夜中のブログはとても危険。
わかっているはずなのに、精神状態が元気なときに残業をするはめになることが
多いあくるさんは今日も稼働オーバーで上司に怒られています。
帰宅途中、無心にツイッターを遡り王家前夜祭関連の（の中でも主にゆりかの）
ツイートをふぁぼしまくる作業をやっと終えました。ふぅ、ゆりか充・・・
そんな私の夢は、ゆりかで「ロミオとジュリエット 死編」上演です。
（誰も歌わない無言のミュージカル。イケコが作ってくれないなら私が作る勢い）。
（あくるさん、歌わないミュージカルはミュージカルじゃないです）
という寝言はおいといて、アルカポネその他の登場人物の雑談など。
脈絡なく、一発書きです。深夜の私は、強いですよ。（by早霧ちぎたin沖田）
と、いうことで一幕「お前は一体誰なんだ！？」現象を起こしている、月城かなと。
通称美のれいこ（しつこい）はバイト祭りのバイトリーダー。
あそこでもあっちでもそっちでもれいこ。なんなら１幕の真の最多登場
（望海カポネしのいで）の勢いのれいこ。
ちょっと目をそらせば、そこにはれいこがいる。
くらいの現象が起こります。タキシード着たれいこが女遊びしていた日には
もうお母さん怒りますよ！！！でした（原田君に）。
ツイッターにもちらっと書いたんだけど、そこでふいに「エリオットネス」として
登場するアルカポネと出会うシーン。スポットライトはアルカポネとれいこ（あえて）が
浮き彫りになるんですけど、初見では
「そこで意味ありげにれいこスポットライト浴びたら嫌でも見ちゃうから
バイトにはダメな演出だよ！！原田君！！！」
と漠然と腹を立てていた私。実際の仕事としてのバイトは社員並みに
働くと褒められるもので、時給も上がったりするものだが宝塚の「バイト」は
その「バイト」ではない。市民なら市民、客なら客の「その場にさりげなくいる」のが
宝塚の芝居のバイトだと思っている（うるさくてすみません）
（歳のせいか小うるさい小姑みたいになっている・・・）
だが、そこはれいこは「若き日のシカゴ大学生のエリオットネス」であることがのちに判明する。
シカゴ大学の学生のれいこ・・・
なんなんだその萌える設定は・・・。
え？シカゴ大学でコツコツと勉強しているれいこ？
ちゃんと彼女もいるれいこ？
彼女はゆきえちゃんのれいこ？
ゆきえちゃんを体張って守るれいこ？
でも、望海さんと月９のような燃える目で見つめ合っちゃって
私初見「望海さんとれいこが恋愛を始めてしまった・・・」と形がなくなり砂のように
さらさらと流れ、DCの座席から一瞬姿を消した私。
あのれいこの目はなんだったんだ・・・。
そして、危惧していた（と、いうか想像していた）
「望海風斗の相手役は、月城かなと」
が二幕で実現してしまうのである・・・。
月９で描かれるような重いしんどい重度の恋愛をする、アルカポネとエリオットネス。
とまではいかないが、エリオットネスの思いはかなり重い。
れいこの二重の美しい目でまっすぐ見つめられたらさすがの望海さんも
一瞬たじろくぐらいの威力を放つ、れいこの熱視線。
「親友だ！！！！」
とぶち切れあすくんを殴るれいこの心情を思えば、きゅんと切なくなり
そして暗転の中「どうして殴られなければならない・・・？」と呆然となるあすくんを
オペラから離さないほどには、そこの場面が好きです。
いえ、ただあすくんが好きです。（れいこ×あすくん、萌えます。）
そんなあすくんもかなりのバイト祭りなんですが、あすくんのバイトはまた
ちょっと違う。１幕と２幕でちゃんと役名があるし、別人なのである。
１幕では声をつぶしてパブのおやじ。望海さんの雇主ではっちさんと友達という
あ、あすくん！！！？？？？？
となるが、
いや、あすくんなら可能だな・・・
となる役である。めっちゃ説得力ある。はっちさんとタメグチなんぞ
１００年早いわ！！と普通思うところがあすくんは同等くらいの立場で
「いやー、うちもう女の子いっぱいいるんでー（やんわり）」とはっちさんの最初の
要求をまずは受け入れない、という姿勢をとる、あすくん。
久城あす、無敵説発生。
これだから94は怖い。はっちさんのお願いを断る、久城あす（役名で話して）。
大物の香りしかしないだろ。そうなんだ、久城あすは明日の宝塚を担う男なんだぜ・・・。
