TRUNK DIARY -ナナメカラタカラヅカ-

宝塚見て早半人生。まだまだ未知の世界すぎて幸せ。

8月31日、壮一帆卒業。

「2014年8月31日」


この日が来てほしくないと、何度もカレンダーを見ては溜息をついていました。

この日がくれば、魔法が解けてしまうから。


しかし、何度見ても印は動くことはなく。日付が延びることもなく。


正直、名古屋行きの電車に乗った時は憂鬱感でいっぱいでした。

バッグには少しいつもより大きめのハンドタオルと、チケット。

いつもは壮さんがおっしゃってた言葉、


「かばんには財布と携帯、そして夢と希望」。


その「夢を希望」を入れることを忘れていたと思います。


今日これを見たらもう男役壮一帆を見ることは私がいくら長生きしても

無理なんだ。一生見れないんだ・・・。

こんなことを思ってたと壮一帆が知ったら激怒すること間違いなしなんでしょうけど。


観劇歴が2ケタになって早数年。こんなにトップスター退団に思いを燃やしたのは、

初めてかもしれません。


雪組トップスター、壮一帆。トップ娘役、愛加あゆ。

スター、未涼亜希。次期トップ、早霧せいな


ぼんやりと、ムラ初見の日を思い出しました。

発券機で発券して、扇状になった「前田慶次」「マイドリームTAKARAZUKA」のチケット。


全部を見ることができるだろうか、の不安と

「私の人生これで大丈夫だろうか・・・」というちょっと現実に戻った瞬間。


この複雑な思いを、きれいさっぱり拭ってくれたのは壮一帆と愛加あゆ、

そして雪組生でした。


「今しかない。この瞬間は今しかない」


大事に大事に見たつもりです。一回一回を噛みしめながら。


ライブビューイングで見終わった時も、その初見の日を思い出しました。

私の中での壮一帆トップ期間1年8か月は、大切な宝物です。

人生でこんな楽しいときはなかった!と思えるくらい。


人生とか、なんとオーバーな、と思われるかもしれませんし、大げさだよ!とも

人生の先輩たちに怒られそうだけど、間違いなくキラキラと輝いていた

壮一帆雪組時代。私の宝物だから、誰にも文句をいわせません。


中継が終わった瞬間は立てませんでした。

でもなぜ立てなかったかっていうと、後悔とか悔しさとかのマイナス感情ではなく、

感動と「ありがとう」の感謝の気持ちからです。


壮さんの笑顔を脳に焼き付けて、帰ろうと思ったからです。




今、スカステで壮さんのラスト出を見終わりました。


果てしなく、幸せで。その笑顔は嘘偽りなどではない、と思わせる

はちきれんばかりの笑顔で。最後なのに、スタートに思わせる壮一帆の笑顔でした。


私も気持ちを切り替えてきれいさっぱりに、次への観劇につなげられる。


また、バッグに「携帯とチケット、オペラと財布。そして、夢と希望」


いっぱい入れて、今度壮さんはいない雪組をまっすぐと

素直に見れると思います。壮さんはいなくても、壮さんの魂は雪組に残ってる。

雪組生が、受け継いでる。次の早霧さんが、キラキラと魅せてくれる。


壮さんの最後のお願い(命令?)の、「私の前では泣くな」。


中継が終わり、名古屋駅に向かう途中でその約束をやぶってしまったことを

ビルのウインドウで知りました。

目元がマスカラで真っ黒、ドロドロになってました。


自分でも笑っちゃうほど、すごい顔をしていました。


壮さん、今日だけは、泣いてもいいですか。





そう思いながら、東京でガードをしているファンの方々や見送る雪組生に

魂を飛ばしました。


今、この瞬間。



ありがとう、壮一帆


そういう感謝の涙なら許されると思ってもいいですよね。


トップスター期間1年8か月、含めて19年走り続けたあなたを、数年空いたり、離れたりもしたけれど

私は見届けることができて幸せでした。


壮さんは雪組ファン、いや、タカラヅカファンの誇りです。





お前が



好きだ!!!!!!




19年間、ありがとうございました。





雪組トップスター 壮一帆



2014年8月31日、ご卒業おめでとうございます。