MENU

グズグズ悩むな、前へ進め!!真咲さんの背中を見つめて走った。それが真咲さんのすべてだ!ありがとう

さて、数時間前の私はアメーバの画面で固まっていた。

何をそんなに私は怖がっているのだろう。
なんでそんなに私はキーをたたけないのだろうか。

あるならば今日である、と散々話していたのに、それでも実際事実を
突きつけられると怖さと寂しさで動けなくなるのです。

私はいつもそうです。

蘭寿さんのときも、壮さんのときも、かなめさんのときも柚希さんのときも。

100周年の組のトップスターはいなくなってしまうのですね。
5組のトップがそろったあの写真。
とうとう、最後の一人がいなくなってしまう。

誰よりも自家発電がすごくてキラキラしていて、まつ毛が長くて顔が小さい。

早口の関西弁で流れるような挨拶にいつも
「すごいなー、私もあんな風につっかえずに話したい」と思ってきた。

誰よりも月組が好き、私の組最高!私が楽しければみんな楽しいやろ?
といわんばかりの笑顔に、いつも私は元気をもらっていました。

いつも自信に満ち溢れてて自分の力を信じてここまできた。
私には私のやり方がある。
そんな真咲さんがとってもまぶしかった。

真咲さんはいつもまっすぐだった。
誰にもまね出来ない生き方をしてる、誰よりも強くて
でも、誰よりも影で涙を流してきている努力の人でもあると思う。
今の真咲さんがいるのは、自分を信じて一本の道を走ってきたから。

たった一本しかない道を迷わず外れず、4年間猛スピードで
走ってきて、気づいたらここにいてん、と笑ってそうで。
誰よりも強そうだけど誰よりももろい心を持っているから
あそこまで強く自分を奮い立たせてトップスターでいれるのだと思う。

いつも真咲さんのエピソードは強烈だ。

こぼれてくるお茶会の話、挨拶、ニュースのコーナーなどで見せるくったくのない笑顔で
好きなことを話しまくる。

人はうまく言えないことも、真咲さんなら嫌味なく話せることもたくさんあった。

「あの時大変やってん」と話す真咲さんは、全然大変そうではなくて
それを楽しんでいる余裕さえ見せた。
けれど、そういうふうに見せてきたのは、見えたのは
真咲さんの努力と人柄なのだと今思う。

いつも余裕でなんでもいつでもあけっぴろげに話してきた真咲さんは、
誤解されやすい人かもしれない。
あそこまでのクオリティを維持するのは大変なことなのに
それを見せず、いつもくったくなく笑う真咲さんに私たちはずいぶん救われてきた。

真咲さんは「大変だった」とはいうけれどそれから「逃げた」りはしなかった人だと思う。

100周年の4月公演、スタートは月組で当時のトップスターでは一番真咲さんが下級生だった。
3本立てで各組の上級生のトップスターを迎えるホスト役もして、
ものすごいプレッシャーもあっただろうし逃げ出したくなるのが人間だと思うのだけれど
真咲さんは逃げなかったし、立派に「100周年のスタート」の公演を
千秋楽まで導いた。

そして、101周年スタートの公演も何の因果か月組で、トップスターは真咲さんだった。

フレンチミュージカルの日本初演で演出は小池先生で初舞台公演で、
これ以上真咲さんにどれだけのものを背負わせる気だよと思った。

だけれど公の場で真咲さんは弱音は絶対吐かない人で、
ナウオンで「大変やってん!」と笑ってた。

真咲さんの「大変やってん!」

全然大変そうに聞こえないし、見えない。
ずっとずっと真咲さんはそうだった。
ずっとずーっと真咲さんはそうやって、舞台に立ち続けた。

真咲さんだってプレッシャーで押しつぶされそうな日もあっただろうし
泣いて「出来ません」といいたい時、あったんじゃないかな。

緊張で眠れない日もあったと思う。

でもそんなことを微塵も感じさせない真咲さんは「超人」であったのだと思う。
「超人」だけれど、「努力家」で「我が道は振り返らない」けど
「でもそこは反省してん」とか時々言って真咲さんも人間なんだと私たちも安心して。

やっと休憩できる時が来たのかもしれない。
でもその休憩、私はまだしたくなかったかもしれない。

真咲さんが突っ走る後ろ姿、見るの好きでした。
あんまり人の話を聞かなくて(笑)「あんな、あんな」「聞いて、聞いて」
という真咲さんが、人間としてちょっとうらやましかった。

あんなふうに生きられたらなあ。
真咲さんのように生きたいなあ。

天真爛漫に、自由に、自分の生きたい道を堂々と。

だけれど、その代わり自分の責任、組子の責任、月組の責任ははすべてとる。

それを有言実行してきた真咲さんがとても眩しかったです。
そう思っている人、きっとたくさんいる。


「NOBUNAGA」、本当に楽しみです。
信長のように我が道を信じて最後まで突っ走ってください。

そんな真咲さんを、一生懸命追いかけているときが私たちは最高に幸せです。

細くてぽきんと折れてしまいそうな体なのに、
頼もしくて絶対期待は裏切りません!と言い切る背中を初日に見せてくれる真咲さん。

あなたこそ、100周年に一番下級生だったけれど、誰よりも
たくましくて頼り甲斐のあるトップスターだったと思わざるを得ません。


とりあえず・・・

最後のタカスペを楽しんでください!
真咲さんが楽しければ、それが最高のパフォーマンスです!!

龍真咲、「Forever LOVE!!」