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何度時を繰り返しても、君と僕は恋に落ちる。花組「元禄バロックロック/THE Fascination!」感想~イエス!恋セヨ柚香光★

あなたはこの花組公演で何回「これ…マンガで見たことある…!!」と思いましたか?(大人気♡忠臣蔵ファンタジー「元禄バロックロック」月刊花とゆめで大好評連載中★)

 

 早い…もうなんだかんだで2月です…みなさまお元気でしょうか?あくるです!早速なんですけど!ごめんね、なんかもう…なんかもう!言っちゃっていいですか!!

 公演中止って言葉、めっちゃ凹むんだけど!!!!(この世で聞きたくないワード堂々の一位を獲得です)

 そして

 なんであやなちゃん辞めるんですか!!!(この世で聞きたくないワード第一位と堂々のタイです)

 あ~~~も~~~~やだ~~~~。もーーほんとやだ!!(←駄々っ子)コロナもやだし仕事もやだし、また遊べなくなりそうだしいいかげんなけなしポジティブも限界っすよ!!!あかん~~~もう超無理~~~~。

お菓子食べながら仕事せずにタカラヅカみてちゃダメですか?(真顔)あと朝ドラのオダギリジョーが可愛すぎて限界です。(どさくさ)

 …っていう私の最近の毎日なんですけど、みなさんはどうですか?(このネガティブ全開からの「どうですか?」って…あんた…)(※あくるさん、こう見えて30半ばのまあまあ大人です。)

 たぶんね…みんな、つらいよね…ほんとーーーにつらいわ。この生活始まって2年よ。長くない?ヤツ、地球好きすぎない…?(この愚痴、1時間くらいしゃべれる)(生産性0)

 …だけどここのページを開いてくれたあなた。同じ思いだと私は思う。

 こういうつらい時のためのタカラヅカです。

 ひいては花組です(断言)。

わりと全部がどうでもよくなる、華やかさ。(万歳三唱)

 公演再開からこっち、「頼む、大楽までは…日曜日まででいい…誰もヤツを見つけないでくれ…」と祈り続けた結果、神様はいた!!!!

 元禄大楽おめでとうございました!!!!(我々の!勝利だーーーー!!!)(シャンパンポーン!)

 柚香光!星風まどか!!花組オールスターズ!!あんたたちサイコーだよ~~~!!!生きててよかった!!!!(れいちゃんの挨拶に涙ぐむ重いオタクたち)

 というわけで「元禄バロックロック/The Fasicination!」感想開幕です。もうなんか、あたしテレビで「時を戻そう」っていうぺこぱ見るたびに「うう…クロノスケ…!!」って胸がきゅんとなるんだけどみんなそれは一緒ですか?(※ぺこぱにときめいてるわけではない)←いろんな方面に失礼

 私たちの生きる糧、生きる少女マンガ(=柚香光)が帰ってきたぞーーーい!!!!(もうなんかコロナ疲れと花組ハイでテンションおかしいのは自覚してるから…でも頼む…騒がせてくれ…あとれいまどをもっとくれ(どさくさ))

 

花組 「元禄バロックロック/The Fascination!」

 

 恋とはするものではなく落ちるもの   柚香光/クロノスケ

 毎回、しつこいくらい思うんですけど。みんなそう思ってるから(断定)あえて言うけど。

 れいちゃんは何を読んでそんな少女マンガになったんですかね…?

 もうね…生きる少女マンガそのものすぎるんですよ…私何度「えっ?嘘でしょほんとに?」って目をごしごしこすったか(※マンガの古典的表現)存在が少女マンガすぎてね、脳がバグを起こしてるのがわかるんですよ…。

・ド頭の登場シーン(ラーメンパーマにざっくりひとつにくくってCLAMP衣装のれいちゃん、ご褒美がすぎる(開始5秒で生きててよかった))

・銀橋の時計カチコチ(♪時をもどそ~うの動きが可愛すぎる)

・遊び人風、恋多き男風、チャラ男風、でも実は純粋で恋を知らない柚香光のお家芸出ました!!ありがとうございます!!!)

・花火見ながらの「笑った…こんなふうに笑う君は初めてだ…」からの「こんな女…初めてだ…」っていうモノローグが聞こえてくる銀橋(柚香光が恋に落ちる瞬間をまた見てしまった…(何回見ても最高です…(ガッツポーズ))エス恋せよ☆柚香光!!!

