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89期の永遠のテーマ、「美は特殊能力、神から授かった私たちの武器」に震える日曜日の夜

私の「期萌え」は異常である。


最近の記事で92、93、94、95と新公学年の期のことを書いてきて
つくづく思ったことは

「私って縦のつながりより横のつながりにすごく萌えるんだな・・・」

ということである。
もちろん、トップコンビやトップと二番手のコンビに(いわゆる「縦」)
テンションも上がるのだが、基本「期萌え」らしい。
そういえば音校時代の話なんて三度の飯より好きだし、
グラフの同期紹介のページは「グラフの雫」より先に読む。
この前の「WAI★WAI」なんて89期天国で死ぬかと思う現象を多々見たし
初舞台のラインダンスでは映像でも泣く
(ここ数年の4月の恒例行事「初舞台特集」など録画こそしないものの
毎年見て毎年号泣している)。

なんていうか、私自身はあまり「同級生で一致団結してなにかやった」とか
「クラスが一体化した」ということをあまり経験してきていない分、
憧れみたいなものが強いんだと思う。

友達がいないわけではなくて(笑)、本当に個人プレーの学生生活だったし、
特に団体勝負の部活に入っていたわけでもなく、通っていた学校もそんなに
「みんな一致団結してこれを乗り切ろう!!!!」みたいな雰囲気でもなかったし
私の人生に「みんなでやれば 大丈夫」的な何かがあったか、といわれると
「いや、ひとりでもだいたい大丈夫・・・」みたいな生活が基本だったから
「横のつながり」に異様なほどの憧れと勇気をもらっているらしい。

と、いうことで私の「期萌え」の元祖といえば

89期。

この期があるから私は今もヅカヲタライフを
やっているといっても過言ではないかもしれない。
初舞台時に「容姿の期」と謳われた89期は、その言葉に恥じなく

「美とは神様が与えた女子の最大の武器である」

を身をもって証明している。そんな期なので、敵が多いこともあったし
「また89期かよ・・・」と思われていることもなんだかちょっと感じている。

しかし事実は変えられない、筋金入りの「89期酔狂」あくるさんは
各組89期を元気に単純に「なんだか好き」という理由だけで
今日を乗り越えようとしています。

やっぱり好きなものには理由なんていらないです。

「なんだか好き」がちょうどいい。


結局新公主演をなんだかんだで経験している人たちが多い、だけど
何かが惜しくてイマイチ運を逃していてトップは新公主演を経験している人数にしては
少ないような気がする現在2名(明日海、夢咲)。

「なれるかなれないか微妙な立場のスターがほとんど」など、
なかなか89期が直面している現実は厳しいものだ。

だけどそれでいいんです。舞台で彼ら、彼女らが輝いているんで。

容姿だって才能だ!!!!!

と叫んで、私はかいちゃんライターの「89期同期紹介」のグラフを
宝塚○ンで1年分買いそろえた女です(あともうちょっとでA席お値段)(←あほか)

ビジュアル強化年で何が悪い!!!!!


・・・さあ、89期萌えの底力を今爆発させるとしよう(・・・何かあった?)
ちなみに、今回は「直属の上司的立場95期形式」の「じゅずつなぎ」で
お送りしたいと思う(楽だから)。
いやー、94期の「自衛隊形式」は頭使ったからなー・・・
(私の脳なんてその程度)。


天下のトート、天下のベルばら、天下の源氏の君。

「美」という名の漢字は明日海りおのためにある。

そんな「美の象徴」登場するだけで拍手で雷のSEをかき消すスター
今の花組トップ、明日海りお。

トップになってからやっているキャラクターがなんだか似たり寄ったりなのだが
それをも吹き飛ばす「美こそ武器」を顔で表現する89期のエース。
個人的には「トート」「フェルゼン」などの「タカラヅカ伝統芸能的美」よりも
三島由紀夫」「サイトー作品」などのやや屈折した「美」がみりたんに
近い気がするし魅力的な気がするのは私自身の「みりたん」イメージが
やや偏っているからだろうか。

必殺技は「美しい顔でキメる絶対自分の意見は通すB型ひとりっこ根性」
特技「1年中ブーツイン」。

特に特技「1年中ブーツイン」は観察すればするほど特技として
周囲をザワつかせるのでもはや技というか、それが服。

「BLUE MMOON BLUE」をこよなく愛するタカラジェンヌのひとり。
トップになってからの「ゆるふわ挨拶」と呼ばれる初日挨拶が
運動会の大反省大会になったのが個人的にはあれから1年かぁ・・・と感慨深い。

みりたんはたぶん、タカラジェンヌになってなかった道はないと思う。
みりたんの根性を発揮できるのは宝塚歌劇団だけだと私は思っている。

普通の社会人には向いていない夢の国の住人、それが明日海りお。
(作品上での)恋愛にはとことんセンスを発揮できない
どこか残念なヲタクっぽさもあの美の引き算と思えばそれも魅力である。


