TRUNK DIARY -ナナメカラタカラヅカ-

宝塚見て早半人生。まだまだ未知の世界すぎて幸せ。

MENU

紅ゆずる・綺咲愛里・美弥るりかの退団に思うこと。いつも「また入団したい」「また見たい」と思える劇団であってほしい。

THE繁忙期。(私が)

 

お久しぶりでございます。あくるです。

1年でいつ稼ぐって2、3月で1年の大半を今稼ぐ仕事にいるため

目の回るような忙しさです。

でもそれでも待ったなしで宝塚は回ります。

 

この趣味を見つけてしまった自分をほめてあげて!と常日頃から思っていますが

この美弥ちゃんの退団発表は寒い時期にはこたえました…

本当は悲しいこと(退団)に関して記事は書きたくないのですが、

やっぱり美弥ちゃんには人一倍思いれがあります。

やっぱり書きたいなと重い腰をあげる。

 

そして、星組トップ紅氏とあーちゃんの発表もありました。

偶然ですが紅氏と美弥ちゃんが同じ時を「退団予定」とされることに、

なんだか不思議な縁を感じます。悲しいけど。

「紅5」で確かになったふたりの絆はそうそう切れるものではないんだなぁ~と

悲しい中にも「宝塚はいつもひとつ」なんて思ってしまったり。

 

今日はそんな3人にまつわる思い出語りです。

よろしければお付き合いください。

 

美弥るりかさんの退団に思うこと

私はまあみなさんご存知の通り美弥ちゃん大好き人間でして。

私の89期への執着愛は「いやもうわかってるから…十分ですよあくるさん」だと

思いますが、89期の中でも美弥ちゃんと望海さんは別格でした。

望海さんもとんとん拍子とはいかなかったので、特に花組時代は

「負けるな!前に進め!勝ち取れトップ!!」と今思うと決して穏やかではない

日々を過ごしていたのですが、美弥ちゃんは実は89期の中で癒し的存在でした。

安全パイというと異論があると思うんですけど、生きるか死ぬかみたいな

89期トップ戦線で美弥ちゃんはずっと「トップになる…のかなぁ~?

(希望ではなってほしい)」という

立ち位置だったんですよ。私の中でですけど。

 

 

月組への組替えは、その時の状況を丁寧に書いてくだっている

ブロガー様たくさんあるのでそちらにお願いして。

私の中で美弥ちゃんといえば「癒し」であるので美弥ちゃんが

明日海さんのメンタル的な助っ人さんかな~と少々人事に鈍いあくるさんさく裂

してるんですが、月組で美弥ちゃんがどんどん大きくなるのを見るたびに感じて

本当にうれしかったんです。もう全部の役を書き出したいくらい。

 

美弥ちゃんって、天使のような外見の美しさもそうなんだけど

内側の美しさも菩薩かな?ってくらいの美しさだと思うんです。

もう全部思いやりでできてますってくらい、学年下トップの珠城さんにも、

大変な状況下で長期間トップ娘役だったちゃぴにも、

同期で「カチャるり」同じ釜の飯を食った凪七さん、

組替えで来たれいこちゃん、生え抜きスターありちゃん、みんなに

いつも優しかった。美弥ちゃんの番組や記事はいつも笑いとあったかい

気持ちにさせてくれる言葉ばかり。あの大きな目をさらに大きくさせて

驚く顔とかオーバーリアクション気味の手とか大好き。

あと群を抜くトークセンスとギャグセンス!紅5のときに勉強したのか

美弥ちゃんがしゃべると絶対に爆笑してしまうおしゃれな会話術が本当に好き。

 

美弥ちゃんを「芝居もいい!」と思ったのは実は結構私は遅くて、

月「ロミジュリ」のマーキューシオからだった。

ダンスはうまいと知ってたけど、演技はそんなに思ったことがなかったのに

マーキューシオが死ぬ場面でボロボロ泣いてしまった。

美弥ちゃんのお芝居はひとことでいうと「繊細」。

ガラス細工のような触ったら壊れそうな芝居をつくるのがうまい。

マーもそうだし、「グランドホテル」のオットーも華やかさを封印した演技が

印象的。「アンナ・カレーニナ」も正直「美弥ちゃんと不倫してれいこちゃんと

結婚してるなんざぁ海ちゃんはどんな徳を積んだのか!?」と思っちゃうなんて

(スミマセン)海ちゃん復活お待ちしております。

そうした一方で大胆不敵な

「私が法律、怖いものなし!かかってこい異を唱える者!」

と言わんばかりな豪快な演技もたまらないんですよ、美弥さんて方は。

「1789」のアルトワはもう美弥るりかマジックのたまものですよね。

私は見た後しばらく「私は神だ」というとおり「美弥さまは神様だ」と

しばらくうわごとのように繰り返していたことがあって「ちょっとあくるさん

熱に浮かされてるな」と思う時期がございました…。

あとは記憶に新しい「BADDY」のスイートハート様ですね。

「おたくに優しいスイハ様」の名の通り私の心をとらえて離さなかったスイハ様は

美弥ちゃんにしかできなかったと思います。

あの「跪け、下等種族めが」っていう上から目線素晴らしかったです(なんか違う)。

 

美弥ちゃんの空気感ってもうずば抜けてて、出てくるだけで空気が変わるっていうのを

後半こういうことか!って思っていました。

正直グラホのオットーのあとのアラミスがなんかこうめちゃくちゃ楽しかったけど

(女好きの美弥さま最高じゃないですか?最高でしたよね←強制)