・毎回思うけど、恋に落ちてからの柚香光はやばいです。糖分過多で死んでしまうかと思うくらい。(まどち大丈夫?)(こっちは全員死亡です)

 とまあざっとバグ案件15000個くらいあるんですけど(そんなに…)(公演3時間やで…?)私やっぱりれいちゃんはすごい人だな、なるべくしてなったんだな、と思う。…贔屓目ですけどなにか?(先手)(←※ズブズブ)

 もう、言葉を失う、かっこよさ!!!

 一番好きなのは言わずもがな花火の銀橋シーンなんですけど、なんかねえ。正直、毎日公演ってやってるじゃないですか。私達にとってはその日1日のスペシャルデイだけど、れいちゃんたちにとっては公演はお仕事で、日常で。…だけど、毎回人ってこういうふうに恋に落ちて、人生を一生懸命生きて、大口開けて笑うんだな、って当たり前のことにドキドキするんですよね。れいちゃんの演技を見ていると。

 毎回”初めて”恋に落ちている柚香光を見て、毎回ドキドキできるこの幸せ。すごくない?って思う。毎回新鮮なんだよね。正直、何年も見てるのに「こんなの初めて」って毎回思わせる表現がもう、凄まじいです。やめられない。もう絶対この沼出たくない(笑)

 最初は寂しそうに笑ってたキラが、弾ける笑顔を見せたとき。クロノスケは恋に落ちる。書くのは簡単。だけどこの表現が、使い古されたこのシチュエーションが、柚香光は過去の誰よりも素晴らしいと私は思う。

 こんなに人が純粋に恋に落ちる瞬間を見て「きれいだ」って思える人は、そういない。

 感情が動く。この恋が実りますように!そう願わずにはいられない。

 キラを一回屋敷に送り返すシーン。大した時間じゃないはずなのに、もう一生の別れみたいな目をするのね。れいちゃんが。離れたくない、心配だ、君を片時も手放したくないんだ!!っていうあの目がもう、…え?れいちゃん、マンガじゃなくて…?っていう。これは本当に東京のビル街で起こってることなの?紙面上じゃなくて!?(しつこい)

 次号はどうなるの?発売日1ヶ月先!?待てないよ!!!(ばーん)

 っていうか、顔が近い。しかも全員近い。タカヤさんの演出なのかなと思ったら普段の公演から全部だいたい近かった(※いろんなのを見直した)特にれいちゃんとマイティはもう…あれ癖なのかな…びっくりするよ、いや顔がいいからいいけど!!(←これでれいまい9割あらかた許される)

 いや~…もうなんか毎回のことで私もまでもが時を何回も繰り返してんじゃないかなと思っちゃうんだけど、

何回見ても柚香光の恋愛はとにかくいい。

(語彙力)なんだろうこの多幸感。この時間が永遠に続けばいいのに、そう願わずにはいられない幸せがずっとここにある。小さい頃に何回も何回も飽きずに繰り返し読んだ、マンガみたいに。読んでるときは現実忘れて、時間を忘れてその世界にタイムスリップする感覚。

 おとぎ話はできすぎてるくらいがちょうどいいと思うんです。絵に書いたようなハッピーエンド。みんな大口を開けて、笑っていて。れいちゃんとまどちが当たり前のように笑い合って、大股で肩を組んで花道を歩く(ほんとに好きだ~!このラスト!!)もう現実なんてうまくいかないことだらけなんだから(笑)タカラヅカでくらい「いやあほんとに君等が幸せそうでみんな超ハッピーだよ!!」ってほほえみたいのだ、こんな時代なんだもの(みつを)。

 

 なんか、こればっかで恐縮なんだけどもちょっともうねえ、今回の公演は「いやあほんとうによかった!!!」としか思えなくて(異論は認めません)もうちょっとその「よかった話」に付き合ってもらえます?あのねあのね(強制的に話を続ける…)すごい私手フェチなんですよ。自分がぷくぷくした子どもっぽい手をしていることもあって、すごい筋張った血管浮いてるくらいの男役さんの大きな手大好きなんですけど~…。

 みなさん、柚香光の手を御覧ください。特にキスシーンの手を御覧ください。

…もうなんなんだ!!!(ばーん)(月刊誌を耐えきれず閉じる)

