TRUNK DIARY -ナナメカラタカラヅカ-

宝塚見て早半人生。まだまだ未知の世界すぎて幸せ。

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新公を駆け抜けた若きサムライたち。星組新公を見に行ってきました。

「まあ89期が新公卒業するまでは普通に見てるな」

 

→本当に普通に見続けてた

 

「95期が新公するまで全力で見ていくだろうな」

 

→やっぱり全力で見続けた

 

「98期怖い・・・98期の誰か新公主演するまで私見続けられるのだろうか・・・」

 

→普通に見続けてた

 

と、いうことでこの沼から脱出不可能とさえ思い始めてきた宝塚歌劇における

私の新公スタンス。

月日が流れるのは早いものです。

時代は89期をトップにし、95期が新公を客席で見ている情勢になり、

そして私はといえば相変わらずのババアっぷり。

 

と、いうことで

 

「この新公は見逃したくない!!!

天華えまと綾凰華を同時に見れるときは今しかないかもしれない!!!」

 

なんの根拠もなくそう思いつめて、久々に大都会東京に行ってきました。

結果。

 

見に行ってよかった・・・!!!

 

もともと「桜華に舞え」という作品が好きで、ムラでも予定より多く

観劇したときにうっすら

 

「これ東京行くかもしれない・・・」

 

と思っていたのですがそれが現実になっちゃったこの感じ。

人間思いつめると結構頑張れるものなのですね。

思ったより私の人生で宝塚歌劇は大きな割合を占めている・・・(今更)

 

【と、いうことで「桜華に舞え」新公見てきました】

 

まあ新公で嗚咽に近い号泣をしたのは初めてでしたよね・・・。

 

幕開きでまずびっくりしたのが、遥斗勇帆くんのうまさ。

そんな幕開きすぐにびっくりしてよかったのか!?と思うほどの犬養っぷり。

昼間に本公演の麻央くんを見て、「うわー、うまくなったねえ麻央くん・・・」と

感慨深かったのですが(すみません偉そうで)

噂にたがわぬよき犬養でしたよ・・・。

 

遥斗勇帆くんとは!!!????

 

ディベートしたくなるような、老け役も完璧な遥斗くん。

と思ったら元気はつらつと新聞売ってるし、ストレスフリーな歌声。

本役の麻央くんも私わりと好きなのですが(不器用なところがなんか可愛くて)

遥斗くんは歌詞も明瞭でするするっと入ってくるんですよね。

本公演はアイドル犬養という感じで新公は実力派犬養感感じます。

 

麻央くんは現代の恋愛禁止アイドルで遥斗くんは大御所感感じる歌舞伎役者のような

犬養でした。

幕開きからこれ見せられるとなにも言えなくなるわ・・・。

 

犬養に始まり、犬養に終わるこの「桜華に舞え」を遥斗くんの

「役目は果たしたぜ」な最後の顔が忘れられません。

 

川路役の天路そら、あまじぃは最近露出が多いので完全に

「可愛い~~~~あまじぃ可愛い~~~~」とテレビの前で

愛でるマスコット的な存在だったのですが(さやかさんとの鹿児島旅とか、

オシエテの人懐っこさ、本公演の「みんなの弟、天路そら」感とか)

 

この子ただのマスコットじゃなかった・・・。

 

今回の本公演の七海さんの川路も大好きなので、どうなるかなーと

思っていたのですがヒゲも似合うし、

天路そらによる「あまじぃ可愛い~~~」感封印して

本役の七海さんのいいところ全部吸収してさらにあまじぃ感プラス、

大人な川路。七海さんの新境地だと思う川路、そして七海さんのはまり役感あふれる

川路をイメージ壊さず作ったあまじぃすごい!

