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宙組「エリザベート」シンプルだけど、人々の熱い思い。

10代のころは大好きだった「エリザベート」。

それから人間という生き物は年を取り、なんだかんだ経験して、

若いころは大好きで共感もできたキャラクターや登場人物にも

感情移入できなくなったり、また別のキャラクターの魅力に気づいたり。

 

そうして20年。私も年を取り、好きなことをして見てエリザベートと共に

タカラヅカを離れたりもしながらも外部も新演出になるまでは

欠かさず見ていたりそれなりにエリザベート大好き人間だったのです。

 

映像では何度も見ているしストーリーはひとりエリザベート

できると自負するくらいナンバーも歌える(※テキトーです)

ちなみに十八番は宙組ゾフィー出雲綾さんの

 

「顔は洗ったの!!!!!????」

 

と大声で怒鳴るセリフです(使い道がない。)

 

と、いうことで今回の宙組さんもそれはそれは楽しみにしていました。

口では「エリザは、エリザだから。」といってても

何回見ても「ミルク」は鳥肌が立つし、ヴィンティッシュの扇交換は泣けます。

 

と、いうことで最初で最後の宙組エリザベート」。

ルドルフは蒼羽りく。っていうか、りくで行くしかないよね。

(「ホッタイ」海馬100%りくだったあくるさん)

本当はずん様もあっきーも見たかったけど、我慢です。

 

宙組は仕方ない。」といいつつお金の使い道は、計画的に。

(※裏は雪組別箱です)←それかっ

 

全体的な感想。

 

さっぱり!!!!シンプル!!!!

余計なもの何にもない!!!!

 

これにつきます。

でも、淡泊ではない。ちゃんと温度があるし感情の起伏はある。

役者陣も変な癖がなく素直に演じられる人たちが中心になっているので、

イケコ風に言えば「そぎ落とされた」エリザベートていうのは

本当だなぁと思いました。

 

まぁ様もシンプルにアジエンストート(神の毛サラサラ)でとってもストレートに

愛を表現しているし、ダイレクトにシシィにアタックしている。

若いころ見たときはトートの解釈が難しくて「何がしたいの、トート閣下?」と

思っていた部分もあったのですがまぁ様のトートは余計な癖がない分、

想いも伝わってくるというか。ある意味成人男性の人間味があるトート閣下だな、と。

 

青い血というより、無色透明のサラサラの綺麗な液体が流れているような

トート閣下です。すごく育ちもよさそうだよね。

セリフ回しも癖がなく、聞き取りやすく

いいとこの子のトート閣下っぽい(笑)

 

それがまぁ様の魅力よねえ。閣下をやっても粗野にならず、品があるというか。

ちゃんとご両親にしつけされて育てられた閣下。そんな死神いるのか。

ていねいに演じてるのがすごく好感度が高いです。

きっとね、付き合ってみると性格いいよ、まぁ様トート。

すっごくきれいな夜景とか

連れてってくれそうだよ。(※それ中の人)

 

見る前からわくわくしていた真風涼帆フランツ。

 

そりゃー、金髪にしたところで勝算見えたでしょ。

 

的な。最終通告でトート閣下と戦うゆりかフランツにも

ドアの前で「開けてくれ・・・」って訴えてるのに(ものすごくイケメン顔で)

「絶対あけへんからな!!!!」って頑なに拒否するみりおんシシィに

 

「なんでゆりか開けてっていってんのに開けないの!?」

 

という謎の感情があふれました・・・。

 

たぶん、私ゆりかちゃんのことが好きすぎるんだと思う。

 

自分でも思う。中の人の好感度で決めちゃいけないと思っているけど、

 

私基準で考えて「フランツ!!!!!!好き!!!!!」

 

っていうテンションになってるんだと思う。ダメやん。

「嵐も怖くない」なんて何度キュン♡としたことか・・・。

私もゆりかちゃんからネックレスもらいたい・・・。←完全にアウトの人

 

しかし、真風さんの軍服の似合い度は何事なんだろう。

マジ国宝レベルだと思う。水色も白も晩年の黒もステキすぎる。

「真風涼帆フランツヨーゼフコレクション」誰か作って・・・(ルサンク買って)

 

あいちゃんルキーニも変なイタリア人気質が入ってなくて(笑)

するっと入ってきます。ただルキーニにしてはアクがなさすぎるかなー?