なんか場面とか歌ももーちょいあってもよかったんじゃあ…とかいろいろ

言ってた気がするんですけど毎度おなじみの小池フィナーレの二番手銀橋で

ぱんっと空気を変えた感じ、さすがだなと思ったしそれでこそ美弥ちゃん、って

誇らしかった。小池フィナーレって二番手のスターオーラが

とことん試されると思う。空気を変える。場を盛り上げる。

その点で「エリザベート」のフランツも

「エリザの中で1番地味なのに1番実力が問われるフランツ」で有名なので(私の中で)

美弥ちゃんのフランツは素晴らしかった。だって王子様だもの。

ちゃぴエリザを一途に愛しぬいてるでしょ?ねえ…。 たまんなかったよ、いろいろ。

 

本当は最後に大羽根をしょって降りてくる美弥ちゃんが見たかったし、

そうあるべきスターだと今でも思ってる。

「やめるのやめて!!!」って大声で言いたいけれど、宝塚の人事は

覆らない。まあ、必死で「夢現無双」のチケット取ったよね。

今できることをする。

最後の美弥ちゃんを必ず見る!!!

武蔵と小次郎に昔からこだわりをみせるサイトーくんと、

サヨナラの美の演出は(私の中では)好きな藤井先生の組み合わせ

宝塚愛にあふれるふたりの「どちらが美弥るりか愛にあふれているか!?」

月組公演を心待ちにしたいと思います。

 

紅ゆずる、綺咲愛里の退団に思うこと

…長くなってしまってますが、続けます。

紅氏の退団会見の様子は記事でしか見れていないんですけど

紅氏らしいいい会見だなあとささくれた心に潤いが戻りました。

 

紅氏って、「平気平気!全然気にしてない!」っていってて

本人がいつもと変わらずやってるつもりでも、

「いや、全然平気じゃないじゃん…?」って周りが思うこと

よくあったと思うんです。いい意味で。人間だからそうなんです。

そういう不器用なところが、私は「ああ、自分もそうだな…紅氏もそういうときか、

私もまたぼちぼちやるかぁ」っていう親近感と、大阪生まれらしい

「どんな気持ちでここに入ったと思ってんねん!そう簡単にやめてたまるか!

あたしはトップなんやから!!」っていう根性が見えて私は大好きです。

 

本当に心配したときもあるけど、紅氏の宝塚愛は誰にも負けないと思う。

愛に勝るものはない、といわんばかりに「私は宝塚で綺咲愛里と結婚した」

と堂々と言い放つキャラも含めて、今の紅氏は本当に充実してて、

「5作やったから爪痕残した!思い残すことはない!!」ってやめる

潔さを感じて爽快感さえ残る会見だと思う。

 

紅氏は美弥ちゃんとはまた違うスター街道を歩いてきて、

順風満帆とは言えないけど「星組を背負うにふさわしい」トップスターだと

思っています。上はレジェンド柚希礼音、下は品行方正真風涼帆っていう

普通の人ならちょっと萎縮しちゃいそうなスターが

上下にいてもちゃんとトップになった、プレッシャーに負けなかったトップ。

そしてトップになって「爪痕残した」「ANOTHER WORLD」っていう

「これは紅ゆずるにしかできない」と言わせる作品を残したというのが

「私は私の仕事した!!!」と言わんばかりでかっこいいなあ~~と思うんですよ。

あ、ショーの「キラールージュ」も素晴らしかったよね。

 

紅氏のたまらんところは、あーちゃんを「爪の先まで愛してる」っていう

愛情表現がすごいところ。群を抜いて「俺は嫁を溺愛」キャラで好きです(笑)

なんというか、今の世の中ちょっとおとなしくなったけどまだまだ

ツンデレキャラが美とされている風潮で紅氏の「俺、嫁には弱いから(スパッ)」

みたいな潔さが「新しいトップ」な気がして。

紅氏はツンデレよりデレデレキャラを推すのが一番です。

そう思うとマリーにぞっこんのルドルフを見れなかったのが本当に残念。

あとコスチュームの美しさは素晴らしい。あのスタイルのよさは後世に

伝えねばという謎の使命感。バランスがいいんですよ…。

 

あーちゃんは断然「可愛いけどかっこいい綺咲愛里」派です!!!

あの可愛い顔して男前に踊ったり紅氏をかわしたりするあーちゃんが

好きです。きっと貴族令嬢だけど空手日本一だろうな、なんて思わせる

メンチの切り方とか踊り方とかされるんですよ、綺咲愛里お嬢様は…。

可愛いのに武闘派。私は紅氏とのトークの空気感が好きでした。

「もーーーあーちゃんめっちゃかわいーーーーーー(デレデレ)」

「…はい。(ほほ笑み)ありがとうございます。(ほほ笑み)」

みたいなあーちゃんたびたび見たけど「この子は本当に強いな」と

思わずにはいられなかった…紅あー…!!!!

 

友人に見せてもらったのですが、台湾版キラルでの

礼真琴さんと天華さんとのダンスシーンは…!!!すごかったです…!!!

あのシーンを海外公演で残してくれた綺咲愛里お嬢様を私は忘れないであろう。

 

…と、長くなりましたが

美弥ちゃんも、紅氏も、あーちゃんも、最後まで見届けるよ!

 

人事はいつも突然で、時々人の心をかき乱すけれど、こんな人事するなんて

宝塚なんて…!!と思うけどやっぱり私はこういう「惜しまれる」スターが

いつも生まれる宝塚が好きなんだなぁと思います。

 

きれいごとはいうつもりはありません。

 

紅氏が会見で言ってた、

「もう1度、退団して、もう1度、入団できるのならば、入団したい。」

 こういうふうに卒業生にずっと思われる劇団でいてほしいし、そうあるべき劇団だと

思う。

 

今は無理かもしれないけれど、ある程度時期が経って美弥ちゃんにも、

美弥ちゃんファンにも「宝塚っていいなあ」と思って、もう一度見ようと

思える場所であることを願うばかりです。