TRUNK DIARY -ナナメカラタカラヅカ-

宝塚見て早半人生。まだまだ未知の世界すぎて幸せ。

黒天使リーダー翔さんは、今日も多忙(1)

黒天使リーダー翔さんは、今日も多忙(1)

 

黒天使の朝は早い。

上司のトート閣下の就業時間はイメージでは夜っぽいが、

シシィは朝の5時から動くためストーキング活動には朝起きが必須だ。

シシィは美人だけど、どこがいいのかは俺にはわからん。

「え!?ゆいちぃがまだ来てへん!?」

朝の点呼。

まだ入ったばかりのどってぃがどこからか持ってきた寶もなかをもぐもぐしながら

「あのぉー翔さぁーん」と来た。

この子は有望株、大事にしてな!と採用を決めた結さんから言われてる。

マデレーネっていう役職はいろいろ忙しいねん♡ってウインクでごまかされたけど

結さんはまだ来ない。大方昨日の晩もルキーニと飲みってとこか。

…結さん今日マチネやで。

「あ、すみません。実羚からWワークのバレエ団に欠員出てギリギリまで

練習したいから1時間前に入りますって連絡ありました」

なっつは本当に信用できるな…と心の中で涙をふきながら

「優しいなっつに連絡入れたな。

Wワーク禁止してへんからきっちり仕事さえいてくれればうちは別にええのに…

それより連絡を俺に…」

アルバイト指導は俺の担当だ。下の子は常に俺に対して

「いつも楽しい宴会をありがとうございます!翔さん!」という態度だが、

それもアレか?そろそろトート閣下に相談しようかな…

でもあの人今シシィのことしか頭にないからあかんわ。

 

誰かこういうこと相談できるやつ…

「おはようございます、翔さん」サングラスの下からニヤッと笑う、

別名「氷の黒天使」。うちのエースが来た。

「そらさんおはようございます!!」

きよが今日も満面の笑みでそらを迎える。

いつもの光景。

きよはそらの下でのびのび育ってる。

そこに、あーちゃんの発声練習が聞こえてくる。

いつもの光景。

さすがオペラ歌手目指してるのは声が違うな。

その横でコーラスの練習してるのはわんたか。

そろそろ配置決めも再検討や。

そして…「りりこは?」

「それが…あの子が前からファンの死さんが今稽古に来てるらしくて…

入り待ちするんだってあのキラキラした目で言われて止められませんでした…」

「はあ!?」

申し訳なさそうになっつが言う。

この開演前1時間前の忙しい時に何やってるんや!?

あの子宇宙人や!知ってたけど!!!

「翔さーん、閣下見ませんでしたか?

俺そろそろ閣下と遊びたくって誘おうと思うんですけどー」

うちのエースは人懐っこい。仕事場ではあんなにかっこいいのに素がこれだから

そりゃファンも「そらのギャップ♡」ってなるのはわかる…けど!

「知らん!そら!閣下は上司やで!ちゃんとわきまえなあかん!

けど閣下ならどうせあのオーストリア女んとこやろ!」

あかん、余裕なくなってきた。

「どうしたの翔さん…閣下は上司だよ…」

そらが俺を心配している。優しい子や。ごめんな、そら。

 

けど…今はりりこや!!!

 

(2)へ続く。

(2)はニコライ少尉が書いてくれるよ!!

 

打ち合わせなしのサプライズリレー小説企画・お題「宙組

あのアメーバブログで大人気のニコライ少尉とのコラボ企画です!

週1回、交互にリレーで小ネタ小説書きます。

続きはどうなるのか私もわかりません(お互いドキドキ)

 

 

ニコさん、あとは頼んだ!!翔さんを助けて!!

続きはニコライ少尉の多少黒い瞳で♡

 

ニコライ少尉といえばこちらも!!!

可愛い…ほしい…買う…(ずっと言ってる)