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雪組「Shall we ダンス?」①ハラショートップコンビ愛!!!

どうも客席前方がざわついてるし、大ちゃんがノリノリだし
誰か来ているんだろうなと思ったら
ちー様・まぁ様・かいちゃん・たらちゃん・せーこちゃんというなんとも俺得な
宙メンバーがご観劇。

大ちゃんがダルマで登場した時、ちー様がふわっと動いたと思うのは
私の目の錯覚だろうか。

【というわけで強行突破で雪組さん見てきましたよ】

気づけば西に向かっていた、というのが正しい表記であると思う。

だが、思いつきで行って本当によかった。年末にこのような公演に出会えて
私は幸せだ。第六感で動くのも、悪くない(いや私人生三分の二くらい第六感ですけども)

小柳女史の相変わらずの胸キュンストーリー、堪能させていただきました。
そして「ベルばら」のときには味わえなかった雪組生の自由な演技。
やりたいことを今やっているというキラキラした雪組生がそこにはたくさんいました。
ほんと、みなさんおっしゃっていることだけども目が全然たりません。

個人的にはザッキーの「ああ~ザッキーだわ~(納得)」な演技にクギヅケでした
(エラ(早霧)に個人レッスンしてもらってるんだけどもエラに何度も
顔をくいっと直される、あのザッキーの演技がもうたまらんのですわ・・・)

●ヘイリー・ハーツ  壮一帆

平凡なサラリー(しかしあんなお父さんがいいという意見は決して揺るぐものではありません)

この「平凡」がどれだけ難しいか、そして壮さんがやはり決して平凡ではないキャリアを
積んでいる男役だからこそできる役ではないでしょうか。

あれだけ個性的なメンツに囲まれながらも絶対に埋もれることのない、ヘイリー。
照明があたるという事実だけでは済まされないキラっとどこにいても光る
圧倒的な存在感。トップスターだから、常に中央にいるから、だけではない輝きです。
たぶん宝塚を初めて見る人は、インパクからしてみれば
夢乃聖夏さんの方が絶対的な記憶に残ると思うけど

「でも、ヘイリーさん役の人かっこいいよね」

となる、絶対的存在のトップスター。今の布陣で一番ヘイリーさんを自分の
ものにできるトップスターさんだと思うのです(もちろんいい意味で)。

地味なグレーのスーツばかりで、なにか輝くものもなにも付けてないのに、
あの俺が主役感はそんじょそこらの男役ができるものではありません。

一番お気に入りのシーンはもちろん最後!ですけども、何気に娘から
i Padを貸してもらい、間違って大音量で流れてしまった音楽をどうにか止めようとi Padと
格闘するヘイリーさんがなんか面白おかしくて好き。ちょっとした場面ですけど。

あと、夢乃ドニーに絶対笑わない鉄の心の持ち主が壮一帆さんらしくて素晴しい。
スーパー夢乃聖夏タイムでも戸惑った表情であの世界に旅立つ(※違う)
ヘイリーさんは、やはりゼロ番の人がやる役なんだなぁと思います。

あと、「人に対しては絶対に男女問わず優しく」というスーパー「人たらし」な感じが
私は好きです。エラだけじゃなく、ジャン(鳳翔)、レオン(彩凪)、ドニー、
もちろん奥さんのジョセリン(愛加)、エミリア(星乃)、シーラ(梨花
ちょっと話す程度の下級生の役、役名のないダンス教室にいる人たちみんなに優しくて、
穏やかなヘイリーの顔を見ると「こういう人間でありたいな」とも思う、
ヒューマンドラマでもあると思います。

ひたすら「かっこいい」だけじゃなく、人間らしくて、温かみのある役。
宝塚のトップスターがやる役じゃない、とか思われがちかもしれませんが
「トップスターだからできる役」だと思うのです。「壮一帆だからできる役」とも。

関係ないかもだけど壮さん、下級生のときから姿勢が良くて背がぴしっと常に
伸ばしているイメージがあるのですが今回ボールルームダンスにそれが
ぴったり。凛とした本物のダンサーに見える。巧い人が「うまくできない」役というのは
すごく難しいと思うのですが(特に最初の習い始めのレオン、ジャン、ヘイリーの
三人はいつもバリバリ踊っている方たちばかりなので「踊れない役」って
難しいんだろうなー、と思うしかない)見事ものにしているのでもう

