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真風涼帆 2nd SEASON~それはシックでおしゃれなエーデルワイスの再会(ラストシーンは名画でした)/宙組「ホテル・スヴィッツラ・ハウス」感想

真風涼帆2nd SEASONにドハマリする予感しかしない。

 

 さてさてさてさてみなさんこんにちは。毎日お疲れさまです。あくるです!今月も立ち寄っていただきありがとうございます~!!

 ロミジュリからの約1ヶ月ぶりの感想記事。今日は宙組「ホテル・スヴィッツラ・ハウス」の感想をだらだら喋りたいと思います!…っていうか…ス、ステキすぎないかァーーーーー!!!???真風涼帆がァァァ!!!!(最高ボタン連打)ってお話を全編に渡ってたっぷりさせていただきます♡(それわりといつもじゃない?っていうのは聞こえない。)いや…望海さんが再三「最後に持ってくのはどーせゆりかだし」と言っていたのはみなさんに記憶に新しいことだと思います。ええ!望海大先生、間違っておりませんでした。エリザのあとものすごい勢いで「ゆりか見たよ!!あんたほんと持ってくよね~!!!」って電話でしゃべっててくれないかな…それを電話口でほほえみながら「あ、望海さんお疲れさまです~東京はどうですか?」なんてのんびり話すゆりかちゃん…。

 

 もうさ~、だいたい支配人まっぷーが出迎えてくれるホテルなんて絶対ミシュラン三つ星、いや五つ星の予感しかいないのよ。「おぼっちゃま」って!!そこにクラーク・ゲーブルの再来の真風さんですよ(トレンチコートに三つ揃いスーツにタバコ。真風涼帆に持たせちゃいけない(←ツンデレ三種の神器よ)。「ねえちょっともう一回ゆりかのド頭のトレンチ見せて?」って中継にリモコンで巻き戻しボタン押そうとしたのは私だけじゃないはず。(※できません。)

 というわけで今夜は祝おう真風涼帆セカンドシーズンスタート記念!(まかじゅんとかまかキキっていうのは…もうなんだか…「お似合いすぎて見てて幸せすぎて目眩がする」の略じゃないですかねえ…(ぜんぜん意味、分かんない))

 

宙組「ホテル・スヴィッツラ・ハウス」

 

 もうまず、真風涼帆のトレンチコートに後ろ姿にタバコに勝てる人間いますか?って話ですよ。(コンマ2秒で白旗)

 

 あの~、私の景子さんの見解がですね、個人的に「めっちゃくちゃ当たり外れの激しい演出家」であるのは結構前から結構頻繁に結構強く(何回「結構」いうの)いってて。私はですよ。クラシック名画とか、クラシカル愛憎劇はだい!!すき!!!なんだけど、景子さんのオリジナルがね…すっごい綺麗なんだけど、潔癖主義で完璧主義でとっても窮屈。そんなイメージ。住宅展示場のモデルハウスみたいな、ここ人住んでないですよね?っていう感じのね。

  …という景子観をお持ちのあくるさん。「ホテル・スヴィッツラ・ハウス」観劇後の姿が、こちらです。

 

ロベルト・フォン・アルスベルク/真風涼帆

 ちょっとぉぉぉーーーーー!!!!素敵すぎて完璧すぎてTHE理想枠の最高な真風涼帆だったんだけどぉぉぉーーーーー!!!!(5秒前の「完璧すぎて窮屈やねん」発言、粉々に砕け散ってます★)(見る影もない…)(みなさーーん!これが人間でーーーす!!!)

 もうなんていうか、はっきり言って「この真風涼帆、最高です!!(ガッツポーズ)」としかいいようがない。(最初っからそう言えこんのツンデレ女子!!)