いや、歴代のルキーニが濃すぎたんだよね。

変に浮いてなくてルキーニだけ時が止まっているのに、

風景に溶け込んでいる。あいちゃんルキーニは誰とでもお友達になれそうで

コミュ力の高いルキーニだわ~。

ルドルフとラインアカウント交換とかしてそうだよね。

もちろんツェップスさんとも仲良くなりたいんだけど残念、

ツェップスさんガラケー的な。

(ねつ造)

 

そして、最も語りたい今回のルドルフ・蒼羽りく。

 

りくルドは、フランツをはるか超えるマザコンフランツだった・・・・。

じゃっかん、引くくらいだった・・・・。(※個人の感想です)

 

ママ(シシィ)への思いが熱くて、待ちわびて待ちわびてやっと

帰ってきてのときのテンションの上がり方ハンパない。


こっちまで「よかったね!!!りくよかったね!!!ママ帰ってきたね!!」

 

ってなったわ・・・孫を見る目で・・・。

 

この世の正義はママ。くらいの熱さがあった。

 

あと、りくってあんまり「皇太子」みたいなイメージがなかったんだけど

ゆりかに新聞やぶられた後の「この世には神も仏も存在しない・・・」

っていう「絶望」という文字の背負い方すごかった。

 

なんつーか・・・病んでた。

 

あれ?これ楽屋であいちゃんのスマホ持ってピカチュウゲットして

あいちゃんさんを喜ばせたイケメン蒼羽さん?レベルであった。

ルドルフってすごいね・・・人格変えちゃう役なんですね・・・。

 

へこみまくって寝込むルドルフ。

 

新しいわ・・・。ちなみにプログラムのりく超イケメンルドルフなので

ぜひご覧ください。(贔屓目)

 

しかし、りくさん本当によくなった。いつのまにそんなに成長したんだ。

うっかり「りくなwwww」って草生やせねえよ・・・。

ダンスもキレッキレのりくルドルフ、ぜひ検討を。

 

エリザを語る上で外せないのは「マダムヴォルフのコレクション」

 

うららさま・・・歌えてたよ・・・!!!!

 

もう根性と力技でねじふせたマダムヴォルフだった。ステキだった。

完全に、鳥たちを取り仕切っているマダムだった。

しかし、マダムが一番上玉であるのも事実だ・・・。

 

最後にルキーニに噛みつくようにキスするところ、

あいうららの真髄見えたよね。

 

もう完全に手綱はうららさまが握っている。

 

そんなマダムに操縦されているあいちゃんがたまらなく好きです・・・。(フィルター)

 

ここからは箇条書き。思い出されることをいくつか。

 

・革命家チーム、春瀬央季くんがジュラをやっていることによって

ジュラって結構しゃべってたんだー・・・と気づく。

ちなみに、あの革命家チームは歴代稀に見るイケメン揃いだ。宙組怖い。

 

・ずん様のカゲソロ「最後のダンス」が絶品だった。

ずん様のカゲソロが舞台を支配していた。閣下、ノリノリで踊り狂うの巻。

 

・黒天使を眺めていると入ってくる、和希そら。

あの子末恐ろしいでしょ・・・私黒天使をガン見したの初めてだから・・・

なにあのゼロの顔・・・そらじゃないんじゃないの?(そらです)

 

・もえこ(瑠風輝)がえっらいイケメンだった。

すらっと背も高くて歌える。何あの子スーパースターなの?

とんでもないのいるよ?

 

そうして、私はパレードでりくがルドルフ軍服着て真ん中から

降りてきた瞬間、目頭おさえましたね・・・

 

あの子はエエ子や・・・ピカチュウつかまえて・・・(結局それかい)