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花組 「愛と革命の詩」③パンジュ侯爵に最後の勇気を振り絞ってただの妄想文(これ感想じゃないです)

一日仕事を挟んでかーらーの、パンジュ侯爵は非常に危険。
しかし・・・BASARAに行かなかった己が、こんなにも憎いとは!!!
佐助を見なかった私への罰はパンジュ侯爵の出番の少なさですか!!!ねえ!!!ケイコ!!!

【フランソワ・ド・パンジュ】  望海風斗

一見おいしそうな役だと思っていた。いや、結構おいしい役ではある。
幕開けにヒゲ&白髪なダンディーなのぞみさん。
アンドレアの思いを切々と訴えるのぞみさん。きらり様とかわいい娘に優しいまなざしを
受けながら、「ああ・・・アンドレア・・・」と歌うのぞみさん。
(※もっとちゃんと歌っています)

この時は私もうっとりとしていた。侯爵・・・この侯爵、わたしの中でかなりの高カロリーな
だいもんさんだわっ・・・

だがしかし!!!

実質侯爵が出た時間何分!?ねえ、何分!!??(必死すぎて痛い)
劇がいくら進んでも出てこない出てこない。
怖いくらい出てこない。もしかして、みなに語られないまま、最初と最後だけで実は
死んでいるの・・・?と思うくらい出てこない(※言いすぎ)(そんなわけなかろう)

きらり様が好きすぎる侯爵。あんなに惚れられるなんて相当な女だよきらり様。
そして私が期待していた「侯爵ときらり様の出会い」はあっさり割愛されているという悲しい事実を
みなさまにお伝えせねばなりません。もう、出会ったころにはきらり様のおなかには
侯爵の子どもがいるのです・・・。

あー、侯爵がまだパリが貴族社会で平和だった頃、馬車からの風景を眺めていて
目に飛び込んできたのがセーヌ川のほとりで絵筆を一生懸命走らせるアリーヌ(きらり様)。
その無心に筆を走らせるアリーヌに一瞬で心奪われた侯爵は
思わず「おい、止めてくれ」と従者に馬を止めさせる。

「素敵な絵ですね」
「ええ、わたしの大好きな風景ですの。セーヌ川のキラキラとした水面・・・。
未来は明るいって思えるわ」
「あなたの絵が物語ってます」
「ありがとうございます。嬉しいですわ」
「私は、フランソワ・ド・パンジュ。絵が好きなんです」
「まあ、貴族様でいらっしゃるのね。・・・貴族様の目にはこんな絵、もったいのうございますわ」
「いいえ・・・あなたの絵・・・いや、名前は」
「・・・アリーヌ」
「アリーヌ!!!なんて清らかな名前なんだ!!!今度、わたしのサロンに君の絵を飾りたい。
・・・いくら出せばいいかね?」
「・・・お金・・・そんなもの・・・」
「いくらでも払おう」
「・・・いりませんわ。失礼、わたくし、学校がありますの」
「・・・気分を害された・・・?」
「はい。鼻からお金の話をする人は嫌い。自分が貴族であることを自慢しているように思えるわ。
高慢だわ!」
「・・・そ、そんなつもりは」
「私たち平民はあなたたち貴族の奴隷なのよ!父も母も必死だわ、生きていくのに。
あなたのそのサロンで輝く銀食器は私の両親たちの汗の結晶よ!」(と、絵具を片付ける)
「アリーヌ!」
「名前で呼んでっていついったかしら!?本当に失礼な貴族様」
「じゃあ君もその貴族様っていうのをやめたまえ」
「やめたまえ!?人にお願いをするときは「やめてください」でしょう!気分が台無しだわ、帰ります」
「せめて送らせてくれ」
「あなたの馬車に乗るくらいだったらマメが足にできても歩くわ!」

・・・くらいのきらり様とだいもんさんの出会いをですね、(書く時間ないのわかってる、
しかもこれアンドレアとマッダレーナの愛の物語)
・・・ごめん、すべて願望と妄想の塊みたいなベタな話になっちゃって。ごめん、ケイコ(これ本気で謝る)。

でもなー!本気でこういうの書いてほしかったなー!せめて、赤ちゃんができるまでの

「・・・うっ」
「アリーヌ?どうした?」
「・・・ううん、なんだか最近気分が悪くて・・・紅茶の香りがきついの・・・」
「医者には?」
「いいえ・・・お医者様にかかる病気ではないのよ」
「アリーヌ・・・ま、まさか!」
「フランソワ・・・私とあなたは身分が違うわ・・・こんなこと、あってはならなかったのに」
「アリーヌ!君は私の子を・・・?」
「ごめんなさい・・・私、そろそろ帰らなくては」
「いや!話は終わってない!アリーヌ・・・!!!(優しくキス)」
「(突き放して)無理!無理よ、この子は私がひとりで育てるわ」
「どうして、無理なんかじゃ」
「無理なの・・・!フランソワ、あなた全然わかってないわ、この今のパリの情勢を!
あなたが白い目で見られるのよ、名門パンジュ家に泥を塗ってしまう!私はあなたの華々しい侯爵としての
人生を邪魔したくないの・・・お別れしましょう、愛しいフランソワ」
「アリーヌ!」
「(キス)・・・さよなら」
「アリーヌ!待て!行くな!君のおなかの子は僕の子だ、それに間違いはない・・・!
アリーヌ、君を愛しているんだ・・・!貴族とか、平民とか関係ない!僕は君と一緒にいられないなら
両親と縁を切る、パンジュ家を出る」
「無理だわ」
「無理なんかじゃない、靴磨きだってなんだってするさ!君と・・・僕の子のためなら、
こんな生活、ハッ・・・紅茶なんて飲めなくても死なないさ」
「フランソワ・・・」
「・・・愛しているんだ、アリーヌ」(優しく抱きしめる)

・・・わかってる、パンジュ侯爵にこんな尺は使えないことは・・・もう・・・無理・・・
パンジュ侯爵とアリーヌの話でこんなにこの記事が長くなるって・・・しかもこれ、感想じゃない・・・
(気づきましたか?)

そしてそして、これ疑問なんですけど、アンドレアが渡した通行証ってひとりぶんですよね?
・・・アリーヌと、パンジュ侯爵・・・え・・・どうやって・・・?

でも最後ののぞみさんの歌にすべて「まあ、いっか」と思わせるこの芝居のすごさよ。
あれだけ心の中でもんもんとしてたのに、最後に「まあ、こんなお芝居もあっていいか・・・」という
のぞみさんの歌唱力。・・・すみません、私望海クラスタなんです・・・。

あの出番の少なさでここまで私の妄想を働かせるのぞみ×きらり。なんか、ありがとう(なぜかお礼)。
でも子どもがいるって発覚する場面、あってもよかったんじゃないかな・・・(あくまで願望)
(わかってる!みり様のやじるしを書くので「尺足りねー!」ってケイコがなってるのはわかってる!)
(いや、お前全然わかってねーよ・・・)

ということで、あくるさん文句ぶーぶーいいながらも結局また観劇の日を指折り数えてます。
今度はもうちょっと余裕があると思うからもうちょっといいこと書きたい。
なんか荒探しみたいになっちゃって自分でも嫌になっちゃった。

人間、楽しめるところは楽しみたい。そんなんで9月に早くならないかなー!

・・・ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。
なんか、お時間とってしまって申し訳ありませんでした。心からお詫びします。

あくるさんの感想浅いからこんな感じで許して下さい・・・っていうか、これ感想じゃないよ。
ただの妄想文だよ。先生に見せられない妄想文だよ!提出ダメ、絶対。(※麻薬撲滅風)