 クリエイティブアーツさん、柚香光の手のスターアングルをください!!!!相手役さんの耳近くに手をかけて、顔を傾けて近づくんだけど…もう…たまらないんです…!(あたしほんとに大丈夫か)。本当に柚香光のキスシーンだけを集めたBD作って欲しい。絶対に売れる。なんなら私が配布する。You Tubeでいい。切ってつなげただけでいい。

 このコロナ渦を救う映像、ここにある!!(どーん)(あ~もう…)(この人もう限界なんですよ、いろいろ…あったかく見守ってください…)

 あと!れいちゃんの癖でけしからんものがあるんですけど共有していいですか!(この勢いでやめてと言う方が困難やで)あの~、相手役さんの肩にね?手じゃなくて、腕置くんですよ。コレ。で、ゆらゆら揺れながら顔近づけるんですよ。

 …どういうこと?(Pardon?の発音で。)これちょこちょこれいちゃんやってるんで、で、そのたびに(私が)萌え死にそうになるんで要チェックな!毎回テストで出るからみんな「出た~~~!!!柚香光ポーズー!!!」って萌え死のうな!(灰)

 ちなみにここにいる手フェチ(はい(挙手))、柚香光に続き彩風さんと鳳月さんの手も大好きです。何度も言うけど異論は認めません。(でもこの人の手もおすすめだよ!!という情報いつでもください)←ほしがり

 

 「ファシネイション」はねえ、もうさあ~…もうねえ~…中村B先生作品に関しては語彙力死ぬ系オタクなので(三度の飯より中村B)もう深くも浅くも語れないけども(どっちなん?)一言いいですか。

 好きです。(完)(みーんな知ってるわ。)

 B先生のこだわりなのか雪組Pがストップかけてるのか(※言いがかり)、今流行りのライフワークバランスなのか知らないけども。

 …B先生!もっと働こうよ!!!(=各組でもっと作品作ってください)いや最近やる気出てきたのか(ダンサートップ多いから?)ようやっと重すぎる腰上げて星と花やってくれたけど。もうね、B先生の音楽センスが死ぬほど好きなんですよね~。ティンパニガンガン使う系の。オーケストラの醍醐味っっ!!といわんばかりに打楽器祭り、本気で好き。

 で、その中でもラプソディー・イン・ブルーは柚香光時代の花組のテーマソングにこの度決定いたしました(報告)。これしか考えられないよ。天国のガーシュウインも喜んでるって!こんなに幸せな気持ちでラプソディー・イン・ブルー聞けることないって、ほんとに。…毎回思うけど、この柚香・水美・永久輝の3人口国民全員が幸せになれる3人口でしかないよな~(←薄っぺらい感想)(小学生の作文でしかない)真ん中見ても、左見ても右見ても幸せが待ってるってどんな宗教だよってマジで毎回思う。弱っているときに見ちゃうと必ず課金しちゃうシステムのやつ(それマルチ商法だよ)

 

【柚香光の公演においての規定】

①1公演、1ガウン。

②1公演、1ラプソディ。←追加項目

 

 以上です~…(まだまだれいちゃんについてあと10000文字くらい書けるけど(その数字気遠くなるわ)今の花組書きたいこと多すぎるから!!!あーもう~!!!文字数!!!←観劇中ノーストレスからの書きたいこと多すぎストレス)

 ショーの衣装がもう、あからさまにアニバーサリー仕様で衣装が画面でもわかる「すごくいい生地☆」っていう光り方してるからアニバーサリー公演大好きなんですけど(=衣装予算が天井知らず←希望的観測)、今回デュエットダンスの衣装と濃い色のスタンドカラーシャツにピンクのスーツだいっすきです。またれいちゃんほんとピンク似合うよね…。花組トップになるべくしてなったよね…!

 あとトップなのに(なのに…)必ず「それ…透けない?」って衣装着せられる系トップてそうそういないから毎回楽しみ。トップなのに一番薄いペラッペラ衣装着せられる柚香光。でも着こなしちゃう☆

 もうね…たぶん、れいちゃんね…正直、アボガドの被り物着ても似合っちゃうと思うわ…(…う、嬉しくねえ…)(よりによってアボガド…)

 

 令和発・あなたがそこにいるなら私が行くわ キラ/星風まどか

 まどちがね~可愛すぎるんですよ…(ため息)。もう国民の孫でしかない。愛でる要素しかない!!!中盤くらいの金髪ボブに青のインナーカラー天才じゃない?って何度二度見したか…。

