朝、家を出るまでになにか見ようとそこにあった「夢★ひとときの時間」(30分)の
ゆりかちゃんとりくの会話に
号泣しましてね。
友人各位に「私次はりく・・・いや、すみれのお茶会行くから!!
止めないで!!行く!!!!」と外堀から埋めていくラインを
送っていたら
「むしろ行ってなかったの?って感じ。」
「誰も止めないよ。行きなさい。」
「もうお手紙をすみれ色のペンで書きなよ」
・・・買ってましたよね、ブックファースト宝塚店で216円(税込)、
すみれ色のボールペン★
(ブックファーストの文具の品ぞろえがマジ神がかってた。すごいな・・・恐るべしブックファースト)
そして(和希そら氏が大好き(語弊)のかえるの置物が置いてある)
パスポートで鮮やかにフラミンゴ柄のレターセットを買い、
切手を宝塚郵便局で購入しました。
・・・切手までバラ柄ってすごくない
(少女趣味度マジ)。
片手にスマホ、片手にすみれ色のペンを握り新幹線で帰ってきました。
中はお見せできませんが、なかなかのすみれファンぶりに我ながら
驚いております
(引かれない程度を目指したのに・・・いつのまにか超大作が出来上がっていたよ。
こわいよ、すみれ絶対怖がるよ・・・)
と、いうわけでゆりかちゃんのすみれ呼びが三度の飯より好きな
あくるさんが慶次ぶりに雪組新公を見てきた話です。
あれ?あくるさん、ショーの記事途中だよ?
・・・鮮度そのままがモットーです!★
(いや・・・書かなきゃとは思ってるんだけどすみません
鮮度そのままどの口が言うという感じで・・・はい、明日書かせていただきます)
思ったことは「今雪組すごい個人のそれぞれのスキルが高い状態で
レベルが高い舞台をやっているんだなあ」ということ。
日本物でコメディー、本役さんがそれぞれピタッとはまっている状態で
まったく違うキャストでやるということは改めて、本当に今更ですが
とても勇気と冒険、そして覚悟がいると思います。
上手い下手、ももちろん重要ではありますが私個人としては
「新公はいい意味で親心で楽しむ」ものだと思っています。
うちの子大丈夫かしら・・・とか心配したり
うわああああ今日も可愛い生きててくれてありがとうううう
ってなったりしてなんぼ!★・・・甘いですよねわかってまーす。
だけど、一生懸命やっていることって伝わるんですよ。
きっと今回の新人公演は舞台上のタカラジェンヌも観客も
これは難しい・・・と思ったに違いないと思います。
でも、難しい!!!失敗やだ!!!と思ってチャレンジしていない人間と、
難しくてもやれるだけのことをやる!!!それ以上の成長を見せるのが
私たちの仕事!!!という心意気を持っている人間はすぐ判別できると思います。
舞台って残酷なほど精神状態のバロメーターだと思うので。
私が見た限りでは、今回の雪組新人公演は
誰一人「失敗はいやだ、何事もなく
ソツなく舞台を終わらせよう」と
思う組子はいなかったと思います。
まあそれはタカラジェンヌという職業の方たちはそう思ったら
おしまいだと思うのでタカラジェンヌってすごいな!!!!という(やっぱりこの結論)
ゆりかすみれの話でもあのふたり今すぐビジネスをする上での精神論的な
講師できるんじゃないかっていうくらいのありがたいお話の数々に
涙が止まらなかったです・・・みんな本当にいいから見てお願い(安定)
新公はお話はもう知っているのでより「演者の演技」を楽しめるなと。
本役さんとの違いを発見するのももちろんのこと、
オリジナリティーの出方、仕草も人間ですから全部違う。
・・・新公っていうシステムってやつぁ・・・(ありがとうございます)
【居残り佐平次■永久輝せあ】
とにかく可愛いの極みでした。
・・・っていう感じですすめていくきますけど・・・(先手)
常々「早霧さんの愛弟子、私たちの息子永久輝せあよ」と言っているんですけど
(とわきさんにとってはとても迷惑な話です)
それはまあ冗談としまして今回、本当に
だてに4回も真ん中に立っているわけ
じゃないな。と実感しました。
前に見た「慶次」ではただのイケメンキラキラスターだったひとこが
今じゃこんな演技を見せてくれるなんて・・・お母さん!!!!!(ひしっ)
あ、バチ投げの高さの問題ですが高かろうが低かろうが、
投げたものをキャッチした、という
「成功した」ことには変わりないので
大成功です!!!!!
