TRUNK DIARY -ナナメカラタカラヅカ-

宝塚見て早半人生。まだまだ未知の世界すぎて幸せ。

あきらめないで、前を向こう。年末の人事異動。

タカラヅカでの人生は、配属先で決まる。



そのセオリーが崩れています。ちょっと前までは、その組でどれだけ輝いて、

どれだけ自分の居場所を確立させ、お客様の記憶に残る自分になる。


それが一番だったはずなのに、それでよかったはずなのに

今は「組替え」という人生の大事件を経験しなければスターではない、と

劇団に言われているようです。生え抜き、という言葉は古いのかもしれません。



タカラヅカに入ったからには、上を目指してほしい。

それが私の考えです。上というのは、何が何でもトップという意味ではない。

名脇役もありだし、宝塚なんだからショーで自分を魅せる方法もある。

(ショーの魅せ方はお芝居の魅せ方にもつながります。

だから宙はあれだけの人材がいるならショーをもっとやってほしい・・・)


たったひとりでも、「なんかあの子目がいくなぁ」ということを残したもの勝ちです。

結果それが次の公演につながるわけで。


そういう意味で、「常に前を見ることを忘れず、ファンもあきらめず、

努力を怠らず邁進し続けたタカラジェンヌ」、北翔海莉さん、みっさまがトップになったのは

当然かもしれません。ただ、そのなった組が星組という今のタカラヅカではちょっと

珍しい組だっただけなのかもしれません。


正直に言いますと、私は今の宝塚でちょっと浮いている存在の星組が大好きでした。


「浮いている」


というのは、いい意味で、です。

一番は、何度も言っていたように「柚希-紅-真風」という番手がはっきりしていたことです。

見る方に優しく、絶大な安心感のあるピラミッドでした。

柚希が君臨し、そばに紅と真風が必ずいる。その安心感はなかなか

今のタカラヅカでは固めることができません。


だから、柚希を継ぐ者は紅ゆずる。


それが当たり前であってほしいタカラヅカであったし、星組であってほしかった。


みっさまトップ就任はされるのは嬉しいことであるし、努力は報われる、

ということを証明してくれた勇気になる人事。中の人にとっても、ファンにとっても


「あの時みっさまはトップになったよね」


という言葉がファンの間で後々交わされるトップスターになることは間違いない。


ただ、紅さんを応援してきているファンの方は正直複雑なのはわかります。

このタイミングを逃した。もうだめかもしれない。


でも、それは間違っています。


ここでファンがあきらめたら紅さんが終わってしまう。それだけは避けなくてはいけないことです。


私も、1年前は先が真っ暗になった覚えがあります。

正直明日海さんが組替えできたときは、頭の中が真っ白になりました。

だめかもしれない、と本気で思いました。


でも、あきらめないこと。


タカラヅカのすごいところは、劇団が決めることはしょうがない、ではなく、

劇団を動かすのは実はファンである、ということ。

劇団は時々無情なことをして私たちをガッカリさせますが、

それでもこれだけのファンをつなげているのは

やっぱりちゃんと「私たちの会社を支えているのは応援している皆様のおかげです。」と

いう態度は崩していないところだと思います。それが100周年も続いた証でもあると。


意外と劇団はちゃんと見ています。誰を上げて、誰を保留すべきかと。


紅さんの場合は


「これからもっといいスターになる。絶対に見にきた人全員を魅了する力を

持っている、力のある人材」


と、認めている証でもあります。それはゆりかちゃんにもいえることです。


紅さんファンの方、絶対にここであきらめないでください。

紅さんは前を見ることができる人であり、それが報われるスターです。



ってきれいごといってんじゃねーよ、と思われるかもしれませんが

本当に紅さんのタカラジェンヌ人生は、波乱万丈です。

そもそもスター紅ゆずるはぽんっと生まれた奇跡のスター。


その奇跡のスターは、実力派のみんなから愛されるスターになっています。


あのトーク力と素晴らしい突飛な発想、そして手堅く面白い役作り。

見てて飽きないし、いつも私たちを楽しませてくれる。

100%どころか120%の力を全力で魅せてくれるのです。


トップ北翔海莉、2番手紅ゆずる。

カラーとか、芸風は違うかもしれませんが、前向きに考えてみればめっちゃくちゃ

面白い芝居が見れそうな気がしませんか。私はします。



ただ、そこに真風涼帆がいないことが残念なのですが。



真風涼帆、宙組異動。


正直星組が真風を手放すとは思っていなかったので、「マジかよ!?」となったのですが

この異動、宙組にとってもいい風を吹かせる存在になるのではと思います。

ギッチギチの周りを見渡せば敵ばかり、だった状態の星組下級生時代の

「負けるもんか、やめるもんか」という真風の根性を

今あらゆる意味でゆるゆるの宙組を変える人材がやってきた。のではと。


宙組変わります。なんといっても、佐賀のど根性のまぁ様と熊本の女真風涼帆の

ガチンコ芝居がとっても楽しみだし、いい刺激になる。

宙組がいい意味でピリリと締まる瞬間がきました。


なにより、ショーで新公だけど真ん中を経験している真風は即戦力になる。

まぁ様の真ん中ショーをとても期待している分だけ、二番手真風の

星組の釣り」は宙組生には勉強になるはず!頑張れゆりか!!



七海ひろき、星組異動。



もしかしたら、宙組初めての生え抜きトップかも・・・?と思わせた人材、七海ひろき。

宙組のかいちゃん」しか知らないし、ファンの方も戸惑っているかもしれませんが

かいちゃんにとって私はいい異動だと思っています。

きっと星組生にとって宇宙人のような存在だろうけど(笑)

今、「浮いている」星組のいいスパイスになると思うしギッチギチの星組

いい意味で緩和させる力も持っていると思うし。


正直なところでは、まぁ様の横でほんとにうれしそうにしているかいちゃんを

見れなくなるのは残念ですが大丈夫!しどりゅーいるから!(フォローになってない)


宙組でほわほわと育ってきたかいちゃんを、星組さん特有のギチギチ感で

かいちゃんも変わると思うし、チャンスです。七海ひろきの新しい引き出しガンガン出てくると思います。



と、一通り偉そうに語ってしまいましたが。


今、私が言えることは「頑張れ!とりあえず、みんな頑張れ!!!!」です。



最後になりましたが。


みっさま、ふうちゃんトップスター就任おめでとうございます。




そして演目が「大海賊」っていう・・・まあなんともアレな・・・。


東宝版は映像、全ツは生で見ましたけどまぁ、なんというか

「A先生だな。」としか・・・ヒロインの名前さえなんだったっけ?という記憶・・・。


見終わった感想といえば、「リカさんの香水が劇場に漂っていました」。

これ、日記につけてたわ・・・。(観劇ノート読み直したら本当にこう書いてあった。

なんとか芝居の中身に集中して、私・・・)



瀕死の状態で「海が見たい。」というヒナミフウ。




・・・あああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(漏れ)