「いや、もう、そのできない感かわいくて逆につらいから・・・(萌えるから・・・)」

となるしか な い

●ジョセリン・ハーツ  愛加あゆ

この人・・・かわいいじゃないですか。
お人形みたいじゃないですか。っていうか、人間の姿をした妖精じゃないですか。
その愛加さんがね、「グリーンスムージー!」とかね、「エーミーリーアー!!!!(怒)」とかね、
アレです、リアルな生活感ってなかなか出せないと思うんです。

だって、天下の愛加あゆだぜ?「生活感」の「せ」の字も感じさせないフェアリーだぜ?

それが!!!!愛加さん、とてもキュートで愛らしくて「ミキサー♪ミキサー♪」な、
ヘイリーさん大好き(※これはいつも)チェックにセーターにパンツ(たぶんユニクロ)、
なんか「専業主婦」になってるんです!!!
成城石井でしじみ買ってそうな!!!(※深い意味はない)

この方も「平凡」とは程遠い方だと思うんですけども、
(この後ショーを見ると余計「さっきの人と同一人物だよな・・?」感)
夫のことが大好きで、浮気してるんじゃないかって探偵事務所に
相談にきちゃって、香水を嗅ぎ分けてるって犬扱いされちゃう奥さん、
それがすっごくかわいくて、

「そんな、あゆみたいな人と結婚して壮さんが浮気するはずないじゃん!」

(って、天寿さんにいってほしい)
(いつのまにか芸名で言ってる!!!)(この人現実と舞台ごっちゃになってる!!!!)
って思いっきりいってあげたくなる、かわいい奥さんなんですよジョセリン。
大丈夫、あゆと結婚して浮気するようなバカいないよ(だから芸名で話すなよ!!!!)
(お し ば い ! )

なんだかすっかりお芝居の人になった愛加さんに私は白旗だよ。

もちろん「こんなえりあゆ待ってました!!!」は最後のダンスシーンだけど、もうひとつは
なんといっても歌。ヘイリーがダンスを辞めてしまって、
それをそっと勇気づけるジョセリンの「愛」の歌。

特に好きな歌詞があって、

ワイシャツのサイズ
口づさむメロディー
何もかも
変わり続けているの

といって後ろからヘイリーに近づくシーンが最後のほうにあるのですが
その曲のよさったら!!!!どうしてそんなにかわいいの愛加さん!!!!
着ている服はチェック+セーター+スキニーパンツ(すべてユニクロ風)なのに!!!

いや、マジで愛加さんを奥さんにして浮気するバカはこの世にいない

・・・確信するシーンです。歌もいいんです優しいメロディーと、ほっとする歌詞。

バッドエンディング(若き日中日)⇒バッドエンディング(ベルばら)⇒
バッドエンディング(若き日全ツ)ときてやっとのハッピーエンディングに
次もバッドと決まっている今(心中DC)この最後に手をつないでダンスステップを
踏むえりあゆを見ると涙が出てきますね・・・

本当にいい夫婦だよえりあゆ・・・。

愛の結晶が星乃あんりちゃんっていうのも絶妙だよ小柳女史・・・(※個人的見解)

イメージと、映画の印象(草刈民代さんの絶対的オーラで)
ヒロインはやはりエラなのかなあって思っていたのだけど、
思いのほかジョセリンも「ああ、いいなこの奥さん・・・」と思えるシーンも
結構あって結局

「ハラショーえりあゆ!!!!」

ってなってる自分にやはりトップコンビ萌えの血がどうしてもっていう

ミキサーゲットしてはりきってグリーンスムージー作るジョセリンが
かわいくて困っている。ああもう、この家庭に生まれたい・・・
(あんたいくつよ)


次回、個性的なメンツで爆笑をかっさらう雪組メンバー総ざらい!
はたして文字数足りるのか!?(ほどほどにして・・・)