何気に私七海さんの舞台でベスト1かもしれない、と思っている川路役を

違和感なく演じたあまじぃに好感しか持てません。

 

新公から話それるけど、七海さんのオープニングのポニテ

誰にも勝てないと思う。はっとする美しさ。

気づけばオープニングは七海さんしか見てませんから。

ええ、私常々言ってますけど七海さんの顔が超好みですから。

最近七海スキル上がってちょんぱで開いた瞬間七海さんにオペラをロックオンできる

技を習得しました。っていうかオープニングの七海さんのポニテ

世界遺産登録してほしい。

 

すみません、話がそれました。

 

ヒロイン小桜ほのかちゃん。

 

やり方によってはこの「記憶喪失ヒロイン」は共感できないヒロインになりがちなところを、

本役のふうちゃんが嫌味なく演じてるのでふゆさんのキャラすごく好感が

持ててます。が、舞台を降りたほのかちゃん、めっちゃ不思議ちゃんキャラなので

どうなるかなー・・・と思っていてちょっと心配してました。

初期の月組時代のみゆちゃんをほうふつさせるおっとりキャラで、

何言いだすかハラハラする子ですよね。(笑)好きですけど。

 

本公演の子役もすごく思い切りよく演じているのでその不安は杞憂だったのかもしれません。

 

舞台に一度乗ると、変わります小桜ほのか!!!

 

もともと、ヒロインにしては出番が少ないふゆさんなので

何が正解かわからないところがある中、ほのかちゃんは

「小桜ほのかがやる、ふゆさん」を作り上げていた気がします。

本役さんのまるまるコピーではなく、力を入れるところも抜くところも違う。

本公演でも桐野さまと行く天神祭りのふゆさんのいじらしいところが好きなのですが

ほのかちゃんは図らずとも初々しさが出てて、これまた可愛いのです。

男の人と手をつなぐのも初めて!!!な乙女でうぶなふゆさんが

ほのかちゃんにピッタリだったのかも。

 

女の子で、計算高くできないふゆさんがこのタイミングでほのかちゃんに

回ってきたのはいい配役だったなあ・・・と素人ながら思います。

純粋で、汚れを知らないふゆさんの透明さがほのかちゃんのこれからの

芸風にもいい意味でプラスされていくのでは。

 

今度は、酸いも甘いも知った大人の女性も見てみたい。

絶対イメージも変わるし、ほのかちゃんならできるんじゃないかなー。

勝手な話ですけど、今やっている公演でいい味を出している人を見ると

今度は演じている役とまるで正反対な役を見たくなるんです。

その人の秘めた可能性みたいなの、すごく興味を持てる。

このふゆさんができるほのかちゃんなら、次のマルグリットも見てみたいな・・・という

寝言です。

 

オフの不思議ちゃんキャラはそのまま続行してほしい。(笑)

「はちみつの、ハチです♡」はそのままで。(あの件大好きでめっちゃリピートしてる)

 

「あくるさん好きですよねー」といわれる役者、綾凰華。

 

・・・間違いなくめっちゃ好き。(笑)

 

どれくらい好きかって、友達に頼んで新公写真全部買い占めるほど好き。

ヴィジュアルも芸風もオフの感じも好き。

間違いなく、私の人生を狂わせるジェンヌナンバー1です。いまのところ。(笑)

 

本役さんがかなり濃いキャラで演じてる中、さらっとした清涼感を持ちつつ

熱さも共存してて最期の桐野さまを抱きながらセリフを言う名シーンが

もう嗚咽級でした。もう心の中で「あやなーーーーーーーー!!!!!!!!」って

絶叫してた。セリフが聞き取りやすくって、殺陣もかっこよい!!

 

あと「今しか見れないかもしれない」と思ってこの新公を見に行った1番の理由が、

最初に言った「主演・同期の天華えまとの友情芝居」だったのですが

期待を裏切らない同期コンビっぷり。

本公演とはまた違う友情が見えた気がするんですよね。

同じ釜の飯を食べ続けてここまで来ました感がすっごく好き。

主演のぴーすけがインタビューで言ってたけど、細かく計算とか、

話し合わなくても阿吽の呼吸ができる関係みたいなのが伝わってきて

桐野さまの最期もだけど、若い日の半次郎と隼太の関係もすごくよかった。

「よかった」っていうのがちょっと曖昧なんですけど、「同志」感が醸し出されてて、

ライバルであり同期であり、そして友達であり・・・

 