という激甘意見だけは全世界共通にしていきたいです。(個人で楽しんでください)
真面目な話、ひとこって人懐っこくて、笑顔が可愛くて完全に属性が
「陽」なのにどこか陰も持てる男役のイメージなんですね。
だから「ケイレブ」や「るろ剣」もやってきたんだろうなと。
それは早霧さんもやっぱり同じタイプで、普段のユニークな感性の挨拶(オブラート)
からも絶対にマイナス思考ではないな、と思うんですよ。
マイナス思考=芝居の属性が「陰」、という単純な話でもないんですけど、
自分の気持ちの持ちようが残酷なほど反映されるエンターテイメントが
舞台だと思っていて。
苦しい、つらいって思って演じてるとよりリアルに痛みが増すし、
楽しい、嬉しい、大好き!(ドリカム)っていう感じで恋してる女の子は
可愛いじゃないですか(咲妃さんのことを指します)
ひとこはずっと新公をひとり任されていて、れいこちゃんも同じ組にいない今
きっと大変なはずなのにいつもニコニコしてて、楽しそうで。
それがすごくプラスに働いたのがこの作品だと思うんです。
ひとこさんはすごく一生懸命で、でも心から「佐平次」を生きていて
その「いのさん」が楽しそうに笑うから、今回の舞台もやっぱり楽しかったし
よかった!!!ひとこが笑ってくれているだけで幸せ!!!(お母さん)という
(待ってこれ何にも舞台の感想じゃないわ)
個人的に印象的なひとこは大好きな同期(設定)叶くんきんちゃんに
水をかけまくっているひとこです。
毎日後悔のないよう、その日を生きる!!!と決めている
いのさんがとっても生き生きとしてて、一生懸命に
トラブルシューティングしているんだけど
「ここの連中は、みっともないほど一生懸命生きていて」としみじみ語るいのさんの
「この状態がずっと続けばいいのになー」という心の現れの
「楽しそうな笑顔」のいのさん=ひとこで印象に残っています。
・・・ただあきちゃんと絡めるのが嬉しかったのかな!!!
(ただの同期萌えに戻ります)
無意味に4回主演やってません!!!!
というプライドを見せながら、やっぱり属性は真ん中スターで
輝いていてでも威圧感がない。嫌味じゃない。この人が真ん中で
しっくりくる・・・というのが「華」の一種だと思います。
ひとこはいわゆるカメレオン俳優ではないかもしれませんが
1本のブレない軸を持ち、面白い感性を持った幅広い役柄をこなせる
「タカラヅカの真ん中が仕事」タイプだと思います。
自然とそこに目が行く永久輝せあ・・・永久に、輝く。
初舞台のとき、存在感と使う漢字の語感すごいな!!!と思ったひとこ。
名は体を表す。
ちなみに、ひとこの女の子を見る目が大好きなんです。
ちょっと伏し目がちに、照れたようにそっと目線を向ける、みたいな。
ラストシーンのおそめちゃんに優しく目線をやるいのさんに
心の中で絶叫しました。なんといったかはご想像にお任せします
(わかりやすすぎ)
【女郎おそめ■野々花ひまり】
新公初ヒロインおめでとう!!!
