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【スター考察シリーズ】柚希礼音、男役をするために生まれてきた!

CSで放送されていたチャリティコンサートでハスキーボイスで歌う柚希を見て
「この人声がセクシーねえ、好きな声だわ」と絶賛した母(宝塚興味なし)ですが、
約12年前の「イーハトーヴ 夢」のザネリの子だよと言っても
信じてくれません。どうしたら信じてくれるでしょうか。(会社員・だいもんさん大好きさんより)

「イーハトーヴ」は上演当時学生だったのでひとりだと危ないからと
母と一緒にムラで観劇したのですが母の方がすっかりねったんにハマり
ビデオまで購入しましたがいまだにあの頃の研3の柚希礼音が
ザネリをやっていたと信じてくれない。

「だってザネリ声高かったもん。もっとふっくらしてたし」

・・・母よ、だからね、人間成長するもんなのだよ・・・
私だって背伸びたしさ・・・母?母!!
今や宝塚をひっぱってる大トップスターだよ・・・

と、いうことでスター考察シリーズは私が今さら語る必要もないけど
星組の柚希礼音さんです。

【出会い】

上記に語った通り「イーハトーヴ 夢」(夢輝のあ主演・バウ)のザネリ。
通称「研3のザネリ」。宝塚スターになるために生まれてきたような
体格、ダイナミックなダンス、そしていかにも「ザネリ!!」という雰囲気(笑)

最初見た時誰だかわからなくて、プログラムで名前を探した(母と)
そして家に帰っておとめで見たら「この子研3だよー!!」とどうにもならぬこの驚き。
これは・・・これはスターだぞ・・・!くる・・・!!

それが最初の出会い。以来うちでは誰も「柚希礼音」というより
「研3のザネリ」の方が母はピンとくるようです(どうなんだそれ)。

アンドレ

新公で2001ベルばらでアンドレ役に抜擢されたときは本当にびっくりした。
「ついに来たぞ大物!」(だからタカラジェンヌをマグロ競りのような呼び名をするな)
私は当時映像だけで、歌も成長中という感じでたしかに
「新人公演!これは新人公演です!!」という感じのアンドレでしたが
もうなんていうかね、体もそうなんだけどもう包容力というのがかなりあって。

あと、どんな上級生でも怯まない勇気。
舞台人として大切なことだと思うのです。自分が下級生だとわかってる。
真飛さんとはキャリアが全然たりないとわかってる。
でも、上級生相手にひるまない。「私は私!」と割り切ってるところが
舞台人としてすごいと思った。「怖じ気づく」という言葉が柚希礼音の辞書にはない。

そして、今回の雪フェルゼン編特出でワイングラスが割れるほどの
熱演を見せる。包容力がハンパない。
あの、173センチの娘役1週間のかなめ姫を包む包容力!
フィナーレの小雨でもう柚希がかっこよくてどうしようでした。

【夢咲ねねとの相性】

これこそゴールデンコンビといえるのではないでしょうか。
新公や舞台上で陽月華とよく絡んでいたので
そのままウメといくのかなーと思ったら花の89期娘役ねね様を持ってきた。
そして、このゴールデンコンビは新たなジャンル「ラブラブトップコンビ」を
打ち出してきた。身長差もたまらないし、もう3年目だというのに
最近ラブラブ感がさらに増してきたように思う。
正直、柚希さんがこんなにラブストーリーが似合う人になるとは思いませんでした。
どっちかっていうと「ザ・新撰組!!」「男社会・体育会系!!」という
イメージだったので「共学で、勉強はできないけど体育では一躍スター」
「運動会の華」という固定観念がありましてね(笑)
まさか相手役をあんなに大事にしてくれるなんて私は思ってもいませんでした★

【ショーブラン】

ここでも安蘭けいさん相手に怯まない悪役を好演。
これで落ちた方も大勢いらっしゃると思います。かくゆう私も
「ショーブランが柚希だったから星スカピンは成功した」と思ってます。
あの実力派のトウコさんが相手でもアドリブを受け止める勇気。
素晴しかったと思います。あと力強い歌ね。たまんない。
いつからそんなに歌がうまくなった!?私何を見てた!?

【ラブシーン・レボレーション】

ちえねねコンビの醍醐味。それは何と言ってもラブシーン!
宝塚史に革命を起こしたラブシーンの数々。
「え?そんな顔を近づけて大丈夫?」
「え?そこまでいく?」
「え?もしかして柚希は男ですか!?」
「これはリアルカップルですか!?」

今の星組は5センチの魔法使いすぎです。
「めぐりあいはふたたび」のキスシーンとかすごかったもんね。
全ツ「激情」はあれはとっくにすみれコード無視ですよね。
なんだろ・・・この人にラブシーンやらしたら演出家も「お、おお・・・」と
顔真っ赤になりそう、もういっそのことサイトウにすべてゆだねてもいいと思う。
(サイトウさん、よくラブシーンというよりベッドシーンの演出がすごいと思う)
(個人的見解)

もうなんか・・・やりたいところまでやってくれ!
もう柚希のラブシーンオペラのぞきながら死にたい。(迷惑)