「これからもいろんな困難が待ち受けているだろうけど、それを乗り越えていくふたり」

 

っていう私が勝手に作ったストーリーを歩んでいくのであろう

「あやぴー」がすごく妄想入ってるけど好きなんです。

ええ、わかってますとも。

 

ただの同期萌えじゃないかっていう話・・・。

 

次がスカピン、ということがわかってるからある意味すごく惹かれるのかもしれない。

どっちがどっちかわからないけど、スカピンって究極のヒーローと敵役だから

今しか見れないこの演目で、この二人がガッツリ芝居で組むのを

見ておきたかったのかな。まだスカピンもどうなるかわかんないけども。

 

あと、めっちゃ見たいのは今後のあやなの恋愛です。

ちょっとだけ見れるこの公演の「隼太の恋」が好きすぎるのです。

そこで「あちーあちー」とからかう半次郎も抜群のタイミングなんですよね。

はー、もうあやなの恋愛が見たすぎる!!!!

めっちゃいい恋愛を見せてくれる気がする!!!

 

ここまで長くなるとは思ってなかったので、スクロールバーの短さに

びっくりしている・・・まだ主演の話してないのに・・・。

 

と、いうことで初主演の天華えまさんの話ですけど、

すっごく好きな半次郎だし、すごく好きな桐野さまでした。

見る前は断髪した桐野さまが好みかなーと思っていたんだけど、

ふたを開けたら薩摩にいる半次郎のほうが好きだった。

若いころの無邪気な半次郎も、晩年の母親を思う半次郎も。

いい意味で役作りをしていない、素の「えりかちゃん」的な天華さんが好きなのかも・・・。

間違いなく東京で任務にカチコチになっている桐野さまより

農作業してたり、若き頃に西郷どんにあこがれてサツマイモ持って頼みに行く半次郎とか、

桜島の下で母親と語り合ったり。

 

ふゆさんとのドラマが生まれる会津の戦いもすっごくかっこよかったけれど、

晩年の西南戦争のときの半次郎が好き。

本公演でもドラマがありすぎる西南戦争だけど新公は若手ばかりからだからか、

いい意味で本当の必死感が出てて。

 

負けるか、勝つか。

生きるか、死ぬか。

 

みんなそれぞれの任務を背負って、必死に戦っている熱さ。

それが一回きりしかない新公にかける想いみたいなのが伝わってくるからかなあ。

その筆頭が、ぴーすけなんです。

 

この一回に思いをかける。

 

あらゆる意味で、ぴーすけの初新公主演がこれでよかった!って思う。

ぴーすけって、感情が出るお芝居の方が向いていると思うし、

オフのキャラとかショーのローラースケートギャルはちょっとウザ可愛いみたいな

ところがすごくかわいいんだけど、ぴーすけの本領発揮できるところは

たぶん、西南戦争みたいな場面だと思うんですよね。

クールに演じることなく、いい意味で熱く、生きる生命力が試されるような。

そういう意味ですごく真ん中力を感じるし、引き込まれました。

 

本公演の西南戦争と、新公の西南戦争は受けるイメージがだいぶ違って、

それもすごく興味深い。楽しい。

 

ぴーすけのいい意味で余裕のない半次郎がすっごくよかった!

 

天華えまの全力で駆け抜けた半次郎の人生。

かっこよかったよ、新公という戦争を生き抜いたサムライ、天華えま!!!

 

 

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と、いうことで私自身の今後の身の振り方としては

 

「後悔する観劇スタイルはするな!」

 

です。

 

見に行きたいと思えば全力で見に行け!!!!!

後悔するな、同じ公演は二度とない!!!!

 

・・・と噛みしめながら、宙バウ見て思ってます。

いやー・・・これはなんとしてでも見る公演だったよねー・・・。

多少無理してでもそらの「どうやって伝えよう」は生で聴きたかったよねー・・・。

 

この先何が起こるかわからないからこそ、後悔ない観劇を。

 

そんなことを思いながら、来週花組さんと宙全ツ梅芸、バーターで

年内最後の観劇の予定です。