（あくるさんのあすくんドリームはとどまるところを知りませんが、あまり
詳しくは知らない、という反面も持っているのであすくんの詳しい履歴書を
持っている方はぜひご一報ください。）
（中日シャイニングでのロケットボーイを見て軽く泣くくらいの浅い知識です。）
で、話がめっちゃそれましたが２幕のあすくんはこれまた重要な人物を担っている。
なんと・・・見て驚いたのですが、
あすくん、望海風斗を裏切る弁護士をキレモノ設定でやってます。
びっくりだろ。俺はびっくりだよ。しかも、
はっちさんと癒着してるんだぜ！！！！！
１幕でははっちさんと友達。２幕でははっちさんに癒着。
もう、怖いから。あすくん無敵すぎて私怖い。
若干、新公卒業の学年なのに３０年選手（はっちさん）と渡り合うあすくん怖い。
好きです。
（はいはい）
好きといえば、たぶん一番好きなキャラクターのジャックを演じる真那春人。
私は常々、「ノーまはなるノーライフ」を提唱していますが今回のまなはる。
もしまなはるがあんな子犬のような目で新聞を売っていたら（そしてやっぱり貧乏設定だった）
私は望海さんよりお金を出して、
新聞じゃなくてまなはるを買いたい。
叶うものなら、そして飼いたい。仕事で疲れて帰ってきたら、
「おかえり！」とエプロン姿で夕飯を作っているまなはるがキッチンにいてくれたら・・・
私は馬車馬のように働いてまなはるのために家を買う。
そこまで決意するほどにはジャックまなはるが好きです。
さあ、みんなで叫ぼう。ノーまなはるノーライフ。
お願いといえば、客席から走ってきて新聞を売るまなはるにスポットライトを
当ててほしい、だって完全「もうとっくに開演しているのに迷惑な客だな」という
空気だから・・・お願い、私まなはるを雑に扱うのだけは許せないから（for原田君へ）
そんな私の今回のノーまなはるノーライフ名シーン。
「バカヤロウ！！！！！！！」
と、捨て台詞を吐いてはけるまなはるです。
まなはるの真髄、「バカヤロウ！！！！！」。
私に言っているのか。そうなのか。
マイク壊れるよ、まなはる。ごめんね、もっといいシーンあるのにね（わかってる）。
走るのがめっちゃ早いまなはるがイメージそのまますぎて、君が好きだよ（重い）。
ここまで来て、誰が登場するかと思うとこの芝居の影のMVP、
香綾しずる、９０期（花組のかの有名なあきらと同期です）←補足長すぎ
言っておくけど、私はがおたんのかっこよさは知っていたつもりだったんだ。
あのダンスのキレに歌う声は大劇場を響かせ、２０００人を感動させる
アドリブも完璧な香綾しずる、がおたんは雪の宝物です。
どこにもいくな・・・！（それは「川霧の橋」）
と思っていたんだけど、がおたんは我々の「ある一定のハードル」を
軽々と超える力の持ち主ということを忘れていた。
そう、がおたんは「ここまで飛べる？」を「そんなに飛ぶの！？」にする男だ。
あの氷芸からの、あのキレッキレなダンスは一体何なんですか。（半ギレ）
同一人物とは思えないあの変わりようは何なのですか。
っていうか、あなたは誰なのですか！！！！
（for原田君へ）（がおたんレベルでバイト・・・）
（※許せない）
ハア、ラインナップではっちさんに毎回撃たれるがおたんが可愛くて
私は毎回凝視していたけれどもう一定のレベルを軽々棒高跳び選手のごとく
超えていくがおたんに私は毎回完全敗北の四文字熟語を並べている・・・。
さすが長州人だけありますね。（関係ないから）
ちなみに、がおたん渾身のバイトに身もだえるブログはこちらです。
一切手を抜かないがおたんの一定レベルに平伏ですよ。
なんでもじゃひげやねん。（※ある場面でのバイト風景）
いやー、このお芝居右を見ても左を見ても芝居巧者ばかりで困るんですよねえ、
とニコニコ笑いながらヘコヘコしたい気分にさせられる「アルカポネ」。
ここにも書けなかった魅力的な雪組生が（特に下級生ながらおーじ・叶ゆうりくんの
化け方にはもうレベルがバグって100になっちゃったくらいのポケモン並みな数字）
ごろごろいますので、お気に入りを見つけていただいて、
ようこそ★雪組沼へ！！！！！
（ショー銀橋での大ちゃん並みのウインクで）
ウェルカム体制でお待ちしております。
・・・もうさ、夏が楽しみで私は今から遠足前の幼稚園児ですよ。
（※赤坂あるで。）