 まどかちゃんって、本当に現代的ヒロインだと思う。待たないんですよね。待つ女ぜんぜん似合わなくて。あなたがそこにいるなら会いに行くし、動けないならわたし動くし、守ってもらいたいんじゃないの、守りたいの。助けてほしいと言う前に助けに行くわ、っていう…それも自己犠牲じゃなくて「わたしがそうしたいからそうする」っていう大前提で動いている、というのが伝わってくる。だからこっちも見てて「いいわ~」って思えるのよね。見ていて気持ちがいいヒロイン。ほんとに、今の時代にあった、今の時代に生まれべくして誕生したトップ娘役だな~と思う。

 寂しそうに笑う、からの心の底から楽しそうに笑うの笑い方の差の付け方がもう…さすがでした。アッパレ、さすが星風まどかやで。れいちゃんのところでも書いたけど、ト書きで書くのは簡単なことだと思うのよね。「心の底から楽しそうに笑う」って。でも実際、見てる側もれいちゃんもハッとするような笑い方をするのよ。見た人全員がハッと見とれてしまう、そして「かっ…かわ!!!」って思う笑い方をするってなかなかできないと思う。それができちゃうまどちが、また可愛くて仕方ないんですよ…ってさっきからあたし「可愛い」しか言ってないけど大丈夫?(たぶん伝わってるって信じてる)

 最初はただひたすら「追いかける女子」。クロノスケをどうにかして守ってあげたい。 私しか助けてあげられる人はいない。悪さをしたら叱ってあげなきゃだし、良いことをしたらたっくさん褒めてあげなきゃ。…ここでまどちがちょっと母性を出してきたのも「はい!!れいまど大正解!!!」ってなるんだけど。(タカヤさんにほんとボーナス出したげて!!(阪急から))

 それが、だんだん結構家庭環境大変な子だとわかってきて。それでも諦めず、外の世界で生きることを夢見るキラなんでも知りたい、好奇心の塊。外の世界からきたクロノスケ(銀縁メガネ使用←無事全員死亡…に「教えて教えて!!」って姿がも~~~うか!わ!い!い!(ノックアウト)そりゃあもうメロメロですよね、わかるわ~れいちゃん、コレはしょうがない!!(もはやクロノスケというよりれいちゃんになっている)

 私が助ける。私が守る。悲しみを隠して、自分が一番つらいのを気づかないフリして、無邪気に笑うキラをいつしかクロノスケが追いかける。

 つらかったら僕のところにおいで。泣きたいときは無理に笑わなくていいんだ。

 言わなくてもそういってくれているようなクロノスケにキラはどんどん惹かれていったんだろうなあ。時を何度も繰り返しても、あなたを追いかける。何度も恋に落ちよう。何度も人生を一緒に歩こう。助け、助けられる。守り、守られる。お互いがお互いを尊重して、「対等」「同志」であり続ける。「ついてこい」「ついていくわ」じゃなくて、今の時代にあった「寄り添う」関係。同じ速度で歩ける関係。ああ~見てて気持ちがいい。なんていいコンビなんだ、れいまどバンザイ!!

 なんていっても銀縁メガネのクロノスケに出会うはじめましてのシーンで履いてたショッキングピンクの靴下がもう衝撃で(笑)この靴下…まどかちゃんに履いてもらうためにこの世に存在する…!って目が釘付けになった(笑)全編CLAMP画のきゃわわなまどちが見れて幸せでした。なんかもう…フィギュア作ったら絶対完売しそうよね…ほら完全受注生産制で…よくアニ○イトであったやん?5万円くらいするやつ。(大真面目)

 ショーの後半の、銀橋渡りエーデルワイス。羽立光来からの和海しょうという「この二人のあと絶対歌いたくない」(鉄板歌唱力黄金ライン)っていう流れからの黄色のダルマのまどち登場(ひよこ…きゃわわ…)、透き通るようなエーデルワイスに「その手があったか…!B先生天才がすぎます…!!!」と涙を流しながら心の「いいね」ボタン連打です。グッジョブ、これが本気のグッドジョブ…!

 も、もう…悔いはございませぬ…よい人生であった…(パタン)

 

 マイティという名の壁(上手い人には悪役させろ) コウズケノスケ/水美舞斗

 昔から「可愛い子には旅をさせろ」という格言がございますが、私が少々のアレンジするなら「上手い人には悪役させろ」です。技術、表現、全てがハイクオリティの人ほど「コ イ ツ 絶 対 許 さ な い」がハマるものです。ゆ~~~るさない許さない!!!と名古屋の星組さんのコーラスに合わせて、今回の水美舞斗さん。もうあたい、マイティとか呼べないんですけど、いいですか。(なにが?)

