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「緒月遠麻~my style~」の編集のお姉さんの気合いにビビる。

どうも、OZUKI本で彼のひととなりに感動している、あくるです。

と、とんだモンスター本ですよ、「OZUKI 緒月遠麻 ~My Style~」!!
いや、このマイスタイルシリーズは見事としかいいようのない
ムック本シリーズなのですけれどね(阪急の心意気、しかと受け止めたぜよ!!)

緒月の大地に根付くようなポートから、イギリス紳士、シルクハット、
おじさま、アーティストかなめとのコラボ、遊ぶことのできないすごろく、
伝説のハミドからベルツッチオ、緒月を語る人の多さ、
かいちゃん崩壊の予感の千葉コズエ女史とのやりとり・・・

私は、ああいうふうに、なりたい(夢輝のあ)。

この本は今の緒月遠麻のすべてが詰まっています。
それはもうね、超・超・超贅沢なお話ですよ。
特にロングインタビューは名言の宝箱ですよ。
私、ロングインタビュー読んでて涙が出てきました。感動して。
特に

「ハミドをやってから緒月遠麻という男役の歯車が狂いだした」

という・・・そう、そうなんだよね!緒月さんそうだよね!
私もあの作品で人生狂わされたよ!!(初めて「破産」という言葉を知りました)。
その私と緒月、とファンのみなさんを狂わせた作品を作った
マサツカのコメントが泣けるんだわ。この人、あんまり多くは語らないけど、
イシダーと同じくらい、いや、緒月遠麻という役者を見出した人間は
やっぱり私はハリーだと思うんです。

生みの親ははハリーで、6歳くらいまで育てて、イシダーに里子に
出した的な。そしてイシダーは大事に大事に育てて、
おいしいところはシューイチローがかっさらっていったみたいな(笑)
シューイチロータカラジェンヌドロボー・・・。(語弊が生まれるから!)
おいしい時期においしい役を与え、さも自分が育てたような態度をとる・・・
(あくるさん、なにか、シューイチローに恨みでも・・・?)
(いいえ!そのようなことは!!)(ただ、つくづく巧く生きる男だなとは思うよ)

そのハリーのお言葉は、私的に訳すれば
「いい場面を与えてやってんのに暗い場所でいい芝居をする」。
緒月さん!見えない!そこ、スポット当たってないから!というところで
実に毎回楽しみになるようなお芝居をするのが緒月遠麻という男役。
ハリー、いいこと言うぜ・・・!!

そして育ての親のイシダー。イシダー、全くブレないし、似顔絵が似てる(笑)
この人いうことほんっとブレない。
自身の「緒月遠麻マニュアル」を持っていると思う。
こう扱ったらうまい具合にことが運びますよ、的な緒月遠麻トリセツ。

とにかく二人とも緒月遠麻のジェンヌ人生を語る上で外せない人たちですよ。

あとひそかにツボだったのは小柳先生が「銀英伝」のファンということです。
かいちゃん、やっぱ私たちと小柳先生は同じヲタク系文化女子のようですよ・・・!
話が絶対いろいろ通じると思う。
で、かいちゃんと稽古場で「結婚するならヤンですよね!」とかって
意気投合しちゃってどうしようもない女子会が開けちゃうんだと思う・・・
(ここではかちゃるりのようなおしゃれな女子会ではなく
ひたすらマンガの話と声優さんの萌えポイントを語る「ヲタク会」が繰り広げられます。
もちろん、おつまみはバーニャカウダーではなくイカのくんせい(手が汚れないから))

あと、LINEのアイコンとか・・・!どんだけ女子力宝塚歌劇団・・・!!

そして最後のくーみんの下積み話に涙。くーみん・・・レバンガ・・・!!!

そして誕生・メイクアップアーティストKANAME★OKI。
この人は・・・蜷川組のひとりなんじゃないんですかねえ・・・。
普通に「ヘルター・スケルター」のスタッフとかでエンドロール
名前出てくるんじゃないですかねえ・・・(出てきません。)

完全に雑誌企画じゃないですか・・・ヴォーグでしょこれ・・・。
ここのページだけヴォーグでしょこれ・・・。
ってか、もはやまつげじゃなくて羽でしょこれ・・・。
どこに売ってんのこのまつ毛・・・羽・・・。
(あまりの女子力に言葉がつまり気味)。

あと、せしこの達筆ぶりにビビる。顔も綺麗で字も綺麗ってなんなんせしこ・・・。
(あまりの女子力に言葉がつまり気味)。

千葉コズエ女史とのコラボはかいちゃんが泣いて喜びそうな企画ですね。
「キタさん、紹介してくださいよぉ~」みたいな甘える図が容易に想像できます。
(そして嫌がる緒月さん・・・)(かいちゃん、あきらめない。)