TRUNK DIARY -ナナメカラタカラヅカ-

宝塚見て早半人生。まだまだ未知の世界すぎて幸せ。

花組「ラスト・タイクーン」①みたか蘭寿とむ最後の理想の男

と、いうわけでなぜか今頃花組さんを見てきました。
(何度も言うけど、あなた誰のファン?)

まず、作品の良し悪しはともかく

「久々のいろいろなことが安心して見れるトップサヨナラ公演」

でした。
トップ蘭寿さんの実力はさることながら、次期が決まっていて、
その公演に二番手で出ていること、次の作品も安定した作品であること。

なにもかもに納得できる環境で、サヨナラ公演らしいサヨナラ公演であること。

退団者のことを考えて作品が作られている、アテガキということ。

原作は未読なので原作ファンの方がどう思われたかはわかりませんが、
蘭寿さんのために作られて役が書かれていて、そして1番は、

1番に輝くべき存在トップ蘭寿とむ
無条件にかっこいいことです。

宝塚はこうでなくちゃ、ピラミッドを崩してはならない!
そういう当たり前のことを実感させられた公演です。

トップが1番、順当に担う方々がいる安定感。

これがどれほど大切か、実感させられました。
現トップが、次にバトンを渡せる環境がしっかりある。
改めて、「安定」の二文字を体感しその安定のために努力を怠らないこと。
そんなことを、最近忘れがちででもそれって忘れちゃいけないんだな、と花組さんを
見て思いました。

私は、車に乗ってサングラスをかけ自分の家(立てかけ)を恋人に自慢する
花組トップ蘭寿とむを一生忘れません。
めっちゃかっこいいじゃん。

・社長椅子に座る蘭寿とむ

スポットライトを浴びて社長椅子にどっかり腰を下ろし、
すべてを思い通りにしてきた男、モンロー・スター。
その大人の男を蘭寿さんがやるとこうもかっこいいのか!と最後にして見せつけられました。
衣装のスーツはももちろんかっこいいけど、衣装でごまかせられないスーツ物で
これだけのかっこよさを魅せれるのはやはりキャリアがものをいうと思うのです。

男役の円熟味、それでも滲ませる渋さ、ザッツ大人の男。

そして蘭寿さん、意外ですけど社長椅子なかなか座らせてもらえてないんですよね。
意外と社長的な役をしていないので、それが最後に観れて嬉しかった。
トップさんが偉い役は嫌いじゃないです。社長椅子、大歓迎です。

フェミニスト・モンロー

モンローは仕事には厳しいし、自分の目を信じているのもかっこいい男。
こいつは使える、と思ったらずっと自分のところに置きたがるし
うまくいかなくてもほったらかしにはしない。
しかも、自分のおかげでお前就職できたんだぞとも言わない。
なんだこのかっこいい男。


こんな仕事の仕方をする男性がどこにいるっていうんだよ!
うちの男性社員にモンローの爪の垢を煎じて飲ませてやりたい!

…と、思われるOLさんも多いと思います。

全く、同感です。

・恋に一直線 モンロー

仕事もなんでも直感が大事、モンロー・スターは何があってもチャンスを逃しません。
ピンチこそチャンス。思ったら吉日。
モンローの人生教訓はこれで間違いないです。

女優がいない!→作ってしまおう!

こういう考えの持ち主、モンロー・スター。
彼は毎日がめざましテレビの占いで1位ですね。はい、了解です。

そんなモンロー、自分が作った女優に約5分で結婚します。
早いです。私が大ちゃんの問題を考えて、その答えが出るのが5秒なのですが
モンローは5分で人生を決めます。

最初はミナ。

あまりの早さに人間人生時間じゃないなと、改めてモンローさんの
即断即決さに舌を巻きました。(これ芝居)。

2度目、キャサリン

モンロー、本当にブレないんです。
自分が間違えたのに人違いだとわかるとさっと帰ろうとして、
キャサリンが現れるとすぐ言いよるんです。モテる男は違います。
モンロー、狼の目になっていました。

モテる男は違います。

(なぜか大事でもないのに2度いう)
でも言い寄られてもキャサリンは戸惑いこそ見せますがはっきりNOとはいいません。
もう30分後にはモンローの色気に降参してます。

結果、モンローに夢中になってます。

あーあ、タカラヅカマジック。トップがものにできない女などいません。
それにしても、モンローにあんな風に迫られたら誰でも身を捧げると思いますけどね
(ブロンソンさんがいてもいなくても)。

結婚しよう!で、足を伸ばしてモンローさんに抱きつくキャサリンがかわいいですね。

そして、幸せそうにキスするモンローさんもかわいいですね。(かっこいいの間違い)。

だめんずウォーカー・キャサリン

とことんだめんずウォーカー、キャサリン
ロンドンでは身を売られそうになり、アメリカに来たらブロンソンさんにすがる。
これはあれです、根っからのだめんずウォーカーなので
私たちが救えるレベルではないのです。
救えるのがモンローさんのみ、というのがドラマチックでいいだろ、と生田氏に
言い聞かされている様です(そしてその暗示にかかる我らヅカヲタ)。

バカにつける薬はない、というけど、だめんずウォーカーにつける薬もないな、と
モンローとの海辺の立てかけの家で歌うナンバーでほろりと泣きそうになったのは
私だけでしょうか。

キャサリン…ほんっと、ブロンソンさんはあかんやつやで。
こんなんよくYahoo知恵袋の相談で見るやつだもん。(リアル)

・ところで唐突すぎないか、モンローとキャサリン

展開的に「尺足りねえよおお!!」という生田氏の叫びが
聞こえてきそうです。
もっとじっくりモンローとキャサリンの愛の育みを見たい気もします。
まぁ、ブローディの浮気やら労働組合やら描いてたら尺足りなくなるのは当たり前か。

特にモンローさんがキャサリンにモーションかけるのが早い!
私の脳裏に「人は見かけ」という言葉が浮かびました。

ミナに似てるからってあそこまでイケるモンローさんが僕は怖い。

でも、蘭寿さんだったらゆるーす(お決まり)(だから誰なのあなた)

次回、89期きってのイケメンのオフィスラブ(古い)、
クズ男の始末の仕方、親の情事を目撃してしまった大学生の話。



の、三本です。じゃーんけーんぽーん。