 まずその前に一言いいですか。もうアタイ我慢できませんの。誰かに聞きたい、というか卒業する前のしょみちゃんに聞いとけばよかった案件第一位でございます。(でも悲しき事実、しょみちゃんは別に私の友達でもなんでもないです(知ってるわ)。うわ~ん退団すっごく悲しい…)

 マイティのこの、「手練れ感」は一体どこから来るのでしょうか。

 いや冷静に考えてオカシイ。れいちゃんと同期で中卒(つまり同世代、だいたい見てきたテレビもマンガも一緒)、同じ釜の飯を食い、同じ作品に参加し、同じ先輩の背中を見て育ったのにも関わらず、

柚香光:恋愛経験0、何をするにも初恋のドキドキをあなたにお届け(「女子の手?どうやって握ったらいいんだ!?!?」)(「デート場所?待ってググるわ!」)

水美舞斗:恋の百戦錬磨、恋のテクニックは百を超えるし美魔女(あおいさん)もキャピキャピピチピチ★女子(美羽愛ちゃん・星空美咲ちゃん)もバッチコイ(手の上で転がす余裕さえもあり)

 …マイティなんなんだ!!(ぱりーん(心の鏡が割れる音))っていうかトップのれいちゃんもそれはそれでなんなんだ(小声)

 私はもうマイティコウズケノスケが画面に映るたびに「手練れがすぎる…!!!」と子犬のように(※誰が?)震えておりました。もうなんなんでしょう、マイティコウズケノスケ。もうどう見ても95期じゃないんだけど(感覚的には88期くらい(まぁ様・紅さんと同期くらい←THEテキトー)もう大人で悪い男の色気がダダ漏れです。どうしてそうなる、水美舞斗!!!(=ありがとう末永く花組にいてください(三指))

 真っ黒ってわけじゃないけど、限りなく黒に近いグレー。そんなコウズケノスケがもう~絶妙に上手い!!歌って良し、踊って良し、演技して良し。「お前は可哀想な子だよ…」ってキラに言いながら目をギラッとさせるシーン、もう怖くて怖くてゾッとした。こうやって親ってナチュラルに洗脳させてくるのはいつの時代も一緒なんですよね。それでも負けなかった、諦めなかったキラはママ(あおいさん)のDNAが強かったと思わざるを得ない(笑)話ずれますが、自分と同じくらいの年の女の子に「パパのこと好きなんでしょ!」って心理戦するキラ、ほんとすげえ…強すぎる…パパの遺伝子も確実に受け継いでおる…。

 そんな中、コウズケノスケにとっての脅威はツナヨシ。世が世ならツナヨシの場所にはキラ(自分の娘)がいたはず。そうやってツナヨシを見ながら苦虫潰すようにギリッ…としているマイティ、もう超似合う!!そして超上手い!!!虎視眈々と出世も女も金も地位も名誉も全部を手に入れようとする百戦錬磨。(※明らかに人類が手に入れられるものの容量を超えているマイティ)でも結局、ツナヨシには頭は上がらず(っていうか花組の中でマイティに勝てるの、音くりちゃんだけだと思う)(ラスト、上から柚香水美永久輝三人全員頭を垂れていましたからね…音くりちゃんに…(音くり寿最強説…))キラは出ていき、ケイショウインはソッポを向き…。権力者のTHE ENDはいつの時代も、どの国も一緒なのかもしれないわ。それでも懲りずに這い上がってきそうなマイティコウズケノスケではある。コウズケノスケから見たこの世界も見てみたい。スピンオフができそうな作品っていうのはいいよね!

