<span data-uranus-icon="reblog hasLabel"></span>2年前のちぎみゆと、今のちぎみゆ。

ローマの休日」稽古場を見ててあまりのちぎみゆなのと、

早霧さん自身がちぎみゆというか、ゆうみちゃん推しをどんどん

テレもせず始めたおかげで「伯爵令嬢」以来の「ちぎみゆ萌え」を患っている。

 

2014年10月が、まずちぎみゆ第一次ブームであったらしい。

新しい機能はすぐ使いたがるふたご座B型、アメーバさんのリブログ機能も

試しに使ってみると同時に私はこんな記事を書いていたらしい。

 

「ほう、組み始めの私のちぎみゆ論はこうであったのか。」

 

と思うと同時に結構言いたい放題書いてある記事である。

 

あれから2年・・・ちぎみゆはどうなったのであろうか。

2016年6月、再びちぎみゆ論を書くとは思ってもいなかった。

 

まず一番大きく変わったことといえば、

 

「掲載紙が違う早霧せいなさんと咲妃みゆさん」

 

 

「掲載紙が同じになった」

 

と感じるところだ。早霧さんは依然ジャンプだし(むしろ、ジャンプキャラまで演じる本物の

ジャンプ掲載キャラに・・・お見事です。)

咲妃さんも決してガラッとイメチェン、超少年ジャンプのヒロインになった感は、ない。

 

なのに、ふたりは無理なく堂々と同じマンガに生きているのだ。

 

早霧さんはジャンプキャラにしてはとても絵柄が整っており、

むしろヴィジュアルだけ見れば少女漫画でも全然イケる。

金髪でも黒髪でも(白抜きでもベタ塗でも)どんとこいの美少年、であるはずなのだが

なぜか色恋沙汰は聞こえない、そこが早霧さんがジャンプであり、

少女漫画のヒーローではないところではないかと思っている。

 

恋愛できない男役ではない。

恋愛に興味がない男役だと思っている。(※しかしBLでもない。)

 

しかし、そんな早霧さん、いやちぎたくんが唯一気になる女の子が

咲妃みゆちゃん、通称ゆうみちゃんなのである。

ちぎたくんの初恋で、初めて実った恋もゆうみちゃん。

 

はあっっ、ちぎみゆっっっ!!!!!!(顔を覆う)

 

となる所以もここではないであろうか。

 

初めて恋をし、初めて告白し、初めて手を握り、初めて雨の帰り道を一緒に帰り、

そして一生この子といたい、と思ったのもゆうみちゃんだと思うと

胸もキュンキュンもいいところで「ちぎみゆ最高ーーーーー!!!!!」と

拳を突き上げたくなるのも仕方ないところではないだろうか。(そうか?)

 

ちぎみゆが掲載紙が一緒になったのはこの公演から、というハッキリとした

線引きがあまり見当たらないのも素晴らしいと思う。

 

最初からちぎたくんはちぎたくんだし、ゆうみちゃんはゆうみちゃんなのである。

 

二人がどちらからともなく歩み寄り、手を握り、そしていろいろなハードルを

乗り越え(※出版社の垣根)同じ作品に相手役として恋愛をし、そして

演出家という作者ドラフト会議を勝ち進みキャリアを積み、そして今雪組

空前のドル箱組である。それはもう、BSで「ちぎみゆとして親しまれ―――――」と

ナレーターに紹介されるほどだ(あおり文)。

 

それは、あまりに自然で無理がなく、ふたりの相性のよさ、阿吽の呼吸に

恵まれたヴィジュアルの並びのよさ、お芝居の呼吸が一緒、

いろいろなことが重なって今のちぎみゆが生まれたと思いたい。

 

クラスの人気者リーダーちぎたくんと、優等生で好きな場所は図書室のゆうみちゃんが

たまたまクラス投票で学級委員に選ばれ、仕方ないので

早く遊びたいちぎたくんときちんと仕事をしたいゆうみちゃんは

学級委員初仕事となる運動会の応援合戦の演出について

放課後話し合いをする約束から、すべては始まった――――――

 

という妄想が止まらないところまで来ているので、私は早く、

 

ローマが見たい。

 

(※明日行きます。)