 真風涼帆による、真風涼帆のための、大人のミュージカル。(ゆりかファン得で、ゆりか推しのための作品でもある。)←これめっちゃ大事。

 いやびっくりした。びっくりするわ。久々に「ひぃ!!」ってのけぞった、2幕のラブシーン(そこか…)(やっぱり君はそこなのか…)。ま、この件に関してはゆっくり書きたいのであとに回すけど、もうなんかもう…。シックでおしゃれでハイソサエティでやっぱり馴染みのない、ニジンスキーといえば早霧せいなが頭の中で踊りだす程度の知識しかない(もうこれしかない。まじで。ヅカファンのニジンスキーの引き出しって、ちぎさんしかない。)世界が展開されるけども、もうそんなことどうだっていい。

 だって真風涼帆がかっこよすぎるから。

 あのねえ~、最初に「ほれるしかないやろ…」ってマジトーンで思ったのが電話をかけるところ。(もうここまでで巻き戻しボタン何度も押してる←※反応しません)もえこが「かっこいいですねえ」「芝居を少しやってたんだよ」みたいな掛け合いある(毎度のことですが細かいニュアンスはわかりません、てへ)あれでさ~、ロベルトゆりかが机に片足のせて電話しゃべるのよ。ちょっと待って、今の電話かけるシーン…やばくない?(マジトーンのロートーン)。「ちょっともえこ、「もう一回電話かけてくれませんか?」ってゆりかに言ってよ」って後ろからもえこに指示したい。まあ、そういうもえこもたいがい人間離れしたかっこよさで(もえこにゆりかの誠実な部下で女の怖さを知らない24歳スイス人のスーツ男子にした景子さん、あなたわかってらっしゃる。←20分前の発言は…?)もうだいたい頭が理解不能になってるんだけど。すごいな…もう日常のいろんなことぽろぽろ忘れられるな…。

 視覚的にもう100点満点の120点×50回くらい叩き出してるんですけど(いろいろ数字がおかしい)1幕が結構ラブ要素が低くて、ラブ<ヒューマン<ジョブ=ミステリーみたいな、あ~…景子さんのこっち系かあ~…(ローテンション)っていう感じだった。(そう、私景子さんの作品には基本ロマンスしか求めてない。ロマンス濃度が高ければ高いほど全私が絶賛するシステムになってございます!!←そんなシステム別にいらん)

 ただ2幕、2幕です。むしろ2幕で何杯ご飯が食べれるかって話です。ゆりかの本領発揮(3年ぶり)のなんとも言えない、いやもう言葉にならない極上ロマンスに発展。ニーナ潤花ちゃんに対する誠実な対応、言葉、仕草。もうすべてがきめ細やかで繊細で、完璧男子とはこのことだわとため息がとまらない(たぶんヅカファンにロベルトのこと嫌いな人いない)。ロベルトっていう男はなんかもう、理想そのものですよね?頭が良くて、人間できてて、ひとりの女性もちゃんと愛することができて、何が大切で何が今この世界に足りないのか、全部理解してて。なおかつ守ってくれるような男性。望海さんが「最終的には真風さんが全部もってくんすよ…(ため息)」って再三言ってたのが思い出されます。いやほんと、もうなんか人間なのかな?っていうか真風涼帆って存在するのかな…?と最終的には疑っていましたからね…。(ここにきてファンタジー扱いされる男役真風涼帆(92期))。

 なんかねー、もう全部がパーフェクトすぎてざっくりと「なんかもうかっこいいの総動員」くらいの語彙力しかなくなっちゃうロベルトさんなんですけど(最低すぎる語彙力)私がロベルト最高!と思ったのはちゃんとニーナの生きる道、生きる世界を尊重してるところなんです。ロベルトに「愛してるがゆえの」エゴは一切存在しないの。「一緒にいたいからアメリカになんて行くな」なんていうことはもちろん言わない。でも、「一緒に行こう」とも言わない。で、「結婚しよう」という保険や束縛もかけない。(これは結構ワタシ的にすごいいい男)。ニーナの人生において、自分が足かせになることは一切しない。未来は一切、約束しない。ざっくり「花束持って、会いにきて」という口約束だけ。時間も、場所も約束せずに。あの時代は携帯すらないのに。

 自分のそばに置くのだけが幸せではないこと。ニーナにはニーナの人生があること。彼女がその世界を望んでいること。ロベルトなら、ニーナを幸せにすることはできる。結構かんたんにできちゃう、だって彼はパーフェクトだから。でもそれはしない。彼女を愛してるから。ニーナが、ニーナの愛する世界が自分も大好きだから、彼女に自由を与えて、でも時期がきたらちゃんと迎えに行く。