 白か黒か、はっきり色を付けるのは簡単だと思うけど、グレーとかぼんやりオフホワイトとか、とにかく「しっぽを出さない悪」とか「敵なの?味方なの?」っていう役はすっごく難しいと思う。少し前の作品、雪組「ONCE」のジミー凪様を見てそう思った。出しすぎても、隠しすぎてもきっと違う。でも、難しいだろうけど、見てる方はとにかく面白い。

 「え?今ああいう表情してたけどなに思った?」「え?今度は何する気?」「そうきたかーっっ!!」

 …唖然としたり、やりやがったな!と苦々しく思ったり。そうやって観客に魅せられる役者ってずっと見ていたくなるよね。マイティも私にとってそんな感じ。なので、これからも柚香光に立ちはだかる壁として、毒持ったり密告したり、寝返ったり浮気したり、はたまた内部告発したり(すごい…バリエーション…)(でも全部できそう…マイティ…←どんだけ悪役やってほしいんだよ)末永く末永く花組で見ていたい。上手い人には悪役させろ。花組の芝居どんどん面白くしてくれ、頼む。顔がいいのはそのままで!!!(いや~企み顔も美しいっていうのは罪やで、ほんとに…)

 ショーのマイティなんですけど~、同じようなタイプの柚香・永久輝と並ぶことでマイティの個性が出ていい三人口だよなあ…って何回も思えるっていい。健康にも精神衛生上にもいいことこの上ない。(断言)健康的な生活に必要不可欠な花組

スムージー花組(※いいたいだけ)

 そしてこれからグレーのスーツ(ピンストライプに鈍く光沢)にダークカラーシャツのコーデを「マイティスーツ」と呼ぶことにしようと思うんだけど。すごく似合うし、こういう人シカゴの暗黒街に絶対いる…って最後までマイティを「とにかく悪役に仕立てる」悪い癖が出てしまうわたしでした。いや~、もうね~…今回ほんっとよかったんですよ…あの手練れ感が。(とにかくマイティに関してはホットワードは #悪役と #手練れ)(あくるさんいいかげん…怒られるからな…!)

 

ウツケに見せかけての切れ者はずるいです クラノスケ/永久輝せあ

 大石内蔵助モデルの永久輝せあさん。もうね~、ずるいよ!雪組時代もとにかく好きだったけど(好きなものに理由はいらぬの代名詞的男役)花組に異動になって好きが加速するってどんなシステムになってるの!?ほんとに…永久輝さんは…ずるいです…!(上目遣いの美羽愛ちゃんボイスでどん)

 で、冒頭のクラノスケさんなんですが。みなさん…ほんとに今回の永久輝さん(も)ずるいです。(※2回言う)オタク女子が大好きな「ウツケのふりからのキレ者見参」「ギャップ萌え男子」「嫁には頭上がらない男子」からの「俺、一切ブレません」。頑固ー!!絶対この岩動かない!!っていう鉄の意志を感じるクラノスケひとこ。今回も好きが加速してスピード違反で逮捕です。(ひとこが素敵すぎる罪で)(…あくるさんほんとに頭打ったんじゃないの?)

 のらりくらり、バクチも女の子も大好きな冒頭のクラノスケ、わりとわかりやすく「キレ者」感を出してくるんだけどこの声色変えてくる系の演技にバッッッカ弱いのよね、私(お、おまえかーい!!)(そう…そもそもの発端は「篤姫」の堺雅人であった…あの堺雅人が未だに一番好きです。(あんたここで何いってんの))

 世を欺き、嫁も欺き、友人にも心の内を明かしたりはしない。(なんか信頼してるのが飛龍つかさくん(ヤスベエ)っていうのがまたリアル)。

 崇拝するタクミノカミ様への恩と自分のみを信じて、ただひたすらに復讐することだけを生きる糧としてこの世を生きる…!…ここまで書いて、み、みんなの好きな永久輝せあの具体化がクラノスケなんじゃ…!?って思えてきた。

 絶対に永久輝さん、王子様っていうより復讐に燃える男だもんな。

世を統治するって言うよりその世をひっくり返して革命起こす系だもんな。

人を信じて愛すっていうより愛することが執念になって、のちに復讐にすり替わっちゃうもんな。…え、永久輝さん大丈夫?(おい違うだろ)

 まあそんな永久輝せあドリーム重症患者みたいな私ですが、一番ときめいたのはラスト近くの鉄はちまき(なんていうんでしょうかね~あれ…鉄の額当て…)(なんかよく星組さんがやってそうなやつなんですけど~…←いいがかり)の下で光る三白眼。全然関係ないけど鉄の額当て、よく雪組でも見る気がする。日本モノっぽいから?すぐにそういうの発見して嬉しくなって「いやあ~うちの永久輝は今日もサイコーだな!!!」ってすぐマウントとる系雪組ファン、あくるです。(最低)もういいかげんやめなさいよ、大人なんだからさあ…。もう組替えして結構経つよ?ほんとにさあ…。(くどくど祭りの華雅りりかさん風に)

