人公のすずめ(そう、永野芽郁ちゃんまさかのすずめかぶり(朝ドラも同じ名前)を

お前になんか渡さねえ!!!ってめちゃくちゃ頑張る同い年の真村役は

あーさがいいなーーーって思い始めたらもう止まらなくて見たいな~~

なんかこういうの見たいな~って思い始めたら結構そのしょーもなテンションで

見てたひるなかが結構きゅんっていう終わり方したんです(あくるさん比)

(産休中の静岡の早花まこも「結構最後はいいんだよひるなか」って言ってたからいいことにしておく。)(だって早花さんだから)

で、日曜日カンパニー見てて高野さんと紗良お嬢様と那由多くん見てたら

なんだこの既視感…って思ってて。なんだこれどっかで…

あーーーーーーひるなか!!!!

(いつも余裕の大人の男高野さん(獅子尾せんせ)と

そんな高野さんに恋する紗良お嬢様(すずめ)と

そんな紗良お嬢様をいつのまにか好きになってる那由多くん(真村くん))

なんかたぶん日本で「カンパニー」見ながら「ひるなかひるなかひるなか」って

思ってるの私だけだったと思うんですけど、そのあとのBADDY。

美弥るりかさんのスイートハート様

(ひれ伏す)

 

ってことで、BADDY感想です

(って前置きながーーーーー!!!!!)

 

ちなみに私、真村くんやってる白濱亜嵐くんがTMレボリューションの西川貴教にしか

見えなかったんですけど…世代…?

 

こう、BADDYの話を始めるとなんていうか

宝塚で新しいことやるよ!!僕新しいことやってるよ!

月がきれいですね…」(うまいことつなげた!)ってニヤニヤしてる

石田先生を「月なんかキレイじゃねーしwww」って上田久美子さんが

一蹴する図が透けてみえてちょっと、いやかなり、いや相当面白かったです。

(私の心が汚れているのか…)

 

どうもね、上田久美子先生は一筋縄じゃ行かないんですよ。

「宝塚らしい悲劇ですね」っていうと「これ、でも百姓一揆の話ですしね」

ってなって「そーれ蟄居!蟄居!!」(@タカスペ)ってなるでしょ?

(そういえばこの蟄居ネタ結局犯人ダーイシなの?それともくーみんなの?)

今回はショーだしなーそのへんどうなの?って見始めて開始5分悟りました。

「ほ~ら、この行間読み放題のBADDY!!!

各自裏設定作りまくって妄想しまくってハッシュタグBADDYで~~~!!!

あ、だけど生徒は勝手な解釈したら私許さないから。

(ジャキン★)」みたいな。

こう、すっごい自由なショーなんだけどありとあらゆる設定しばり

アドリブ絶対禁止!!!っていわんばかりの月組らしいショーですよね。

なんだろう…こう、身内のアシスタントにめちゃくちゃ厳しかったという

全盛期の種村有菜みを感じるのは私だけですか…ね…

(うんたぶんあくるさんだけ…)

(っていうかそもそも種村有菜って誰?っていう方ほんとすみません)

 

実はくーみんって演出家としてすっごくめんどくさいんじゃと思いながら

「スイートハート様(ひれ伏す)…!!!!!」ってなってました。

えぇ、めんどくさいのはあくるさんだよって話です。

Twitterでもいいました。

そう、上田久美子の勝ち。

完全白旗。もうなんなの、これ。クレイジーすぎない?

クレイジーな女上田久美子すぎない!!??(HAHAHAHAHA!!!)←珠城ボイスで

 

でもBADDYを見に行く前にあたしBADDYについてなんか書いてた気がする…と

思って記事検索したらこんなこと書いてました。

 

だけどこれ、当たったらすごそうな気がする。

いつものざっくりとした感じ。 - TRUNK DIARY -ナナメカラタカラヅカ-

 

と思ってたなら見に行けあたし!!!!!(スイートハート様のピンヒールかかと落とし)

ああ…見に行ったら…見に行ってたらこんなに

「王女様とクールの身分違いの恋の一部始終気が済むまでみるのに」とか

「ありちゃんの高速ピルエット(大好物)最初から最後まで見るのに」とか

「れんこんくんの整いすぎた顔…」とか

ギリくん!ギリくん!ギリくん!!!

(ちょいちょいカメラに映る朝霧真(97期)←沼案件)」とか

「スイートハート様に思いっきり「この下種」って顔で見下されたい…」

(最後に至ってはもはや変態としか)とか!!!!

 

と、いうことで長くなったので②に続きます。

(三浦翔平くだり短くすればもう少しマシな記事に

なっただろうよ!!!)

 

いや…ごめん10時から「花になれ!」見なくちゃならんくて…

(お前一回くーみんに土下座してこい!)

(あと珠城くんにたばこの煙ふきかけられてこい!!!)

(それはすごくしてほしい)(はい、変態決定)

月組「カンパニー」感想-理想と現実と裏切らない配役、石田昌也のセリフ

できることなら時計の針を戻して2月9日にぐすぐずしていた自分を

フルスイングで殴って言いたい

「四の五の言わずに大劇場に行け!!!!」

 

もう99%海馬はBADDYなのでBADDY感想だけにしようかと思ったけど

書きだしたら止まらなかったので「カンパニー」の感想から。

(ほら、語りだすと止まらないからさ…おたくってめんどくさい生き物だよ)

 

石田ワールド全開「カンパニー」~わかるけどもそれ、なんだかなあ~

正直「カンパニー」は「石田先生だなあ~」という感想しか持てなくて、

いや、テーマ性は伝わってくるんですけど言葉のチョイスが相変わらず…。

 