 ロベルトの「この日のために休まず働いた」っていうセリフものすごい好き。きっと会いたくて会いたくてたまらなくて、(もえこに)ガンガン指示飛ばして(もえこが)馬車馬のように働いて、おキキ様が国際電話で「アルマとラディックがそばでいちゃつくのほんまむかつく!!」っていう愚痴を「あーはいはい」って軽くあしらって「おぼっちゃま、お元気ですか?こちらでは今日もエーデルワイスが満開です~❀」というポストカードをまっぷーからもらったりしながら一生懸命働いて。(※一部妄想です)彼女と再会するために。立派になった彼女を迎えに行くために。

 …ゆりか~~~~!!!!なんってなんっていい男役に…!!!(もう何がなんだかわかりません)(ロベルトなのかゆりかなのか…?)ありがとうございます…!今月も思い残すことなく萌えられました。(満面の笑み)

 最後に。もう反則技が数えたら150くらいありそうなラブシーンについて(たぶん一晩中このことについて話せるしビールだったら1ダースいける勢い)。ほんとに、美しい名画のような、あと100年残しておいてほしいしむしろ殿堂でずっと流せばいいんじゃない?って思うようなラブシーンでね…!!もう教科書に載せようぜ!?って文科省に提出したくなるような名シーンです(ちょっと待ったなんの教科書よ?)(ほけん…たいいく…?)(生々しいわ!!!)ねえ、あんなにきれいにシュルシュル~ッてリボンほどける?(A.ほどけません。)ちょっともうなんなの真風さん!?その前にネクタイ緩めてさらっと色気出しちゃうの本当にやめてよね!?(A.もっとやってくださいお願いです。)という心の中での「もうやめて」「いやもっとやれ」がずっとエンドレスに続く感じ…私だけですか?本当に素晴らしかったです。宙組のわたしの中の全盛期が大空祐飛さんなんですけど、あの時代の宙組作品片っ端からやっちゃわない?って軽いノリでお誘いしたい。宙組Pに。あのセピアの世界にレッツゴーしちゃいたい。暗転したあと思わずため息。ああ、大人の男性ってすごいな…もうなんか…生きててよかったレベル。(←これあくるさんの人生で何度もある)まかじゅんで「カサブランカ」が見たいです…(どさくさ)あと「愛の不時着」(まだいう)(しつこい)

 なんかね~、まどかちゃんとの終わりが結構唐突だったもんだから、モヤモヤとした時間を過ごした方も大勢いらっしゃるんじゃないかな~とは思うんですけども、まあ結果論となりますが私個人としては「組んでみないとわからんじゃーん!?」くらいの心持ちでいたいな、と思ってます。余裕があればでいいけども。(※私はだいたいない)まかじゅんがあと何作あるか正直わからないけども、この次もこの二人が楽しみ!!と思えるのって最高に幸せだなと。

 と同時に柚香光と組むまどかちゃんも最高に楽しみにしております。個人的希望としましては、女王まどかに跪く柚香光をぜひとも!!!(あの奴隷まつりであった「金色」でもひとり悠然と王子様やりきった柚香光さんをまどか女王にはぜひに軽くあしらっていただきたい。切なる希望です。(言霊スタイル))

 あ!衣装ヲタとして一言言わせて!ネイビートレンチ、ネイビー三揃いスーツ、とにかくゆりかにネイビーを着せる有村先生。…はい。天☆才!!!(ほんとにこの一言に尽きるわ…)

 

ニーナ・デュボワ /潤花

 ベルギーの田舎娘が「踊りたい!」「バレエが好き!」という気持ちひとつでパリへ行き、挫折を経てスイスへ。もう一度夢を叶えるために、もう一度純粋に夢を追いかけたくて。

 勝手にですが北海道の旭川から出てきた潤花ちゃんのためのような背景で、まあ人事のゴタゴタで潤花ちゃんも「トップ!嬉しい!やったー!!」っていう気持ちだけではないんだろうなあ~と勝手に思ってたのでこうやって彼女の魅力がたくさん見れる作品がお披露目でよかったなあという気持ちでいっぱいです。「初日は吐きそうな気持ちだわ」というセリフに、きっと潤花ちゃんもそうなんだろうなとかね。勝手に気持ち入れちゃうおばさんでほんとごめん。(笑)

 潤花ちゃんってとにかく「ロケットがめっちゃくちゃかわいい」っていうイメージで、彼女がロケット踊ってる時ってもうね、そこだけピンスポ当たってるんじゃないかな?ってくらい明るいんですよね。まあ実際当たってることも多かったんだけど(笑)もうほんと、笑顔がひまわり。周りをぱあっと明るくする太陽のような笑顔の女の子、っていうイメージが強くて。雪組時代からこう、人より影の濃さ3倍くらいある…?っていうアンニュイな大人っぽい男役・彩風咲奈さんの隣のイメージだったので、まあきっとゆりかちゃん(これまた咲奈さんに負けず劣らず大人でアンニュイ)の横でもいい感じにひまわりな太陽であろうだろうなー…っていう予測はしてたけど。

 結論。大人のアンニュイ男役には太陽系女子が鉄板である!!!