 話戻して、永久輝さん、ほんっと目が効く。他の人と何が違うんだろうって思うけど。前どっかで言ってた、白目の光の入り方が違うのかな…。すっごい印象的な目をするんですよ。私はすごいひとこの目には意志を感じる。

「絶対にオレは間違ってない」「絶対にオレはブレない」「絶対に…ヤツを殺る…!」(殺気!!!)みたいな。ひとこはセリフを言っても素晴らしいけど(声もまた素敵)目だけでも説得力がどんどん増す。目でする芝居の力がすごいです。なんだろう…圧はないけど芯は強くて絶対ぶれない、そんな目をしてる。そういうのすっごく憧れますねえ~。

 日本人が未だに「忠臣蔵」が好きなのは日本人が美とする忠誠心がいい表現で描かれてるからだと思うんですけど、ひとこは本当に忠臣蔵でよしとされる「忠誠心」の塊。この話の軸で肝ですよね。まあ、クラノスケだから当たり前だけど。

 「オレの信じる人を裏切るヤツ、たとえ地獄に落ちても許さない」感がすごい。忠犬ひと公、ここにあり。(←変な名前つけるな)ひとこを目の前にしたら「いや~、コウズケノスケもコウズケノスケでつらかったんじゃないの~?」なんてヘラヘラした態度なんて絶対できない。何回も言うけど、男役の永久輝せあ、ブレないから。この岩は動かないから。(でもなんか、素のひとこちゃんはふわふわっとしてるし、そんな感じ一切ないから役者だな~って思う。本当にどうなってんの構造的に?男役って不思議…いつも思う。だからめっちゃ面白いんだけど。)

 ただ、ちょっと忠誠心強すぎて少し自己犠牲伴うのがまた日本人っぽくてリアルだな~って思う。まあ、忠臣蔵だしね、コレ(笑)。崇拝するタクミノカミ様のためなら、別に命なんて惜しくはないし自分がどうなっても名誉回復につなげる。そういう日本人に染み付いたアイデンティティを、ひとこの演技には感じるからこの芝居が自分たちに身近に思えるんだろうな。自分に近い人物がいると、安心するじゃない?その中に紛れているアメリカンなキラやツナヨシに憧れつつね。

 ショーの方ではミモザのキラッキラ白軍服男子永久輝せあもいいんだけど、やっぱり「やられたらやり返す、それも10倍返しする」三白眼ひとこにドリーム抱きがち女子としては普通のなんてことないシンプル黒燕尾にキャーキャーいうのに落ち着く。ひとこさんは、私はだけどゴテゴテしたのよりシンプルイズザベストがいい。なんてことない白シャツ、なんてことないトレンチ、なんてことない着流し(…なんてことない着流し??なんてことない???)

 でもなんか、ミモザ…なんか…キラッキラしてた…。こんな幸せある?ってくらいキラッキラしてた…(うっとり)

 …結局わたし、ひとこだったらなんでもいいのかもしれない。(着地点)…今までの語りの意味なんだった?!

 次の小劇場がサイッコーに楽しみなんですよ…復讐劇でしょ?復讐するんでしょ?地獄から這い上がってお父さんの敵を取るんでしょ?考えたただけでわくわくしますよね、返り血でドロドロのひとこさん★(※明らかに違う話をしている)

 

 花組生のキラキラは何よりのエネルギーチャージです★

チュウザエモン(高翔みず希)■改めてさおたさん、長い間お疲れさまでした。カーテンコール挨拶で「さおたさんさおたさんさおたさんさおたさんッッッ!!!!」のれいちゃんのさおたさんコールにぎょっとするさおたさんが大好きでした。これから他の組で見れることが楽しみです。

ケイショウイン(美風舞良)■あおいさんがママだからキラが生まれた。世の中はうまく転生輪廻するシステムになってるのかもしれないなと思わせる血の濃さ…。いや~あおいさん、濃いよ!!!(※褒めてる)

アヤメ(鞠花ゆめ)■好きだったな~鞠花さん。「今を楽しまなくっちゃあねえ、今を!」というセリフにめちゃくちゃ頷く。ほんとにそうだよね!このちょうどいいおばちゃんと美魔女の間くらいの人がすごい好きだ(微妙にいろんな方面に謝れ…)

 ご卒業おめでとうございます。鞠花さんを見つけた「金色」イエス、大好き!大活躍だった「ナイワ」イエス大大大好き!!!いつまでもちなつ様ファンでいてくださいまし!(笑)(仲間!!)