「麗しの89期のドジを謝り続けた奇跡の初舞台生」といえば凪七瑠海。
うっかり首席入団を遂げた「男役のはずなのに奇跡のデコルテ」を持つ、凪七さん。
またの名を「トーククラッシャー」と宙組時代
みんなの兄貴・蓮水ゆうやに命名されその力をいかんなく発揮する。

凪七さんの何がすごいというとその経歴は言わずもがな、なのだが
「男役としての育て方が御曹司なのに、女役としてのスキルもなぜか磨かれている」
ということ。瀬奈じゅんエリザベートに抜擢された過去を持っていて
「ええ!?カチャが!?」となる異作なのだが
「娘役が全員憧れるような役をやったとは
思えないほどの男役としての意識」
はハンパない。

凪七さんの宙組の御曹司スキルは叩けば伸びる、鉄であった。

そんな凪七さん、最近の「オイディプス王」で披露した奇跡のデコルテを見ると
「あとクレオパトラの鼻が3センチ低かったら」という歴史の常套句で
「あと凪七さんの身長が5センチ低かったら」と思わずにはいられない、
そんな複雑な宿命も背負う。(と思っている)

アーガイル・ギンガムチェックバーバリーチェックという

「三大育ちのいい男の子が似合う柄物を着こなす」


スキルもすごい。最近はこの三大柄物に「冬のケーブルニット」も追加された。
私は冬になるといつもバーバリーのストールを送りたくなるし
バーバリーのお店の前を通ると年中凪七さんスタイルのパラダイスだな、と思います。

あと、同期と仕事となるとブルース・リーも真っ青の酔極拳も繰り出されるので
それも見どころである。シラフで酔っぱらえる凪七さん。
日本一バーバリーのベージュトレンチコートが似合う男役。


そんな凪七さんと今現在同組で「神」と呼ばれる存在で
また89期の「美」を体現する顔を与えられた美弥るりか。
みやちゃん、がいつのまにか「美弥様」になり「1789」以降「宮様」になられた。

というか、
それ以上の存在「神」。

「私は神だ、アポロンだ」と小池さんが歌わせるほどの「美」であり
「皇族より尊い」位置、半分ネタで言っているが
私は結構マジで
みやさまを「神」と信じている。

みやさまの特技それは

「神なのに地上に降りてきて人間と一緒に
生活しているリアル「聖☆お兄さん」」

あの何かと名言を残す95期朝美絢も自分の育ての親ながら(新公本役4回)
「美弥様は神様」と崇めている。まったくもって同感である。
何がそんなに神なのか。もはやその存在がである。

小柄ながらダンスを踊るとダンサーぶりを発揮し、神ならではの解釈で
「神配役」と呼ばせる芝居をし、そしてトークも頭の回転の速さを発揮する。
あの今宝塚で随一の頭の回転の速さを見せる真咲さんに認められるトーク力。これこそ神。
そして誰に対しても優しい。神。

しかし一度でいいから


「俺の体に二度と触れるな。汚らわしい」


とかいうこの世に神もなにもあったもんじゃねえ・・・!!!!みたいな
役も見てみたい。軽く蹴られて冷たい氷の目で一瞥とか(←ヘンタイ)。

そんな神の特技も神らしく「庶民とは桁違いのお値段の入り出の着用」。
調べてみたけどびっくりするお値段でマウス握る手凍ったわ。


そんな美弥さまと仲良しでCS加入者をかなり引かせたオタクっぷりを
発揮したのが望海風斗。ギリシャ彫刻のよう・・・」と人を唸らせる
「美」をまたしても体現する89期のひとりで、筋金入りのタカラヅカヲタク。
いかにも「バレエの先生のすすめで受験しました(涼しい顔で)」という雰囲気なのに
「入りたくて!!!もうとにかく入りたくて!!!!(鼻息)」の人。

予科時代韓流スター七海ひろきさんを凍らせた「明日海・望海の部屋」は
夜な夜なタカラヅカ作品上映会が行われていたらしくゆえに
「89期の芸名に海のつくジェンヌはちょっとヤバい」と話題に(私が言ってるだけ)。

とにかく伸びる歌声で時に人を泣かせることもある「歌の人」。
あの鬼の歌唱指導・楊淑美先生を「メモリー」で「逸材入ってきた・・・!!!」
思わせたなんかすごい人らしい。

歌の人だけにその力をミュージカル作品で発揮する。
そしてミュージカルの人にありがちな「顔芸」で芝居に引き込ませる人。
黙って入れば、優しく微笑んでいればただの美人なのに表情をつけると
どこまでもミュージカル。時々ひとりミュージカルも上演する。
個人的には、あの口と眉毛がすごい表情筋で顔全体を動かしている、と
研究の結果が発表された
(今)。

天海祐希さんが好きすぎて天海さんへ語り掛ける日記もつけてたことももはや
ヅカヲタのデフォ。ブリドリNEXTで発覚した「天海さんも、そんなことある?」
思った以上に流行ってしまいCSも悪ノリして今望海さん関連の企画は
ほぼ「〇〇さんも、そんなことある?」的なタイトルを付けられる。
望海さん、怒るときは怒ってもいいんだよ。

