MENU

月組「エリザベート」愛希れいか集大成!少女が大人になるまでのリアル

THEハイカラなおしゃれタウンTOKYO。

 

こんにちはー!今週2度目の登場でそろそろこの太平洋にも

雪が降るかな?あくるです。

「異人たちのルネサンス」の感想ももちろんあるのでしたためたいと思いつつ

今日は行ってきたエリザの話。

 

と、いうわけで行ってきました。TOKYO。おしゃれでキレイなお姉さま方が

たくさんいらっしゃってね…あの高層ビルにビビりながらも精いっぱいの

慣れてますオーラ(言ってる時点で出てない)を漂わせながらも

「ええーあのスタバないじゃん!!!!」

ってびっくりしちゃったり(その時点で田舎者)

…今回も例にもれなく観劇しかしてません(滞在5時間)

 

でもいた時間より過ごした内容ですよ。

いやーーーー月組沼は深いです。天井知らずのツワモノ達がごろごろいて

どうして…どうしてそんなにうまいの?なんて思っちゃうほどでした(語彙力)

 

私、月組さんを見に行って芝居で「アレ?」って思うことって少ないです。

いやそれは私の目があまり水準高くないのかもしれないんですけど、

あの「NOB〇NAGA」(伏字の意味)とか「カ〇パニー」(伏字の意味)とかでも

結構楽しめちゃったりする。

脚本がおっと!これは…と思うものでも、月組にかかると

「あの人とあの人はどういう関係なんだろう?」とか、

「あの子面白いから見ておこう!」とか、深読みができる。

必ず発見があるんですよね。

芝居を面白くする天才たちがごろごろいる。

そんな印象です、私の中の月組さん。

 

なので、エリザベートがつまらないわけないんですよね!!!

うん、知ってた!!!!

こうなんか、月組さんとは「付き合い方を知ってる幼馴染30年」的な温度が

心地いいんだよね…よくは知らないけどだいたいわかる、みたいな適度なアレね…

だいたいアレでしょ~アレだよね~!!!で話が通じるアレ…

(アレアレ言ってて何がアレになってる)

 

たまちゃぴは「私が踊る時」が最高

トートとエリザベートは「カップル」じゃないんですよね。

お互いが恋愛感情を抱いてそののち家庭を…という感じはたぶん、というか絶対ない。

この問題は「エリザベートとは」というテーマになりそうなので

(論文が書けそう…)ちょっとおいておいて。

私はたまちゃぴは恋愛の愛じゃない、それを超えたものを感じます。

愛とか恋じゃない、同志。同じ道を志す。

さいころから同じ釜の飯を食い、同じこと目指してただひたすらに走ってきた。

たぶん学年差も1つというのがあるんだと思うですけど、

ふたりの雰囲気が男(役)と娘(役)の雰囲気じゃなく、

「1人の人間と1人の人間」という雰囲気。

宝塚ってどうしても男役が優位で娘役がただひたすらついていく…っていう

スタイルが多いと思うんですけど、たまちゃぴはそれをいい意味で

壊して同じ目線でものを語る男女というイメージです。

たぶん2人とも稼ぎが同じくらいで、同じくらいのポジションで

会議で言いたいこと言いあって

「お前ら、夫婦喧嘩は家でやれ!!!!」って

すーさんに叱られてそうなイメージですよ。話がそれました。

なのでトートvsエリザベートという感じでいいたまちゃぴだなあと。

それが最高潮になったのが「私が踊る時」。

エリザベート「絶対あんたになんか屈しない」っていう決意表明の歌

(と解釈してる)私大好きなんですけど、

今回の月組がその場面めちゃくちゃ最高だった。

ちゃぴが

「私あなたに負けてるなんて1ミリも思ってないから。

今からみてらっしゃい」

っていう目で歌ってて

たま様も

「君に一度たりとも譲ったことはないよ、

戦いはこれからだ」という

その勝負受けて立つ感がね…

たまちゃぴありがとぉぉぉぉ!!!!ってなりました。

 

たまちゃぴはいいコンビでした、本当に。

ちょっと前の宝塚だったら受け入れられなかった男女間を見事に

「これでいい。これがいい!!!」にしたコンビ。

いつも月組はうまいんですよね~~こういうのをとりいれるのが。

月組さんて時代の半歩先を行くイメージです。(あくまで個人的なイメージ)

天海さんとか真琴さんとか真咲さんのイメージが強いのかも。

 

愛希れいか集大成

生舞台はそんなに数多く見てるわけじゃないけれど、

なんとなくスープが冷めない距離にいる娘役さんでした。

よく知らないけどだいたい話は聞いてるよ、という感じで。(こっちが一方的に)

キャトルに何気なくジュリエット、アントワネット、今回のエリザベート

4つ切りがおいてあってこんなに女性は変わるのか…!と思ったり。

思えばロミジュリで真咲さんの隣を半歩ところか200歩くらい後ろを

歩くような「恐れ多いです真咲さん私どうしたらいいんでしょう…!!!」という

不安げな表情で歌っていたのが今ではエリザベート

愛希さん本当にすごいです。がんばったで大賞を贈りたい!

(あくるさんに贈られてもなー)

ちゃぴはシンデレラのようで、見ていて気持ちがいい変身っぷりが

本当に楽しかった!!どんどん洗練されて、大人の女性になっていく。

ひとりの女性の半生を魅せられているようでわくわくしました。

今ではちゃぴと呼ぶのが恐れ多く…(笑)でもちゃぴはちゃぴのまんまがいいな。

 

 

語弊があるとあれなんだけども、いい意味でわりとすぐに

「帝国劇場でお待ちしています!」ってニッコリ井上芳雄の隣で

笑ってるちゃぴに会えそうな気がするエリザベートでした。

 

エーヤン愛希れいか!!!!!!

卒業前にちゃぴのエリザベートを見れて幸せでした!!!!!

 

長くなったので続きます。

だってほら、れいこちゃん…ああそうだよれいこちゃんだよ!!!!

 

今回私が心の中で「来てよかったよれいこちゃん」って何回思ったか

統計を取りたかったよ…!!!

 

ってことで続く。今回は、書くよ。(いつも言って書かないのを反省している)