MENU

ヅカヲタと冠婚葬祭

スーラマッタソ!!(すっかり流行語大賞
あくるです。明日はとうとうヴェローナともお別れ・・・いろいろあった・・・
なんとも、いろいろあった・・・
そして東京に場を移すヴェローナに私は行く予定はない・・・
いろいろ・・・もどかしい・・・!!!
(例にもれず、鴨会全滅)(予想していた展開ではあったが、東京組の方を
マジで尊敬する)(安定の鴨会)(当たるためしがない)

ところでみなさん、自分が「ああ、ヅカヲタだなあ・・・!!」と思う時はどんなときですか。

バスや電車の中でも我慢できずグラフや歌劇を読んじゃうとき。

ツイートをニヤニヤしながらふぁぼっちゃうとき。

妄想配役して勝手にドキドキするとき。

集合日午後5時は泣きたい気分になるとき。

新公の評判を血眼にして読んじゃうとき。

自分の今日見た舞台の若手ホープを決して忘れまいと遠征の帰りは寝ないと決めたとき。

・・・極めつけは、これです。

冠婚葬祭のときの出費をつい舌打ちしてしまうとき。(それがたとえめでたいことでも)

私は年齢柄最近バタバタと周りがおめでとうありがとうな雰囲気に
包まれることが多いのですがこの、出費が、非常に、ものすごく、
「いやー、よかったねえ!おめでとう!!!」という気持ちはもちろんあるのですよ。
青春時代共に泣き、笑い、成長してきた仲間が幸せになる報告を聞くのは本当にうれしい。

だがしかし!!!

ここだけの話「またか・・・!!!」と思うのも事実なのである。
結婚式に呼ばれるのはとてもうれしい。うれしいのだけれど、銀行からお金をおろすとき

「これで遠征○回つぶれたな・・・(ちっ)」

と思うのも、また、事実なのである。

私は中学時代はマンガ狂であった(今も結構買ってるけど)
バカにつける薬はない、のごとく、マンガ狂に図書カードを贈ってくれる人は
神様だ、と本気で信じていた。あるいはリアルサンタさんです。

もし、「図書カードを作った人はみのもんただよ」と言われたら私はみのもんた
崇拝し、「思いっきりテレビ」も毛嫌いすることなく見ていたでしょう(何年前の話だ)
(そしてここの話に出てくるみのもんたはこれからの話に何の関係もないです)

それくらいマンガを買っていたので、本棚が折れるのもごく、当たり前としかいいようがない(過去の記事参照)

学生のときはいくらなんでも冠婚葬祭関連でお金が吸われるようになくなったこともなく、
風邪をひいたときの治療代や薬代、なども親が出してくれたので
ぞんぶんにマンガ狂を謳歌しました。あの時の金の使い方には悔いはない。
だって今財産になってるもの。

そして迎えたヅカヲタ時代となる。世の中のすべてがタカラヅカ中心となる時代、到来です(今も続いてる)
(私の中では今、タカラヅカバブル時代です)

さて、ヅカヲタだなぁと思う瞬間、いろいろ上記でも言いましたが
私世代のマンガの神、「こどものおもちゃ」を描かれた小花美穂先生はおっしゃってました。

「私はもんちっち算で買い物をするくせがある」

と。
もんちっち算とは、小花先生いわく、もんちっちというぬいぐるみで日々の買い物を
計算してしまうという誰もがその道ならば「あるある!」なネタらしい。
小花先生はそれが「もんちっち」だったらしく、「ああ、今の服、もんちっち○個の値段だなあ」という
不思議な計算法をしてしまうらしいです(「りぼんコミックスの「こどものおもちゃ」の柱参照)

私は中学時代はそうなんです、「マンガ算」でした。
昔も今も、わたしは「食」に関してあまり頓着がありません。
その頃おこづかい制だったので「ああ、今月マンガ○冊買えないなー・・・」という
誘ってくれる友人には大変申し訳ない計算を頭でしていました。
今考えても申し訳ない。ときにはマンガのために断ってた(最低)

ヅカヲタになってからはその「マンガ算」が観劇した日から「タカラヅカ算」になりました。
幸い、その日から一番仲良くなった友人はとっくにタカラヅカ算デビューしていたので
彼女とは食事は禁止(チケットが買えなくなるため)(彼女もまた、参考書を買うふりをして
グラフを買ってたクチです)
無駄な経費は削減。服はしまむら。ファッション雑誌は買うものではなく立ち読みするもの。
スタバという今の私に必要不可欠な場所は存在しなかったのがありがたかった
(今の子は勉強をスタバでするんでしょ?非常に困難な時代になったなぁ・・・)
(スタバ大好きだけど舞台写真1枚買えるもんな・・・)

!!!・・・いま、私結構ナチュラルにヅカ算しちゃったね。
そう、これがヅカ算。

「舞台写真○枚」「B席○回分」「会販でこれだけ写真が買える」「お茶会費出る」
「今回は贅沢に新幹線」「青春18切符で今回は我慢」「中日公演何度行くか」

・・・あらゆるお金の使い方がすべてヅカ算になってしまうのである!!!
怖っっ!!!!
こんな生活嫌っっ!!!

(まったくである)

そして親友のめでたい式が9月に予定されている。
日曜日がつぶれるなーと思う私は、薄情だと思う人(はーい)
(わかってます・・・花組公演中の日曜は一日たりとも予定を入れたくないと思っている自分を・・・
恥じて・・・おります・・・)
(もう十年来の親友の晴れの日に・・・「マジゴメンー、チケとれたから行ってくるー!!」なんてことは・・・
死んでも言いませんし・・・チケットもとりません・・・)


・・・ほんとです・・・!!!!


と、いうことで今日は半沢直樹(ドラマ)とおしゃれイズムを撮るから
「ファントム」(花組)はあきらめてネ★とにこやかに笑顔で母親に言われた私。
ちょっとだけ、「このアマ・・・!!!」と思ったことは内緒にしてください★
(実の母に「このアマ・・・!!!」はない)(死んでもない)(死ぬまで反省せよ)

・・・さ、皿洗いでもしてくる。