噂でダンサーということを聞いていたのですが顔のかわいらしさが
満点で、したたかで結構アウトな人間おそめちゃんを可愛くキュートに演じていたな、と。
おそめちゃんの印象って、「咲妃みゆ」が作り上げた感が私の中で結構あって。
みゆちゃんって「元気で明るくて何事にも前向きで・・・だけどちょっとドジ★」的な
りぼん的キャラクターを嫌味なく3次元に起こすことで有名ですけど(私の中で)
今回はまたイチから構築してきたな・・・感がすごいんですよね。
咲妃さん。もう根本的に考え方変えたんだろうなって。
おそめちゃんりぼんじゃないし。
りぼん「悪く思わないでよー☆」とはいうけど
「あいつ死んでも誰も心配しねえし」みたいなことはないから・・・(言い方)。
で、それをはっちゃけて演じている咲妃さんに対して
ひまりちゃんはどうオリジナリティを出してくるか、と
興味津々だったんですよね。
ひまりちゃんは「今俺が守ってやりたいそこにいる可愛い女の子」でした。
たぶん、咲妃さんおそめはひとりでも生きていけるんですよ。
「親はとっくに死んだし、兄弟もいない」のセリフ通りだと思います。
強くて踏まれても絶対に這い上がってくる岡ひろみみたいな女郎ですよ・・・
(岡ひろみ・・・これ今伝わるひといますかね)
だけどひまりちゃんおそめはきっとこれからいのさんがすべてになるんだろうな、と。
それが悪いとは思わないです。私は。
可愛いと思います!!!
咲妃さんおそめはいのさんが仕事で遅くなったら先に寝るけど
ひまりちゃんおそめは絶対起きて待っているタイプ(偏見)。
非常にガーリーなおそめちゃんでかわいかった・・・
なんなの、「金ちゃん殺しても誰も思い出さないっしょ」なおそめちゃんが
ガーリー要素ありって・・・すごいじゃない・・・そんな女の子怖いじゃない・・・
最強じゃない・・・?
ちなみにひとこいのさんはこのタイプの女の子を溺愛しそうな感じも
すごくいいと思いますね!!!「いい」しかいわない!!!
語彙力、私!!!
ちなみにみちるこはるとのキャットファイトが
完全箱入りペット猫的な爆発だったのも
ツボでした(たぶんケンカ慣れしてない)
(そして「ケンカなんて人生の半分っしょ」な彩みちるよ・・・)
【高杉晋作■縣千】
「うちの縣、これなんでッ★!!」な感じが
すごい高杉晋作(伝わるかなこれ・・・ニュアンスとしてはこれがかなり近い)
縣くん存在感すごいんですよ。
もう立ってるだけですごい謝っちゃう感じで。(←ダメな人間)
こう、ぬんっとしててまた顔が整っているから絶対に目を見て話せないと思います
(ダメな人間その2)(あくるさんの性格の闇がすごい・・・)
なんだけど縣くんはすごくイケメンボイス(いわゆる「イケボ」)なんですよね。
すごく涼やかで耳が喜ぶ声をしている。
さわやかで視覚と聴覚の感覚の差に結構驚きの連続です
(ちなみに私のおすすめセリフは「世辞を申すな」です)
(これを目覚ましアラームにして起きたい願望すごいけどこのセリフで
起こされるってなんか・・・なんかな)
ひとことひとことがピシッと決まるってすごいことですよね。
「世辞を申すな」がこんなに聞き心地が
いいセリフだとは思わなかったです。
すごいなー、縣くん・・・舞台上のその存在感と声はそのままに(あと顔も)
きっと素直でいい子なんだろうなと思います。
もう水やったらやるだけ育つタイプ
(大物感すごい)
目下の興味は「縣くんが恋愛をしたら」です。
みちるこはるにはいい意味でも悪い意味でも
「興味一切なし!!!」という
ピシャリ感すごくてもう逆に気持ちいいくらいだったんですけど
そういう男が崩れるのもまた一興だと思うし
さーて縣君の恋愛の先は!!???(サザエさん)
みちるこはるで身を崩す縣高杉・・・うん、いい予感しかしない(笑顔)
長くなったので次に続く。え?すみれ話が長いから?
次は各キャストを短くコンパクトにまとめました。
(本気で努力した)