いつも通りの朝でした。起きて、ごはん食べて、
タカニュ見て。
もう一度言います。
タカニュは私の朝の「いつもどおりの」メニューです。
でも運命って時に人の人生の歯車狂わしますよね。
タイミングってほんと大事。そこに直子がいたこと忘れてましたから。
そこに直子いること忘れてましたから。(2回目)
あとあと、これが大問題になるとは夢にも思わなかった。
私はいろいろ注意欠陥のところがある、と中学のときの担任に
言われたこともある。
見る番組は選べ。
周りをしっかり確認するんだ。
そして、直子の視線を感じたらとりあえず様子をうかがえ。
その三箇条をすっかり忘れ、私は
ゆりかウバルド様のかっこよいお姿に目を潤ませていた。
しかし、同じリビングで違う人に恋をした女がいました。
いつもは休日この時間(7:00)に起きていない直子が起きていて、
私の背後からタカニュを見ていたこの事件は
6.6事件として扱うべき事件ではないか。
2015年6月6日 直子がタカニュを見る。
そして、なぜか、朝夏まなとさんが映った瞬間
「ハァッ!!!!!!!!」
と息を飲み、自分のスケジュール帳を確認しだす。
「この日のチケットを押さえてください!!!!(キャッシュ8300円)」(92度お辞儀)
これが、6.6事件です。
今度歴史の教科書に出てくると思いますので学生の皆さんは
よく復習しておくように。簡単な事件なので覚えるのも楽です。
直子が久方ぶりにタカラジェンヌ沼に堕ちましたよ、というただの笑い話ですから。
①ラダメスまぁ様を目撃した瞬間「この方のお名前は・・・?(震)」
聞きなれた声だったが震え方でただ悪い予感しかせず振り向いたらやつがいた(直子)。
②「あ、朝夏まなと・・・」「朝夏さま!!!!(奇声)」
勝手にヅカファンスキルが上がっている直子。(好きな人「様」付け)
③「朝夏さまはトップなの!?」「はい、この公演から・・・」「アタックチャンス!!!!!」
直子は何を隠そう「アタック25」を20年見ているスペックを持っている。
チャンスはなんでも「アタックチャンス」。
時代のうねりは直子には関係ない。
④「これはいつやっている公演なの!?」「き、昨日から・・・」「ジーザス!!!!!」
関係ないが、妹が四季ヲタになってから(四季の)舞台鑑賞が趣味になりつつあるので
言葉がいちいち劇的。
直子は母音を噛みしめる四季的発音で日常を送る。
⑤「ハッ、7月はアラジン・・・でも・・・これは今しかやってないのよね!?」
「そうですね、一か月後には千秋楽ですね。」
「行くわ(即答)」
我が母ながら、これはれいこに宝塚受験を許したご両親くらいの英断だと思います。
っていうか、直子いわく「宝塚、公演みじけーよ!!!!」
・・・ほんとだよな。(「星逢一カ月ちょっきり」という現実に直面している娘)
⑥「チケットってとれるの?」「待ってフィナーレが・・・フィナーレを見ないと・・・」
「その前に朝夏さまです!!!!!」
フィナーレの「MAKAZE5」を見たい娘を遮って、オンラインチケットを
確認せよとせかす。そのくせ自分は燕尾のまぁ様から視線を外さない。
なんだ、この矛盾。
⑦「あ、大丈夫」「よし、これで7月は整った」
直子の何が整って何が整っていない状態なのか、もはや私には理解できない。
⑧「ところで朝夏さまはどこの組の所属なの?」「宙組で」
「今すぐ朝夏さまの代表作を!!!!!見ようか!!!!!(娘の言葉を再び遮る」
たまたま今日は直子完全休日という、タイミングの良さを
今回ばかりは私も神様を呪う。
⑨
あ「えっ、なにがいいかな(嬉々として自室へDVDを取りに行く)」
直「朝夏さまがかっこいいやつを!!!!!!(即答)」
あ「あ、まぁ様は全部かっこいいから(真顔)」
直「あ、すみませんでした(真顔)」
これが実話なのが神様の存在疑うよね。
⑩
直「まぁ様?」
あ「朝夏さんの愛称だよ」
直「まぁ様・・・!!!!!!神々しい響きだわ・・・!!!!」
あ「(聞こえないふりをして)すいません、最新作買ってなくて・・・
オススメは個人的にはお芝居はブラームスの生涯のやつか、
ショーの最新作の「フェニックス宝塚!」なんですけど」
直「よし、ブラームスは今すぐ見て
ショーは今すぐ買ってください(即答)」
あ「かしこまりました(アマゾンつなぐ)」
いつのまにか「宝塚はショーが楽しい」というセオリーをなぜか習得している直子。
Q 6..6事件が起こった結果、今の現状を説明せよ。
直子が朝夏まなと(昨日お披露目)にハマりました。
・・・以上が、私も真実として信じられないこともありますが楽しい毎日を送れそうな予感がする
今日の備忘録であります。
直子に聞く。(BGM:情熱大陸のテーマ)
Q 蘭寿さんとは
「忘れることができない恋人です」
Q では、朝夏さんとは
「目が離せない未知の息子です」
これが、6.6事件の全貌である。(聞き手:あくる)