※盛大にネタバレ「王妃の館」※
豊橋での思わぬ足止め30分、次々とお気に入りブログの更新を伝えるメールが届き、
友人に今日の舞台の様子を大量の文字数で
興奮して一方的に伝え(←いるよねこういう人)
そして700系のこだまに乗っていたためコンセントがなく、私のiPhoneは
むなしく命の寿命が削られ新幹線が動き出したと同時に命を絶ちました・・・
(充電が切れただけ)。
で、おうちに帰ってゆっくりお気に入りのブログの自分が見てきた
宙組初日の記事を読んでいたのですが、なんでみんなこんなに
簡潔に感動をまとめることができるんだろう~~~と自分への、課題。
私どうでもいいコネタと脱線する癖、あと思いが重すぎて全部書こうとするから
支離滅裂になって言いたいことが伝わらないんですよ。たぶん。
なので、今回は思い切って書き方を変えてみます。
と、いうことでさっそく話が盛大に脱線してるのですが(おまえの書き方なんでどーでもよい)
宙組初日に行ってきました。
大変熱かった公演でした。熱気がすごかった。
いや、どこの組が冷たいとかじゃなくて、お芝居で(お芝居でですよ!?)
あるひと組のカップルがめでたく結ばれたのですが
(性別は深く考えるのはまあ、おいておいてください←盛大なネタバレ)
そこのシーンでなんか客席が一体になったんですよね。
あんなことは初めてでした。
アメリカ人の「イエエエエエエエエエイ!!!!!!!!!!!」
みたいな感じ、わかります?(わかりません)(
イチローっていうのがじゃっかん古さ感じる)
それがすっごく楽しかったです。
すごくみんなで舞台を楽しんでいる感じ。
ことの成り行きを見守ってその結果の
「フゥーーーーーー↑↑↑↑!!!!」的な。
まあネタバレしてしまえばあきりくの話なのですが、このあきりく話は
まだまだあっためて時間をかけて書きたいので今日はここまでにしておきます。
とにかく、あきりくでした。
近藤さんとクレヨンちゃんじゃなくて、あきりくでした!!!!!(言い切り)
あと、コメディなのでウケに個人差があるのかな・・・と思っていたのですが
意外や意外、みんな楽しめるコメディなんですよね。
りくのキャラクター、あいちゃんのヅラネタ、まぁ様のセリフのひねり、
ゆりかちゃんのぬんっとした存在、細かいネタをあげればきりがないのですが
田渕先生が「みんなが楽しめるコメディ」を作ろうとしているのが伝わってきた
舞台です。笑いに悪意もないし、誰かがめっちゃくちゃ悪いこともなく、
平たく言えば
ほろっとくる温かみのある作品なのに
なんでか笑っちゃう。
セリフの面白さやキャラクターの濃さもあると思うんですけど
盆の使い方とか立体的だし、銀橋のわたり方とかもイチイチ面白い。
田渕先生が
「俺デビュー作だし大劇場の舞台機構全部使ってやるわ!!!!!
(サイト―先生みたいに!!!)」
みたいななみなみならぬ意気込みを感じました。
真風さんなんて、スライド板で登場します。
だいたい暗くて見えません。
で、みりおんのサヨナラ公演なわけですが正直サヨナラっぽさはない。
まぁみり感もあんまりない。っていうかキスシーンも愛の告白もない。
ロマンスがない!!!!
・・・のですが脚本になくても、演出になくても醸し出す雰囲気が
ラブを感じるのがトップスターコンビなんだよな~って思います。
ハグも、キスシーンも、愛の告白もなにもないけどまぁ様とみりおんの間では
やっぱりこの作品でも愛が生まれていた気がする。
ガッツリ恋愛、もいいけど、こういうコメディの群像劇は恋愛要素をいれると
しらけてしまうのもありえる・・・となると、きっともう排除しちゃって
とことん楽しもう!!!って田渕先生、開き直っちゃった感ある。
だけど私のイタイ妄想だと、まぁみりって
初恋(花組っでみりおんが研一の時に組む)
↓
付き合う(バウで相手役)
↓
別れる(組替え)
↓
再会してトキメキがよみがえる(宙組でトップコンビ)
というなんてステキなディスティニー・ストーリー!という
奇跡の愛を感じるトップコンビなので(何回も言いますが、イタイ妄想です)
まあ脚本に恋愛の要素なくてもふたりになにかが芽生えてるよねという
脳内妄想補完で私はこの話はめでたしめでたしですわにできます。
まあ、トキメキの導火線はあきりくが担当してくれていますので
ご安心ください。(あくまで海馬100%あきりく)
サヨナラに恋愛がないなんて!という方も多いと思いますがそれでも
最後、まぁ様がやっぱりキメてくれるので(ほ~んのり)ちょっと最後幸せな気持ちに
なれるんです。
あと、みりおんの幸せそうなはにかんだ笑顔でプライスレスです。
あと、みりおんの幸せそうなはにかんだ笑顔でプライスレスです。
本当にトップコンビってすごいな~。
ないからどうしよう、をなんとなくの雰囲気で形を作ってしまう。
田渕先生のコメディセンスもあるんだけど、役者にすごく助けられた感
あるんですよね、この「王妃の館」。
それだけキャラがハッキリキャラ立ちしてて演出もいいんだろうけど
足りないところは役者が埋めてるところもすっごくある気がする。
その代表的な例がまぁみりの愛の表し方だな、と思いました。
ひとりひとりキャラを挙げていろいろ感想をつい言いたくなってしまうのですが
たぶん夜が明けてしまうし結局
「りくが可愛くてさ」「あそこのりくいじらしくてさ」
「あのさ!りくがさ!!」のオンパレードになる予感しかないので
割愛します。あでも時間できたらあきりくについては深く掘り下げたい。
役名ではなく愛称で呼んでしまうのは、私の中でりくがりくで
それもすっごくいいりくだったからです
(つまりりくが出てたらりくしかみてない)
グランドホテルと王妃の館、どっちもホテルがベースですが、
グラホはひとりでしみじみ「いいお芝居だった・・・」とコーヒーすすりたくなる系で
王妃の館は友達とあーだこーだ、あそこがよかった、ここ最高だよねと
ワイワイ話したい系。
芝居のタイプも出会いもそれぞれ。
終わった瞬間「あっきー、ふつつかなりくをお願いします」でした。←誰
私、前世も今もりくのババアなんで。
とりあえず感想②続きます