リク(華雅りりか)■ひとこクラノスケとのやり取りにニヤニヤ。包丁が誰よりも似合う花組娘役。(色んな意味で)(…微妙にいろんな方面に謝れ…(2回め))

スラレ(真鳳つぐみ)■ショーでれいまいが踊るところで歌うしょみちゃんな!花の95期バンザイ!!!この三人のバランス、ずっと神でした。ちっちゃいお姉ちゃんとうるさい大きな弟たち、っていうイメージ。花95永遠なれ。しょみちゃんなくしてれいまい語れず。

 あと、ひとりの娘役としてしょみちゃん大好きでした…。ダンスも演技もすっごく可愛らしかった。ご卒業おめでとうございます。れいまいを育ててくれて(笑)ありがとう!

ヨシヤス(優波慧)■「グリフィンドール!!」な魔法帽子がよくお似合い。本当に毎回お芝居が楽しみな人でした。今回も要領のよい感じが上手い!結局こういう人が最後まで生き残るんだろうな(苦笑)

 「柚香さん越しに見る客席が好きだった」にじーん…。ずっと一緒だったもんね…。本当にありがとう。ご卒業おめでとうございます。

ヤスベエ(飛龍つかさ)■上手いんだよなあ…(しみじみ)。ひとこクラノスケが唯一心を許している部下。わかる~~~~。っていうかつかさくんには全花組生心許している感、ある~~~~。もうなんでもしてくれそうだもん。ジュースとかも買ってきてくれそうだもん(それただのパシリやで)

ツナヨシ(音くり寿)■もうぶっちゃけ、びっくさんが歌ってその場をおさめるか、音くりちゃんが一回睨んでその場を鎮めるかっていう最近の花組超わかりやすくて大好きだわ…。ツナヨシの超合理的考え方、超音くりちゃん。音くりちゃんが飼ってる犬がアイボってほんとそれ音くりちゃん…(犬飼いたいけど世話面倒だからアイボでいい♪っていうツナヨシ音くり(花組最強説))←半分イメージです(半分!?)

タクミノカミ(聖乃あすか)■似合いますよね、こういう神的存在立ち位置…。崇拝すべき神、ほのタクミノカミ…って感じの。

 ここだけの話、私ほのちゃん見ると毎回足があるか確認しちゃうんですよ。(真顔)  

 いやだって、なんかもうパーフェクトすぎて…ほんとにいるのかな?って。(真顔)(100期のエースに本気で失礼)(あくるさーーーーん、廊下たってなさーーーい!!)(微妙にあらゆる方面に謝れ3回目、レッドカードです(退場)

ミウリ(希波らいと)■「はい!僕がネクストブレイクです!!!★★★」感がもう超まぶしい。もうキラッキラ。大きいことは良いことだ!!!

カエデ(美羽愛)■マイティの蝶その1。可愛い。マイティずるい。

ツバキ’(星空美咲)■マイティの蝶その2。可愛い。マイティずるい。

 

 …以上です!いや~…本気で楽しかったな~今回の花組公演。(そしてこの感想…本気で長いな…)好きな公演って、私はずーっと感想書けるんです。あそこよかったな~あれ最高だったな~って。思い出しながら、次から次へと言葉が止まらない。その時間がまたタカラヅカを好きにさせてくれる。今の私にとって、とっても大事な時間です。

 プログラムの大きな見開きで本を持つれいちゃんクロノスケと、「爛れた生活」とト書きにあったクロノスケとキラがふたりで部屋にこもって本を読むシーンが特に好き。お気に入りのマンガってこうやってずっと飽きずに何度も何度も読んでたなあ。

 何度も何度も時をやり直す。

 何度も何度も、あなたを助けて恋に落ちる。

 おとぎ話は絶対にハッピーエンド。私はこれから何度も何度も、このおとぎ話を見るでしょう。大好きな本を読むように。大好きな時間を愛おしむように。

失敗したって、やり直せばいい。

間違えたら、正せばいい。

 そうして、テキトーに自分の機嫌とって、ちょっとしたささいなことで大笑いして。

 「今を楽しまなきゃ!!!」(by鞠花ゆめ)

 

 ここまで読んでくださった方!ありがとうございました~~~!!!(360°礼!!!←体の構造…!?)

 またなにかの配信でお会いしましょーーーう!!またね!!!