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一晩考えて、もう一度この事件について考えて見る。【宙組風共役替わり】

ある方のコメントを頂きまして、わたしの正直な気持ちを書きたいと思います。
最近私はどうも面白おかしくちゃかした記事が多く、反省していたところだったのですが
今回の「風共」でも昨日の記事はやっぱりおかしい、と思ったので
書きなおさせていただきます。というか、やっぱりおかしいと思うのですよ。

私のコメント返しは、こんな感じ。

>ちろさん

>ちろさんこんばーんはー!

>(ぶっちゃけ)
>複雑なんですよね…(小声)

>私、まぁ様もかいちゃんも好きなんで、
>それはそれで見たいのですが
>またちょっとなんなんだろう、この
>「なんか違うんだよ、じい!!!」感。

>私も男役は男役であるから輝けるという考えで、
>ショーの一場面とかだったら
>「ほー!!」って感じなんですけども
>お芝居一本で見たいかといわれると
>「そ、そうでもないかな…」という感じ。

>しかもトップコンビに恋愛がないって
>なにそれ?トップコンビの意味ないじゃん?
>という心境なんですよね…

>最近のじいはベルばら役替わりの時といい
>娘1がひどい扱いで(ちゃぴにしろあゆにしろ)
>ちょっと我慢も限界だぞー★と思ってた
>このところのメラニー事件。
>私はてるみりが見たいのだ…
>宝塚はトップコンビがラブラブでなんぼじゃねえか…と
>思わずにはいられません。
>役替わりでしか客が呼べないなら
>そんな作品はやる意味がないとすら思います。
>コメントでこんなこと言うのは
>反則かもしれませんが…。

>ちろさんの「品性」の足らなさ、という言葉に
>心から同意です。

>私らしくないコメントになってしまいましたが、
>ちろさんの言葉に刺激されてちょっと
>書いてみました。話題性ばかりでなく
>ちゃんと作品の意味をじいは考えてみるべきだと
>思います。
>ベルばらも、風共もちゃんとある作品なのですから。

こんな感じです。
頭硬いと思われるかもしれませんが、やっぱり納得がいきません。
男役は男役であるべきだと思うし、娘1はトップのゆるぎなき地位の相手役、ということに
なってるはずです。それを崩すのはいい意味でいったら冒険かもしれませんが、
みりおんを娘1にしたのは劇団だろう、みりおんがヒロインになれないという見解なら
どうしてそういう人事にした、と思ってしまうのです。
スカーレットができる力量がみりおんにはあるという私の個人的な意見になってしまうのですが
やっぱりトップの相手役はトップ娘役がやるべきなのではないかなと。

その力を信じられないのなら、最初からそういう人事はすべきではない。

私はみりおんならできると思うし、見たいと思う。
スカーレットは男役が代々やっていて、出世役ともわかっているけれど
それを中堅男役で人気が高まっているふたりが役替わり、という話題性は高く、
面白く、客足も伸びるだろう、という安易な考えが透かして見えるようで
嫌気がさします。

じゃ、見なきゃいいだろうという感じですがやっぱり見たい。
それは昨日と変わらない。
通う気だし、今しか見れないという気持ちが強いし、これによって成長する
まぁ様もかいちゃんも見たい。

でも、成長するならもっと別の道もあるはず・・・という気持ちもある。
一か月、がっつり役について考えて悩んで男役はその役をつかむ、という
宝塚らしい世界にひとつしかないシステムを今さら崩す必要がないと思うのです。

じい、話題性ばかり考えないで心配しなくてもちゃんと私たちは見ます。
通う必要があれば通います。
通う必要がなくてもその作品の中にあるちょっとしたそこの、あそこの、と
自分たちなりの楽しみを見つけることができます。
「脚本はあれだけど、○○さんのあそこの場面のあの仕草がかっこいいのよね~」で、
いいじゃない?と思うんです。宝塚って、それで成立する世界にひとつしかない劇団なんですよ。

たしかに一般の新規の客が必要かもしれない。
でも宝塚ファンはしつこいし、「この素晴しさをあの子にも!!」という
なぜかすすめたくなり一緒に行こうと思いどんなチケ難でも死ぬ気でチケットをとり
ハマらせたくなるものなんです。離れていく人もいれば、やみつきになる新しい人が現れます。

生徒さんにも役替わりは負担がかかるし、生徒さんによっては役作りに
集中できない人だっているはず。そこらへんもキチンと考えてほしい。
生徒さんあっての宝塚歌劇団ということを忘れないでほしい。

男役が娘役をやるというのは宝塚のルールをやぶることになることもしっかり考えてほしい。
最初は身長で決まるものでも、最終的には生徒さんもプライドを持って
男役、娘役になっていきます。
この人の男役が好きだからファンになりました、というのは観客だって最初です。
だったら、最後まで男役で見たい。というのが私の本音。
特に中心人物をする男役スターさんならなおさら。

もちろん、男役が女役をする意味100%ないなんてことはありません。
個人的に今回は緒月さんのベルはすっごく楽しみです。
ただ、緒月さんの男役が好きだから追いかけてる人もいるということを忘れないでほしい。
それはまぁ様やかいちゃんのファンだって同じ。
役付がいいから手放しで喜ぶファンもいれば、小さな役でも男役がよかったなって思うファンもいる。
逆にイメージが崩れるから見に行かないっていうファンも出てくるかも。
それくらいの覚悟は、じい、ありますか?

長くなりましたが、今回の役替わりは、楽しみつつも、やっぱり複雑な公演になりそうです。
いつもながらの支離滅裂さですが、ちょっと昨日はちゃかしすぎたな、と反省もこめて。
うーん、大きい役がつけばそれでいいっていう問題でもないんだよな・・・

なんか私めんどくさい人間かも。かもじゃなくて、絶対めんどくさい。