 いや~いいです。まかじゅん。ゆりかの陰ってる部分をいい感じに「こっちの空気気持ちいいですよ~!」って持っていく明るさ。まあまあロベルトさんワーカーホリックだから、きっとニーナの笑顔ひとつで癒やされるところがあるんでしょうね。バレエが好き、という気持ちが伝わってくる演技、丁寧な描写。「仕事と恋愛が両立できないの」っていう20代あるあるに「ああ~…あんたはそうよね~…でもそれがあんたのいいところよ?」と電話で深夜1時まで話せそうな素朴な子で(このあくるさんのトップ娘役と親友設定、いつまで続くんでしょうね…?)親友思いのいい子。

 社会のはみ出しものばかり見てきたロベルトにはなんかもう空気清浄機みたいな女の子だったんだろうなと思います。その清純さと清潔感。ラストの白の衣装の美しさはため息もので。まかじゅんで「ローマの休日」も見てみたい、と思いがふつふつ。ニーナが大絶賛を浴びてるブロードウェイで、カーテンコールに真っ赤な花束を抱えて迎えに行くロベルトっていう図もすっごく見たいけど(やたらゴージャスな構図)、このふたりにはスイスの山の上で小さなエーデルワイスの花束でささやかに二人だけの再会をお祝いするのが似合うのかも(それを陰でニコニコ見守るまっぷー支配人←大好き)

 ゴージャスな大人の恋愛が似合う男女なのに、ささやかで少し質素な、でもこの上ない幸せが似合うふたり。包容力の塊みたいな真風さんの横できらきら輝くような笑顔を振りまく潤花ちゃんが楽しみで仕方ありません。

 あと、あの天下の万里柚美さん(すごいよねー、宙組にめっちゃ馴染んでる…(星組と芸風全く違うのに…)「頭おかしいんじゃないの!!!」って言い放つ潤花ちゃんステキでした!!!(※演技です。)登場と最後のワインレッドの帽子、ささやかだけど上品でめっちゃ可愛かった~。

 

  ヘルマン・クラウスナー /芹香斗亜

 まずおキキ様にベージュの光沢スーツ着せる有村先生がステキすぎる。スーツだけでどんだけバリエーション考えられるの?って思うけど衣装ヲタ的には「ありがとうございます…」の一言です。やっぱゆりかちゃんはネイビー系、おキキ様にはベージュ系ですよね…!!わかります…!!

 まー、まかじゅんも堪能しつつもまかキキ需要もしっかりカバーな作品でそれだけでニコニコしちゃうんだけども、ヘルマンは「生まれながらのお金持ちで芸術家、クールに見えるが芸術への情熱はメラメラ燃えている」という芹香斗亜による芹香斗亜のための役一目瞭然具合のわかりやすさが秀逸です。アテガキっていいよね~~~。そうね、やっぱね…おキキ様は日本の貴族だからさ…。

 「ハンナのお花屋さん」を見ておキキ様と景子作品相性いいな~(THE上流社会なハイソサエティな世界が似合う)って思ってたんだけど、今回ロマンスパートじゃなくて友情にスポット当ててたのが個人的にはとても好き。対ゆりかロベルト、対しどりゅうラヴィック、対ららアルマ。最後の最後までアルマに対する気持ちが恋なのか友情なのか、グレーだなーって思ったんだけど(ホテルを去る瞬間アルマをさっとエスコートしたのがキキ貴族~~!!ってキャーキャー思ってました)まあ、同志であり妹みたいな存在なのかな?