石田先生ってだけどさーっと女性を冷めさせる言葉を言わせるんですよね。

お芝居を見ててセクハラされているような気持ち悪さがあって。

それが石田先生らしさなんだろうけど年々ひどくなっている気がする…。

 

確かに青柳さんは「青柳さんの嫁になって毎朝みそ汁つくってあげたい」って思う

主人公だったんですけど(「今夜は月がきれいですね」の夏目漱石を引き合いに出す

ところとか私はきゅんとした。

ロマンチックだなあ~って。でもその返しが「有給休暇取ってくださいね」が

もう石田先生…そういうとこだよ…って思ってしまう。

「再会」(雪組)でプロポーズの言葉が「俺の保険金の受取人になってくれ!(ニュアンス)」のセリフで「ここで保険金…」って一気に冷めた時と一緒)

 

毎回毎回歯の浮くような告白やプロポーズを聞きたいわけじゃないんです。

毎回「愛している…」だったら「また同じこと言ってる」って思うだろうし、

そもそも今の時代に「愛している」っていう言葉を使うの日本では

宝塚くらいだし。

 

石田先生は宝塚で坂本龍馬書いたり、新選組書いたり、ミキさんの武道館も

石田先生が演出だったから「宝塚でこの題材!?」っていう新しいことを常に

求めて「誰もやったことないこと僕がやってやる」っていう野心を無意識に

思ってる作家だと思う。守りに入らず、攻めの姿勢。

これは全然OKだし、あといつも雰囲気が明るいのもわりと好きなんです

(基本「この人もこの人も死んだ…切ない…悲しい…どうしてこうなった…」って

泣く悲劇よりも「まあそんなこともある!次頑張ればいいじゃん!」っていう

ブコメが好きな人)

 

「カンパニー」はきっと「カンパニー=宝塚歌劇団」っていうところもあると

思うんですよ。(公式見たらそうでもないみたいだけど(笑))

だからこそあえての「タニマチ」「チケットノルマ」「ネットのつぶやき」

という現実的なワードも入れたんだと思うし(宝塚独特の私設FCを彷彿させるし、

ジェンヌさんもいろいろ理想と現実のはざまで闘っているんだろうな~っていう

憶測だけど)

「お客様に愛されることが私たちの仕事(ニュアンス)」っていう高野さんの言葉も、

「バイトして練習代を収めて、出演料なし!」っていうセリフも

タカラジェンヌを目指している子たちには結構痛いんだろうな、伝わるんだろうなと

思う。でも、そういう要素をとりいれるならセリフくらいは

綺麗なこといってほしいと思うのは私は甘いんでしょうか。

お金のことばっかりじゃなくて、相撲のたとえ話ばっかりじゃなくて、

現実って厳しい、その世界を書くならせめてセリフは

甘いきれいな言葉を聞きたくなるんだけどな。

 

でも石田先生って配役がわりとうまいと思うんです。

いい意味で「やってる中の人がちょっと透けてる」って思わせる配役するイメージ。

青柳さんはそのまま珠城りょうだし(バレエより空手、恋人より結婚相手)

ちゃぴはどう見ても令嬢タイプではなく、強く生きる現代女性、

美弥ちゃんはプライドが高くストイック、だけどいいものは受け入れることができる

れいこちゃんはトイレにこもって泣くし

ありちゃんは大型犬のアイドル…とか。

「これは持ち味じゃないでしょう~!」っていう配役はしない。

意外性を狙って「こんなことができるなんて…!(きゅん)」と思わせるところは

今回「BADDY」がやってくれているのでこれも宝塚のいいところだなあと思うのね。

 

あーだこーだいったけれど、「BADDY」の併演が「カンパニー」であることは

すごく意味があると思います。

「今夜は月がきれいですね」がBADDYの前フリなんて、宝塚の演出家って

優しいというか

「まだまだ公演は続くよ!休憩の後はお待ちかねBADDYだよ!」

っていう観客へのメッセージみたいで。

 

私の海馬はBADDYを見た後99%BADDYになったので

 個人的には

「れいこちゃんのことを我が息子のように

心配するとしさんにきゅん」

「お稽古場で語り合うれいこちゃんとありちゃんにきゅん」

「紗良お嬢様と那由多のその後をWebドラマで」

というピンポイント感想しか残らないどうしようもない自分の感性を呪いつつ

珠城くんの「ともみ…」で

前半理性が飛んだことをお伝えしたいと思います。

(あの表情で亡き妻を想いながら「ともみ」は珠城りょうやりおった…!と思った)

 

あと、わかばの紗良お嬢様。

お姫様であるけれど、強く、たくましく人を見下さない、

いつも明るく努力を惜しまない姿は素のわかばを見た感じがしました。

那由多に「お姫様のキスはかえるを王子様にするの」といってキスするのは

さすがにおとぎ話だなと思ったけれど、きっとこうやって

稽古場で泣いている下級生を一生懸命励まして、自分は現実を受け入れて、

退団を決意したんだろうなと。

 

彼女の「早乙女わかばより、まず同期の珠城りょう、そして月組

「娘役の仕事は相手役を輝かせること」という姿勢はずっと星組時代から

見てきた者としては

わかばの笑顔を、大劇場の真ん中で見たかったよ」

思わずにはいれらません。

 

努力は必ず報われるという世界ではない。わかってるけど、悔しい。

でもそんな風に思う私をきっとわかばは笑って「私は楽しかったよ~!」と

いうのかなあ。「これからも楽しいよ!私の人生!!」なんて言いながら

次の人生を歩んでくれることを願っています。

ご卒業おめでとうございます。

 

さて、湿っぽくなりましたがそんな感想「邪魔だ、どけ!」

BADDY行くぜ!!!!