とにかく蘭寿さんを崇拝している。蘭寿さん関連のニュースは
北川景子か望海風斗の行動を参考に、と謳っても文句は付けられまい。

ジェンヌも遠征します。(公演中の休演日のたった1日でも)

その行動が「だいもんはこっち側。」的に愛されるヲタク魂。


九州のど根性ジェンヌといえば、大分出身蓮城まこと。
端正な顔立ちで正統派美人の雰囲気を醸し出すが舞台で特にショーになると
「獲物は絶対に捕まえる」ハンターになる。
その銀橋ウインクは(ショー作品に慣れていない)若手5人がやっと捕まえられる
人数を数秒で落とす玄人技である。プラス大ちゃんで2000人あっという間に
きんぐと大ちゃんに刈られる。

と、なると「ショーのやたらめったらかっこいい人」になりがちなところかと思えば
芝居でもぐいぐいくる実力派。生粋の雪組っ子魂がメラメラ燃え
日本物で眼帯をつけたら「誰あの眼帯の人」となるし
洋物でスリ役をすると「私の心もすって!!!!!」となる通路側席に座る人は
要注意。客席降りなどでロックオンされたら死に至らせられる。

高貴な色・紫をとことん愛し、パイソン柄やヒョウ柄も大好きな
野性的な一面も見せる。根っからのハンター蓮城まこと伝説はまだまだ尽きない。
「MY DREAM TAKARAZUKA」での黒燕尾は蓮城まこと伝説にふさわしい
一場面であった。
私は毎回蓮城まことオペラであったが一回も後悔していない。


さて、89期のボスといえば鉄の女・壱城あずさ。
娘役は全員彼女で男役は全員マブダチ。
「壱城あずさの運転スキル」はものすごい威力を発揮するらしく
落ちない娘役はいないと噂である(最近落としたのは同期七海ひろきさん)。

ツッコミ秒速、そして人間性のでき方パーフェクト。
厳しく突っ込むかと思えばしーらんスマイル(天使)で嬉しかったら
下級生にも「ありがとう」といえる出来た神戸ガール。

根っからの体育会系で新体操の部長も務めた「女の世界で生きるスキルを
空気のように取得している天性の人間関係の神」。

負けず嫌いの恥ずかしがり屋の乙女でしーらんウインク(死)で落ちた女も数知れず。

かわいい子が大好きで昔も今も彼女はずっと同期・夢咲ねねである。


しかし本人の可愛い女の子スキルも相当なもので、
「しーらんの娘役のために遠征する西組」もいるほどで定評がある。 
太陽王」シアターオーブ公演はそんな感じの西組も多かった。

「REON!!」で一瞬抜かれた娘役姿にスター真風もかすむ現象。

男役をやればどこまでもくさく、男らしい「あなたについていきます」系男役。
しーらんについていけ、間違いない。
そしてショーで思いっきり釣られて、私は死にたい。

さて、長くなりましたがトリを飾るは七海ひろき、個人的には
「かいちゃんの何が好きって顔が好き。」の七海さんです。
どことなく韓流スターを思わせる風貌でおじさん役をやらせたら天下一品。
もちろん超二枚目大歓迎。

そんなかいちゃん、武器はなんといっても「俺たちの七海監督」。
奇跡のブリドリで見せた「俺の夢はお前たちの夢」はかいちゃんを一気にスターダムに
のし上げ
「二次元の世界は七海さんに任せれておけば間違いない」。

既出の蓮水さんをも呆れる骨の髄まで超オタク。
かつてグラフに載せられた私物の本だなに軽く引いたファンもいるほどである。
ミュージカル界の神と呼ばれる小池さんに

「このキャラクターは、そんなことはいいません。」


といえる根性の持ち主。原作を愛するからこそ、オタクはオタクを呼び
かいちゃんの今の勢いを誰にも止めることはできない。
ヅカヲタの最近の口癖は「はい、原作ありですね。・・・七海さん呼んできて!」

ある意味七海ひろきデビュー作となった「銀河英雄伝説」の時
解説をニュースでやったのがそもそも広く知られることになったヲタク根性で
独自のキャラクターを築き上げ、「上級生芸」と呼ばれる(っていうか私が呼んでいる)
一個上の88期に愛される人間性で、涼しい奥二重のふっと微笑みを浮かべる
宝塚の韓流スター、間違いなく「89期の使命・ビジュアル強化」に
協力している「かっこいいのに骨の髄までオタク」かいちゃんに
今日も沼を覚えている。ちなみに、このブログでネタにする回数が
一番多い・・・かも、しれない。


と、いうことでさすがに長くなりました。

こんな「期萌え」をしながら私は生きてます。

横のつながりエピソードは、最高の人生のスパイス。

おやすみなさい。


読んでくださった方ありがとうございます・・・・。