 おキキ様はいつも優雅で何事も円滑に進めていく、頭の切れるスマートな役が最高だなと思うけど時々人間臭さが出るのが好きで。今回も、表向きはなんでもうまくやるし全部完璧なんだけどうちには葛藤とか、なんにもうまくいかない、もどかしさややるせなさを表現するのがすごいいいなと思って見てました。2幕の過去を語るシーンがすごくよかったな~。戦争への怒り、社会への怒り。一見淡々とこなしてるように見えて、実はとっても熱い。あ、こういうところ星組だな!って思いつつ(笑)最後のまかキキ抱擁に胸が熱くなって。貴族でも、金持ちでも、人間というのは誰でもその人にしかわからない葛藤や悲しみ、苦しみを抱えてる。キキちゃんの演技を見るとそう思うことがとても多いです。ほんとすごい役者よね。

 

ユーリー・バシリエフ/桜木みなと

 毛先パーマ最高か~!!!(ガッツポーズ)THEバレエダンサー、細身で繊細ないかにも!!って感じが素晴らしい。ずんちゃんはビジュアルセンスが的確だなっていつも思うんだけど(ぱっと見て「あ、この人こうなんだ」っていう視覚的なイメージがつかみやすいメイクとか髪型するなあと思う。「アナスタシア」然り、「壮麗帝」然り)今回はなんだか「ポーの一族」から出てきたような作画・萩尾望都がすごい個人的にツボ。あと、この時代のゲイってなぜか黒のタートルネック着るよね~!!っていう…(そこ?)

 パリの恋人にかける電話のシーン、最後に「…ジョルジュ!」って叫ぶじゃないですか。あれがすっごい好きで。ずんちゃんっていっつもこじらせてるイメージがあるんだけど(とにかくまどかに失恋しまくってるイメージがある)今回素直に、ストレートに恋を楽しんでるずんちゃんはなんかキラキラしてた(笑)ジョルジュのことめっちゃ好きじゃーん!!!ってどつきたくなるような。人前でもいちゃいちゃするのが可愛くってね~きゅんきゅんしてました。子犬かよ!!っていう。

 エーデルワイスの再会のラストで正装してるずんちゃんを見て「…!!!大人に…立派に…なられて…!!!」っていう私のずんちゃんに対してよくある「小さい頃から成長を見守ってきた乳母ポジション」が発動して。ほんとかっこよかった!!え!?まさか今はニーナといい感じになってんの?(ジョルジュは!?)って一瞬思っちゃったほど(笑)ほんとにずんちゃん、毎回きれいになるからびっくりするわ。いつまでもジョルジュとお幸せに。(笑)あ!!でもってずんちゃんってやっぱダンスうまいよね~~!!シェヘラザードってそんな話なんだ、知らんかったわ…あ~だからこの前のシェヘラザードは朝美絢と懸だったんだ…めっちゃ納得するわ。時間差で雪組公演の意味がわかったりする。(笑)

 

ラディック・ブリーチョク /紫藤りゅう

 ちょっと一瞬馴染みすぎてて誰かわからんかったわ、ほんとごめん。ってくらいすっかり宙組生ですね!紫藤くんって、小汚い格好してても爽やかさや清涼度120%です!みたいな空気感すごいなって思う。紫藤くんが歩くだけでそこだけ5月の風が吹くよね…。

 美人アルマの想い人、完璧人間ヘルマンの友人であり憧れの人という美味しいラディック。もう出てきてひとこと、「生きてたん!?」って思っちゃったんだけど(笑)アルマと末永くお幸せに。わかりやすくアルマといちゃいちゃしてもらって、横でおキキ様ヘルマンがうんざりする構図をお待ちしております。(三指)(「やってられへんのやけどぉ~どうする~!?」ってロベルトゆりかに電話するヘルマンキキちゃん…)

 

エーリク・カウフマン /瑠風輝

 3度の飯より、もえこのスーツ。(最高)

 

以上です。(はい!?)

 今回の気になった人たち(宙組小劇場、ほんと楽しい)

遥羽らら(アルマ)■過去最高にヴィジュアルが好きなららちゃん。ゴージャスなポーランド美女の未亡人、漂う気品と酔わせる色気がたまりません♡公演ができるか不安がるニーナ潤花を、優しく抱きしめながら「大丈夫よ。」っていうところ、なんだか泣きそうになっちゃった…。ららちゃんは子役をやりがちだけど、大人で優しくて強い女性をもっと見たい。

松風輝(ペーター)■とにかくゆりかを手厚くお世話するまっぷー、っていう図が大好物。ホテルを訪ねたゆりかに「おぼっちゃま!」って言った瞬間「この作品めっちゃ好き」って思える幸せ(めっちゃ早いじゃん)

美月悠(リチャード・ホールデン)■「…ですよね~~~!!!」っていう。(笑)もう完全に私の中で宙組の腹に一物キャラ。そして「さっすが久城あすと同期だわ!!」ってガッテンがいくっていう。それどうなの、っていう感想でほんとすまん。いや、ほんとうまくてかっこいいんですけどなんせ腹に一物持ってるからすぐさおちゃん疑ってほんとごめん。(めっちゃいうやん)

春瀬央季(ヴァルター・ケンベルク)■もう、歴史的には絶対許しちゃいけないんだけども春瀬央季のナチスドイツの制服姿だけは許してほしい(めっちゃ耽美)

小春乃さよ(エヴァ・ヒューズ)■聖なる母、母は強し。まだまだ若いのにあったかい演技するな~とついつい毎回見ちゃいます。

泉堂成(ジョルジュ・ヤーコブ)■今回のみっけもん♡もうめっちゃいい!!ピルエットがブレない!あのずんちゃん(こじらせ)を夢中にさせる!イケメン!!強い!!!大興奮ですわ。105期かあ~…寿命が…伸びるねえ…。

 

 今だからこそ、やる意味がある。芸術は尊いもの。

 今の日本は幕末と似ている、と言われているらしい。真っ暗闇で、進んでいるのかいないのか手探りで。何が正しくて何が間違っているのかさえもわからなくて。

 コロナは戦争だ。きっと景子さんがこの悲惨な時代を選んだのも今の情勢に似ているからで、だから抑制されているヘルマンたちに私達は感情移入する。ドイツに、ヒトラーに恐怖に怯えているヨーロッパ諸国は、きっと今の私達なんだろう。

 芸術とかエンタメとか、自粛自粛っていうけどさあ…っていうもどかしさ。楽しみたいものを楽しめない、自由に行きたい場所にも行けない。我慢の連続。実はちょっと見ててつらかった。あまりに、自分たちと重なるところが多くて。

 

 私はSNSを見ないのでみなさんはどう感じているのかはあまりわからないんですけど。ミュージカルにおいて、「無観客配信」っていうのが結構コレ、演じる側も見る側もきついなあ…というのを今回すごく感じた。いつもある拍手がない。いつもあるあったかい笑いがない。それはテレビの前でもなかなか慣れなくて、戸惑いました。

 そこにある、けどなにか足りない。

 舞台はナマモノで、お客様が入って初めて完成する、という言葉は日頃からタカラジェンヌやスタッフがよく言ってる言葉であり、よくわかっているつもりだったんだけど、この言葉の意味を私は本当の意味でわかってなかったんだな、とすごく感じた。

 歌い上げたあとの拍手。

 アドリブを言ったあとのくすくすというあったかい笑い声。

 スターさんがばしっと決めたあとの自分たちのリアクション(たぶん心臓のキュンッていう音、スターさんたち聞こえてるんじゃないかと思う)。

 こういうひとつひとつの音、リアクション、すべてが舞台になる。感動になる。ああ、私もきっとあの舞台のひとつのピースだったんだ、ってものすごく実感して。

 今まで当たり前のように生観劇していた過去に、タカラジェンヌに、タカラヅカに感謝しました。過去に私はすごい幸せな空間にいた。

 もう前の生活には戻れないけれど、前のように思い立ったらすぐ見に行ける生活には戻れないけれど、これからはもっと大事に見る。私は何年後になるかわからないけれど、次に生でタカラヅカを見たときにはありったけの拍手をしよう。手がちぎれるくらい拍手して、思いっきり笑顔になろう。再会を祝って、新幹線でビールを飲もう。

 そう決意した、宙組公演でした。

 

 今回もお読みいただきありがとうございました~!!!また次の配信でお会いしましょう。え…?れいこうみのお披露目「今夜、ロマンス劇場で」なの…?奈穂子、天才かよ…!!いや~~生きる一択しかないな~!!!(⌒▽⌒)

 それではアディオス。じゃ・あ・ね★(大楽、凪様最後正面向いた~!)